JP7099360B2 - Led駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、特性が異なる複数のLED光源を駆動対象とする回路に関する。
1つの昇降圧スイッチング電源により、特性が異なる複数のLED光源を定電流制御することを想定すると、電源とLED光源との間の通電経路にシャント抵抗を配置して、その抵抗の差電圧により駆動電流を検出し、電源のスイッチング動作を制御する構成が考えられる。
この場合、シャント抵抗の抵抗値が小さ過ぎると低電流時の電流検出精度が悪化し、抵抗値が大き過ぎるとシャント抵抗での損失が過大となったり、オーバーレンジにより制御できなくなる問題がある。また、大電流を流すLEDは一般的に内部の動作抵抗が小さいため、定電流制御する際に、昇圧比が高い領域ではPWM信号のデューティ変化量に対する出力電圧の変化量が大きく、デューティ変化量に対するLEDの駆動電流の変化量も大きくなるため、通電経路についてスイッチング素子をスイッチングさせるための電流フィードバック制御も含んで一巡させたゲインが上昇して、発振に至る可能性がある。
従来技術として、例えば特許文献1には、電流の検出精度を確保するため、1個のシャント抵抗を使用し、電流検出用アンプの増幅率を切り替える構成が開示されている。
特許第4735859号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、大電流を流す際にシャント抵抗の発熱が大きくなるため、許容損失の大きな抵抗素子を使用する必要がある。したがって、コストが高くなると共に、上述した電流フィードバック制御を含む一巡ゲインもシャント抵抗の抵抗値に応じて上昇するため、発振に至る可能性がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数のLED光源を駆動対象とする際に、駆動電流の検出精度を維持すると共に、発振を抑制できるLED駆動回路を提供することにある。
請求項1記載のLED駆動回路は、1つ以上のLED素子を有してなる1つ以上のLED光源を駆動対象とする。駆動制御部は、LED光源について選択された駆動形態に応じて、DC-DCコンバータからの駆動電流がLED光源に通電される状態を変化させる。直列抵抗回路は、DC-DCコンバータとLED光源との間の通電経路に配置され、電流検出部は、直列抵抗回路において発生する差電圧に基づいて駆動電流を検出する。
抵抗数切替部は、電流検出部に接続される直列抵抗回路における抵抗素子の直列個数を切替え、スイッチング制御部は、検出された駆動電流が、駆動対象に応じた目標電流となるようにDC-DCコンバータのスイッチング動作を制御すると共に、選択された駆動形態に応じて抵抗数切替部を制御し、前記直列個数を切替える。
このように構成すれば、LED光源の駆動形態が変化することに伴い当該光源に通電される駆動電流の値が変化した際にも、電流検出部に接続される抵抗素子の直列個数を切替えることで駆動電流の検出精度を維持できると共に、発振を抑制しつつ必要なダイナミックレンジを確保できる。
請求項2記載のLED駆動回路は、並列に接続される複数のLED光源を駆動対象とし、駆動制御部は、DC-DCコンバータからの駆動電流を複数のLED光源の1つに選択的に供給するように制御する。そして、スイッチング制御部は、選択されたLED光源に応じて直列個数を切替える。例えば、照度を切替えることを目的として複数のLED光源の1つを選択的に駆動することを想定すると、駆動対象とするLED光源に応じて必要な駆動電流量は異なる。したがって、選択されたLED光源に応じて電流検出部に接続される抵抗素子の直列個数を切替えて、必要な電流精度と電流フィードバック制御のループにおける一巡ゲインとのバランスを取ることで、発振を抑制できる。
第1実施形態であり、LED駆動回路の構成を示す図 LED光源の等価回路モデルを示す図 シャント抵抗回路の接続形態,及びシャント抵抗回路と電流検出部との間の接続形態例を示す図(その1) シャント抵抗回路の接続形態,及びシャント抵抗回路と電流検出部との間の接続形態例を示す図(その2) シャント抵抗回路の接続形態,及びシャント抵抗回路と電流検出部との間の接続形態例を示す図(その3) 第2実施形態であり、シャント抵抗回路の接続形態,及びシャント抵抗回路と電流検出部との間の接続形態例を示す図(その1) シャント抵抗回路の接続形態,及びシャント抵抗回路と電流検出部との間の接続形態例を示す図(その2) シャント抵抗回路の接続形態,及びシャント抵抗回路と電流検出部との間の接続形態例を示す図(その3) シャント抵抗回路の接続形態,及びシャント抵抗回路と電流検出部との間の接続形態例を示す図(その4) 第3実施形態であり、DC-DCコンバータの構成例を示す図(その1) DC-DCコンバータの構成例を示す図(その2) DC-DCコンバータの構成例を示す図(その3) DC-DCコンバータの構成例を示す図(その4) DC-DCコンバータの構成例を示す図(その5) 第4実施形態であり、LED駆動回路の構成を示す図 第5実施形態であり、LED駆動回路の構成を示す図 第6実施形態であり、LED駆動回路の構成を示す図 第7実施形態であり、LED駆動回路の構成を示す図 第8実施形態であり、LED駆動回路の構成を示す図
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態のLED駆動回路1は、並列に接続される2つのLED光源2(1),2(2)を駆動対象とする。LED光源2のアノードは、DC-DCコンバータ3の正側出力端子にシャント抵抗回路4を介して接続されている。シャント抵抗回路4は、2つの抵抗素子5及び6が直列に接続されて構成されている。LED光源2(1),2(2)のカソードは、それぞれNチャネルMOSFET7(1),7(2)を介してDC-DCコンバータ3の負側端子に接続されている。
LED光源2(1)は駆動電流値が大きく照度が高い光源であり、LED光源2(2)は駆動電流値が小さく照度が低い光源である。これらは例えば、車両のヘッドランプなどに使用される。制御部8を構成する負荷LED切替制御部9は、外部より入力されるLED切替信号に応じて、FET7(1),7(2)の一方を選択的にオンすることでLED光源2(1),2(2)の何れかを駆動対象として選択する。FET7及び負荷LED切替制御部9は、駆動制御部に相当する。
DC-DCコンバータ3は、正側入力端子と負側端子との間に接続されるインダクタ11,ダイオード12及びコンデンサ13の直列回路と、前記ダイオード12のアノードと負側端子との間に接続されるNチャネルMOSFET14とを備えている。すなわち、DC-DCコンバータ3は昇圧型であり、FET14は制御部8により駆動制御される。
制御部8は、電流検出部15によりシャント抵抗回路4に通電される電流を検出する。電流検出部15は、セレクタ16及び差動アンプ17を備えている。セレクタ16の入力端子は、抵抗素子5の両端に接続されており、同出力端子は差動アンプ17の非反転入力端子に接続されている。差動アンプ17の反転入力端子は、抵抗素子6の負荷側端子に接続されている。セレクタ16の切り換えはLED切替信号によって、つまりLED光源2(1),2(2)の選択切替えに連動して行われる。セレクタ16は抵抗数切替部に相当する。
差動アンプ17の出力端子は、エラーアンプ18の反転入力端子に接続されている。同非反転入力端子には、目標電流値設定部19より制御目標とする電流値に相当した電圧が付与される。エラーアンプ18より出力される誤差電圧errはフィードバック演算部20に入力され、操作量ΔDに変換されて次段の駆動パルス生成部21に入力される。駆動パルス生成部21は、操作量ΔDに応じたPWM信号を生成し、駆動部22を介してFET14のゲートに出力する。
尚、シャント抵抗回路4の接続形態,及びシャント抵抗回路4と電流検出部15との間の接続形態については、図3に示すように変形しても良い。図3Aでは、抵抗素子5の電源側端子を差動アンプ17の非反転入力端子に接続し、セレクタ16の入力端子を抵抗素子6の両端に接続して、同出力端子を差動アンプ17の反転入力端子に接続している。図3Bではシャント抵抗回路4を負側に接続しており、図3Cは図3A,図3Bの組み合わせである。以上において、エラーアンプ18から駆動部22までの構成は、スイッチング制御部26を構成している。
次に、本実施形態の作用について説明する。DC-DCコンバータ3について、スイッチング信号のデューティをDとすると、入力電圧Vinと出力電圧Voutの関係は、
Vout≒Vin/(1-D) …(1)
となり、D’=1-Dとすると、
Vout≒Vin/D’ …(2)
となる。よって、微小なデューティの変化量ΔD’に対する出力電圧Voutの変化は、1/D’に比例する。
ここで、負荷としてのLED光源2を、簡単のため図2に示すような等価モデル,電圧源VF’と抵抗素子RLとの直列回路に置き換える。また、抵抗素子5,6の抵抗値を、それぞれRs2,Rs1とする。この場合、出力電圧Voutと出力電流Ioutとの関係は、
Vout=Iout×(Rs1+Rs2+RL)+VF’ …(3)
となり、(3)式を変形させると
Iout=(Vout-VF’)/(Rs1+Rs2+RL) …(4)
となる。
また、電流検出部15における検出電流は、セレクタ16の切替えに応じて
Visense1=Iout×Rs1 …(5-1)
Visense2=Iout×(Rs1+Rs2) …(5-2)
となる。よって、フィードバック演算部20で付与される制御ゲインをGとすると、図1に破線で示す制御系ループの一巡ゲインは、
G∝1/D’×Rs1/(Rs1+Rs2+RL) …(6)
又は
G∝1/D’×(Rs1+Rs2)/(Rs1+Rs2+RL) …(7)
となる。
ここで、LED光源2(1),2(2)の動作抵抗をそれぞれRL1,RL2とし、それぞれの駆動電流をIout1,Iout2とし、Iout1>Iout2である場合、両者の順方向電圧が同じであれば、一般にRL1<RL2となる。LED光源2(1)を駆動する際に検出値Visense1を用い、LED光源2(2)を駆動する際に検出値Visense2を用いれば、LED光源2(1)の駆動時の一巡ゲインは(6)式よりゲインGを除いた部分に比例するので、分母のRL1が小さいことによるゲインの上昇を、分母にRs2が追加されることで抑制できる。また、LED光源2(2)の駆動時の一巡ゲインは、同じく(7)式よりゲインGを除いた部分に比例するので、分母のRL2が大きいことによるゲインの低下を、分子にRs2が追加されることで抑制できる。
これにより、LED駆動回路1により、特性が異なるLED光源2(1),2(2)を切替えて駆動する際に、それぞれの点灯時における制御の安定性を確保しながら、フィードバック演算部20で付与する制御ゲインGを可能な範囲で増大させることができ、制御の応答性の改善や電流検出精度の向上を図ることができる。
また、制御部8は電流検出部15において、LED光源2(1)を駆動する際に(5-1)式に示す抵抗素子6の差電圧を検出し、LED光源2(2)を駆動する際に(5-2)式に示す抵抗素子5及び6の差電圧を検出して制御する。これにより、LED光源2(1),2(2)をそれぞれ駆動する際に、電流検出の精度やダイナミックレンジを確保できると共に、抵抗素子5,6それぞれの許容損失も低減できる。
一例として、Iout1=2A,Iout2=0.5A,RS1=0.05Ω,RS2=0.15Ωとすると、(5-1)式,(5-2)式に示す差電圧は何れも0.1Vになり、検出精度及びダイナミックレンジを確保できる。
以上のように本実施形態によれば、LED駆動回路1は2つのLED光源2(1),2(2)を駆動対象とし、制御部8は、これらについて選択された駆動形態に応じて、DC-DCコンバータ3からの駆動電流がLED光源2に通電される状態を変化させる。シャント抵抗回路4は、DC-DCコンバータ3とLED光源2との間の通電経路に配置され、電流検出部15は、シャント抵抗回路4において発生する差電圧に基づいて駆動電流を検出する。
セレクタ16は、電流検出部15に接続されるシャント抵抗回路4における抵抗素子5,6の直列個数をLED光源2(1),2(2)の選択に応じて切替え、制御部8は、検出された駆動電流が、駆動対象に応じた目標電流となるようにDC-DCコンバータ3のスイッチング動作を制御する。
このように構成すれば、LED光源2の駆動形態が変化することに伴い当該光源2に通電される駆動電流の値が変化した際にも、電流検出部15に接続される抵抗素子5,6の直列個数を切替えることで、駆動電流の検出精度を維持できると共に、発振を抑制しつつダイナミックレンジを確保できる。
(第2実施形態)
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。第2実施形態は、図4に示すように、電流検出部が2つの差動アンプ23(1),23(2)を用いる構成であり、図4A~図4Dにて接続形態のバリエーションを示す。図4Aに示す電流検出部24Aでは、差動アンプ23(1)の各入力端子を抵抗素子6の両端に接続し、差動アンプ23(2)の非反転入力端子を抵抗素子5の電源側端子に、同反転入力端子を抵抗素子6の負荷側端子に接続している。そして、セレクタ16の各入力端子を、差動アンプ23(1),23(2)の出力端子にそれぞれ接続している。
図4Bに示す電流検出部24Bでは、図4Aに示す構成から、差動アンプ23(2)の非反転入力端子を抵抗素子5の負荷側端子に接続するように変更している。また、加算部25により差動アンプ23(1),23(2)の出力電圧を加算して、その加算結果をセレクタ16の入力端子の一方に入力している。図4Cに示す電流検出部24Cでは、図4Aに示す構成からセレクタ16を削除し、それに伴い差動アンプ23(1),23(2)を個別にON/OFF制御する。図4Dに示す電流検出部24Dでは、図4Aに示す構成から、抵抗素子6を負側に接続し、差動アンプ23(2)の反転入力端子を抵抗素子5の負荷側端子に接続している。
以上のように構成される第2実施形態によれば、以下のようなメリットがある。セレクタ16は、実際には例えばMOSFETからなるアナログスイッチを組み合わせたもので構成される。そのため、第1実施形態のように、セレクタ16を電源線側に接続すると、耐圧の確保が困難になる場合がある。これに対して、第2実施形態の電流検出部24では、セレクタ16を差動アンプ23の出力側に配置したり、それ自体を用いない構成にすることで、耐圧の確保が問題にならない。
(第3実施形態)
第3実施形態は、DC-DCコンバータのバリエーションを示す。図5Aに示すDC-DCコンバータ31Aは、正側入力端子と負側端子との間に接続されるNチャネルMOSFET32及び逆方向のダイオード33の直列回路34と、正側出力端子と負側端子との間に接続される逆方向のダイオード35及びNチャネルMOSFET36の直列回路37とを備える。インダクタ11は、各直列回路34,37の共通接続点間に接続されている。すなわち、DCコンバータ31Aは昇降圧型である。尚、図中に破線で示す「負荷」は、シャント抵抗回路4以降の負荷側の構成に対応する。
図5Bに示すDC-DCコンバータ31Bも、昇降圧型である。電源側から負荷側にかけて、直列回路37,コンデンサ38,直列回路34を並列に接続し、インダクタ11を正側入力端子と直列回路37の共通接続点との間に接続する。そして、もう1つのインダクタ39を、直列回路34の共通接続点と正側出力端子との間に接続する。
図5Cに示すDC-DCコンバータ31Cは、昇圧型又は擬似昇降圧型である。直列回路37を負側の電源線に挿入し、インダクタ11を正側端子と直列回路37の共通接続点との間に接続する。図5Dに示すDC-DCコンバータ31Dは降圧型であり、図5Aに示すDC-DCコンバータ31Aより直列回路37を削除したものである。
図5Eに示すDC-DCコンバータ31Eは、昇降圧型のフライバックコンバータである。トランス40の1次巻線41と負側入力端子との間にFET32を接続し、これらの直列回路と並列にコンデンサ43を接続する。2次巻線42と正側出力端子との間には、順方向のダイオード35を接続する。
(第4実施形態)
図6に示すLED駆動回路51は、LED光源2(3)を加えて駆動対象を3つのLED光源2とした構成である。LED光源2(3)の照度は、LED光源2(1),2(2)の中間であるものとする。すなわち、Iout1>Iout3>Iout2となる。これに伴い、FET7(3)が追加され、LED負荷切替制御部52は、FET7(3)も駆動制御する。
電流検出部53は、3つの差動アンプ23(1)~23(3)を備える。差動アンプ23(1)の各入力端子は抵抗素子6の両端に、差動アンプ23(3)の各入力端子は抵抗素子5の両端にそれぞれ接続される。差動アンプ23(2)の各入力端子はシャント抵抗回路4の両端に接続される。セレクタ54は、これら3つの差動アンプ23(1)~23(3)の出力端子の何れか1つを選択して入力する。この場合、LED切替信号は3レベルのアナログ信号か、又は2ビットのデジタルデータである。以上が制御部55を構成している。
これにより、電流検出部53は、LED光源2(1)を電流Iout1で駆動する際には差電圧Rs1×Iout1を検出し、LED光源2(2)を電流Iout2で駆動する際には差電圧(Rs1+Rs2)×Iout2を検出する。そして、LED光源2(3)を電流Iout3で駆動する際には差電圧Rs2×Iout3を検出する。
一例として、Iout1=2A,Iout2=0.4A,Iout3=0.5A,Rs1=0.05Ω,Rs2=0.2Ωとすると、何れの差電圧も0.1Vになる。
(第5実施形態)
図7に示すLED駆動回路61は、第4実施形態と同様に駆動対象を3つのLED光源2とした構成であるが、電流検出部62は、第2実施形態のように2つの差動アンプ23(1)及び23(2)と加算部25とを用いて構成されている。差動アンプ23(1),23(2)の入力端子は、それぞれ抵抗素子6,5の両端に接続されている。
差動アンプ23(1),23(2)の出力端子は、それぞれセレクタ54の入力端子と、加算部25の入力端子とに接続されている。加算部25の出力端子は、セレクタ54の残り1つの入力端子に接続されている。差動アンプ23(1),23(2)の出力端子は、それぞれ検出電圧Vsense1,Vsense3を出力し、加算部25の出力端子は、検出電圧Vsense2を出力する。以上が制御部63を構成している。
(第6実施形態)
図8に示すLED駆動回路71も、第4実施形態と同様に駆動対象を3つのLED光源2とした構成であるが、シャント抵抗回路72は、もう1つの抵抗素子73を備えている。それに伴い、電流検出部74は、第3の差動アンプ23(3)備えている。差動アンプ23(3)の各入力端子は、シャント抵抗回路72の両端に接続されており、差動アンプ23(3)の出力端子は、加算部25に替わってセレクタ54の入力端子に接続されている。以上が制御部75を構成している。
(第7実施形態)
図9に示すLED駆動回路81は、光源としては一体に構成されているLED光源82を駆動対象とする。LED光源82は、第1実施形態のLED光源2(1)及び2(2)に相当するLED素子を直列に接続した構成であり、前者を第1光源部82H,後者を第2光源部82Lと称する。
第1光源部82H及び第2光源部82Lの共通接続点は、外部接続端子となっており、第2光源部82Lに対して並列にNチャネルMOSFET83が接続されている。負荷LED切替制御部84は、FET83のオンオフを切り替えて駆動対象とする光源を選択する。FET83がオフであれば、第1光源部82H及び第2光源部82Lが共に駆動され、FET83がオンであれば第1光源部82Hのみが駆動される。
電流検出部15は、第1光源部82Hのみを電流Iout1で駆動する際には差電圧Rs1×Iout1を検出し、第1光源部82H及び第2光源部82Lを共に電流Iout2で駆動する際には、差電圧(Rs1+Rs2)×Iout2を検出する。以上が制御部85を構成している。
一例として、Iout1=2A,Iout2=0.5A,RS1=0.05Ω,RS2=0.15Ωとすると、それぞれの差電圧は何れも0.1Vになり、検出精度及びダイナミックレンジを確保できる。
(第8実施形態)
図10に示す第8実施形態は、第1実施形態のLED駆動回路1により、単一のLED光源2(1)を、2段階の電流Iout1,Iout2で駆動する構成である。電流検出部15は、LED光源2(1)を電流Iout1で駆動する際には差電圧Rs1×Iout1を検出し、電流Iout2で駆動する際には、差電圧(Rs1+Rs2)×Iout2を検出する。この場合、具体数値例を第7実施形態と同様に設定すれば、それぞれの差電圧は同様に何れも0.1Vになり、検出精度及びダイナミックレンジを確保できる。
(その他の実施形態)
駆動対象とするLED光源は、4つ以上でも良い。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1はLED駆動回路、2はLED光源、3はDC-DCコンバータ、4はシャント抵抗回路、5及び6は抵抗素子、7(1),7(2)はNチャネルMOSFET、8は制御部、9は負荷LED切替制御部、15は電流検出部、16はセレクタ、18はエラーアンプ、26はスイッチング制御部である。

Claims (4)

  1. 1つ以上のLED素子を有してなる1つ以上のLED光源(2(1),2(2),2(3),82)を駆動対象とするもので、
    DC-DCコンバータと、
    前記LED光源について選択された駆動形態に応じて、前記DC-DCコンバータ(3)からの駆動電流がLED光源に通電される状態を変化させる駆動制御部(9,84)と、
    前記DC-DCコンバータと、前記LED光源との間の通電経路に配置される複数の抵抗素子(5,6,73)からなる直列抵抗回路(4,72)と、
    この直列抵抗回路において発生する差電圧に基づいて、前記駆動電流を検出する電流検出部(15,53,62,74)と、
    前記直列抵抗回路と前記電流検出部との間に配置され、前記電流検出部に接続される抵抗素子の直列個数を切替える抵抗数切替部(16)と、
    検出された駆動電流が、駆動対象に応じた目標電流となるように、前記DC-DCコンバータのスイッチング動作を制御するスイッチング制御部(26)とを備え、
    前記スイッチング制御部は、前記選択された駆動形態に応じて前記抵抗数切替部を制御し、前記直列個数を切替えるLED駆動回路。
  2. 並列に接続される複数のLED光源(2(1),2(2),2(3)を駆動対象とし、
    前記駆動制御部は、前記DC-DCコンバータからの駆動電流を、前記複数のLED光源の1つに選択的に供給するように制御し、
    前記スイッチング制御部は、前記駆動制御部により選択されたLED光源に応じて前記直列個数を切替える請求項1記載のLED駆動回路。
  3. 前記スイッチング制御部は、検出された駆動電流が、駆動対象に応じた目標電流となるように制御するためのエラーアンプ(18)を備え、
    前記駆動電流の大小に応じて、前記直列抵抗回路,前記エラーアンプ及び前記DC-DCコンバータを含む通電経路のゲインを調整するように前記直列個数を切替える請求項1又は2記載のLED駆動回路。
  4. 前記スイッチング制御部(5)は、動作抵抗値が小さいLED光源を駆動する際には、前記ゲインが低くなるように前記直列個数を切替え、
    前記動作抵抗値が大きいLED光源を駆動する際には、前記ゲインが高くなるように前記直列個数を切替える請求項2を引用する請求項3記載のLED駆動回路。
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