JP7096111B2 - 端末装置、端末装置の通信方法、プログラム、無線通信システム、および通信方法 - Google Patents

端末装置、端末装置の通信方法、プログラム、無線通信システム、および通信方法 Download PDF

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Description

本発明の一態様は、端末装置、端末装置の通信方法、プログラム、無線通信システム、および通信方法に関する。
端末装置は、通信を開始する場合に、周辺の基地局装置のうち最も通信品質が良好な基地局装置を選択して通信接続することがある。例えば、下記の特許文献1に記載された端末装置は、周囲の各基地局装置の無線状況を観測し、無線状況が良好な基地局が上位になるように接続候補基地局リストを作成し、リスト内の優先順位が高い基地局を優先的に選択し、接続を行う。
特開2012-070145号公報
しかしながら、複数の端末装置が無線品質の高い基地局装置に集中して接続した場合、当該基地局装置の通信負荷が急速に高まる場合があり、この結果、当該基地局装置に接続されている全ての端末装置の通信速度が急激に低下する可能性がある。
本発明は、上記の課題に基づいてなされたものであり、端末装置が接続する基地局装置を分散させることができる端末装置、端末装置の通信方法、プログラム、無線通信システム、および通信方法を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様の端末装置は、基地局装置、および自装置とは他の端末装置と通信する通信部と、前記他の端末装置が選択している前記基地局装置を特定する情報に基づいて、自装置が接続する基地局装置を選択する選択部と、を備える。
本発明の一態様は、上記の端末装置において、前記選択部は、前記他の端末装置が選択していない基地局装置を、自装置が接続する基地局装置として選択してよい。
本発明の一態様は、上記の端末装置において、複数の基地局装置のそれぞれについて通信品質を測定する測定部を更に備え、前記選択部は、前記他の端末装置が選択している前記基地局装置を特定する情報および前記測定部により測定された前記基地局装置のそれぞれについての通信品質に基づいて、自装置が接続する基地局装置を選択してよい。
本発明の一態様は、上記の端末装置において、前記選択部により選択された前記基地局装置に接続してよい。
本発明の一態様は、上記の端末装置において、前記選択部により選択された前記基地局装置で待ち受け、通信要求が発生した場合に、待ち受けている前記基地局装置に接続してよい。
本発明の一態様は、上記の端末装置において、前記通信部は、前記他の端末装置のうち予めグループ化された端末装置から、前記他の端末装置が選択している前記基地局装置を特定する情報を取得してよい。
本発明の一態様は、上記の端末装置において、前記選択部は、前記基地局装置のタイプに基づいて、自装置が接続する前記基地局装置を選択してよい。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様の端末装置の通信方法は、上記の端末装置において、自装置とは他の端末装置から、前記他の端末装置が選択している前記基地局装置を特定する情報を取得し、前記他の端末装置が選択している前記基地局装置を特定する情報に基づいて、自装置が接続する前記基地局装置を選択する。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様のプログラムは、端末装置のコンピュータに、自装置とは他の端末装置から、前記他の端末装置が選択している前記基地局装置を特定する情報を取得させ、前記他の端末装置が選択している前記基地局装置を特定する情報に基づいて、自装置が接続する前記基地局装置を選択させる。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様の無線通信システムは、複数の基地局装置と、複数の端末装置とを備える無線通信システムであって、前記複数の端末装置のうちの第1の端末装置は、自身が選択している前記基地局装置を特定する情報を、前記複数の端末装置のうちの第2の端末装置に送信し、前記第2の端末装置は、前記複数の基地局装置、および前記第1の端末装置と通信する通信部と、前記第1の端末装置が選択している前記基地局装置を特定する情報に基づいて、自装置が接続する前記基地局装置を選択する選択部と、を備える。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様の通信方法は、第1の端末装置が、自身が選択している基地局装置を特定する情報を、第2の端末装置に送信し、前記第2の端末装置が、自装置とは他の端末装置から、前記他の端末装置が選択している前記基地局装置を特定する情報を取得し、前記他の端末装置が選択している前記基地局装置を特定する情報に基づいて、自装置が接続する前記基地局装置を選択する。
本発明の一態様によれば、端末装置が接続する基地局装置を分散させることができる。
第1の実施形態の無線通信システムの一例を示す概念図である。 無線端末装置の一例を示すブロック図である。 無線端末装置が他の端末装置を検出する検出可能範囲を示す概略図である。 無線端末装置が基地局装置に接続する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 無線端末装置が基地局装置に接続する処理の流れの変形例を示すフローチャートである。 無線端末装置が基地局装置を選択して接続する一例を示す図である。 無線端末装置が基地局装置を選択して接続する一例を示す図である。 無線端末装置が基地局装置を選択して接続する一例を示す図である。 無線端末装置が基地局装置を選択して接続する一例を示す図である。 無線端末装置が接続する基地局装置を切り替える動作の一例を示すフローチャートである。 無線端末装置が基地局装置を切り替える動作を示す概略図である。 第1の実施形態における第1の変形例の無線端末装置を示すブロック図である。 第1の変形例における無線端末装置により基地局装置を選択する処理の一例を示すフローチャートである。 第2の変形例における動作の一例を説明するための概略図である。 第2の変形例を説明するための概略図である。 比較例を示す概略図である。 第2の変形例を示す概略図である。 第2の実施形態において基地局装置を選択する処理の一例を示すフローである。 第2の実施形態において基地局装置を選択する他の処理の一例を示すフローである。 第2の実施形態における無線端末装置の動作の一例を説明するための図である。 第3の実施形態における無線通信システムの一例を示す概略図である。 第3の実施形態における無線端末装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明を適用した端末装置、端末装置の通信方法、プログラム、無線通信システム、および通信方法を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の無線通信システム1の一例を示す概念図である。無線通信システム1は、例えば、複数の無線端末装置100A、100B、・・・と、複数の基地局装置200A、200B、200C・・・と、を備える。なお、以下の説明において、端末装置を総称する場合には単に「無線端末装置100」と記載し、基地局装置を総称する場合には単に「基地局装置200」と記載する。
基地局装置200は、自装置のカバレッジ内の無線端末装置100と無線で通信可能に接続し、無線端末装置100との間で各種の情報やデータを送受信する。カバレッジとは、基地局装置200からの電波が所定の受信電力以上の電力をもって到達する範囲を指す。カバレッジは、カバーエリアとも呼ばれる。
図2は、端末装置の一例を示すブロック図である。無線端末装置100は、例えば、通信部110と、制御部120と、記憶部130とを備える。通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)や無線通信モジュールなどの通信インターフェースである。通信部110は、第5世代移動通信方式(5G:5th generation mobile networks)の規格、第4世代移動通信方式(4G:4th generation mobile networks、または4G+)の規格、D2D通信、Wifi(登録商標)、bluetooth(登録商標)などの、無線通信網に接続するための規格に準拠した処理を実行する。
通信部110は、例えば、第1通信部112と、第2通信部114とを備える。第1通信部112は、例えば、5Gや4Gに準拠した処理を行う。これにより、第1通信部112は、基地局装置200との間で無線通信を行う。第1通信部112は、例えば、測定部112aを備える。測定部112aは、第1通信部112が受信した信号に基づいて基地局装置200の通信品質を測定する。第2通信部114は、例えば、D2D(device to device)通信(端末間通信、直接通信)、Wifi(登録商標)、bluetooth(登録商標)に準拠した処理を行う。これにより、第2通信部114は、無線端末装置100との間で無線通信を行う。
制御部120は、例えば、基地局選択部122と、基地局情報取得部124とを備える。基地局選択部122および基地局情報取得部124は、例えば1つ、または複数のCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラムメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、基地局選択部122および基地局情報取得部124の機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
基地局選択部122は、測定部112aにより測定された通信品質、および記憶部130に記憶された基地局情報に基づいて、無線端末装置100が接続する基地局装置200を選択する。基地局情報取得部124は、第2通信部114により取得した基地局情報を、記憶部130に記憶する。基地局情報とは、無線端末装置100が選択している基地局装置200を特定する情報である。基地局情報は、例えば、基地局装置200を一意に特定する基地局IDや、基地局装置200が提供するセルを一意に特定するセルIDである。基地局情報は、無線端末装置100が基地局装置200を選択していない場合、「接続なし」に相当する情報である。
記憶部130は、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ、EEPROM(Elctrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)、或いはこれらを複数用いたハイブリッド型記憶装置により実現される。記憶部130には、無線端末装置100により実行されるファームウェアやアプリケーションプログラム等の各種プログラム、無線端末装置100における各種の処理結果などが記憶される。なお、記憶部130の一部または全部は、無線端末装置100が各種ネットワークを介してアクセス可能な外部記憶装置によって実現されてもよい。外部記憶装置の一例として、NAS(Network Attached Storage)装置が挙げられる。記憶部130には、基地局情報取得部124により基地局情報が記憶される。記憶部130に記憶された基地局情報は、基地局選択部122により読み出される。
図3は、無線端末装置100Aが他の無線端末装置100を検出する検出可能範囲100aを示す概略図である。検出可能範囲100aは、第2通信部114がサポートする規格に準拠した処理を実行することにより他の無線端末装置100を検出することができる範囲である。検出可能範囲100aは、例えば、家庭内のWifiアクセスポイントが通信可能な範囲や、bluetooth通信電波が到達可能な範囲に相当する。すなわち、検出可能範囲100aは、無線端末装置100が他の無線端末装置100と通信することができる範囲に相当する。
無線端末装置100Aは、検出可能範囲100a内に存在する無線端末装置100B、100C、および100Eから基地局情報を取得する。無線端末装置100Aは、検出可能範囲100a外の無線端末装置100Dから基地局情報を取得できない。
また、無線端末装置100は、予め設定されたグループに基づいて周囲の無線端末装置100を検出してよい。例えば、無線端末装置100A、無線端末装置100B、および無線端末装置100Cに同じグループIDが割り当てられており、無線端末装置100Eには、グループIDが無いか、他のグループIDが割り当てられているものとする。この場合、無線端末装置100Aは、無線端末装置100B、無線端末装置100C、および無線端末装置100EからグループIDを取得する。無線端末装置100Aは、自身のグループIDと、無線端末装置100Bおよび無線端末装置100CのグループIDとが同一であり、同じグループに属することを判定する。無線端末装置100Aは、無線端末装置100Eが、自身のグループには属さないことを判定する。これにより、無線端末装置100Aは、無線端末装置100Bおよび100Cから基地局情報を取得し、無線端末装置100Eから基地局情報を取得しない。
なお、グループ化される複数の無線端末装置100は、例えば、家庭内で所有しているCPE(バックホールは無線(例えば5G、4G、LTE等))、モバイルルーター、スマホ等であってよい。
図4は、端末装置が基地局装置に接続する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
無線端末装置100は、自装置の電源がオンに遷移したことに応じて(ステップS100)、セルサーチを行う(ステップS102)。セルサーチは、例えば、受信信号のレベルが所定の閾値よりも大きい基地局装置200を、無線端末装置100が接続可能な基地局装置200として選定する処理である。なお、以下の説明において、セルサーチにより選定された基地局装置200を、「選定基地局」や「選定基地局装置」と記載することもある。
次に無線端末装置100は、自装置の周囲の無線端末装置100から基地局情報を取得する(ステップS104)。次に無線端末装置100は、自装置の周囲に無線端末装置100が存在しないか否かを判定する(ステップS106)。無線端末装置100は、ステップS104において基地局情報を取得する処理を実行したものの、基地局情報が取得できなかった場合、自装置の周囲に無線端末装置100が存在しないと判定する。無線端末装置100は、自装置の周囲に無線端末装置100が存在しない場合(ステップS106:YES)、ステップS116に処理を進める。
無線端末装置100は、自装置の周囲に無線端末装置100が存在する場合(ステップS106:NO)、他の無線端末装置100が接続中の基地局装置200が存在するか否かを判定する(ステップS108)。無線端末装置100は、他の無線端末装置100から取得した基地局情報に、当該他の無線端末装置100が接続済みの基地局装置200の基地局IDやセルIDが含まれる場合、他の無線端末装置100が接続中の基地局装置200が存在すると判定する。無線端末装置100は、他の無線端末装置100が接続中の基地局装置200が存在しない場合、ステップS116に処理を進め、他の無線端末装置100が接続中の基地局装置200が存在する場合、ステップS110に処理を進める。
無線端末装置100は、ステップS110において、他の無線端末装置100が接続中の基地局装置200以外の選定基地局装置が存在するか否かを判定する。無線端末装置100は、他の無線端末装置100が接続中の基地局装置200以外の選定基地局装置が存在する場合(ステップS110:YES)、ステップS114に処理を進める。無線端末装置100は、他の無線端末装置100が接続中の基地局装置200以外の選定基地局装置が存在しない場合(ステップS110:NO)、ステップS112に処理を進める。
無線端末装置100は、ステップS112において、無線端末装置100の接続数が最も少ない選定基地局装置に接続する。無線端末装置100は、ステップS114において、他の無線端末装置100が接続している基地局装置200以外の選定基地局装置に接続する。無線端末装置100は、ステップS116において、選定基地局装置に接続する。これにより、無線端末装置100は、他の無線端末装置100が選択していない基地局装置200を、自装置が接続する基地局装置200として選択する。なお、ステップS112、ステップS114、ステップS116において、無線端末装置100は、選定基地局装置が複数存在する場合、いずれかの選定基地局装置に接続すればよい。
なお、無線端末装置100は、ステップS100において電源がオンに遷移した場合に、ステップS102以降の処理を行ったが、これに限定されない。無線端末装置100は、待ち受け状態中に通信要求が発生した場合に、ステップS102以降の処理を実行してよい。通信要求は、例えば、自無線端末による通信要求や、他の無線端末装置100からの通信要求であるページング受信である。
また、無線端末装置100は、電源がオンに遷移した場合や通信要求が発生した場合に、周囲の無線端末装置100から基地局情報を取得したが、これに限定されず、無線端末装置100から検出可能範囲100a内に他の無線端末装置100を検出したことに応じ、当該他の無線端末装置100から基地局情報を取得し、ステップS106以降の処理を実行してよい。
図5は、端末装置が基地局装置に接続する処理の流れの変形例を示すフローチャートである。上述した図4を参照した無線端末装置100の処理において、無線端末装置100は、選定基地局装置が複数存在する場合、通信品質に基づいて、選定基地局装置を選択してよい。無線端末装置100は、ステップS112#において、無線端末装置100の接続数が最も少ない選定基地局装置のうち通信品質が最良の基地局装置200に接続する。無線端末装置100は、ステップS114#において、他の無線端末装置100が接続している基地局装置200以外の選定基地局装置のうち通信品質が最良の基地局装置200に接続する。無線端末装置100は、ステップS116#において、選定基地局装置のうち通信品質が最良の基地局装置200に接続する。
図6~図9は、無線端末装置100が基地局装置200を選択して接続する一例を示す図である。
まず、図6を参照して説明する。無線端末装置100Aがセルサーチを行った結果、基地局装置200Aの通信品質Aが、基地局装置200Bの通信品質Bよりも良好であるものとする。なお、無線端末装置100Aは、基地局装置200Cを検出できなかったものとする。また、無線端末装置100Aの周囲に他の無線端末装置100が存在しないものとする。この場合、無線端末装置100Aは、基地局装置200Aに接続する。この動作は、上述したステップS116の処理を実行することにより実現することができる。
つぎに、図7を参照して説明する。無線端末装置100Aがセルサーチを行った結果、基地局装置200Aの通信品質Aが、基地局装置200Bの通信品質Bよりも良好であるものとする。なお、無線端末装置100Aは、基地局装置200Cを検出できなかったものとする。また、無線端末装置100Aの周囲には、無線端末装置100Bおよび無線端末装置100Cが存在するものとする。無線端末装置100Aは、無線端末装置100Bから基地局情報Dbおよび無線端末装置100Cから基地局情報Dcを取得する。基地局情報Dbは、無線端末装置100Bが基地局装置200Aに接続していないことを示しているものとする。基地局情報Dcは、無線端末装置100Cが基地局装置200Bに接続していないことを示しているものとする。この場合、無線端末装置100Aは、基地局装置200Aに接続する。この動作は、上述したステップS116の処理を実行することにより実現することができる。
つぎに、図8を参照して説明する。無線端末装置100Aがセルサーチを行った結果、基地局装置200Aの通信品質Aが、基地局装置200Bの通信品質Bよりも良好であるものとする。なお、無線端末装置100Aは、基地局装置200Cを検出できなかったものとする。また、無線端末装置100Aの周囲には、無線端末装置100Bおよび無線端末装置100Cが存在するものとする。無線端末装置100Aは、無線端末装置100Bから基地局情報Dbおよび無線端末装置100Cから基地局情報Dcを取得する。基地局情報Dbは、無線端末装置100Bが基地局装置200Aに接続していることを示しているものとする。基地局情報Dcは、無線端末装置100Cが基地局装置200Bに接続していないことを示しているものとする。この場合、無線端末装置100Aは、基地局装置200Bに接続する。この動作は、上述したステップS114の処理を実行することにより実現することができる。
つぎに、図9を参照して説明する。無線端末装置100Aがセルサーチを行った結果、基地局装置200Aの通信品質Aが、基地局装置200Bの通信品質Bよりも良好であるものとする。なお、無線端末装置100Aは、基地局装置200Cを検出できなかったものとする。また、無線端末装置100Aの周囲には、無線端末装置100Bおよび無線端末装置100Cが存在するものとする。無線端末装置100Aは、無線端末装置100Bから基地局情報Dbおよび無線端末装置100Cから基地局情報Dcを取得する。基地局情報Dbは、無線端末装置100Bが基地局装置200Aに接続していることを示しているものとする。基地局情報Dcは、無線端末装置100Cが基地局装置200Bに接続していることを示しているものとする。この場合、無線端末装置100Aは、基地局装置200Aに接続する。この動作は、上述したステップS112の処理を実行することにより実現することができる。
以上のように、第1の実施形態によれば、他の無線端末装置100から取得した基地局情報に基づいて、無線端末装置100が接続する基地局装置200を選択することができる。これにより、第1の実施形態によれば、複数の無線端末装置100が接続する基地局装置200を分散させることができる。この結果、第1の実施形態によれば、1つの基地局装置200の通信速度低下の影響を複数の無線端末装置100で受けるリスクを、回避することができる。また、第1の実施形態によれば、無線端末装置100が接続している基地局装置200の速度低下により強制的にハンドオーバーが実行されることを抑制することができる。さらに、第1の実施形態によれば、例えば同じグループに属する無線端末装置100間で基地局情報を交換する場合に、当該グループ全体の通信速度を向上させることができる。
図10は、無線端末装置100が接続する基地局装置200を切り替える動作の一例を示すフローチャートである。
無線端末装置100は、ある基地局装置200と接続している場合において、他の無線端末装置100と基地局情報を交換する(ステップS200)。無線端末装置100は、例えば、他の無線端末装置100から要求を受信した場合に、当該他の無線端末装置100との間で基地局情報を交換してよい。基地局情報を交換するとは、一方の無線端末装置100が、自身が選定した基地局情報(ID(基地局IDおよび/またはセルID)、およびIDごとの通信品質)を他方の無線端末装置100に送信するとともに、他方の無線端末装置100が、自身が選定した基地局情報(ID、およびIDごとの通信品質)を一方の無線端末装置100に送信し、一方の無線端末装置100が他方の無線端末装置100から基地局情報を受信し、他方の無線端末装置100が一方の無線端末装置100から基地局情報を受信することである。
無線端末装置100は、自身が選定した基地局装置200の通信品質と、他の無線端末装置100が選定した基地局装置200の通信品質とを比較する(ステップS202)。無線端末装置100は、通信品質の比較結果に基づいて、自身が接続する基地局装置200を切り替えるか否かを判定する(ステップS204)。無線端末装置100は、自身が接続する基地局装置200を切り替える場合(ステップS204:YES)、現在接続している基地局装置200との通信を切断して、新たな基地局装置200と接続を確立する(ステップS208)。無線端末装置100は、自身が接続する基地局装置200を切り替えない場合(ステップS204:NO)、現在接続している基地局装置200との通信を維持する(ステップS206)。
無線端末装置100は、通信が終了したか否かを判定する(ステップS210)。無線端末装置100は、例えば、自身の電源がオフに遷移した場合、通信が終了したと判定する。無線端末装置100は、通信が終了した場合(ステップS210:YES)、本フローチャートの処理を終了し、通信が終了していない場合(ステップS210:NO)、ステップS200に処理に戻す。
図11は、端末装置が基地局装置を切り替える動作を示す概略図である。
無線端末装置100Aがセルサーチを行った結果、基地局装置200Aの通信品質Aが、基地局装置200Bの通信品質Bよりも良好であるものの、通信品質Aと通信品質Bとがほぼ同等であるものとする。無線端末装置100Bがセルサーチを行った結果、基地局装置200Aの通信品質Aが、基地局装置200Bの通信品質Bよりも良好であるが、基地局装置200Bからの受信信号のレベルが所定の閾値よりも僅かに大きいものとする。なお、無線端末装置100Aおよび無線端末装置100Bは、基地局装置200Cを検出できなかったものとする。
無線端末装置100Aは、無線端末装置100Bから要求を受信した場合、基地局情報Daを無線端末装置100Bに送信する。また、無線端末装置100Aは、無線端末装置100Bから基地局情報Dbを受信する。無線端末装置100Aは、自身の通信品質の合計値(A+B)が、無線端末装置100Bの通信品質の合計値(A+B)よりも大きいため、自身が接続する基地局装置200を、基地局装置200Aから基地局装置200Bに切り替えると判定する。これにより、無線端末装置100Aは、基地局装置200Aの接続を切断し、基地局装置200Bと接続を確立する。
無線端末装置100Bは、無線端末装置100Aに要求を送信した場合、基地局情報Dbを無線端末装置100Aに送信する。また、無線端末装置100Bは、無線端末装置100Aから基地局情報Daを受信する。無線端末装置100Bは、自身の通信品質の合計値(A+B)が、無線端末装置100Aの通信品質の合計値(A+B)よりも小さいため、自身が基地局装置200Aに接続すると判定する。これにより、無線端末装置100Bは、基地局装置200Aと接続を確立する。
なお、無線端末装置100は、自身の通信品質の合計値と他の無線端末装置100の通信品質の合計値との比較に基づいて基地局装置200を切り替えたが、これに限定されない。無線端末装置100は、セルサーチにより複数の基地局装置200を検出した場合、自身における最良の通信品質と2番目に良い通信品質との差と、他の無線端末装置100における最良の通信品質と2番目に良い通信品質との差とに基づいて、基地局装置200を切り替えてもよい。具体的に、無線端末装置100Aは、自身における最良の通信品質Aと2番目に良い通信品質Bとの差が、他の無線端末装置100Bにおける最良の通信品質Aと2番目に良い通信品質Bとの差よりも小さいので、接続する基地局装置200を、基地局装置200Aから基地局装置200Bに切り替える。
無線端末装置100は、セルサーチにより複数の基地局装置200を検出した場合、自装置が接続する基地局装置200についての通信品質と、周囲の無線端末装置100が接続する基地局装置200についての通信品質との和を最大にするように、自装置が接続する基地局装置200を切り替えてよい。具体的に、無線端末装置100Aは、自身が基地局装置200Aに接続している場合に、無線端末装置100Bから基地局情報を受信した場合、自身が基地局装置200Bに接続し、無線端末装置100Bが基地局装置200Aに接続した方が、自身および無線端末装置100Bが接続する基地局装置200についての通信品質の合計値を高くなるので、接続する基地局装置200を、基地局装置200Aから基地局装置200Bに切り替える。
なお、無線端末装置100Aが接続する基地局装置200を切り替えることを判断する主体は、無線端末装置100Aであっても、無線端末装置100Bであってもよい。
また、複数の無線端末装置100をグループ化している場合には、当該グループ内の特定の無線端末装置100が判断してもよく、複数の無線端末装置100を管理する管理サーバが判断してもよい。管理サーバが判断する場合、管理サーバは、グループ内の複数の無線端末装置100とWifi等を用いて接続し、複数の無線端末装置100の基地局情報を管理(取得および更新)する。
また、複数の端末装置間で基地局情報を交換する場合、無線端末装置100は、交換相手側の無線端末装置100の基地局情報(IDおよび通信品質)を、自身が接続する基地局装置200に報告しなくてよい。これにより、無線端末装置100は、基地局装置200により強制的に他の基地局装置200ハンドオーバーさせられることを無くすことができる。
図12は、第1の実施形態における第1の変形例の無線端末装置100#を示すブロック図である。無線端末装置100#は、通信部110Aに、第2通信部114がない点で、上述した無線端末装置100とは異なる。無線端末装置100#は、第1通信部112により、セルサーチにより選定した基地局装置200に対し、当該基地局装置200に接続している無線端末装置100から基地局情報を取得するように要求する。基地局装置200は、無線端末装置100#から受信した要求に基づいて、自身に接続している無線端末装置100から基地局情報を取得する。基地局装置200は、取得した基地局情報を、無線端末装置100#に送信する。無線端末装置100#は、取得した基地局情報に基づいて、自身が接続する基地局装置200を選択する。
図13は、第1の変形例における無線端末装置100#により基地局装置200を選択する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、無線端末装置100#は、基地局装置200を介して、他の無線端末装置100から基地局情報を取得する(ステップS300)。次に無線端末装置100#は、自身が接続している基地局装置200と、他の無線端末装置100が接続している基地局装置200とが同じであるか否かを判定する(ステップS302)。
無線端末装置100#は、自身が接続している基地局装置200と、他の無線端末装置100が接続している基地局装置200とが同じではない場合、現在接続している基地局装置200との接続を維持する(ステップS304)。無線端末装置100#は、自身が接続している基地局装置200と、他の無線端末装置100が接続している基地局装置200とが同じである場合、現在接続している基地局装置200から、他の基地局装置200に接続を切り替える(ステップS306)。
図14~図16は、第2の変形例を説明するための概略図である。なお、基地局装置200の最大通信容量が2Gbpsとした場合の例である。
図13は、第2の変形例における動作の一例を説明するための概略図である。無線端末装置100のそれぞれは、自身が属するグループのグループID(GID)を、セルサーチで選定された基地局装置200に送信する。無線端末装置100は、基地局装置200に接続する場合に、グループIDを基地局装置200に送信する。無線端末装置100は、電源がオンに遷移した場合にグループIDを送信してもよく、端末能力情報を送信する場合に端末能力情報に含めてグループIDを送信してもよい。
基地局装置200は、グループ毎の無線端末装置100を管理する。基地局装置200は、同じグループの無線端末装置100を、別々の基地局装置200に接続するように、無線端末装置100に指示をする。
図15に示すように、無線端末装置100Aが基地局装置200Bに接続しているものとする。図16は、比較例を示す概略図である。図16に示すように、基地局装置200Aが、同じグループIDの無線端末装置100Bおよび無線端末装置100Cから通信要求を受け付けたものとする。基地局装置200Aは、無線端末装置100Bと無線端末装置100Cに対してそれぞれ均等に無線リソースを分配しているため、無線端末装置100Bおよび無線端末装置100Cはそれぞれ1Gbpsの通信速度で通信を行っている。
図17は、第2の変形例を示す概略図である。第2の変形例によれば、同じグループIDの無線端末装置100は異なる基地局装置200に接続される。基地局装置200Aは、例えば、無線端末装置100Bおよび無線端末装置100CからグループIDを取得する。基地局装置200Aは、無線端末装置100Cよりも無線端末装置100Bが先に接続を確立した場合、無線端末装置100Cからの接続要求を受け付けても、無線端末装置100Cと接続を確立せず、基地局装置200Bと接続する指示を無線端末装置100Cに送信する。これにより、無線端末装置100Cは、基地局装置200Bと接続を確立する。この結果、無線端末装置100Bと無線端末装置100Cとは異なる基地局装置200と接続することができる。この場合、無線端末装置100Bは基地局装置200Aを独占できるため、基地局装置200Aの最大通信容量2Gbpsの通信速度で通信を行っている。
第2の変形例によれば、無線端末装置100を接続する基地局装置200を分散することができる。これにより、1つの基地局装置200の通信速度低下の影響を複数の無線端末装置100で受けるリスクを、回避することができる。
また、第2の変形例によれば、例えば家庭内等で保持している無線端末装置100をグループ化し、接続する基地局装置200を分散させることができる。これにより、1つの基地局装置200に集中して接続する場合よりも、グループ内の無線端末装置100の全体の通信速度を向上させることができる。
さらに、第2の変形例によれば、複数の無線端末装置100が接続する基地局装置200を予め分散させることができる。これにより、基地局装置200の通信負荷が増加することを抑制でき、通信負荷分散のための制御(ハンドオーバー等)を抑制することができる。この結果、基地局装置200の制御のための負荷を抑制することができる。
第2の変形例では、無線端末装置100がグループIDを基地局装置200に報告する場合の例となっているが、第1の実施形態のようにグループIDを無線端末装置100間で取得する例においても、同様の効果を得ることが可能である。
(第2の実施形態)
つぎに、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、無線端末装置100が待ち受け状態において基地局装置200を選択する点で、第1の実施形態とは異なる。以下、この点を中心に説明する。
図18は、第2の実施形態において基地局装置200を選択する処理の一例を示すフローである。なお、第1の実施形態と同様の処理は、同一のステップ番号を付することで詳細な説明を省略する。
無線端末装置100は、自装置の周囲に無線端末装置100が存在しない場合(ステップS106:YES)、および他の無線端末装置100が接続中の基地局装置200が存在しない場合(ステップS108:NO)、ステップS124の処理を実行する。無線端末装置100は、ステップS124において、選定基地局装置のうち通信品質が最良の基地局装置200で待ち受ける。
無線端末装置100は、他の無線端末装置100が接続中の基地局装置200以外の選定基地局装置が存在する場合(ステップS110:YES)、ステップS122に処理を進める。無線端末装置100は、ステップS122において、他の無線端末装置100が接続している基地局装置200以外の選定基地局装置のうち通信品質が最良の基地局装置200で待ち受ける。
無線端末装置100は、他の無線端末装置100が接続中の基地局装置200以外の選定基地局装置が存在しない場合(ステップS110:NO)、ステップS120に処理を進める。無線端末装置100は、ステップS120において、無線端末装置100の接続数が最も少ない選定基地局装置のうち通信品質が最良の基地局装置200で待ち受ける。
なお、ステップS120、ステップS122、ステップS124において、無線端末装置100は、通信品質を考慮せず、選定基地局装置が複数存在する場合、いずれかの選定基地局装置で待ち受けてよい。
以上のように、第2の実施形態によれば、無線端末装置100が待ち受ける基地局装置200を分散させることができるので、無線端末装置100が接続する基地局装置200を分散させることができる。
図19は、第2の実施形態において基地局装置200を選択する他の処理の一例を示すフローである。
無線端末装置100は、自装置の周囲の無線端末装置100から基地局情報として、接続中の基地局装置200の基地局情報に加えて、待ち受けている基地局装置200の基地局情報を取得する(ステップS104A)。周囲の無線端末装置100は、ある基地局装置200に接続済みである場合、当該基地局装置200のIDまたはセルIDを接続中の基地局情報として送信する。周囲の無線端末装置100は、ある基地局装置200に接続していないが、当該基地局装置200で待ち受けている場合、当該基地局装置200のIDまたはセルIDを待ち受け中の基地局情報として送信する。
無線端末装置100は、周囲の無線端末装置100が存在する場合(ステップS106)、周囲の無線端末装置100が接続または待ち受け中の基地局装置200以外の選定基地局装置が存在するか否かを判定する(ステップS108A)。無線端末装置100は、周囲の無線端末装置100が接続または待ち受け中の基地局装置200以外の選定基地局装置が存在する場合(ステップS108A:YES)、ステップS122Aに処理を進める。無線端末装置100は、ステップS122Aにおいて、周囲の無線端末装置100が接続または待ち受け中の基地局装置200以外の選定基地局装置のうち通信品質が最良の基地局装置200で待ち受ける。
無線端末装置100は、周囲の無線端末装置100が接続または待ち受け中の基地局装置200以外の選定基地局装置が存在しない場合(ステップS108A:NO)、周囲の無線端末装置100が待ち受けている基地局装置200が存在するか否かを判定する(ステップS110A)。無線端末装置100は、周囲の無線端末装置100が待ち受けている基地局装置200が存在する場合(ステップS110A:YES)、待受数が最も少ない選定基地局装置のうち通信品質が最良の基地局装置200で待ち受ける(ステップS120A)。無線端末装置100は、周囲の無線端末装置100が待ち受けている基地局装置200が存在しない場合(ステップS110A:NO)、接続数が最も少ない選定基地局装置のうち通信品質が最良の基地局装置200で待ち受ける(ステップS120B)。
なお、ステップS120A、ステップS120B、ステップS122A、ステップS124において、無線端末装置100は、通信品質を考慮せず、選定基地局装置が複数存在する場合、いずれかの選定基地局装置で待ち受けてよい。
図20は、第2の実施形態における無線端末装置100の動作の一例を説明するための図である。
無線端末装置100Bが基地局装置200Aに接続し、無線端末装置100Aが基地局装置200Bに接続しているものとする。無線端末装置100Cは、セルサーチにより、基地局装置200Bおよび基地局装置200Cを選定する。無線端末装置100Cは、無線端末装置100Aから取得した基地局情報Daに基づいて、無線端末装置100Aが基地局装置200Bに接続していることを認識する。これにより、無線端末装置100Cは、通信品質が基地局装置200Cより高い基地局装置200Bではなく、周囲の無線端末装置100Aが接続していない基地局装置200Cで待ち受けることができる。このような動作は、上述したステップS122Aを実行することにより実現することができる。
以上のように、無線端末装置100は、周囲の無線端末装置100が接続または待ち受けていない選定基地局装置で待ち受けることができる。これにより、無線端末装置100は、他の無線端末装置100が接続または待ち受けする基地局装置200とは異なる基地局装置200で待ち受けをすることができる。このため、通信要求が発生した場合に待ち受けしている基地局装置200、すなわち1つの基地局装置200に集中して接続してしまうことにより、通信速度低下の影響を全無線通信端末100で受けるリスクを避ける基地局装置200に即座に接続することが可能となる。
また、無線端末装置100は、周囲の無線端末装置100が接続または待ち受けている基地局装置200以外の選定基地局装置がない場合、周囲の無線端末装置100が接続している基地局装置200よりも、周囲の無線端末装置100が待ち受けている選定基地局装置を優先して待ち受けることができる。これにより、無線端末装置100は、通信接続要求が発生した場合に、他の無線端末装置100は待ち受けているだけで、接続はしていないので、当該基地局装置200と独占して通信を行うことができる。
なお、無線端末装置100は、周囲の無線端末装置100の状況や、基地局装置200の状況が変化するため、図18および図19の処理を定期的に実行することが望ましい。これにより、無線端末装置100は、最適な基地局装置200で待ち受けをすることができる。
(第3の実施形態)
つぎに、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、無線端末装置100が優先して接続するタイプの基地局装置200に接続する点で、上述した実施形態とは異なる。以下、この点を中心に説明する。
図21は、第3の実施形態における無線通信システムの一例を示す概略図である。
第3の実施形態において、基地局装置200のそれぞれは、特定のタイプの基地局装置である。例えば、タイプaの基地局装置200は大容量の通信性能を持ち、タイプbの基地局装置200は大容量ではないが超低遅延通信性能を持つ。
あるいは、タイプaの基地局装置200は超高速ダウンロードが可能であり、タイプbの基地局装置200は超高速アップロードが可能である。すなわち、基地局装置200と無線端末装置100がTDD(Time Division Duplex)方式で通信を行う場合、タイプaは下り信号の信号比が上り信号の信号比よりも大きい設定(下り重視設定)であり、タイプbは上り信号の信号比が下り信号の信号比よりも大きい設定(上り重視設定)である。
無線端末装置100Aには、従属端末150aおよび150bが接続される。無線端末装置100Bには、従属端末150cおよび150dが接続される。なお、以下の説明において、従属端末を総称する場合には単に「従属端末150」と記載する。従属端末150は、例えば、パーソナルコンピュータ、テレビその他の家電製品、IoT機器、スマートフォンである。従属端末150は、無線端末装置100と接続することで、基地局装置200と通信を行う。
無線端末装置100は、第2通信部114を用いて、従属端末150と通信を行う。無線端末装置100は、従属端末150からの通信要求を受け付けた場合に、基地局装置200と接続する。無線端末装置100は、従属端末150の動作に必要な情報やデータを基地局装置200との間、および従属端末150との間で送受信する。
無線端末装置100は、基地局装置200のタイプに優先順位を付加する。無線端末装置100は、例えば、従属端末150による要求に基づいてタイプの優先順位を変更してよい。例えば、従属端末150が低遅延通信を行うことが望ましいアプリケーションを動作させている場合、大容量の通信性能を実現するタイプの優先順位よりも、大容量ではないが超低遅延通信性能を実現するタイプの優先順位を高くする。また、従属端末150が超高速ダウンロードを行うことが望ましいアプリケーションを動作させている場合、超高速アップロードを実現するタイプの優先順位よりも、超高速ダウンロードを実現するタイプの優先順位を高くする。
図22は、第3の実施形態における無線端末装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
無線端末装置100は、自装置の周囲に無線端末装置100が存在しない場合(ステップS106:YES)、および他の無線端末装置100が接続中の基地局装置200が存在しない場合(ステップS108:NO)、ステップS310の処理を実行する。無線端末装置100は、ステップS310において、選定基地局装置のうち優先順位が最も高いタイプの基地局装置200に接続する。
無線端末装置100は、周囲の無線端末装置100が接続している基地局装置200が存在する場合に、選定基地局装置のうち、周囲が接続している基地局装置200以外のタイプの基地局装置200が存在するか否かを判定する(ステップS400)。
無線端末装置100は、選定基地局装置のうち、周囲が接続している基地局装置200以外のタイプの基地局装置200が存在する場合(ステップS400:YES)、ステップS404に処理を進める。無線端末装置100は、ステップS404において、周囲が接続している基地局装置200以外のタイプの選定基地局装置のうち優先順位が最も高いタイプの基地局装置200に接続する。
無線端末装置100は、選定基地局装置のうち、周囲が接続している基地局装置200以外のタイプの基地局装置200が存在しない場合(ステップS400:NO)、ステップS402に処理を進める。無線端末装置100は、ステップS402において、周囲が接続している基地局装置200以外の選定基地局装置が存在するか否かを判定する。
無線端末装置100は、周囲が接続している基地局装置200以外の選定基地局装置が存在する場合(ステップS402:YES)、ステップS406に処理を進める。無線端末装置100は、ステップS406において、周囲が接続している基地局装置200以外の選定基地局装置のうち、最良の通信品質の基地局装置200に接続する。
無線端末装置100は、周囲が接続している基地局装置200以外の選定基地局装置が存在しない場合(ステップS402:NO)、ステップS408に処理を進める。無線端末装置100は、ステップS408において、最も接続数の少ない選定基地局装置のうち最良の通信品質の基地局装置200に接続する。
なお、ステップS408、ステップS406において、無線端末装置100は、通信品質を考慮せず、選定基地局装置が複数存在する場合、いずれかの選定基地局装置に接続してもよい。
以上説明した第3の実施形態によれば、複数の無線端末装置100を異なるタイプの基地局装置200にそれぞれ接続することで、無線端末装置100に接続する従属端末150の通信用途に応じて接続する無線端末装置100を選択させることが可能となる。
従属端末150が複数の無線端末装置100に接続可能である場合、従属端末150は、無線端末装置100から、現在接続している基地局装置200のタイプ情報を取得し、所望のタイプの基地局装置200に接続している無線端末装置100に接続してよい。例えば、無線端末装置100Aが下り重視設定のタイプの基地局装置200に接続し、無線端末装置100Bが上り重視設定のタイプbの基地局装置200に接続している場合、従属端末150が高速アップロードを行いたい場合には、従属端末150は、無線端末装置100Bに接続する。
予め無線端末装置100Aをタイプaの基地局装置200に優先的に接続するよう設定し、無線端末装置100Bをタイプbの基地局装置200に優先的に接続するよう設定しておいてもよい。すなわち、無線端末装置100Aは、タイプbよりもタイプaの優先順位を高くしたタイプのリストを保持し、無線端末装置100Bは、タイプaよりもタイプbの優先順位を高くしたタイプのリストを保持する。
また、第3の実施形態によれば、上述した第2の実施形態を組み合わせてもよい。例えば、無線端末装置100は、選定基地局装置のうち他に接続していない基地局装置200であって優先順位が高いタイプの基地局装置200に最優先に接続し、優先順位が高いタイプの基地局装置200が選定基地局装置に含まれない場合、他に接続していない基地局装置200に接続し、選定基地局装置のうち他に接続していない基地局装置200がない場合、他に待ち受けていない基地局装置200に接続する。
なお、本発明の一態様における無線端末装置100、従属端末150、および基地局装置200において動作するプログラムは、本発明の一態様に関わる上記の各実施形態や変形例で示した機能を実現するように、1つ、または複数の、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)であっても良い。そして、これらの各装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAM(Random Access Memory)に蓄積され、その後、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)等の各種ストレージに格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行われても良い。
なお、上述した各実施形態や変形例における無線端末装置100、従属端末150、および基地局装置200それぞれの一部又は全部を1つ、または複数のプロセッサを備えたコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、無線端末装置100、従属端末150、および基地局装置200に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した各実施形態や変形例における無線端末装置100、従属端末150、および基地局装置200のそれぞれの一部、又は全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよいし、チップセットとして実現してもよい。また、上述した各実施形態や変形例における無線端末装置100、従属端末150、および基地局装置200の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、又は全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法は、LSIに限らず専用回路、および/または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
以上、この発明の一態様として各実施形態や変形例に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は各実施形態や変形例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明の一態様は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態や変形例に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
例えば、上記各実施形態や各変形例の一部または全部を組み合わせることで本発明の一態様を実現してもよい。
1…無線通信システム、100、100A、100B、100C、100D、100E…無線端末装置100a…検出可能範囲、110、110A…通信部、112…第1通信部、112a…測定部、114…第2通信部、120…制御部、122…基地局選択部、124…基地局情報取得部、130…記憶部、150、150a、150b、150c、150d…従属端末、200、200A、200B、200C…基地局装置

Claims (11)

  1. 基地局装置、および自装置とは他の端末装置と通信し、自装置が選択している前記基地局装置を特定する第1の基地局情報を送信する通信部と、
    前記他の端末装置が選択している前記基地局装置を特定する第2の基地局情報に基づいて、自装置が接続する基地局装置を選択する選択部と、を備え、
    自装置が、前記第1の基地局情報を前記他の端末装置に送信するとともに、前記他の端末装置から前記第2の基地局情報を受信することで、前記自装置と前記他の端末装置との間で基地局情報を交換し、
    前記第1の基地局情報、および前記第2の基地局情報は、前記基地局装置のタイプを示す情報であり、
    前記選択部は、前記第1の基地局情報により示される前記基地局装置のタイプ、および前記第2の基地局情報により示される前記基地局装置のタイプに基づいて、自装置が接続する前記基地局装置を選択する、
    端末装置。
  2. 前記基地局装置のタイプは、前記基地局装置がダウンロード重視とアップロード重視との何れかであるかを示す情報、または前記基地局装置が大容量の通信性能と超低遅延通信性能との何れかを持つかを示す情報である、請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記選択部は、前記他の端末装置が選択していない基地局装置を、自装置が接続する基地局装置として選択する、
    請求項1または2に記載の端末装置。
  4. 複数の基地局装置のそれぞれについて通信品質を測定する測定部を更に備え、
    前記選択部は、前記他の端末装置が選択している前記基地局装置を特定する情報および前記測定部により測定された前記基地局装置のそれぞれについての通信品質に基づいて、自装置が接続する基地局装置を選択する
    請求項1から3のうち何れか1項に記載の端末装置。
  5. 前記選択部により選択された前記基地局装置に接続する、
    請求項1からのうち何れか1項に記載の端末装置。
  6. 前記選択部により選択された前記基地局装置で待ち受け、通信要求が発生した場合に、待ち受けている前記基地局装置に接続する、
    請求項1からのうち何れか1項に記載の端末装置。
  7. 前記通信部は、前記他の端末装置のうち予めグループ化された端末装置から、前記他の端末装置が選択している前記基地局装置を特定する情報を取得する、
    請求項1からのうち何れか1項に記載の端末装置。
  8. 複数の基地局装置と、複数の端末装置とを備える無線通信システムであって、
    前記複数の端末装置のうちの第1の端末装置は、自身が選択している第1の基地局装置を特定する第1の基地局情報を、前記複数の端末装置のうちの第2の端末装置に送信し、
    前記第2の端末装置は、
    前記複数の基地局装置、および前記第1の端末装置と通信し、自装置が選択している前記基地局装置を特定する第2の基地局情報を送信する通信部と、
    前記第1の端末装置が選択している前記第1の基地局装置を特定する情報に基づいて、自装置が接続する前記基地局装置を選択する選択部と、を備え、
    前記第2の端末装置が、前記第2の基地局情報を他の端末装置に送信するとともに、前記第1の端末装置から前記第1の基地局情報を受信することで、前記自装置と前記第1の端末装置との間で基地局情報を交換し、
    前記第1の基地局情報、および前記第2の基地局情報は、前記基地局装置のタイプを示す情報であり、
    前記選択部は、前記第1の基地局情報により示される前記基地局装置のタイプ、および前記第2の基地局情報により示される前記基地局装置のタイプに基づいて、自装置が接続する前記基地局装置を選択する、
    無線通信システム。
  9. 前記基地局装置のタイプは、前記基地局装置がダウンロード重視とアップロード重視との何れかであるかを示す情報、または前記基地局装置が大容量の通信性能と超低遅延通信性能との何れかを持つかを示す情報である、請求項8に記載の無線通信システム。
  10. 第1の端末装置が、自身が選択している基地局装置を特定する第1の基地局情報を、第2の端末装置に送信し、
    第2の端末装置が、自身が選択している基地局装置を特定する第2の基地局情報を、第1の端末装置に送信し、
    前記第の端末装置が、前記第2の端末装置から、前記第2の基地局情報を取得し、
    前記第1の端末装置が、前記第2の端末装置が選択している前記第2の基地局情報に基づいて、自装置が接続する前記基地局装置を選択し、
    前記第1の基地局情報、および前記第2の基地局情報は、前記基地局装置のタイプを示す情報であり、
    前記第1の端末装置は、前記第1の基地局情報により示される前記基地局装置のタイプ、および前記第2の基地局情報により示される前記基地局装置のタイプに基づいて、自装置が接続する前記基地局装置を選択する、
    通信方法。
  11. 前記基地局装置のタイプは、前記基地局装置がダウンロード重視とアップロード重視との何れかであるかを示す情報、または前記基地局装置が大容量の通信性能と超低遅延通信性能との何れかを持つかを示す情報である、請求項10に記載の通信方法。
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