JP7095633B2 - 表示ユニット、表示装置および道路情報表示装置 - Google Patents

表示ユニット、表示装置および道路情報表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、表示ユニット、表示装置および道路情報表示装置に関する。
表示装置および道路情報表示装置は、複数の表示ユニットをマトリクス状に配置して構成される。表示ユニットは、回路基板と、回路基板に設けられる複数の発光素子と、回路基板への外光の入射を抑制する反射抑制部材を備えている。反射抑制部材には、外光の入射を抑制するため、回路基板に対して垂直方向に突出する複数の庇部が設けられている。
このような表示装置では、反射抑制部材の庇部に雪が積もり、発光素子からの出射光が遮られることがある。そこで、近年、表示ユニットに、反射抑制部材を加熱する加熱部材を設けた表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-126151号公報(段落[0040]、[0041]参照)
加熱部材を有する表示装置においては、電力消費量を低減するため、加熱部材に通電する時間を短縮することが求められる。例えば、特許文献1では、表示装置の外部に降雪センサを設け、降雪が検出されないときには加熱部材への通電を停止することで、加熱部材に通電する時間の短縮を図っている。
しかしながら、特許文献1に記載の降雪センサは表示装置の周囲における降雪の有無を検出するものであるので、特許文献1の表示装置では、表示装置の周囲で雪が降っていることが検出されると、庇部に雪が積もっていなくても、加熱部材への通電が実施される。このため、特許文献1に記載の表示装置によれば、実際には、庇部に雪が積もっていないにもかかわらず、加熱部材への通電が実施されることがある。このように、特許文献1に記載の表示装置では、加熱部材への通電時間が長くなり、消費電力量が多くなってしまうという課題がある。
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、加熱部材への通電時間を従来よりも短くし、消費電力量を少なくすることのできる表示ユニット、表示装置および道路情報表示装置を得ることを目的とする。
本発明にかかる表示ユニットは、側壁と透光性を備える底壁を有する箱状のケースと、実装面がケースの底壁に対向するようにケースに設けられる回路基板と、ケースの底壁において、回路基板に対向する面と反対側の面に設けられ、底壁に垂直な方向に突出する複数の庇部を有する反射抑制部材と、回路基板の実装面とケースの底壁の間に設けられる光センサおよび複数の発光素子と、通電により発熱して反射抑制部材を加熱する加熱部材と、加熱部材への通電状態を切り替える制御装置と、を備え、光センサは、ケースの底壁に向けて検出光を出射する発光部および検出光の反射光を受光する受光部を有し、反射抑制部材は、光センサが設けられる位置に対応する位置に、透光性を備える透光部を有し、複数の庇部のうち、少なくとも1つの庇部は、透光部材を備える第1庇部として構成され、第1庇部は、透光部を構成するのであり、制御装置は、受光部にて検出する検出光の反射光の強度が基準強度以上であるときには加熱部材に通電し、受光部にて検出する検出光の反射光の強度が基準強度未満であるときには加熱部材への通電を停止する。
本発明にかかる表示ユニットは、側壁と透光性を備える底壁を有する箱状のケースと、実装面がケースの底壁に対向するようにケースに設けられる回路基板と、回路基板の実装面とケースの底壁の間に設けられる光センサおよび複数の発光素子と、ケースの底壁において、回路基板に対向する面と反対側の面に設けられる反射抑制部材および検出部と、通電により発熱して反射抑制部材を加熱する加熱部材と、加熱部材への通電状態を切り替える制御装置と、を備え、光センサは、ケースの底壁に向けて検出光を出射する発光部および検出光の反射光を受光する受光部を有し、反射抑制部材は、ケースの底壁に垂直な方向に突出する複数の庇部を有し、ケースの底壁において反射抑制部材が設けられる面には、発光素子が設けられた位置に対応した位置に集光レンズが設けられ、検出部は、光センサが設けられる位置に対応する位置に設けられ、ケースの底壁に垂直な方向に突出し、透光性を備える突出部を有し、ケースの底壁に直交する方向における突出部の長さは、ケースの底壁に直交する方向における集光レンズの長さよりも長く、制御装置は、受光部にて検出する検出光の反射光の強度が基準強度以上であるときには加熱部材に通電し、受光部にて検出する検出光の反射光の強度が基準強度未満であるときには加熱部材への通電を停止する。
本発明の表示ユニットによれば、反射抑制部材に雪が積もっている場合は、発光部から出射された検出光が、透光部を通過した後、反射抑制部材に積もった雪にて反射し、基準強度以上の強度を有する反射光として受光部に入射する。この場合、加熱部材への通電が実施される。一方、反射抑制部材に雪が積もっていない場合、発光部から出射された検出光は、透光部を通過した後、大気中に拡散する。この場合、基準強度以上の強度の反射光は受光部に入射しないため、加熱部材への通電は停止される。このように、本構成によれば、光センサによって反射抑制部材に積もっている雪を検出することができるため、反射抑制部材に雪が積もっていない場合には発熱部材への通電を停止することができる。したがって、加熱部材への通電時間を従来よりも短くし、消費電力量を少なくすることができる。
本発明の表示ユニットによれば、検出部に設けられた突出部は、反射抑制部材と同様にケースの底壁に設けられてケースの底壁に垂直な方向に突出するものであるため、突出部に雪が積もっている場合には、反射抑制部材にも雪が積もっているものと推定され、突出部に雪が積もっていない場合は、反射抑制部材にも雪は積もっていないものと推定される。本発明の表示ユニットによれば、突出部に雪が積もっている場合、発光部から出射された検出光は、検出部を通過した後、突出部に積もった雪にて反射し、基準強度以上の強度を有する反射光として受光部に入射する。この場合、加熱部材への通電が実施される。一方、突出部に雪が積もっていない場合、発光部から出射された検出光は、検出部を通過した後、大気中に拡散する。この場合、基準強度以上の強度の反射光は受光部に入射しないため、加熱部材への通電は停止される。このように、本構成によれば、光センサによって突出部に積もっている雪を検出することで反射抑制部材に雪が積もっていることを推定することができるため、突出部に雪が積もっていない場合、すなわち反射抑制部材に雪が積もっていないと推定される場合には発熱部材への通電を停止することができる。したがって、加熱部材への通電時間を従来よりも短くし、消費電力量を少なくすることができる。
本発明の実施の形態1にかかる表示装置の斜視図。 本発明の実施の形態1にかかる表示ユニットの正面図。 図2のA-A線断面図。 本発明の実施の形態1にかかる表示装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態1にかかる表示装置の制御フローチャート。 図6(a)および(b)は、図3の領域Bを拡大して示す拡大図。 本発明の実施の形態2にかかる表示ユニットの正面図。 図7のC-C断面図。 図9(a)および(b)は、図7のC-C断面図。 本発明の実施の形態3にかかる表示ユニットの図3に相当する断面図。 他の実施の形態にかかる表示ユニットの図3に相当する断面図。 他の実施の形態にかかる表示ユニットの図6(a)および(b)に相当する断面図。 他の実施の形態にかかる表示ユニットの正面図。 図13のD-D断面図。
本発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。また説明の便宜上、各図中に示す部分のサイズ、形状の比例関係等が誇張されている場合がある。
(実施の形態1)
図1~図6を参照しながら、本発明の実施の形態1にかかる表示ユニット10および表示装置100について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる表示装置100の斜視図である。図1に示すように、本実施の形態1にかかる表示装置100は、画像を表示する複数の表示ユニット10をマトリクス状に配列して構成される。表示装置100において画像が表示される面を画像表示面101とする。
表示装置100は、高速道路または一般道路に設置されて注意喚起情報または各種の道路情報等を表示する道路情報表示装置として使用されることが好ましいが、道路情報表示装置以外の画像表示装置として野外スタジアム等に設置することもできる。
各表示ユニット10は、各表示ユニット10の画像が表示される面である画像表示面101が、表示装置100の正面を向くようにマトリクス状に敷き詰められ、支持フレーム200にネジ止め等により固定されている。これにより、表示装置100および画像表示面101が構成される。
図2は、本実施の形態1にかかる表示ユニット10を正面から見た正面図を示し、図3は図2のA-A線断面図を示す。
図2、図3に示すように、表示ユニット10は、底壁41および側壁42を有する箱状のケース40と、実装面22がケース40の底壁41に対向するようにケース40に設けられる回路基板20を備える。回路基板20の実装面22には、底壁41との間に、複数の発光素子30、光センサ60および電熱線71(特許請求の範囲における「加熱部材」)が設けられている。複数の発光素子30全体で画像が表示され、各発光素子30は、画像を構成する画素となる。
ケース40は、画像表示面101と平行に延びる底壁41と、底壁41から垂直な方向に突出する側壁42とを有する箱状の筐体であり、透光性を有する透明材料を用いて作成される。ケース40を作成する透明材料としては、例えば、ポリカーボネート樹脂またはアクリル樹脂等の透明樹脂、シリコーン、ガラス等が挙げられる。
回路基板20は、実装面22がケース40の底壁41に対向するように、ケース40に嵌め込められ、ネジ止め等によりケース40に固定されている。このように回路基板20の実装面22は画像表示面101側を向くように配置される。
回路基板20は、絶縁性の樹脂材料、ガラス材料またはセラミック材料等を用いて作成される。
回路基板20の実装面22には、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)のLEDチップを封止した3in1型の表面実装型LED素子である発光素子30がマトリクス状に実装されている。発光素子30は、後述する制御装置90により駆動され、任意の色彩および任意の強度の光をケース40の底壁41に向けて出射する。
また、回路基板20の実装面22には、ニクロム等の電熱性導電金属を有する電熱線71が設けられている。電熱線71は、エナメルまたはフッ素樹脂にて被覆されていることが好ましい。電熱線71は、一端部が回路基板20を貫通して、回路基板20の実装面22の反対側に設けられたコネクタ29に接続している。
さらに、回路基板20の実装面22には、発光部61と受光部62を有する反射型光センサ60が設けられている。
反射型光センサ60は制御装置90に接続されており、制御装置90からの出力に応じて、発光部61から検出光を出射する。検出光は、例えば赤外光であり、その光路上に何らかの物体が存在すると、当該物体に反射して反射光となる。
受光部62は、受光した反射光の強度に応じた強さの電気信号を受光信号として、後述する制御装置90に出力する。なお、検出光としては、レーザ光等を用いることもできるが、赤外光が最も好ましい。
次に、ケース40について説明する
上述したように、ケース40は、底壁41と側壁42を有する。ケース40の底壁41は、回路基板20に対向する裏面41aと、裏面41aとは底壁41の厚み方向において反対側に位置する表面41bを有する。表面41bには、ルーバ50(特許請求の範囲における「反射抑制部材」に相当)と、複数の集光レンズ47が設けられている。
ルーバ50は、例えば、ポリカーボネート樹脂またはアクリル樹脂等の透明樹脂材料(特許請求の範囲における「透明部材」)を用いて作成され、平板状のベース部51と、互いに平行に延びる第1庇部55および複数の第2庇部56とを備える。第1庇部55と第2庇部56は、表示ユニット10の上辺または下辺に沿って延びる形状となっている。また、ルーバ50には、第1庇部55を含む透光部58が設けられている。
ベース部51は、画像表示面101と平行な面に沿って延びるように構成されている。第1庇部55および第2庇部56は、ベース部51に設けられ、ケース40の底壁41に垂直な方向に突出するように構成されている。ルーバ50は、ネジ止め等により底壁41の表面41bに固定されている。
ベース部51の表面には、外光の回路基板20への入射を抑制するため、黒色塗料を用いた黒色塗装が施されている。黒色塗料は特に限定されないが、艶消しの黒色塗料が好ましい。
また、外光の反射をより効率よく抑制するため、ベース部51の表面には、図2に示すようにシボ加工が施されていることが好ましい。
また、ルーバ50のベース部51には、複数の収容部54が設けられている。収容部54は、発光素子30が実装される位置に対応して設けられる矩形形状の開口部である。なお、収容部54の形状は矩形形状に限られるものではなく、円形状または楕円形状であってもよい。
各収容部54には、ケース40に設けられた集光レンズ47がそれぞれ収容されている。集光レンズ47は、各発光素子30からの出射光の輝度を向上させることを目的として設けられたものであり、発光素子30から出射された光を集約して外部へ出射する。
次に、第1庇部55、第2庇部56および透光部58について詳述する。
上述したように、第1庇部55および第2庇部56は、いずれも水平方向に延びるように構成されている。図3に示すように、第1庇部55は、反射型光センサ60が設けられた位置に対応する位置に、1列に設けられている。また、第2庇部56は6列に配列して設けられている。なお、第1庇部55および第2庇部56の配列数は、図3に示す構成に限られるものではなく、任意に変更することができる。
第2庇部56の表面は、外光の回路基板20への入射を抑制するため、黒色塗装が施されている。一方、第1庇部55は、表面塗装は施されていない。このため、第1庇部55は、透光性を有する。
透光部58は、第1庇部55と、第1庇部55が接続するベース部51を有する。上述したように、第1庇部55と、ベース部51は、いずれも透光性を有する透明樹脂材料を用いて作成されており、第1庇部55の表面に表面塗装がなされていないため、透光部58は、透光性を有することとなる。
したがって、第1庇部55に雪が積もっている場合、発光部61から出射された検出光は、ケース40の底壁41と透光部58を通過した後、第1庇部55に積もった雪に反射して反射光となり、再び透光部58と底壁41を通過して受光部62に入射する。
次に、図4を参照しながら、表示装置100の構成について説明する。図4に示すように、表示装置100は、外部から入力された電力を各表示ユニット10の発光素子30と反射型光センサ60にそれぞれ供給する第1電源回路91、外部から入力された電力を各表示ユニット10の電熱線71にそれぞれ供給する第2電源回路92、第1電源回路91から反射型光センサ60への通電状態を制御する第1切替回路93、第2電源回路92から電熱線71への通電状態を制御する第2切替回路94、外気温度を測定する外気温センサ120、および各種制御を実行する制御装置90を含んで構成される。
制御装置90には、外部指示器110が接続されている。外部指示器110は制御装置90に対して、表示すべき画像を指示する表示指示信号を出力する。外部指示器110は、表示装置100に指令を出す指令室等に設置されている。
制御装置90は、発光素子30の駆動制御と、電熱線71および反射型光センサ60への電力供給制御を含む各種制御を実行する。
制御装置90は、発光素子30の駆動制御においては、まず、外部指示器110から供給された表示指示信号に各種変換処理を施す。次に、変換した表示指示信号に基づき、発光素子30を制御するためのPWM信号を生成し、各表示ユニット10の駆動回路28に出力する。ここで、制御装置90が行う各種変換処理は、表示装置100のスクリーンサイズにあわせた画像の拡大/縮小処理、高画質化処理等を含む。
第1電源回路91は、AC/DC変換回路を備える。AC/DC変換回路は、外部から入力される一定の電圧の交流電流を直流電流に変換し、制御装置90、各表示ユニット10の駆動回路28および第1切替回路93にそれぞれ出力する。
駆動回路28は、第1電源回路91から供給される直流電流の電圧を、制御装置90から入力されるPWM信号のデューティ比に応じて定められる電圧に制御して、各発光素子30に出力する。各発光素子30は、駆動回路28から供給される電力を受けて発光する。
第1切替回路93は、制御装置90からの出力に基づいて反射型光センサ60の通電状態を制御する。反射型光センサ60に通電されると、発光部61から検出光が出射される。
第2電源回路92は、AC/AC変換回路を備える。AC/AC変換回路は、外部から入力される一定の電圧の交流電流を、電熱線71に適した電圧の交流電流に変換する。各表示ユニット10に設けられた電熱線71は、各表示ユニット10に設けられたコネクタ29を通じて第2電源回路92にそれぞれ接続されており、第2電源回路92から供給される電力を受けて発熱する。電熱線71が発熱すると、第1庇部55および第2庇部56を含むルーバ50、および回路基板20等が加熱される。
制御装置90は、受光部62から出力された受光信号に基づき、第2切替回路94を制御する。制御装置90は、受光信号に基づき、反射光の強度が基準強度A以上であると判断する場合は、第2切替回路94を制御して第2電源回路92に通電する。すなわち、電熱線71に通電する。
一方、制御装置90は、反射光の強度が基準強度A未満であると判断する場合は、第2切替回路94を制御して第2電源回路92への通電を停止する。すなわち、電熱線71への通電を停止する。
基準強度Aは、第1庇部55に雪が積もっている場合に検出される反射光の強度であり、制御装置90に予め記憶させておく。表示装置100の設置場所や装置特性等によって異なる値とすることが好ましく、事前試験やシミュレーション等により予め求めておくことができる。また、季節や時間帯によって異なる値を求めておくこともできる。
次に、図5のフローチャートを参照しながら、制御装置90にて実行する制御処理について詳述する。
まず、表示装置100がオンとなると、外気温センサ120が外気温度Tを検出し、検出結果を制御装置90に出力する。制御装置90は、外気温センサ120が検出した外気温度Tが設定温度α未満であるか否かを判断する(ステップS10)。なお、設定温度αは、第1庇部55または第2庇部56に雪が積もり得る最高温度、例えば、3℃または5℃に設定することができるが、これらに限られるものではない。
制御装置90は、外気温度Tが設定温度α以上であると判断する場合(ステップS10;NO)、反射型光センサ60への通電を停止する(ステップS30)。次に、制御装置90は、電熱線71への通電を停止し(ステップS35)、この処理を一旦終了する。
一方、制御装置90は、外気温度Tが設定温度α未満であると判断する場合(ステップS10;YES)、制御装置90は第1切替回路93を制御して反射型光センサ60に通電する(ステップS15)。
次に、制御装置90は、受光部62にて検出された反射光の強度が基準強度A以上であるか否かを判断する(ステップS20)。反射光の強度が基準強度A以上であると判断する場合(ステップS20;YES)、制御装置90は、第2切替回路94を制御して電熱線71に通電する(ステップS25)。
一方、制御装置90は、受光部62にて検出された反射光の強度が基準強度A未満であると判断する場合(ステップS20;NO)、電熱線71への通電を停止する(ステップS35)。
このような構成によれば、外気温度Tが設定温度α未満である場合は、図6(a)に示すように、発光部61から検出光が出射される。この検出光は、ケース40の底壁41と透光部58を通過して外部に出射する。
このとき、同図6(a)に示すように、第1庇部55に雪Y1が積もっていると、検出光が雪Y1にて反射して反射光となり、当該反射光の一部が、再び透光部58とケース40の底壁41を通過して、受光部62に入射する。受光部62は、受光信号を制御装置90に出力し、制御装置90は、電熱線71に通電する。
一方、同図6(b)に示すように、第1庇部55に雪が積もっていない場合、発光部61から出射された検出光は大気中に拡散するため、受光部62に入射する反射光の強度は基準強度A未満となる。この場合、制御装置90は電熱線71への通電を停止する。
なお、同図6(b)に示すように、気候条件によっては、第1庇部55に雪Y1は積もらず、集光レンズ47の表面にのみ、雪Y2が付着する場合がある。このような集光レンズ47の表面に付着する雪Y2は、発光素子30から出射される出射光の出射方向における厚みが薄いため、雪Y2によって、発光素子30から出射される光が遮られてしまう可能性は極めて低い。本実施の形態1によれば、図6(b)に示すように、集光レンズ47の表面にのみ雪Y2が付着している場合、すなわち、第1庇部55に雪Y1が積もっていない場合は、電熱線71への通電を停止することができるため、発光素子30から出射された光が、ほとんど雪に遮られてないにも関わらず、電熱線71に通電してしまうことを抑制することができる。
上述した本実施の形態1によれば、以下に示す効果を奏することができる。
(1)本実施の形態1によれば、第1庇部55に雪が積もっている場合、発光部61から出射された検出光は雪にて反射し、一部は、基準強度A以上の強度を有する反射光となって再び透光部58を通過して受光部62に入射する。この場合、制御装置90は、電熱線71に通電する。一方、第1庇部55に雪が積もっていない場合、すなわち受光部62に基準強度A以上の強度を有する反射光が入射しない場合、制御装置90は、電熱線71への通電を停止する。このため、本構成によれば、第1庇部55に雪が積もっていない場合に、電熱線71に通電が実施されることを抑制することができる。したがって、電熱線71への通電時間を従来よりも短くし、消費電力量を少なくすることができる。
(2)第1庇部55に雪が積もっていない場合であっても、透光部58を通じて受光部62にノイズとしての反射光が入射する場合がある。本実施の形態1によれば、反射光の強度が基準強度A以上であるときに電熱線71に通電する。すなわち、反射光の強度が基準強度A未満である場合には、電熱線71への通電を停止する。このため、ノイズによる反射光が検出されたことによって、電熱線71への通電が実施されてしまうことを抑制することができる。
(3)表示装置100の周囲で降雪が発生していない場合であっても、表示装置100の周囲に屋根等の構造物が存在する場合、当該構造物に積もった雪が落下して表示装置100に降りかかり、第1庇部55および第2庇部56に雪が積もることがある。このような場合、従来の降雪センサを用いた構成では、第1庇部55および第2庇部56に雪が積もったことを検出することができないため、電熱線71に通電することができなかった。この点、本実施の形態1によれば、表示装置100の周囲で降雪が発生していない場合であっても、第1庇部51に雪が積もったことを検出することができるため、電熱線71に通電して、第1庇部55および第2庇部56に積もった雪を融解することができる。
(4)雪は、赤外領域において、最も反射率が高くなる特徴を有する。本実施の形態1では、検出光として赤外光を用いているため、高い感度で雪の有無を検出することができる。
(5)第1庇部55に対応する位置に反射型光センサ60を配置したため、表示ユニット10の表示領域を狭めることなく、降雪を検知することができる。
(6)第2庇部52を黒色塗装しているため、第1庇部51にて降雪を検知することができる一方、第2庇部52は、反射抑制機能を確保することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2の表示ユニット10と表示装置100について、先の図1、図2、図4および図5の他、更に図7~図9を併せ参照して説明する。なお、特に断りの無い場合、同一符号は同一の構成を示すことによりその詳細な説明を適宜割愛する。
図7は、本実施の形態2にかかる表示ユニット10を正面から見た正面図を示し、図8および図9は、図7のC-C線断面図を示す。本実施の形態では、図8に示すように、反射型光センサ60を構成する発光部61と受光部62が、水平方向に隙間Aを空けて設けられている。
発光部61と受光部62は、いずれも制御装置90に接続されており、発光部61は制御装置90からの出力に応じて赤外線を含む検出光を出射し、受光部62は反射光を受光すると受光信号を制御装置90に出力する。なお、上述の通り、検出光としては、赤外光が最も好ましいが、これに限られず、他の波長の光を用いることもできる。
図9(a)に、第1庇部55において、隙間Aに対応する位置に途切れなく雪Y3が積もっている場合における検出光と反射光の経路の一例を示す。同図9(a)に示すように、第1庇部55に積もった雪Y3に入射した検出光は、反射と拡散を繰り返しながら雪Y3の内部を伝搬した後、一部は雪Y3の内部から出射し、反射光として受光部62に入射する。この場合、受光部62は受光信号を制御装置90に出力する。
これに対して、図9(b)に、第1庇部55の一部にのみ雪Y4が積もっている場合、すなわち、第1庇部55において隙間Aに対応する位置の一部に雪Y4が積もっていない箇所がある場合を示す。同図9(b)に示すように、雪Y4に入射した検出光は、雪Y4の内部を伝搬した後、一部は雪Y4の外部に反射光として出射される。しかし、図9(b)に示すように、雪Y4が積もっていない箇所があると、反射光は、雪Y4から出射された後、減衰または拡散するため、受光部62にまで伝搬されず、受光部62にはほとんど入射しない。したがって、図9(b)に示すように、第1庇部55において隙間Aに対応する位置の一部に雪Y4が積もっていない箇所がある場合は、図9(a)に示すように隙間Aに対応する位置に途切れなく雪Y3が積もっている場合と比較して、受光部62に入射する反射光の強度は、著しく少なくなる。
本実施の形態2においては、上記実施の形態1と同様に、制御装置90は、受光部62から出力された受光信号に基づき、第2切替回路94を制御して電熱線71への通電状態を切り替える。
但し、上記実施の形態1では、図5のステップS20において、反射光の強度が基準強度A以上であるか否かに基づいて電熱線71への通電状態を切り替えたが、本実施の形態2では、基準強度Aよりも低い値である基準強度Bを設定し、反射光の強度が基準強度B以上であるか否かに基づいて電熱線71への通電状態を切り替えることが好ましい。雪Y4の内部を伝搬する際、反射光は反射と拡散を繰り返して減衰するため、発光部61から出射される検出光の強度が実施の形態1と等しい場合、受光部62に入射する反射光の強度は、上記実施の形態1にて説明した場合よりも小さくなるためである。
図5を参照しながら詳細に説明すると、制御装置90は、反射光の強度が基準強度B以上であると判断する場合は、電熱線71に通電し(ステップS25)、反射光の強度が基準強度B未満であると判断する場合は、電熱線71への通電を停止する(ステップS35)ことが好ましい。基準強度Bは、予め事前試験やシミュレーション等により求めておく。また、季節や時間帯によって異なる値を求めておくこともできる。
上述した本実施の形態2によれば、上記実施の形態1にて説明した効果(1)~(6)に加え、以下に示す効果を奏することができる。
(7)本実施の形態2によれば、第1庇部55の全域にわたって雪Y3が積もっている場合は電熱線71に通電する一方、第1庇部55の一部にのみ雪Y4が積もっている場合、すなわち、第1庇部55の一部に雪が積もっていない箇所がある場合は、電熱線71への通電を停止することができる。したがって、電熱線71への通電時間をより効果的に短縮することができる。
(8)本実施の形態2では、発光部61から出射された検出光は、反射と拡散を繰り返した後に受光部62に入射するため、受光部62に入射する光は強度が低下している。この点、本実施の形態2では、基準強度Bを基準強度Aよりも小さい値としているため、第1庇部55に雪Y3が積もっているか否かについて、適切に判断することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3の表示ユニット10と表示装置100について、先の図1、図2、図4および図5の他、更に図10を併せ参照して説明する。なお、特に断りの無い場合、同一符号は同一の構成を示すことによりその詳細な説明を適宜割愛する。
図10に、本実施の形態3にかかる表示ユニット10の図3に相当する断面図を示す。図10に示すように、本実施の形態3では、ケース40の表面41bにおいて、反射型光センサ60が設けられる位置に対応した位置に、突出部43が設けられている。突出部43は、透明樹脂部材を用いて作成され、表面塗装がされておらず、透光性を有する。また、突出部43は、水平方向に延び、第2庇部56に平行となるように構成されることが好ましいが、第2庇部56よりも水平方向の長さが短くてもよい。
突出部43は、ケース40の底壁41を作成する際に、モールド加工によって底壁41と一体として形成してもよいし、ケース40とは別体として作成した後、ケース40に固定してもよい。また、樹脂部材ではなく、金属部材またはガラス部材等を用いて作成してもよい。
本実施の形態3では、検出部44は、突出部43と、突出部43が接続する底壁41を有する。突出部43および底壁41は、いずれも透光性を有する透明樹脂部材を用いて作成され、突出部43の表面には表面塗装がなされていない。
突出部43が上述のように構成されているため、本実施の形態3にかかる表示ユニット10によれば、突出部43に雪が積もっている場合、発光部61から出射された検出光は、検出部44を通過して外部に出射されるが、当該雪に反射して反射光となり、その一部は、再び検出部44を通過して、受光部62に入射する。
突出部43は、第2庇部56と同様に、ケース40の底壁41に垂直な方向に突出して設けられるものであるため、突出部43に雪が積もっている場合、第2庇部56にも雪が積もっているものと推定される。一方、突出部43に雪が積もっていない場合は、第2庇部56にも雪が積もっていないものと推定される。このため、突出部43に積もった雪の有無を検出することで、第2庇部56に積もった雪の有無を推定することができる。
制御装置90は、受光部62からの受光信号に基づき、基準強度A以上の強度を有する反射光が検出されたと判断する場合は、電熱線71に通電し、基準強度A以上の強度を有する反射光は検出されていないと判断する場合は、電熱線71への通電を停止する。
上述した本実施の形態3によれば、上記実施の形態1にて説明した効果(1)~(6)に加え、以下に示す効果を奏することができる。
(9)検出光は、検出部44が単一の部材を用いて作成されるため、検出光および反射光が、検出部44にて減衰することを抑制することができる。
(その他の実施の形態)
・図11に示すように、ケース40の底壁41の裏面41aに、拡散反射光を集光する反射光用集光レンズ48を設けてもよい。
本変形例によれば、反射光用集光レンズ48によって反射光を集約することができるため、検出精度を向上させることができる。
・図12に示すように、ルーバ50において、第1庇部55が設けられている位置に対応した位置に、検出光が通過する通過部57を設けてもよい。通過部57は、第1庇部55およびベース部51を貫通する貫通孔とすることができる。または、通過部57は、透光性を有する透光部材を第1庇部55とベース部51に挿入することによって作成してもよい。
・図13、および、図13のD-D断面図を示す図14に示すように、光センサ60が設けられた位置に対応する位置に、第1庇部55に代えて、透光性を有する検出補助部59を設けてもよい。本変形例では、検出補助部59と、検出補助部59が接続するベース部51によって、透光部58が構成される。検出補助部59は、垂直方向の長さが、第2庇部56と等しいことが好ましい。
検出補助部59は、透明樹脂材料またはシリコーン、ガラス等の透明材料を用いて作成され、表面塗装がなされておらず、透光性を有する。検出補助部59は、ベース部51と一体として作成してもよいし、ベース部51とは別体として作成した後にベース部51に取り付けてもよい。なお、透光補助部59は、第2庇部56より、水平方向における長さが短くすることもできる。
本変形例によれば、検出補助部59において雪が積もっていることが検出されると、第2庇部56にも雪が積もっていると推定され、検出補助部59に雪が積もっていない場合は、第2庇部56に雪は積もっていないと推定される。このため、検出補助部59に積もった雪の有無を検出することで、第2庇部56に積もった雪の有無を推定することができる。
なお、検出補助部59の形状は、図13および図14に示すものに限られるものではなく、上面が傾斜するようにしてもよいし、庇形状としてもよい。
・上記変形例において、第1庇部55の表面に黒色塗装を施すこともできる。または、ルーバ50を、黒色の樹脂材料から射出成型によって作成した後、当該ルーバ50に通過部57を設けることもできる。
・第1庇部55の表面は、透明塗料によって塗装が施されていてもよい。
・上記実施の形態3において、発光部61と受光部62を、水平方向に隙間Aを開けて設けてもよい。
・上記各実施の形態および各変形例では、電熱線71を、回路基板20の実装面22に設けるようにしたが、本発明はこれに限られるものではない。電熱線71を、ルーバ50またはケース40に埋め込むこともできる。この場合、電熱線71は、ニクロム等の電熱性導電金属を有する金属線によって構成し、エナメルまたはフッ素樹脂による被覆は省略することができる。
・上記各実施の形態および各変形例では、ベース部51および第2庇部56の表面を黒色塗装するようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、ベース部51および第2庇部56の表面に艶消しの黒色フィルムを付着させてもよい。または、黒色インクを用いて表面に黒色印刷を施してもよい。透光部58以外の部分を、黒色の樹脂材料を用いて作成してもよい。
・上記各実施の形態および各変形例では、ケース40を、透光性を有する透明材料を用いて作成するようにしたが、ケース40は、少なくとも底壁41が透光性を有しておればよく、側壁42は透光性を有しない部材を用いて作成してもよい。
・上記各実施の形態または各変形例では、制御装置90は、外気温度が設定温度α未満であると判断する場合、第2電源回路92を導電状態とし、設定温度α以上であると判断する場合、第2電源回路92を非導電状態とするようにしたが、本発明はこれに限られるものではない。第2電源回路92を非導電状態から導電状態に切り替える条件を、外気温度が設定温度α未満であることとし、導電状態から非導電状態に切り替える条件を、外気温度が設定温度β以上であることとしてもよい。設定温度βは設定温度αとは異なる値であればよいが、設定温度αより高い値であることが好ましい。本変形例によれば、ハンチングの発生を抑制することができる。または、外気温センサ120を省略し、第2電源回路92を常時ON状態とすることもできる。
・上記各実施の形態および各変形例では、第2電源回路92は、AC/AC変換回路を備えるものとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、AC/DC回路を備えるものとし、電熱線71はDC電源で駆動するものとしてもよい。
・上記各実施の形態および上記各変形例は、発光素子30として、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)のLEDチップを封止した3in1型の表面実装型のLED素子を用いたが、本発明はこれに限られるものではなく、発光素子30として、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)のLEDチップをそれぞれ個別に封止した1in1型のLED素子、または砲弾型のLED素子を用いてもよい。
・上記各実施の形態では、複数の表示ユニット10を配置して表示装置100を構成するようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、一つの表示ユニット10のみを支持フレーム200に固定して表示装置100としてもよい。または、上記各実施の形態または変形例に記載した表示ユニット10を組み合わせて表示装置100を構成してもよい。
10 表示ユニット、20 回路基板、22 実装面、28 駆動回路、29 コネクタ、30 発光素子、40 ケース、41 底壁、42 側壁、43 突出部、44 検出部、47 集光レンズ、48 反射光用集光レンズ、50 ルーバ、51 ベース部、54 収容部、55 第1庇部、56 第2庇部、57 通過部、58 透光部、59 検出補助部、60 光センサ、61 発光部、62 受光部、71 電熱線、90 制御装置、91 第1電源回路、92 第2電源回路、93 第1切替回路、94 第2切替回路、100 表示装置、101 画像表示面、120 外気温センサ、110 外部指示器、200 支持フレーム

Claims (6)

  1. 側壁と透光性を備える底壁を有する箱状のケースと、
    実装面が前記ケースの前記底壁に対向するように前記ケースに設けられる回路基板と、
    前記ケースの前記底壁において、前記回路基板に対向する面と反対側の面に設けられ、前記底壁に垂直な方向に突出する複数の庇部を有する反射抑制部材と、
    前記回路基板の前記実装面と前記ケースの前記底壁の間に設けられる光センサおよび複数の発光素子と、
    通電により発熱して前記反射抑制部材を加熱する加熱部材と、
    前記加熱部材への通電状態を切り替える制御装置と、を備え、
    前記光センサは、前記ケースの前記底壁に向けて検出光を出射する発光部および前記検出光の反射光を受光する受光部を有し、
    前記反射抑制部材は、光センサが設けられる位置に対応する位置に、透光性を備える透光部を有し、
    前記複数の庇部のうち、少なくとも1つの庇部は、透光部材を備える第1庇部として構成され、前記第1庇部は、前記透光部を構成するのであり、
    前記制御装置は、前記受光部にて検出する前記検出光の前記反射光の強度が基準強度以上であるときには前記加熱部材に通電し、前記受光部にて検出する前記検出光の前記反射光の強度が前記基準強度未満であるときには前記加熱部材への通電を停止する
    ことを特徴とする表示ユニット。
  2. 前記第1庇部は、水平方向に延びるように構成され、
    前記光センサの前記発光部と前記光センサの前記受光部は、水平方向に隙間を空けて設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載の表示ユニット。
  3. 側壁と透光性を備える底壁を有する箱状のケースと、
    実装面が前記ケースの前記底壁に対向するように前記ケースに設けられる回路基板と、
    前記回路基板の前記実装面と前記ケースの前記底壁の間に設けられる光センサおよび複数の発光素子と、
    前記ケースの前記底壁において、前記回路基板に対向する面と反対側の面に設けられる反射抑制部材および検出部と、
    通電により発熱して前記反射抑制部材を加熱する加熱部材と、
    前記加熱部材への通電状態を切り替える制御装置と、を備え、
    前記光センサは、前記ケースの前記底壁に向けて検出光を出射する発光部および前記検出光の反射光を受光する受光部を有し、
    前記反射抑制部材は、前記ケースの前記底壁に垂直な方向に突出する複数の庇部を有し、
    前記ケースの前記底壁において前記反射抑制部材が設けられる面には、前記発光素子が設けられた位置に対応した位置に集光レンズが設けられ、
    前記検出部は、前記光センサが設けられる位置に対応する位置に設けられ、前記ケースの前記底壁に垂直な方向に突出し、透光性を備える突出部を有し、
    前記ケースの前記底壁に直交する方向における前記突出部の長さは、前記ケースの前記底壁に直交する方向における前記集光レンズの長さよりも長く、
    前記制御装置は、前記受光部にて検出する前記検出光の前記反射光の強度が基準強度以上であるときには前記加熱部材に通電し、前記受光部にて検出する前記検出光の前記反射光の強度が前記基準強度未満であるときには前記加熱部材への通電を停止する
    ことを特徴とする表示ユニット。
  4. 前記検出部は、水平方向に延びるように構成され、
    前記光センサの前記発光部と前記光センサの前記受光部は、水平方向に隙間を空けて設けられている
    ことを特徴とする請求項に記載の表示ユニット。
  5. 請求項1~のいずれか1項に記載の表示ユニットを複数備える表示装置。
  6. 請求項1~のいずれか1項に記載の表示ユニットを複数備える道路情報表示装置。
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