JP7091771B2 - クリーニングユニットおよび画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クリーニングユニットおよびクリーニングユニットが着脱可能な画像形成装置に関する。
従来、搬送ベルトに付着したトナーを除去する廃トナー回収ユニットを備えた画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。廃トナー回収ユニットは、廃トナーを収容する廃トナー容器と、搬送ベルトに付着した廃トナーを回収するためのクリーニング部材とを備えている。
また、廃トナー回収ユニットは、回動可能なレバーを有している。廃トナー容器内のトナーが少ない場合、レバーは、回動可能である。一方、廃トナーが満杯に近い状態の場合、廃トナー容器内に収容されたトナーによって、レバーの回動は、止められる。
画像形成装置は、レバーの回動が止められていることを検知した場合、廃トナー容器内の廃トナーが満杯に近い状態であると判断し、ユーザに対して、廃トナー回収ユニットの交換時期が近づいている旨の報知を行う。
特開2010-237422号公報
ところで、クリーニング性能の向上のために、クリーニング部材の寿命を判断することが求められている。そのために、廃トナー回収ユニットの新品検知、言い換えると、クリーニングユニットの新品検知を行うことが考えられる。
しかし、従来技術では、廃トナーが満杯に近い状態の場合にのみ、レバーの回動が止められるため、レバーの回動の有無によって、クリーニングユニットの新品検知をすることができなかった。
そこで、本発明は、クリーニング部材の寿命を判断するための新品検知をすることができるクリーニングユニットおよび画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明のクリーニングユニットは、現像剤を回収するクリーニング部材と、クリーニング部材によって回収された現像剤を収容する筐体と、軸方向に延びる第1軸について第1位置と第2位置との間を回動可能な第1レバーであって、一部が筐体の外部に露出する第1レバーと、軸方向に延びるオーガ軸について回転可能なオーガであって、筐体内の現像剤を軸方向に搬送可能なオーガであり、筐体内の現像剤を第1レバーに向けて搬送可能なオーガと、オーガの回転に伴い新品位置から旧品位置へ軸方向に移動可能なスライド部材であって、新品位置の場合に第1レバーに接触して第1レバーを第1位置に止め、旧品位置の場合に第1レバーとの接触が解除されて第1レバーを第1位置と第2位置との間で回動可能とするスライド部材と、を備える。
この構成によれば、スライド部材が新品位置の場合と、スライド部材が旧品位置の場合とで、第1レバーの、筐体の外部に露出する一部の動作を変えることができる。これにより、第1レバーの、筐体の外部に露出する一部の動作から、クリーニング部材の寿命を判断するための新品検知をすることができる。
また、スライド部材は、軸方向に対して傾斜するカム面を有し、オーガは、オーガ軸について回転可能なオーガシャフトと、オーガシャフトの外周面から突出し、オーガシャフトとともに回転可能なオーガ突起であって、オーガシャフトとともに回転した場合にカム面と接触してスライド部材を新品位置から旧品位置へ向けて移動させるオーガ突起と、を有する構成とすることができる。
また、オーガは、複数のオーガ突起を有し、複数のオーガ突起は、軸方向において異なる位置に位置する構成とすることができる。
これによれば、軸方向におけるスライド部材の新品位置から旧品位置への移動距離を稼ぐことができるので、第1レバーを第1位置に止めておく時間を稼ぐことができる。
また、スライド部材は、複数のカム面を有し、複数のカム面は、軸方向に並んでいる構成とすることができる。
これによれば、軸方向におけるスライド部材の新品位置から旧品位置への移動距離を稼ぎつつ、スライド部材をスムーズに移動させることができる。
また、複数のオーガ突起は、第1オーガ突起と、第1オーガ突起と反対に向けて突出する第2オーガ突起である構成とすることができる。
これによれば、オーガを金型によって樹脂で成形する場合に、成形しやすくできる。
また、筐体は、スライド部材の移動をガイドするガイドレールであって、軸方向に延びるガイドレールを有する構成とすることができる。
これによれば、スライド部材をスムーズに移動させることができる。
また、ガイドレールは、スライド部材が新品位置にある場合にスライド部材を支持する第1面と、スライド部材が旧品位置にある場合にスライド部材を支持する第2面であって、軸方向と直交する方向において第1面よりもオーガから離れて位置する第2面と、第1面と第2面の間に段差を形成する第3面と、を有する構成とすることができる。
これによれば、スライド部材が旧品位置の場合には、スライド部材がオーガの邪魔になるのを抑制することができる。
また、ガイドレールは、スライド部材が新品位置にある場合にスライド部材を支持する第1面と、スライド部材が旧品位置にある場合にスライド部材を支持する第2面であって、軸方向と直交する方向において第1面よりもオーガから離れて位置するとともに、軸方向において第1面から離れて位置する第2面と、第1面から第2面に向けて傾斜する第3面と、を有する構成としてもよい。
これによれば、スライド部材が旧品位置の場合には、スライド部材がオーガの邪魔になるのを抑制することができる。また、傾斜する第3面によってスライド部材をスムーズに移動させることができる。
また、第1レバーは、第1軸について回動可能なシャフトと、シャフトの外周面から突出し、シャフトとともに回動可能な第1レバー突起と、を有し、ガイドレールは、第1レバー突起が通る切れ目を有する構成とすることができる。
これによれば、ガイドレールが第1レバーの邪魔になるのを抑制することができる。
また、筐体は、スライド部材の移動をガイドするガイド面であって、軸方向と直交する方向においてガイドレールと向かい合うガイド面を有する構成とすることができる。
これによれば、スライド部材をよりスムーズに移動させることができる。
また、スライド部材は、ガイドレールによって支持される本体部と、本体部から突出し、ガイドレールに沿って延びる延出部と、を有する構成とすることができる。
また、スライド部材は、軸方向に延びる溝であって、ガイドレールが嵌る溝を有する構成とすることができる。
また、筐体は、スライド部材の新品位置から旧品位置への移動方向における上流側の面と接触可能な第1ストッパ面を有する構成とすることができる。
これによれば、スライド部材が新品位置から旧品位置への移動方向における上流に移動するのを規制することができる。
また、筐体は、スライド部材の新品位置から旧品位置への移動方向における下流側の面と接触可能な第2ストッパ面を有する構成とすることができる。
これによれば、スライド部材が新品位置から旧品位置への移動方向における下流に移動するのを規制することができる。
また、第1位置は、画像形成装置のセンサによって検知可能な位置であり、第2位置は、センサによって検知されない位置である構成とすることができる。
この場合、第1レバーは、第1軸について回動可能なシャフトと、シャフトの外周面から突出し、シャフトとともに回動可能な第1レバー突起であって、筐体内に所定量以上の現像剤が収容された場合に現像剤によって回動が止められることで第1レバーを第2位置に止める第1レバー突起と、シャフトの外周面から突出し、シャフトとともに回動可能な第2レバー突起であって、スライド部材が新品位置の場合にスライド部材に接触して第1レバーを第1位置に止める第2レバー突起と、を有する構成とすることができる。
これによれば、第1レバーの回動の有無によって、筐体内に所定量以上の現像剤が収容された否かを検知することができるとともに、クリーニング部材の寿命を判断するための新品検知をすることができる。
また、オーガは、筐体内の現像剤を第1レバー突起に向けて搬送可能である構成とすることができる。
また、クリーニングユニットは、オーガの回転に伴い軸方向に延びる第2軸について、センサによって検知可能な第3位置を通って、センサによって検知されない第4位置と第5位置との間を回動可能な第2レバーを備え、第1レバーは、筐体の外部に露出する第1被検知部であって、センサによって検知可能な第1被検知部を有し、第2レバーは、筐体の外部に露出する第2被検知部であって、センサによって検知可能な第2被検知部を有し、スライド部材が旧品位置の場合に、第2レバーが第4位置から第5位置に回動することで第2被検知部が第1被検知部に接触して第1レバーを第1位置から第2位置に回動させる構成とすることができる。
また、クリーニングユニットは、第2レバーを第4位置から第5位置に向けて付勢するバネを備え、第2レバー突起は、スライド部材が新品位置の場合にバネの付勢力によってスライド部材に接触している構成とすることができる。
また、前記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、第1被検知部および第2被検知部を検知可能なセンサと、制御装置と、を備え、クリーニングユニットが着脱可能な画像形成装置であって、制御装置は、センサが、所定時間以上、第1レバーの第1位置と第2位置との間の回動による第1被検知部の変位を検知しなかった後、センサが、第1レバーの第1位置と第2位置との間の回動による第1被検知部の変位を検知した場合に、クリーニングユニットが新品であると判定する。
この構成によれば、第1被検知部の変位状態からクリーニング部材の寿命を判断するための新品検知をすることができる。
また、第1位置は、画像形成装置のセンサによって検知されない位置であり、第2位置は、センサによって検知可能な位置である構成としてもよい。
この場合、第1レバーは、第1軸について回動可能なシャフトと、シャフトの外周面から突出し、シャフトとともに回動可能な第1レバー突起であって、スライド部材が新品位置の場合にスライド部材に接触して第1レバーを第1位置に止めるとともに、筐体内に所定量以上の現像剤が収容された場合に現像剤によって回動が止められることで第1レバーを第1位置に止める第1レバー突起を有する構成とすることができる。
これによれば、第1レバーの回動の有無によって、筐体内に所定量以上の現像剤が収容された否かを検知することができるとともに、クリーニング部材の寿命を判断するための新品検知をすることができる。
また、オーガは、筐体内の現像剤を第1レバー突起に向けて搬送可能である構成とすることができる。
また、クリーニングユニットは、オーガの回転に伴い軸方向に延びる第2軸について、センサによって検知可能な第3位置を通って、センサによって検知されない第4位置と第5位置との間を回動可能な第2レバーを備え、第1レバーは、筐体の外部に露出する第1被検知部であって、センサによって検知可能な第1被検知部を有し、第2レバーは、筐体の外部に露出する第2被検知部であって、センサによって検知可能な第2被検知部を有し、スライド部材が旧品位置の場合に、第2レバーが第4位置から第5位置に回動することで第2被検知部が第1被検知部に接触して第1レバーを第1位置から第2位置に回動させる構成とすることができる。
また、前記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、第1被検知部および第2被検知部を検知可能なセンサと、制御装置と、を備え、クリーニングユニットが着脱可能な画像形成装置であって、制御装置は、センサが、第2レバーの第4位置と第5位置との間の回動による第2被検知部の変位を検知した後、センサが、第1レバーの第1位置と第2位置との間の回動による第1被検知部の変位を検知した場合に、クリーニングユニットが新品であると判定する。
この構成によれば、第1被検知部と第2被検知部の変位状態からクリーニング部材の寿命を判断するための新品検知をすることができる。
本発明によれば、クリーニング部材の寿命を判断するための新品検知をすることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の断面図である。 第1実施形態のクリーニングユニットの一部を示す斜視図である。 第1実施形態の筐体の一部を示す斜視図である。 第1実施形態のオーガの一部と、第1レバー、第2レバー、スライド部材を示す斜視図である。 第1実施形態のクリーニングユニットの一部を示す平面図である。 図5のX-X断面図であり、スライド部材が新品位置の場合の図(a)と、移動途中の図(b)と、旧品位置の場合の図(c)である。 第1実施形態のスライド部材が新品位置の場合の図5のA-A断面図(a)と、B-B断面図(b)である。 第1実施形態のスライド部材が旧品位置の場合の図5のA-A断面図(a)と、B-B断面図(b)である。 検出空間にトナーが溜まった場合の図5のA-A断面図(a)と、B-B断面図(b)である。 センサの出力信号を示す図(a)~(c)である。 第2実施形態のクリーニングユニットの一部を示す斜視図である。 第2実施形態の筐体の一部を示す斜視図である。 第2実施形態のオーガの一部と、第1レバー、第2レバー、スライド部材を示す斜視図である。 第2実施形態のスライド部材が新品位置の場合の図5のA-A断面に相当する図(a)と、B-B断面に相当する図(b)である。 第2実施形態のスライド部材が旧品位置の場合の図5のA-A断面に相当する図(a)と、B-B断面に相当する図(b)である。 第2実施形態のスライド部材が新品位置の場合の図(a)と、移動途中の図(b)と、旧品位置の場合の図(c)である。
次に、発明の第1実施形態について説明する。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてカラープリンタ1は、本体筐体10と、シート供給部20と、画像形成部30と、シート排出部90と、クリーニングユニット100とを備えている。なお、以下の説明では、クリーニングユニット100の後述するオーガ130の軸方向を、第1方向とする。
本体筐体10は、第3方向の一方側に位置するカバー11と、第2方向の一方側に位置する排出トレイ12とを有している。カラープリンタ1は、カバー11を開くことで、後述するプロセスユニット50やクリーニングユニット100が着脱可能である。
ここで、第2方向は、第1方向と交差する方向である。好ましくは、第2方向は、第1方向と直交する方向である。第2方向は、クリーニングユニット100の後述する筐体120を構成する容器120Aと蓋120Bが向かい合う方向である。また、第3方向は、第1方向および第2方向と交差する方向である。好ましくは、第3方向は、第1方向および第2方向と直交する方向である。
シート供給部20は、紙などのシートSを収容するシートトレイ21と、シートトレイ21内のシートSを画像形成部30に供給するシート供給機構22とを備えている。シートトレイ21は、本体筐体10内の第2方向における他方側、つまり、排出トレイ12と反対に位置する。
画像形成部30は、露光装置40と、プロセスユニット50と、転写ユニット70と、定着装置80とを備えている。
露光装置40は、第2方向においてシートトレイ21と向かい合う。露光装置40は、一点鎖線で示す光ビームを出射して感光体ドラム52の表面を露光する。
プロセスユニット50は、カラープリンタ1に装着された状態において、第2方向におけるシートトレイ21と露光装置40との間に位置する。プロセスユニット50は、ドラム筐体51と、4つの感光体ドラム52と、4つの帯電器53と、4つの現像カートリッジ60とを備えている。現像カートリッジ60は、それぞれ、現像筐体61と、現像ローラ62と、供給ローラ63と、アジテータ65とを有している。現像筐体61は、現像剤の一例としてのトナーを収容可能である。
プロセスユニット50は、帯電器53により感光体ドラム52の表面を帯電する。感光体ドラム52は、露光装置40により露光されることで、表面に静電潜像が形成される。また、プロセスユニット50は、現像筐体61内のトナーをアジテータ65により攪拌し、供給ローラ63を介して現像ローラ62に供給する。そして、プロセスユニット50は、現像ローラ62上のトナーを感光体ドラム52の表面に形成された静電潜像に供給する。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム52上にトナー像が形成される。
転写ユニット70は、第2方向におけるシートトレイ21とプロセスユニット50との間に位置する。転写ユニット70は、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、搬送ベルト73と、4つの転写ローラ74とを備えている。転写ユニット70は、シート供給部20から供給されたシートSを搬送ベルト73上で搬送しながら、感光体ドラム52の表面に形成されたトナー像を転写ローラ74によりシートSに転写する。
定着装置80は、プロセスユニット50および転写ユニット70の第3方向における他方側、つまり、カバー11と反対に位置する。定着装置80は、加熱ローラ81と、加圧ローラ82とを備えている。定着装置80は、加熱ローラ81と加圧ローラ82との間でシートSを搬送することで、シートSに転写されたトナー像をシートSに熱定着する。
シート排出部90は、搬送ローラ91と、排出ローラ92とを備えている。シート排出部90は、搬送ローラ91および排出ローラ92により画像が形成されたシートSを本体筐体10の外の排出トレイ12上に排出する。
クリーニングユニット100は、カラープリンタ1に装着された状態において、第2方向におけるシートトレイ21と転写ユニット70との間に位置する。さらに言えば、クリーニングユニット100は、第2方向において転写ユニット70を挟んでプロセスユニット50と反対に位置する。クリーニングユニット100は、クリーニング部材110と、筐体120とを備えている。
クリーニング部材110は、搬送ベルト73に付着したトナーを回収する部材であり、第1クリーニングローラ111と、第2クリーニングローラ112と、クリーニングブレード113とを含む。第1クリーニングローラ111は、搬送ベルト73を挟んでバックアップローラ75と向かい合う。
筐体120は、容器120Aと、蓋120Bとを有している。蓋120Bは、第1クリーニングローラ111および第2クリーニングローラ112を回転可能に支持するとともに、クリーニングブレード113を支持する。筐体120は、内部にクリーニング部材110によって回収されたトナーを収容する廃トナー収容空間120Cを有している。
クリーニングユニット100は、第1クリーニングローラ111により搬送ベルト73に付着したトナーを回収し、第1クリーニングローラ111に付着したトナーを第2クリーニングローラ112に吸着させる。そして、クリーニングユニット100は、第2クリーニングローラ112に吸着されたトナーをクリーニングブレード113により掻き取って廃トナー収容空間120C内に落下させる。
図2に示すように、クリーニングユニット100は、オーガ130と、第1レバー140と、第2レバー150と、スライド部材160とをさらに備えている。
筐体120は、容器120Aの隔壁121Aによって廃トナー収容空間120Cと仕切られた検出空間120Dを有している。廃トナー収容空間120Cと検出空間120Dとは、連通口122により連通している。容器120Aは、オーガ130を回転可能に支持するとともに、第1レバー140および第2レバー150を回動可能に支持する。また、容器120Aは、スライド部材160を第1方向にスライド移動可能に支持する。
図3に示すように、筐体120は、検出空間120D内に、ガイドレール123と、ガイド面124と、第1ストッパ面125と、第2ストッパ面126とを有している。
ガイドレール123は、スライド部材160の第1方向への移動をガイドする。ガイドレール123は、容器120Aから上に向けて突出している。なお、実施形態における上下は、クリーニングユニット100がカラープリンタ1に装着された状態の上下である。ガイドレール123は、第1方向に延びている。ガイドレール123は、第1面123Aと、第2面123Bと、第3面123Cとを有している。
第1面123Aおよび第2面123Bは、スライド部材160を支持する。詳しくは、図6(a)に示すように、第1面123Aは、スライド部材160が新品位置にある場合にスライド部材160を下から支持する。また、図6(c)に示すように、第2面123Bは、スライド部材160が旧品位置にある場合にスライド部材160を下から支持する。
第2面123Bは、軸方向と直交する方向、ここでは、第2方向において第1面123Aよりもオーガ130から離れて位置する。具体的には、第2面123Bは、第1面123Aよりも下に位置する。また、第2面123Bは、第1方向において第1面123Aから離れて位置する。
第3面123Cは、第1方向において第1面123Aと第2面123Bの間に位置している。第3面123Cは、第1面123Aから第2面123Bに向けて傾斜している。詳しくは、第3面123Cは、第1面123Aから第2面123Bに近づくにつれて、オーガ130から離れるように傾斜している。具体的には、第3面123Cは、第1面123Aから第2面123Bに近づくにつれて、下に位置するように傾斜している。
図3に戻って、ガイドレール123は、切れ目123Dを有している。切れ目123Dは、第1面123Aを第1方向に2つに分割するように形成されている。切れ目123Dは、第1レバー140の後述の第1レバー突起143が通る。
ガイド面124は、ガイドレール123とともにスライド部材160の第1方向への移動をガイドする。ガイド面124は、隔壁121Aの、検出空間120D側の面の一部である。ガイド面124は、軸方向と直交する方向、ここでは、第3方向においてガイドレール123と向かい合う。ガイド面124は、第3方向においてスライド部材160を支持可能である。
第1ストッパ面125は、スライド部材160の第1方向の一方側への移動を規制する。容器120Aは、ガイドレール123の第1方向の一方側に第1仕切壁121Bを有している。第1ストッパ面125は、第1仕切壁121Bの、ガイドレール123の方を向く面である。第1ストッパ面125は、スライド部材160の第1方向の一方側の面と接触可能である。言い換えると、第1ストッパ面125は、スライド部材160の新品位置から旧品位置への移動方向における上流側の面と接触可能である。
第2ストッパ面126は、スライド部材160の第1方向の他方側への移動を規制する。容器120Aは、ガイドレール123の第1方向の他方側に第2仕切壁121Cを有している。第2ストッパ面126は、第2仕切壁121Cの、ガイドレール123の方を向く面である。第2ストッパ面126は、スライド部材160の第1方向の他方側の面と接触可能である。言い換えると、第2ストッパ面126は、スライド部材160の新品位置から旧品位置への移動方向における下流側の面と接触可能である。
図2に示すように、オーガ130は、第1方向に延びるオーガ軸130Aについて回転可能であり、筐体120内のトナーを第1方向に搬送可能である。詳しくは、オーガ130は、廃トナー収容空間120C内から連通口122を通って検出空間120D内に流入したトナーを、第1レバー140の第1レバー突起143(図4参照)に向けて搬送可能である。
オーガ130は、第1方向に延びるオーガシャフト131と、オーガシャフト131の周りに螺旋状に形成された羽132とを有している。オーガシャフト131は、オーガ軸130Aについて回転可能である。オーガシャフト131の第1方向の一方側の端部には、オーガギヤ139が装着されている。オーガ130は、オーガギヤ139にカラープリンタ1から駆動力が入力されることにより回転可能である。
図4に示すように、オーガ130は、オーガシャフト131の第1方向の他方側の端部に、円板133と、偏心突起134とを有している。偏心突起134は、円板133から第1方向に突出している。偏心突起134は、オーガ軸130Aと平行な軸であって、オーガ軸130Aと異なる位置に位置する軸を有する円柱状である。
オーガ130は、複数のオーガ突起135を有している。オーガ突起135は、オーガシャフト131の外周面から第1方向と直交する方向に突出している。オーガ突起135は、オーガシャフト131と一体に形成され、オーガシャフト131とともに回転可能である。
複数のオーガ突起135は、第1方向において異なる位置に位置する。詳しくは、複数のオーガ突起135は、第1オーガ突起135Aと、第2オーガ突起135Bであり、第2オーガ突起135Bは、第1オーガ突起135Aよりも第1方向の他方側に位置する。第2オーガ突起135Bは、第1方向と直交する方向において第1オーガ突起135Aと反対に向けて突出する。第1オーガ突起135Aおよび第2オーガ突起135Bは、円柱状である。
第1レバー140は、第1方向に延びる第1軸140Aについて回動可能であり、シャフトの一例としての第1シャフト141と、第1被検知部142と、第1レバー突起143と、第2レバー突起144とを有している。第1シャフト141は、第1軸140Aについて回動可能である。
第1被検知部142は、第1シャフト141の第1方向の他方側の端部から第1シャフト141の径方向外側に向けて延びている。第1被検知部142は、第2レバー150の後述する第2被検知部152が接触可能な切欠142Aを有している。図5に示すように、第1被検知部142は、筐体120の開口127から筐体120の外部に露出している。つまり、第1被検知部142は、筐体120の外部に露出する、第1レバー140の一部である。第1被検知部142は、カラープリンタ1のセンサ15によって検知可能である。
ここで、センサ15について説明する。センサ15は、発光素子15Aと、受光素子15Bとを有する光学センサであり、カラープリンタ1の本体筐体10内に位置する。発光素子15Aと受光素子15Bは、第1方向において向かい合う。発光素子15Aは、受光素子15Bに向けて光15Lを出射し、受光素子15Bは、発光素子15Aから出射された光15Lを受光可能である。
センサ15は、発光素子15Aからの光15Lを受光素子15Bが受光した場合、制御装置17にHigh信号を出力する。また、センサ15は、発光素子15Aからの光15Lを受光素子15Bが受光しない場合、制御装置17にLow信号を出力する。
詳細については後述するが、センサ15は、第1レバー140の第1被検知部142および第2レバー150の第2被検知部152を検知可能である。さらに言えば、センサ15は、第1レバー140の回動による第1被検知部142の変位を検知可能であり、第2レバー150の回動による第2被検知部152の変位を検知可能である。
図8(a)に示すように、第1レバー140は、二点鎖線で示す検知位置と、実線で示す非検知位置との間を回動可能である。
二点鎖線で示す検知位置は、第1位置の一例であり、カラープリンタ1のセンサ15によって検知可能な位置である。第1レバー140が検知位置の場合、第1被検知部142がセンサ15の発光素子15Aと受光素子15Bとの間に位置する。これにより、発光素子15Aから出射された光15Lが第1被検知部142によって遮られ、受光素子15Bで受光されない。
実線で示す非検知位置は、第2位置の一例であり、センサ15によって検知されない位置である。第1レバー140が非検知位置の場合、第1被検知部142が発光素子15Aと受光素子15Bとの間に位置しない。これにより、発光素子15Aから出射された光15Lが受光素子15Bで受光される。
図8(b)に示すように、第1レバー突起143および第2レバー突起144は、第1シャフト141の外周面から第1方向と直交する方向に突出している。第1レバー突起143および第2レバー突起144は、異なる方向に延びている。具体的には、第1レバー140が非検知位置に位置する状態において、第1レバー突起143が第1シャフト141から第3方向の他方側に延び、第2レバー突起144が第1シャフト141から第2方向の他方側に延びている。第2レバー突起144の長さは、第1レバー突起143の長さよりも短い。
図4に示すように、第1レバー突起143および第2レバー突起144は、第1方向において第1シャフト141の略同じ位置に位置している。第1レバー突起143および第2レバー突起144は、板状である。第1レバー突起143および第2レバー突起144は、第1シャフト141と一体に形成され、第1シャフト141とともに回動可能である。
第2レバー150は、第1方向に延びる第2軸150Aについて回動可能であり、第2シャフト151と、第2被検知部152と、アーム部153とを有している。第2シャフト151は、第2軸150Aについて回動可能である。
第2被検知部152は、第2シャフト151の第1方向の一方側の端部から、第2シャフト151の径方向外側に向けて延びている。第2被検知部152の第2方向の寸法は、第1被検知部142の第2方向の寸法よりも小さい。図5に示すように、第2被検知部152は、筐体120の開口127から筐体120の外部に露出している。第2被検知部152は、カラープリンタ1のセンサ15によって検知可能である。
図9(a)に示すように、第2レバー150は、破線で示す第3位置を通って、実線で示す第4位置と、二点鎖線で示す第5位置との間を回動可能である。
破線で示す第3位置は、センサ15によって検知可能な位置である。第2レバー150が第3位置の場合、第2被検知部152が発光素子15Aと受光素子15Bとの間に位置する。これにより、発光素子15Aから出射された光15Lが第2被検知部152によって遮られ、受光素子15Bで受光されない。
実線で示す第4位置および二点鎖線で示す第5位置は、共にセンサ15によって検知されない位置である。第2レバー150が第4位置および第5位置の場合、第2被検知部152が発光素子15Aと受光素子15Bとの間に位置しない。これにより、発光素子15Aから出射された光15Lが受光素子15Bで受光される。
アーム部153は、第2シャフト151の外周面から第2シャフト151の径方向外側に向けて延びている。アーム部153は、オーガ130の偏心突起134と接触可能である。アーム部153は、偏心突起134に接触した状態で、オーガ130の回転に伴い偏心突起134がオーガ軸130Aの周りで公転した場合に揺動する。これにより、第2レバー150は、第4位置と第5位置との間を回動する。
クリーニングユニット100は、バネ170を備え、アーム部153は、バネ170の付勢力によって偏心突起134に接触可能である。バネ170は、一例として、トーションバネであり、アーム部153を時計回りに付勢する。つまり、バネ170は、第2レバー150を実線で示す第4位置から二点鎖線で示す第5位置に向けて付勢する。
図8(a)に示すように、第2被検知部152は、第1レバー140の第1被検知部142が有する切欠142Aに接触可能である。第2レバー150は、第2被検知部152が第1被検知部142の切欠142Aに接触した状態において、二点鎖線で示す第4位置から実線で示す第5位置に回動することで、第2被検知部152が第1被検知部142に接触して第1被検知部142を押し上げ、第1レバー140を検知位置から非検知位置に回動させる。第2レバー150が第5位置から第4位置に回動する場合には、第1レバー140は、第1被検知部142の重さで非検知位置から検知位置に回動する。このように第1レバー140は、第2レバー150の回動に伴い回動可能である。
図4に示すように、スライド部材160は、第1方向に移動可能であり、本体部161と、延出部162とを有するL字状である。
本体部161は、ガイドレール123の第1面123Aや第2面123Bによって支持される。本体部161は、第1レバー140の第2レバー突起144が接触可能な第1凹部161Aを有している。
延出部162は、本体部161から下に向けて突出している。図7(b)に示すように、延出部162は、第3方向におけるガイドレール123とガイド面124との間に位置し、ガイドレール123に沿って第1方向に延びている。
図4に戻って、スライド部材160は、本体部161から上に向けて突出するカム163を有している。スライド部材160は、複数、具体的には、2つのカム163を有している。複数のカム163は、第1方向に並んでいる。カム163は、オーガシャフト131が入り込む第2凹部163Aを有している。
図5に示すように、2つのカム163の第1方向の一方側の面は、それぞれ、カム面164となっている。つまり、スライド部材160は、複数のカム面164を有し、複数のカム面164は、第1方向に並んでいる。各カム面164は、第1方向に対して傾斜している。詳しくは、各カム面164は、第1方向の一方から他方にいくにつれて、第3方向の一方側に位置するように傾斜している。言い換えると、各カム面164は、第1方向の一方から他方にいくにつれて、隔壁121Aから離れるように傾斜している。
スライド部材160は、オーガ130の回転に伴い、実線で示す新品位置から二点鎖線で示す旧品位置へ移動可能である。スライド部材160は、新品位置の場合に、第1レバー140の第2レバー突起144に接触して第1レバー140を検知位置に止める。
スライド部材160は、旧品位置の場合に、第1レバー140の第2レバー突起144との接触が解除されて第1レバー140を検知位置と非検知位置との間で回動可能とする。第1レバー140は、スライド部材160が旧品位置の場合などのように、第2レバー突起144とスライド部材160との接触が解除された状態で、第2レバー150の回動に伴い回動可能である。
図7(b)に示すように、第1レバー140は、スライド部材160が新品位置の場合に、第2レバー突起144が本体部161の第1凹部161Aに接触している。この場合において、第2レバー突起144は、バネ170の付勢力によってスライド部材160の本体部161に接触している。
詳しくは、図7(a)に示すように、バネ170が第2レバー150を時計回りに付勢することで、第2被検知部152が第1被検知部142を持ち上げようとする。これにより、図7(b)に示すように、第1レバー140も時計回りに付勢され、第2レバー突起144が本体部161に押し当たるように接触する。第2レバー突起144は、スライド部材160が新品位置の場合にスライド部材160に接触して第1レバー140を検知位置に止めている。
図7(a)に示すように、第2レバー150は、スライド部材160が新品位置の場合、アーム部153がオーガ130の偏心突起134に接触しない。
図1に示すように、カラープリンタ1は、制御装置17を備えている。制御装置17は、本体筐体10内に位置している。詳細については後述するが、制御装置17は、カラープリンタ1に装着されたクリーニングユニット100が新品であるか否かを判断可能である。また、制御装置17は、クリーニングユニット100の交換時期を判断可能である。
次に、第1実施形態に係るクリーニングユニット100およびカラープリンタ1の作用および効果について説明する。
図5に示すように、クリーニングユニット100は、新品状態のとき、スライド部材160が実線で示す新品位置にある。そして、スライド部材160が新品位置にある場合、第1レバー140は検知位置に止められている。
新品のクリーニングユニット100をカラープリンタ1に装着すると、第1被検知部142がセンサ15の発光素子15Aと受光素子15Bとの間に位置し、発光素子15Aから出射された光15Lが第1被検知部142によって遮られて受光素子15Bで受光されない。そのため、センサ15は、制御装置17にLow信号を出力する。
図6(a)に示すように、オーガ130が回転すると、オーガシャフト131とともに第1オーガ突起135Aおよび第2オーガ突起135Bが回転する。第1オーガ突起135Aおよび第2オーガ突起135Bは、回転した場合にスライド部材160のカム面164と接触してカム面164を押し、スライド部材160を新品位置から旧品位置へ向けて移動させる。
図6(b)に示すように、スライド部材160は、移動の途中で、移動方向における下流側の端部が落下して第2面123Bに接触し、斜めとなる。そして、スライド部材160は、さらに移動すると、二点鎖線で示すように、移動方向における上流側の端部が傾斜した第3面123C上を滑りながら移動する。
図6(c)に示すように、スライド部材160は、全体が第2面123Bに支持されるようになって、旧品位置に到達する。オーガ130の第2オーガ突起135Bと、スライド部材160のカム面164との接触は、スライド部材160が旧品位置に到達する直前に解除され、それ以後は、オーガ130が回転してもスライド部材160は動かない。
図7(a),(b)に示すように、スライド部材160の移動中において、第1レバー140の第2レバー突起144がスライド部材160に接触しているときは、第1レバー140は、検知位置に止められている。これにより、第1被検知部142が発光素子15Aと受光素子15Bとの間に位置し続けるので、センサ15は、図10(a)に示すように、Low信号を制御装置17に出力し続ける。
スライド部材160が新品位置から所定距離以上移動して、図8(a),(b)に示すように、第2レバー突起144とスライド部材160との接触が解除されると、バネ170の付勢力によって第2レバー150のアーム部153がオーガ130の偏心突起134に接触する。そして、その後は、オーガ130の回転に伴って第2レバー150が回動することで、第1レバー140が検知位置と非検知位置との間を回動する。
第1レバー140が検知位置と非検知位置との間を回動すると、センサ15は、図10(b)に示すように、オーガ130が1回転する間(1周期)に、Low、Highとこの順に切り替わる信号を制御装置17に出力する。
制御装置17は、センサ15が、所定時間以上、第1レバー140の検知位置と非検知位置との間の回動による第1被検知部142の変位を検知しなかった後、センサ15が、第1レバー140の検知位置と非検知位置との間の回動による第1被検知部142の変位を検知した場合に、クリーニングユニット100が新品であると判定する。
具体的には、制御装置17は、センサ15が、所定時間以上、図10(a)に示すようなLow信号を出力し続けた後、センサ15が、図10(b)に示すような切り替わりパターンの信号を複数周期、出力した場合に、クリーニングユニット100が新品であると判定する。
所定時間は、例えば、オーガ130が1回転する時間である。なお、Low信号を出力し続ける時間(「所定時間以上」)は、例えば、オーガ130が2回転以上回転する時間であることが好ましい。そうすれば、Low信号を出力し続ける時間が長くなり、センサ15が第1被検知部142の変位を検知した場合の図10(b)に示す信号との違いが明確になるので、新品検知の精度を向上させることができる。
制御装置17は、クリーニングユニット100が新品であると判定した時点(以下、「新品検知時」という。)から、所定のパラメータが閾値以上となった場合に、クリーニングユニット100が交換時期であると判定する。所定のパラメータは、例えば、新品検知時からのクリーニングローラ111,112や駆動ローラ71などの回転回数、新品検知時からの印刷枚数、新品検知時からの経過時間などである。
制御装置17は、クリーニングユニット100が交換時期であると判定した場合、その旨をユーザに報知する。例えば、制御装置17は、クリーニングユニット100が交換時期である旨のメッセージをカラープリンタ1の図示しない液晶ディスプレイに表示する。
以上説明したクリーニングユニット100によれば、スライド部材160が新品位置の場合と、スライド部材160が旧品位置の場合とで、第1レバー140の第1被検知部142の動作を変えることができる。これにより、第1被検知部142の動作から、クリーニング部材110の寿命を判断するための、クリーニングユニット100の新品検知をすることができる。
具体的には、センサ15が検知した第1被検知部142の変位状態からクリーニングユニット100の新品検知をすることができる。
また、複数のオーガ突起135が第1方向において異なる位置に位置するので、第1方向におけるスライド部材160の新品位置から旧品位置への移動距離を稼ぐことができる。これにより、第1レバー140を検知位置に止めておく時間を稼ぐことができるので、新品検知時のLow信号の出力時間を稼ぐことができ、新品検知の精度を向上させることができる。
また、スライド部材160の複数のカム面164が第1方向に並んでいるので、第1方向におけるスライド部材160の新品位置から旧品位置への移動距離を稼ぎつつ、スライド部材160をスムーズに移動させることができる。
カム面が1つの場合、スライド部材の移動距離を稼ぐためには、第1方向に対するカム面の傾斜角度を小さくする必要があるが、この場合には、カム面とオーガ突起との摩擦が大きくなってスライド部材がスムーズに移動しにくくなる。複数のカム面164を有することで、第1方向に対する各カム面164の傾斜角度を小さくしなくても済むため、スライド部材160をスムーズに移動させることができる。
また、第1オーガ突起135Aと第2オーガ突起135Bがオーガシャフト131から反対に向けて突出するので、オーガ130を金型によって樹脂で成形する場合に、成形品を金型から抜きやすくなる。つまり、オーガ130を成形しやすくできる。
また、筐体120がガイドレール123を有するので、スライド部材160を新品位置から旧品位置へ向けてスムーズに移動させることができる。
また、ガイドレール123の第2面123Bが第1面123Aよりもオーガ130から離れているので、スライド部材160が旧品位置の場合には、スライド部材160がオーガ130の邪魔になるのを抑制することができる。また、ガイドレール123の、傾斜する第3面123Cによってスライド部材160をスムーズに移動させることができる。
また、第2面123Bが第1面123Aよりも下に位置するので、新品位置から旧品位置に移動したスライド部材160を下に落とすことができる。これにより、バネなどを使わない簡単な構成でスライド部材160が新品位置に戻るのを抑制することができる。
また、ガイドレール123は、第1シャフト141とともに回動する第1レバー突起143が通る切れ目123Dを有するので、ガイドレール123が第1レバー140の邪魔になるのを抑制することができる。
また、筐体120がガイドレール123と向かい合うガイド面124を有するので、スライド部材160のがたつきを抑えることができ、スライド部材160をよりスムーズに移動させることができる。
また、筐体120が第1ストッパ面125を有するので、スライド部材160が新品位置から旧品位置への移動方向における上流、詳しくは、新品位置から上流に移動するのを規制することができる。
また、筐体120が第2ストッパ面126を有するので、スライド部材160が新品位置から旧品位置への移動方向における下流、詳しくは、旧品位置からさらに下流に移動するのを規制することができる。
なお、制御装置17は、新品検知時から所定のパラメータが閾値以上となる前でも、筐体120内に所定量以上のトナーが収容された場合、つまり、筐体120内のトナーが満杯に近い状態になった場合には、クリーニングユニット100が交換時期であると判定する。
詳しくは、図9(a),(b)に示すように、廃トナー収容空間120C内がトナーTで満杯に近い状態となり、トナーTが検出空間120D内に流入して溜まると、第1レバー140の第1レバー突起143がトナーTに埋まる。
そして、第1レバー140が検知位置から非検知位置に回動した後に、第1レバー突起143の回動がトナーTによって止められると、第1レバー140は、非検知位置で止まる。第1レバー突起143は、筐体120内のトナーTが満杯に近い状態になった場合に、検出空間120D内のトナーTによって回動が止められることで第1レバー140を非検知位置に止める。
第1レバー140が非検知位置で止まると、その後は、オーガ130の回転に伴い、第2レバー150だけが第3位置を通って第4位置と第5位置との間で回動する。そうすると、センサ15は、図10(c)に示すように、オーガ130が1回転する間(1周期)に、Low、High、Low、Highとこの順に切り替わる信号を制御装置17に出力する。
制御装置17は、センサ15が、第1レバー140の検知位置と非検知位置との間の回動による第1被検知部142の変位を検知した後、センサ15が、第2レバー150の第4位置と第5位置との間の回動による第2被検知部152の変位を検知した場合に、クリーニングユニット100が交換時期であると判定する。
具体的には、制御装置17は、センサ15が、図10(b)に示すような切り替わりパターンの信号を出力した後、センサ15が、図10(c)に示すような切り替わりパターンの信号を複数周期、出力した場合に、クリーニングユニット100が交換時期であると判定する。
以上説明した第1実施形態によれば、第1レバー140の回動の有無によって、筐体120内のトナーTが満杯に近い状態であるか否かを検知することができるとともに、クリーニングユニット100の新品検知をすることができる。つまり、第1レバー140によって、満杯検知と新品検知の両方を行うことができる。
次に、発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態では、上述した第1実施形態と同様の要素については、同一符号を付して、適宜その説明を省略する。
図11に示すように、クリーニングユニット100は、図示しないクリーニング部材と、筐体220と、オーガ230と、第1レバー240と、第2レバー250と、スライド部材260とを備えている。
図12に示すように、筐体220は、容器120Aが有する隔壁121A,221Aによって廃トナー収容空間120Cおよび検出空間120Dと仕切られた第2収容空間220Cを有している。第2収容空間220Cは、検出空間120Dと第2連通口222により連通し、廃トナー収容空間120Cとは直接連通していない。第2連通口222は、第1方向の位置がガイドレール123の第2面123Bと向かい合う位置である。
ガイドレール123は、第1面123Aと、第2面123Bと、第3面223Cとを有している。第3面223Cは、上下に延びて、第1面123Aと第2面123Bの間に段差を形成している。
図13に示すように、オーガ230は、オーガシャフト131、羽132、偏心突起134、複数のオーガ突起135などのほか、さらに第2羽232を有している。第2羽232は、板状であり、オーガシャフト131の外周面から第1方向に直交する方向に延びている。第2羽232は、第1方向において筐体220の第2連通口222と向かい合う位置に位置する(図11参照)。第2羽232は、オーガ230の回転に伴い、検出空間120Dに溜まったトナーの一部を第2連通口222から第2収容空間220C内に搬送可能である。
第1レバー240は、第1シャフト141と、第1被検知部142と、第1レバー突起143とを有している。第1レバー240は、上述した第1実施形態の第1レバー140と異なり、第2レバー突起144を備えていない。第1レバー突起143は、第1方向と直交する方向において第1被検知部142と反対に向けて突出している。
第2レバー250は、第2シャフト151と、第2被検知部152と、U字状のアーム部253とを有している。第2実施形態では、クリーニングユニット100は、バネ170を備えていない。図14(a)に示すように、第2レバー250は、アーム部253の第2溝253Aがオーガ230の偏心突起134に接触している。第2レバー250は、第2被検知部152の重さにより反時計回りに付勢され、第2溝253Aの一側面が偏心突起134に常に接触している。
図13に戻って、スライド部材260は、本体部261と、2つのカム163とを有している。本体部261は、第1方向に延びる溝261Aを有するU字状である。図14(b)に示すように、溝261Aにはガイドレール123が嵌る。
第1レバー240の第1レバー突起143は、スライド部材260が新品位置の場合にスライド部材260の本体部261に接触して、第1レバー240を非検知位置に止める。第1レバー240は、非検知位置の場合、第1被検知部142の重さによって反時計回りに回動しようとするが、スライド部材260が新品位置の場合には、第1レバー突起143がスライド部材260の本体部261に引っ掛かることで、反時計回りへの回動が規制され、非検知位置に止められる。
なお、第2実施形態では、第1被検知部142がカラープリンタ1のセンサ15によって検知されない非検知位置が「第1位置」であり、図15(a)に実線で示す、第1被検知部142がセンサ15によって検知可能な検知位置が「第2位置」である。
次に、第2実施形態に係るクリーニングユニット100およびカラープリンタ1の作用および効果について説明する。
図14(a),(b)に示すように、クリーニングユニット100は、スライド部材260が新品位置にある場合、第1レバー240が非検知位置に止められている。
新品のクリーニングユニット100をカラープリンタ1に装着した場合、第1被検知部142が発光素子15Aから出射された光15Lを遮らないので、光15Lは、受光素子15Bで受光される。そのため、センサ15は、制御装置17にHigh信号を出力する。
オーガ230が回転すると、スライド部材260は、図16(a)に示す新品位置から、図16(b)に示すように、旧品位置に向けて移動する。そして、図16(c)に示すように、スライド部材260は、ガイドレール123の第1面123Aから、第3面223Cによって形成される段差に沿って落ち、第2面123Bに支持される旧品位置に移動する。
図14(a),(b)に示すように、スライド部材260の移動中において、第1レバー240の第1レバー突起143がスライド部材260に接触しているときは、第1レバー240は、非検知位置に止められている。
そのため、このときは、オーガ230の回転に伴って偏心突起134がオーガ軸130Aの周りで公転し、アーム部253が揺動すると、第2レバー250だけが破線で示す第3位置を通って、実線で示す第4位置と二点鎖線で示す第5位置との間で回動する。そうすると、センサ15は、図10(c)に示すように、オーガ130が1回転する間(1周期)に、Low、High、Low、Highとこの順に切り替わる信号を制御装置17に出力する。
スライド部材260が新品位置から所定距離以上移動して、図15(a),(b)に示すように、第1レバー突起143とスライド部材260との接触が解除されると、第1被検知部142の重さによって第1レバー240が非検知位置から検知位置に回動する。第1レバー240が非検知位置から検知位置に回動すると、第2レバー250の第2被検知部152が第1被検知部142の切欠142Aに接触する。
そして、その後は、オーガ230の回転に伴って第2レバー250が回動することで、第1レバー240が検知位置と非検知位置との間を回動する。そうすると、センサ15は、図10(b)に示すように、オーガ130が1回転する間(1周期)に、Low、Highとこの順に切り替わる信号を制御装置17に出力する。
制御装置17は、センサ15が、第2レバー250の第4位置と第5位置との間の回動による第2被検知部152の変位を検知した後、センサ15が、第1レバー240の検知位置と非検知位置との間の回動による第1被検知部142の変位を検知した場合に、クリーニングユニット100が新品であると判定する。
具体的には、制御装置17は、センサ15が、図10(c)に示すような切り替わりパターンの信号を出力した後、センサ15が、図10(b)に示すような切り替わりパターンの信号を出力した場合に、クリーニングユニット100が交換時期であると判定する。制御装置17は、クリーニングユニット100が交換時期であると判定した場合、その旨をユーザに報知する。
以上説明したクリーニングユニット100によれば、センサ15が検知した第1被検知部142と第2被検知部152の変位状態からクリーニング部材110の寿命を判断するための、クリーニングユニット100の新品検知をすることができる。
また、ガイドレール123の第2面123Bが第1面123Aよりもオーガ230から離れているので、スライド部材260が旧品位置の場合には、スライド部材260がオーガ230の邪魔になるのを抑制することができる。
また、第2面123Bが第1面123Aよりも下に位置するので、新品位置から旧品位置に移動したスライド部材260を下に落とすことができる。これにより、簡単な構成でスライド部材260が新品位置に戻るのを抑制することができる。
なお、第2実施形態においても、制御装置17は、筐体220内のトナーが満杯に近い状態になった場合、上述した第1実施形態と同様に、クリーニングユニット100が交換時期であると判定する。第1レバー240の第1レバー突起143は、筐体220内のトナーが満杯に近い状態になった場合に、検出空間120D内のトナーによって回動が止められることで第1レバー240を非検知位置に止める。
このように、第2実施形態においても、第1レバー240によって、満杯検知と新品検知の両方を行うことができる。
第2実施形態では、筐体220内のトナーが満杯に近い状態になってクリーニングユニット100が交換時期であると判定された場合でも、オーガ230が、第2羽232によって検出空間120D内のトナーを、第2連通口222を通して第2収容空間220Cに搬送することができる。
これにより、クリーニングユニット100内にトナーを収容できなくなるまでの時間を稼ぐことができる。つまり、交換時期であると判定されたクリーニングユニット100をしばらく使用することができる。これにより、例えば、クリーニングユニット100をすぐに交換できない場合でも、カラープリンタ1を使用することができる。
以上に発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、上述の実施形態では、クリーニングユニット100が第2レバー150,250を備えていたが、これに限定されず、第2レバーを備えない構成であってもよい。
また、上述の実施形態では、クリーニング部材110が2つのクリーニングローラ111,112とクリーニングブレード113を含む構成であったが、これに限定されない。例えば、クリーニング部材は、クリーニングローラとクリーニングブレードを1つずつ含む構成であってもよい。また、クリーニングユニットは、クリーニング部材としてクリーニングブレードだけを備え、搬送ベルトに付着したトナーをクリーニングブレードによって直接掻き取る構成であってもよい。
また、上述の実施形態では、搬送ベルト73上のトナーを回収するクリーニングユニット100を例示したが、これに限定されない。例えば、クリーニングユニットは、中間転写ベルトなどの中間転写体上のトナーを回収するものであってもよい。また、クリーニングユニットは、感光体ドラム上のトナーを回収するものであってもよい。
また、上述の実施形態では、センサ15として発光素子15Aと受光素子15Bとを有する光学センサを例示したが、これに限定されず、センサは、例えば、静電誘導センサなどであってもよい。
また、上述の実施形態では、オーガ130,230が2つのオーガ突起135を有していたが、これに限定されない。例えば、オーガ突起は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。スライド部材のカム面についても同様であり、2つではなく、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
また、上述の実施形態では、画像形成装置の一例として多色の画像を形成可能なカラープリンタ1を例示したが、画像形成装置は単色の画像を形成するモノクロプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、LEDから出射された光により感光体ドラムを露光するプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタではなく、コピー機や複合機などであってもよい。
また、上述した実施形態および変形例で説明した各要素は、適宜組み合わせて実施することが可能である。
1 カラープリンタ
15 センサ
17 制御装置
100 クリーニングユニット
110 クリーニング部材
111 第1クリーニングローラ
112 第2クリーニングローラ
113 クリーニングブレード
120 筐体
123 ガイドレール
123A 第1面
123B 第2面
123C 第3面
123D 切れ目
124 ガイド面
125 第1ストッパ面
126 第2ストッパ面
130 オーガ
130A オーガ軸
131 オーガシャフト
135 オーガ突起
135A 第1オーガ突起
135B 第2オーガ突起
140 第1レバー
140A 第1軸
141 第1シャフト
142 第1被検知部
143 第1レバー突起
144 第2レバー突起
150 第2レバー
150A 第2軸
152 第2被検知部
160 スライド部材
161 本体部
162 延出部
164 カム面
170 バネ

Claims (25)

  1. 現像剤を回収するクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材によって回収された現像剤を収容する筐体と、
    軸方向に延びる第1軸について第1位置と第2位置との間を回動可能な第1レバーであって、一部が前記筐体の外部に露出する第1レバーと、
    前記軸方向に延びるオーガ軸について回転可能なオーガであって、前記筐体内の現像剤を前記軸方向に搬送可能なオーガであり、前記筐体内の現像剤を前記第1レバーに向けて搬送可能なオーガと、
    前記オーガの回転に伴い新品位置から旧品位置へ前記軸方向に移動可能なスライド部材であって、前記新品位置の場合に前記第1レバーに接触して前記第1レバーを前記第1位置に止め、前記旧品位置の場合に前記第1レバーとの接触が解除されて前記第1レバーを前記第1位置と前記第2位置との間で回動可能とするスライド部材と、を備えることを特徴とするクリーニングユニット。
  2. 前記スライド部材は、前記軸方向に対して傾斜するカム面を有し、
    前記オーガは、
    前記オーガ軸について回転可能なオーガシャフトと、
    前記オーガシャフトの外周面から突出し、前記オーガシャフトとともに回転可能なオーガ突起であって、前記オーガシャフトとともに回転した場合に前記カム面と接触して前記スライド部材を前記新品位置から前記旧品位置へ向けて移動させるオーガ突起と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のクリーニングユニット。
  3. 前記オーガは、複数の前記オーガ突起を有し、
    複数の前記オーガ突起は、前記軸方向において異なる位置に位置することを特徴とする請求項2に記載のクリーニングユニット。
  4. 前記スライド部材は、複数の前記カム面を有し、
    前記複数のカム面は、前記軸方向に並んでいることを特徴とする請求項3に記載のクリーニングユニット。
  5. 前記複数のオーガ突起は、第1オーガ突起と、前記第1オーガ突起と反対に向けて突出する第2オーガ突起であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のクリーニングユニット。
  6. 前記筐体は、前記スライド部材の移動をガイドするガイドレールであって、前記軸方向に延びるガイドレールを有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のクリーニングユニット。
  7. 前記ガイドレールは、
    前記スライド部材が前記新品位置にある場合に前記スライド部材を支持する第1面と、
    前記スライド部材が前記旧品位置にある場合に前記スライド部材を支持する第2面であって、前記軸方向と直交する方向において前記第1面よりも前記オーガから離れて位置する第2面と、
    前記第1面と前記第2面の間に段差を形成する第3面と、
    を有することを特徴とする請求項6に記載のクリーニングユニット。
  8. 前記ガイドレールは、
    前記スライド部材が前記新品位置にある場合に前記スライド部材を支持する第1面と、
    前記スライド部材が前記旧品位置にある場合に前記スライド部材を支持する第2面であって、前記軸方向と直交する方向において前記第1面よりも前記オーガから離れて位置するとともに、前記軸方向において前記第1面から離れて位置する第2面と、
    前記第1面から前記第2面に向けて傾斜する第3面と、
    を有することを特徴とする請求項6に記載のクリーニングユニット。
  9. 前記第1レバーは、
    前記第1軸について回動可能なシャフトと、
    前記シャフトの外周面から突出し、前記シャフトとともに回動可能な第1レバー突起と、
    を有し、
    前記ガイドレールは、前記第1レバー突起が通る切れ目を有することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載のクリーニングユニット。
  10. 前記筐体は、前記スライド部材の移動をガイドするガイド面であって、前記軸方向と直交する方向において前記ガイドレールと向かい合うガイド面を有することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか1項に記載のクリーニングユニット。
  11. 前記スライド部材は、
    前記ガイドレールによって支持される本体部と、
    前記本体部から突出し、前記ガイドレールに沿って延びる延出部と、
    を有することを特徴とする請求項6から請求項10のいずれか1項に記載のクリーニングユニット。
  12. 前記スライド部材は、前記軸方向に延びる溝であって、前記ガイドレールが嵌る溝を有することを特徴とする請求項6から請求項11のいずれか1項に記載のクリーニングユニット。
  13. 前記筐体は、前記スライド部材の前記新品位置から前記旧品位置への移動方向における上流側の面と接触可能な第1ストッパ面を有することを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載のクリーニングユニット。
  14. 前記筐体は、前記スライド部材の前記新品位置から前記旧品位置への移動方向における下流側の面と接触可能な第2ストッパ面を有することを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載のクリーニングユニット。
  15. 前記第1位置は、画像形成装置のセンサによって前記第1レバーを検知可能な位置であり、
    前記第2位置は、前記センサによって前記第1レバーが検知されない位置であることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載のクリーニングユニット。
  16. 前記第1レバーは、
    前記第1軸について回動可能なシャフトと、
    前記シャフトの外周面から突出し、前記シャフトとともに回動可能な第1レバー突起であって、前記筐体内に所定量以上の現像剤が収容された場合に現像剤によって回動が止められることで前記第1レバーを前記第2位置に止める第1レバー突起と、
    前記シャフトの外周面から突出し、前記シャフトとともに回動可能な第2レバー突起であって、前記スライド部材が前記新品位置の場合に前記スライド部材に接触して前記第1レバーを前記第1位置に止める第2レバー突起と、
    を有することを特徴とする請求項15に記載のクリーニングユニット。
  17. 前記オーガは、前記筐体内の現像剤を前記第1レバー突起に向けて搬送可能であることを特徴とする請求項16に記載のクリーニングユニット。
  18. 前記オーガの回転に伴い前記軸方向に延びる第2軸について、前記センサによって検知可能な第3位置を通って、前記センサによって検知されない第4位置と第5位置との間を回動可能な第2レバーを備え、
    前記第1レバーは、前記筐体の外部に露出する第1被検知部であって、前記センサによって検知可能な第1被検知部を有し、
    前記第2レバーは、前記筐体の外部に露出する第2被検知部であって、前記センサによって検知可能な第2被検知部を有し、
    前記スライド部材が前記旧品位置の場合に、前記第2レバーが前記第4位置から前記第5位置に回動することで前記第2被検知部が前記第1被検知部に接触して前記第1レバーを前記第1位置から前記第2位置に回動させることを特徴とする請求項16または請求項17に記載のクリーニングユニット。
  19. 前記第2レバーを前記第4位置から前記第5位置に向けて付勢するバネを備え、
    前記第2レバー突起は、前記スライド部材が前記新品位置の場合に前記バネの付勢力によって前記スライド部材に接触していることを特徴とする請求項18に記載のクリーニングユニット。
  20. 前記第1被検知部および前記第2被検知部を検知可能な前記センサと、制御装置と、を備え、請求項18または請求項19に記載のクリーニングユニットが着脱可能な画像形成装置であって、
    前記制御装置は、
    前記センサが、所定時間以上、前記第1レバーの前記第1位置と前記第2位置との間の回動による前記第1被検知部の変位を検知しなかった後、
    前記センサが、前記第1レバーの前記第1位置と前記第2位置との間の回動による前記第1被検知部の変位を検知した場合に、
    前記クリーニングユニットが新品であると判定することを特徴とする画像形成装置。
  21. 前記第1位置は、画像形成装置のセンサによって前記第1レバーが検知されない位置であり、
    前記第2位置は、前記センサによって前記第1レバーを検知可能な位置であることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載のクリーニングユニット。
  22. 前記第1レバーは、
    前記第1軸について回動可能なシャフトと、
    前記シャフトの外周面から突出し、前記シャフトとともに回動可能な第1レバー突起であって、前記スライド部材が前記新品位置の場合に前記スライド部材に接触して前記第1レバーを前記第1位置に止めるとともに、前記筐体内に所定量以上の現像剤が収容された場合に現像剤によって回動が止められることで前記第1レバーを前記第1位置に止める第1レバー突起を有することを特徴とする請求項21に記載のクリーニングユニット。
  23. 前記オーガは、前記筐体内の現像剤を前記第1レバー突起に向けて搬送可能であることを特徴とする請求項22に記載のクリーニングユニット。
  24. 前記オーガの回転に伴い前記軸方向に延びる第2軸について、前記センサによって検知可能な第3位置を通って、前記センサによって検知されない第4位置と第5位置との間を回動可能な第2レバーを備え、
    前記第1レバーは、前記筐体の外部に露出する第1被検知部であって、前記センサによって検知可能な第1被検知部を有し、
    前記第2レバーは、前記筐体の外部に露出する第2被検知部であって、前記センサによって検知可能な第2被検知部を有し、
    前記スライド部材が前記旧品位置の場合に、前記第2レバーが前記第4位置から前記第5位置に回動することで前記第2被検知部が前記第1被検知部に接触して前記第1レバーを前記第1位置から前記第2位置に回動させることを特徴とする請求項22または請求項23に記載のクリーニングユニット。
  25. 前記第1被検知部および前記第2被検知部を検知可能な前記センサと、制御装置と、を備え、請求項24に記載のクリーニングユニットが着脱可能な画像形成装置であって、
    前記制御装置は、
    前記センサが、前記第2レバーの前記第4位置と前記第5位置との間の回動による前記第2被検知部の変位を検知した後、
    前記センサが、前記第1レバーの前記第1位置と前記第2位置との間の回動による前記第1被検知部の変位を検知した場合に、
    前記クリーニングユニットが新品であると判定することを特徴とする画像形成装置。
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