添付の図面に関して以下に記載される発明を実施するための形態は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明される概念が実践され得る唯一の構成を表すものではない。発明を実施するための形態は、様々な概念の完全な理解を与える目的で、具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念はこれらの具体的な詳細がなくても実践され得ることが、当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、そのような概念を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形態で示される。
以下で、電気通信システムのいくつかの態様が、様々な装置および方法を参照して提示される。これらの装置および方法は、以下の発明を実施するための形態において説明され、(「要素」と総称される)様々なブロック、構成要素、回路、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面において示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装されることがある。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、またはソフトウェアとして実装されるかは、具体的な適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」として実装されることがある。プロセッサの例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、グラフィックス処理ユニット(GPU)、中央処理ユニット(CPU)、アプリケーションプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、縮小命令セットコンピューティング(RISC)プロセッサ、システムオンチップ(SoC)、ベースバンドプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって記載される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システムの中の1つまたは複数のプロセッサが、ソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアコンポーネント、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。
したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの任意の組合せで実装されることがある。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令もしくはコードとして符号化されることがある。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ、他の磁気ストレージデバイス、上述のタイプのコンピュータ可読媒体の組合せ、または、コンピュータによってアクセス可能な命令もしくはデータ構造の形態のコンピュータ実行可能コードを記憶するために使用可能な任意の他の媒体を備え得る。
図1は、ワイヤレス通信システムおよびアクセスネットワーク100の例を示す図である。(ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)とも呼ばれる)ワイヤレス通信システムは、基地局102と、UE104と、Evolved Packet Core(EPC)160とを含む。基地局102は、マクロセル(高電力セルラー基地局)および/またはスモールセル(低電力セルラー基地局)を含み得る。マクロセルは基地局を含む。スモールセルは、フェムトセル、ピコセル、およびマイクロセルを含む。
(Evolved Universal Mobile Telecommunications System(UMTS) Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN)と総称される)基地局102は、バックホールリンク132(たとえば、S1インターフェース)を通じてEPC160とインターフェースする。他の機能に加えて、基地局102は、ユーザデータの転送、無線チャネルの暗号化および解読、完全性保護、ヘッダ圧縮、モビリティ制御機能(たとえば、ハンドオーバー、デュアル接続性)、セル間干渉協調、接続セットアップおよび解放、負荷分散、非アクセス層(NAS)メッセージのための分配、NASノード選択、同期、無線アクセスネットワーク(RAN)共有、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)、加入者および機器トレース、RAN情報管理(RIM)、ページング、測位、ならびに警告メッセージの配信という機能のうちの、1つまたは複数を実行することができる。基地局102は、バックホールリンク134(たとえば、X2インターフェース)上で互いに直接的または(たとえば、EPC160を介して)間接的に通信することができる。バックホールリンク134は有線またはワイヤレスであり得る。
基地局102はUE104とワイヤレスに通信することができる。基地局102の各々は、それぞれの地理的カバレッジエリア110に通信カバレッジを提供し得る。重複する地理的カバレッジエリア110が存在することがある。たとえば、スモールセル102'は、1つまたは複数のマクロ基地局102のカバレッジエリア110と重複するカバレッジエリア110'を有することがある。スモールセルとマクロセルの両方を含むネットワークは、異種ネットワークとして知られていることがある。異種ネットワークは、限定加入者グループ(CSG)として知られる限定グループにサービスを提供し得るHome Evolved Node B(eNB)(HeNB)を含むこともある。基地局102とUE104との間の通信リンク120は、UE104から基地局102への(逆方向リンクとも呼ばれる)アップリンク(UL)送信、および/または基地局102からUE104への(順方向リンクとも呼ばれる)ダウンリンク(DL)送信を含むことがある。通信リンク120は、空間多重化、ビームフォーミング、および/または送信ダイバーシティを含む、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用し得る。通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを介することがある。基地局102/UE104は、各方向における送信に使用される合計YxMHz(x個のコンポーネントキャリア)までのキャリアアグリゲーションにおいて割り振られた、キャリア当たりYMHz(たとえば、5、10、15、20、100MHz)までの帯域幅のスペクトルを使用することができる。キャリアは、互いに隣接することも、隣接しないこともある。キャリアの割振りは、DLおよびULに対して非対称であることがある(たとえば、DLに対して、ULよりも多数または少数のキャリアが割り振られることがある)。コンポーネントキャリアは、1次コンポーネントキャリアと、1つまたは複数の2次コンポーネントキャリアとを含み得る。1次コンポーネントキャリアは1次セル(PCell)と呼ばれることがあり、2次コンポーネントキャリアは2次セル(SCell)と呼ばれることがある。
いくつかのUE104は、デバイス対デバイス(D2D)通信リンク192を使用して互いに通信し得る。D2D通信リンク192は、DL/UL WWANスペクトルを使用し得る。D2D通信リンク192は、物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)、および物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)などの、1つまたは複数のサイドリンクチャネルを使用し得る。D2D通信は、たとえば、FlashLinQ、WiMedia、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、IEEE 802.11規格に基づくWi-Fi、LTE、またはNRなどの、様々なワイヤレスD2D通信システムを通じたものであり得る。
ワイヤレス通信システムは、5GHzの免許不要周波数スペクトルにおいて通信リンク154を介してWi-Fi局(STA)152と通信しているWi-Fiアクセスポイント(AP)150をさらに含むことがある。免許不要周波数スペクトルにおいて通信するとき、STA152/AP150は、チャネルが利用可能であるかどうかを決定するために、通信するより前にクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することができる。
スモールセル102'は、免許周波数スペクトルおよび/または免許不要周波数スペクトルにおいて動作し得る。免許不要周波数スペクトルにおいて動作しているとき、スモールセル102'は、NRを利用し、Wi-Fi AP150によって使用されるのと同じ5GHzの免許不要周波数スペクトルを使用し得る。免許不要周波数スペクトルにおいてNRを利用するスモールセル102'は、カバレッジを拡大し、および/またはアクセスネットワークの容量を増やすことができる。
gNodeB(gNB)180は、UE104と通信するときにミリメートル波(mmW)周波数および/または準mmW周波数(near mmW frequency)で動作し得る。gNB180がmmW周波数または準mmW周波数で動作するとき、gNB180はmmW基地局と呼ばれ得る。極高周波数(EHF:extremely high frequency)は、電磁スペクトルにおいてRFの一部である。EHFは、30GHz~300GHzの範囲および1ミリメートルから10ミリメートルの間の波長を有する。この帯域における電波は、ミリメートル波と呼ばれることがある。準mmWは、100ミリメートルの波長を有し、3GHzの周波数まで及ぶことがある。超高周波数(SHF:super high frequency)帯域は、センチメートル波とも呼ばれ、3GHzから30GHzの間に及ぶ。mmW/準mmW無線周波数帯域を使用する通信は、極めて高い経路損失および短い範囲を有する。mmW基地局180は、極めて高い経路損失および短距離を補償するために、UE104に対してビームフォーミング184を利用し得る。
EPC160は、モビリティ管理エンティティ(MME)162と、他のMME164と、サービングゲートウェイ166と、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ168と、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)170と、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ172とを含み得る。MME162は、ホーム加入者サーバ(HSS)174と通信していることがある。MME162は、UE104とEPC160との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME162はベアラと接続管理とを提供する。すべてのユーザインターネットプロトコル(IP)パケットは、サービングゲートウェイ166を通じて転送され、サービングゲートウェイ166自体はPDNゲートウェイ172に接続される。PDNゲートウェイ172は、UEのIPアドレス割振りならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ172およびBM-SC170は、IPサービス176に接続される。IPサービス176は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス、および/または他のIPサービスを含み得る。BM-SC170は、MBMSユーザサービスのプロビジョニングおよび配信のための機能を提供することができる。BM-SC170は、コンテンツプロバイダMBMS送信のためのエントリポイントとして働くことがあり、公衆陸上移動網(PLMN)内のMBMSベアラサービスを認可および開始するために使用されることがあり、MBMS送信をスケジュールするために使用されることがある。MBMSゲートウェイ168は、特定のサービスをブロードキャストするマルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)エリアに属する基地局102にMBMSトラフィックを配信するために使用されることがあり、セッション管理(開始/停止)およびeMBMS関係の課金情報を収集することを担うことがある。
基地局は、gNB、Node B、evolved Node B(eNB)、アクセスポイント、トランシーバ基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、または他の何らかの適切な用語で呼ばれることもある。基地局102は、UE104にEPC160へのアクセスポイントを提供する。UE104の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、タブレット、スマートデバイス、ウェアラブルデバイス、車両、電気メーター、ガスポンプ、トースター、または任意の他の同様の機能デバイスがある。UE104の一部は、IoTデバイス(たとえば、パーキングメーター、ガスポンプ、トースター、車両など)と呼ばれ得る。UE104は、局、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または他の何らかの適切な用語で呼ばれることもある。
様々な態様において、UE104は、サブフレームのセット内の送信時間間隔(TTI)において第1のアップリンクチャネルのための1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々を受信し、サブフレームのセットに後続するサブフレーム内の短い送信時間間隔(sTTI)において第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントを受信し得る(198)。UE104は、第1のアップリンクチャネルのためにサブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの数を決定し得る。UE104は、第2のアップリンクチャネルのために第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの数を決定し得る。UE104は、サブフレームのセットにおいて第1のアップリンクチャネルのために受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、第2のアップリンクチャネルのために受信される第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とに基づいて、ビット閾値を超えているかどうかを決定し得る(199)。UE104は、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット、または第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットのうちの少なくとも1つを、送信のために処理し得る。
一態様では、UE104は、サブフレームのセットの各サブフレームの中のTTI内で第1のダウンリンクチャネル上でビットを受信し、サブフレームのセットに後続するサブフレーム内のsTTIにおいて第2のダウンリンクチャネル上でビットを受信し得る(198)。UE104は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの数を決定し得る。UE104は、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの数を決定し得る。UE104は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数に基づいて、かつ、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数に基づいて、ビット閾値を超えているかどうかを決定し得る(199)。UE104は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット、または、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットのうちの少なくとも1つを、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて処理し得る。
態様では、基地局102は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUE104に送信することと、サブフレームのセットに後続するサブフレーム内のsTTIにおいて第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUE104に送信することとを決定し得る(198)。基地局102は、第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUE104に送信し第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUEに送信するという決定に基づいて、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用される変調およびコーディング方式(MCS)を制限すること、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用される空間ランクを制限すること、復調基準信号(DMRS)に基づく送信モードを用いてUEをスケジューリングするのを控えること、または、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)を使用してUEをスケジューリングするのを控えることのうちの少なくとも1つを、決定し得る。基地局102は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUE104に送信し得る。基地局102は、サブフレームにおいて第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUE104に送信し得る。
図2Aは、5G/NRフレーム構造内のDLサブフレームの例を示す図200である。図2Bは、DLサブフレーム内のチャネルの例を示す図230である。図2Cは、5G/NRフレーム構造内のULサブフレームの例を示す図250である。図2Dは、ULサブフレーム内のチャネルの例を示す図280である。5G/NRフレーム構造は、サブキャリアの特定のセット(キャリアシステム帯域幅)について、サブキャリアのセット内のサブフレームがDLまたはULのいずれかに専用であるようなFDDであってもよく、または、サブキャリアの特定のセット(キャリアシステム帯域幅)について、サブキャリアのセット内のサブフレームがDLとULの両方に専用であるようなTDDであってもよい。図2A、図2Cによって提供される例では、5G/NRフレーム構造は、サブフレーム4がDLサブフレームであり、サブフレーム7がULサブフレームである、TDDであると仮定される。サブフレーム4はDLのみを提供するものとして示され、サブフレーム7はULのみを提供するものとして示されているが、任意の特定のサブフレームが、ULとDLの両方を提供する異なるサブセットへと分割され得る。以下の説明はFDDである5G/NRフレーム構造にも適用されることに留意されたい。
他のワイヤレス通信技術は、異なるフレーム構造および/または異なるチャネルを有することがある。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレーム(1ms)に分割され得る。各サブフレームは、1つまたは複数のタイムスロットを含み得る。各スロットは、スロット構成に応じて、7個または14個のシンボルを含み得る。スロット構成0の場合、各スロットは14個のシンボルを含むことがあり、スロット構成1の場合、各スロットは7個のシンボルを含むことがある。サブフレーム内のスロットの数は、スロット構成およびヌメロロジーに基づく。スロット構成0の場合、異なるヌメロロジー0~5は、それぞれ、サブフレーム当たり1個、2個、4個、8個、16個、および32個のスロットを許容する。スロット構成1の場合、異なるヌメロロジー0~2は、それぞれ、サブフレーム当たり2個、4個、および8個のスロットを許容する。サブキャリア間隔およびシンボル長/持続時間は、ヌメロロジーの関数である。サブキャリア間隔は2^μ*15kHzに等しくてよく、ただし、μはヌメロロジー0~5である。シンボル長/持続時間は、サブキャリア間隔と逆の関係にある。図2A、図2Cは、スロット当たり7個のシンボルを有するスロット構成1およびサブフレーム当たり2個のスロットを有するヌメロロジー0の例を提供する。サブキャリア間隔は15kHzであり、シンボル持続時間は約66.7μsである。
リソースグリッドが、フレーム構造を表すために使用され得る。各タイムスロットは、12個の連続するサブキャリアに及ぶリソースブロック(RB)(物理RB(PRB)とも呼ばれる)を含む。リソースグリッドは複数のリソース要素(RE)に分割される。各REによって搬送されるビットの数は、変調方式に依存する。
図2Aに示されるように、REのうちのいくつかは、(Rとして示される)UEのための基準(パイロット)信号(RS)を搬送する。RSは、UEにおけるチャネル推定のために、復調RS(DM-RS)およびチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)を含み得る。RSはまた、ビーム測定(beam measurement)RS(BRS)、ビーム洗練(beam refinement)RS(BRRS)、および位相追跡(phase tracking)RS(PT-RS)を含み得る。
図2Bは、フレームのDLサブフレーム内の様々なチャネルの例を示す。物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)はスロット0のシンボル0内にあり、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)が1つのシンボルを占有するか、2つのシンボルを占有するか、または3つのシンボルを占有するかを示す制御フォーマットインジケータ(CFI)を搬送する(図2Bは、3つのシンボルを占有するPDCCHを示す)。PDCCHは、1つまたは複数の制御チャネル要素(CCE)内でダウンリンク制御情報(DCI)を搬送し、各CCEは9つのREグループ(REG)を含み、各REGはOFDMシンボルに4つの連続するREを含む。UEは、DCIも搬送するUE固有の拡張PDCCH(ePDCCH)で構成されることがある。ePDCCHは、2つ、4つ、または8つのRBペアを有することがある(図2Bは2つのRBペアを示し、各サブセットは1つのRBペアを含む)。物理ハイブリッド自動再送要求(ARQ)(HARQ)インジケータチャネル(PHICH)もスロット0のシンボル0内にあり、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に基づいてHARQ肯定応答(ACK)/否定応答(NACK)フィードバックを示すHARQインジケータ(HI)を搬送する。1次同期チャネル(PSCH)は、フレームのサブフレーム0および5内のスロット0のシンボル6内にあり得る。PSCHは、サブフレーム/シンボルのタイミングおよび物理レイヤ識別情報を決定するためにUE104によって使用される、1次同期信号(PSS)を搬送する。2次同期チャネル(SSCH)は、フレームのサブフレーム0および5内のスロット0のシンボル5内にあり得る。SSCHは、物理レイヤセル識別情報グループ番号および無線フレームタイミングを決定するためにUEによって使用される2次同期信号(SSS)を搬送する。物理レイヤ識別情報および物理レイヤセル識別情報グループ番号に基づいて、UEは物理セル識別子(PCI)を決定することができる。PCIに基づいて、UEは上述のDL-RSの位置を決定することができる。マスター情報ブロック(MIB)を搬送する物理ブロードキャストチャネル(PBCH)は、PSCHおよびSSCHと論理的にグループ化されて、同期信号(SS)/PBCHブロックを形成し得る。MIBは、DLシステム帯域幅の中のRBの数と、PHICH構成と、システムフレーム番号(SFN)とを提供する。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)は、ユーザデータと、システム情報ブロック(SIB)などのPBCHを通じて送信されないブロードキャストシステム情報と、ページングメッセージとを搬送する。
図2Cに示されるように、REの一部は、基地局におけるチャネル推定のための復調基準信号(DM-RS)を搬送する。UEは追加で、サブフレームの最終シンボルにおいてサウンディング基準信号(SRS)を送信することがある。SRSはコム構造を有することがあり、UEは、コムのうちの1つの上でSRSを送信することがある。SRSは、UL上での周波数依存スケジューリングを可能にするために、チャネル品質推定のために基地局によって使用され得る。
図2Dは、フレームのULサブフレーム内の様々なチャネルの例を示す。物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)は、PRACH構成に基づいてフレーム内の1つまたは複数のサブフレーム内にあり得る。PRACHは、サブフレーム内に6つの連続するRBペアを含み得る。PRACHにより、UEが初期システムアクセスを実行し、UL同期を実現することが可能になる。物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、ULシステム帯域幅の端に位置することがある。PUCCHは、スケジューリング要求、チャネル品質インジケータ(CQI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、ランクインジケータ(RI)、およびHARQ ACK/NACKフィードバックなどのアップリンク制御情報(UCI)を搬送する。PUSCHは、データを搬送し、バッファステータス報告(BSR)、電力ヘッドルーム報告(PHR)、および/またはUCIを搬送するためにさらに使用されることがある。
図3は、アクセスネットワークにおいてUE350と通信している基地局310のブロック図である。DLでは、EPC160からのIPパケットがコントローラ/プロセッサ375に提供されることがある。コントローラ/プロセッサ375はレイヤ3およびレイヤ2の機能を実装する。レイヤ3は無線リソース制御(RRC)レイヤを含み、レイヤ2は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤと、無線リンク制御(RLC)レイヤと、媒体アクセス制御(MAC)レイヤとを含む。コントローラ/プロセッサ375は、システム情報(たとえば、MIB、SIB)のブロードキャスティング、RRC接続制御(たとえば、RRC接続ページング、RRC接続確立、RRC接続修正、およびRRC接続解放)、無線アクセス技術(RAT)間モビリティ、ならびにUE測定報告のための測定構成に関連するRRCレイヤ機能と、ヘッダ圧縮/解凍、セキュリティ(暗号化、解読、完全性保護、完全性検証)、およびハンドオーバーサポート機能に関連するPDCPレイヤ機能と、上位レイヤパケットデータユニット(PDU)の転送、ARQを介した誤り訂正、RLCサービスデータユニット(SDU)の連結、セグメンテーション、およびリアセンブリ、RLCデータPDUの再セグメンテーション、ならびにRLCデータPDUの並べ替えに関連するRLCレイヤ機能と、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、トランスポートブロック(TB)上へのMAC SDUの多重化、TBからのMAC SDUの逆多重化、スケジューリング情報報告、HARQを介した誤り訂正、優先度処理、および論理チャネル優先順位付けに関連するMACレイヤ機能とを提供する。
送信(TX)プロセッサ316および受信(RX)プロセッサ370は、様々な信号処理機能と関連付けられるレイヤ1機能を実装する。物理(PHY)レイヤを含むレイヤ1は、トランスポートチャネル上の誤り検出と、トランスポートチャネルの前方誤り訂正(FEC)コーディング/復号と、インターリービングと、レートマッチングと、物理チャネル上へのマッピングと、物理チャネルの変調/復調と、MIMOアンテナ処理とを含むことがある。TXプロセッサ316は、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M-PSK)、M直交振幅変調(M-QAM))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングを扱う。コーディングされ変調されたシンボルは、次いで、並列ストリームに分割されることがある。各ストリームは、次いで、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成するために、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して一緒に合成されることがある。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器374からのチャネル推定値は、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用されることがある。チャネル推定値は、UE350によって送信された基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出されることがある。各空間ストリームは、次いで、別個の送信機318TXを介して異なるアンテナ320に提供されることがある。各送信機318TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調することがある。
UE350において、各受信機354RXは、受信機のそれぞれのアンテナ352を通じて信号を受信する。各受信機354RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報を受信(RX)プロセッサ356に提供する。TXプロセッサ368およびRXプロセッサ356は、様々な信号処理機能と関連付けられるレイヤ1機能を実装する。RXプロセッサ356は、UE350に宛てられたあらゆる空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行することができる。複数の空間ストリームがUE350に宛てられる場合、複数の空間ストリームは、RXプロセッサ356によって単一のOFDMシンボルストリームへと合成されることがある。次いで、RXプロセッサ356は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMAシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号の各サブキャリアに対して別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボル、および基準信号は、基地局310によって送信された最も可能性の高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって、復元および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器358によって算出されたチャネル推定値に基づくことがある。次いで、軟判定は、復号およびデインターリーブされて、物理チャネル上で基地局310によって元々送信されていたデータおよび制御信号を復元する。データおよび制御信号は、次いで、レイヤ3およびレイヤ2の機能を実装するコントローラ/プロセッサ359に提供される。
コントローラ/プロセッサ359は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ360と関連付けられ得る。メモリ360は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ359は、EPC160からのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ解凍と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ359はまた、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用してHARQ動作をサポートする誤り検出を担う。
基地局310によるDL送信に関して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ359は、システム情報(たとえば、MIB、SIB)収集、RRC接続、および測定報告に関連するRRCレイヤ機能と、ヘッダ圧縮/解凍およびセキュリティ(暗号化、解読、完全性保護、完全性検証)に関連するPDCPレイヤ機能と、上位レイヤPDUの転送、ARQを介した誤り訂正、RLC SDUの連結、セグメンテーション、およびリアセンブリ、RLCデータPDUの再セグメンテーション、ならびにRLCデータPDUの並べ替えに関連するRLCレイヤ機能と、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、TB上へのMAC SDUの多重化、TBからのMAC SDUの逆多重化、スケジューリング情報報告、HARQを介した誤り訂正、優先度処理、および論理チャネル優先順位付けに関連するMACレイヤ機能とを提供する。
基地局310によって送信された基準信号またはフィードバックからチャネル推定器358によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択し、空間的処理を容易にするために、TXプロセッサ368によって使用され得る。TXプロセッサ368によって生成された空間ストリームは、別個の送信機354TXを介して異なるアンテナ352に提供されることがある。各送信機354TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調し得る。
UL送信は、UE350における受信機機能に関して説明された方法と同様の方法で基地局310において処理される。各受信機318RXは、受信機のそれぞれのアンテナ320を通じて信号を受信する。各受信機318RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、その情報をRXプロセッサ370に提供する。
コントローラ/プロセッサ375は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ376と関連付けられ得る。メモリ376は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ375は、UE350からのIPパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化と、パケットリアセンブリと、解読と、ヘッダ解凍と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ375からのIPパケットは、EPC160に提供されることがある。コントローラ/プロセッサ375はまた、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用してHARQ動作をサポートする誤り検出を担う。
図4は、ワイヤレス通信システム400の図である。示される態様では、基地局402が、サブフレーム420においてPDSCH上で搬送されるビットをUE404に送信し得る。
UE404は、サブフレーム420を受信し、その中で搬送されるビットを処理し得る。本明細書では、ビットは、TBビット、ダウンリンクビットのためにスケジューリングされる1つまたは複数のRE、ダウンリンクビットのためにスケジューリングされる1つまたは複数のRB、アップリンクビットのためにスケジューリングされる1つまたは複数のRE、および/またはアップリンクビットのためにスケジューリングされる1つまたは複数のRBのうちの少なくとも1つを含み得る。UE404は、時間枠410を用いて構成され得る。時間枠410は、サブフレームの間に搬送されるビットがその間にデマッピングされることがあり、HARQフィードバックが受信ステータスを示すためにその間に生成されることがある、処理パイプラインであり得る。
UE404は、HARQタイミング規則に基づいてHARQフィードバック(たとえば、ACK/NACKフィードバック)を提供するように構成され得る。たとえば、n+4というHARQタイミング規則では、UE404は、サブフレーム420のあるサブフレームの間に搬送されるデータを処理し、次いでサブフレーム420のそれぞれのサブフレーム上でそれぞれのデータに基づいてHARQフィードバックを送信するために、高々3ミリ秒(ms)しかない。ダウンリンクサブフレームの間に(たとえば、PDSCH上で)ダウンリンクデータを送信する基地局402は、ダウンリンクサブフレームから4サブフレーム(たとえば、4ms)後にあるアップリンクサブフレームの間に、そのダウンリンクデータのためのHARQフィードバックが搬送されることを予想する。
時間枠410はある持続時間を有することがあり、これはUE404については3msとして図示されている。しかしながら、時間枠410は、2ms、2.5ms、3ms、4msなどの任意の持続時間を有し得る。様々な態様において、持続時間は、異なるUE能力および/またはUE処理能力によって定められ得る。さらに、持続時間はHARQタイミング規則(たとえば、n+3、n+4など)と結び付けられ得る。たとえば、レガシーのタイミング(たとえば、LTE)のもとでは、UEはn+4のタイミングのもとにあり得るので、時間枠410は3msという持続時間を有し得る。しかしながら、短縮されたタイミング(たとえば、5G NR)のもとでは、HARQタイミングはn+3であり得るので、時間枠410は2msという持続時間を有し得る。時間枠410は、DMRSベースのスケジューリング送信および/またはePDCCHベースのスケジューリングがサポートされるかどうかなどの、他の要因にも依存し得る。
時間枠410において、UE404は、PDSCH上で搬送されるビット412a-dを処理し得る。PDSCHビット412a-dは、n-3サブフレームからnサブフレーム420において搬送されるビットに相当し得る。したがって、PDSCHビット412aは、受信されたサブフレーム420のn-3サブフレームに対応するビットを含むことがあり、PDSCHビット412bは、受信されたサブフレーム420のn-2サブフレームに対応するビットを含むことがあり、PDSCHビット412cは、受信されたサブフレーム420のn-1サブフレームに対応するビットを含むことがあり、PDSCHビット412dは、受信されたサブフレーム420のnサブフレームに対応するビットを含むことがある。UE404は、たとえば、サブフレームのビット上で搬送されるデータをデマッピングすること、復調すること、および/または復号することによって、ビット412a-dを処理し得る。UE404は次いで、処理されたビットに基づいてHARQフィードバックを生成し得る。たとえば、n+4というHARQタイミング規則に従うと、UE404は、n+1サブフレーム(すなわち、nサブフレームに後続するサブフレーム)に対応する時間において、ACK/NACKフィードバックを基地局402に送信し得る。
UE404は、たとえば、HARQタイミング規則を守るために、閾値の最大ビット量に基づく処理(たとえば、デマッピング)をサポートし得る。したがって、UE404の時間枠410の中のPDSCHビット412a-cの数は、UE404が(たとえば、1つまたは複数のコンポーネントキャリアのために)処理することが可能なダウンリンク共有チャネル(DL-SCH)ビットの数を超えるべきではない。時間枠410内の各々の所与の時間においてUE404によって処理されているビットの数がDL-SCHビットの最大の量を超えないとき、UE404は、すべてのPDSCHビット412a-cを処理することが可能であり得る。たとえば、max(#TBbitslegacy (-K+1:0))≦#TBbits_maxであり、ここで(-K+1:0)はパイプライン状態におけるK個の直近のサブフレーム(たとえば、n-3、n-2、n-1)であってよく、#TBbitslegacyはレガシーチャネル(たとえば、PDSCHビット412a-c)に含まれるビットの数であってよく、#TBbits_maxは閾値の最大ビット量であってよい。したがって、上記の式が満たされる限り、UE404は、HARQタイミング規則を守りながら、時間枠410の中のすべてのビットを処理することができる。
図5は、ワイヤレス通信システム500の図である。ワイヤレス通信システム500は、基地局502と通信しているUE504を含み得る。ある態様では、UE504は、超低レイテンシ(ULL)UE、遅延の影響を受けるUE、および/またはミッションクリティカル(MiCr)UEであり得る。
基地局502は、n-3サブフレームからnサブフレーム520において、第1のダウンリンクチャネル上でダウンリンクデータをUE504に送信するように構成され得る。ある態様では、第1のダウンリンクチャネルはPDSCHであり得る。サブフレーム520の各々は、PDSCHに対応する持続時間を有するTTIであり得る。たとえば、サブフレームの各サブフレームは、1msの持続時間を有し得る。
加えて、基地局502は、sTTI524において、第2のダウンリンクチャネル上でダウンリンクデータをUE504に送信するように構成され得る。ある態様では、第2のダウンリンクチャネルは短いPDSCH(sPDSCH)であり得る。sTTI524は、1ms未満(たとえば、1または2シンボル、1スロット、0.5msなど)などの、サブフレーム520の各々より短い持続時間を有し得る。一態様では、第2のダウンリンクチャネル上で搬送されるダウンリンクデータは、ULLデータ、遅延の影響を受けるデータ、および/またはMiCrデータを含み得る。
一態様では、基地局502は、1つまたは複数のコンポーネントキャリア(またはセル)上でUE504のためのダウンリンクデータをスケジューリングし得る。UE504がそれを用いて構成されるコンポーネントキャリア(またはセル)は、UE504が制御情報を監視の対象にし得るコンポーネントキャリアに対応し得る。しかしながら、それらの構成されるコンポーネントキャリアのうちで、UE504は、UE504のために有効にされるコンポーネントキャリア上の制御情報を監視し得る。たとえば、UE504は、5個のコンポーネントキャリアのセットを用いて構成され得るが、それらの5個のコンポーネントキャリアのうちの2個のサブセットが有効にされ得る。UE504は、2個の有効なコンポーネントキャリアというサブセットの各コンポーネントキャリア上の制御情報を監視し得る。基地局502は、UE504のためのコンポーネントキャリアを構成および/または有効化し得る。
ある態様では、基地局502は、(たとえば、キャリアアグリゲーションのために)すべての有効なコンポーネントキャリア上でUE504をスケジューリングし得る。別の態様では、基地局502は、第1のコンポーネントキャリアに第1のダウンリンクチャネルを割り当て、第2のコンポーネントキャリアに第2のダウンリンクチャネルを割り当て得る。潜在的には、第1のコンポーネントキャリアおよび第2のコンポーネントキャリアは同じコンポーネントキャリアであり得る。すなわち、基地局502は、1つのコンポーネントキャリア上に第1のダウンリンクチャネルおよび第2のダウンリンクチャネルを割り当て得る。このコンポーネントキャリアごとのスケジューリングは、UE504が処理できるものより多数のビットをUE504が受信することを防ぎ得る。
UE504は、サブフレーム520のセットのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、n-1サブフレームの各々におけるTTI(たとえば、サブフレーム)内の第1のダウンリンクチャネル上でビットを受信し得る。さらに、UE504は、サブフレーム520のセットのnサブフレーム内のsTTI524内で、第2のダウンリンクチャネル上でビットを受信し得る。したがって、UE504は、サブフレーム520のセットのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームを受信することができ、次いで、nサブフレームならびにnサブフレーム内のsTTI524を受信することができる。
UE504は時間枠510を含み得る。いくつかの態様では、時間枠510は「除外時間枠」と呼ばれ得るが、本開示から逸脱することなく、任意の適切な用語が使用され得る。時間枠510は、受信ステータス(たとえば、肯定応答された、または否定応答された)を示すためにHARQフィードバック560が生成され得るように、サブフレーム520において搬送されるビット(たとえば、TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRBなど)がその間に処理され得る、処理パイプラインを含み得る。第1のダウンリンクチャネルビット512a-dの各々は、サブフレーム520のセットのn-3サブフレームからからnサブフレームにおいて搬送されるビットに相当し得る。したがって、第1のダウンリンクチャネルビット512aは、受信されたサブフレーム520のn-3サブフレームに対応するビットを含むことがあり、第1のダウンリンクチャネルビット512bは、受信されたサブフレーム520のn-2サブフレームに対応するビットを含むことがあり、第1のダウンリンクチャネルビット512cは、受信されたサブフレーム520のn-1サブフレームに対応するビットを含むことがあり、第1のダウンリンクチャネルビット512dは、受信されたサブフレーム520のnサブフレームに対応するビットを含むことがある。同様に、第2のダウンリンクチャネルビット514は、第2のダウンリンクチャネル上の受信されたsTTI524に対応するビットを含み得る。
UE504は、HARQタイミング規則に基づいてHARQフィードバック560(たとえば、ACK/NACKフィードバック)を提供するように構成され得る。たとえば、n+4というHARQタイミング規則では、UE504は、(たとえば、PDSCH上で)サブフレーム520において搬送されるデータを処理し、次いで受信されたサブフレーム520に対応するチャネルの中のそれぞれのビット512a-dに基づいてHARQフィードバックを送信するために、高々3msしかないことがある。HARQタイミング規則によれば、nは、サブフレーム番号、インデックス、および/または時間に対応し得るので、たとえば、n+4サブフレームは、nサブフレームから4番目(たとえば、4ms)のサブフレームである。n+4のHARQタイミング規則では、基地局502がダウンリンクサブフレームの間にダウンリンクデータを送信するとき、基地局502は、ダウンリンクサブフレームから4サブフレーム(たとえば、4ms)後にあるアップリンクサブフレームの間に、そのダウンリンクサブフレームのためのHARQフィードバックが搬送されることを予想する。
HARQタイミング規則によれば、UE504は、サブフレーム520のnサブフレームの間のsTTI524において受信される第2のダウンリンクチャネルビット514を処理するために、高々第1の持続時間540しかないことがある。HARQタイミング規則(たとえば、n+4)をサポートするために、UE504は、サブフレーム520のn-1サブフレームの間に受信される第1のダウンリンクチャネルビット512cを処理するために第2の持続時間542(たとえば、3個のサブフレーム)を有し得るので、第1のダウンリンクチャネルビット512cに対応するHARQフィードバック560は、n+3サブフレームに対応する時間に送信され得る。同様に、UE504は、サブフレーム520のn-2サブフレームの間に受信される第1のダウンリンクチャネルビット512bを処理するために第3の持続時間544を有し得るので、たとえば、第1のダウンリンクチャネルビット512bに対応するHARQフィードバック560は、n+2サブフレームに対応する時間に送信され得る。同様に、UE504は、サブフレーム520のn-3サブフレームの間に受信される第1のダウンリンクチャネルビット512aを処理するために第4の持続時間546を有し得るので、たとえば、第1のダウンリンクチャネルビット512aに対応するHARQフィードバック560は、n+1サブフレームに対応する時間に送信され得る。
この例では、時間枠510(たとえば、WDL、時間枠510の長さ)は3個のサブフレームという持続時間に相当し得るので、UE504はn+4 HARQタイミング規則を守ることができる。態様では、時間枠WDL∈{0,…,k-1}であり、kはダウンリンクHARQタイミングである(たとえば、WDLはk=4というHARQタイミング規則に対して3に等しいことがある)。
他の態様では、時間枠510は、2ms、2.5ms、3ms、4msなどの他の持続時間を有し得る。様々な態様において、時間枠は、異なるUE能力および/またはUE処理能力に基づいて定義され得る。さらに、持続時間はHARQタイミング規則(たとえば、n+3、n+4など)と結び付けられ得る。たとえば、レガシーのタイミング規則(たとえば、LTE)のもとでは、UE504はn+4のタイミングに従って動作し得るので、時間枠510は3個のサブフレーム(たとえば、3ms)という最大持続時間を有し得る。しかしながら、短縮されたタイミング(たとえば、5G NR)のもとでは、HARQタイミングはn+3であり得るので、時間枠510は2msという最大持続時間を有し得る。時間枠510は、UE504がDMRSベースのスケジューリング送信および/またはePDCCHベースのスケジューリングをサポートするかどうかなどの、他の要因にも依存し得る。様々な態様において、時間枠510の大きさまたは長さは、第2のダウンリンクチャネル上で搬送されるsTTI524の持続時間に従って変化し得る。たとえば、時間枠510の大きさまたは長さは、sTTI524の異なる持続時間に対して異なることがある(たとえば、時間枠510は、sTTI524が2シンボルという持続時間を有するときは第1の長さであり得るが、sTTI524が1スロットという持続時間を有するときは第2の長さであり得る)。
時間枠510において、UE504は、サブフレーム520および/またはsTTI524において搬送されるビット(たとえば、TBビット、RE上で搬送されるビット、RB上で搬送されるビット)を処理し得る。UE504は、たとえば、第1のダウンリンクチャネルおよび/または第2のダウンリンクチャネル上で搬送されるビット上で搬送されるデータをデマッピングすること、復調すること、および/または復号することによって、時間枠510の中のビットを処理し得る。UE504は次いで、この処理に基づいてHARQフィードバック560を生成し得る。
サブフレームnにおいて受信される各sTTI(たとえば、sTTI524)に対して、時間枠510は、サブフレームnを含まないことがある時間枠510(たとえば、WDL)に含まれる過去のサブフレームにわたる。後で説明されるように、UE504は、時間枠510において少なくとも部分的に重複する第1のダウンリンクチャネルビット512a-cの少なくとも一部分および/または第2のダウンリンクチャネルビット514の少なくとも一部分を処理するかどうかを決定し得る。UE504が第1のダウンリンクチャネルビット512a-dを処理すると、UE504は時間枠510を早めることができる。たとえば、UE504がn-3サブフレームに対応する第1のダウンリンクチャネルビット512aを処理すると、UE504は、時間枠510の外側へと第1のダウンリンクチャネルビット512aを早めることができ(たとえば、UE504は、ビット512aの少なくとも一部分をより高いレイヤに提供することができる)、nサブフレームに対応する第1のダウンリンクチャネルビット512dは、時間枠510へと早められる。UE504は次いで、第4の持続時間546(たとえば、n+1サブフレームに対応する時間における)の後で、第1のダウンリンクチャネルビット512aのためのHARQフィードバック560を送信し得る。
態様では、UE504は、サブフレーム520を受信するようにスケジューリングされ得る。しかしながら、sTTIトラフィックは任意の時間にスケジューリングされ得る。たとえば、UE504は、第2のダウンリンクチャネル上で搬送されるsTTI524(たとえば、ユニキャストsPDSCHまたはsTTIユニキャストPDSCHなどの、sTTIチャネル)の間にsTTIトラフィックを受信し得る。
sTTI524はnサブフレーム内で受信され得るが、第2のダウンリンクチャネルビット514(たとえば、sTTI524において搬送される)を処理することは、n-3サブフレームからn-1サブフレームに対応する1つまたは複数の第1のダウンリンクチャネルビット512a-cの処理と時間的に重複し得る。第2のダウンリンクチャネル(たとえば、sTTI)の動作は、第1のダウンリンクチャネルの動作の処理時間より相対的に速い処理時間を有し得るが、たとえば、第2のダウンリンクチャネルビット514の処理が時間枠510の中の1つまたは複数の第1のダウンリンクチャネルビット512a-cと重複するときには、第2のダウンリンクチャネルビット514の処理はそれでも時間枠510における処理オーバーヘッドを増やし得る。その結果、時間枠510において処理されるビットの数(たとえば、TBビットの数、ダウンリンクビットを搬送するようにスケジューリングされる1つまたは複数のRE、および/またはダウンリンクビットを搬送するようにスケジューリングされる1つまたは複数のRB)は、sTTIトラフィックがパイプラインへと導入されると、増大し得る。
UE504は、たとえば、HARQタイミング規則を守るために、かつ/またはUE504の能力が原因で、ある閾値の最大ビット数の処理をサポートし得る。したがって、UE504の時間枠510の中のビットの数は、任意の所与の時間においてその閾値の最大ビット数を超えるべきではない。閾値の最大ビット数は、TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるREの数、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRBの数、および/またはこれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つに基づき得る。時間枠510内の各々の所与の時間においてUE504によって処理されるビットの数が閾値の最大ビット数を超えないとき、UE504は、すべてのダウンリンクチャネル上で搬送されるビット(たとえば、第1のダウンリンクチャネルビット512a-cおよび第2のダウンリンクチャネルビット514の両方)を処理することが可能であり得る。
様々な態様において、UE504は、サブフレーム520のセットのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの数を決定し得る。さらに、UE504は、サブフレーム520のセットのnサブフレームにおいて受信され得る、sTTI524の中の第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの数を決定し得る。示されるように、第2のダウンリンクチャネルビット514の処理は、時間枠510の中の第1のダウンリンクチャネルビット512a-bと重複し得る。UE504は、閾値の最大ビット数(たとえば、TBビットの最大の数、ビットを搬送するようにスケジューリングされるREの最大の数、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRBの最大の数、またはこれらの任意の組合せ)を超えているかどうかを、n-3サブフレームからn-1サブフレームの各々において第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-cの決定された数に基づいて、かつ、(nサブフレーム内の)sTTI524において第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514の決定された数に基づいて、決定することができる。
UE504が(たとえば、キャリアアグリゲーションのために)すべての有効なコンポーネントキャリアにわたってスケジューリングされるとき、UEは、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、n-1サブフレームの各々において第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-cの決定された数と、sTTI524において第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514の決定された数とのうちの最大値を、Zと比較することができる(たとえば、Zは、あるTTI(たとえば、1msのサブフレーム)がスケジューリングされる場合にUE504がDL-SCH TTI内で受信することが可能な、DL-SCHビットの最大の数であり得る(たとえば、DL-SCH TBビットの最大の数、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH REの最大の数、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH RBの最大の数、またはこれらの任意の組合せ))。したがって、UE504は以下のことを予想し得る。
ここで、Xiは、サブフレームiの中のTTI内で受信されるビット(たとえば、DL-SCH TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH RE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH RB、またはこれらの任意の組合せ)の数であり得る。たとえば、Xiは第1のダウンリンクチャネルビット512a-cの各々であり得る(たとえば、Xn-1は第1のダウンリンクチャネルビット512cであることがあり、Xn-2は第1のダウンリンクチャネルビット512bであることがあり、Xn-3は第1のダウンリンクチャネルビット512aであることがある)。Yj,nは、サブフレームnの中のSTTI j内で受信されるビット(たとえば、DL-SCH TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH RE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH RB、またはこれらの任意の組合せ)の数であり得る。たとえば、Yj,nは、受信されたサブフレーム520のnサブフレーム内のsTTI524において受信される第2のダウンリンクチャネルビット514であり得る。上記の式1が満たされる限り、UE504は、HARQタイミング規則を守りながら、時間枠510の中のすべてのビットを処理することができる。ある態様では、Zは、3GPP技術仕様(たとえば、様々なUEカテゴリに対する、3GPP技術仕様36.306、4.1章)などの、1つまたは複数の規格において定義され得る。
言い換えると、UE504は、サブフレーム520のセットのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-cの決定された数に基づいて、かつ、nサブフレーム内のsTTI524において第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514の決定された数に基づいて、ビット閾値Zを超えているかどうかを決定し得る。
第1のダウンリンクチャネルが第1のコンポーネントキャリア上で割り当てられ、第2のダウンリンクチャネルが(場合によっては第1のコンポーネントキャリアと同じ)第2のコンポーネントキャリア上で割り当てられるとき、ビット閾値Z
cは、第1のコンポーネントキャリアおよび/または第2のコンポーネントキャリアに対応し得る。たとえば、あるコンポーネントキャリアに対して、UE504は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各々において第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-cの決定された数と、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514の決定された数とのうちの最大値を、そのコンポーネントキャリアと関連付けられるDL-SCHビットの最大の数と比較することができる。このコンポーネントキャリアごとの態様では、UE504は以下のことを予想し得る。
ここで、Xi,cは、コンポーネントキャリアc上の第1のダウンリンクチャネルビット512a-cの各々であり得る(たとえば、Xn-1,cはコンポーネントキャリアc上の第1のダウンリンクチャネルビット512cであることがあり、Xn-2,cはコンポーネントキャリアc上の第1のダウンリンクチャネルビット512bであることがあり、Xn-3,cはコンポーネントキャリアc上の第1のダウンリンクチャネルビット512aであることがある)。Yj,n,cは、コンポーネントキャリアc上のサブフレームnの中のSTTI j内で受信されるビット(たとえば、DL-SCH TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH RE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH RB、またはこれらの任意の組合せ)の数であり得る。たとえば、Yj,n,cは、コンポーネントキャリアc上でnサブフレーム内のsTTI524において受信される第2のダウンリンクチャネルビット514であり得る。Zcは、あるTTI(たとえば、1msのサブフレーム)だけがコンポーネントキャリアc上でスケジューリングされる場合にUE504がDL-SCH TTI内で受信することが可能なビット(たとえば、DL-SCH TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH RE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH RB、またはこれらの任意の組合せ)の数の最大値であり得る。前述の式2が満たされる限り、UE504は、コンポーネントキャリアcのためのHARQタイミング規則を守りながら、時間枠510の中のすべてのビットを処理することができる。
ビット閾値Z(およびZc)は、UE504の異なる構成に従って異なり得る。たとえば、UE504は、コンポーネントキャリア(またはセル)の数xを用いて構成されることがあり、それらのx個の構成されたコンポーネントキャリアのうちのy個がUE504のために有効にされることがあり、y≦xである。一態様では、Zは、あるTTIだけがスケジューリングされる場合にすべてのx個の構成されるコンポーネントキャリア(またはセル)にわたってUE504がDL-SCH TTI内に受信することが可能なビット(たとえば、DL-SCH TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH RE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH RB、またはこれらの任意の組合せ)の数の最大値の合計であり得る。したがって、UE504は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各々において第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-cの決定された数と、sTTI524において第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514の決定された数とのうちの最大値を、x個の構成されたコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計と比較することができる。別の態様では、Zは、1つのTTIだけがスケジューリングされる場合にすべてのy個の有効なコンポーネントキャリア(またはセル)にわたってUE504がDL-SCH TTI内に受信することが可能なビット(たとえば、DL-SCH TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH RE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるDL-SCH RB、またはこれらの任意の組合せ)の最大の数であり得る。したがって、UE504は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各々において第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-cの決定された数と、sTTI524において第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514の決定された数とのうちの最大値を、y個の有効なコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計と比較することができる。
ある態様では、UE504は、時間枠510の中のビットを処理するとき、UE504がy個の有効なコンポーネントキャリアを使用すべきか、またはx個の構成されたコンポーネントキャリアを使用すべきかを示す情報550を基地局から受信し得る。たとえば、UE504は、時間枠510の中のビットを処理するとき、UE504がすべてのx個の構成されたコンポーネントキャリア(またはセル)のための処理能力を使用すべきであることを示す情報550を基地局502から受信し得るので、Zは第1の値であり得る。代わりに、UE504は、時間枠510の中のビットを処理するとき、UE504がすべてのy個の有効なコンポーネントキャリア(またはセル)のための処理能力を使用すべきであることを示す情報550を基地局から受信し得るので、Zは第2の値であり得る。y個の有効なコンポーネントキャリアはx個の構成されたコンポーネントキャリアのサブセットであるので、第2の値は、y<xであるとき第1の値より小さいことがあり、y=xであるとき第1の値に等しいことがある。
キャリアアグリゲーションのために、UE504は、サブフレーム520のセットのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-cの決定された数に基づいて、かつ、nサブフレーム内のsTTI524において第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514の決定された数に基づいて、ビット閾値Zを超えているかどうかを決定し得る。すなわち、UE504は、キャリアアグリゲーションのために、式1が満たされるかどうかを決定し得る。コンポーネントキャリアごとの態様では、UE504は、コンポーネントキャリアc上のn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-cの決定された数に基づいて、かつ、コンポーネントキャリアc上のnサブフレーム内のsTTI524において第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514の決定された数に基づいて、ビット閾値Zcを超えているかどうかを決定し得る。すなわち、UE504は、コンポーネントキャリアごとの態様では、式2が満たされるかどうかを決定し得る。式1または式2(態様に依存する)が満たされることをUE504が決定する場合、UEは、時間枠510の中の第1のダウンリンクチャネルビット512a-cおよび第2のダウンリンクチャネルビット514のすべてを処理することができる。一態様では、式1または式2が少なくとも1つのコンポーネントキャリアcに対して満たされないことをUE504が決定する場合、UE504は、(たとえば、ビット512a-cの少なくとも一部分および/またはビット514の少なくとも一部分を処理することを控えることに加えて)1つまたは複数の他のコンポーネントキャリアのビットを処理するのを控えることができる。UE504は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-cおよび第2のダウンリンクチャネルビット514のためにHARQフィードバック560を提供することができ、たとえば、UE504は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-cのためにACKフィードバックを提供し、第2のダウンリンクチャネルビット514のためにACKフィードバックを提供することができる。
様々な態様において、UE504は、UE504がsTTIトラフィック(たとえば、sTTI(たとえば、1ms未満のTTI)の間にsTTIチャネル(たとえば、sPDSCH)上で搬送されるデータ)をサポートすることの指示を、基地局502に送信し得る。一態様では、UE504がsTTIトラフィックをサポートすることの指示は、UEカテゴリおよび/またはUE能力の指示を含み得る。UEカテゴリは、アップリンクチャネルまたはダウンリンクチャネルのそれぞれ1つでサポートされるビットのそれぞれの数などの、アップリンクトラフィックおよび/またはダウンリンクトラフィックに対するUEの能力を示し得る。UE能力は、時間枠510(たとえば、時間枠510の大きさ)と関連付けられ得る。様々な態様において、UE504は、時間枠510の大きさまたは長さを示す情報を、基地局502に送信し得る。いくつかの態様では、UE504は、UE能力を示す情報を送信することによって、時間枠510の大きさまたは長さを示し得る。
UE504がsTTIトラフィックをサポートすることの指示、および/またはUE504のUE能力を示す情報を、基地局502が受信すると、基地局502は、UE504との通信を構成することができる。たとえば、基地局502は、UEカテゴリおよび/または能力に基づいて、チャネルを割り当て、かつ/またはUE504との通信をスケジューリングすることができる。一態様では、基地局502は、時間枠510の中の第1のダウンリンクチャネルビット512a-cおよび/または第2のダウンリンクチャネルビット514を処理するために必要な処理電力を減らすように、UE504を構成することができる。
たとえば、基地局502は、DMRSベースの送信なしでUE504をスケジューリングすることができる(たとえば、CRSベースの送信モードが使用される)。送信モードは、シングルアンテナポート、送信ダイバーシティ、閉ループ空間多重化、MIMOなどの、第1のダウンリンクチャネル(たとえば、PDSCH)のための送信方式を定義することができる。一態様では、基地局502は、DMRSと関連付けられない送信モードを選択することができる。たとえば、送信モード9(たとえば、シングルユーザMIMO)がDMRSベースの送信のために使用されることがあり、DMRSがUE504における復調のために使用されることがある。処理電力が送信モード9にふさわしいことにより、基地局502は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-dの処理がより高速に完了し得るように、より低い送信モード(たとえば、送信モード1、またはDMRSベースではない別の送信モード)を選択することができる。
第2の例では、基地局502は、ePDCCHベースのスケジューリングなしでUE504を構成することができる。ePDCCHは、第1のダウンリンクチャネル(たとえば、PDSCH)リソース上で制御情報(たとえば、スケジューリング情報)を搬送することができる。UE504に向けられる制御情報を検出するために、UE504は、ePDCCH全体を検出するために、第1のダウンリンクチャネル上のサブフレームの終わりまで待つ必要があり得る。ePDCCH全体のこの検出は、第1のダウンリンクチャネルを処理するために必要な処理電力を増やすことがあり、それは、たとえば、UE504が第1のダウンリンクチャネルのためのHARQフィードバックを準備するためにサブフレームの終わりまで待つ(およびサブフレームのすべてのビットを処理する)必要があり得るからである。その結果、閾値の最大ビット数Zを超え得る確率が上がることがある。たとえば、第2のダウンリンクチャネルビット514を処理することが、ePDCCHベースのスケジューリングが使用されるときに第1のダウンリンクチャネルビット512a-dを処理することと重複する確率が相対的により高くなり、それは、第1のダウンリンクチャネルビット512a-dを処理することには、第2のダウンリンクチャネルビット514を処理することよりも長い時間がかかるからである。第1のダウンリンクチャネルにおけるePDCCHベースのスケジューリングを控えることによって、基地局502は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-dを処理するのに必要な時間を減らすことができる。
第3の例では、基地局502は、UE504とともに使用されるMCSを制限することができる。たとえば、基地局502は、あるデータレートへ、かつ/または最大の可能なデータレート未満のMCSインデックスへ、かつ/またはUE504が使用することが可能なMCSインデックスへ、UE504を制限することができる。たとえば、基地局502は、第1のダウンリンクチャネルのためにあるMCSを選択することによって、UE504との通信を構成することができる。たとえば、基地局502は、あるデータレート、かつ/または最大の可能なデータレート未満のMCSインデックス、かつ/またはUE504との通信のためのMCSインデックスのために、UE504との通信を構成することができる。MCSを制限することによって、基地局502は、TBの大きさを実質的に制限することができる。TBがより小さいことで、第1のダウンリンクチャネルビット512a-dを処理するためにUE504によって必要とされる処理電力を減らすことができ、それは、たとえば、第1のダウンリンクチャネル上でシンボル当たりより少数のビットが受信され得るからである。
第4の例では、基地局502は、最高の空間ランクより低くUE504を構成することができる。たとえば、UE504は、空間ランクを示すRI(たとえば、基地局502によって利用されることになるレイヤの数および異なる信号ストリームの数)を、基地局502に送信することができる。しかしながら、基地局502は、空間ランクを、たとえば対応する最高RIに制限することを選ぶことがある。一態様では、基地局502は、UE504によって示されるRIとは無関係に、UE504のRIをランク1として選択することができる。したがって、基地局502は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-dを処理するためにUE504によって必要とされる処理電力を減らすために、ビットがその上でUE504へ運ばれるレイヤおよび信号ストリームの数を、空間ランクを通じて制限することができ、それは、たとえば、より少数のレイヤおよび/または信号ストリームが、第1のダウンリンクチャネル上のシンボル当たりのビットの数を制限し得るからである。別の例では、UE504は、UE504のMIMO能力を示す情報を、基地局502に送信し得る。そのような情報は、UE504が第2のダウンリンクチャネル(たとえば、sTTIトラフィック)上でデータを受信するように構成されるときにUE504がサポートすることが可能なMIMOレイヤの数を示し得る。UE504が第2のダウンリンクチャネル上でデータを受信するように構成されるとき、UE504によってサポートされるMIMOレイヤの数は、UE504が第2のダウンリンクチャネルではなく第1のダウンリンクチャネル上でデータを受信するように構成される場合よりも相対的に少ないことがある。したがって、基地局502は、MIMO能力を示す情報に基づいて、ビットがその上でUE504に運ばれるレイヤの数を制限することができる。
前述の例の1つまたは複数では、TBの大きさは比較的小さいことがあり、かつ/またはシグナリングオーバーヘッドを減らすことがある(たとえば、空間ランク1)。言い換えると、基地局502は、少なくとも第1のダウンリンクチャネルビット512a-dを処理するときにUEによって消費される処理電力を減らすようにUE504との通信を構成することができ、これは式1または式2の不満足を防ぎ得る。
前述のことに鑑みて、UE504はそれでも、閾値の最大ビット数Zを超えるであろうことを、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各々において受信される第1のダウンリンクチャネルビット512a-cの決定された数に基づいて、かつnサブフレーム内のsTTI524において受信される第2のダウンリンクチャネルビット514の決定された数に基づいて、決定することができる。閾値の最大ビット数Zを超えているとUE504が決定するとき、UE504は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-cまたは第2のダウンリンクチャネルビット514のうちの少なくとも1つを処理することができる。
一態様では、UE504は、閾値の最大ビット数Zを超えているかどうかに基づいて、第1のダウンリンクチャネルビット512a-cまたは第2のダウンリンクチャネルビット514のうちの少なくとも1つを処理するかどうかを決定することができる。一態様によれば、閾値の最大ビット数Zを超えるときに、第1のダウンリンクチャネルビット512a-cを処理するか、または第2のダウンリンクチャネルビット514を処理するかの決定は、UE504において実施され得る。たとえば、UE504は、第1のダウンリンクチャネルのビットを優先するか、または第2のダウンリンクチャネルのビットを優先するかを示す情報を記憶していることがある。別の例では、UE504は、第1のダウンリンクチャネルのビットを優先するか、または第2のダウンリンクチャネルのビットを優先するかを示す情報を、基地局502から受信することができる。UE504は、第1のダウンリンクチャネルが第2のダウンリンクチャネルより優先されるとき、第1のダウンリンクチャネルビット512a-cを処理することを決定することができ、または、第2のダウンリンクチャネルが第1のダウンリンクチャネルより優先されるとき、第2のダウンリンクチャネルビット514を処理することができる。
一態様では、UE504は、第2のダウンリンクチャネルビット514を処理することを決定することができる(たとえば、第2のダウンリンクチャネルが第1のダウンリンクチャネルより優先されるとき)。そのような態様では、UE504は、第2のダウンリンクチャネルビット514を処理することができる。さらに、UE504は、第2のダウンリンクチャネルビット514の処理と関連付けられるHARQフィードバック560を送信することができ、たとえば、UE504は、UE504が第2のダウンリンクチャネルビット514を処理したということに肯定応答するために、ACKフィードバックを基地局502に送信することができる。式1または式2が不満足とならないように、UE504は、時間枠510の中の第1のダウンリンクチャネルビット512a-cのうちの1つまたは複数を処理するのを控えることができる。一態様では、UE504は、時間枠の中の第1のダウンリンクチャネルビット512a-cに対応するすべてのビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)を処理するのを控えることができる。したがって、UE504は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-cに対応するビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)の処理を控えることと関連付けられるHARQフィードバック560を送信することができ、たとえば、UE504は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-cに対応するビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)をUE504が処理していないことを示すために、NACKフィードバックを基地局502に送信することができる。別の態様では、UE504は、第1のダウンリンクチャネルビット514a-cの少なくとも一部分を処理するのを控えることができる。たとえば、UE504は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-bに対応するビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)を処理するのを控えることができ、第1のダウンリンクチャネルビット512a-bの処理は、時間枠510の中の第2のダウンリンクチャネルビット514の処理と重複し得る。そのような例では、UE504はそれでも、n-1サブフレームに対応する第1のダウンリンクチャネルビット512cに対応するTBを処理することができ、それは、たとえば、n-1サブフレームに対応する第1のダウンリンクチャネルビット512cの処理が、時間枠510の中の第2のダウンリンクチャネルビット514の処理と重複しないことがあるからである。したがって、UE504は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-bに対応するビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)の処理および第1のダウンリンクチャネルビット512cに対応するTBの処理を控えることと関連付けられるHARQフィードバック560を送信することができ、たとえば、UE504は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-bに対応するビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)をUE504が処理していないことを示すために、NACKフィードバックを基地局502に送信することができるが、第1のダウンリンクチャネルビット512cに対応するビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)をUE504が処理したことを示すために、ACKフィードバックを基地局502に送信することができる。
別の態様では、UE504は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-cを処理することを決定することができる(たとえば、第1のダウンリンクチャネルが第2のダウンリンクチャネルより優先されるとき)。そのような態様では、UE504は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-cを処理することができる。さらに、UE504は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-cの処理と関連付けられるHARQフィードバック560を送信することができ、たとえば、UE504は、UE504が第1のダウンリンクチャネルビット512a-cを処理したことに肯定応答するために、ACKフィードバックを基地局502に送信することができる。したがって、式1または式2は不満足にならず、UE504は時間枠510において第2のダウンリンクチャネルビット514を処理するのを控えることができる。したがって、UE504は、第2のダウンリンクチャネルビット514の処理を控えることと関連付けられるHARQフィードバック560を送信することができ、たとえば、UE504は、UE504が第2のダウンリンクチャネルビット514を処理していないことを示すために、NACKフィードバックを基地局502に送信することができる。
本開示は、第1のダウンリンクチャネル(たとえば、PDSCH)および第2のダウンリンクチャネル(たとえば、sPDSCH)に関する態様を説明するが、本明細書で説明される態様は、任意の数の規格および技術に適用可能であり得る。たとえば、5G NRでは、異なるヌメロロジー、たとえば異なるサブキャリア間隔の値を考慮することができる。5G NRにおいて実装され得る異なるヌメロロジーの例には、15キロヘルツ(KHz)、30KHz、60KHzなどがあり得る。様々なヌメロロジーに対して、それぞれのTTI(たとえば、スロット長)は、異なる持続時間または長さであり得る。5G NRの規格では、異なるNRコンポーネントキャリアは、異なるTTIに従って動作するように構成され得る。UE504は、異なるTTIの間に異なるコンポーネントキャリア上で搬送されるそれぞれのビットを同時に処理するように構成され得る(たとえば、より短いTTIはより速いHARQの準備および応答を必要とし得る)。異なるヌメロロジーおよび異なるTTIの構成は、第1のダウンリンクチャネルビット512a-dおよび第2のダウンリンクチャネルビット514の前述の同時処理と類似していることがある。具体的には、閾値の最大ビット数は、すべてのNRコンポーネントキャリアにわたって定義され得る。たとえば、UEの処理能力は、すべての利用可能なコンポーネントキャリアにわたって定義されることがあり、異なるTTIを用いて異なるコンポーネントキャリア上で搬送されるビットの同時処理が閾値の最大ビット数を超えることなく可能であるように、コンポーネントキャリアのサブセットにわたって柔軟に共有され得る。
図6A~図6Cは、ワイヤレス通信の方法600、620、640のフローチャートを示す。方法は、UE(たとえば、UE104、UE350、UE504、および/または装置1002/1002')によって実行され得る。様々な態様では、1つまたは複数の動作が省略されることがあり、入れ替えられることがあり、かつ/または同時に実行されることがある。たとえば、任意選択の動作は破線で示され得る。
動作602において、UEは、サブフレームのセットの各サブフレームの中のTTIにおいて第1のダウンリンクチャネル上でビットを受信し得る。態様では、第1のダウンリンクチャネルはPDSCHであり得る。図5の文脈では、UE504は、サブフレーム520のセットのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいてTTI内で第1のダウンリンクチャネル上でビット(たとえば、ビット512a-cに対応する)を受信し得る。
動作604において、UEは、サブフレーム内のsTTIにおいて第2のダウンリンクチャネル上でビットを受信し得る。態様では、sTTIがその中にあるサブフレームは、サブフレームの上記のセットに後続し得る。態様では、sTTIはTTI(たとえば、サブフレーム)より少数のシンボルを含み得る。態様では、第2のダウンリンクチャネルはsPDSCHであり得る。図5の文脈では、UE504は、sTTI524においてビット(たとえば、ビット514に対応する)を受信し得る。説明されたように、UE504は、サブフレーム520のセットのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームに後続するnサブフレーム内でsTTI524を受信し得る。
動作606において、UEは、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの数を決定し得る。たとえば、UEは各サブフレームのビットを特定することができ、UEは各サブフレームの特定されたビットの数を計算することができる。図5の文脈では、UE504は、サブフレーム520のセットのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各々の中の第1のダウンリンクチャネルにおいて受信されるビット512a-cの数を決定し得る。
動作608において、UEは、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの数を決定し得る。たとえば、UEはサブフレーム内のsTTIにおいて受信されるビットを特定することができ、UEは特定されたビットの数を計算することができる。図5の文脈では、UE504は、nサブフレーム内のsTTI524において受信される第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514の数を決定し得る。
動作610において、UEは、ビット閾値が、x個の構成されるコンポーネントキャリアまたはy個の有効なコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの最大の数の合計であるかどうかを示す、基地局からの構成を受信することができ、yはx以下である。ビット閾値(たとえば、Z)は、1つだけのTTIがスケジューリングされる場合にUEがTTI内で受信することが可能な、DL-SCHビットの最大の数であり得る。言い換えると、UEは、1つのTTIだけがスケジューリングされる場合にUEがTTI内で受信することが可能な、すべてのx個の構成されるコンポーネントキャリアまたはすべてのy個の有効なコンポーネントキャリアのいずれかにわたって合計されたDL-SCHビットの最大の数である、ビット閾値を用いて基地局によって構成され得る。図5の文脈では、UE504は、時間枠510の中のビットを処理するとき、UE504がy個の有効なコンポーネントキャリアを使用すべきか、またはx個の構成されたコンポーネントキャリアを使用すべきかを示す情報550を基地局502から受信し得る。
動作612において、UEは、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数に基づいて、かつ、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数に基づいて、ビット閾値を超えているかどうかを決定することができる。たとえば、UEは、サブフレームのセットの各サブフレームの中の第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数と、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数とを加算することができ、UEは、合計がビット閾値より大きいかどうかを決定することができる。図5の文脈では、UE504は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-cの決定された数に基づいて、かつ、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514の決定された数に基づいて、ビット閾値(たとえば、ZまたはZc)を超えているかどうかを決定し得る。
動作614において、UEは、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット、または、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットのうちの少なくとも1つを処理するかどうかを、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、決定することができる。ビット閾値を超えていない場合、UEは、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットとの両方を処理することを決定し得る。ビット閾値を超えている場合、UEは、第1のダウンリンクチャネルの第1の優先度および第2のダウンリンクチャネルの第2の優先度を特定することができ、UEは、第1の優先度が第2の優先度より高いか、または第2の優先度が第1の優先度より高いかを決定することができる。UEは、より優先度の高いダウンリンクチャネルのビットが処理されるべきであり、より優先度の低いダウンリンクチャネルのビットは処理されるべきではないと、決定することができる。図5の文脈では、UE504は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、n-1サブフレームの各々の中の第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-c、または、sTTI524において第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514のうちの少なくとも1つを処理するかどうかを、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、決定することができる。
動作616において、UEは、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット、または、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットのうちの少なくとも1つを、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、処理することができる。UEは、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットとの両方を処理することができる。ビット閾値を超えている場合、UEは、たとえば、どちらのダウンリンクチャネルがより高い優先度を有するかということから決定されるように、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット、または、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理することができる。ある態様では、UEは、ビットをデマッピングし、復調し、かつ/または復号し、それらのビットの少なくとも一部分をより高いレイヤに提供することによって、ビットを処理することができる。図5の文脈では、UE504は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各々の中の第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-c、ならびに/または、sTTI524において第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514のうちの少なくとも1つを、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、処理することができる。
図6Bは、UEが、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット、または、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットのうちの少なくとも1つを、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて処理することができる、動作616の様々な態様を示す。
動作616の一態様では、UEは、たとえば、第2のダウンリンクチャネルが第1のダウンリンクチャネルより高い優先度を有すると決定され、ビット閾値を超えていると決定されるとき、1つまたは複数の動作622、624、626、628を実行することができる。動作622において、UEは、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理することができる。たとえば、UEは、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットをデマッピングし、復調し、かつ/または復号することができ、UEは、それらのビットの少なくとも一部分をより高いレイヤ(たとえば、PDCPレイヤ、RLCレイヤなど)に提供することができる。図5の文脈では、UE504は、sTTI524において第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514を処理することができる。
動作624において、UEは、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの処理に基づいて、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと関連付けられるACK/NACKフィードバックを送信することができる。たとえば、UEは、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットが処理されることに成功したことを示すためにACKメッセージを生成することができ、UEは、ACKメッセージを基地局に送信することができる。図5の文脈では、UE504は、第2のダウンリンクチャネルのビット514の処理に基づいて、HARQフィードバック560を基地局502に送信することができる。
動作626において、UEは、サブフレームのセットの1つまたは複数のサブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理するのを控えることができる。たとえば、UEは、第1のダウンリンクチャネルの1つまたは複数のビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)を特定することができ、それらの処理は第2のダウンリンクチャネルのビットの処理と重複することがあり、UEは、第1のダウンリンクチャネルの1つまたは複数の特定されたビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)を廃棄または削除することができる。図5の文脈では、UE504は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、n-1サブフレームのうちの1つまたは複数において第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-cに対応する、1つまたは複数のビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)を処理するのを控えることができる。たとえば、UE504は、時間枠510の中のビット514と重複するビット512a-bを廃棄することができる。
動作628において、UEは、ビットの処理を控えることに基づいて、サブフレームのセットの1つまたは複数のサブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと関連付けられるACK/NACKフィードバックを生成することができる。たとえば、UEは、処理されていない(たとえば、廃棄されない)ビットに対応する各TBに対するNACKメッセージを生成することができ、UEは、どのビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)が処理されていないかを示すために、NACKメッセージを基地局に送信することができる。図5の文脈では、UE504は、ビット512a-cの1つまたは複数に対応する1つまたは複数のビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)が処理されていないことを示すために、HARQフィードバック560を送信することができる。
動作616の一態様では、UEは、たとえば、第1のダウンリンクチャネルが第2のダウンリンクチャネルより高い優先度を有すると決定され、ビット閾値を超えていると決定されるとき、1つまたは複数の動作632、634、636、638を実行することができる。動作632において、UEは、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理するのを控えることができる。たとえば、UEは、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットに対応するビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)を特定することができ、UEは、特定されたビットを廃棄または削除することができる。図5の文脈では、UE504は、sTTI524において第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514を処理するのを控えることができる。
動作634において、UEは、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの処理を控えることに基づいて、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと関連付けられるACK/NACKフィードバックを送信することができる。たとえば、UEは、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットが処理されることに成功しなかったことを示すためにNACKメッセージを生成することができ、UEは、NACKメッセージを基地局に送信することができる。図5の文脈では、UE504は、第2のダウンリンクチャネルのビット514の処理を控えることに基づいて、HARQフィードバック560を基地局502に送信することができる。
動作636において、UEは、サブフレームのセットの1つまたは複数のサブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理することができる。たとえば、UEは、第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットをデマッピングし、復調し、かつ/または復号することができ、UEは、それらのビットの少なくとも一部分をより高いレイヤ(たとえば、PDCPレイヤ、RLCレイヤなど)に提供することができる。図5の文脈では、UE504は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの中の第1のダウンリンクチャネルにおいて受信されるビット512a-cを処理することができる。
動作638において、UEは、ビットの処理に基づいて、サブフレームのセットの1つまたは複数のサブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと関連付けられるACK/NACKフィードバックを生成することができる。たとえば、UEは、処理されるビットに対応する各TBに対するACKメッセージを生成することができ、UEは、どのビット(たとえば、TB、ビットを搬送するRE、ビットを搬送するRB)が処理されることに成功するかを示すために、ACKメッセージを基地局に送信することができる。
図6Cは、UEが、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数に基づいて、かつ、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数に基づいて、ビット閾値を超えているかどうかを決定することができる、動作612の様々な態様を示す。
動作642において示される態様では、UEは、UEの各コンポーネントキャリアに対して、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定される数と、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定される数とのうちの最大値を、コンポーネントキャリアと関連付けられるDL-SCHビットの最大の数と比較することができる。たとえば、コンポーネントキャリアcに対して、UEは以下のことを予想し得る。
Xi,cがコンポーネントキャリアc上の第1のダウンリンクチャネルDL-SCHビットの各々であり得る場合、Yj,n,cは、コンポーネントキャリアc上のサブフレームnの中のSTTI j内で受信されるDL-SCHビットの数であり得る。Zcは、あるTTI(たとえば、1msのサブフレーム)だけがコンポーネントキャリアc上でスケジューリングされる場合にUEがDL-SCH TTI内で受信することが可能な、DL-SCHビットの最大の数であり得る。WDLは時間枠の大きさ(たとえば、UE能力、HARQタイミング規則などによって定義されるような)であり得る。図5の文脈では、UE504は、UE504の各コンポーネントキャリアに対して、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各サブフレームにおいてコンポーネントキャリアcのために第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-cの決定される数と、コンポーネントキャリアcのために第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514の決定される数とのうちの最大値を、コンポーネントキャリアcと関連付けられるビットの最大の数と比較することができる。
動作644において示される別の態様によれば、UEは、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定される数と、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定される数とのうちの最大の数を、ビットの定められた最大の数と比較することができる。たとえば、UEは以下のことを予想し得る。
ここで、Xiは、サブフレームiの中のTTI内で受信されるDL-SCHビットの数であり得る。Yj,nは、サブフレームnの中のSTTI j内で受信されるDL-SCHビットの数であり得る。Zは、キャリアアグリゲーションのためのビット閾値、たとえば、1つのTTIだけがスケジューリングされる場合にUEがTTI内で受信することが可能なDL-SCHビットの最大の数であり得る。WDLは時間枠の大きさ(たとえば、UE能力、HARQタイミング規則などによって定義されるような)であり得る。図5の文脈では、UE504は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-cの決定された数と、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514の決定された数とのうちの最大値を、ビットの定められた最大の数と比較することができる。
動作646において示される別の態様によれば、UEは、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数と、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数とのうちの最大値を、x個の構成されたコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計、または、y個の有効なコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計のうちの1つと比較することができる。たとえば、UEは以下のことを予想し得る。
ここで、Xiは、サブフレームiの中のTTI内で受信されるDL-SCHビットの数であり得る。Yj,nは、サブフレームnの中のSTTI j内で受信されるDL-SCHビットの数であり得る。Zは、ビット閾値、たとえば、1つのTTIだけがスケジューリングされる場合にUEがTTI内で受信することが可能な、すべてのx個の構成されたコンポーネントキャリアまたはy個の有効なコンポーネントキャリアにわたって合計されるDL-SCHビットの最大の数であり得る。WDLは時間枠の大きさ(たとえば、UE能力、HARQタイミング規則などによって定義されるような)であり得る。UEは、UEに記憶されている情報に基づいて、または、基地局から受信された情報に基づいて(たとえば、動作610参照)、x個の構成されたコンポーネントキャリアまたはy個の有効なコンポーネントキャリアのいずれかを使用することを決定し得る。図5の文脈では、UE504は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、n-1サブフレームの各々において第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット512a-cの決定された数と、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビット514の決定された数とのうちの最大値を、x個の構成されたコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計、または、y個の有効なコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計のうちの1つと比較することができる。
図7は、ワイヤレス通信システム700の図である。ワイヤレス通信システム700は、基地局702と通信しているUE704を含み得る。ある態様では、UE704は、ULL UE、遅延の影響を受けるUE、および/またはMiCr UEであり得る。ある態様では、図5に示されるように、UE704はUE504のある態様であることがあり、基地局702は基地局502の態様であることがある。
基地局702は、サブフレーム720のセット内のTTIにおいて、第1のアップリンクチャネルのための1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントを送信するように構成され得る。ある態様では、第1のアップリンクチャネルはPUSCHであり得る。サブフレーム720の各々は、PUSCHに対応する持続時間を有するTTIであり得る。たとえば、サブフレームの各サブフレームは、1msの持続時間を有し得る。
加えて、基地局702は、sTTI724において、第2のアップリンクチャネルのための少なくとも1つの第2のアップリンクチャネルグラントを送信するように構成され得る。sTTI724において受信される第2のアップリンクチャネルグラントは、サブフレーム720のn個のサブフレーム内で受信され得る。ある態様では、第2のアップリンクチャネルは短いPUSCH(sPUSCH)であり得る。sTTI724は、1ms未満(たとえば、1または2シンボル、1スロット、0.5msなど)などの、サブフレーム720の各々より短い持続時間を有し得る。一態様では、第2のアップリンクチャネルグラントは、ULLデータ、遅延の影響を受けるデータ、および/またはMiCrデータのためのグラントであることがあり、これらはアップリンクsTTIにおいてUE704によって送信されることがある。
一態様では、基地局702は、1つまたは複数のコンポーネントキャリア(またはセル)上でUE704に認可されるアップリンクデータをスケジューリングし得る。UE704がそれを用いて構成されるコンポーネントキャリア(またはセル)は、UE704がその制御情報を監視の対象にし得るコンポーネントキャリアに対応し得る。しかしながら、それらの構成されるコンポーネントキャリアのうちで、UE704は、UE704のために有効にされるコンポーネントキャリア上の制御情報を監視し得る。たとえば、UE704は、5個のコンポーネントキャリアのセットを用いて構成され得るが、それらの5個のコンポーネントキャリアのうちの2個のサブセットが有効にされ得る。UE704は、2個の有効なコンポーネントキャリアというサブセットの各コンポーネントキャリア上の制御情報を監視し得る。基地局702は、UE704のためのコンポーネントキャリアを構成および/または有効化し得る。
ある態様では、基地局702は、(たとえば、キャリアアグリゲーションのために)すべての有効なコンポーネントキャリア上でUE704をスケジューリングし得る。別の態様では、基地局702は、第1のコンポーネントキャリアのために第1のアップリンクチャネルグラントを割り当て、第2のコンポーネントキャリアのために第2のアップリンクチャネルグラントを割り当て得る。潜在的には、第1のコンポーネントキャリアおよび第2のコンポーネントキャリアは同じコンポーネントキャリアであり得る。すなわち、基地局702は、1つのコンポーネントキャリアのために第1のダウンリンクチャネルグラントおよび第2のダウンリンクチャネルグラントを割り当て得る。このコンポーネントキャリアごとのスケジューリングは、UE704が処理できるものより多数のビットでUE704がスケジューリングされることを防ぎ得る。
UE704は、サブフレーム720のセット内のTTIにおいて、第1のアップリンクチャネルのための1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々を受信し得る。同様に、UE704は、1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントを有するn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、n-1サブフレームに後続するnサブフレーム内のsTTI724において、第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントを受信し得る。
UE704は時間枠710を含み得る。いくつかの態様では、時間枠510は「除外時間枠」と呼ばれ得るが、本開示から逸脱することなく、任意の適切な用語が使用され得る。時間枠710は、アップリンクチャネルグラントに対応するどのビット(たとえば、TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRB、またはこれらの任意の組合せ)が送信のためにその間に処理され得る、処理パイプラインを含み得る。第1のアップリンクチャネルビット712a-dの各々は、サブフレーム720のセットのn-3サブフレームからからnサブフレームにおいて認可されるビットに相当し得る。したがって、第1のアップリンクチャネルビット712aは、受信されたサブフレーム720のn-3サブフレームにおいて認可されるビットを含むことがあり、第1のダウンリンクチャネルビット712bは、受信されたサブフレーム720のn-2サブフレームにおいて認可されるビットを含むことがあり、第1のアップリンクチャネルビット712cは、受信されたサブフレーム720のn-1サブフレームにおいて認可されるビットを含むことがあり、第1のダウンリンクチャネルビット712dは、受信されたサブフレーム720のnサブフレームにおいて認可されるビットを含むことがある。同様に、第2のアップリンクチャネルビット714は、受信されたsTTI724において認可されるビットを含むことがある。
アップリンクチャネルグラントによれば、UE704は、nサブフレーム内のsTTI724において認可される第2のアップリンクチャネルビット714を処理するために、高々第1の持続時間740しかないことがある。UE704は、サブフレーム720のn-3サブフレームの間に認可される第1のアップリンクチャネルビット712aを処理するために第2の持続時間742(たとえば、3つのサブフレーム)を有し得るので、たとえば、第1のアップリンクチャネルビット712aに対応するアップリンクデータ760は、n+1サブフレームに対応する時間に送信され得る。同様に、UE704は、サブフレーム720のn-2サブフレームにおいて認可される第1のアップリンクチャネルビット712bを処理するために第3の持続時間744を有し得るので、たとえば、第1のダウンリンクチャネルビット712bに対応するアップリンクデータ760は、n+2サブフレームに対応する時間に送信され得る。同様に、UE704は、サブフレーム720のn-1サブフレームにおいて認可される第1のアップリンクチャネルビット712cを処理するために第4の持続時間746を有し得るので、たとえば、第1のアップリンクチャネルビット712cに対応するアップリンクデータ760は、n+3サブフレームに対応する時間に送信され得る。
この例では、時間枠710(すなわち、WUL)は、3個のサブフレームという持続時間に相当し得るので、UE704はn+4アップリンクスケジューリングタイミングを守ることができる。態様において、時間枠WUL∈{0,…,k-1}であり、kはアップリンクタイミング(たとえば、1msのアップリンクスケジューリングタイミング)である。たとえば、WULは、k=4というアップリンクスケジューリングタイミングに対しては、3に等しいことがある。
他の態様では、時間枠710は、2ms、2.5ms、3ms、4msなどの他の持続時間を有し得る。様々な態様において、時間枠は、異なるUE能力および/またはUE処理能力に基づいて定義され得る。一態様では、時間枠710の大きさまたは長さは、アップリンクスケジューリング情報に基づき得る。たとえば、レガシーのタイミング規則(たとえば、LTE)のもとでは、UE704はn+4のタイミングに従って動作し得るので、時間枠710は3個のサブフレーム(たとえば、3ms)という持続時間を有し得る。しかしながら、短縮されたタイミング(たとえば、5G NR)のもとでは、アップリンクスケジューリングタイミングはn+3であり得るので、時間枠710は2msという最大持続時間を有し得る。時間枠710は他の要因に依存し得る。様々な態様において、時間枠710の大きさまたは長さは、第2のアップリンクチャネルのsTTI724の持続時間に従って変化し得る。たとえば、時間枠710の大きさまたは長さは、sTTI724の異なる持続時間に対して異なることがある(たとえば、時間枠710は、sTTI724が2シンボルという持続時間を有するときは第1の長さであり得るが、sTTI724が1スロットという持続時間を有するときは第2の長さであり得る)。様々な態様において、UE704は、時間枠710の大きさまたは長さを示す情報を、基地局702に送信し得る。そのような情報は、UE704のUE能力を基地局702にシグナリングすることによって、基地局702に示され得る。
時間枠710において、UE704は、サブフレーム720および/またはsTTI724におけるアップリンクチャネルグラントに対応するビット(たとえば、TBビット)を処理し得る。UE704は、たとえば、第1のアップリンクチャネルおよび/または第2のアップリンクチャネル上で搬送されるべきビットをマッピングすること、変調すること、および/または符号化することによって、時間枠710の中のビットを処理し得る。UE704は次いで、この処理に基づいてアップリンクデータ760を送信し得る。たとえば、UE704は、サブフレームの中の第1のアップリンクチャネル上で1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルビット712a-d(サブフレーム720において認可される)に対応するデータを送信し得る。UE704が第1のチャネルビット712a-cを処理すると、UE704は時間枠710を早めることができる。たとえば、UE704がn-3サブフレームに対応する第1のアップリンクチャネルビット712aを処理すると、UE704は、時間枠710の外側に第1のアップリンクチャネルビット712aを早めることができ、nサブフレームの中のアップリンクチャネルグラントに対応する第1のアップリンクチャネルビット712dは、時間枠710の中へと早められる。UE704は次いで、第2の持続時間742(たとえば、n+1サブフレームに対応する時間における)の後で、第1のアップリンクチャネルビット712aのためのアップリンクデータ760を送信し得る。
態様では、UE704は、サブフレーム720においてアップリンクチャネルグラントを受信するようにスケジューリングされ得る。しかしながら、sTTIトラフィックは任意の時間にスケジューリングされ得る。たとえば、UE704は、サブフレーム720のnサブフレーム内のsTTI724において第2のアップリンクチャネルグラントを受信し得る。
sTTI724はnサブフレーム内で受信され得るが、第2のアップリンクチャネルビット714(たとえば、sTTI724において認可される)を処理することは、n-3サブフレームからn-1サブフレームにおいて認可される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルビット712a-cの処理と時間的に重複し得る。第2のアップリンクチャネル(たとえば、sTTI)の動作は、第1のアップリンクチャネルの動作の処理時間より相対的に速い処理時間を有し得るが、たとえば、第2のアップリンクチャネルビット714の処理が時間枠710の中の1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルビット712a-cと重複するときには、第2のアップリンクチャネルビット714の処理はそれでも時間枠710における処理オーバーヘッドを増やし得る。その結果、sTTIトラフィックがパイプラインへと導入されるときには、時間枠710において処理されるビットの数が増大し得る。
UE704は、たとえば、アップリンクスケジューリングタイミングを守るために、かつ/またはUE704の能力が原因で、ある閾値の最大ビット数の処理をサポートし得る。したがって、UE704の時間枠710の中のビットの数は、任意の所与の時間において閾値の最大ビット数を超えるべきではない。様々な態様において、閾値の最大ビット数は、閾値の最大TBビット数、ビットを搬送するようにスケジューリングされる閾値の最大のREの数、ビットを搬送するようにスケジューリングされる閾値の最大のRBの数、またはこれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つに基づき得る。時間枠710内の各々の所与の時間においてUE704によって処理されるビットの数が閾値の最大ビット数を超えないとき、UE704は、すべてのアップリンクチャネルに対して認可されるビット(たとえば、第1のアップリンクチャネルビット712a-cおよび第2のアップリンクチャネルビット714の両方)を処理することが可能であり得る。
様々な態様において、UE704は、サブフレーム720のセットのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの数を決定し得る。さらに、UE704は、サブフレーム720のセットのnサブフレームにおいて受信され得る、sTTI724において受信される第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの数を決定し得る。示されるように、第2のアップリンクチャネルビット714の処理は、時間枠710の中の第1のアップリンクチャネルビット712bと重複し得る。UE704は、閾値の最大ビット数(たとえば、TBビットの最大の数、ビットを搬送するようにスケジューリングされるREの最大の数、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRBの最大の数、またはこれらの任意の組合せのうちの少なくとも1つに基づき得る、ビット閾値)を超えているかどうかを、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいて第1のアップリンクチャネルのために受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット712a-cの決定された数に基づいて、かつ、sTTI724において第2のアップリンクチャネルのために受信される第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット714の決定された数に基づいて、決定することができる。
UE704が(たとえば、キャリアアグリゲーションのために)すべての有効なコンポーネントキャリアにわたってスケジューリングされるとき、UEは、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、n-1サブフレームの各々において第1のアップリンクチャネルのために認可されるビット712a-cの決定された数と、sTTI724において第2のアップリンクチャネルのために認可されるビット714の決定された数とのうちの最大値を、Zと比較することができる(たとえば、Zは、あるTTI(たとえば、1msのサブフレーム)がスケジューリングされる場合にUE704がUL-SCH TTI内で送信することが可能な、UL-SCHビットの最大の数であり得る)。したがって、UE704は以下のことを予想し得る。
ここで、Xiは、サブフレームiの中のアップリンクDCIによってスケジューリングされるビット(たとえば、UL-SCH TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RBなど)の数であり得る。たとえば、Xiは、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいてそれぞれ認可される第1のアップリンクチャネルビット712a-cの各々であり得る(たとえば、Xn-1は第1のアップリンクチャネルビット712cであることがあり、Xn-2は第1のアップリンクチャネルビット712bであることがあり、Xn-3は第1のアップリンクチャネルビット712aであることがある)。Yj,nは、サブフレームnの中のSTTI jにおいてアップリンクsDCIによってスケジューリングされるビット(たとえば、UL-SCH TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RBなど)の数であり得る。たとえば、Yj,nは、受信されたサブフレーム720のnサブフレーム内のsTTI724においてアップリンクショートDCI(sDCI)によってスケジューリングされる、第2のアップリンクチャネルビット714であり得る。上記の式3が満たされる限り、UE704は、アップリンクスケジューリングタイミングを守りながら、時間枠710の中のすべてのビットを処理することができる。ある態様では、Zは、3GPP技術仕様(たとえば、様々なUEカテゴリに対する、3GPP技術仕様36.306、4.1章)などの、1つまたは複数の規格において定義され得る。
言い換えると、UE704は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの中の各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数に基づいて、かつ、sTTI724において受信される第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数に基づいて、ビット閾値Zを超えているかどうかを決定することができる。
第1のアップリンクチャネルが第1のコンポーネントキャリア上で割り当てられ、第2のアップリンクチャネルが(場合によっては第1のコンポーネントキャリアと同じ)第2のコンポーネントキャリア上で割り当てられるとき、ビット閾値Z
cは、第1のコンポーネントキャリアおよび/または第2のコンポーネントキャリアに対応し得る。たとえば、あるコンポーネントキャリアに対して、UE704は、コンポーネントキャリアcのためのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの中の第1のアップリンクチャネルのために受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、コンポーネントキャリアcのための第2のアップリンクチャネルのために第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とのうちの最大値を、Z
c(たとえば、あるTTI(たとえば、1msのTTI)だけがスケジューリングされる場合の、UE704のためのコンポーネントキャリアcのサブフレーム内のUL-SCHビットの最大の数)と比較することができる。このコンポーネントキャリアごとの態様では、UE704は以下のことを予想し得る。
ここで、Xi,cは、コンポーネントキャリアc上のサブフレームiにおいてアップリンクDCIによってスケジューリングされる第1のダウンリンクチャネルビット712a-cの各々であり得る(たとえば、Xn-1,cはコンポーネントキャリアc上の第1のアップリンクチャネルビット712cであることがあり、Xn-2,cはコンポーネントキャリアc上の第1のアップリンクチャネルビット712bであることがあり、Xn-3,cはコンポーネントキャリアc上の第1のアップリンクチャネルビット712aであることがある)。Yj,n,cは、コンポーネントキャリアcのサブフレームn内のSTTI jにおいてアップリンクsDCIによってスケジューリングされるビット(たとえば、UL-SCH TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RBなど)の数であり得る。たとえば、Yj,n,cは、コンポーネントキャリアc上でnサブフレーム内のsTTI724においてスケジューリングされる第2のダウンリンクチャネルビット714であり得る。Zcは、あるTTI(たとえば、1msのサブフレーム)だけがスケジューリングされる場合にUE704がコンポーネントキャリアcのサブフレーム内で送信することが可能なビット(たとえば、UL-SCH TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RB、またはこれらの任意の組合せ)の最大の数であり得る。一態様では、コンポーネントキャリアcと関連付けられるUL-SCHビットの最大の数は、第1のアップリンクチャネルのためのUL-SCHビットの最大の数に基づき得る。上述の式4が満たされる限り、UE704は、コンポーネントキャリアcのためのアップリンクスケジューリングタイミングを守りながら、時間枠710の中のすべてのビットを処理することができる。一態様では、(態様に応じて)式3または式4が少なくとも1つのコンポーネントキャリアcに対して満たされないことをUE704が決定する場合、UE704は、(たとえば、ビット712a-cの少なくとも一部分および/またはビット714の少なくとも一部分を処理することを控えることに加えて)1つまたは複数の他のコンポーネントキャリアのビットを処理するのを控えることができる。
ビット閾値Z(およびZc)は、UE704の異なる構成に従って異なり得る。たとえば、UE704は、コンポーネントキャリア(またはセル)の数xを用いて構成されることがあり、それらのx個の構成されたコンポーネントキャリアのうちのy個がUE704のために有効にされることがあり、y≦xである。一態様では、Zは、あるTTIだけがスケジューリングされる場合にすべてのx個の構成されるコンポーネントキャリア(またはセル)にわたってUE704がUL-SCH TTI内に送信することが可能なビット(たとえば、UL-SCH TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RB、またはこれらの任意の組合せ)の数の最大値の合計であり得る。したがって、UE704は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各々において各々の第1のアップリンクチャネルグラントによってスケジューリングされるビット712a-cの決定された数と、sTTI724において第2のダウンリンクチャネルによってスケジューリングされるビット714の決定された数とのうちの最大値を、x個の構成されたコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの数の最大値の合計と比較することができる。別の態様では、Zは、1つのTTIだけがスケジューリングされる場合にすべてのy個の有効なコンポーネントキャリア(またはセル)にわたってUE704がUL-SCH TTI内に送信することが可能なビット(たとえば、UL-SCH TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RBなど)の最大の数であり得る。したがって、UE704は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各々において各々の第1のアップリンクチャネルグラントによってスケジューリングされるビット712a-cの決定された数と、sTTI724において第2のアップリンクチャネルグラントによってスケジューリングされるビット714の決定された数とのうちの最大値を、y個の有効なコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの数の最大値の合計と比較することができる。
ある態様では、UE704は、時間枠710の中のビットを処理するとき、UE704がy個の有効なコンポーネントキャリアを使用すべきか、またはx個の構成されたコンポーネントキャリアを使用すべきかを示す情報750を基地局から受信し得る。たとえば、UE704は、時間枠710の中のビットを処理するとき、UE704がすべてのx個の構成されたコンポーネントキャリア(またはセル)のための処理能力を使用すべきであることを示す情報750を基地局702から受信し得るので、Zは第1の値であり得る。代わりに、UE704は、時間枠710の中のビットを処理するとき、UE704がすべてのy個の有効なコンポーネントキャリア(またはセル)のための処理能力を使用すべきであることを示す情報750を基地局から受信し得るので、Zは第2の値であり得る。y個の有効なコンポーネントキャリアがx個の構成されるコンポーネントキャリアのサブセットであるので、第2の値は、y<xであるとき第1の値より小さいことがあり、y=xであるとき第1の値に等しいことがある。
キャリアアグリゲーションのために、UE704は、サブフレーム720のセットのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいて第1のアップリンクチャネルグラントによってスケジューリングされるビット712a-cの決定された数に基づいて、かつ、nサブフレーム内のsTTI724において第2のアップリンクチャネルグラントによってスケジューリングされるビット714の決定された数に基づいて、ビット閾値Zを超えているかどうかを決定し得る。すなわち、UE704は、キャリアアグリゲーションのために、式3が満たされるかどうかを決定し得る。コンポーネントキャリアごとの態様では、UE704は、コンポーネントキャリアcのためのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいて第1のアップリンクチャネルグラントによってスケジューリングされるビット712a-cの決定された数に基づいて、かつ、コンポーネントキャリアcのためのnサブフレーム内のsTTI724において第2のアップリンクチャネルグラントによってスケジューリングされるビット714の決定された数に基づいて、ビット閾値Zcを超えているかどうかを決定し得る。すなわち、UE704は、コンポーネントキャリアごとの態様のために、式4が満たされるかどうかを決定し得る。式3または式4(態様に依存する)が満たされることをUE704が決定する場合、UEは、時間枠710の中の第1のアップリンクチャネルビット712a-cおよび第2のアップリンクチャネルビット714のすべてを処理することができる。UE704は、第1のアップリンクチャネルビット712a-cと第2のアップリンクチャネルビット714の両方に対応するアップリンクデータ760を送信し得る。
しかしながら、UE704は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット712a-cの決定された数に基づいて、かつ、sTTI724の中の第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とに基づいて、閾値の最大ビット数Zを超えていることを決定し得る。閾値の最大ビット数Zを超えているとUE704が決定するとき、UE704は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントによってスケジューリングされるビット712a-cのうちの少なくとも1つを送信のために処理することができ、または、UE704は、sTTI724の中の第2のアップリンクチャネルグラントによってスケジューリングされるビット714を送信のために処理することができる。
一態様では、UE704は、閾値の最大ビット数Zを超えているかどうかに基づいて、第1のアップリンクチャネルビット712a-cまたは第2のアップリンクチャネルビット714のうちの少なくとも1つを送信のために処理するかどうかを決定することができる。一態様によれば、閾値の最大ビット数Zを超えるときに、送信のために第1のアップリンクチャネルビット712a-cを処理するか、または第2のアップリンクチャネルビット714を処理するかの決定は、UE704において実施され得る。たとえば、UE704は、第1のアップリンクチャネルを優先するか、または第2のアップリンクチャネルを優先するかを示す情報を記憶していることがある。別の例では、UE704は、第1のアップリンクチャネルを優先するか、または第2のアップリンクチャネルを優先するかを示す情報を、基地局702から受信することができる。UE704は、第1のアップリンクチャネルが第2のアップリンクチャネルより優先されるとき、第1のアップリンクチャネルビット712a-cを送信のために処理することを決定することができ、または、第2のアップリンクチャネルが第1のアップリンクチャネルより優先されるとき、第2のアップリンクチャネルビット714を送信のために処理することができる。
一態様では、UE704は、第2のアップリンクチャネルビット714を送信のために処理することを決定することができる(たとえば、第2のアップリンクチャネルが第1のアップリンクチャネルより優先されるとき)。そのような態様では、UE704は、第2のアップリンクチャネルビット714を送信のために処理することができる。UE704は次いで、送信のために処理される第2のアップリンクチャネルビット714を含むアップリンクデータ760を送信することができる。式3または式4が不満足とならないように、UE704は、時間枠710の中の第1のアップリンクチャネルビット712a-cに対応する1つまたは複数のビット(たとえば、TB、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRB)を送信のために処理するのを控えることができる。一態様では、UE704は、時間枠710の中の第1のアップリンクチャネルビット712a-cに対応するすべてのビット(たとえば、TB、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRB)を処理するのを控えることができる。別の態様では、UE704は、第1のアップリンクチャネルビット712a-cの少なくとも一部分を処理するのを控えることができる。たとえば、UE704は、第1のアップリンクチャネルビット712bに対応するTBを処理することを控えることができ、この処理は、時間枠710における第2のアップリンクチャネルビット714の処理と重複し得る。そのような例では、UE704は依然として、第1のアップリンクチャネルビット712aおよび第1のアップリンクチャネルビット712cに対応するビット(たとえば、TB、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRB)を処理することがあり、それは、たとえば、第1のアップリンクチャネルビット712aおよび第1のアップリンクチャネルビット712cの処理が、時間枠710における第2のアップリンクチャネルビット714の処理と重複しないことがあるからである。したがって、UE704は、第1のアップリンクチャネルビット712aおよび第1のアップリンクチャネルビット712cを含む、アップリンクデータ760を送信し得る。
別の態様では、UE704は、第1のアップリンクチャネルビット712a-cを処理することを決定することができる(たとえば、第1のアップリンクチャネルが第2のアップリンクチャネルより優先されるとき)。そのような態様において、UE704は、第1のアップリンクチャネルビット712a-cを処理することができる。したがって、UE704は、送信のために処理される第1のアップリンクチャネルビット712a-cを含む、アップリンクデータ760を送信することができる。式3または式4が不満足とならないように、UE704は、第2のアップリンクチャネルビット714を処理するのを控えることができる。したがって、アップリンクデータ760には第2のアップリンクチャネルビット714がないことがある。
本開示は、第1のアップリンクチャネル(たとえば、PUSCH)および第2のアップリンクチャネル(たとえば、sPUSCH)に関する態様を説明するが、本明細書で説明される態様は、任意の数の規格および技術に適用可能であり得る。たとえば、5G NRでは、異なるヌメロロジー、たとえば異なるサブキャリア間隔の値を考慮することができる。5G NRにおいて実装され得る異なるヌメロロジーの例には、15キロヘルツ(KHz)、30KHz、60KHzなどがあり得る。様々なヌメロロジーに対して、それぞれのTTI(たとえば、スロット長)は、異なる持続時間または長さであり得る。5G NRの規格では、異なるNRコンポーネントキャリアは、異なるTTIに従って動作するように構成され得る。UE704は、異なるTTIの間に異なるコンポーネントキャリアのためにスケジューリングされるそれぞれのビットを同時に処理するように構成され得る(たとえば、より短いTTIはレガシーのアップリンクスケジューリングタイミングより速いアップリンクスケジューリングタイミングを必要とし得る)。異なるヌメロロジーおよび異なるTTIの構成は、第1のアップリンクチャネルビット712a-dおよび第2のアップリンクチャネルビット714の前述の同時処理と類似していることがある。具体的には、閾値の最大ビット数は、すべてのNRコンポーネントキャリアにわたって定義され得る。たとえば、UEの処理能力は、すべての利用可能なコンポーネントキャリアにわたって定義されることがあり、異なるTTIを用いて異なるコンポーネントキャリアのためにスケジューリングされるビットの同時処理が閾値の最大ビット数を超えることなく可能であるような、コンポーネントキャリアのサブセットにわたって柔軟に共有され得る。
図8A~図8Cは、ワイヤレス通信の方法800、820、840のフローチャートを示す。方法は、UE(たとえば、UE104、UE350、UE704、および/または装置1002/1002')によって実行され得る。様々な態様では、1つまたは複数の動作が省略されることがあり、入れ替えられることがあり、かつ/または同時に実行されることがある。たとえば、任意選択の動作は破線で示され得る。
動作802において、UEは、サブフレームのセット内のTTIにおいて、第1のアップリンクチャネルのための1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々を受信し得る。態様では、第1のアップリンクチャネルはPUSCHであり得る。図7の文脈では、UE704は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレーム内のTTIの中の1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントであり得る。
動作804において、UEは、サブフレーム内のsTTIにおいて第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントを受信し得る。態様では、サブフレームはサブフレームのセットに後続することがあり、sTTIはTTIより少数のシンボルを含むことがある。図7の文脈では、UE704は、nサブフレーム内のsTTI724において第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントを受信し得る。
動作806において、UEは、第1のアップリンクチャネルのためにサブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの数を決定し得る。たとえば、UEはサブフレームの受信されたセットの中のスケジューリング情報を特定することができ、UEはスケジューリング情報に関連して各グラントによって認可されるビットの数を計算することができる。図7の文脈では、UE704は、サブフレーム720のセットのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各々の中の1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルにおいてスケジューリングされるビット712a-cの数を決定し得る。
動作808において、UEは、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの数を決定し得る。たとえば、UEはサブフレーム内のsTTIにおいて受信されたスケジューリング情報を特定することができ、UEはスケジューリング情報に関連して認可されるビットの数を計算することができる。図7の文脈では、UE704は、nサブフレーム内のsTTI724の中の、第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット714の数を決定し得る。
動作810において、UEは、ビット閾値が、x個の構成されるコンポーネントキャリアまたはy個の有効なコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの最大の数の合計であるかどうかを示す、基地局からの構成を受信することができ、yはx以下である。ビット閾値(たとえば、Z)は、1つのTTIだけがスケジューリングされる場合にUEがTTI内で送信することが可能なUL-SCHビット(たとえば、UL-SCH TBビット、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるUL-SCH RB、またはこれらの任意の組合せ)の最大の数であり得る。言い換えると、UEは、1つのTTIだけがスケジューリングされる場合にUEがTTI内で送信することが可能な、すべてのx個の構成されるコンポーネントキャリアまたはすべてのy個の有効なコンポーネントキャリアのいずれかにわたって合計されたUL-SCHビットの最大の数である、ビット閾値を用いて基地局によって構成され得る。図7の文脈では、UE704は、時間枠710の中のビットを処理するとき、UE704がy個の有効なコンポーネントキャリアを使用すべきか、またはx個の構成されたコンポーネントキャリアを使用すべきかを示す情報750を基地局702から受信し得る。
動作812において、UEは、サブフレームのセットにおいて第1のアップリンクチャネルのために受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、第2のアップリンクチャネル上で受信される第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とに基づいて、ビット閾値を超えているかどうかを決定することができる。たとえば、UEは、1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々においてスケジューリングされるビットの決定された数と、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とを加算することができ、UEは、合計がビット閾値より大きいかどうかを決定することができる。図7の文脈では、UE704は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームにおいて1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルにおいてスケジューリングされるビット712a-cの決定された数に基づいて、かつ、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット714の決定された数に基づいて、ビット閾値(たとえば、ZまたはZc)を超えているかどうかを決定し得る。
動作814において、UEは、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット、または第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットのうちの少なくとも1つを、送信するかどうかを決定することができる。ビット閾値を超えない場合、UEは、1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットと、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの両方を送信することを決定し得る。ビット閾値を超えている場合、UEは、第1のアップリンクチャネルの第1の優先度および第2のアップリンクチャネルの第2の優先度を特定することができ、UEは、第1の優先度が第2の優先度より高いか、または第2の優先度が第1の優先度より高いかを決定することができる。UEは、より優先度の高いアップリンクチャネルのビットが送信されるべきであり、より優先度の低いアップリンクチャネルのビットは送信されるべきではないと、決定することができる。図7の文脈では、UE704は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、n-1サブフレームの各々の中の1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット712a-c、または、sTTI724において第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット714のうちの少なくとも1つを処理するかどうかを、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、決定することができる。
動作816において、UEは、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット、または第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットのうちの少なくとも1つを、送信のために処理することができる。ビット閾値を超えない場合、UEは、1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットと、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの両方を送信のために処理することができる。ビット閾値を超える場合、UEは、どのアップリンクチャネルがより高い優先度を有するかということから決定されるように、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット、または、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを、送信のために処理することができる。ある態様では、UEは、ビットをマッピングし、変調し、かつ/または符号化し、それらのビットの少なくとも一部分を(たとえば、基地局へover the airで)送信することによって、ビットを送信のために処理することができる。図7の文脈では、UE704は、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各々の中の1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット712a-c、ならびに/または、sTTI724の中の第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット714のうちの少なくとも1つを、送信のために処理することができる。
図8Bは、UEが、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット、または第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットのうちの少なくとも1つを、送信のために処理することができる、動作816の様々な態様を示す。
動作816の一態様では、UEは、たとえば、第2のアップリンクチャネルが第1のアップリンクチャネルより高い優先度を有すると決定され、ビット閾値を超えていると決定されるとき、1つまたは複数の動作822、824を実行することができる。動作822において、UEは、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信のために処理することができる。たとえば、UEは、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットをマッピングし、変調し、かつ/または符号化することができ、UEは、それらのビットの少なくとも一部分を(たとえば、基地局へover the airで)送信することができる。図7の文脈では、UE704は、sTTI724において第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット714を処理することができる。
動作824において、UEは、サブフレームのセットの1つまたは複数のサブフレームの中の1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信のために処理するのを控えることができる。たとえば、UEは、第1のアップリンクチャネルのためにスケジューリングされたビット(たとえば、TB、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRB)が第2のアップリンクチャネルのために認可されたビットの処理と重複するようにし得る、1つまたは複数のグラントを特定することができ、UEは、それらのグラントのためにビット(たとえば、TB、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRB)が処理されないように、1つまたは複数の特定されたグラントを廃棄または削除することができる。図7の文脈では、UE704は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、n-1サブフレームのうちの1つまたは複数の中の1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット712a-cに対応する、1つまたは複数のビット(たとえば、TB、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRB)を送信のために処理するのを控えることができる。たとえば、UE704は、時間枠710の中のビット714と重複するビット712bを廃棄することができる。
動作816の別の態様では、UEは、たとえば、第1のアップリンクチャネルが第2のアップリンクチャネルより高い優先度を有すると決定され、ビット閾値を超えていると決定されるとき、1つまたは複数の動作832、834を実行することができる。動作832において、UEは、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信のために処理するのを控えることができる。たとえば、UEは、第2のアップリンクチャネルのためにスケジューリングされたビット(たとえば、TB、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRB)が第1のアップリンクチャネルのために認可されたビットの処理と重複するようにし得る、第2のアップリンクチャネルグラントを特定することができ、UEは、それらのグラントのためにビット(たとえば、TB、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRB)が処理されないように、第2のアップリンクチャネルのための1つまたは複数の特定されたグラントを廃棄または削除することができる。図7の文脈では、UE704は、sTTI724の中の第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット714を処理するのを控えることができる。
動作834において、UEは、サブフレームのセットの1つまたは複数のサブフレームの中の1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信のために処理することができる。たとえば、UEは、1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットをマッピングし、変調し、かつ/または符号化することができ、UEは、それらのビットの少なくとも一部分を(たとえば、基地局へover the airで)送信することができる。図7の文脈では、UE704は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、n-1サブフレームのうちの1つまたは複数の中の1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット712a-cに対応する、1つまたは複数のビット(たとえば、TB、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRE、ビットを搬送するようにスケジューリングされるRBなど)を送信のために処理することができる。
図8Cは、UEが、サブフレームのセットにおいて第1のアップリンクチャネルのために受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、第2のアップリンクチャネルのために受信される第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とに基づいて、ビット閾値を超えているかどうかを決定することができる、動作812の様々な態様を示す。
動作842において示される態様では、UEは、UEの各コンポーネントキャリアに対して、コンポーネントキャリアのためのサブフレームのセットにおいて第1のアップリンクチャネル上で受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、第2のアップリンクチャネルのために第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とのうちの最大値を、コンポーネントキャリアと関連付けられるUL-SCHビットの最大の数と比較することができる。たとえば、コンポーネントキャリアcに対して、UEは以下のことを予想し得る。
Xi,cがコンポーネントキャリアc上のサブフレームiにおいてスケジューリングされる第1のアップリンクチャネルUL-SCHビットの各々であり得る場合、Yj,n,cは、コンポーネントキャリアc上のサブフレームnの中のSTTI j内でスケジューリングされるUL-SCHビットの数であり得る。Zcは、あるTTI(たとえば、1msのサブフレーム)だけがコンポーネントキャリアc上でスケジューリングされる場合にUEがUL-SCH TTI内で送信することが可能な、UL-SCHビットの数の最大値であり得る。WULは時間枠の大きさ(たとえば、UE能力、アップリンクスケジューリングタイミングなどによって定義されるような)であり得る。図7の文脈では、UE704は、UE704の各コンポーネントキャリアに対して、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各サブフレームにおいてコンポーネントキャリアcのために第1のアップリンクチャネルのために1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット712a-cの決定される数と、コンポーネントキャリアcのために第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット714の決定される数とのうちの最大値を、コンポーネントキャリアcと関連付けられるビットの最大の数と比較することができる。
動作844において示される別の態様によれば、UEは、サブフレームのセットにおいて第1のアップリンクチャネル上で受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、第2のアップリンクチャネルのために第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とのうちの最大の数を、UL-SCHビットの定められた最大の数と比較することができる。たとえば、UEは以下のことを予想し得る。
ここで、Xiは、サブフレームiにおいてアップリンクDCIによってスケジューリングされるUL-SCHビットの数であり得る。Yj,nは、サブフレームnの中のSTTI jにおいてアップリンクsDCIによってスケジューリングされるUL-SCHビットの数であり得る。Zは、キャリアアグリゲーションのためのビット閾値、たとえば、1つのTTIだけがスケジューリングされる場合にUEがTTI内で送信することが可能なUL-SCHビットの最大の数であり得る。WULは時間枠の大きさ(たとえば、UE能力、アップリンクタイミングスケジューリングなどによって定義されるような)であり得る。図7の文脈では、UE704は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各サブフレームにおいて1つまたは複数の第1のダウンリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット712a-cの決定された数と、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット714の決定された数とのうちの最大値を、ビットの定められた最大の数と比較することができる。
動作846において示される別の態様では、UEは、サブフレームのセットの中の第1のアップリンクチャネル上で受信された1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、第2のアップリンクチャネルのために第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とのうちの最大値を、x個の構成されたコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの数の最大値の合計、または、y個の有効なコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの数の最大値の合計のうちの1つと比較することができる。たとえば、UEは以下のことを予想し得る。
ここで、Xiは、サブフレームiにおいてアップリンクDCIによってスケジューリングされるUL-SCHビットの数であり得る。Yj,nは、サブフレームnの中のSTTI jにおいてアップリンクsDCIによってスケジューリングされるUL-SCHビットの数であり得る。Zは、ビット閾値、たとえば、1つのTTIだけがスケジューリングされる場合にUEがTTI内で送信することが可能な、すべてのx個の構成されたコンポーネントキャリアまたはy個の有効なコンポーネントキャリアにわたって合計されるUL-SCHビットの最大の数であり得る。WULは時間枠の大きさ(たとえば、UE能力、アップリンクスケジューリングタイミングなどによって定義されるような)であり得る。UEは、UEに記憶されている情報に基づいて、または、基地局から受信された情報に基づいて(たとえば、動作810参照)、x個の構成されたコンポーネントキャリアまたはy個の有効なコンポーネントキャリアのいずれかを使用することを決定し得る。図7の文脈では、UE704は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、n-1サブフレームの各々の中の1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット712a-cの決定された数と、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット714の決定された数とのうちの最大値を、x個の構成されたコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの数の最大値の合計、または、y個の有効なコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの数の最大値の合計のうちの1つと
比較することができる。
図9は、ワイヤレス通信の方法900のフローチャートを示す。この方法は、基地局(たとえば、基地局102、基地局310、基地局502、基地局702、および/または装置1202/1202')によって実行され得る。様々な態様では、1つまたは複数の動作が省略されることがあり、入れ替えられることがあり、かつ/または同時に実行されることがある。たとえば、任意選択の動作は破線で示され得る。
動作902において、基地局は、UEが第2のダウンリンクチャネルをサポートすることを示す情報を、UEから受信し得る。態様では、第2のダウンリンクチャネルは、sTTIを有するsPDSCHであり得る。態様では、UEが第2のダウンリンクチャネルをサポートすることを示す情報は、UEカテゴリであり得る。いくつかの態様では、基地局は、UE能力を示す情報を受信し得る。UE能力情報は、UEとの通信のために使用され得るMCS、UEとの通信のために使用され得るレイヤ(たとえば、MIMOレイヤ、空間ランクなど)の最大の数、または任意の他の情報のうちの1つまたは複数を示し得る。いくつかの態様では、UE能力情報は、UEによって受信されることになるダウンリンクビットを処理するためのUEにおける時間枠の大きさもしくは持続時間、および/または、UEによって基地局へ送信されることになるアップリンクビットを処理するためのUEにおける時間枠の大きさもしくは持続時間を、基地局に示し得る。図5の文脈では、基地局502は、UE504がsTTI524を有する第2のダウンリンクチャネルをサポートすることを示す情報を、UE504から受信し得る。
動作904において、基地局は、UEが第2のダウンリンクチャネルをサポートすることを示す受信された情報に基づいて、UEへ第2のデータを送信することを決定し得る。たとえば、基地局は、UEが第2のダウンリンクチャネル上でデータを受信し得ることを決定することができ、基地局は、第2のダウンリンクチャネル上で搬送されるべきデータ(たとえば、ULLデータ、MiCrデータ、遅延の影響を受けるデータなど)を出力し得る。図5の文脈では、基地局502は、UE504が第2のダウンリンクチャネルをサポートすることを示す受信された情報に基づいて、第2のダウンリンクチャネル上でsTTI524において第2のデータをUE504へ送信することを決定し得る。
動作906において、基地局は、第1のダウンリンクチャネル上で搬送される第1のデータおよび第2のダウンリンクチャネル上で搬送される第2のデータを処理するためのビット閾値と関連付けられる構成をUEに送信し得る。この構成は、ビット閾値(たとえば、Z)がx個の構成されたコンポーネントキャリアに基づくべきか、またはy個の有効なコンポーネントキャリアに基づくべきかを示すことができ、y≦xである。図5の文脈では、基地局502は、UE504が、x個の構成されたコンポーネントキャリアに基づくビット閾値を使用すべきか、またはy個の有効なコンポーネントキャリアに基づくビット閾値を使用すべきかを示す情報550を、UE504に送信し得る。
動作908において、基地局は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUEに送信することと、サブフレームのセットに後続するサブフレームにおいて第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUEに送信することとを決定し得る。たとえば、基地局は、PDSCH上で搬送されるべき第1のデータおよびsPDSCH上で搬送されるべき第2のデータを特定することができ、基地局は、処理およびUEへの送信のために第1のデータと第2のデータを出力し得る。図5の文脈では、基地局502は、n-3サブフレーム、n-2サブフレーム、n-1サブフレームの各々において第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUE504に送信することと、nサブフレーム内のsTTI524において第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUE504に送信することとを決定し得る。
動作910において、基地局は、第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUEに送信し第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUEに送信するという決定に基づいて、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用されるMCSを制限すること、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用される空間ランクを制限すること、DMRSに基づく送信モードを用いてUEをスケジューリングするのを控えること、または、ePDCCHを使用してUEをスケジューリングするのを控えることのうちの少なくとも1つを、決定し得る。たとえば、基地局は、UEとの通信のためのMCSを選択することができ、選択されたMCSを使用するためにUEとの通信を構成することができる。別の例では、基地局は、UEとともに使用されるべき空間ランクを選択することができ、選択された空間ランクを使用するためにUEとの通信を構成することができる。別の例では、基地局は、DMRSに基づかないUEとの通信のための送信モードを選択することができ、基地局は、選択された送信モードを使用するためにUEとの通信を構成することができる。別の例では、基地局は、ePDCCH以外のチャネル上でUEをスケジューリングすることができ、基地局は、ePDCCH以外のチャネル上でスケジューリング情報をUEに送信することができる。いくつかの態様では、第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUEに送信し第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUEに送信するという決定に基づいて、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用されるMCSを制限すること、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用される空間ランクを制限すること、DMRSに基づく送信モードを用いてUEをスケジューリングするのを控えること、または、ePDCCHを使用してUEをスケジューリングするのを控えることのうちの少なくとも1つの決定は、UEのUE能力に基づくことがあり、これはUEから基地局によって受信されることがある。図5の文脈では、基地局502は、第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUE504に送信し第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUE504に送信するという決定に基づいて、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用されるMCSを制限すること、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用される空間ランクを制限すること、DMRSに基づく送信モードを用いてUE504をスケジューリングするのを控えること、または、ePDCCHを使用してUE504をスケジューリングするのを控えることのうちの少なくとも1つを、決定し得る。
動作912において、基地局は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUEに送信し得る。図5の文脈では、基地局502は、サブフレーム520のセットのn-3サブフレーム、n-2サブフレーム、およびn-1サブフレームの各々の中の第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUE504に送信し得る。
動作914において、基地局は、サブフレーム内のsTTIにおいて第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUEに送信し得る。図5の文脈では、基地局502は、nサブフレーム内のsTTI524において第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUE504に送信し得る。
図10は、例示的な装置1002における異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1000である。装置はUEであり得る。装置1002は、様々なモジュール/手段/コンポーネント間の例示的な接続および/またはデータを図示する。そのような接続および/またはデータの流れは、例示的であるものと見なされるべきであるので、異なる態様においては異なるおよび/もしくは追加の接続ならびに/またはデータの流れがあり得ることを、当業者は理解するであろう。
装置1002は、受信構成要素1004を含み得る。受信構成要素1004は、基地局(たとえば、基地局1050)から信号を受信し得る。装置1002は、送信構成要素1006をさらに含み得る。送信構成要素1006は、基地局(たとえば、基地局1050)に信号を送信するように構成され得る。
ある態様では、送信構成要素1006は、装置1002がsTTIを有する第2のダウンリンクチャネルをサポートすることを示す情報を基地局1050へ送信するように構成され得る。ある態様では、装置1002がsTTIを有する第2のダウンリンクチャネルをサポートすることを示す情報は、UEカテゴリを含む。別の態様では、送信構成要素1006は、sTTIにおいてアップリンクデータを基地局1050に送信するように構成され得る。
一態様では、受信構成要素1004は、サブフレームのセットの各サブフレームの中のTTI内で第1のダウンリンクチャネル(たとえば、PDSCH)上でビットを受信し得る。さらに、受信構成要素1004は、サブフレーム内のsTTIにおいて第2のダウンリンクチャネル(たとえば、sPDSCH)上でビットを受信することができ、サブフレームはサブフレームのセットに後続することがあり、sTTIはTTIより少数のシンボルを含むことがある。
ある態様では、決定構成要素1008は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの数を決定し得る。決定構成要素1008は、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの数を決定し得る。決定構成要素1008は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数に基づいて、かつ、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数に基づいて、ビット閾値を超えているかどうかを決定することができる。たとえば、コンポーネントキャリアごとの態様では、決定構成要素1008は、装置1002の各コンポーネントキャリアcに対して、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数と、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数とのうちの最大値を、コンポーネントキャリアcと関連付けられるダウンリンク共有チャネルDL-SCHビットの最大の数と比較することができる。たとえば、キャリアアグリゲーションの態様では、決定構成要素1008は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数と、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数とのうちの最大値を、DL-SCHビットの定められた最大の数と比較することができる。
別の態様では、装置1002は、x個の構成されたコンポーネントキャリアおよびy個の有効なコンポーネントキャリアを有することがあり、y≦xである。決定構成要素1008は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数と、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数とのうちの最大値を、x個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計、または、y個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計のうちの1つと比較することによって、ビット閾値を超えているかどうかを決定することができる。一態様では、受信構成要素1004は、ビット閾値がx個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計であるか、またはy個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計であるかを示す、基地局1050からの構成を受信し得る。
ある態様では、決定構成要素1008は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット、または、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットのうちの少なくとも1つを処理するかどうかを、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、決定することができる。たとえば、決定構成要素1008は、ビット閾値を超えていないとき、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットとの両方が処理されるべきであることを、処理構成要素1010に示し得る。ビット閾値を超えている場合、決定構成要素1008は、第1のダウンリンクチャネルが第2のダウンリンクチャネルより高い優先度を有するかどうか、または第2のダウンリンクチャネルが第1のダウンリンクチャネルより高い優先度を有するかどうかを決定することができる。決定構成要素は、より優先度の高いダウンリンクチャネルのデータが処理されるべきであり、より優先度の低いダウンリンクチャネルのデータは処理されるべきではないことを、処理構成要素1010に示すことができる。
決定構成要素1008からの処理されるべきデータの指示に基づいて、処理構成要素は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット、または、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットのうちの少なくとも1つを処理することができる。たとえば、決定構成要素1008が、ビット閾値を超えていないことを示す場合、処理構成要素1010は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット、および第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理することができる。ビット閾値を超えており、第2のダウンリンクチャネルが第1のダウンリンクチャネルより高い優先度を有する場合、処理構成要素1010は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理するのを控え、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理することができる。ビット閾値を超えており、第1のダウンリンクチャネルが第2のダウンリンクチャネルより高い優先度を有する場合、処理構成要素1010は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理し、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理するのを控えることができる。
フィードバック構成要素1012は、処理されたビットおよび処理されていないビットのためにACK/NACKフィードバックを提供することができる。たとえば、フィードバック構成要素1012は、処理されたビットのためにACKフィードバックを生成することができる。したがって、処理構成要素1010が第1のダウンリンクチャネルのビットを処理するとき、フィードバック構成要素1012は、第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと関連付けられるACKフィードバックを基地局1050に送信することができる。同様に、処理構成要素1010が第2のダウンリンクチャネルのビットを処理するとき、フィードバック構成要素1012は、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと関連付けられるACKフィードバックを基地局1050に送信することができる。フィードバック構成要素1012は、処理されていないビットのためにNACKフィードバックを生成することができる。したがって、処理構成要素1010が第1のダウンリンクチャネルのビットを処理するのを控えるとき、フィードバック構成要素1012は、第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと関連付けられるNACKフィードバックを基地局1050に送信することができる。同様に、処理構成要素1010が第2のダウンリンクチャネルのビットを処理するのを控えるとき、フィードバック構成要素1012は、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと関連付けられるNACKフィードバックを基地局1050に送信することができる。
別の態様において、受信構成要素1004は、サブフレームのセット内のTTIにおいて第1のアップリンクチャネルのための1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々を受信し、サブフレームのセットに後続するサブフレーム内のsTTIにおいて第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントを受信し得る。sTTIは、TTIより少数のシンボルを含む。様々な態様において、第1のアップリンクチャネルはPUSCHであり、1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々はPUSCH上のアップリンク送信のためのものであり、第2のアップリンクチャネルはsPUSCHであり、第2のアップリンクチャネルはsTTIにおけるsPUSCH上でのアップリンク送信のためのものである。
ある態様では、決定構成要素1008は、第1のアップリンクチャネルのためのサブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの数を決定し、第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの数を決定し得る。決定構成要素1008は、サブフレームのセットにおいて第1のアップリンクチャネルのために受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、第2のアップリンクチャネルのために受信される第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とに基づいて、ビット閾値を超えているかどうかを決定することができる。たとえば、コンポーネントキャリアごとの態様では、決定構成要素1008は、UEの各コンポーネントキャリアcに対して、コンポーネントキャリアcのためのサブフレームのセットにおいて第1のアップリンクチャネルのために受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、コンポーネントキャリアcのために第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とのうちの最大値を、コンポーネントキャリアcと関連付けられるUL-SCHビットの最大の数と比較することができる。ある態様では、コンポーネントキャリアcと関連付けられるUL-SCHビットの最大の数は、第1のアップリンクチャネルのためのUL-SCHビットの最大の数に基づく。たとえば、キャリアアグリゲーションの態様では、決定構成要素1008は、サブフレームのセットにおいて第1のアップリンクチャネルのために受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とのうちの最大値を、UL-SCHビット
の定められた最大の数と比較することができる。
別の態様では、装置1002は、x個の構成されたコンポーネントキャリアおよびy個の有効なコンポーネントキャリアを有することがあり、y≦xである。決定構成要素1008は、サブフレームのセットの中の第1のアップリンクチャネル上で受信された1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とのうちの最大値を、x個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの数の最大値の合計、または、y個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの数の最大値の合計のうちの1つと比較することによって、ビット閾値を超えているかどうかを決定することができる。一態様では、受信構成要素1004は、ビット閾値がx個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの数の最大値の合計であるか、またはy個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの数の最大値の合計であるかを示す、基地局1050からの構成を受信し得る。
ある態様では、決定構成要素1008は、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット、または第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットのうちの少なくとも1つを、送信するかどうかを決定することができる。たとえば、決定構成要素1008は、ビット閾値を超えていないとき、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットと、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットとの両方を、処理構成要素1010に示し得る。ビット閾値を超えていない場合、決定構成要素1008は、第1のアップリンクチャネルが第2のアップリンクチャネルより高い優先度を有するかどうか、または第2のアップリンクチャネルが第1のアップリンクチャネルより高い優先度を有するかどうかを決定することができる。決定構成要素1008は、より優先度の高いアップリンクチャネルのデータが送信のために処理されるべきであり、より優先度の低いアップリンクチャネルのデータは処理されるべきではないことを、処理構成要素1010に示すことができる。
決定構成要素1008からの処理されるべきデータの指示に基づいて、処理構成要素は、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット、または第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットのうちの少なくとも1つを処理することができる。たとえば、ビット閾値を超えていないことを決定構成要素1008が示す場合、処理構成要素1010は、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットと、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットとを処理することができる。ビット閾値を超えており、第1のアップリンクチャネルが第2のアップリンクチャネルより高い優先度を有する場合、処理構成要素1010は、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信のために処理し、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信のために処理するのを控えることができる。送信構成要素1006は次いで、ビット閾値を超えており第2のアップリンクチャネルが第1のアップリンクチャネルより高い優先度を有する場合、1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信することができ、次いで、処理構成要素1010は、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信のために処理するのを控え、第2のアップリンクアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信のために処理することができる。送信構成要素1006は次いで、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信し得る。
装置は、図6A~図6C、図8A~図8Cの上述のフローチャートの中のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加の構成要素を含み得る。したがって、図6A~図6C、図8A~図8Cの上述のフローチャートの中の各ブロックは、1つの構成要素によって実行されることがあり、装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含むことがある。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを遂行するように具体的に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
図11は、処理システム1114を利用する装置1002'のハードウェア実装形態の例を示す図1100である。処理システム1114は、バス1124によって全体的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1124は、処理システム1114の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含み得る。バス1124は、プロセッサ1104によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素と、構成要素1004、1006、1008、1010、1012と、コンピュータ可読媒体/メモリ1106とを含む様々な回路を互いにつなぐ。バス1124はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの、様々な他の回路をつなぎ得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これらの回路はこれ以上説明されない。
処理システム1114はトランシーバ1110に結合され得る。トランシーバ1110は1つまたは複数のアンテナ1120に結合される。トランシーバ1110は、送信媒体を通じて様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ1110は、1つまたは複数のアンテナ1120から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1114、特に受信コンポーネント1004に提供する。加えて、トランシーバ1110は、処理システム1114から、特に送信構成要素1006から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1120に印加されるべき信号を生成する。処理システム1114は、コンピュータ可読媒体/メモリ1106に結合されたプロセッサ1104を含む。プロセッサ1104は、コンピュータ可読媒体/メモリ1106に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1104によって実行されると、任意の特定の装置について上で説明された様々な機能を処理システム1114に実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1106はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1104によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。処理システム1114は、構成要素1004、1006、1008、1010、1012のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらの構成要素は、プロセッサ1104内で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ1106の中に存在する/記憶されたソフトウェア構成要素、プロセッサ1104に結合された1つまたは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1114は、UE350の構成要素であってよく、メモリ360、ならびに/またはTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359のうちの少なくとも1つを含んでよい。
一構成では、ワイヤレス通信のための装置1002/1002'は、第1のアップリンクチャネルのためにサブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの数を決定するための手段を含む。装置1002/1002'は、第2のアップリンクチャネルのために第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの数を決定するための手段を含み得る。装置1002/1002'は、サブフレームのセットにおいて第1のアップリンクチャネルのために受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数に基づいて、かつ、第2のアップリンクチャネルのために受信される第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数に基づいて、ビット閾値を超えているかどうかを決定するための手段を含み得る。装置1002/1002'は、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット、または第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットのうちの少なくとも1つを、送信のために処理するための手段を含み得る。ある態様では、装置1002/1002'は、サブフレームのセット内のTTIにおいて、第1のアップリンクチャネルのための1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々を受信するための手段を含み得る。装置1002/1002'は、サブフレーム内のsTTIにおいて第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントを受信するための手段を含むことがあり、このサブフレームはサブフレームのセットに後続し、このsTTIはTTIより少数のシンボルを含む。ある態様では、装置1002/1002'は、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット
、または第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットのうちの少なくとも1つを、送信するかどうかを決定するための手段を含み得る。ある態様では、第1のアップリンクチャネルはPUSCHであり、1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々はPUSCH上のアップリンク送信のためのものであり、第2のアップリンクチャネルはsPUSCHであり、第2のアップリンクチャネルグラントはsTTIにおけるsPUSCH上でのアップリンク送信のためのものである。ある態様では、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット、または、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットのうちの少なくとも1つを、送信のために処理するための手段は、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信のために処理し、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信のために処理するのを控えるように構成される。ある態様では、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット、または、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットのうちの少なくとも1つを、送信のために処理するための手段は、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信のために処理することを控え、サブフレームのセットにおいて受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つの第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットを送信のために処理するように構成される。ある態様では、ビット閾値を超えているかどうかを決定するための手段は、UEの各コンポーネントキャリアに対して、コンポーネントキャリアのためのサブフ
レームのセットにおいて第1のアップリンクチャネルのために受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、コンポーネントキャリアのために第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とのうちの最大値を、コンポーネントキャリアと関連付けられるUL-SCHビットの最大の数と比較するように構成される。ある態様では、コンポーネントキャリアと関連付けられるUL-SCHビットの最大の数は、第1のアップリンクチャネルのためのUL-SCHビットの最大の数に基づく。ある態様では、ビット閾値を超えているかどうかを決定するための手段は、サブフレームのセットにおいて第1のアップリンクチャネルのために受信される1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、第2のアップリンクチャネルのために第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とのうちの最大値を、UL-SCHビットの定められた最大の数と比較するように構成される。ある態様では、装置1002/1002'は、x個の構成されたコンポーネントキャリアおよびy個の有効なコンポーネントキャリアを有し、y≦xであり、ビット閾値を超えているかどうかを決定するための手段は、サブフレームのセットの中の第1のアップリンクチャネル上で受信された1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの各々の第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数と、第2のアップリンクチャネルのための第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットの決定された数とのうちの最大値を、x個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの数の最大値の合計、または、y個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの数の最大値の合計のうちの1つと比較するように構成される。ある態様では、装置1002/1002'は、ビット閾値がx個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-S
CHビットの数の最大値の合計であるか、またはy個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるUL-SCHビットの数の最大値の合計であるかを示す、基地局からの構成を受信するための手段を含む。ある態様では、1つまたは複数の第1のアップリンクチャネルグラントの少なくとも1つ第1のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビット、または、第2のアップリンクチャネルグラントにおいてスケジューリングされるビットのうちの少なくとも1つは、サブフレームのセットの中のいくつかのサブフレームを備える処理時間枠内で、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、送信のために処理される。ある態様では、処理時間枠の長さは、UEのUE能力、アップリンクスケジューリング情報、または、第2のアップリンクチャネルと関連付けられるsTTIの持続時間のうちの少なくとも1つに基づく。ある態様では、装置1002/1002'は、処理時間枠の長さを示す情報を、基地局に送信するための手段を含み得る。
別の態様では、装置1002/1002'は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの数を決定するための手段を含み得る。装置1002/1002'は、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの数を決定するための手段を含み得る。装置1002/1002'は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数に基づいて、かつ、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数に基づいて、ビット閾値を超えているかどうかを決定するための手段を含み得る。装置1002/1002'は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット、または、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットのうちの少なくとも1つを、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、処理するための手段を含み得る。装置1002/1002'は、サブフレームのセットの各サブフレームの中のTTI内の第1のダウンリンクチャネル上でビットを受信するための手段と、あるサブフレーム内のsTTIにおいて第2のダウンリンクチャネル上でビットを受信するための手段とを含むことがあり、そのサブフレームはサブフレームのそのセットに後続し、そのsTTIはそのTTIより少数のシンボルを含む。装置1002/1002'は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット、または、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットのうちの少なくとも1つを処理するかどうかを、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、決定するための手段を含み得る。ある態様では、第1のダウンリンクチャネルはPDSCHであり、第2のダウンリンクチャネルはsPDSCHである。ある態様では、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットまたは第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットのうちの少なくとも1つを処理するための手段は、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理し、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの処理に基づいて第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと関
連付けられるACK/NACKフィードバックを送信し、サブフレームのセットの1つまたは複数のサブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理するのを控え、サブフレームのセットの1つまたは複数のサブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの処理を控えることに基づいてサブフレームのセットの1つまたは複数のサブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと関連付けられるNACKフィードバックを送信するように構成される。ある態様では、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットまたは第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットのうちの少なくとも1つを処理するための手段は、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理するのを控え、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの処理を控えることに基づいて第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと関連付けられるNACKフィードバックを送信し、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットを処理し、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの処理に基づいてサブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットと関連付けられるACK/NACKフィードバックを送信するように構成される。ある態様では、ビット閾値を超えているかどうかを決定するための手段は、UEの各コンポーネントキャリアに対して、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定される数と、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定される数とのうちの最大値を、コンポーネントキャリアと関連付けられるDL-SCHビットの最大の数と比較するように構成される。ある態様では、ビット閾値を超えているかどうかを決定するための手段は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定される数と、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定される数とのうちの最大値を、DL-SCHビットの定められ
た最大の数と比較するように構成される。ある態様では、装置1002/1002'は、x個の構成されたコンポーネントキャリアおよびy個の有効なコンポーネントキャリアを有し、y≦xであり、ビット閾値を超えているかどうかを決定するための手段は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数と、第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットの決定された数とのうちの最大値を、x個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計、または、y個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計のうちの1つと比較するように構成される。ある態様では、装置1002/1002'は、ビット閾値がx個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計であるか、またはy個のコンポーネントキャリアの各々と関連付けられるDL-SCHビットの数の最大値の合計であるかを示す、基地局からの構成を受信するための手段を含み得る。ある態様では、第1のダウンリンクチャネル上で受信されるビット、または第2のダウンリンクチャネル上で受信されるビットのうちの少なくとも1つは、サブフレームのセットの中のいくつかのサブフレームを備える処理時間枠内で、ビット閾値を超えているかどうかに基づいて処理される。ある態様では、処理時間枠の長さは、UEのUE能力、HARQタイミング規則、または、第2のアップリンクチャネルと関連付けられるsTTIの持続時間のうちの少なくとも1つに基づく。装置1002/1002'は、処理時間枠の長さを示す情報を、基地局に送信するための手段を含み得る。
上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された、装置1002、および/または装置1002'の処理システム1114の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であり得る。上で説明されたように、処理システム1114は、TXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359を含み得る。そのため、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ368、RXプロセッサ356、およびコントローラ/プロセッサ359であり得る。
図12は、例示的な装置1202における異なる手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1200である。装置は基地局であり得る。装置1202は、様々なモジュール/手段/コンポーネント間の例示的な接続および/またはデータを図示する。そのような接続および/またはデータの流れは、例示的であるものと見なされるべきであるので、異なる態様においては異なるおよび/もしくは追加の接続ならびに/またはデータの流れがあり得ることを、当業者は理解するであろう。
装置1202は、受信構成要素1204を含み得る。受信構成要素1204は、UE(たとえば、UE1250)から信号を受信し得る。装置1202はさらに、送信構成要素1206を含み得る。送信構成要素1206は、UE(たとえば、UE1250)に信号を送信するように構成され得る。
装置1202は、第1のデータ構成要素1212を含み得る。第1のデータ構成要素1212は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUE1250に送信することを決定し得る。第1のダウンリンクチャネルはPDSCHであり得る。
装置1202は、第2のデータ構成要素1208を含み得る。第2のデータ構成要素1208は、UEが第2のダウンリンクチャネルをサポートすることを示す情報を、UE1250から受信し得る。第2のデータ構成要素1208は、UE1250が第2のダウンリンクチャネルをサポートすることを示す受信された情報に基づいて、UE1250へ第2のデータを送信することを決定し得る。第2のデータ構成要素は、あるサブフレームにおいて第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUE1250に送信することを決定することができ、そのサブフレームはサブフレームのセットに後続する。第2のダウンリンクチャネルはsPDSCHであり得る。
装置1202は、構成構成要素1210を含み得る。構成構成要素1210は、第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUE1250に送信し第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUE1250に送信するという決定に基づいて、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用されるMCSを制限すること、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用される空間ランクを制限すること、DMRSに基づく送信モードを用いてUE1250をスケジューリングするのを控えること、または、ePDCCHを使用してUEをスケジューリングするのを控えることのうちの少なくとも1つを、決定し得る。
送信構成要素1206は、UE1250によって第1のデータおよび第2のデータを処理するためのビット閾値と関連付けられる構成を、UE1250に送信し得る。この構成は、ビット閾値がx個の構成されたコンポーネントキャリアに基づくべきか、またはy個の有効なコンポーネントキャリアに基づくべきかを示すことができ、y≦xである。
送信構成要素1206は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUE1250に送信し得る。送信構成要素1206は、サブフレームにおいて第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUE1250に送信し得る。ある態様では、サブフレームのセットの各サブフレームの中の第1のダウンリンクチャネル上の第1のデータは、第1のコンポーネントキャリア上で送信され、サブフレームの中の第2のダウンリンクチャネル上の第2のデータは、第2のコンポーネントキャリア上で送信される。ある態様では、第1のコンポーネントキャリアは、第2のコンポーネントキャリアと同じコンポーネントキャリアである。
装置は、図9の上述のフローチャートの中のアルゴリズムのブロックの各々を実行する追加の構成要素を含み得る。したがって、図9の上述のフローチャートの中の各ブロックは、1つの構成要素によって実行されることがあり、装置は、それらの構成要素のうちの1つまたは複数を含むことがある。構成要素は、述べられたプロセス/アルゴリズムを遂行するように具体的に構成された1つまたは複数のハードウェア構成要素であるか、述べられたプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されるか、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。
図13は、処理システム1314を利用する装置1202'のハードウェア実装形態の例を示す図1300である。処理システム1314は、バス1324によって全体的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1324は、処理システム1314の具体的な適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスとブリッジとを含み得る。バス1324は、プロセッサ1304によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェア構成要素と、構成要素1204、1206、1208、1210、1212と、コンピュータ可読媒体/メモリ1306とを含む様々な回路を互いにつなぐ。バス1324はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの、様々な他の回路をつなぎ得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これらの回路はこれ以上説明されない。
処理システム1314はトランシーバ1310に結合され得る。トランシーバ1310は1つまたは複数のアンテナ1320に結合される。トランシーバ1310は、送信媒体を通じて様々な他の装置と通信するための手段を与える。トランシーバ1310は、1つまたは複数のアンテナ1320から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1314、特に受信構成要素1204に与える。加えて、トランシーバ1310は、処理システム1314から、特に送信構成要素1206から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1320に印加されるべき信号を生成する。処理システム1314は、コンピュータ可読媒体/メモリ1306に結合されたプロセッサ1304を含む。プロセッサ1304は、コンピュータ可読媒体/メモリ1306に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1304によって実行されると、任意の特定の装置について上で説明された様々な機能を処理システム1314に実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1306は、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1304によって操作されるデータを記憶するためにも使用され得る。処理システム1314は、コンポーネント1204、1206、1208、1210、1212のうちの少なくとも1つをさらに含む。それらの構成要素は、プロセッサ1304内で動作し、コンピュータ可読媒体/メモリ1306の中に存在する/記憶されたソフトウェア構成要素、プロセッサ1304に結合された1つまたは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1314は、基地局310の構成要素であることがあり、メモリ376、ならびに/またはTXプロセッサ316、RXプロセッサ370、およびコントローラ/プロセッサ375のうちの少なくとも1つを含むことがある。
一構成では、ワイヤレス通信のための装置1202/1202'は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUEに送信することと、サブフレームのセットに後続するサブフレームにおいて第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUEに送信することとを決定するための手段を含む。装置1202/1202'は、第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUEに送信し第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUEに送信するという決定に基づいて、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用されるMCSを制限すること、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用される空間ランクを制限すること、DMRSに基づく送信モードを用いてUEをスケジューリングするのを控えること、または、ePDCCHを使用してUEをスケジューリングするのを控えることのうちの少なくとも1つを、決定するための手段を含み得る。装置1202/1202'は、サブフレームのセットの各サブフレームにおいて第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUEに送信し、サブフレームにおいて第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUEに送信するための手段を含み得る。
ある態様では、第1のダウンリンクチャネルはPDSCHであり、第2のダウンリンクチャネルはsPDSCHである。ある態様では、装置1202/1202'は、UEが第2のダウンリンクチャネルをサポートすることを示す情報を、UEから受信するための手段を含む。ある態様では、装置1202/1202'は、UEが第2のダウンリンクチャネルをサポートすることを示す受信された情報に基づいて、UEへ第2のデータを送信することを決定するための手段を含む。ある態様では、サブフレームのセットの各サブフレームの中の第1のダウンリンクチャネル上の第1のデータは、第1のコンポーネントキャリア上で送信され、サブフレームの中の第2のダウンリンクチャネル上の第2のデータは、第2のコンポーネントキャリア上で送信される。ある態様では、第1のコンポーネントキャリアは、第2のコンポーネントキャリアと同じコンポーネントキャリアである。
ある態様では、装置1202/1202'は、UEによって第1のデータおよび第2のデータを処理するためのビット閾値と関連付けられる構成をUEに送信するための手段を含み、この構成は、ビット閾値がx個の構成されたコンポーネントキャリアまたはy個の有効なコンポーネントキャリアに基づくべきであることを示し、y≦xである。ある態様では、装置1202/1202'は、UEのUE能力を示す情報を、UEから受信するための手段を含むことがあり、第1のダウンリンクチャネル上で第1のデータをUEに送信し第2のダウンリンクチャネル上で第2のデータをUEに送信することの決定に基づいて、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用されるMCSを制限すること、第1のデータもしくは第2のデータのうちの少なくとも1つを送信するために使用される空間ランクを制限すること、DMRSに基づく送信モードを用いてUEをスケジューリングするのを控えること、または、ePDCCHを使用してUEをスケジューリングするのを控えることのうちの少なくとも1つを決定することは、UE能力を示す情報に基づく。ある態様では、UE能力を示す情報は、第2のダウンリンクチャネルのsTTIの持続時間と関連付けられる。
上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成された、装置1202、および/または装置1202'の処理システム1314の上述の構成要素のうちの1つまたは複数であり得る。上で説明されたように、処理システム1314は、TXプロセッサ316、RXプロセッサ370、およびコントローラ/プロセッサ375を含み得る。そのため、一構成では、上述の手段は、上述の手段によって列挙された機能を実行するように構成されたTXプロセッサ316、RXプロセッサ370、およびコントローラ/プロセッサ375であり得る。
開示されたプロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層が再構成されることがあることを理解されたい。さらに、いくつかのブロックは組み合わされてもよく、または省略されてもよい。添付の方法クレームは、様々なブロックの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
上述の説明は、本明細書で説明された様々な態様を当業者が実践できるようにするために提供される。これらの態様の様々な変更が、当業者には容易に明らかになり、本明細書において規定される一般原理は、他の態様に適用されることがある。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示される態様に限定されるものではなく、クレーム文言と一致するすべての範囲を与えられるべきであり、単数形での要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するものとする。「例示的」という語は、本明細書では「例、事例、または例示として機能すること」を意味するために使用される。本明細書で「例示的」であるものとして説明されるいずれの態様も、必ずしも他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。別段特に述べられない限り、「いくつかの」という用語は、1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、またはCのうちの1つまたは複数」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの1つまたは複数」、「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであってもよく、任意のそのような組合せは、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバーを含んでもよい。当業者に知られているか、または後に知られることになる、本開示全体を通じて説明された様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的均等物が、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが意図される。さらに、本明細書で開示されたものは、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、公に供されるものではない。「モジュール」、「機構」、「要素」、「デバイス」などの単語は、「手段」とい
う単語の代用ではないことがある。したがって、いかなるクレーム要素も、その要素が「のための手段」という語句を使用して明確に列挙されていない限り、ミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。