JP7090062B2 - 座席制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両等の移動体の室内に設置された座席を制御する座席制御装置に関する。
移動体として、例えば鉄道車両においては、客室内に乗客が着席する座席が設置されている。この種の座席は、座席の向きの回転、リクライニング、レッグレストの展開/収納等の操作をすることが可能となっている。そして、上述した座席の回転等の機能は経年劣化等により機構部品が消耗し動作に支障をきたすことがある。つまり、故障する。従来、座席の故障は、人手による目視や点検により確認していた。また、定期的に部品交換を行うことにより故障の予防を行っていた。
鉄道車両には、各車両あるいは編成列車の両端等に車両の状態や各機器の動作状態を収集するモニタ装置が設けられている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載のモニタ装置が収集する情報項目は、パンタグラフ、台車、ATC、ブレーキ、主変換装置、電源電圧等の主に走行にかかわるものであり、故障の有無の情報も収集することができる。
特開2003-118577号公報
特許文献1に記載された発明では、上述したように、主に鉄道車両の走行にかかわるものであり、座席については何ら考慮されていない。また、特許文献1に記載された発明では、故障時の情報を収集しているが、故障の予知までは考慮されていない。特に座席の故障は乗客サービスの低下につながることから故障を防止することが望まれている。
そこで、本発明は、人手による確認作業の負担を軽減し、さらに故障の予知をすることができる座席制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載された発明は、移動体の室内に設置されている座席が備える消耗部品に関する情報を収集する収集部と、前記収集部が収集した前記消耗部品に関する情報に基づいて、前記消耗部品の消耗度を判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて当該消耗部品の故障予知に関する情報を出力する出力部と、を備え、前記消耗部品に関する情報は、前記消耗部品の周囲温度情報、前記消耗部品の作動回数情報、前記消耗部品の電流値情報、前記消耗部品としての発光素子の照度情報、のうち少なくともいずれか1以上を含み、前記収集部は、前記座席に前記消耗部品に関する情報の要求命令を送信し、前記座席から前記要求命令の応答として送信された前記消耗部品に関する情報を受信する、ことを特徴とする座席制御装置である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記収集部は、一定時間周期で前記要求命令を送信することを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1または2に記載された発明において、前記収集部は、前記消耗部品の近傍に設けられた温度検知部が検知した前記消耗部品の周囲温度情報を収集し、前記判定部は、前記収集部が収集した前記周囲温度情報に基づいて前記消耗部品の推定寿命を算出し、前記出力部は、前記判定部で算出された前記推定寿命に基づいて前記故障予知に関する情報を出力する、ことを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項1または2に記載された発明において、前記収集部は、前記消耗部品の作動回数を計測する作動回数計測部が測定した前記消耗部品の作動回数情報を収集し、前記判定部は、前記収集部が収集した前記作動回数情報に基づいて前記消耗部品の寿命を判定し、前記出力部は、前記判定部で判定された結果に基づいて前記故障予知に関する情報を出力する、を特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項1または2に記載された発明において、前記収集部は、前記消耗部品に流れる電流値を検知する電流検知部が検知した前記消耗部品の電流値情報を収集し、前記判定部は、前記収集部が収集した前記電流値情報に基づいて前記消耗部品の劣化度を推定し、前記出力部は、前記判定部で推定された前記劣化度に基づいて前記故障予知に関する情報を出力する、ことを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、請求項1または2に記載された発明において、前記収集部は、前記消耗部品としての発光素子の照度を検知する照度検知部が検知した前記発光素子の照度情報を収集し、前記判定部は、前記収集部が収集した前記照度情報に基づいて前記発光素子の劣化度を推定し、前記出力部は、前記判定部で推定された前記劣化度に基づいて前記故障予知に関する情報を出力する、ことを特徴とする。
請求項7に記載された発明は、請求項1から6のうちいずれか一項に記載された発明において、前記出力部は、前記故障予知に関する情報として、前記座席の利用を停止する旨の情報を含むことを特徴とする。
本実施例によれば、消耗部品に関する情報を収集して、消耗度を判定し、当該消耗部品の故障予知に関する情報を出力することができるので、自動的に故障の予知をすることができる。そのため、故障前に適切な措置をとることが可能となり、例えば部品交換を適切な時期に行うことができる。したがって、人手による確認作業の負担を軽減することができる。
本発明の一実施形態にかかる座席制御制御装置を備えるシステムの概略構成図である。 図1に示された制御基板の機能的構成図である。 モニタ装置で定期的に消耗部品情報を取得して蓄積する場合のシーケンス図である。 制御基板で消耗部品情報を蓄積する場合のシーケンス図である。 温度により故障予知情報を生成・出力する場合のフローチャートである。 電流により故障予知情報を生成・出力する場合のフローチャートである。 動作回数により故障予知情報を生成・出力する場合のフローチャートである。 照度により故障予知情報を生成・出力する場合のフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図1~図8を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる座席制御装置を備えるシステムの概略構成図である。図1に示されたシステムは、例えば鉄道車両等の移動体に設けられている。以下の説明では移動体として鉄道車両の例を説明するが、移動体としては航空機や船舶、自動車等であってもよい。
図1に示されたシステムは、座席20と、モニタ装置30と、地上側装置40と、を備えている。
座席20は、例えば鉄道車両の客室内に設置されている。座席20は、例えば2人掛けや3人掛け等複数人が横に並んで着席することができる周知のものである(1人掛けでもよい)。また、座席20は、乗客が進行方向あるいは逆方向に向かって着席できるように水平方向に回転させて向きを変更することができる。座席20は、座部21と、背ズリ22と、レッグレスト23と、を備えている。
背ズリ22は、着座者の好みに合わせて角度を変化(リクライニング)させることができる。レッグレスト23は、着座者の好みに合わせて展開や収納が可能となっている。
また、座席20は、同一車両内の他の座席と通信線路L1に接続されている。図1の例では、座席20-1、座席20-2、座席20-3が通信線路L1に接続されている。この通信線路L1は、有線でもよいし無線でもよい。また、通信線路L1のネットワーク・トポロジーは、バス形に限らず、スター形等他のトポロジーであってもよい。
通信線路L1には、モニタ装置30が接続されている。モニタ装置30は、鉄道車両内の各機器の状態等を収集し、後述する消耗部品の消耗度を判定し、当該消耗部品の故障予知に関する情報(故障予知情報)を出力する機器である。本実施形態では、モニタ装置30は、通信線路L1を通じて座席20が備える消耗部品に関する情報(消耗部品情報)を収集する。本実施形態では、モニタ装置30は各車両に1台設置されている。即ち、図1に記載されているように、先頭車両(1両目)のモニタ装置30-1は、座席20-1、座席20-2、座席20-3の消耗部品情報を収集し、先頭車両に設置されている座席の故障予知情報を出力することができる。同様に、2両目のモニタ装置30-2は、2両目に設置された座席20の消耗部品情報を収集し、2両目に設置されている座席の故障予知情報を出力することができる。
また、先頭車両のモニタ装置30-1は、同じ編成列車を構成する他の車両のモニタ装置30の収集した故障予知情報を受信する。各車両のモニタ装置30は、通信線路L2で接続されている。そして、モニタ装置30-1は、無線により地上側装置40と通信することが可能となっている。地上側装置40は、車両基地や駅等に設けられており、モニタ装置30-1から当該編成列車の消耗部品情報を取得することが可能となっている。
また、座席20は、制御基板10を備えている。制御基板10は、後述する各消耗部品の動作制御やセンサ等の制御等を行っている。図2に制御基板10と、消耗部品及びセンサの構成図を示す。
図2に示したように、制御基板10は、中央制御部11と、メモリ12と、インターフェース回路13と、制御回路14と、検知回路15と、を備えている。また、座席20は、回転モータ20aと、電動アクチュエータ20bと、シートヒータ20cと、読書灯20dと、コントロールパネル20eと、位置センサ20f、20gと、電流センサ20hと、着座検知センサ20iと、照度センサ20jと、温度センサ20kと、を備えている。
中央制御部11は、後述するコントロールパネル20eに対して行われた操作に基づいて、回転モータ20a、電動アクチュエータ20b、シートヒータ20c、読書灯20d等の動作を制御回路14を介して制御する。また、中央制御部11は、位置センサ20f、20g、電流センサ20h、着座検知センサ20i、照度センサ20j、温度センサ20kの検知結果をモニタ装置30からの要求に応じて出力する。中央制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)やFPGA(Field Programable Gate Array)等で構成されている。
メモリ12は、各センサから取得した検知結果(モニタリング結果)や通電時間等が格納される。メモリ12は、例えば半導体メモリ等で構成される。
インターフェース回路13は、中央制御部11が出力した消耗部品情報をモニタ装置30に出力する。また、インターフェース回路13は、他の座席20から出力された消耗部品情報を受信してモニタ装置30に出力する。また、インターフェース回路13は、モニタ装置30から要求命令等を受信して中央制御部11に出力する。
制御回路14は、中央制御部11からの制御により回転モータ20a、電動アクチュエータ20b、シートヒータ20c、読書灯20d等の動作を制御する。
検知回路15は、位置センサ20f、20g、電流センサ20h、着座検知センサ20i、照度センサ20j、温度センサ20kの検知結果を取得し、中央制御部11へ出力する。
回転モータ20aは、座席20を水平方向に回転させるためのモータである。電動アクチュエータ20bは、背ズリ22のリクライニングを行うアクチュエータやレッグレスト23の展開/収納等を行うアクチュエータを含むものである。
シートヒータ20cは、例えば座部21内にコード状ヒータが所定の蛇行形状で配設・固定されたものであり、座部21を暖めて着座者の暖に供する。読書灯20dは、座席20自体または座席20の近くに設けられ、照明のためのスポット光を着座者の手元に照射する。
コントロールパネル20eは、複数の押しボタン等から構成されており、例えば座席20の肘掛等に設けられている。コントロールパネル20eは、構成する押しボタンを操作することにより、リクライニング角度の調整、レッグレスト23の展開/収納、シートヒータ20cのON/OFF、読書灯20dの点灯/消灯といった各種操作を行うことができる。
位置センサ20fは、座席20の回転時の向き(上り側/下り側等)を検知するセンサである。位置センサ20fは、例えば、回転モータ20aの回転軸の回転位置を検知するポテンショメータ等のセンサで構成することができる。位置センサ20gは、電動アクチュエータ20bの位置を検知するセンサである。位置センサ20gは、例えば当該電動アクチュエータ20bを構成するアームの位置を検知するポテンショメータ等のセンサで構成することができる。
電流センサ20hは、回転モータ20aや電動アクチュエータ20bに流れる電流を検知する電流検知部である。電流センサ20hは、例えばホール素子を用いたもの等周知の電流センサを用いることができる。着座検知センサ20iは、座部21に設けられ着座者の有無を検知する。着座検知センサ20iは、例えば圧力センサ等で構成することができる。
照度センサ20jは、読書灯20dの照度を検知する照度検知部である。照度センサ20jは、例えばフォトトランジスタ等で構成することができる。温度センサ20kは、制御基板10の近傍に設けられ、制御基板10の周囲温度を検知する温度検知部である。温度センサ20kは、サーミスタや熱電対あるいはIC型等のセンサを構成することができる。なお、上述した各センサは、それぞれ記載した以外の周知の方式のセンサを用いてもよく特に限定されない。
ここで、本実施形態では、電流センサ20hが検知した電流値、照度センサ20jが検知した照度値、温度センサ20kが検知した周囲温度が消耗部品情報となる。また、本実施形態では、消耗部品情報として、これらに加えて、座席20の稼働時間、コントロールパネル20eの各ボタンの操作回数、座席20の回転動作の回数及びリクライニングやレッグレスト23の動作回数も含む。座席20の稼働時間は、中央制御部11で電源投入時間を計時すればよい。ボタンの操作回数は、コントロールパネル20eからの操作信号を中央制御部11で計数すればよい。座席の回転回数は、位置センサ20fが例えば上り方向に位置した回数を中央制御部11で計数すればよい。リクライニングやレッグレスト23の動作回数も位置センサ20gが所定位置になった回数を中央制御部11で計数すればよい。即ち、これらの回数も本実施形態における物理量に含み、中央制御部11が作動回数計測部として機能する。
次に、上述した構成のシステムの動作を図3~図8を参照して説明する。まず、座席20で収集した消耗部品情報をモニタ装置30が収集する際の動作を図3及び図4を参照して説明する。即ち、モニタ装置30が、消耗部品に関する情報を収集する収集部として機能する。
図3は、モニタ装置30で定期的に消耗部品情報を取得して蓄積する場合のシーケンス図である。まず、中央制御部11において、記録・演算処理として消耗部品情報を取得し(t11)、メモリ12に送信用データとして格納する(t12)。t11で取得する消耗部品情報は、例えば、温度センサ20kが検知した周囲温度情報、中央制御部11で計数した作動回数情報、電流センサ20hが検知した電流値情報、照度センサ20jが検知した照度情報などがある。
次に、モニタ装置30は、消耗部品情報の取得のタイミングとなると、消耗部品情報の要求命令を送信する(t13)。中央制御部11は、モニタ装置30からの消耗部品情報の要求命令を受信すると、メモリ12に格納されている送信用データを要求命令の応答としてインターフェース回路13を介してモニタ装置30へ送信する(t14)。
次に、モニタ装置30は、消耗部品情報の取得のタイミングとなると、消耗部品情報の要求命令を送信する(t15)。前回の消耗部品情報の取得のタイミング~今回の消耗部品情報の取得のタイミングは一定時間周期(t)となっている。そして、中央制御部11は、モニタ装置30からの消耗部品情報の要求命令を受信すると、メモリ12に格納されている送信用データを要求命令の応答としてインターフェース回路13を介してモニタ装置30へ送信する(t16)。
次に、中央制御部11において、記録・演算処理として消耗部品情報を取得し(t17)、メモリ12に送信用データとして格納する(t18)。前回の消耗部品情報の取得のタイミング~今回の消耗部品情報の取得のタイミングは一定時間周期(T)となっている。なお、図3の例ではt<Tの関係となっているが、t=Tの関係でもよいし、t>Tの関係でもよい。但し、tの方が大きいとモニタ装置30が要求命令を送信する間隔が長くなるので、メモリ12の消耗部品情報を記憶するための領域を大きくする必要がある。
次に、モニタ装置30は、消耗部品情報の取得のタイミングとなると、消耗部品情報の要求命令を送信する(t19)。中央制御部11は、モニタ装置30からの消耗部品情報の要求命令を受信すると、メモリ12に格納されている送信用データを要求命令の応答としてインターフェース回路13を介してモニタ装置30へ送信する(t20)。
次に、モニタ装置30は、消耗部品情報の取得のタイミングとなると、消耗部品情報の要求命令を送信する(t21)。そして、中央制御部11は、モニタ装置30からの消耗部品情報の要求命令を受信すると、メモリ12に格納されている送信用データを要求命令の応答としてインターフェース回路13を介してモニタ装置30へ送信する(t22)。
次に、中央制御部11において、記録・演算処理として消耗部品情報を取得し(t23)、メモリ12に送信用データとして格納する(t24)。以降は、上述した動作を繰り返す。
図4は、座席20(制御基板10)で消耗部品情報を蓄積する場合のシーケンス図である。まず、中央制御部11において、記録・演算処理として消耗部品情報を取得し、メモリ12に蓄積する(t31)。この蓄積は図3と異なり、一定時間周期ではなく逐次行う。
モニタ装置30は、消耗部品情報を取得したいタイミングとなると、消耗部品情報の要求命令を送信する(t32)。中央制御部11は、モニタ装置30からの消耗部品情報の要求命令を受信すると、メモリ12に蓄積されている消耗部品情報を取得して(t33)、取得した消耗部品情報を要求命令の応答としてインターフェース回路13を介してモニタ装置30へ送信する(t34)。そして、モニタ装置30は、受信した消耗部品情報に基づいて後述する故障予知情報を生成・出力する。
次に、モニタ装置30は、消耗部品情報を取得したいタイミングとなると、消耗部品情報の要求命令を送信する(t35)。中央制御部11は、モニタ装置30からの消耗部品情報の要求命令を受信すると、メモリ12に蓄積されている消耗部品情報を取得して(t36)、取得した消耗部品情報を要求命令の応答としてインターフェース回路13を介してモニタ装置30へ送信する(t37)。そして、モニタ装置30は、受信した消耗部品情報に基づいて後述する故障予知情報を生成・出力する。
次に、図3又は図4のシーケンス図によって収集された消耗部品情報に基づいて故障予知情報を生成・出力する動作を図5~図8を参照して説明する。
図5は、温度により故障予知情報を生成・出力する場合である。図5のフローチャートは、1日毎、1週間毎、あるいは1か月毎等定周期に実行される。まず、モニタ装置30は、上位装置から室内温度情報を受信し、内部に記録する(S11)。上位装置とは、他のモニタ装置30や編成列車のモニタ装置30を総括する例えば先頭車両のモニタ装置30-1等が挙げられる。室内温度とは、客室内の温度である。この室内温度は、客室内の温度を調整するエアコン用の温度センサ等が検知した温度や設定温度等を用いることができる。
次に、モニタ装置30は、温度センサ20kから制御基板10の周囲温度を取得し、内部に記録する(S12)。この周囲温度は、図3又は図4に示した方法で取得する。そして、モニタ装置30は、フロー開始から1時間経過したか否かを判断し(S13)、経過していない場合(S13;N)はS11に戻り、経過した場合(S13;Y)は取得した室内温度と周囲温度より制御基板10のハンダや電解コンデンサ等の寿命を算出して記録する(S14)。
ここで、寿命の算出方法について説明する。例えば、電子部品として電解コンデンサはメーカより105℃時の寿命が提示されており、10℃下がるごとに寿命が2倍伸びる計算(アレニウスの方程式)となる。よって、制御基板10や座席20内の電源装置の周囲温度により、これらの基板や装置に実装された電子部品等の実使用環境における推定寿命を算出することが可能となる。
また、制御基板10や電源装置のハンダの寿命は、室内温度の振り幅とハンダ部の温度の上昇値より実使用環境での温度サイクル状況を算出することができる(S13で1時間経過させることで振り幅やハンダ部の温度の上昇値を測定可能)。さらに過去のハンダクラック事例からの実測データや温度サイクル試験の結果と照らし合わせることでハンダの推定寿命を算出することが可能となる。つまり、モニタ装置30は、過去の実測データや温度サイクル試験の結果等寿命の算出に必要な式やパラメータ等を予め有している。
また、電動アクチュエータ20bや回転モータ20aの寿命は、各メーカより機器温度による推定寿命が提示されている場合がある。該当部品の温度が分かれば、推定寿命を算出することが可能となる。さらに、シートヒータ20cは、事前に測定した正常な場合における周囲温度に対する温度上昇と、座席20毎で測定した温度データを比較することで機器の劣化・故障を判断することが可能となる。なお、本実施形態では、制御基板10の周囲温度を検知しているので、電動アクチュエータ20bや回転モータ20aの周囲温度は、検知した周囲温度を補正して使用すればよい。あるいは、事前に周囲温度の差が少ないことが判明している場合は検知した周囲温度をそのまま利用してもよい。
図5のフローチャートでは、上述したように、電解コンデンサ等の電子部品や電子回路基板のハンダ、電動アクチュエータ20bや回転モータ20a、シートヒータ20cといった温度により寿命が変化する部品が対象とする消耗部品となる。
次に、S14で算出した寿命及びこれまでの稼働時間から故障予知情報を生成し、通知(出力)する(S15)。例えば、稼働時間と寿命に基づいて故障発生の可能性を高、中、低の3段階で判定し、判定結果を故障予知情報とすればよい。即ち、この判定結果が消耗度となる。勿論3段階に限らず他の表現方法であってもよい。あるいは稼働時間と寿命を故障予知情報としてもよい(この場合は稼働時間と寿命が消耗度であり故障予知情報でもある)。また、故障予知情報の出力先は、乗務員等に表示するための表示装置や図1に記載した地上側装置40、2両目以降の場合は最終的に先頭車両へ送信するために隣接する車両とする。
また、故障予知情報には、上述した情報に加えて、対象とする座席20の使用を停止する旨の情報を含ませてもよい。つまり、故障に至らなくても寿命が短い場合は座席20の使用を停止させてもよい。
図6は、電流により故障予知情報を生成・出力する場合である。まず、コントロールパネル20eを操作する等によりリクライニング動作を実行する(S21)。そして、モニタ装置30は、リクライニング動作時の電動アクチュエータ20bの電流値を取得・記録する(S22)。この電流値は、図3又は図4に示した方法で取得する。
次に、モニタ装置30は、S22で取得した電流値が規定範囲外か否かを判定し(S23)、規定範囲内の場合(S23;N)はS21に戻り、規定範囲外の場合(S23;Y)は故障予知情報を通知(出力)する(S24)。即ち、規格範囲外か否かを示す情報が消耗度(劣化度)となる。図6における故障予知情報は、例えば電流値が規格外となったことを示す情報や電流値そのものであってもよい。また、取得した電流値を判定するのではなく前回からの変化量を判定してもよい。
このような、電動アクチュエータ20b動作時の電流値を制御基板10側にてモニタリングすることで、例えば急激に電流が増加する箇所があるなど通常時と異なる電流値が多発した場合に、機構部のゆがみや機材の劣化の兆候とみなし推定することができる。そして、部品の交換や修理実施の判定が可能となる。また、座席20に利用されているガスダンパについても、張力の変化により電流値が変化するため、劣化状態の判定が可能となる。
また、図6の説明では、リクライニング動作(電動アクチュエータ20b)で説明したが、レッグレスト23の展開/収納動作であってもよい。また、座席20の回転動作時における回転モータ20aの電流値も同様にして機構部のゆがみ等の判断が可能である。
図6のフローチャートでは、上述したように、電動アクチュエータ20bや回転モータ20aによって駆動される機構部といった電流によって動作する部品によって駆動される機械部品が対象とする消耗部品となる。
なお、機構部のゆがみや機材の劣化の兆候は、電流以外でもポテンショメータなどの位置センサ20f、20gで回転モータ20aの回転位置や電動アクチュエータ20bのアーム位置をモニタリングすることでも可能である。
図7は、動作回数により故障予知情報を生成・出力する場合である。まず、コントロールパネル20e等を操作して座席20の回転動作を実行する(S31)。そして、コントロールパネル20eからの操作信号に応じて中央制御部11が回転モータ20aに回転指示を行うとともに、動作回数をカウントするカウンタをインクリメント(+1)して、記録する(S32)。
次に、モニタ装置30は、S32で記録した動作回数を取得して、取得した動作回数が閾値以上であるか否か判定する(S33)。閾値未満の場合(S33;N)はS31に戻り、閾値以上の場合(S33;Y)は故障予知情報を通知(出力)する(S34)。即ち、閾値以上か否かを示す情報が消耗度となる。図7における故障予知情報は、動作回数が閾値以上となったことを示す情報や動作回数そのものであってもよい。
なお、図6の説明では、回転動作で説明したが、リクライニング動作やレッグレスト23の展開/収納動作の回数であってもよい。また、コントロールパネル20eの押しボタンの動作回数であってもよい。
アクチュエータやモータ、操作スイッチ(押しボタン)、リミットスイッチ、リレーなどの機構部品は、各メーカより機械的な寿命が使用回数にて提示されている。中央制御部11にて、入力回数、動作回数をカウントすることで、時間ではなく使用回数での寿命予測が可能となる。つまり、上記した閾値以上か否かを判定することで、寿命を判定している。また、座部21や背ズリ22については、着座検知センサ20iの動作回数によってクッション等を構成するウレタン等の材質の劣化度合いを推定することが可能である。
図7のフローチャートでは、上述したように、アクチュエータやモータ、操作スイッチ、リミットスイッチ、リレーなどの機械的な寿命が使用回数にて提示されている部品やクッション等の使用回数により劣化が進行する部品が対象とする消耗部品となる。
なお、動作回数を計測することにより、頻繁に使用される座席20と、あまり使用されない座席20のデータを収集することが可能となる。この情報を基に座席20間で部品を交換することで、劣化の平均化が可能となる。
図8は、照度により故障予知情報を生成・出力する場合である。図8のフローチャートは、1日毎、1週間毎、あるいは1か月毎等定周期に実行される。まず、中央制御部11は、照度センサ20jから読書灯20dの照度を測定(検知)・記録する(S41)。そして、モニタ装置30は、S41で記録した照度を取得して、取得した照度が閾値以下であるか否か判定する(S42)。即ち、閾値以下か否かを示す情報が消耗度(劣化度)となる。閾値を超える場合(S42;N)はS41に戻り、閾値以下の場合(S42;Y)は故障予知情報を通知(出力)する(S43)。図8における故障予知情報は、照度が閾値以下となったことを示す情報や照度の値そのものであってもよい。
読書灯20dに使用されるLED等の発光素子は経年により徐々に光束の低下が発生していく。読書灯20dを搭載した車両シートに照度センサ20jを設けることで、読書灯20dから一定距離における照度(輝度)を測定することができ、照度低下率により、劣化状態の推定が可能となる。
図8のフローチャートでは、上述したように、読書灯20dといった照明装置等の発光素子を用いた部品が対象とする消耗部品となる。
また、上述したフローチャートによる故障予知情報を生成・出力方法以外に、経年時間により劣化状態を判定して、故障予知情報を出力する方法もある。例えば、シートヒータ20cは、発熱体や配線の劣化が経年により進行するため、モニタ装置30等で所定時間経過したことを判定し、故障予知情報を出力することができる。
以上の説明から明らかなように、モニタ装置30は、移動体の室内に設置されている座席が備える消耗部品に関する情報を収集する収集部と、収集部が収集した消耗部品に関する情報に基づいて消耗部品の消耗度を判定する判定部と、判定部の判定結果に基づいて当該消耗部品の故障予知に関する情報を出力する出力部と、して機能する。即ち、モニタ装置30は、座席制御装置として機能する。
本実施形態によれば、モニタ装置30は、鉄道車両の客室内に設置されている座席20が備える消耗部品情報を制御基板10から収集し、収集した消耗部品情報に基づいて、消耗部品の寿命、ゆがみや劣化の兆候等を判定し、その判定結果に基づいて当該消耗部品の故障予知情報を出力する。このように構成されることにより、自動的に故障の予知をすることができる。そのため、故障前に適切な措置をとることが可能となり、例えば部品交換を適切な時期に行うことができる。したがって、人手による確認作業の負担を軽減することができる。
また、モニタ装置30で消耗部品情報の収集し、消耗部品の寿命、ゆがみや劣化の兆候等の判定、故障予知情報の出力を行うので、単独の座席20の消耗部品の状態に限らず、複数の座席20の消耗部品の状態を把握することが可能となる。そのため、劣化の激しい車両は早期に点検するといった対処が可能となる。また、座席20間で部品の交換といった措置をとることもでき、劣化の平均化が可能となる。
また、モニタ装置30は、温度センサ20kが検知した制御基板10の周囲温度を収集し、収集した周囲温度に基づいて前記消耗部品の寿命を算出し、算出された寿命に基づいて故障予知情報を出力する。このようにすることにより、消耗部品の温度から、推定寿命を算出することが可能となる。したがって、温度が影響しやすい部品について故障に至る前の適切な時期に交換等の措置をとることができる。
また、モニタ装置30は、中央制御部11で計測した消耗部品の作動回数を収集し、収集した作動回数に基づいて消耗部品の寿命を判定し、判定された結果に基づいて故障予知情報を出力する。このようにすることにより、消耗部品の動作回数から、寿命に近づいているか否かを判定することが可能となる。したがって、動作回数が影響しやすい部品について故障に至る前の適切な時期に交換等の措置をとることができる。
また、モニタ装置30は、電流センサ20hが検知した消耗部品の電流値を収集し、収集した電流値に基づいて消耗部品の劣化状態を推定し、推定された劣化状態に基づいて故障予知情報を出力する。このようにすることにより、消耗部品に流れる電流値から、劣化状態を推定することが可能となる。したがって、電力によって駆動される部品について故障に至る前の適切な時期に交換等の措置をとることができる。
また、モニタ装置30は、照度センサ20jが検知した照度を収集し、収集した照度に基づいて読書灯20dのLED等の発光素子の劣化状態を推定し、推定された劣化度に基づいて故障予知情報を出力する。このようにすることにより、発光素子の照度から劣化状態を推定することが可能となる。したがって、LED等の発光素子について故障に至る前の適切な時期に交換等の措置をとることができる。
また、故障予知情報には、座席20の利用を停止する旨の情報を含んでいるので、故障の予知結果だけでなく、その予知結果に応じて利用を停止させることを通知することができる。
なお、上述した実施形態では、座席20の外部に別体として設けられたモニタ装置30が座席制御装置として機能することで、寿命や劣化状態等の消耗度を判定し、故障予知情報を出力していたが、座席20の制御基板10(中央制御部11)を座席制御装置として機能させてもよい。このようにすることにより、座席20単独で故障予知情報を生成することができ、例えば通信線路L1に障害が発生した場合であっても故障の予知を行うことができる。通信線路L1に障害が発生した場合、故障予知情報は、通信線路L1とは別の通信線路(無線、有線)から出力できるようにすればよい。あるいは、USBメモリ等を接続可能として、当該メモリに故障予知情報を転送できるようにすればよい。
この場合、図3及び図4に示したフローチャートによる消耗部品情報の送信は行われない。座席20からは、モニタ装置30に故障予知情報が出力され、例えばモニタ装置30に接続されている表示装置等を介して乗務員等に通知する。あるいは、当該故障予知情報がモニタ装置30により中継されて地上側装置40に送信される。したがって、この場合は、検知回路15が収集部、中央制御部11が判定部、インターフェース回路13が出力部として機能する。
さらには、モニタ装置30と中央制御部11の双方で判定部及び出力部の機能を備えてもよい。この場合双方が本実施形態で対象とする消耗部品全ての消耗度の判定及び故障予知情報の出力をできるようにしてもよいが、消耗度の特性に応じてモニタ装置30で消耗度の判定及び故障予知情報の出力を行うものと、中央制御部11で消耗度の判定及び故障予知情報の出力を行うものとを分けてもよい。
例えば、ハンダの寿命は、上述したように室内温度の振り幅とハンダ部の温度の上昇値や、過去のハンダクラック事例といった単独の消耗部品のデータではなく、他の消耗部品のデータや過去のデータから算出するため、モニタ装置30で行った方がよい。その他の消耗部品は、単独で消耗度の判定が可能であり座席20で行うことができる。
即ち、消耗部品や消耗度の特性に応じてモニタ装置30で消耗度の判定を行う消耗部品と、中央制御部11で消耗度の判定を行う消耗部品と、を分けてもよい。このようにすることにより、座席20とモニタ装置30として処理にかかる負荷を分散させることができる。また、判定方法に適した装置で処理を行うことが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の座席制御装置の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
10 制御基板
11 中央制御部(判定部、作動回数計測部)
12 メモリ
13 インターフェース回路(出力部)
14 制御回路
15 検知回路(収集部)
20 座席
20a 回転モータ(消耗部品)
20b 電動アクチュエータ(消耗部品)
20c シートヒータ(消耗部品)
20d 読書灯(消耗部品、発光素子)
20e コントロールパネル(消耗部品)
20f 位置センサ
20g 位置センサ
20h 電流センサ(電流検知部)
20i 着座検知センサ
20j 照度センサ(照度検知部)
20k 温度センサ(温度検知部)
30 モニタ装置(収集部、判定部、出力部)
40 地上側装置
L1 通信線路(ネットワーク)

Claims (7)

  1. 移動体の室内に設置されている座席が備える消耗部品に関する情報を収集する収集部と、
    前記収集部が収集した前記消耗部品に関する情報に基づいて、前記消耗部品の消耗度を判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて当該消耗部品の故障予知に関する情報を出力する出力部と、を備え
    前記消耗部品に関する情報は、前記消耗部品の周囲温度情報、前記消耗部品の作動回数情報、前記消耗部品の電流値情報、前記消耗部品としての発光素子の照度情報、のうち少なくともいずれか1以上を含み、
    前記収集部は、前記座席に前記消耗部品に関する情報の要求命令を送信し、前記座席から前記要求命令の応答として送信された前記消耗部品に関する情報を受信する、
    ことを特徴とする座席制御装置。
  2. 前記収集部は、一定時間周期で前記要求命令を送信することを特徴とする請求項1に記載の座席制御装置。
  3. 前記収集部は、前記消耗部品の近傍に設けられた温度検知部が検知した前記消耗部品の周囲温度情報を収集し、
    前記判定部は、前記収集部が収集した前記周囲温度情報に基づいて前記消耗部品の推定寿命を算出し、
    前記出力部は、前記判定部で算出された前記推定寿命に基づいて前記故障予知に関する情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の座席制御装置。
  4. 前記収集部は、前記消耗部品の作動回数を計測する作動回数計測部が測定した前記消耗部品の作動回数情報を収集し、
    前記判定部は、前記収集部が収集した前記作動回数情報に基づいて前記消耗部品の寿命を判定し、
    前記出力部は、前記判定部で判定された結果に基づいて前記故障予知に関する情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の座席制御装置。
  5. 前記収集部は、前記消耗部品に流れる電流値を検知する電流検知部が検知した前記消耗部品の電流値情報を収集し、
    前記判定部は、前記収集部が収集した前記電流値情報に基づいて前記消耗部品の劣化度を推定し、
    前記出力部は、前記判定部で推定された前記劣化度に基づいて前記故障予知に関する情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の座席制御装置。
  6. 前記収集部は、前記消耗部品としての発光素子の照度を検知する照度検知部が検知した前記発光素子の照度情報を収集し、
    前記判定部は、前記収集部が収集した前記照度情報に基づいて前記発光素子の劣化度を推定し、
    前記出力部は、前記判定部で推定された前記劣化度に基づいて前記故障予知に関する情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の座席制御装置。
  7. 前記出力部は、前記故障予知に関する情報として、前記座席の利用を停止する旨の情報を含むことを特徴とする請求項1からのうちいずれか一項に記載の座席制御装置。
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