JP7087270B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、グループウェアの機能間における多様な情報を連携させ、利用者の操作性を向上するネットワークシステム、サーバー装置、及びグループウェアプログラムを提供することを課題とし、クライアント装置と、前記クライアント装置にグループウェア機能を提供するサーバー装置とがネットワークを介して接続されるネットワークシステムであって、前記サーバー装置は、グループウェア機能を実現するための作業フィールドであって、少なくともスケジュール管理を行うスケジュールウインドウを含む複数のウインドウに関する情報と、前記ウインドウ上に重畳して表示させる画像オブジェクトに関する情報と、前記画像オブジェクトを前記複数のウインドウのいずれのウインドウ上にも表示可能とする、前記画像オブジェクトに付帯するデータとを記憶する記憶手段と、前記記憶手段により記憶された複数のウインドウに関する情報と、画像オブジェクトに関する情報と、当該画像オブジェクトに付帯するデータとを、前記クライアント装置に送信する送信手段とを有し、前記クライアント装置は、表示手段と、前記送信手段により送信された複数のウインドウに関する情報に基づいて、スケジュールウインドウとスケジュールウインドウ以外のウインドウとを前記表示手段に表示させるウインドウ表示手段と、前記送信手段により送信された画像オブジェクトに関する情報と当該画像オブジェクトに付帯するデータとに基づいて、前記画像オブジェクトを前記スケジュールウインドウ又は前記スケジュールウインドウ以外のウインドウ上に重畳させて前記表示手段に表示させる画像オブジェクト表示手段と、前記表示手段によりウインドウ上に重畳させて表示されている画像オブジェクトを、当該ウインドウ上から他のウインドウ上へ移動又は複写操作させる操作手段と、前記操作手段により画像オブジェクトが移動又は複写操作されたとき、前記サーバー装置に当該画像オブジェクトに付帯するデータの更新要求を行う更新要求手段とを有し、前記操作手段により前記スケジュールウインドウ以外のウインドウ上に重畳させて表示されている画像オブジェクトを前記スケジュールウインドウ上へ移動又は複写操作されたとき、前記記憶手段は、前記更新要求手段からの更新要求に基づいて、前記移動又は複写操作された画像オブジェクトに付帯するデータを継承しつつ、前記スケジュールウインドウに対応付けた情報を当該データに格納し、前記画像オブジェクト表示手段は、前記移動又は複写操作された画像オブジェクトを、当該画像オブジェクトに付帯するデータの前記スケジュールウインドウに対応付けられた情報に基づいて、前記スケジュールウインドウ上に重畳して前記表示手段に表示させることが開示されている。
特許第5212310号公報
問題点を抽出する等の会合において、台紙に付箋を貼り付ける作業が行われている。その会合のアウトプットであって、問題点への対策として、次に行うべきタスクを抽出することがある。
しかし、台紙上の付箋を用いてタスクを管理することはできない。
本発明は、タスクが割り振られた付箋を受け取ることによって、タスクを担当したことを示し、またタスクが割り振られた付箋を他の担当者に渡すことによって、そのタスクを担当者に割り振ることができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、記憶装置に記憶されている電子的な付箋と電子的な台紙を処理する情報処理装置であって、該情報処理装置はCPUを用いて、以下の各手段の処理を行う、前記台紙に貼り付けることが可能な前記付箋をタスクとして受け取る受取手段と、前記付箋を台紙上で処理する処理手段と、前記処理された付箋を該付箋が示すタスクを担当する担当者に通信機を用いて送信する送信手段を有し、前記処理手段は、前記付箋を分割する操作を受け付けることによって新たな付箋が作成された場合に、前記付箋に対応した前記タスクを分割する処理を行い、前記処理手段は、前記分割された付箋に対して、前記担当者を示す領域から前記付箋を他の担当者を示す領域に移動させる操作を検知した場合は、元の付箋に、分割された付箋のタスクは完了したことを示すメッセージを表示し、前記送信手段は、分割された付箋を、分割された付箋が移動された領域に対応する担当者に送信する、
情報処理装置である。
請求項の発明は、前記分割された付箋に対応するタスクの納期は、分割元の付箋に対応するタスクにおける納期にしたがって決定する、請求項に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記タスクが順に処理しなければならないものである場合であって、分割された第1付箋と第2付箋の順番で処理しなければならないとき、第2付箋に対応する第2タスクの納期は、元のタスクの納期と同じにし、第1付箋に対応する第1タスクの納期は、元のタスクの納期よりも前の第2タスクに必要な処理期間を確保した日とする、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記送信手段が送信した付箋に対応するタスクにおける進捗状況を表示する表示手段をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記進捗状況として、前記タスクに関連する付箋の数、滞留時間を含む、請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、ユーザーを示す対象に向かって付箋を動かす操作を検出した場合に、当該対象が示す当該ユーザーを、当該付箋が示すタスクを担当する担当者として設定する設定手段をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、ユーザーを示す対象から予め定めた範囲内に、当該ユーザーが保有するタスクを示す付箋を表示する表示手段をさらに有する請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8の発明は、記憶装置に記憶されている電子的な付箋と電子的な台紙を処理する情報処理プログラムであって、コンピュータはCPUを用いて、以下の各手段の処理を行う、コンピュータを、前記台紙に貼り付けることが可能な前記付箋をタスクとして受け取る受取手段と、前記付箋を台紙上で処理する処理手段と、前記処理された付箋を該付箋が示すタスクを担当する担当者に通信機を用いて送信する送信手段として機能させ、 前記処理手段は、前記付箋を分割する操作を受け付けることによって新たな付箋が作成された場合に、前記付箋に対応した前記タスクを分割する処理を行い、前記処理手段は、前記分割された付箋に対して、前記担当者を示す領域から前記付箋を他の担当者を示す領域に移動させる操作を検知した場合は、元の付箋に、分割された付箋のタスクは完了したことを示すメッセージを表示し、前記送信手段は、分割された付箋を、分割された付箋が移動された領域に対応する担当者に送信する、情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、タスクが割り振られた付箋を受け取ることによって、タスクを担当したことを示し、またタスクが割り振られた付箋を他の担当者に渡すことによって、そのタスクを担当者に割り振ることができる。
請求項の情報処理装置によれば、分割された付箋に対応するタスクの納期は、分割元の付箋に対応するタスクにおける納期にしたがって決定することができる。
請求項3の情報処理装置によれば、タスクが順に処理しなければならないものである場合であって、分割された第1付箋と第2付箋の順番で処理しなければならないとき、第2付箋に対応する第2タスクの納期は、元のタスクの納期と同じにし、第1付箋に対応する第1タスクの納期は、元のタスクの納期よりも前の第2タスクに必要な処理期間を確保した日とすることができる。
請求項4の情報処理装置によれば、送信した付箋に対応するタスクにおける進捗状況を表示することができる。
請求項5の情報処理装置によれば、進捗状況として、タスクに関連する付箋の数、滞留時間を含めることができる。
請求項6の情報処理装置によれば、ユーザーを示す対象に向かって付箋を動かす操作を検出した場合に、対象が示すユーザーを、付箋が示すタスクを担当する担当者として設定することができる。
請求項7の情報処理装置によれば、ユーザーを示す対象から予め定めた範囲内に、そのユーザーが保有するタスクを示す付箋を表示することができる。
請求項8の情報処理プログラムによれば、タスクが割り振られた付箋を受け取ることによって、タスクを担当したことを示し、またタスクが割り振られた付箋を他の担当者に渡すことによって、そのタスクを担当者に割り振ることができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態が使用される会議室等における、電子付箋端末、電子付箋制御装置の使用例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 タスク情報のデータ構造例を示す説明図である。 付箋情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 付箋タスク情報のデータ構造例を示す説明図である。 台紙情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理ごとに又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理ごとに、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である電子付箋制御装置100(情報処理装置の一例)は、会合において用いられる台紙と付箋(電子付箋、電子カード等ともいわれる)に関する処理を行うものであって、図1の例に示すように、台紙情報記憶モジュール105、台紙生成モジュール110、付箋情報記憶モジュール115、付箋生成モジュール120、タスク管理モジュール125、担当者別タスク割振モジュール130、通信モジュール135を有している。なお、会合は、複数人が集まって話し合うことであればよく、例えば、会議、ワークショップ、アイデア抽出会、検討会、相談、議論、集会、ミーティング等を含む。本実施の形態は、電子的な付箋と台紙を利用した電子付箋システム(電子白板等ともいわれる)にかかるものである。
電子付箋制御装置100は、具体的には、付箋を用いて、ファシリテーター(一般的には1人)と複数人の参加者によって行われる会合で利用される。参加者は参加者用端末としての電子付箋端末250を用いて、アイデア等が記載された付箋を作成する。一般的に、図3の例に示すように、電子付箋端末250として、各参加者が所持する電子付箋端末250A、電子付箋端末250B等(以下、代表して電子付箋端末250という)のように複数ある。そして、電子付箋制御装置100は、電子付箋端末250から付箋を受け取って、台紙(又は背景)上にその付箋を貼り付ける。ファシリテーターは電子付箋制御装置100の表示装置である共有画面を用いて、その台紙上で、付箋の位置を決定又は変更したり、付箋をまとめたり(第1の付箋と第2の付箋を関連付けること、グループ形成等ともいわれる)、自らも付箋情報の作成等を行って、その会合を進行させる。なお、本実施の形態において、参加者には、ファシリテーターを含む。
電子付箋制御装置100は、電子付箋システムの制御を行うものであって、特に、プロジェクトの管理ツールとして用いられるものである。
例えば、問題点を抽出する等の会合において、電子付箋システムを用いて、台紙に付箋を貼り付ける作業が行われている。その会合のアウトプットであって、問題点への対策として、プロジェクトにおいて、次に行うべきタスク(仕事)を抽出することがある。なお、タスクとは、1つ以上の作業(仕事)と1つの納期の組み合わせをいう。
しかし、従来の電子付箋システムでは、台紙上の付箋を用いてタスクを管理することはできない。
一方、プロジェクトの管理にはWBS(Work Breakdown Structure)やTFS(Team Foundation Server)などのWebサービスを使用することが多い。これらのサービスでは、タスクは予め決まっており、管理するタスクとスケジュールをプロジェクトの初期に決定する必要がある。そして、タスクごとに上位要件や担当者、作業期間などの属性を管理している必要がある。
また、作業者においては、以下のことを行う必要がある。
・実施するタスクオブジェクトの作業者に自分を登録し、作業期間を入力する。
・作業内容を日々記録する。
・現在の進捗を割合(%)や残り日数で入力する。
また、管理者においては、以下のことを行う必要がある。
・管理するタスクの集合に対して日々進捗率をチェックする。
・問題が発生しているタスクを抽出し、適切な対応を行う。
・担当者が決まっていないタスクに対してリソースの割り当てを行う。
例えば、予定外のタスクが発生した場合、以下のことが起こり得る。
・タスクの割り込み登録という作業が発生し、面倒である。
・追加するタスクを関係するタスクと紐付ける(関連付ける)必要があり、工数、工期の調整が発生する。
・このような理由から予定外のタスクを管理システムに登録せずに担当者レベルで処理する場合があり、作業や成果物の抜けモレが発生しやすい。
また、例えば、進捗の更新の遅れが発生した場合、以下のことが起こり得る。
・各作業者の進捗が日々、管理システムに対して更新されないと、管理システムとして意味がない。しかし、作業者にとって、管理システムに管理属性を入力する行為はコスト(作業者にとってメリットがない費用)でしかない。そのため、更新が後回しになり、管理者が正しい進捗状況を把握できない状況となってしまう。
・タスク管理と、連絡手段(メール等)、成果物の管理(文書格納先)がバラバラで管理されていると、入力する作業者にとっては非常に負担である。
したがって、管理しやすいタスク管理システムを作ろうとすると、作業者側のデータの入力が多くなり、管理者と作業者の手間のアンバランスが発生しやすい。
電子付箋制御装置100は、タスクを付箋として表現し、タスクのフローを付箋の受け渡しによって表現することで、フレキシブルな管理システムを実現する。入力も出力(表示)も手間がかからないシステムとなる。
台紙情報記憶モジュール105は、台紙生成モジュール110と接続されている。台紙情報記憶モジュール105は、台紙に関する情報を記憶している。例えば、後述する図8の例に示す台紙情報テーブル800等を記憶している。
台紙生成モジュール110は、台紙情報記憶モジュール105、担当者別タスク割振モジュール130と接続されている。台紙生成モジュール110は、操作者の操作にしたがって、フォーマットである台紙パターンが選択され、会合で用いられる台紙を生成する。例えば、タスク管理用の台紙パターンが選択された場合は、会合参加者の似顔絵アイコンを描画する。
付箋情報記憶モジュール115は、付箋生成モジュール120と接続されている。付箋情報記憶モジュール115は、付箋に関する情報、タスクに関する情報を記憶している。例えば、後述する図5に示すタスク情報500、図6の例に示す付箋情報テーブル600、図7の例に示す付箋タスク情報700等を記憶している。
付箋生成モジュール120は、付箋情報記憶モジュール115、タスク管理モジュール125、担当者別タスク割振モジュール130と接続されている。付箋生成モジュール120は、ファシリテーター等による付箋の操作を受け付け、その操作にしたがった処理を行う。ここで操作として、例えば、付箋の作成、付箋の移動・複写、拡大・縮小、付箋の属性(例えば、色等)の変更、グループ化等がある。また、付箋とタスクとの対応付け、タスクの担当者決め等の操作が行われる。
タスク管理モジュール125は、付箋生成モジュール120、担当者別タスク割振モジュール130と接続されている。タスク管理モジュール125は、台紙に貼り付けることが可能な付箋をタスクとして受け取る。例えば、付箋は、付箋生成モジュール120によって生成された付箋であってもよいし、既に台紙に貼り付けられている付箋であってもよい。
担当者別タスク割振モジュール130は、台紙生成モジュール110、付箋生成モジュール120、タスク管理モジュール125、通信モジュール135と接続されている。担当者別タスク割振モジュール130は、タスク管理モジュール125によってタスクとして受け取られた付箋を台紙上で処理する。ここでタスクが対応付けられた付箋は、ジョブチケットとしての機能を有することになる。
例えば、担当者別タスク割振モジュール130は、付箋を分割することによってタスクを分割する処理を行うようにしてもよい。付箋の分割は、ユーザーの操作にしたがって行うようにしてもよい。付箋の分割は、いわゆる子タスクを生成することである。付箋の分割の具体的な処理のためには、明示的に「分割」や「子タスクを生成」等のコマンドを用意してもよい。また、ユーザーがあるタスクを示す付箋の上をポイントした状態で新たに付箋を生成するコマンドを指示した場合に、ポイントされた付箋を親タスク、新たに生成された付箋を子タスクとして付箋を分割する処理を行ってもよい。
また、タスクには納期(締め切り、期限等を含む)が設定されているのが一般的である。分割された付箋に対応するタスクの納期は、分割元の付箋に対応するタスクにおける納期にしたがって決定するようにしてもよい。例えば、分割元の付箋に対応するタスクにおける納期をそのまま又はその納期の予め定められた期間前の日を、分割された付箋に対応するタスクにおける納期としてもよい。また、分割された付箋に対応するタスクが順に処理しなければならないものである場合、各タスクにおいて必要な処理期間にしたがって、各タスクの納期を設定してもよい。例えば、元タスクがタスクAとタスクBに分割され、その順番で処理しなければならない場合、タスクBの納期は、元タスクの納期と同じにし、タスクAの納期は、タスクBに必要な処理期間を確保した日(具体的には、元タスクの納期の日よりもタスクBに必要な処理期間前の日)としてもよい。
また、担当者別タスク割振モジュール130は、通信モジュール135が送信した付箋に対応するタスクにおける進捗状況を表示するようにしてもよい。例えば、台紙上に貼り付けられている付箋(通信モジュール135が送信した付箋)の内容として、進捗状況を表示するようにしてもよい。
そして、表示する進捗状況として、対象となっているタスクに関連する付箋の数(タスクの数に該当)、滞留時間を含めるようにしてもよい。ここで滞留時間とは、付箋が担当者に送信されたとき(タスクが担当者に割り振られたとき)からの経過時間としてもよいし、又は、そのタスクに割り当てられた処理期間以上の経過時間(いわゆる遅延時間)としてもよい。
また、担当者別タスク割振モジュール130は、子タスクに対応付けられた複数の付箋(兄弟タスクの付箋)をマージすることによって、親タスクに戻るようにしてもよい。つまり、分割の逆の操作であるマージ操作を検知した場合は、親タスクである付箋に、分割された付箋のタスクは完了したことを示すメッセージを表示するようにしてもよい。
また、担当者別タスク割振モジュール130は、ユーザーを示す対象に向かって付箋を動かす操作を検出した場合に、その対象が示すユーザーを、その付箋が示すタスクを担当する担当者として設定するようにしてもよい。
直観的なタスク管理を実現するために、直観的なGUI(Graphical User Interface)としている。ここでいう「ユーザーを示す対象」は、似顔絵が描かれたアイコンや写真等の画像や、ユーザー名のテキスト等がある。例えば、台紙上に、ユーザー(タスクの担当者となり得る者)のアイコンを配置し、そのアイコンの領域に付箋(タスクが割り付けられた付箋)を移動させる操作が該当する。具体的には、例えば、図9に示す台紙900において、左にある「リリース準備」のタスク付箋950をユーザーBのアイコン(担当B領域920)に移動させる操作で、タスク付箋950に対応するタスクをユーザーBに依頼する処理が行われる。
さらに、担当者別タスク割振モジュール130は、ユーザーを示す対象から予め定めた範囲内に、そのユーザーが保有するタスクを示す付箋を表示するようにしてもよい。ここで「予め定めた範囲内」として、例えば、ユーザーを示す対象の領域内であること、その領域内に付箋の一部が含まれていること(つまり、その領域に付箋が貼り付けられているように見えること)、ユーザーを示す対象の領域の予め定められた距離以内であること等が含まれる。
なお、担当者別タスク割振モジュール130は、並行作業が可能なタスクが対応する付箋については、2つ以上の同じ付箋が発生するコピー操作を許すようにしてもよい。並行作業が可能か否かについては、後述する付箋タスク情報700のタスク内容欄710に規定されている情報を利用すればよい。
また、担当者別タスク割振モジュール130は、タスクが対応付けられている付箋のコピー操作、移動操作については、受け渡し日時、担当者の変更を記録し、関係者に通知してもよい。ここでの関係者は、付箋の移動先(コピー先)、移動元(コピー元)である担当者、管理者等である。
なお、タスクの達成条件は成果物と納期であり、ユーザーによって編集できる。つまり、タスクはパターン化され、オブジェクト指向におけるクラスとしてのタスクがあり、タスクインスタンスを毎回最適な値に編集して使用する。
また、担当者別タスク割振モジュール130は、付箋の受け渡しをトレースすることで、タスクの状態を把握することができる。
通信モジュール135は、担当者別タスク割振モジュール130と接続されている。通信モジュール135は、担当者別タスク割振モジュール130によって処理された付箋を、その付箋が示すタスクを担当する担当者に送信する。送信として、担当者に付箋を渡すことができるのであればよく、例えば、電子メール、担当者が管理している個人用台紙への貼り付け、チャット、電子掲示板、ソーシャルメディアを用いた通知、プッシュ通知等がある。
また、通信モジュール135は、担当者別タスク割振モジュール130によって分割された付箋を、その付箋が示すタスクを担当する担当者に送信するようにしてもよい。
図2は、本実施の形態を利用した付箋システムの構成例を示す説明図である。電子付箋制御装置100は、一般的に大画面の表示装置を備えており、ファシリテーターによって操作される。この表示装置は、参加者全員が見ることができるものである。各電子付箋端末250は、会合における参加者によって操作され、一般的には、各参加者が1台ずつ所持している。例えば、電子付箋端末250として、タブレット型端末等が使用される。
図2の例では、会議室280Aには、電子付箋制御装置100A、電子付箋端末250A、電子付箋端末250B、電子付箋端末250Cが設置されており、会合が行われる。電子付箋制御装置100A、電子付箋端末250A、電子付箋端末250B、電子付箋端末250Cは、通信回線298を介してそれぞれ接続されている。通信回線298は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。
また、会議室280Bには、電子付箋制御装置100B、電子付箋端末250D、電子付箋端末250Eが設置されており、会合が行われる。電子付箋制御装置100B、電子付箋端末250D、電子付箋端末250Eは、通信回線298を介してそれぞれ接続されている。
そして、ユーザー端末210A、ユーザー端末210B、タスク管理装置220、付箋情報記憶装置294、会議室280A内の機器、会議室280B内の機器は、通信回線299を介してそれぞれ接続されている。また、タスク管理装置220、付箋情報記憶装置294による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
タスク管理装置220は、プロジェクトのタスクを管理するシステムであり、電子付箋制御装置100と連携して、タスクの管理を行う。例えば、電子付箋制御装置100が、タスクに対応した付箋があることを検知した場合は、そのプロジェクトに関するタスク管理装置220に、タスクが発生したことを通知する。また、その付箋の変更(タスクの担当者決定、進捗状況等)があった場合は、タスクの変更があったことを、電子付箋制御装置100がタスク管理装置220に通知する。そして、タスク管理装置220が対応するタスクの管理を行うようにしてもよい。また、逆に、タスク管理装置220において付箋に対応するタスクに変更があった場合は、付箋の変更があったことを電子付箋制御装置100に通知し、電子付箋制御装置100がそのタスクに対応する付箋の管理を行うようにしてもよい。
なお、タスク管理装置220は必ずしも必要ではなく、電子付箋制御装置100だけでタスク管理をするようにしてもよい。
付箋情報記憶装置294は、付箋に関する情報を記憶している。各電子付箋制御装置100は、付箋情報記憶装置294を用いて処理を行う。この場合、付箋情報記憶装置294内の付箋に関する情報を複数の電子付箋制御装置100で共有してもよい。つまり、電子付箋制御装置100Aが管理している付箋に関する情報を、電子付箋制御装置100Bが利用できるようにしてもよい。特に、1つのプロジェクト内で複数の会合(例えば、会議室280A、会議室280Bでの会合)がかかわっている場合、同じタスクに対応する付箋を他の会合における台紙に貼り付けるようにしてもよい。これによって、一方の会合において、他方の会合における同じタスクの状況を把握することができるようになる。
図3は、本実施の形態が使用される会議室等における、電子付箋端末250、電子付箋制御装置100の使用例を示す説明図である。
図3(a)の例に示すように、会議室等内に、参加者311、312、ファシリテーター321が集まっている。参加者311は電子付箋端末250Aを利用し、参加者312は電子付箋端末250Bを利用する。一般的に、端末装置(電子付箋端末250A等)は参加者1人に1個付与されており、図3(c)の例に示す電子付箋端末250のように、ノート程度の大きさ(例えば、A4、B5、7~10インチ等)のタブレット型の端末であり、指又はペン等を用いて操作されるものである。参加者によって、テキストデータ、手書きの文字、図形等が記載された付箋情報が作成される。なお、端末装置は、タブレット型の端末に限られず、キーボード、マウス等を備えたPC(ノートPCを含む)等であってもよい。
図3(a)の例に示す電子付箋制御装置100xは、プロジェクターであって、台紙及び付箋を表示する。また、電子付箋制御装置100yは、電子白板であって、ファシリテーター321の指又はペン等の動きを検知して、付箋を台紙(表)に貼り付けること、付箋の移動、付箋の関連付け(グループ化)を行うこと等の操作を受け付けるものである。例えば、電子付箋制御装置100yにペンが備えられており、そのペンが予め定められたペン置きから離れたこと(ファシリテーター321が操作するためにペンを持ち上げたこと)、そしてペンの先端の位置(ペン先端が電子付箋制御装置100yに触れたこと等)を検知することによって、台紙、付箋に対する操作を受け付ける。例えば、ペン置きにセンサー(ペンの重力でスイッチがオンオフとなるセンサー等)を設け、複数のペン(黒色のペン、赤色のペン、青色のペン等)のうち、どのペンが用いられているかを検知すればよい。また、電子付箋制御装置100yの表示画面全体がタッチセンサーであり、表示画面に触れられた位置、圧力を検知すればよい。本例では、ペンのオンオフはペン置きによって制御するが、必ずしもペン置きがある必要はない。ペン側で直接オンオフを制御できるようにしても構わない。色の変更に関してもペン置きを必要とせずに、表示画面上の一部分にカラーパレットを用意しておき、目的の色をペン(又は、それに類するもの)がタッチすることで色を変更したり、ペンに色を変える指示をするための機能(ボタンやスライダ等)が備わっていたりしても構わない。
また、電子付箋制御装置100は、図3(b)の例に示すような電子ボードであってもよい。電子ボードは、一般的に大画面の表示装置(少なくとも、電子付箋端末250の表示装置よりも大きい)を有しており、その表示装置はタッチパネルであり、表示画面に触れられた位置、圧力を検知する。例えば、画面として、80インチ等の大きさを備えたものであってもよい。
図4は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS402では、タスクを受け付ける。他者(例えば、上司等)からタスクを受け取ってもよいし、ユーザー本人が台紙上の付箋をタスクとして指定してもよい。例えば、タスク情報500を受け付ける。図5は、タスク情報500のデータ構造例を示す説明図である。タスク情報500は、タスクID欄510、タスク内容欄515、担当欄520、期日欄525、ステータス欄530を有している。タスクID欄510は、本実施の形態において、タスクを一意に識別するための情報(タスクID:IDentification)を記憶している。タスク内容欄515は、そのタスクの内容を記憶している。担当欄520は、そのタスクの担当を記憶している。期日欄525は、そのタスクの期日を記憶している。ステータス欄530は、そのタスクのステータスを記憶している。
ステップS404では、ステップS402で受け付けたタスクにしたがって、タスク付箋を生成する。例えば、付箋情報テーブル600を生成する。図6は、付箋情報テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。付箋情報テーブル600は、付箋ID欄610、貼付位置欄615、サイズ欄620、作成日時欄625、作成者欄630、貼付日時欄635、色欄640、枠線形状欄645、枠線色欄650、枠線太さ欄655、所属グループ欄660、タスクフラグ欄665、内容種別欄670、内容欄675を有している。付箋ID欄610は、付箋を、本実施の形態において一意に識別するための情報(付箋ID)を記憶している。貼付位置欄615は、その付箋が貼り付けられる位置を記憶している。つまり、台紙上の貼り付け位置を記憶している。例えば、台紙のXY座標系における座標である。サイズ欄620は、その付箋のサイズを記憶している。例えば、表示する付箋が矩形である場合は、幅と高さを記憶している。作成日時欄625は、その付箋が作成された日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記憶している。作成者欄630は、その付箋の作成者(作成者ID)を記憶している。又は、その付箋が作成された情報処理装置(電子付箋端末250又は電子付箋制御装置100の機器ID)を記憶してもよい。貼付日時欄635は、その付箋が台紙に貼り付けられた日時を記憶している。色欄640は、その付箋の表示色を記憶している。枠線形状欄645は、その付箋の表示における枠線の形状(実線、点線、破線、波線、二重線等)を記憶している。枠線色欄650は、その付箋の表示における枠線の色を記憶している。枠線太さ欄655は、その付箋の表示における枠線の太さを記憶している。所属グループ欄660は、その付箋が所属しているグループに関する情報を記憶している。例えば、その付箋がグループに属しているか否かを示す情報を記憶していてもよいし、グループに属している場合は、グループIDやそのグループに属している他の付箋ID等を記憶していてもよい。タスクフラグ欄665は、その付箋に対応しているタスクがあるか否かを示す情報(フラグ)を記憶している。例えば、ON(その付箋に対応しているタスクがあることを示すフラグ状態)又はOFF(その付箋にはタスクは対応していないことを示すフラグ状態、すなわち、一般的な付箋であることを示すフラグ状態)のいずれかを記憶している。内容種別欄670は、その付箋の内容種別(テキスト情報、手書き文字又は図形等を示すベクトルデータ、音声情報、写真等の静止画像情報、動画情報等、又はこれらの組み合わせを示す情報)を記憶している。内容欄675は、その付箋に書き込まれている内容を記憶している。
そして、図6の例に示す付箋情報テーブル600のタスクフラグ欄665の値が「ON」である場合は、内容欄675以降に付箋タスク情報700を付加する。図7は、付箋タスク情報700のデータ構造例を示す説明図である。付箋タスク情報700は、タスク内容欄710、担当欄715、期日欄720、ステータス欄725を有している。タスク内容欄710は、タスクの内容を記憶している。また、並行作業が可能か否かを示すフラグを記憶していてもよい。このフラグは、付箋のコピー操作を許すか否かの判定に用いられる。担当欄715は、そのタスクの担当者を記憶している。期日欄720は、そのタスクの期日を記憶している。ステータス欄725は、そのタスクのステータス(進捗状況)を記憶している。
ステップS406では、タスク管理用台紙を表示する。例えば、台紙情報テーブル800を用いて、台紙を管理する。図8は、台紙情報テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。台紙情報テーブル800は、台紙ID欄810、台紙パターンID欄815、作成日時欄820、作成者欄825を有している。台紙ID欄810は、本実施の形態において、台紙を一意に識別するための情報(台紙ID)を記憶している。台紙パターンID欄815は、背景となる台紙パターンIDを記憶している。例えば、白紙のパターン、表形式のパターン、凡例用付箋ごとに付箋の貼り付け領域を有するパターン等がある。さらに、台紙パターンとして、例えば、タスク管理用の台紙パターンとしてもよい。具体的には、会合参加者(タスク担当者となり得る者としてもよい)の似顔絵のアイコンを描く領域が予め定められており、会合の参加者が決定した時点で、そのアイコンを描くようにしたものであってもよい。また、会合参加者の自己紹介付箋をアイコンの代替としてもよい。さらに、管理者用の台紙として、横軸を日時として、縦軸に各担当者を割り当てたスケジュール表を用意してもよい。このスケジュール表台紙によって、台紙上でスケジュールと担当者をあわせて直感的に把握することができるようになる。また、スケジュール表台紙では、管理者は担当者がもつタスクの優先度を設定することができるようにしてもよい。作成日時欄820は、その台紙の作成日時を記憶している。作成者欄825は、その台紙の作成者を記憶している。
そして、例えば、図9に示すような台紙900を表示する。台紙900は、タスク管理用の台紙であり、台紙900には、担当(自分)領域910、担当B領域920、担当C領域930、担当D領域940を表示する。例えば、担当B、担当C、担当Dは、部下であるとする。この台紙900で付箋を、作成、貼り付け、移動、編集、削除等することによって、タスク(付箋)を管理する。
ステップS408では、ステップS406で表示された台紙上に、タスク付箋を表示する。
例えば、図9に示す担当(自分)領域910には、タスク付箋950が貼り付けられている。タスク付箋950は、タスクが対応付けられている付箋(具体的には、タスクフラグ欄665がONであり、付箋タスク情報700が付加されている)である。つまり、自分には、「リソース準備」というタスクが割り振られている状態である。この部分は、ユーザーを示す対象から予め定めた範囲内(担当(自分)領域910内)に、そのユーザーが保有するタスクを示す付箋(タスク付箋950)を表示している例である。
そして、図10の例に示すように、ユーザーの操作によって、担当B領域920に、タスク付箋1010、タスク付箋1020を貼り付けてもよい。これによって、担当Bにタスクを割り振ることになる。また、担当Bが管理している台紙では、自分(担当B)の領域にタスク付箋1010、タスク付箋1020が貼り付けられることになる。例えば、タスク付箋1020には、内容として、「マニュアル翻訳 2016/07/18 15:00 ★つぎはCさんへ」が記載されている。
また、担当C領域930に、タスク付箋1030、タスク付箋1040を貼り付けてもよい。これによって、担当Cにタスクを割り振ることになる。また、担当Cが管理している台紙では、自分(担当C)の領域にタスク付箋1030、タスク付箋1040が貼り付けられることになる。
また、既に、担当Dにタスクが割り振られていた場合は、担当D領域940にタスク付箋1050が貼り付けられている。もちろんのことながら、担当Dが管理している台紙では、自分(担当D)の領域にタスク付箋1050が既に貼り付けられている。
また、複数の作業者で1つのタスクを実施するときは、自分の作業が完了した場合は、後工程のユーザーに対してタスクを渡すことを行う。つまり、タスクに対応する付箋を他のユーザーの領域に移動させることで実現する。もちろんのことながら、自分の領域から付箋はなくなるので、そのタスクは自分の担当ではなくなったことを意味する。そして、付箋が移動されたユーザーが管理している台紙では、自分(付箋が移動されたユーザー)の領域にそのタスクの付箋が貼り付けられていることになる。
また、タスクを同時並行に進める場合は、タスクをコピー(付箋が2枚以上になる)して、それぞれのユーザーに渡す。これにより、渡されたユーザーの管理下にタスクが追加されることになる。つまり、そのタスクに対応する付箋を他のユーザーの領域にコピーさせることで実現する。もちろんのことながら、自分の領域に付箋は残っているので、そのタスクは継続して自分の担当であることを意味する。そして、渡されたユーザーの台紙では、自分の領域にそのタスクの付箋が貼り付けられていることになる。
ステップS410では、ユーザーの操作にしたがって、タスクの分割を行うか否かを判断し、行う場合はステップS412へ進み、それ以外の場合はステップS414へ進む。
ステップS412では、分割されたタスクごとのタスク付箋を生成する。
ステップS414では、タスク付箋を担当者に割り振る。
ステップS416では、タスクを担当者に送信する。例えば、そのタスクの付箋をメールで送信してもよいし、各担当者が管理しているタスク管理用台紙に、そのタスクの付箋を貼り付けるようにしてもよい。
例えば、図11に示すように、タスクの分割対象としてタスク付箋1020が選択された場合は、そのタスク付箋1020の分割候補をタスク分割候補表示領域1120に表示する。タスク分割候補表示領域1120には、タスク分割候補1122「翻訳スケジュール確認 担当:ALL」、タスク分割候補1124「原稿作成 担当:開発者Me」、タスク分割候補1126「原稿チェック 担当者:品管B、文書管理部C」、タスク分割候補1128「チェック結果検収 担当者:開発者Me」、タスク分割候補1130「マニュアルレイアウト 担当:開発者Me」、タスク分割候補1132「翻訳依頼 担当:翻訳者D」を表示する。
この後、タスク分割候補が選択されて、新たな付箋が作成(タスクの分割に該当)され、その付箋が担当者を示す領域に貼り付けられる(タスクの割り当てに該当)こととなる。
一般的に、プロジェクトは、適切な規模でサブコンポーネントに分割され、それぞれサブチームが担当する。そのサブチームでの作業の場が「台紙」の概念になる。タスクが対応付けられた付箋を表現するユーザーインターフェースとしては、(1)図9から図11の例に示した台紙と付箋によって担当者にタスクをアサインするためのユーザーインターフェースと、(2)図12の例に示すように、タスク同士の関係をビジュアルに見せるためのユーザーインターフェースがある。
(2)のユーザーインターフェースでは、細分化されたタスクを付箋として表現するが、付箋の生成の際には、下記の要素が必要になる。
・タスクのタイトル、内容、納期
ただし、納期は自動的に設定する。親タスクがないとき、依存、被依存タスクがないときはサブコンポーネントの最終的な納期と同じ納期とする。また、別のカスタムな値を入力できるようにしてもよい。
親タスクがあるときは、その親のタスクの納期と同じとする。そして、依存タスクがある場合は、依存タスクの納期が開始日になり、被依存タスクがあるときは、被依存タスクの開始日より前が納期になる。
タスク同士の関係は、図12の例に示す用にビジュアルに表現する。
図12の例では、タスク付箋950「リソース準備」内には、タスク付箋1210「最終パッケージインテグレーション」、タスク付箋1220「Aコンポーネント最終インテグレーション」、タスク付箋1230「Bコンポーネント最終インテグレーション」、タスク付箋1240「Cコンポーネント最終インテグレーション」、タスク付箋1250「Readme作成」が貼り付けられている。
タスク付箋950の「リソース準備」が親タスクであることを示しており、その中にあるタスク付箋1210、タスク付箋1220、タスク付箋1230、タスク付箋1240、タスク付箋1250が子タスク(タスク付箋1220、タスク付箋1230、タスク付箋1240、タスク付箋1250は、タスク付箋950にとって孫タスク)であることを示しており、タスク付箋1210は、タスク付箋1220、タスク付箋1230、タスク付箋1240、タスク付箋1250を依存タスクとしている。逆に、タスク付箋1220、タスク付箋1230、タスク付箋1240、タスク付箋1250にとって、タスク付箋1210は被依存タスクである。
したがって、タスク付箋1210に対応するタスクの納期は、親タスクであるタスク付箋950の納期と同じとする。そして、タスク開始日は、依存タスクであるタスク付箋1220、タスク付箋1230、タスク付箋1240、タスク付箋1250が全て終了した日(つまり、これらタスク内の最終の終了日)と同じにする。
図13は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。タスクを付箋の形で渡す操作に連動して、全体のプロジェクトへの影響を表示する処理である。つまり、担当者が抱えているタスクやタスクの依存関係、クリティカルパス等について、付箋を用いた表現によってビジュアル的に捉えることができるようにするものである。
ステップS1302では、各タスクの進捗状況を取得する。
ステップS1304では、遅延しているタスクはあるか否かを判断し、ある場合はステップS1306へ進み、それ以外の場合はステップS1310へ進む。
ステップS1306では、遅れているタスクに対応するタスク付箋を強調表示する。
ステップS1308では、そのタスクの遅れによって、遅れてしまう他のタスクに対応するタスク付箋を強調表示する。
ステップS1310では、順調であることを表示する。
例えば、図12で示した表示の状態から、図14に示すような表示としてもよい。これは、タスク付箋1230に対応するタスクが遅れていることを示すものであり、タスク付箋1230を他の付箋とは異なる色(例えば、赤色)に変更し、タスク付箋1230の近辺にメッセージ1435「未完了のタスク 1日遅れ」を表示している。なお、タスク付箋1230に依存しているタスクであるタスク付箋1210も他の付箋とは異なる色(例えば、赤色)に変更している。依存タスクであるタスク付箋1230が遅れているので、タスク付箋1210も遅れることになる。
また、ボトルネックになっているタスク、クリティカルパス等を、電子付箋制御装置100が算出して、それらに対応する付箋の形態を変更させて、ユーザー(担当者、管理者等)に警告するようにしてもよい。なお、形態の変更には、色彩、形状、模様若しくはこれらの結合又はこれらが動的に変化する(例えば、フラッシュ、アニメーション等)ことを含む。
また、このような警告や遅れのステータスは、遅れが発生しているタスクに依存しているタスクの関係者にも通知する。
そして、管理者は、これらの警告等を受けて、遅れているタスクを別の作業者にアサインしたり、依存関係を再構築したりして、全体のスケジュールへの影響を最小限にするよう、操作する。又は、その提案を電子付箋制御装置100が表示し、管理者は、それを選択できるようにしてもよい。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータのハードウェア構成は、図15に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU1501を用い、記憶装置としてRAM1502、ROM1503、HD1504を用いている。HD1504として、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)を用いてもよい。台紙生成モジュール110、付箋生成モジュール120、タスク管理モジュール125、担当者別タスク割振モジュール130、通信モジュール135等のプログラムを実行するCPU1501と、そのプログラムやデータを記憶するRAM1502と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM1503と、台紙情報記憶モジュール105、付箋情報記憶モジュール115としての機能を有する補助記憶装置(フラッシュ・メモリ等であってもよい)であるHD1504と、キーボード、マウス、タッチスクリーン、マイク、カメラ(視線検知カメラ等を含む)等に対する利用者の操作(動作、音声、視線等を含む)に基づいてデータを受け付ける受付装置1506と、CRT、液晶ディスプレイ、スピーカー等の出力装置1505と、ネットワークインターフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インターフェース1507、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス1508により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図15に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図15に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図15に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD-ROM)、CDレコーダブル(CD-R)、CDリライタブル(CD-RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu-ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…電子付箋制御装置
105…台紙情報記憶モジュール
110…台紙生成モジュール
115…付箋情報記憶モジュール
120…付箋生成モジュール
125…タスク管理モジュール
130…担当者別タスク割振モジュール
135…通信モジュール
210…ユーザー端末
220…タスク管理装置
250…電子付箋端末
280…会議室
294…付箋情報記憶装置
298、299…通信回線

Claims (8)

  1. 記憶装置に記憶されている電子的な付箋と電子的な台紙を処理する情報処理装置であって、該情報処理装置はCPUを用いて、以下の各手段の処理を行う、
    前記台紙に貼り付けることが可能な前記付箋をタスクとして受け取る受取手段と、
    前記付箋を台紙上で処理する処理手段と、
    前記処理された付箋を該付箋が示すタスクを担当する担当者に通信機を用いて送信する送信手段
    を有し、
    前記処理手段は、前記付箋を分割する操作を受け付けることによって新たな付箋が作成された場合に、前記付箋に対応した前記タスクを分割する処理を行い、
    前記処理手段は、前記分割された付箋に対して、前記担当者を示す領域から前記付箋を他の担当者を示す領域に移動させる操作を検知した場合は、元の付箋に、分割された付箋のタスクは完了したことを示すメッセージを表示し、
    前記送信手段は、分割された付箋を、分割された付箋が移動された領域に対応する担当者に送信する、
    情報処理装置。
  2. 前記分割された付箋に対応するタスクの納期は、分割元の付箋に対応するタスクにおける納期にしたがって決定する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記タスクが順に処理しなければならないものである場合であって、分割された第1付箋と第2付箋の順番で処理しなければならないとき、第2付箋に対応する第2タスクの納期は、元のタスクの納期と同じにし、第1付箋に対応する第1タスクの納期は、元のタスクの納期よりも前の第2タスクに必要な処理期間を確保した日とする、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記送信手段が送信した付箋に対応するタスクにおける進捗状況を表示する表示手段
    をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記進捗状況として、前記タスクに関連する付箋の数、滞留時間を含む、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. ユーザーを示す対象に向かって付箋を動かす操作を検出した場合に、当該対象が示す当該ユーザーを、当該付箋が示すタスクを担当する担当者として設定する設定手段
    をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置。
  7. ユーザーを示す対象から予め定めた範囲内に、当該ユーザーが保有するタスクを示す付箋を表示する表示手段
    をさらに有する請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 記憶装置に記憶されている電子的な付箋と電子的な台紙を処理する情報処理プログラムであって、コンピュータはCPUを用いて、以下の各手段の処理を行う、
    コンピュータを、
    前記台紙に貼り付けることが可能な前記付箋をタスクとして受け取る受取手段と、
    前記付箋を台紙上で処理する処理手段と、
    前記処理された付箋を該付箋が示すタスクを担当する担当者に通信機を用いて送信する送信手段
    として機能させ、
    前記処理手段は、前記付箋を分割する操作を受け付けることによって新たな付箋が作成された場合に、前記付箋に対応した前記タスクを分割する処理を行い、
    前記処理手段は、前記分割された付箋に対して、前記担当者を示す領域から前記付箋を他の担当者を示す領域に移動させる操作を検知した場合は、元の付箋に、分割された付箋のタスクは完了したことを示すメッセージを表示し、
    前記送信手段は、分割された付箋を、分割された付箋が移動された領域に対応する担当者に送信する、
    情報処理プログラム。
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