JP7085393B2 - 読取装置およびプログラム - Google Patents

読取装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7085393B2
JP7085393B2 JP2018076945A JP2018076945A JP7085393B2 JP 7085393 B2 JP7085393 B2 JP 7085393B2 JP 2018076945 A JP2018076945 A JP 2018076945A JP 2018076945 A JP2018076945 A JP 2018076945A JP 7085393 B2 JP7085393 B2 JP 7085393B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
article
product
unit
pickup device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018076945A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019185477A (ja
Inventor
秀彦 宮越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2018076945A priority Critical patent/JP7085393B2/ja
Priority to US16/374,506 priority patent/US10720027B2/en
Priority to EP19168387.9A priority patent/EP3553699A1/en
Priority to CN201910293470.4A priority patent/CN110378187B/zh
Publication of JP2019185477A publication Critical patent/JP2019185477A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7085393B2 publication Critical patent/JP7085393B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/50Context or environment of the image
    • G06V20/52Surveillance or monitoring of activities, e.g. for recognising suspicious objects
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F18/00Pattern recognition
    • G06F18/20Analysing
    • G06F18/22Matching criteria, e.g. proximity measures
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/20Drawing from basic elements, e.g. lines or circles
    • G06T11/203Drawing of straight lines or curves
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/13Edge detection
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/174Segmentation; Edge detection involving the use of two or more images
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/20Image preprocessing
    • G06V10/22Image preprocessing by selection of a specific region containing or referencing a pattern; Locating or processing of specific regions to guide the detection or recognition
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/70Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning
    • G06V10/74Image or video pattern matching; Proximity measures in feature spaces
    • G06V10/75Organisation of the matching processes, e.g. simultaneous or sequential comparisons of image or video features; Coarse-fine approaches, e.g. multi-scale approaches; using context analysis; Selection of dictionaries
    • G06V10/751Comparing pixel values or logical combinations thereof, or feature values having positional relevance, e.g. template matching
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/10Terrestrial scenes
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07GREGISTERING THE RECEIPT OF CASH, VALUABLES, OR TOKENS
    • G07G1/00Cash registers
    • G07G1/0036Checkout procedures
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10004Still image; Photographic image
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/60Type of objects
    • G06V20/68Food, e.g. fruit or vegetables

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Evolutionary Biology (AREA)
  • Bioinformatics & Computational Biology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明の実施形態は、読取装置およびプログラムに関する。
従来、イメージセンサデバイス(撮像素子)により物体を撮像し、撮像画像から物体の特徴量を抽出し、撮像した物体の候補商品に係る基準画像の特徴量と比較して類似度を算出することで物体を特定する一般物体認識に係る技術が知られている。また、店舗における商品登録処理に関して、一般物体認識の機能を有する読取装置を用いて、商品を特定する処理、あるいは、商品の候補を選出する処理を行って、商品の売上登録を補助する技術が知られている。
一般物体認識を利用した売上登録処理では、オペレータが売上登録する商品をカゴまたはレジカウンタから一品ずつ手で持ち上げて撮像素子の撮像領域にかざす。そして、読取装置側は撮像領域内に物体を検出すると、検出した物体について、一般物体認識の処理を行って一つの商品を特定する。そして、特定した商品の売上登録処理を行う。
ところで、売上登録処理の効率向上のため、商品を一品ずつかざす操作をすることなく、売上登録する商品をカゴ内またはレジカウンタ上に直接置いたままの状態でカゴまたは商品全体を撮像して、一般物体認識による商品の特定または商品候補の選定することで、売上登録処理の効率化を図りたいという要望があった。
本発明が解決しようとする課題は、売上登録処理の効率化を図ることができる読取装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の読取装置は、表示部と、カゴに入れられた物品を上方から撮像した撮像装置からの撮像画像の入力を判断する画像入力判断部と、前記撮像画像に基づいて、前記撮像装置からの距離が最も近い物品を抽出する物品抽出部と、前記物品抽出部が抽出した物品の画像および当該物品を特定する画像を前記表示部に表示する表示制御部と、前記画像入力判断部による前記撮像装置からの撮像画像の入力後に前記撮像装置からの撮像画像が再度入力されたとの判断に基づいて、前記抽出された物品が前記撮像装置から最も近くなくなったかを判断する判断部と、前記抽出された物品が前記撮像装置から最も近くなくなったと判断したことを条件に、前記撮像装置から再度入力された撮像画像に基づいて、前記物品抽出部が抽出した前記撮像装置からの距離が最も近い物品を変更する物品変更部と、を備える。
図1は、実施形態にかかるPOSシステムを示すシステム図である。 図2は、読取装置に撮像部を設けた場合の外観図である。 図3は、読取装置とは別体として撮像部を設けた場合の外観図である。 図4は、読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、読取装置の機能構成を示したブロック図である。 図6は、読取装置が実行する制御処理の流れを示したフローチャートである。 図7は、表示部の表示例を示した図である。 図8は、表示部の他の表示例を示した図である。 図9は、表示部のさらに他の表示例を示した図である。 図10は、変形例に係る読取装置の機能構成を示したブロック図である。 図11は、変形例に係る読取装置が実行する制御処理の流れを示したフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本実施形態に係る読取装置およびプログラムの一実施形態を詳細に説明する。以下の実施形態では、本発明の読取装置として、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等で使用される読取装置を例に説明する。また、物品として、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等で販売される商品を一例に説明する。なお、この適用例によって発明は限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る読取装置を含むPOSシステムの全体構成を示す図である。POSシステムは、読取装置1とPOS端末5とを備えている。
読取装置1は、カメラを用いて顧客が購入する商品を撮像し、特定された商品情報を取得して商品の売上登録処理を実行する。売上登録処理とは、販売される商品について商品コードを取得し、取得した商品コードに基づいて商品マスタから読み出した、当該商品の商品情報(商品名、価格等)を表示するとともに、当該商品情報を商品情報部131(図4を参照)等に記憶する処理をいう。すべての商品について売上登録処理を実行すると、読取装置1は、商品情報をPOS端末5に送信する。
読取装置1は、カメラによって撮像された商品の撮像画像に基づいて、一般物体認識を行う。一般物体認識とは、対象となる物品(オブジェクト)をカメラで撮像した画像データから当該物品の種別等を認識する技術である。コンピュータ(図4の制御部100)は、画像データからこの画像に含まれる物品の外観的特徴を表す特徴量を抽出する。そしてコンピュータは、抽出した特徴量に基づいて、認識辞書ファイル(図示せず)に登録されている、撮像された商品の候補商品である複数の基準商品の基準画像の特徴量データと比較して類似度を算出し、この類似度に基づいて当該物品がどの基準商品に類似しているかを判断する。類似度が高い基準商品ほど当該商品に類似した商品である。画像中に含まれる物品を認識する技術については、下記の文献に解説されている。
柳井 啓司,“一般物体認識の現状と今後”,情報処理学会論文誌,Vol.48,No.SIG16[平成22年8月10日検索],インターネット< URL: http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf >
また、画像をオブジェクト毎に領域分割することによって一般物体認識を行う技術については、下記の文献に解説されている。
Jamie Shottonら,“Semantic Texton Forests for Image Categorization and Segmentation”,[平成22年8月10日検索],インターネット< URL: http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.145.3036&rep=repl&type=pdf >
POS端末5は、決済機能を有する装置であり、読取装置1から受信した商品情報に基づいて、一取引の決済処理を実行する。決済処理とは、読取装置1から受信した商品情報に基づいて、当該取引に係る合計金額の表示、顧客から預かった預り金に基づいて釣銭額を計算して表示し、払い出す処理等をいう。また、POS端末5は、決済処理した商品の商品情報や決済情報を印字したレシートを発行する。
続いて、読取装置1について説明する。図2は、読取装置1の外観図である。図2に例示するように、読取装置1はサッカー台2の上面に設置されて用いられる。サッカー台2は、その上面に買物カゴや商品等を載置して使用する作業台であり、レジカウンタとして用いられる。読取装置1は、サッカー台2の略中央部の上方の平板型の支持部23の上端に、店員用表示部17を備えている。また、読取装置1は、店員用表示部17の右側には、店員が操作するキーボードからなる操作部19を備えている。なお、店員用表示部17の反対側には、店員用表示部17と略背中合わせとなるように、客用表示部18(図4を参照)が設けられている。
また、読取装置1は、店員用表示部17の下部位置であってサッカー台2の上方に、撮像装置である撮像部20を備えている。撮像部20は、サッカー台2上の略中央位置を上方から下方に向けて撮像可能に設置される。そして、読取装置1は、サッカー台2上の略中央位置に置かれたカゴT1全体を、上方から撮像可能である。すなわち撮像部20は、サッカー台2上の略中央位置に置かれたカゴT1内にある未決済の商品を、全体的に上方から撮像可能である。このようにして撮像部20によってカゴT1の内部が撮像されると、カゴT1の最上位に位置する商品は、他の商品に隠れることなくすべてが撮像される。一方、最上位にない商品(すなわち、当該商品より上側に別の商品がある商品)は、撮像部20が上方から撮像すると、別の商品によって当該商品の全部または一部が隠された状態で撮像される。
なお、実施形態では、撮像部20として、TOF(Time Of Flight)機能を有する撮像部20(TOFカメラともいう)を用いる。TOFカメラは、例えば、アレイ状に並んだ赤外LEDから周波数変調を施した赤外線を投光し、視野内の対象物(物品)から反射してきた変調信号の位相を計測することで、物品までの距離を計測する。TOFカメラは、リアルタイムに距離情報を取得することができる撮像手段である。実施形態のPOSシステムはTOFカメラにより撮像部20とカゴT1に入れられた商品との距離情報を取得する。取得された距離情報により、カゴT1の中で一番上にある商品、即ち、撮像部20から最も近い位置にある商品が選択可能となる。撮像部20は、距離情報が対応付けられた撮像画像のデータを、所定の時間間隔(例えば1秒間に1回)で出力する。
店員は、サッカー台2上の略中央位置に置かれたカゴT1に入れられた商品のうち、最上位位置(すなわち、撮像部20からの距離が最も近い商品)の商品が特定されると、当該商品を取り出して、カゴT2に入れる。すると、読取装置1は、特定された商品の売上登録処理を実行する。店員は、カゴT1に入っているすべての商品を取り出し、終了キー191(図4を参照)を操作すると、売上登録処理された商品の商品情報は、POS端末5に送信される。
なお、撮像部20は、支持部23とは別の指示部に設けることも可能である。図3は、支持部23とは別の支持部24に撮像部20を設けた場合の外観図である。図3に示すように、読取装置1は、支持部23の右側に支持部24を別途設け、支持部24に撮像部20を設けたものである。図3における撮像部20は、サッカー台2上の右側位置に置かれたカゴT1に入れられた未決済の商品を、全体的に上方から撮像可能である。
次に、読取装置1のハードウェア構成について説明する。図4は、読取装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。図4に示すように、読取装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。CPU11は制御主体となる。ROM12は各種プログラムを記憶する。RAM13はプログラムや各種データを展開する。メモリ部14は各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する読取装置1に係る制御処理を実行する。
RAM13は、商品情報部131、第1画像部132、第2画像部133を備える。商品情報部131は、撮像部20が撮像した撮像画像に基づいて売上登録処理された商品の商品情報を記憶する。第1画像部132は、一取引における最初の撮像画像を記憶する。第2画像部133は、第1画像部132に記憶した撮像画像以降に撮像された撮像画像を記憶する。なお、第1画像部132は、第2画像部133から移動した撮像画像も記憶する。
メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ部14は、制御プログラム部141および商品マスタ142を備える。制御プログラム部141は、読取装置1を制御するための制御プログラムを記憶する。商品マスタ142は、商品を特定する商品コード毎に、当該商品の商品情報を対応付けて記憶する。
また、制御部100は、バス15およびコントローラ16を介して、店員用表示部17、客用表示部18、操作部19、撮像部20と接続している。店員用表示部17は、例えば液晶で構成され、読取装置1を操作する店員に情報を表示する。客用表示部18は、例えば液晶で構成され、商品を購入する顧客に情報を表示する。操作部19は、終了キー191を含むキーボードである。終了キー191は、読取装置1がすべての商品について売上登録処理を実行した場合に操作する。終了キー191が操作されると、制御部100は、商品情報部131に記憶されている商品情報をPOS端末5に送信する。
また、制御部100は、バス15を介して、通信部21と接続している。通信部21は、LAN(Local Area Network)等の通信回線Lを介して、POS端末5と通信可能に接続している。
ここからは、読取装置1の機能構成について説明する。図5は、読取装置1の機能構成を示したブロック図である。図5に示すように、制御部100は、画像入力判断部101、物品抽出部102、表示制御部103、判断部104、物品変更部105、エッジ検出部106として機能する。
撮像部20は、カゴT1に入れられている商品全体を上方から撮像する。画像入力判断部101は、撮像部20が撮像した撮像画像が入力されたかを判断する。エッジ検出部106は、画像入力判断部101が入力したと判断した撮像画像に基づいて、商品のエッジを検出する。すなわち、エッジ検出部106は、例えば特開2007-158844号公報に記載されている公知な技術を用いて商品のエッジを検出する。物品抽出部102は、エッジ検出部106が検出した商品のエッジに基づいて商品の外周である輪郭を抽出する。物品抽出部102は、抽出した商品の輪郭を検証し、途中で輪郭が全く欠けていない(すなわち、商品のすべての輪郭が継続している)商品を抽出する。途中で輪郭が全く欠けていない商品は、カゴT1に入れられた商品のうち最上位位置にある商品である。
なお、撮像情報とともに撮像部20から入力された距離情報を用いて、最上位位置にある商品を抽出することもできる。例えば、物品抽出部102が、最上位位置にある商品を複数個抽出した場合には、入力された距離情報に基づいて、当該複数の商品から撮像部20に最も近い一つの商品を最上位位置にある商品として抽出する。
表示制御部103は、物品抽出部102が抽出した物品の画像を他の物品と視覚的に判別可能に店員用表示部17に表示する。
また、カゴT1がサッカー台2に載置された後に、顧客または店員が、カゴT1内にある商品を並び替えることがある。例えば店員は、カゴT1内に無造作に入れられた商品を、カゴT1から取り出し易く整理するために、商品を並び替えることがある。そして、商品が並び替えられた結果、並び替える前に最上位位置にあった商品が最上位位置ではなくなることがある。判断部104は、画像入力判断部101による撮像部20からの撮像画像の入力後に撮像部20からの撮像画像が入力されたとの判断に基づいて、最初に入力された撮像画像に基づいて物品抽出部102によって抽出された物品が撮像部20から最も近くなくなったか(すなわち、最上位位置でなくなったか)を判断する。
具体的には、判断部104は、並び換えの前に撮像部20が撮像し、第1画像部132に記憶されている画像に基づいて物品抽出部102が抽出した商品と、並び換えの後に撮像部20が撮像し、第2画像部133に記憶されている画像に基づいて物品抽出部102が抽出した商品とを比較する。そして、それぞれにおいて物品抽出部102が抽出した最上位位置の商品が同一商品であるか別の商品であるかによって、並び換えの前に物品抽出部102が抽出した商品が最上位位置でなくなったかを判断する。並び換えの前に物品抽出部102が抽出した商品と並び換えの後に物品抽出部102が抽出した商品とが同一商品である場合には、判断部104は、並び換えの前に物品抽出部102が抽出した商品は依然として最上位位置にあると判断する。並び換えの前に物品抽出部102が抽出した商品と並び換えの後に物品抽出部102が抽出した商品とが別の商品である場合には、判断部104は、並び換えの前に物品抽出部102が抽出した商品は最上位位置にはない(最も近くなくなったと)と判断する。
物品変更部105は、抽出された商品が撮像部20から最も近くなくなったと判断したことを条件に、再度前記撮像部20から入力された撮像画像に基づいて、物品抽出部が抽出した撮像部20からの距離が最も近い物品を変更する。すなわち、上述の、並び換えの後に物品抽出部102が抽出した商品を最上位位置の商品と変更する。実施形態において、並び換えの後に物品抽出部102が抽出した商品を最上位位置の商品と変更するとは、第2画像部133に記憶されている撮像画像を第1画像部132に移動させて記憶させることである。すなわち、第2画像部133に記憶されている撮像画像を第1画像部132に移動させることで、第1画像部132に記憶されている撮像画像における最上位位置の商品を変更する。
ここからは、読取装置1の制御処理について説明する。図6は、読取装置1が実行する制御処理の流れを示したフローチャートである。図6に示すように、撮像画像が入力される度に、画像入力判断部101は、撮像部20が撮像した撮像画像が入力されたかを判断する(S11)。入力されたと判断するまで待機し(S11のNo)、撮像部20が撮像した撮像画像が入力されたと判断した場合には(S11のYes)、制御部100は、入力された撮像画像に基づいて、商品が入れられたカゴT1が正しい角度で(サッカー台2に平行に)置かれているかを判断する(S12)。カゴT1がサッカー台2上で正しい角度で置かれていないと、店員用表示部17には、カゴT1が傾いた状態で表示される。この場合、店員が、店員用表示部17を見ながらカゴT1から商品を取り出す際に、カゴT1を動かしてしまうことがあるため、S12を判断する。サッカー台2上にカゴT1を載置した場合、カゴT1の一辺が、サッカー台2の辺に対して略平行である場合、制御部100は、カゴT1は正しい角度で置かれていると判断する。一方、サッカー台2上にカゴT1を載置した場合、カゴT1の一辺が、サッカー台2の辺に対して略平行でない(すなわち傾斜している)場合、制御部100は、カゴT1は正しい角度で置かれていないと判断する。
カゴT1が正しい角度で置かれていないと判断した場合には(S12のNo)、制御部100は、店員用表示部17に表示されているカゴT1の角度を自動的に補正し、カゴT1が正しい角度で置かれている状態のように表示させる(S13)。次に制御部100は、カゴT1の4つの辺(縁)がすべて店員用表示部17に表示されているかを判断する(S14)。カゴT1の4つの辺がすべて店員用表示部17に表示されていない場合には、カゴT1のサッカー台2への載置位置が正しくなく、カゴT1に入れられたすべての商品を撮像できない可能性がある。そのため、カゴT1の4つの辺(縁)がすべて店員用表示部17に表示されていないと判断した場合には(S14のNo)、制御部100は、店員用表示部17および客用表示部18に、カゴT1を正しい位置に載置し直すことを示すメッセージを表示する(S16)。そして制御部100は、S11に戻る。また、S12において、カゴT1が正しい角度で置かれていると判断した場合には(S12のYes)、制御部100は、S13の処理を実行することなくS14の処理を実行する。
カゴT1の4つの辺(縁)がすべて店員用表示部17に表示されていると判断した場合(S14のYes)、次に画像入力判断部101は、入力された撮像画像が、一取引において最初の撮像画像であるかを判断する(S15)。第1画像部132に撮像画像が記憶されていない場合には、画像入力判断部101は、入力された撮像画像が一取引において最初の撮像画像であると判断する。
入力された撮像画像が一取引において最初の撮像画像であると判断した場合には(S15のYes)、制御部100は、入力された撮像画像を第1画像部132に記憶する(S21)。そして制御部100は、第1画像部132に記憶した撮像画像を店員用表示部17に表示する(S22)。
次にエッジ検出部106は、第1画像部132に記憶した撮像画像に基づいて、撮像画像に写っている商品のエッジを検出する。続いて物品抽出部102は、検出されたエッジに基づいて商品の輪郭を抽出する。次に物品抽出部102は、抽出した商品の輪郭が継続しており、途中で全く欠けていない商品を、カゴT1に入れられている商品のうちの最上位位置にある商品として、当該商品を抽出する(S23)。
次に制御部100は、物品抽出部102が抽出した商品(すなわち最上位位置の商品)を囲む枠を表示する(S24)。店員は、商品が枠で囲まれることで、枠で囲まれた商品が最上位位置の商品であることを、視覚的に判別可能である。次に制御部100は、物品抽出部102が抽出した商品について、一般物体認識を行って当該商品に最も類似した基準商品を抽出する(S25)。そして制御部100は、抽出した基準商品の商品名を、当該商品に関連付けて表示する(S26)。そして制御部100は、S11に戻る。
図7は、店員用表示部17に表示された、S26商品名を表示した商品の画像を示す図である。図7において、最上位位置の商品171は、S24で表示した枠172で囲まれている。枠172の色は、視覚的に強調される例えば赤色である。また、最上位位置の商品の画像に関連した位置(実施形態では、商品Aの画像の一部および当該商品Aを囲む枠172の一部にかかる位置)に、当該商品と最も類似した基準商品の商品名173(商品A)を表示する。店員は、商品名173の表示を見て、枠172で囲まれた最上位位置の商品が商品Aであると認識する。
また、S15において、入力された撮像画像が一取引において最初の撮像画像ではないと判断した場合には(S15のNo)、制御部100は、入力した撮像画像を、第2画像部133に記憶する(S31)。次に制御部100(並び替え判断部)は、カゴT1内で商品が並び替えられたかを判断する(S32)。制御部100は、S21で第1画像部132に記憶された撮像画像と、S31で第2画像部133に記憶された撮像画像とを比較する。そして、例えば公知の背景差分法を用いて、両撮像画像における商品の位置が一致しているか異なっているかを判断することで、カゴT1内の商品が並び替えられたかを判断する。第1画像部132に記憶された撮像画像と第2画像部133に記憶された撮像画像とにおいて、すべての商品の位置が一致している場合には、カゴT1内の商品は並び替えられていないと判断する。第1画像部132に記憶された撮像画像と第2画像部133に記憶された撮像画像とにおいて、すべてまたは一部の商品の位置が一致していない場合には、カゴT1内の商品は並び替えられたと判断する。
カゴT1内で商品が並び替えられたと判断した場合には(S32のYes)、制御部100は、第2画像部133に記憶した撮像画像を店員用表示部17に表示する(S33)。そして、S23の処理と同様に、エッジ検出部106が商品のエッジを検出し、物品抽出部102が商品の輪郭を抽出することで、カゴT1に入れられている商品のうちの最上位位置にある商品抽出する(S34)。次に制御部100は、最上位位置にある商品(すなわち、枠で囲った商品)について、一般物体認識を行って当該商品に最も類似した基準商品を抽出する(S35)。
次に判断部104は、S25において抽出した基準商品とS35において抽出した基準商品とを比較する(S36)。そして判断部104は、比較した結果、S25において抽出した基準商品がS35において抽出した基準商品と変わっているかを判断する(S37)。すなわち、判断部104は、S23において物品抽出部102が抽出した最上位位置にある商品が、並び換えの結果、最上位位置ではなくなったか(最も近くなくなったか)を判断する(S37)。
判断部104が、S23において物品抽出部102が抽出した最上位位置にある商品が、並び換えの結果、最上位位置ではなくなったと判断した場合には(S37のYes)、物品変更部105は、第2画像部133に記憶されている撮像画像を第1画像部132に移動して記憶する(S38)。この際、第1画像部132に記憶されていた元の撮像画像は消去される。すなわち、物品変更部105は、S37において、カゴT1の最上位位置にある商品を、物品抽出部102がS23で抽出した商品から物品抽出部102がS34で抽出した商品に変更する処理を実行する。
次に制御部100は、変更されたカゴT1の最上位位置にある商品を囲む枠を表示する(S39)。そして制御部100は、S35において抽出した基準商品の商品名を、当該商品に関連付けて表示する(S40)。
次に制御部(取出判断手段)100は、最上位位置の商品がカゴT1から商品が取り出されたかを判断する(S51)。例えば、公知の背景差分法を用いて、最上位位置にあった商品がなくなったと判断した場合に、制御部100は、当該商品が取り出されたと判断する。最上位位置の商品が取り出されたと判断した場合には(S51のYes)、制御部100は、取り出された商品について、売上登録処理を実行する(S52)。具体的には、制御部100は、取り出された商品に最も類似度が高い基準商品に係る売上登録処理を実行する。
次に制御部100は、カゴT1からすべての商品が取り出されたかを判断する(S53)。撮像部20から入力された撮像画像に、商品が写っていない場合には、すべての商品が取り出されたと判断する。すべての商品が取り出されたと判断した場合には(S53のYes)、制御部100は、終了キー191が操作されたことを条件に、商品情報部131に記憶されている商品情報をPOS端末5に送信する(S57)。そして制御部100は、商品情報部131、第1画像部132、第2画像部133荷記憶されている情報をクリアする。そして制御部100は、処理を終了し、S11に戻る。なお、すべての商品が取り出されていないと判断した場合には(S53のNo)、制御部100は、S11に戻る。
一方、最上位位置の商品の取り出しではないと判断した場合には(S51のNo)、制御部100は、S26またはS40で表示された商品名がタップされたかを判断する(S54)。店員は、S26またはS40で表示された商品名が、枠で囲まれている商品(最上位位置にある商品)と異なる商品名であると判断すると、当該商品名以外の商品名を表示させるために当該表示をタップする。S26またはS40で表示された商品名がタップされたかと判断した場合には(S54のYes)、制御部100は、S26またはS40で表示した商品名以外の商品名を表示する(S55)。S55において、制御部100は、S25またはS39で算出した類似度が高い商品を表示する。制御部100は、S26またはS40で表示した商品に続く類似度が高い、一または複数の商品を表示する。なお、S55で表示する商品名に、S26またはS40で表示した商品の商品名が含まれていてもよい。なお、S55の処理で表示する商品名に「その他の商品」の文字を合わせて表示する。店員が、S55で表示したその他の商品名に枠で囲まれている商品の商品名がないと判断した場合に、「その他の商品」をタップし、今まで表示された商品名を含む、当該商品に係る多数の商品名を表示する。店員は、表示された多数の商品名から当該商品の商品名を探し出してタップする。
図9に、S55で表示した画面の一例を示す。図9では、図7に示す最上位位置の商品171の商品名173が消去され、その代わりに、商品Bおよび商品Cを含む複数の商品の画像と商品名180が表示される。商品Bは、商品Aに続く類似度の商品である。商品Cは、商品Bに続く類似度の商品である。なお、商品Bおよび商品Cとともに商品Aの商品名が表示されるのは、例えば店員の勘違いで本当は商品Aであった時のためである。また、複数の商品の画像と商品名180の一つとして、「その他の商品」1801が表示される。最上位位置の商品171が商品Bでも商品Cでもない場合、「その他の商品」をタップすることで、商品A、商品B、商品Cを含む多数の商品の商品名が表示される。
次に制御部100は、いずれかの商品名がタップされたかを判断する(S56)。タップされたと判断した場合には(S56のYes)、制御部100は、S52以降の処理を実行する。また、タップされていないと判断した場合には(S56のNo)、制御部100は、表示した商品名は該当する商品名がなかったと判断し、再度商品の撮像画像を入力するために、S11に戻る。
また、S54において、S26またはS40で表示された商品名のタップではないと判断した場合には(S54のNo)、制御部100は、S51に戻って待機する。また、S32において、カゴT1内で商品が並び替えられていないと判断した場合には(S32のNo)、制御部100は、S51以降の処理を実行する。また、S37において、S23において物品抽出部102が抽出した最上位位置にある商品が、並び換えの結果、依然として最上位位置にあると判断した場合には(S36のNo)、S51以降の処理を実行する。
ここで、カゴT1内の商品が並べ替えられた(S32でYes)の判断と、カゴT1から最上位位置の商品が取り出された(S51でYes)の判断の違いについて説明する。カゴT1内の商品が並べ替えられた場合、カゴT1内で多くの商品の位置が変更する。これに対して最上位位置の商品が取り出された場合には、最上位位置の商品がなくなり、その他の商品の位置の変更はない。制御部100は、この差を判断して、S32の判断とS51の判断を区別する。
このように、実施形態によれば、カゴT1内の商品を並べ替えた場合に、最上位位置の商品を自動的に変更する。そのため、売上登録処理の効率化を図ることができる。
また、実施形態では、最上位位置の商品が複数存在する場合に、距離情報に基づいて最上位位置の商品を抽出することができる。そのため、売上登録処理の効率化を図ることができる。
ここからは、実施形態の変形例について説明する。実施形態では、商品のエッジを検出して最上位位置の商品を抽出した。変形例では、最も類似度が高い商品を最上位位置の商品として抽出する。なお、変形例については、実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。図10は、変形例の読取装置1に係る機能ブロック図である。図10に示すように、制御部100は、画像入力判断部101、物品抽出部102、表示制御部103、判断部104、物品変更部105、類似度算出部107として機能する。類似度算出部107は、カゴT1に入れられた商品であって、画像入力判断部101が入力を判断した撮像画像に写るすべての商品について一般物体認識処理を実行し、各商品について類似度を算出する。
入力された撮像画像において、他の商品に隠れている商品は、類似度が高く算出されず、最上位位置にあり他の商品によって隠れていない商品は、類似度が高く算出される。この傾向を利用して、物品抽出部102は、類似度算出部107が算出した最も高い類似度の商品を、最上位位置の商品として抽出する。
次に、変形例の読取装置1に係る制御処理について説明する。図11は、変形例の読取装置が実行する制御処理の流れを示したフローチャートである。図11において、図6と同一符号の処理は、実施形態と同一の処理を実行する。図11において、S22の処理の後に、制御部100は、入力された撮像画像に写るすべての商品について、一般物体認識処理を実行して類似度を算出する(S61)。そして制御部100は、算出された最も類似度が高い商品を最上位商品として抽出する(S62)。その後、S24以降の処理を実行する。
また、S33の処理の後に、制御部100は、入力された撮像画像に写るすべての商品について、一般物体認識処理を実行して類似度を算出する(S71)。そして制御部100は、算出された最も類似度が高い商品を最上位商品として抽出する(S72)。その後、S35以降の処理を実行する。
このような変形例においても、カゴT1内の商品を並べ替えた場合に、最上位位置の商品を自動で変更する。そのため、売上登録処理の効率化を図ることができる。
また、変形例において、最上位位置の商品が複数存在する場合に、距離情報に基づいて最上位位置の商品を抽出することができる。そのため、売上登録処理の効率化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態および変形例を説明したが、この実施形態および変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態および変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態および変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、商品名173、177を、商品171、175および枠172、176の両方に一部かかるように表示した。しかしながらこれに限らず、例えば、商品名173、177を、商品171、175または枠172、176のいずれかにかかるように表示してもよい。
なお、実施形態および変形例の読取装置1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態のおよび変形例の読取装置1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施形態および変形例の読取装置1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、実施形態および変形例の読取装置1で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 読取装置
5 POS端末
T1 カゴ
17 店員用表示部
20 撮像部
100 制御部
101 画像入力判断部
102 物品抽出部
103 表示制御部
103 物品抽出部
104 判断部
105 物品変更部
106 エッジ検出部
107 類似度算出部
131 商品情報部
132 第1画像部
133 第2画像部
特許第6141207号公報

Claims (5)

  1. 表示部と、
    カゴに入れられた物品を上方から撮像した撮像装置からの撮像画像の入力を判断する画像入力判断部と、
    前記撮像画像に基づいて、前記撮像装置からの距離が最も近い物品を抽出する物品抽出部と、
    前記物品抽出部が抽出した物品の画像および当該物品を特定する画像を前記表示部に表示する表示制御部と、
    前記画像入力判断部による前記撮像装置からの撮像画像の入力後に前記撮像装置からの撮像画像が再度入力されたとの判断に基づいて、前記抽出された物品が前記撮像装置から最も近くなくなったかを判断する判断部と、
    前記抽出された物品が前記撮像装置から最も近くなくなったと判断したことを条件に、前記撮像装置から再度入力された撮像画像に基づいて、前記物品抽出部が抽出した前記撮像装置からの距離が最も近い物品を変更する物品変更部と、
    を備えた読取装置。
  2. 前記画像入力判断部は、前記物品と前記撮像装置との距離を示す距離情報を前記撮像画像に対応付けて入力したことを判断し、
    前記物品抽出部は、前記画像入力判断部が入力したと判断した前記撮像画像と前記距離情報に基づいて前記撮像装置からの距離が最も近い物品を抽出する、
    請求項1に記載の読取装置。
  3. 前記物品抽出部は、前記撮像装置から再度入力された撮像画像に基づいて前記撮像装置からの距離が最も近い物品を再度抽出し、
    前記判断部は、前記再度抽出した物品と前記物品抽出部が抽出した物品とが一致しないことを条件に、前記抽出された物品が前記撮像装置から最も近くなくなったと判断する、
    請求項1または2に記載の読取装置。
  4. 前記画像入力判断部が入力したと判断した撮像画像に基づいて、物品のエッジを検出するエッジ検出部、
    をさらに備え、
    前記物品抽出部は、検出されたエッジに基づいて物品の輪郭が切れ目なく連続している物品を前記撮像装置からの距離が最も近い物品として抽出する
    請求項1乃至3のいずれか一に記載の読取装置。
  5. 表示部を備えた読取装置を制御するコンピュータを、
    カゴに入れられた物品を上方から撮像した撮像装置からの撮像画像の入力を判断する画像入力判断部と、
    前記撮像画像に基づいて、前記撮像装置からの距離が最も近い物品を抽出する物品抽出部と、
    前記物品抽出部が抽出した物品の画像および当該物品を特定する画像を前記表示部に表示する表示制御部と、
    前記画像入力判断部による前記撮像装置からの撮像画像の入力後に再度前記撮像装置からの撮像画像が入力されたとの判断に基づいて、前記抽出された物品が前記撮像装置から最も近くなくなったかを判断する判断部と、
    前記抽出された物品が前記撮像装置から最も近くなくなったと判断したことを条件に、前記撮像装置から再度入力された撮像画像に基づいて、前記物品抽出部が抽出した前記撮像装置からの距離が最も近い物品を変更する物品変更部と、
    して機能させるプログラム。
JP2018076945A 2018-04-12 2018-04-12 読取装置およびプログラム Active JP7085393B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018076945A JP7085393B2 (ja) 2018-04-12 2018-04-12 読取装置およびプログラム
US16/374,506 US10720027B2 (en) 2018-04-12 2019-04-03 Reading device and method
EP19168387.9A EP3553699A1 (en) 2018-04-12 2019-04-10 Reading device and method
CN201910293470.4A CN110378187B (zh) 2018-04-12 2019-04-12 读取装置及控制方法、计算机可读存储介质、电子设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018076945A JP7085393B2 (ja) 2018-04-12 2018-04-12 読取装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019185477A JP2019185477A (ja) 2019-10-24
JP7085393B2 true JP7085393B2 (ja) 2022-06-16

Family

ID=66105047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018076945A Active JP7085393B2 (ja) 2018-04-12 2018-04-12 読取装置およびプログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10720027B2 (ja)
EP (1) EP3553699A1 (ja)
JP (1) JP7085393B2 (ja)
CN (1) CN110378187B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7117969B2 (ja) * 2018-10-15 2022-08-15 東芝テック株式会社 読取装置およびプログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017091394A (ja) 2015-11-16 2017-05-25 東芝テック株式会社 商品読取装置、店舗会計システム及びプログラム
JP2019070977A (ja) 2017-10-10 2019-05-09 東芝テック株式会社 読取装置およびプログラム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007158844A (ja) 2005-12-06 2007-06-21 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
US9129277B2 (en) * 2011-08-30 2015-09-08 Digimarc Corporation Methods and arrangements for identifying objects
JP5747014B2 (ja) * 2012-11-05 2015-07-08 東芝テック株式会社 商品認識装置及び商品認識プログラム
JP6141207B2 (ja) * 2014-01-07 2017-06-07 東芝テック株式会社 情報処理装置、店舗システム及びプログラム
JP2015138349A (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 東芝テック株式会社 商品読取装置、販売データ処理装置および制御プログラム
JP6369258B2 (ja) * 2014-09-22 2018-08-08 カシオ計算機株式会社 商品登録装置、商品登録方法およびプログラム
JP6504693B2 (ja) * 2015-01-06 2019-04-24 オリンパス株式会社 撮像装置、操作支援方法及び操作支援プログラム
JP2017211880A (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 東芝テック株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP6813310B2 (ja) * 2016-09-02 2021-01-13 東芝テック株式会社 物品読取装置およびプログラム
US10803292B2 (en) * 2017-04-26 2020-10-13 Mashgin Inc. Separation of objects in images from three-dimensional cameras

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017091394A (ja) 2015-11-16 2017-05-25 東芝テック株式会社 商品読取装置、店舗会計システム及びプログラム
JP2019070977A (ja) 2017-10-10 2019-05-09 東芝テック株式会社 読取装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN110378187A (zh) 2019-10-25
US10720027B2 (en) 2020-07-21
US20190318588A1 (en) 2019-10-17
CN110378187B (zh) 2023-07-25
EP3553699A1 (en) 2019-10-16
JP2019185477A (ja) 2019-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6348827B2 (ja) 情報処理装置、店舗システムおよびプログラム
US9811816B2 (en) Commodity identification device and commodity recognition navigation method
JP5656796B2 (ja) 商品データ処理装置、商品データ処理方法及び制御プログラム
JP6147676B2 (ja) 情報処理装置、店舗システム及びプログラム
JP5518918B2 (ja) 情報処理装置、店舗システム及びプログラム
JP6747873B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6745646B2 (ja) 認識システム、情報処理装置、及びプログラム
JP5551140B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6208091B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP6239460B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6376955B2 (ja) 情報処理装置、販売データ処理装置およびプログラム
JP2017211880A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5770899B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6336351B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP7085393B2 (ja) 読取装置およびプログラム
JP2013156940A (ja) 情報処理装置、店舗システム及びプログラム
JP5451787B2 (ja) 情報処理装置、店舗システム及びプログラム
JP6348784B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5820011B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理方法
JP5483649B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6964166B2 (ja) 認識システム、情報処理装置、及びプログラム
JP6336656B2 (ja) 情報処理装置、店舗システム及びプログラム
JP5758527B2 (ja) 情報処理装置、店舗システム及びプログラム
JP5798175B2 (ja) 情報処理装置、店舗システム及びプログラム
JP5748880B2 (ja) 情報処理装置、店舗システム及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7085393

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150