JP7079273B2 - 端末、通信方法及び基地局 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムにおける端末、通信方法及び基地局に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、システム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化等を実現するために、5GあるいはNR(New Radio)と呼ばれる無線通信方式(以下、当該無線通信方式を「NR」という。)の検討が進んでいる。NRでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な無線技術の検討が行われている。
NRでは、ユーザ装置と基地局装置とが接続を確立する際の初期アクセスにおいて、基地局装置から送信される同期信号によるセル検出及びセル同定、及び初期アクセスに必要なシステム情報の一部の取得が、ユーザ装置によって行われる(例えば非特許文献1)。
また、NRでは、LTE(Long Term Evolution)と同様の低い周波数帯から、LTEよりも更に高い周波数帯までの幅広い周波数を使用することが想定されている。特に、高周波数帯では伝搬ロスが増大することから、当該伝搬ロスを補うために、ビーム幅の狭いビームフォーミングを適用することが検討されている(例えば非特許文献2)。
3GPP TS 36.213 V14.4.0 (2017-09) 3GPP TS 36.211 V14.4.0 (2017-09)
NRにおいて、初期アクセスに必要な同期信号及びシステム情報の一部は、連続したOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルから構成されるSS block(Synchronization Signal block)と呼ばれるリソースユニットで、無線フレームにマッピングされる。ユーザ装置は、基地局装置から送信されるSS blockを受信して初期アクセスに必要な情報を取得する。初期アクセスに必要な情報には、RACH(Random Access Channel)リソース及びプリアンブル信号形式を特定する情報が含まれる。
また、NRにおいて、基地局装置は、ビームフォーミングを適用して複数のビームを送信する。当該ビームに関連付けられたSS blockをユーザ装置は受信し、初期アクセスに必要な情報を取得する。RACHリソースは、SS blockに関連付けられている。また、NRにおいて、無線フレームを構成するスロットのシンボルに対してDL(Downlink)又はUL(Uplink)を柔軟に設定することが可能である。
一方、使用可能なRACHリソースをユーザ装置に通知するためのRACH configuration tableが有するindex数には限りがあるため、NRにおけるSS blockの数及び配置、スロット及びシンボルへのDL又はULの設定等に対応する適切なRACHリソースの通知は困難であった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、無線通信システムの初期アクセスにおいて、使用可能なリソースを効率良くユーザ装置に通知することを目的とする。
開示の技術によれば、無線フレームにおけるRACHリソースに関する設定を指定するインデックスを受信する受信部と、前記インデックスに基づいて、RACHリソースを特定する制御部と、前記RACHリソースを用いて、ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信部とを有し、前記RACHリソースに関する設定は、前記インデックスにより指定される前記RACHリソースの時間領域の位置及び数を含み前記RACHリソースに関する設定は、DL/UL configurationの周期の整数倍の周期ごとに、前記整数倍の周期における1以上のスロットにRACHリソースが配置される設定を含む、端末が提供される。
開示の技術によれば、無線通信システムの初期アクセスにおいて、使用可能なリソースを効率良くユーザ装置に通知することができる。
本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における初期アクセスのシーケンスの一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるSS burst setを説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるSS burst setの構成例(1)を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるSS burst setの構成例(2)を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるSS burst setの構成例(3)を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるSS blockに関連付けられたRACHリソースを説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるスロットのフォーマットの例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるRACHリソースの例(1)を示す図である。 本発明の実施の形態におけるRACHリソースの例(2)を示す図である。 本発明の実施の形態における基地局装置100の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるユーザ装置200の機能構成の一例を示す図である。 基地局装置100又はユーザ装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
本実施の形態の無線通信システムの動作にあたっては、適宜、既存技術が使用される。ただし、当該既存技術は、例えば既存のLTEであるが、既存のLTEに限られない。また、本明細書で使用する用語「LTE」は、特に断らない限り、LTE-Advanced、及び、LTE-Advanced以降の方式(例:NR)を含む広い意味を有するものとする。
また、以下で説明する実施の形態では、既存のLTEで使用されているSS(Synchronization Signal)、PSS(Primary SS)、SSS(Secondary SS)、PBCH(Physical broadcast channel)、PRACH(Physical RACH)等の用語を使用しているが、これは記載の便宜上のためであり、これらと同様の信号、機能等が他の名称で呼ばれてもよい。また、NRにおける上述の用語を、NR-SS、NR-PSS、NR-SSS、NR-PBCH、NR-PRACH等と表記する。
図1は、本発明の実施の形態における無線通信システムの構成例を示す図である。本発明の実施の形態における無線通信システムは、図1に示されるように、基地局装置100及びユーザ装置200を含む。図1には、基地局装置100及びユーザ装置200が1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。
基地局装置100は、1つ以上のセルを提供し、ユーザ装置200と無線通信を行う通信装置である。図1に示されるように、基地局装置100は、同期信号及びシステム情報をユーザ装置200に送信する。同期信号は、例えば、NR-PSS及びNR-SSSである。システム情報は、例えば、NR-PBCHにて送信される。また、システム情報は、報知情報ともいう。基地局装置100及びユーザ装置200とはいずれも、ビームフォーミングを行って信号の送受信を行うことが可能である。ユーザ装置200は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末、M2M(Machine-to-Machine)用通信モジュール等の無線通信機能を備えた通信装置であり、基地局装置100に無線接続し、無線通信システムにより提供される各種通信サービスを利用する。初期アクセスの段階において、図1に示されるように、ユーザ装置200は、ランダムアクセスのプリアンブル信号を基地局装置100に送信する。当該ランダムアクセスは、基地局装置100から受信したNR-PBCHによるシステム情報に加え、NR-PDCCH(Physical downlink control channel)によってスケジューリングされたNR-PDSCH(Physical downlink shared channel)によるシステム情報であるRMSI(Remaining minimum system information)に基づいて行われる。RMSIは、例えば、RACH設定等の初期アクセスに必要な情報を含む。
なお、本実施の形態において、複信(Duplex)方式は、TDD(Time Division Duplex)方式でもよいし、FDD(Frequency Division Duplex)方式でもよいし、又はそれ以外(例えば、Flexible Duplex等)の方式でもよい。
また、以下の説明において、送信ビームを用いて信号を送信することは、プリコーディングベクトルが乗算された(プリコーディングベクトルでプリコードされた)信号を送信することであってもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、所定の重みベクトルを受信した信号に乗算することであってもよい。また、送信ビームを用いて信号を送信することは、特定のアンテナポートで信号を送信することと表現されてもよい。同様に、受信ビームを用いて信号を受信することは、特定のアンテナポートで信号を受信することと表現されてもよい。アンテナポートとは、3GPPの規格で定義されている論理アンテナポート又は物理アンテナポートを指す。なお、送信ビーム及び受信ビームの形成方法は、上記の方法に限られない。例えば、複数アンテナを備える基地局装置100及びユーザ装置200において、それぞれのアンテナの角度を変える方法を用いてもよいし、プリコーディングベクトルを用いる方法とアンテナの角度を変える方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、異なるアンテナパネルを切り替えて利用してもよいし、複数のアンテナパネルを合わせて使う方法を組み合わせる方法を用いてもよいし、その他の方法を用いてもよい。また、例えば、高周波数帯において、複数の互いに異なる送信ビームが使用されてもよい。複数の送信ビームが使用されることを、マルチビーム運用といい、ひとつの送信ビームが使用されることを、シングルビーム運用という。
(実施例)
以下、実施例について説明する。
図2は、本発明の実施の形態における初期アクセスのシーケンスの一例を示す図である。初期アクセスが開始されると、ステップS1において、基地局装置100は、NR-PSS、NR-SSS及びNR-PBCH、すなわちSS blockを、ユーザ装置200に送信する。NR-PBCHには、システム情報の一部が含まれる。基地局装置100は、複数のSS blockで構成されるSS burst setをSS burst set periodicityの周期で繰り返してユーザ装置200に送信する。SS burst setに複数のSS blockが含まれる場合、当該複数のSS blockは、マルチビーム運用環境において、それぞれ異なるビームに関連付けられてもよい。
一方、ユーザ装置200は、基地局装置100から送信されるNR-PSSを受信して、初期の時間及び周波数同期及びセルID(identity)の一部の特定に少なくとも使用する。また、ユーザ装置200は、基地局装置100から送信されるNR-SSSを受信して、少なくともセルIDの一部の特定に使用する。また、ユーザ装置200は、基地局装置100から送信されるNR-PBCHを受信して、初期アクセスに必要なシステム情報の一部、例えば、システムフレーム番号(SFN:System Frame Number)及び他のシステム情報のRMSI等を取得するための情報を取得する。
続いて、ステップS2において、RMSIを含む他のシステム情報は、NR-PDCCHによってスケジューリングされたNR-PDSCHを介して受信される。RMSIには、ランダムアクセス手順を実行するためのリソース、すなわち、RACHリソース及びプリアンブルフォーマット等を特定する情報が含まれる。
SS burst setに複数のSS blockが含まれる場合、ユーザ装置200は、あるSS blockを取得すると、当該SS blockに関連付けられるRACHリソースで、プリアンブルを送信しランダムアクセス手順を開始する(S3)。
ステップS3において、基地局装置100とユーザ装置200との間でランダムアクセス手順が成功すると、初期アクセスは完了し、通常の通信が開始される(S4)。
図3は、本発明の実施の形態におけるSS burst setを説明するための図である。図3に示されるように、SS burst setは、1~L個のSS blockから構成される。SS blockを送信する候補のリソースは、5ms期間内に含まれる。SS blockは、SS burst setのL個の候補位置すべてに配置されるとは限らず、実際に基地局装置100から送信されるSS blockは、運用に応じてL個以下で配置される。SS blockが配置されていない候補位置のリソースは、通常の通信に使用される。すなわち、Lは、SS burst set中の最大SS block数を示す。また、Lは、周波数帯によって異なる値となる。例えば、3GHz以下の周波数帯ではL=4、3GHz~6GHzの周波数帯ではL=8、6GHz~52.6GHzの周波数帯ではL=64としてよい。
また、図3に示される例においては、SS burst setが送信される周期を示すSS burst set periodicityは、20msである。SS burst set periodicityの最小値は、5msであってもよい。
図4は、本発明の実施の形態におけるSS burst setの構成例(1)を説明するための図である。図4において、無線フレーム上での5ms又は1msの時間単位でSS burst setが構成された例を示している。
図4Aは、SS blockが送信される無線信号のサブキャリア間隔が15kHzかつ周波数帯が3GHzまでの場合のSS burst setの構成例である。5msに対応する5スロットのうち、先頭の2スロットが、SS block(以下、「SSB」ともいう。)を含む。スロット#0にSSB#0及びSSB#1が配置され、スロット#1にSSB#2及びSSB#3が配置される。1msの長さを有するスロットは、シンボル#0からシンボル#13の14シンボルで構成される。図4Aに示されるように、15kHz SCS(subcarrier spacing、サブキャリア間隔)である無線フレームの、シンボル#2からシンボル#5にSSB#0が配置され、シンボル#8からシンボル#11にSSB#1が配置される。15kHz SCSである無線フレームは、SSB及びデータの送受信に使用され、30kHz SCS及び60kHz SCSである無線フレームは、データの送受信に使用される。
図4Bは、SS blockが送信される無線信号のサブキャリア間隔が15kHzかつ周波数帯が3GHzから6GHzまでの場合のSS burst setの例である。5msに対応する5スロットのうち、先頭の4スロットが、SS blockを含む。スロット#0にSSB#0及び#1が配置され、スロット#1にSSB#2及び#3が配置され、スロット#2にSSB#4及びSSB#5が配置され、スロット#3にSSB#6及びSSB#7が配置される。スロット内のシンボル上のSS blockの配置は、図4Aと同様でよい。
図5は、本発明の実施の形態におけるSS burst setの構成例(2)を説明するための図である。図5において、無線フレーム上での5ms又は1msの時間単位でSS burst setが構成された例を示している。
図5Aは、SS blockが送信される無線信号のサブキャリア間隔が30kHzの場合のSS burst setのスロット内の構成例である。スロット内のシンボル#4からシンボル#7にSSB#0が配置され、シンボル#8からシンボル#11にSSB#1が配置される。続くスロット内のシンボル#2からシンボル#5にSSB#2が配置され、シンボル#6からシンボル#9にSSB#3が配置される。SSB#0からSSB#3が、連続する2スロットに配置される。30kHz SCSである無線フレームは、SSB及びデータの送受信に使用され、15kHz SCS及び60kHz SCSである無線フレームは、データの送受信に使用される。
図5Bは、SS blockが送信される無線信号のサブキャリア間隔が30kHzの場合のSS burst setのスロット内の他の構成例である。スロット内のシンボル#2からシンボル#5にSSB#0が配置され、シンボル#8からシンボル#11にSSB#1が配置される。続くスロット内のシンボル#2からシンボル#5にSSB#2が配置され、シンボル#8からシンボル#11にSSB#3が配置される。SSB#0からSSB#3が、連続する2スロットに配置される。30kHz SCSである無線フレームは、SSB及びデータの送受信に使用され、15kHz SCS及び60kHz SCSである無線フレームは、データの送受信に使用される。
図5Cは、SS blockが送信される無線信号の周波数帯が0Hzから3GHzまでの場合のSS burst setの例を5msのスロット単位で示したものである。スロットは、時間順にスロット#0からスロット#9とする。図5Cに示されるように、スロット#0にSSB#0及びSSB#1が配置され、スロット#1にSSB#2及びSSB#3が配置される。
図5Dは、SS blockが送信される無線信号の周波数帯が3GHzから6GHzまでの場合のSS burst setの例を5msのスロット単位で示したものである。スロットは、時間順にスロット#0からスロット#9とする。図5Dに示されるように、スロット#0にSSB#0及びSSB#1が配置され、スロット#1にSSB#2及びSSB#3が配置され、スロット#2にSSB#4及びSSB#5が配置され、スロット#3にSSB#6及びSSB#7が配置される。
図6は、本発明の実施の形態におけるSS burst setの構成例(3)を説明するための図である。図6において、無線フレーム上での5ms又は0.25msの時間単位でSS burst setが構成された例を示している。
図6Aは、SS blockが送信される無線信号のサブキャリア間隔が120kHzかつ周波数帯が6GHzから52.6GHzの場合のSS burst setの構成例である。5msのスロット単位で示した図においてスロットは、時間順にスロット#0からスロット#39とする。スロット#20のシンボル#4からシンボル#7にSSB#32が配置され、シンボル#8からシンボル#11にSSB#33が配置される。スロット#22のシンボル#2からシンボル#5にSSB#34が配置され、シンボル#6からシンボル#9にSSB#35が配置される。同様のスロット内の構成で、スロット#0からスロット#7はSSB#0からSSB#15が配置され、スロット#10からスロット#17にSSB#16からSSB#31が配置され、スロット#20からスロット#27にSSB#32及びSSB#47が配置され、スロット#30からスロット#37にSSB#48からSSB#63が配置される。120kHz SCSである無線フレームは、SSB及びデータの送受信に使用され、60kHz SCSである無線フレームは、データの送受信に使用されてもよい。
図6Bは、SS blockが送信される無線信号のサブキャリア間隔が240kHzかつ周波数帯が6GHzから52.6GHzの場合のSS burst setの構成例である。5msのスロット単位で示した図においてスロットは、時間順にスロット#0からスロット#79とするが、図6Bにおいては1マスが2スロットに対応するように図示している。スロット#32のシンボル#8からシンボル#11にSSB#56が配置され、シンボル#12からスロット#33のシンボル#1にSSB#57が配置され、シンボル#2からシンボル#5にSSB#58が配置され、シンボル#6からシンボル#9にSSB#59が配置される。スロット#34のシンボル#4からシンボル#7にSSB#60が配置され、シンボル#8からシンボル#11にSSB#61が配置され、シンボル#12からスロット#35のシンボル#1にSSB#62が配置され、シンボル#2からシンボル#5にSSB#63が配置される。同様のスロット内の構成で、スロット#0からスロット#15はSSB#0からSSB#31が配置され、スロット#20からスロット#35にSSB#32からSSB#63が配置される。240kHz SCSである無線フレームは、SSBの送受信に使用され、60kHz SCS及び120kHz SCSである無線フレームは、データの送受信に使用されてもよい。
図7は、本発明の実施の形態におけるSS blockに関連付けられたRACHリソースを説明するための図である。図7に示されるように、NRにおいて、基地局装置100からビームに関連付けられたSS blockを含むSS burst setが送信される。ユーザ装置200は、検出可能なSS blockを受信して、受信したSS blockに関連付けられたRACHリソースでプリアンブルを送信して初期アクセス手順を開始する。RACHリソースは、ビームに関連付けられていてもよい。
図7に示される例では、SS burst setに含まれる4番目のSS blockをユーザ装置200は受信し、4番目のSS blockに関連付けられているRACHリソース2で、プリアンブルを送信する。また、図4に示される例では、SS burst setに含まれる2番目のSS blockは、RACHリソース1に関連付けられ、SS burst setに含まれる6番目のSS blockは、RACHリソース3に関連付けられている。また、SS blockには、対応するSS block indexが存在し、例えば、SS burst setに含まれる4番目のSS blockのSS block indexは、「4」と定義される。
すなわち、図7に示されるように、SS blockと、RACHリソース又はpreamble indexとはそれぞれ関連付けられていてもよい。また、例えば1つのSS blockに対して、複数のRACHリソース又はpreamble indexが関連付けられていてもよい。また、時間方向の複数のRACHリソース、周波数方向の複数のRACHリソース又は複数のpreamble indexの範囲が、それぞれSS blockごとに関連付けられていてもよい。
また、NRにおいて、LTE同様に、RACH configuration tableが定義され、tableを指定するインデックスが基地局装置100からユーザ装置200に、利用可能であるRACHリソースの時間領域の位置、数、密度等が通知される。通知された利用可能であるRACHリソースのそれぞれと、SS blockとの関連付けが、基地局装置100からユーザ装置200に通知されてもよいし、予め規定されてもよい。
図8は、本発明の実施の形態におけるスロットのフォーマットの例を示す図である。図8は、10スロットの期間において、DL、UL、Unknownであるスロット又はシンボルが規定されるフォーマットを有するDL/UL configurationである。DL/UL configurationの周期は、0.5ms、0.625ms、1ms、1.25ms、2ms、2.5ms、5ms又は10msであってもよい。
図8に示されるフォーマットを通知するため、基地局装置100から下記のパラメータがユーザ装置200に通知されてもよい。
1)Total number of slots:スロットの総数
2)Number of DL full DL slots:すべてDLシンボルが配置されるフルDLスロットの総数
3)Number of DL symbols:あるスロット(図9では5番目のスロット)におけるDLシンボルの数
4)Number of UL symbols:あるスロット(ULシンボルの数
5)Number of full UL slots:すべてULシンボルが配置されるフルULスロットの総数
なお、上記のパラメータは、すべてユーザ装置200に通知されなくてもよく、一部が予め規定されてもよい。
図8で説明したフォーマットと異なり、図9においては、DLシンボルのみが配置されるスロットの数、一部DLシンボルが配置されるスロットにおけるDLシンボル数、一部ULシンボルが配置されるスロットにおけるULシンボル数、ULシンボルのみが配置されるスロットの数がユーザ装置200に通知されてもよい。また、図9においては10スロットである、フォーマットが繰り返される周期を示すスロットの総数が、ユーザ装置200に通知又は予め規定されてもよい。スロットの総数は、時間長で示されてもよく、図8に示されるように、例えば、0.5ms、1ms、2ms、5ms、10ms等でユーザ装置200に通知又は予め規定されてもよい。なお、DL又はULに使用されることが指定されていない位置が「unknown」である。図8に示されるフォーマットにおいて、時間領域で、すべてDLシンボルが配置されるフルDLスロット、次に「unknown」を含むスロット、最後にすべてULシンボルが配置されるフルULスロットの順で配置される。
ここで、NRにおける初期アクセス時のRACHリソースを基地局装置100がユーザ装置200に通知する場合、RACH configuration tableのindexが通知される必要がある。セル固有に通知される報知情報においてはビット数が限られるため、RACH configuration tableのindex数では柔軟なRACHリソース割り当てを行うことができない可能性がある。
スタンドアロンではない環境、例えば、LTE-NRデュアルコネクティビティによるNR運用の場合には、ネットワークは、NRで使用されるRACH configuration tableのindexを、LTEのRRC(Radio Resource Configuration)シグナリングによってユーザ装置200に個別に通知することが可能であるため、ビット数の制限が少ないと考えられる。そこで、ユーザ装置200に個別にRACH configuration tableのindexが通知される場合、報知情報によるRACH configuration tableとは異なるスタンドアロンではない環境用のRACH configuration tableとして規定し、報知情報によるRACH configuration tableより多くのindex数によるRACHリソースの設定が可能であってもよい。
また、スタンドアロンではない環境用のRACH configuration tableには、報知情報によるRACH configuration tableがすべて含まれてもよいし、一部のみ含まれてもよいし、全く含まれなくてもよい。
また、報知情報によるRACH configuration tableとは異なるスタンドアロンではない環境用のRACH configuration tableが規定される場合、基地局装置100は、報知情報によるRACH configuration table又はスタンドアロンではない環境用のRACH configuration tableのいずれを使用するかを特定する1ビットの情報をRACH configuration tableのindexとは別途ユーザ装置200に通知してもよい。
また、スタンドアロンではない環境において、RRCシグナリングによって報知情報によるRACH configuration tableに基づいたindexが通知される一方で、RACH configuration table内に含まれる一部のパラメータが更にRRCシグナリングによってユーザ装置200に通知され、報知情報によるRACH configuration tableに基づいたindexに対応するパラメータのうち、RRCシグナリングによって通知されたパラメータのみが上書きされてもよい。例えば、RACH configuration tableで指定されるRACHリソース配置パターンの周期(RACH config period)がRRCシグナリングによってユーザ装置200に個別で通知され、上書きされてもよい。
また、初期アクセスを完了してコネクテッドモードに移行したユーザ装置200に対して、報知情報によるRACH configuration tableとは異なるコネクテッドモード用のRACH configuration tableのindexがRRCシグナリングによって通知されてもよい。報知情報により通知されたRACH configuration tableのindexが、RRCシグナリングにより通知されたRACH configuration tableのindexで上書きされる。すなわち、コネクテッドモード用の新たなRACH configuration tableが規定される。コネクテッドモード用の新たなRACH configuration tableは、報知情報により通知されるRACH configuration tableをすべて含んでいてもよいし、一部のみを含んでいてもよいし、含まなくてもよい。
なお、新たなRACH configuration tableは、スタンドアロンではない環境用のRACH configuration tableと同一でもよいし、異なるRACH configuration tableであってもよい。
また、報知情報によるRACH configuration tableとは異なるコネクテッドモード用のRACH configuration tableが規定される場合、基地局装置100は、報知情報によるRACH configuration table又はコネクテッドモード用のRACH configuration tableのいずれを使用するかを特定する1ビットの情報をRACH configuration tableのindexとは別途ユーザ装置200に通知してもよい。
また、コネクテッドモードに移行したユーザ装置200に対して、RACH configuration table内に含まれる一部のパラメータのみがRRCシグナリングによってユーザ装置200に通知され、報知情報によるRACH configuration tableに基づいたindexに対応するパラメータ値のうち、通知されたパラメータのみが上書きされてもよい。例えば、RACH configuration tableで指定されるRACHリソース配置パターンの周期(RACH config period)がRRCシグナリングによってユーザ装置200に個別で通知され、上書きされてもよい。
図9は、本発明の実施の形態におけるRACHリソースの配置例(1)を示す図である。RACH configuration tableのindexで割り当てられる時間領域のRACHリソースとして、通知されうるDL/UL configurationの周期ごとに、周期の最後尾の1又は複数スロットにRACHリソースを配置してもよい。図示されている無線フレームは、10ms分を図示しSCS(Subcarrier spacing)は120kHzを想定しており、1スロットは0.125msの長さを有する。図9に示される「DL/UL periodicity 0.625ms」の図は、DL/UL configurationの周期が0.625ms、すなわち5スロットである場合の周期を網掛けで示している。
また、図9に示される「PeriodicityごとにRACHリソース」の図は、DL/UL configurationの周期ごとすなわち5スロットごとに、RACHリソースが配置されるスロットを網掛けで示している。また、図9に示される「2PeriodicityごとにRACHリソース」の図は、DL/UL configurationの周期の2周期ごとすなわち10スロットごとに、RACHリソースが配置されるスロットを網掛けで示している。また、同様にDL/UL configurationの周期の整数倍の周期ごとに、RACHリソースが配置されてもよい。
なお、RACH configuration tableで指定されるRACHリソース配置パターンの周期(RACH config period)は、10ms、20ms、40ms、80ms、160ms等が指定されてもよい。例えば、RACHリソース配置パターンの周期が40msの場合、40msのうち連続する10msの期間のみにRACHリソースが配置され、他の30msにはRACHリソースが配置されなくてもよい。
図10は、本発明の実施の形態におけるRACHリソースの例(2)を示す図である。RACH configuration tableにおけるRACHリソースの割り当てとして、2スロット等の複数のスロットに対して前半スロット又は後半スロットの指定を行う場合、RACH configuration tableで指定されるRACHリソース配置パターンの周期ごとに、前半スロットを指定するか後半スロットを指定するかを動的に変更してもよい。
図10において、無線フレームは10ms分を図示し、SCSは120kHzを想定した80スロットを示している。例えば、RACH configuration tableのindexによって、SCSが60kHzの場合の40スロットを参照してスロットインデックスを通知し、さらに通知されたSCSが60kHzの1スロットに対応する、SCSが120kHzの2スロットのうち、後半スロットをRACHリソースに用いるか又は両方の2スロットをRACHリソースに用いるかが指定されてもよい。すなわち、RACHリソースのSCSより、少ないSCSでスロットインデックスが指定されてもよい。
ここで、図10に示されるように、DL/UL configurationの周期が0.625msであった場合、後半のスロットのみでは、当該周期の最後尾のスロットにRACHリソースを配置する割り当てができない。例えば、図10の先頭スロットから5スロット目は、SCSが60kHzの1スロットの前半のスロットである。そこで、RACH configuration tableのindexによって、RACHリソースは、通知されたSCSが60kHzの1スロットに対応するSCSが120kHzの2スロットごと交互に前半スロット又は後半スロットを用いるように指定されてもよい。上記のような、後半スロットに配置、両方のスロットに配置、交互に前半のスロット又は後半のスロットに配置は、スロットごと又はRACHリソース配置パターンの周期ごとに動的に変更可能であってもよい。
また、他のRACHリソースの配置として、例えば無線フレーム10ms中で指定されるRACHリソースが配置される複数のスロットのうち、一部のスロットのみ後半スロットがRACHリソースとして使用され、他のスロットは前半スロット及び後半スロットの両方がRACHリソースとして使用されてもよい。RACHリソースが配置される複数のスロットは例えばSCSが60kHzのスロットインデックスで指定され、前半スロット及び後半スロットは、例えばSCSが120kHzのように、スロットインデックスが通知されるSCSより大きなSCSで構成される無線フレームで前半スロット及び後半スロットが規定されてもよい。上記のRACHリソース配置により、前半スロット及び後半スロットの連続するスロットにRACHリソースを割り当てるとともに、例えばSCSが120kHzで構成される無線フレームにおいて奇数スロット数のRACHリソース割り当てが可能となる。
なお、無線フレーム10msにおけるSS burst setの位置は、SS burst set periodicityが5msである場合を除外すると、SS burst setは10ms中の先頭5msに配置され、後半5msではSS burst setは配置されないことが想定される。そこで、10msの先頭5ms期間のみRACHリソースが配置されてもよく、SS burst setの位置に応じて、SS burst setが配置される次のスロットにRACHリソースが配置されてもよい。また、SS burst setが配置されるスロットのうち、SS blockが実際には送信されない位置で、RACHリソースが配置されてもよい。
また、10msの後半5ms期間のみRACHリソースが配置されてもよい。当該配置によって、SS burst setの配置に制約を受けることなくRACHリソースを配置することが可能となり、他チャネルの配置の柔軟性も向上する。
ここで、10ms中のRACHリソース配置はRACH configuration tableのindexによって指定される。一方、RACHリソース配置パターンの周期は、10ms、20ms、40ms、80ms、160msであってもよい。すなわち、RACHリソースが配置された10ms期間の次の10ms期間において、RACHリソース配置パターンの周期が10msである場合、常にRACHが配置され、例えば、RACHリソース配置パターンの周期が20msである場合、RACHが配置されない。
なお、RACH configuration tableの割り当てとして前半スロット又は後半スロットの指定を行う場合、RACHリソースに対応するPRACHのSCSに応じて、1スロット内でRACHリソース配置が開始されるシンボルを示すstarting symbol indexを異なる値として読み替えてもよい。例えば、RACH configuration tableのあるindexとして、SCSが120kHzの2スロット中の後半スロットがRACHリソースに指定された場合を考える。PRACHのSCSが120kHzである場合starting symbol indexを0又は2として、PRACHのSCSが60kHzである場合starting symbol indexを7、8、9としてもよい。同様に、PRACHのSCSが30kHzである場合starting symbol indexを0又は2として、PRACHのSCSが15kHzである場合starting symbol indexを7、8、9としてもよい。
上記の例で、PRACHのSCSが60kHz又は15kHzの場合、1スロット中の後半であるハーフスロットを想定したstarting symbolが指定されてもよい。すなわち、PRACHのSCSが120kHz又は30kHzの場合のスロット位置と同様の時間領域におけるシンボルでRACHリソースが配置されてもよい。それぞれのSCSに対して、同一のstarting symbolの時間領域の位置となるようにstarting symbolが指定されてもよいし、SCSごとに異なるstarting symbolの時間領域の位置が指定されてもよい。
また、1スロット内のstarting symbolは、PRACHフォーマットごとの時間長にも関連するため、PRACHフォーマットごと又はRACH configuration tableのindexごとに異なる値が規定されてもよい。また、starting symbolとPRACHフォーマットの時間長とに応じて、1スロット内のRACHリソース配置が終了するシンボルであるending symbolに異なる値が設定されてもよい。
なお、実際にそれぞれのSCSにおいていずれのstarting symbolが用いられるかは、RACH configuration tableのindexごとにそれぞれ設定される。starting symbolの指定方法は、上記のSCSに応じて読み替える方法でもよいし、SCSごとにRACH configuration tableで別途指定されてもよい。
また、連続するスロットでRACHリソースが割り当てられたとき、先頭の1スロットのみで、上記の1スロット内でのstarting symbolが適用されてもよい。例えば、DL/UL configurationの1周期すべてで連続するスロットのRACHリソースが割り当てられたとき、先頭の1スロットにのみDLが存在することがある。例えば、starting symbolを2に設定することによって、先頭の1スロットの0シンボル及び1シンボルに、下り制御情報を割り当てることができる。
なお、RACH configuration tableとして、FDDとTDDとで異なるRACH configuration tableが規定されてもよい。ユーザ装置200が、RACH configuration tableが対応する複信方式がFDDか又はTDDかを下記のように判別してもよい。
1)バンドごとにFDD又はTDDが規定される場合、ユーザ装置200の在圏バンドに応じて、対応するバンドのFDD又はTDDとして判別する
2)FDDか又はTDDかに応じて、例えば報知情報等で通知される内容が異なるとき、当該内容に応じて、暗黙的にFDDか又はTDDかを判別する
上記の判別は、RACH configuration tableが対応する複信方式の判別に適用されてもよいし、その他のテーブル又はパラメータ等が対応する複信方式の判別に適用されてもよい。
上述の実施例において、ユーザ装置200は、複数のRACH configuration tableを使用して、基地局装置100から通知されるRACH configuration tableに係るインデックスに基づいて割り当てられたRACHリソースを特定することができる。また、DL/UL configurationの周期、RACHリソースのSCS、SS blockの配置に応じて、RACHリソースが配置されるスロットの通知を効率良く行うことができる。
すなわち、無線通信システムの初期アクセスにおいて、使用可能なリソースを効率良くユーザ装置に通知することができる。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理及び動作を実行する基地局装置100及びユーザ装置200の機能構成例を説明する。基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、少なくとも実施例を実施する機能を含む。ただし、基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、実施例の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。
図11は、基地局装置100の機能構成の一例を示す図である。図11に示されるように、基地局装置100は、送信部110と、受信部120と、設定情報管理部130と、初期アクセス設定部140とを有する。図11に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部110は、ユーザ装置200側に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。受信部120は、ユーザ装置200から送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。また、送信部110は、ユーザ装置200へNR-PSS、NR-SSS、NR-PBCH、DL/UL制御信号等を送信する機能を有する。また、送信部110は、ユーザ装置200に送信電力制御に関する情報及びスケジューリングに関する情報を送信し、受信部120は、ユーザ装置200からプリアンブル及び初期アクセスに係るメッセージを受信する。
設定情報管理部130は、予め設定される設定情報、及び、ユーザ装置200に送信する各種の設定情報を格納する。設定情報の内容は、例えば、初期アクセスに使用する情報等である。
初期アクセス設定部140は、実施例において説明した、基地局装置100におけるユーザ装置200への同期信号及び初期アクセスに使用する情報を含むシステム情報の送信に係る制御、RACHリソースの設定及びユーザ装置200からの初期アクセスに係る制御を行う。
図12は、ユーザ装置200の機能構成の一例を示す図である。図12に示されるように、ユーザ装置200は、送信部210と、受信部220と、設定情報管理部230と、初期アクセス制御部240とを有する。図12に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部210は、送信データから送信信号を作成し、当該送信信号を無線で送信する。受信部220は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、受信部220は、基地局装置100から送信されるNR-PSS、NR-SSS、NR-PBCH、DL/UL制御信号等を受信する機能を有する。また、送信部210は、基地局装置100にプリアンブル及び初期アクセスに係るメッセージを送信し、受信部120は、基地局装置100から初期アクセスに使用する情報を受信する。
設定情報管理部230は、受信部220により基地局装置100から受信した各種の設定情報を格納する。また、設定情報管理部230は、予め設定される設定情報も格納する。設定情報の内容は、例えば、初期アクセスに使用する情報等である。
初期アクセス制御部240は、実施例において説明した、ユーザ装置200におけるRACHリソースの選択及び初期アクセスに係る制御を行う。なお、初期アクセス制御部240におけるプリアンブル信号送信等に関する機能部を送信部210に含め、初期アクセス制御部240におけるシステム情報受信等に関する機能部を受信部220に含めてもよい。
(ハードウェア構成)
上述の本発明の実施の形態の説明に用いた機能構成図(図11及び図12)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態における基地局装置100及びユーザ装置200はいずれも、本発明の実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図13は、本発明の実施の形態に係る基地局装置100又はユーザ装置200である無線通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、記憶装置1002、補助記憶装置1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局装置100及びユーザ装置200のハードウェア構成は、図に示した1001~1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局装置100及びユーザ装置200における各機能は、プロセッサ1001、記憶装置1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、記憶装置1002及び補助記憶装置1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、補助記憶装置1003及び/又は通信装置1004から記憶装置1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図11に示した基地局装置100の送信部110、受信部120、設定情報管理部130、初期アクセス設定部140は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図12に示したユーザ装置200の送信部210と、受信部220と、設定情報管理部230、初期アクセス制御部240は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
記憶装置1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。記憶装置1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。記憶装置1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
補助記憶装置1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。補助記憶装置1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、記憶装置1002及び/又は補助記憶装置1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、基地局装置100の送信部110及び受信部120は、通信装置1004で実現されてもよい。また、ユーザ装置200の送信部210及び受信部220は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び記憶装置1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局装置100及びユーザ装置200はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、基地局装置と無線フレームを介して通信するユーザ装置であって、前記無線フレームにおけるRACHリソースの割り当てを示すRACH設定テーブルに係るインデックスを前記基地局装置から受信する受信部と、互いに異なる複数のRACH設定テーブル及び前記インデックスに基づいて、使用可能であるRACHリソースを特定する制御部と、特定された前記使用可能であるRACHリソースを用いて、プリアンブルを前記基地局装置に送信する送信部とを有するユーザ装置が提供される。
上記の構成により、基地局装置100は、通信状況に応じた複数のRACH configuration tableを用いたRACHリソースの割り当てを行い、ユーザ装置200にRACHリソースを特定させることができる。したがって、無線通信システムの初期アクセスにおいて、使用可能なリソースを効率良くユーザ装置に通知することができる。
前記互いに異なる複数のRACH設定テーブルは、報知情報で使用されるRACH設定テーブル及び非スタンドアロン時に使用されるRACH設定テーブルを含むか、又は、報知情報で使用されるRACH設定テーブル及びコネクテッドモード時に使用されるRACH設定テーブルを含むか、又は、報知情報で使用されるRACH設定テーブル及び報知情報で使用されるRACH設定テーブルの一部のパラメータがRRCシグナリングによって書き換えられたRACH設定テーブルを含んでもよい。当該構成により、ユーザ装置は、通信状況に応じた複数のRACH configuration tableに基づいて、使用可能なRACHリソースを特定することができる。
前記RACH設定テーブルは、下りリンク配置又は上りリンク配置を示す情報の周期の整数倍の周期ごとに、前記整数倍の周期の最後尾の1又は複数スロットにRACHリソースが配置される設定を含んでもよい。当該構成により、ユーザ装置200は、DL/UL configurationに応じて、RACHリソースを特定することができる。
前記RACH設定テーブルは、RACHリソース配置パターンの周期ごとに、RACHリソースのサブキャリア間隔より少ないサブキャリア間隔で1又は複数のスロットが指定され、前記指定された1又は複数のスロットに時間領域で対応するRACHリソースのサブキャリア間隔による複数のスロットのうち、前半スロット及び後半スロットそれぞれにRACHリソースが配置されるか否かが指定される設定を含んでもよい。当該構成により、ユーザ装置200は、SCSに応じたスロットインデックスによってRACHリソースを特定することができる。
前記RACH設定テーブルは、RACHリソースのサブキャリア間隔に基づいて、スロット内のRACHリソースの配置が開始されるシンボルを示すインデックスが指定される設定を含んでもよい。当該構成により、ユーザ装置200は、SCSに応じたstarting indexによってRACHリソースを特定することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、ユーザ装置と無線フレームを介して通信する基地局装置であって、前記無線フレームにおけるRACHリソースの割り当てを示すRACH設定テーブルに係るインデックスを前記ユーザ装置に送信する送信部と、互いに異なる複数のRACH設定テーブル及び前記インデックスに基づいて、使用可能であるRACHリソースを特定する設定部と、特定された前記使用可能であるRACHリソースを用いて、プリアンブルを前記基地局装置から受信する受信部とを有する基地局装置が提供される。
上記の構成により、基地局装置100は、通信状況に応じた複数のRACH configuration tableを用いたRACHリソースの割り当てを行い、ユーザ装置200にRACHリソースを特定させることができる。したがって、無線通信システムの初期アクセスにおいて、使用可能なリソースを効率良くユーザ装置に通知することができる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、基地局装置100及びユーザ装置200は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って基地局装置100が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってユーザ装置200が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD-ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局装置100によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局装置100を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置200との通信のために行われる様々な動作は、基地局装置100及び/又は基地局装置100以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局装置100以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置200は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局装置100は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(enhanced NodeB)、gNB、ベースステーション(Base Station)、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
なお、本発明の実施の形態において、SS blockは、SSブロックの一例である。初期アクセス設定部140は、設定部の一例である。初期アクセス制御部240は、制御部の一例である。RACH configuration tableは、RACH設定テーブルの一例である。RACH configuration tableのindexは、インデックスの一例である。DL/UL configurationは、下りリンク配置又は上りリンク配置を示す情報の一例である。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
100 基地局装置
200 ユーザ装置
110 送信部
120 受信部
130 設定情報管理部
140 初期アクセス設定部
200 ユーザ装置
210 送信部
220 受信部
230 設定情報管理部
240 初期アクセス制御部
1001 プロセッサ
1002 記憶装置
1003 補助記憶装置
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (9)

  1. 無線フレームにおけるRACHリソースに関する設定を指定するインデックスを受信する受信部と、
    前記インデックスに基づいて、RACHリソースを特定する制御部と、
    前記RACHリソースを用いて、ランダムアクセスプリアンブルを送信する送信部とを有し、
    前記RACHリソースに関する設定は、前記インデックスにより指定される前記RACHリソースの時間領域の位置及び数を含み、
    前記RACHリソースに関する設定は、DL/UL configurationの周期の整数倍の周期ごとに、前記整数倍の周期における1以上のスロットにRACHリソースが配置される設定を含む、
    端末。
  2. 前記受信部は、システム情報を用いて前記RACHリソースに関する設定を指定するインデックスを受信した後、RRCシグナリングを用いて、コネクテッドモードにおける前記RACHリソースに関する設定を指定するインデックスを受信し、
    前記制御部は、前記コネクテッドモードにおけるRACHリソースに関する設定を指定するインデックスに基づいて、RACHリソースを特定する、
    請求項1記載の端末。
  3. 前記RACHリソースに関する設定は、DL/UL configurationの2倍の周期ごとに、前記RACHリソースが配置される設定を含む、
    請求項1記載の端末。
  4. 前記RACHリソースに関する設定は、前記整数倍の周期における最後尾のスロットにRACHリソースが配置される設定を含む、
    請求項1記載の端末。
  5. 前記RACHリソースに関する設定は、前記整数倍の周期における最後尾のスロットを含む複数のスロットにRACHリソースが配置される設定を含む、
    請求項1記載の端末。
  6. 前記RACHリソースに関する設定は、前記無線フレームのうち、前半のみにRACHリソースが配置される設定を含む、
    請求項1記載の端末。
  7. 前記RACHリソースに関する設定は、前記無線フレームのうち、後半のみにRACHリソースが配置される設定を含む、
    請求項1記載の端末。
  8. 無線フレームにおけるRACHリソースに関する設定を指定するインデックスを受信するステップと、
    前記インデックスに基づいて、RACHリソースを特定するステップと、
    前記RACHリソースを用いて、ランダムアクセスプリアンブルを送信するステップと、を有し、
    前記RACHリソースに関する設定は、前記インデックスにより指定される前記RACHリソースの時間領域の位置及び数を含み、
    前記RACHリソースに関する設定は、DL/UL configurationの周期の整数倍の周期ごとに、前記整数倍の周期における1以上のスロットにRACHリソースが配置される設定を含む、
    端末における通信方法。
  9. 無線フレームにおけるRACHリソースに関する設定を指定するインデックスを送信する送信部と、
    前記インデックスに基づいて、RACHリソースを特定する制御部と、
    前記RACHリソースを用いて、ランダムアクセスプリアンブルを受信する受信部とを有し、
    前記RACHリソースに関する設定は、前記インデックスにより指定される前記RACHリソースの時間領域の位置及び数を含み、
    前記RACHリソースに関する設定は、DL/UL configurationの周期の整数倍の周期ごとに、前記整数倍の周期における1以上のスロットにRACHリソースが配置される設定を含む、
    基地局。
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