JP7069094B2 - 車両貸出判定装置およびカーシェアリング支援システム - Google Patents

車両貸出判定装置およびカーシェアリング支援システム Download PDF

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Description

本発明は、個人の車両を用いたカーシェアリングを支援するカーシェアリング支援サービスに用いる車両貸出判定装置およびこれを備えるカーシェアリング支援システムに関する。
昨今、車両を所有することなく、必要に応じて、レンタカーやカーシェアリングのような車両貸出サービスを利用するユーザが増えている。また車両を所有する場合においても、当該車両を週末等にしか使用しないオーナーも数多く存在する。このようなユーザとオーナーとを結びつける手段として、個人の車両を用いたカーシェアリングを支援するカーシェアリング支援サービスが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
Anyca(エニカ)、"Anyca"[online]、[令和1年8月15日検索]、インターネット<URL:http://anyca.net/>
ところで、上述した個人の車両を用いたカーシェアリングの場合、車両のオーナーにおいては、将来的に車両を中古車として売却する等の観点から、車両の積算走行距離が問題となる。しかし、上述のカーシェアリングでは車両に走行距離制限を設けても守られない場合があり、走行距離制限が守られるか否かの判断は容易ではない。そのため上述のカーシェアリングにおいては、車両の走行距離制限に基づく貸出しの許可の判断は困難であった。
本発明の一態様は、個人の車両を用いたカーシェアリングを支援するカーシェアリング支援サービスに用いる車両貸出判定装置である。車両貸出判定装置は、車両の目的地情報を受け付ける目的地情報取得部と、目的地情報取得部が取得する目的地情報に基づいて、予想される走行距離を算出する予想距離算出部と、車両の走行距離の制限を設定する制限距離設定部と、予想距離算出部が算出した予想距離および制限距離設定部が設定した制限距離に基づいて、車両の貸出しの許可を判定する貸出し判定部と、車両のオーナーによる車両使用の承認を取得する承認取得部と、を備える。貸出し判定部は、制限距離設定部が設定した制限距離に対する予想距離算出部が算出した予想距離の割合が所定以上の場合は、承認取得部が承認を取得した場合に車両貸出し許可の判定を行う。

本発明の他の態様であるカーシェアリング支援システムは、上述の車両貸出判定装置と、車両貸出判定装置と通信可能なユーザ端末と、車両貸出判定装置と通信可能な車載端末を有する車両と、車両貸出判定装置と通信可能なオーナー端末とを有する。
本発明によれば、個人の車両を用いたカーシェアリングを支援するカーシェアリング支援サービスにおいて、車両の走行距離制限に基づく貸出しの許可を容易に判断することができる。
本発明の実施形態に係るサーバ装置を用いたカーシェアリング支援システムの概略構成図。 図1に示すカーシェアリング支援システムの要部構成を示すブロック図。 図2に示すサーバ装置の要部構成を示すブロック図。 図3のサーバ装置の演算部で実行される車両貸出判定処理の一例を示すフローチャート。 図3のサーバ装置の演算部で実行される車両貸出判定処理の一例を示すフローチャート。
以下、図1~図4Bを参照して本発明の一実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る車両貸出判定装置は、個人が所有する車両を用いたカーシェアリングを支援するカーシェアリング支援サービスに用いられる。このようなカーシェアリングでは、車両を所有するオーナーが予め自己が所有する車両をカーシェアリングに供される車両として登録する。そして、ユーザは登録された車両の中から好きな車両を選択し、車両のオーナーに車両の使用をリクエストする。オーナーは、車両を貸出し可能であればユーザのリクエストを承認し、車両の貸出し予約が確定する。
このようなカーシェアリングにおいては、車両のオーナーは、将来的に車両を中古車として売却すること等の観点から、ユーザによる車両の走行距離を制限したい場合がある。例えば、車両のオーナーが3年後に車両の買い替えにより車両を売却したいと考えており、当該オーナーによる車両の月平均の走行距離が300Kmとする。当該車両を3年後に中古車としての売却する際に、売却額に差が出る積算走行距離に対する月当たりの走行距離が500Kmの場合、ユーザに対する車両の月当たりの制限距離を200Kmに制限すると、売却額に差が出る積算走行距離を越えることなく、3年後に車両を売却することができる。
しかし、ユーザの中には、距離制限を守るユーザも居れば、距離制限を守らないユーザも居る。距離制限を守らないユーザに対しては、車両1のオーナーが自らユーザと交渉することになるが、事後的に車両の走行距離を目視により確認することになるため、オーナーとユーザとの間での争いを起こしやすい。
そこで、本実施形態に係る車両貸出判定装置は、車両の走行距離制限(以下、単に「制限距離」ともいう)を予め設定する。例えば、月当たりの車両の制限距離や1回当たりの車両の制限距離を予め設定する。そして、ユーザが車両を予約するときにユーザから目的地情報を受け付け、受け付けた目的地情報から車両の予想走行距離を算出し、予め設定した制限距離および算出した予想走行距離に基づいて、車両の貸出しの許可を判定する。これにより、車両の走行距離制限が守られるか否かを容易に判定することができ、車両の走行距離制限に基づく車両の貸出しの許可を容易に判断することができる。
本実施形態に係るカーシェアリングシステムでは、上述の車両貸出判定装置と、上述のカーシェアリングを利用するユーザが有し、車両貸出判定装置と通信可能なユーザ端末と、上述のカーシェアリングに供され、車両貸出判定装置と通信可能な車載端末を有する車両と、この車両を所有するオーナーが有し、車両貸出判定装置と通信可能なオーナー端末とを用い、上述のようなカーシェアリング支援サービスを提供する。このような車両貸出判定装置を用いたカーシェアリング支援サービスの提供を良好に実現するため、本実施形態では、以下のようなサーバ装置を用いたカーシェアリング支援システムを提供する。
図1は、本発明の実施形態に係るサーバ装置40を用いたカーシェアリング支援システム100の概略構成図である。本実施形態に係るカーシェアリング支援システム100では、車両貸出判定装置はサーバ装置40により構成される。
図1に示すように、カーシェアリング支援システム100は、車載端末10が搭載された車両1と、車両1の所有者であるオーナーが有するオーナー端末20と、カーシェアリングを利用するユーザが有するユーザ端末30と、カーシェアリング支援事業を行う事業体が有するサーバ装置40とを備える。車載端末10、オーナー端末20およびユーザ端末30は、サーバ装置40と通信可能に構成される。なお、図1には、便宜上、1台のユーザ端末30を示しているが、カーシェアリングには複数のユーザが登録されており、複数のユーザそれぞれが有する各ユーザ端末30がサーバ装置40と通信可能に構成される。
カーシェアリングに用いられる車両1には、セダン、ミニバン、スポーツタイプ、ワンボックスカー、ワゴン、トラック等の体格(車体の大きさ、荷室容量等)の異なる種々のタイプの車両があり、車両には4輪車両に加え、2輪車両も含まれる。言い換えると、カーシェアリングには、種々のタイプの四輪車両および2輪車両を所有する複数のオーナーが登録されている。
図1には、オーナーAが所有するセダン1A、オーナーBが所有するミニバン1B、オーナーCが所有するスポーツタイプ1Cが示されており、各オーナーA~Cは、サーバ装置40と通信可能なオーナー端末20A~20Cを有している。図1に示すような様々なタイプの車両1A~1Cを所有するオーナーがカーシェアリングに登録されることで、カーシェアリングを利用するユーザの選択肢が増え、カーシェアリングの利便性が向上する。
車両1を所有するオーナーおよびカーシェアリングを利用するユーザは、カーシェアリング支援事業を行う事業体に予め必要な情報を登録したものであり、オーナーが所有する車両1の情報もこの事業体に予め登録される。登録された情報は、サーバ装置40に格納される。
図2は、図1に示すカーシェアリング支援システム100の要部構成を示すブロック図である。図2に示すように、車載端末10、オーナー端末20、ユーザ端末30およびサーバ装置40は、無線通信網、インターネット網、電話回線網などの通信ネットワーク50に接続される。なお、図2には、便宜上、車載端末10、オーナー端末20およびユーザ端末30がそれぞれ1つずつ示されているが、実際には、通信ネットワーク50には、複数の端末10,20,30が接続されている。
車載端末10は、車両1に搭載されるナビゲーション装置と一体に構成されてもよく、ナビゲーション装置と別体に構成されてもよい。本実施形態では、車載端末10は、ナビゲーション装置と別体で構成されている。図2に示すように、車載端末10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、記憶部14と、演算部15とを有する。車載端末10には、車両1に搭載されるセンサ群16およびアクチュエータ17が接続される。
通信部11は、通信ネットワーク50を介してサーバ装置40と無線通信可能に構成される。入力部12は、オーナーやユーザが操作可能な各種スイッチやボタンおよび音声を入力可能なマイクを有する。出力部13は、画像等を表示可能なモニタおよび音声を出力可能なスピーカ131を有する。
本実施形態においては、入力部12は、ユーザが有する認証カードからユーザ情報を読み取るカードリーダ121をさらに有する。認証カードには、例えば集積回路(IC)が組み込まれてユーザの個人情報が格納された運転免許証(ICカード免許証)が用いられる。カードリーダ121は、車両外部から近づけられた認証カードを認識可能なように、車両1の所定部位(例えばリアウインドの下方)に設けられる。カードリーダ121を車両1に設けることで、個人間のカーシェアリングにおいても、無人での車両1の貸出しが可能になる。例えば車両1のオーナーがその場にいない場合であっても、車両1の貸出しが可能になる。
記憶部14は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部14には、演算部15が実行する各種のプログラムや各種のデータ等が記憶される。また記憶部14には、センサ群16による検出される検出データ等が一時的に記憶される。
演算部15はCPUを有し、入力部12を介して入力された信号、センサ群16で検出された信号、通信部11を介して車載端末10の外部から受信した信号、および記憶部14に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて所定の処理を実行し、車両1の各部のアクチュエータ17、出力部13、記憶部14および通信部11に制御信号を出力する。
例えば演算部15は、通信部11に制御信号を出力し、車載端末10とサーバ装置40との間の信号の送受信を制御する。例えば演算部15は、カーシェアリング利用開始時および利用終了時にユーザがカードリーダ121に予め登録したICカード(認証カード)を近づけたとき、カードリーダ121を介して読み取ったユーザ情報を、通信部11を介してサーバ装置40に送信する。
サーバ装置40は、受信したユーザ情報に対応する予約情報等の有無を判定し、対応する車両の使用を開始する予約情報があれば演算部15に解錠指令を送信し、対応する車両の使用を開始する予約情報がなければ施錠信号を送信する。またサーバ装置40は、対応する車両の使用を終了する予約情報があれば施錠信号を送信する。演算部15は、解錠指令を受信すると解錠信号を、施錠指令を受信すると施錠信号を、それぞれ後述のロックアクチュエータ171に出力する。
また演算部15は、車両1を識別する車両IDとともに、センサ群16からの信号の一部を、通信部11を介して所定時間毎にサーバ装置40に送信する。例えば演算部15は、カーシェアリングの利用開始から利用終了まで、車両1の積算走行距離に関する情報を、通信部11を介して所定時間毎にサーバ装置40に送信する。
センサ群16は、車両状態を検出する各種センサを含む。センサ群16は、一例として、GPS衛星からの信号を受信して車両1の位置を検出するGPSセンサ161と、車両1の走行距離を検出する走行距離センサ162とを有する。なお、図示は省略するが、残燃料量を検出する残燃料検出センサおよび残バッテリ容量を検出する残バッテリ容量検出センサなどもセンサ群16に含まれる。
アクチュエータ17は、車載端末10(演算部15)からの指令により車両1に搭載される各種機器を駆動する。アクチュエータ17は、一例として、ドアロックを解錠または施錠するロックアクチュエータ171を有する。ロックアクチュエータ171は、演算部15から解錠信号が出力されるとドアロックを解錠し、施錠信号が出力されるとドアロックを施錠する。
オーナー端末20は、車両1のオーナーにより操作されるパーソナルコンピュータやスマートフォンに代表される携帯無線端末等により構成される。図2に示すように、オーナー端末20は、通信部21と、入力部22と、出力部23と、記憶部24と、演算部25とを有する。
通信部21は、通信ネットワーク50を介してサーバ装置40と無線通信可能に構成される。入力部22は、オーナーが操作可能な各種スイッチやボタンおよび音声を入力可能なマイクを有する。
車両1のオーナーは、入力部22を介してオーナー情報、車両情報および利用条件を入力する。オーナー情報には、オーナーの住所、氏名、連絡先、車両1の使用料金の受領に必要な情報(例えば銀行の口座番号)等が含まれる。車両情報には、車両1の車名(自動車メーカーを含む)、年式、グレード、色、走行距離等の文字情報および車両1の画像が含まれる。利用条件には、走行距離の制限、利用時間の制限、利用単価等の車両利用に関する情報が含まれる。走行距離の制限としては、例えば、月当たりの制限距離や1回の利用当たりの制限距離がある。オーナーは、オーナー情報、車両情報および利用条件を入力して会員登録した後にオーナーIDが発行され、カーシェアリングが利用可能となる。
また車両1のオーナーは、後述する制限距離設定部443が設定した制限距離に対する予想距離算出部442が算出した予想距離の割合に基づいて、車両1の貸出し許可の承認を行う。例えばオーナーは、車両1の貸出しを許可する場合は、入力部22を介して、承認を入力し、不許可の場合は拒否を入力する。
出力部23は、画像等を表示可能なモニタおよび音声を出力可能なスピーカを有する。出力部23(例えばモニタ)には、自己が所有する車両1の予約情報や上述の割合等が表示される。
記憶部24は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部24には、演算部25が実行する各種のプログラムや、各種のデータが記憶される。例えば記憶部24は、自己が所有する車両1の予約情報等が記憶される。
演算部25は、CPUを有し、入力部22を介して入力された信号、通信部21を介してオーナー端末20の外部から受信した信号および記憶部24に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて所定の処理を実行し、通信部21と出力部23と記憶部24とにそれぞれ制御信号を出力する。例えば演算部25は、通信部21に制御信号を出力し、オーナー端末20とサーバ装置40との間の信号の送受信を制御する。
ユーザ端末30は、ユーザにより操作されるパーソナルコンピュータやスマートフォンに代表される携帯無線端末等により構成される。図2に示すように、ユーザ端末30は、通信部31と、入力部32と、出力部33と、センサ群34と、記憶部35と、演算部36とを有する。
通信部31は、通信ネットワーク50を介してサーバ装置40と無線通信可能に構成される。入力部32は、ユーザが操作可能な各種スイッチやボタンおよび音声を入力可能なマイクを有する。出力部33は、画像等を表示可能なモニタおよび音声を出力可能なスピーカを有する。
ユーザは、入力部32を介してユーザ情報を入力する。ユーザ情報には、ユーザの住所、氏名、連絡先、免許証番号、決済に必要な情報(例えばクレジットカード番号)等が含まれる。ユーザは、ユーザ情報を入力して会員登録した後にユーザIDが発行され、カーシェアリングが利用可能となる。
カーシェアリングを利用する場合には、ユーザは、入力部32を介して利用したい車両を検索する。例えばユーザは、利用日時、貸出場所、車両情報等から利用したい車両をサーバ装置40の後述する車両データベース431の中から検索する。そして、車両1のリクエストをする場合には、ユーザは、入力部32を介して、選択した車両1のリクエスト情報を入力する。具体的には、ユーザは、入力部32を介して検索した車両1の車両IDとともに、車両1の利用日時(利用開始日時と利用終了日時)および目的地情報を入力する。このとき、経由地があれば経由地情報も入力する。
またカーシェアリングを利用する場合には、出力部33には、車両1の利用料金が表示される。表示される料金には、所定時間当たりまたは所定距離当たりの料金(基準料金)とトータルの利用料金とが含まれ、基準料金に利用時間または利用距離を乗算することでトータルの利用料金が算出される。車両の予約申し込み時に表示される料金は予定料金であり、車両1の返却時に車両1の利用時間および走行距離が確定すると利用料金も確定する。確定された利用料金は出力部33を介して表示され、これによりユーザは利用料金を把握できる。
記憶部35は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部35には、演算部36が実行する各種のプログラムや、各種のデータが記憶される。例えば記憶部35は、確定した車両1の予約情報等が記憶される。
演算部36は、CPUを有し、入力部32を介して入力された信号、通信部31を介してユーザ端末30の外部から受信した信号および記憶部35に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて所定の処理を実行し、通信部31と出力部33と記憶部35とにそれぞれ制御信号を出力する。
例えば演算部36は、通信部31に制御信号を出力し、ユーザ端末30とサーバ装置40との間の信号の送受信を制御する。例えば演算部36は、ユーザを識別するユーザIDとともに、車両1のリクエスト情報を指令する信号等を、通信部31を介してサーバ装置40に送信する。演算部36でのこの処理により、ユーザは入力部32(モニタなど)を介してサーバ装置40に車両1のリクエスト情報を送信することができる。
サーバ装置40は、例えばカーシェアリング支援事業を行う事業体に設けられる。サーバ装置40は、クラウド上で仮想サーバ機能を利用して構成することもできる。図3に示すように、サーバ装置40は、通信部41と、入出力部42と、記憶部43と、演算部44とを有する。
通信部41は、通信ネットワーク50を介して、車載端末10、オーナー端末20およびユーザ端末30とそれぞれ無線通信可能に構成される。入出力部42は、例えばキーボード、マウス、モニタ、タッチパネル等を有する。
記憶部43は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部43には、演算部44が実行する各種プログラムや各種データ等が記憶される。記憶部43は、メモリが担う機能的構成として、車両データベース431と、オーナーデータベース432と、ユーザデータベース433とを有する。
車両データベース431は、カーシェアリングに供される複数の車両1それぞれの車両情報、具体的には、車両1の車名(自動車メーカーを含む)、年式、グレード、色、走行距離等の文字情報および車両1の画像を記憶する。また車両データベース431は、各車両1の利用条件および利用計画を車両IDとともに記憶する。利用条件には、走行距離の制限、利用時間の制限、利用単価等の車両利用の条件に関する情報が含まれる。利用計画には、各車両1の現在および未来の時系列の予約情報(利用開始日時および利用終了日時等)と、予約情報の合間に行われる車両1のメンテナンス計画とが含まれる。
オーナーデータベース432は、オーナー端末20を介して入力された各オーナーの住所、氏名、連絡先、車両1の使用料金の受領に必要な情報(例えば銀行の口座番号)等のオーナー情報を、オーナーIDとともに記憶する。
ユーザデータベース433は、ユーザ端末30を介して入力された各ユーザの住所、氏名、連絡先、免許証番号、決済に必要な情報(例えばクレジットカード番号)等のユーザ情報と、各ユーザの利用履歴、利用料金の支払い状況、事故履歴、交通違反の履歴などのユーザの信用度を表す情報(信用情報)とを記憶する。すなわち、ユーザデータベース433は、ユーザIDに対応付けて各ユーザのユーザ情報および信用情報を記憶する。信用度は、例えば、利用制限を越える度にダウンし、利用制限を守るほどアップする。
演算部44は、CPUを有する。演算部44は、通信部41を介してサーバ装置40の外部から受信した信号、入出力部42を介して入力された信号、および記憶部43に記憶されたプログラムやデータ等に基づいて所定の処理を実行し、通信部41、入出力部42および記憶部43に制御信号を出力する。
演算部44は、プロセッサが担う機能的構成として、目的地情報取得部441と、予想距離算出部442と、制限距離設定部443と、貸出し判定部444と、承認取得部445と、ユーザ予約管理部446と、施錠信号送信部447と、走行距離取得部448と、警告信号出力部449と、料金算出部450と、信頼度判定部451と、を備える。
目的地情報取得部441は、ユーザ端末30(入力部32)を介してユーザにより入力される車両1の目的地情報を受け付ける。目的地情報取得部441は、目的地情報に加え、経由地情報も入力された場合には、目的地情報および経由地情報を受け付ける。
予想距離算出部442は、目的地情報取得部441が取得する目的地情報に基づいて、予想される走行距離を算出する。例えば予想距離算出部442は、ユーザにより選択された車両1の駐車場所(例えばオーナーの住所等)から目的地までの予想される往復の走行距離を算出する。このとき、経由地があれば、経由地を経由した予想される往復の走行距離を算出する。
制限距離設定部443は、オーナー端末(入力部22)を介してオーナーにより入力される車両1の利用条件から車両1の走行距離の制限を設定する。例えば制限距離設定部443は、オーナー端末(入力部22)を介して月当たりの制限距離が入力されるとこれを走行距離の制限として設定し、1回の利用当たりの制限距離が入力されるとこれを走行距離の制限として設定する。
また制限距離設定部443は、オーナー端末(入力部22)を介して、車両1の売却予定時期(年月日)およびオーナーによる車両1の月平均の走行距離が入力されると、これに基づいて、車両1の走行距離の制限を算出して設定する構成であってもよい。例えば制限距離設定部443は、車両1の売却予定時期に中古車として売却する際に売却額に差が出る積算走行距離を検索し、これに基づいて月当たりの走行距離を算出してもよい。
例えば車両の売却時期として3年後、オーナーによる車両の月平均の走行距離が300Kmと入力され、その車両1の3年(36ヶ月)後の売却額に差が出る積算走行距離が〇万〇千Km以内の場合、月当たりの走行距離(例えば〇万〇千Km/36)が500Kmとなると、制限距離設定部443は、ユーザに対する車両1の月当たりの制限距離を200Kmに設定する。
貸出し判定部444は、予想距離算出部442が算出した予想距離および制限距離設定部443が設定した制限距離に基づいて、車両1の貸出しの許可を判定する。貸出し判定部444が判定する車両貸出しの許可に基づいて、車両1の予約が確定する。
例えば貸出し判定部444は、制限距離設定部443が設定した制限距離に対する予想距離算出部442が算出した予想距離の割合((予想距離/制限距離)×100(%))が所定未満の場合は、車両貸出し許可の判定を行う。本実施形態では、貸出し判定部444は、上述の割合が90%未満の場合、車両貸出し許可の判定を行う。例えば、制限距離設定部443が設定した制限距離が100Km、予想距離算出部442が算出した予想距離が50Kmの場合、その割合は50%であることから、貸出し判定部444は、車両貸出し許可の判定を行う。これにより車両1の予約が確定する。
また貸出し判定部444は、上述の制限距離を越えず、かつ上述の割合が所定以上の場合は、オーナーによる承認を取得した場合に車両貸出しの許可の判定を行う。例えば貸出し判定部444は、制限距離を越えずかつ上述の割合が所定以上の場合は、上述の割合をオーナーに示し、オーナーの承認を得た場合に車両貸出しの判定を行う。すなわち制限距離を越えずかつ上述の割合が所定以上の場合は、オーナーの判断を仰ぐ。
本実施形態では、貸出し判定部444は、制限距離を越えずかつ上述の割合が90%以上の場合(上述の割合が90%以上100%未満の場合)、オーナーによる承認を取得した場合に車両貸出しの許可の判定を行う。例えば、制限距離設定部443が設定した制限距離が100Km、予想距離算出部442が算出した予想距離が90Kmの場合、その割合は、90%であることから、貸出し判定部444は、オーナーに上述の割合が90%である旨を示し、これを見たオーナーによる承認が得られると車両貸出し許可の判定を行う。これにより車両1の予約が確定する。
また貸出し判定部444は、予想距離算出部442が算出した予想距離が、制限距離設定部443が設定した制限距離を超える場合には、車両貸出し不許可の判定を行う。これにより車両1の予約が拒否される。
承認取得部445は、車両1のオーナーによる車両使用の承認を取得する。例えば承認取得部445は、オーナー端末20(入力部22)を介して入力された車両使用の承認を受け付ける。
ユーザ予約管理部446は、貸出し判定部444による判定に基づいて、現在および将来の車両1の利用計画を作成し、利用計画を車両データベース431に登録する。例えばユーザ予約管理部446は、貸出し判定部444により車両貸出し許可の判定が行われた場合は、車両1の現在および将来の利用計画を更新する。
施錠信号送信部447は、ユーザ情報を受信すると、ユーザ予約管理部446にて作成された利用計画に対応する車両1の予約情報等の有無を判定し、通信部41を介して、対応する車両予約情報があれば車載端末10に解錠信号を送信し、対応する車両予約情報がなければ施錠信号を送信する。
走行距離取得部448は、カーシェアリングの利用開始から利用終了までの車両1の走行距離情報を取得する。走行距離取得部448は、カーシェアリングの利用開始から利用終了まで、車載端末10(演算部15)から所定時間毎に送信される車両1の積算走行距離に関する情報を取得し、これらから車両1の走行距離情報を取得する。例えば走行距離取得部448は、カーシェアリングの利用開始時の積算走行距離から所定時間毎に送信される車両1の積算走行距離を引いた値を、車両1の走行距離とする。
警告信号出力部449は、制限距離設定部443が設定した制限距離に対する走行距離取得部448が取得した走行距離の割合((走行距離/制限距離)×100(%))が所定以上の場合に、車両1に向けて送信される警告信号を出力する。本実施形態では、警告信号出力部449は、上述の割合が90%を超えた場合に、車両1に向けて送信される警告信号を出力する。例えば、制限距離設定部443が設定した制限距離が100Km、走行距離取得部448が取得した走行距離が91Kmの場合、その割合は91%であることから、警告信号出力部449が警告信号を出力する。車載端末10では、通信部11を介してこの警告信号を受信すると、スピーカ131を介して警告音が出力される。つまり、上述の割合が90%を超えると、車両1のスピーカ131から警告音が出力される。
料金算出部450は、ユーザによる車両1の利用料金を算出する。例えば料金算出部450は、車両1の走行距離または利用時間に基づいて料金を算出する。本実施形態では、料金算出部450は、車両1の走行距離に基づいて料金を算出する。
また料金算出部450は割増料金算出部4501を有する。割増料金算出部4501は、ユーザによる車両1の走行距離が制限距離を超えた場合に、割増料金を算出する。例えば割増料金算出部4501は、料金算出部450により設定される単位距離当たりの使用料金よりも高い単位距離当たりの使用料金を設定し、課金する。
そして、料金算出部450は、算出した利用料金(割増料金を含む)を、通信部41を介して、ユーザ端末30およびオーナー端末20に送信する。
信頼度判定部451は、貸出し判定部444により車両1の貸出しが行われたユーザの信頼度を判定する。信頼度判定部451は、走行距離取得部448が取得する走行距離に基づいてユーザの信頼度を判定する。例えば信頼度判定部451は、走行距離取得部448が取得する走行距離が、制限距離設定部443が設定した制限距離を超えると信頼度を低下させる判定を行う。
例えば信頼度判定部451は、制限距離設定部443が設定した制限距離を超えるほど信頼度を低下させる評価を行い、予想距離算出部が算出した予想距離に近いほど信頼度を向上させる判定を行う。信頼度判定部451は、判定した信頼度を、通信部41を介して、ユーザ端末30およびオーナー端末20に送信する。
図4Aおよび図4Bは、図3のサーバ装置40の演算部44で実行される車両貸出判定処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、原則として、ユーザからの車両1のリクエスト情報を受信すると開始され、車両1使用したユーザの信頼度を判定すると終了する。
先ず、図4Aに示すように、ステップS1において、目的地情報取得部441での処理により、ユーザ端末30(入力部32)を介してユーザにより入力される車両1の目的地情報を受け付ける。次いで、ステップS2で、予想距離算出部442での処理により、目的地情報取得部441が取得する目的地情報に基づいて、予想される走行距離を算出する。
次いで、ステップS3で、制限距離設定部443での処理により、オーナー端末(入力部22)を介してオーナーにより入力される車両1の利用条件から車両1の走行距離の制限を設定する。次いで、ステップS4で、貸出し判定部444での処理により、制限距離設定部443が設定した制限距離に対する予想距離算出部442が算出した予想距離の割合((予想距離/制限距離)×100(%))が90%以上か否かを判定する。
ステップS4で肯定されると、ステップS5で、貸出し判定部444での処理により、承認取得部445が車両1のオーナーによる車両使用の承認を取得したか否かを判定する。ステップS5で否定されると、ステップS6に進み、貸出し判定部444での処理により、貸出し不許可の判定を行い、処理を終了する。
一方、ステップS4で否定またはステップS5で肯定されると、ステップS7で、貸出し判定部444での処理により、貸出し許可の判定を行う。次いで、ステップS8で、ユーザ予約管理部446での処理により、ユーザの予約を確定する。
次いで、図4Bに示すように、施錠信号送信部447での処理により、ステップS9でユーザ情報を受信すると、ステップS10でユーザ予約管理部446にて作成された利用計画に対応する車両1の予約情報等の有無を判定する。ステップS10で否定されると、ステップS11で、施錠信号送信部447での処理により、車両1に施錠信号が送信され、処理を終了する。
一方、ステップS10で肯定されると、ステップS12で、施錠信号送信部447での処理により、車両1に解錠信号が送信される。次いで、ステップS13で、走行距離取得部448での処理により、車両1の走行距離情報を取得する。次いで、ステップS14で、警告信号出力部449での処理により、制限距離設定部443が設定した制限距離に対する走行距離取得部448が取得した走行距離の割合((走行距離/制限距離)×100(%))が90%を超えるか否かを判定する。ステップS14で肯定されると、ステップS15に進み、警告信号出力部449での処理により、警告信号が出力される。
一方、ステップS14で否定されると、ステップSS16に進み、ユーザ予約管理部446での処理により、利用が終了か否かを判定する。ステップS16で否定されるとステップS13に戻り、上述を繰り返す。一方、ステップS16で肯定されると、料金算出部450での処理により、ユーザによる車両1の利用料金を算出する。このとき、ユーザによる車両1の走行距離が制限距離を超えた場合には、割増料金算出部4501での処理により、割増料金を算出する。
次いで、ステップS18で、信頼度判定部451での処理により、ユーザの信頼度を判定し、処理を終了する。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)個人の車両1を用いたカーシェアリングを支援するカーシェアリング支援サービスに用いるサーバ装置40である。サーバ装置40は、車両1の目的地情報を受け付ける目的地情報取得部441と、目的地情報取得部441が取得する目的地情報に基づいて、予想される走行距離を算出する予想距離算出部442と、車両1の走行距離の制限を設定する制限距離設定部443と、予想距離算出部442が算出した予想距離および制限距離設定部443が設定した制限距離に基づいて、車両1の貸出しの有無を判定する貸出し判定部444と、を備える。
この構成により、個人の車両を用いたカーシェアリングを支援するカーシェアリング支援サービスにおいて、車両の走行距離制限に基づく貸出しの有無を容易に判断することができる。
(2)サーバ装置40は、車両1のオーナーによる車両使用の承認を取得する承認取得部445をさらに備え、貸出し判定部444は、制限距離設定部443が設定した制限距離に対する予想距離算出部442が算出した予想距離の割合が90%以上の場合は、承認取得部445が承認を取得した場合に車両貸出し許可の判定を行う。これにより、車両の走行距離制限に基づく貸出しの有無の判定において、車両1のオーナーの意思を反映させることができる。
(3)サーバ装置40は、車両1の走行距離情報を取得する走行距離取得部448と、制限距離設定部443が設定した制限距離に対する走行距離取得部448が取得した走行距離の割合が90%以上の場合に、車両1に向けて送信される警告信号を出力する警告信号出力部449と、をさらに備える。これにより、ユーザが利用する車両1の走行距離が制限距離設定部443が設定した制限距離に近づいていることをユーザに容易に警告することができる。その結果、ユーザによる制限距離の逸脱を抑制することができる。
(4)サーバ装置40は、走行距離取得部448が取得する走行距離が、制限距離設定部443が設定した制限距離を超えた場合に、割増料金を設定する割増料金算出部4501をさらに備える。これにより、ユーザによる制限距離の逸脱が行われた場合に、逸脱に対する対価を容易に回収ことができる。
(5)サーバ装置40は、貸出し判定部444により車両1の貸出しが行われたユーザの信頼度を判定する信頼度判定部451をさらに備える。信頼度判定部451は、走行距離取得部448が取得する走行距離が、制限距離設定部443が設定した制限距離を超えると、信頼度を低下させる判定を行う。これにより、ユーザに対する注意喚起が可能になり、例えば、次回使用によるユーザによる制限距離の逸脱を抑制さえることができる。
(6)カーシェアリング支援システム100は、上述のサーバ装置40と、カーシェアリングを利用するユーザが有し、サーバ装置40と通信可能なユーザ端末30と、サーバ装置40と通信可能な車載端末10を有し、カーシェアリングに供される車両1と、車両1を所有するオーナが有し、サーバ装置40と通信可能なオーナー端末20とを備える。
この構成により、個人の車両を用いたカーシェアリングを支援するカーシェアリング支援サービスにおいて、車両の走行距離制限に基づく貸出しの有無を容易に判断することができる。
上記実施形態では、サーバ装置40の演算部44を、目的地情報取得部441と、予想距離算出部442と、制限距離設定部443と、貸出し判定部444と、承認取得部445と、ユーザ予約管理部446と、施錠信号送信部447と、走行距離取得部448と、警告信号出力部449と、料金算出部450と、信頼度判定部451と、を備えて構成したが、本発明はこれに限定されない。演算部44は、例えば、目的地情報取得部441と、予想距離算出部442と、制限距離設定部443と、貸出し判定部444と、を備える構成であればよい。
上記実施形態では、貸出し判定部444は、制限距離設定部443が設定した制限距離に対する予想距離算出部442が算出した予想距離の割合((予想距離/制限距離)×100(%))が90%未満の場合に、車両貸出し許可の判定を行ったが、本発明はこれに限定されない。上述の割合は一例に過ぎず、任意に設定することができる。
同様に、貸出し判定部444は、制限距離を越えずかつ上述の割合が90%以上の場合(上述の割合が90%以上100%未満の場合)、オーナーによる承認を取得した場合に車両貸出しの許可の判定を行ったが、この場合の上述の割合も一例に過ぎず、任意に設定することができる。
上記実施形態では、警告信号出力部449は、上述の割合が90%を超えた場合に、車両1に向けて送信される警告信号を出力したが、本発明はこれに限定されない。上述の割合は一例に過ぎず、任意に設定することができる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態により本発明が限定されるものではない。
1 車両、10 車載端末、20 オーナー端末、30 ユーザ端末、40 サーバ装置、100 カーシェアリング支援システム、441 目的地情報取得部、442 予想距離算出部、443 制限距離設定部、444 貸出し判定部、445 承認取得部、446 ユーザ予約管理部、447 施錠信号送信部、448 走行距離取得部、449 警告信号出力部、450 料金算出部、451 信頼度判定部、4501 割増料金算出部

Claims (5)

  1. 個人の車両を用いたカーシェアリングを支援するカーシェアリング支援サービスに用いる車両貸出判定装置であって、
    車両の目的地情報を受け付ける目的地情報取得部と、
    前記目的地情報取得部が取得する目的地情報に基づいて、予想される走行距離を算出する予想距離算出部と、
    車両の走行距離の制限を設定する制限距離設定部と、
    前記予想距離算出部が算出した予想距離および前記制限距離設定部が設定した制限距離に基づいて、車両の貸出しの有無を判定する貸出し判定部と、
    車両のオーナーによる車両使用の承認を取得する承認取得部と、を備え、
    前記貸出し判定部は、前記制限距離設定部が設定した制限距離に対する前記予想距離算出部が算出した予想距離の割合が所定以上の場合は、前記承認取得部が前記承認を取得した場合に車両貸出し許可の判定を行う、ことを特徴とする車両貸出判定装置。
  2. 請求項1に記載の車両貸出判定装置において
    車両の走行距離情報を取得する走行距離取得部と、
    前記制限距離設定部が設定した制限距離に対する前記走行距離取得部が取得した走行距離の割合が所定以上の場合に、車両に向けて送信される警告信号を出力する警告信号出力部と、をさらに備えることを特徴とする車両貸出判定装置。
  3. 請求項2に記載の車両貸出判定装置において、
    前記走行距離取得部が取得する走行距離が、前記制限距離設定部が設定した制限距離を超えた場合に、割増料金を設定する割増料金算出部をさらに備える、ことを特徴とする車両貸出判定装置。
  4. 請求項2または3に記載の車両貸出判定装置において、
    前記貸出し判定部により車両の貸出しが行われたユーザの信頼度を判定する信頼度判定部をさらに備え、
    前記信頼度判定部は、前記走行距離取得部が取得する走行距離が、前記制限距離設定部が設定した制限距離を超えると、信頼度を低下させる判定を行う、ことを特徴とする車両貸出判定装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の車両貸出判定装置と、
    前記車両貸出判定装置と通信可能なユーザ端末と、
    前記車両貸出判定装置と通信可能な車載端末を有する車両と、
    前記車両貸出判定装置と通信可能なオーナー端末とを備えることを特徴とするカーシェアリング支援システム。
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