JP7068929B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁継電器に関する。
近年、自動車等の乗物に使用される電磁継電器(以下、リレーとも記す)において、運転時にリレーに加わる振動・衝撃による誤動作を防止する要求がある。特に、電磁石の作動により接点を閉じてその状態を保持する電流保持形リレーにおいては、電磁石が作動する接点閉の状態と比較して接点開の状態の場合に振動・衝撃に対する性能が劣る。
接点開の状態における耐振動・衝撃性能について永久磁石を使用することにより改善するように構成されたプランジャ形電磁継電器が知られている(特許文献1参照)。また、回転アーマチュアと永久磁石を使用した自己保持型(ラッチングタイプ)の電磁継電器も知られている(特許文献2参照)。
特許第5307779号公報 特開2018-10866号公報
リレーの出力性能や充電性能の向上(高電圧化・高容量化)が求められる場合、負荷電流回路を2点で切断できるよう2接点を直列に接続した形状のプランジャ形リレーが採用されるが、プランジャ形リレーは、堅牢な構造である反面大形で消費電流も大きい。また自己保持型リレーは、消費電力を削減できるが、リレーとしてのON/OFF状態が駆動電流のON/OFFに依存しないため接点故障状態の判別が難しい。
本発明は、電磁石の大型化、消費電力の増大を招来することなく、高電圧化・高容量化を実現することのできる電磁継電器を提供する。
本開示の一態様は、コイルと鉄心と該鉄心に連結された継鉄とを含む電磁石部と、ヒンジばねによって前記継鉄に対して揺動自在に支持された接極子と、第1の接点と第2の接点とを有し、前記接極子の揺動に伴って、前記第1の接点を前記第2の接点に接触させる接点閉の状態と、前記第1の接点を前記第2の接点に対して離間させる接点開の状態とが切り替わると共に、前記接極子の揺動に伴って弾性変形する弾性部材により前記接点閉の状態における前記第1の接点と前記第2の接点との接触力を得る接点機構と、前記接極子を前記接点開に対応する接点開位置で保持するために利用される吸引力を生じる永久磁石と、を具備し、前記継鉄は前記コイルの軸線方向に沿った側面に平行に延びる側面部を有し、前記永久磁石は前記側面部の前記接点機構側に設けられており、前記永久磁石の磁極の一方は前記側面部に向かう方向に設けられ前記磁極の他方は前記側面部から離れる方向に設けられており、前記接極子が前記接点開位置にあるときに前記ヒンジばねから前記接極子に加わる復元力と、前記永久磁石の前記吸引力との合成力により、前記接極子を前記接点開位置で保持する、電磁継電器である。
本発明によれば、電磁石の大型化、消費電力の増大を招来することなく、高電圧化・高容量化を実現することのできる電磁継電器が提供される。
本実施形態の電磁継電器の斜視図である。 本実施形態の電磁継電器に用いられる接極子の斜視図である。 接極子に可動ばねおよび可動端子を組付けた状態を示す部分組立図である。 電磁継電器から図3の組立体およびヒンジばねを取り除いた状態の斜視図である。 本実施形態の電磁継電器の接点開時の断面図である。 本実施形態の電磁継電器の接点閉時の断面図である。 比較例の電磁継電器の斜視図である。 比較例における、接極子に可動ばねおよび可動端子を組付けた状態を示す部分組立図である。 接点開時における比較例の電磁継電器の側面図である。 比較例の電磁継電器におけるばね負荷特性を示すグラフである。 本実施形態に係る電磁継電器におけるばね負荷特性を示すグラフである。 永久磁石の極性と継鉄内部の磁界を説明する図である。 永久磁石の極性と継鉄内部の磁界を説明する図である。 永久磁石の配置位置および接極子の変形例を表す図である。 永久磁石の配置位置および接極子の別の変形例を表す図である。
次に、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。参照する図面において、同様の構成部分または機能部分には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これらの図面は縮尺を適宜変更している。また、図面に示される形態は本発明を実施するための一つの例であり、本発明は図示された形態に限定されるものではない。
ヒンジ形リレーは、一般的には、電磁石部と、電磁石部の作動により移動する可動部と、可動部の移動に伴って接触/非接触状態が切り替わる接点機構部とを具備する。このような構成を有するヒンジ形リレーは、プランジャ形リレーや自己保持形リレーと比較してよりシンプルな構造で部品点数も少ないため、主に基板搭載される小型のものに採用されてきた。ここで、ヒンジ形リレーを高電圧化・高容量化することを考えると、可動端子等の断面積を大きくする必要性から、それに対応するために電磁石部の電磁力を増大させる必要が生じ、電磁石部の大型化・消費電力の増大を招来するという課題があった。以下で説明する本開示の一実施形態に係る電磁継電器は、電磁石部の大型化、消費電力の増大を招来することなく、高電圧化・高容量化を実現することができる。
一実施形態に係る電磁継電器1の構成は図1から図6に図示されている。以下で詳細に説明するように、本実施形態に係る電磁継電器1は、永久磁石を利用することにより、接点開時にヒンジばねの復元力と永久磁石の吸引力とを合成した力により接極子を保持できる構成となっている。これにより、ヒンジばねの復元力のみによって接点開時に接極子を保持する構成と比較すると、電磁継電器1は、接点開時の耐振動・耐衝撃性能を維持しながらも接点閉時の性能を向上(高電圧化・高容量化)できる構成となっている。電磁継電器1の構成および性能の理解を助けるため、ヒンジばねの復元力のみによって接点開時に接極子を保持する構成の電磁継電器101を比較例として図7から図9を参照し後述する。
図1は、本実施形態に係る電磁継電器1の斜視図である。図2は、電磁継電器1に用いられる接極子31の斜視図である。図3は、接極子31に可動ばね33および可動端子32を組付けた状態を示す部分組立図である。なお、図3にはヒンジばね34も図示されている。図4は、永久磁石51の配置を示すために、電磁継電器1から図3の組立体およびヒンジばね34を取り除いた状態の斜視図を表している。図5および図6は、それぞれ電磁継電器1の接点開時断面図、接点閉時断面図である。なお、以下では、説明の便宜のため、図1に示すようにベース2の長手方向を前後方向と定義し、また、この前後方向を基準とし左右方向および上下方向を図1の通り定義する。一例として、電磁継電器1は、数十~数百ボルトの直流電圧、数十~数百アンペアの電流を通電可能なリレーである。なお、電磁継電器1は交流を通電するために用いられても良い。
図1に示される電磁継電器1は、電磁石部10をON/OFF制御して接極子31を駆動することによって、可動端子32を2つの固定端子21に対して接触或いは離間させる構成となっている。図1に示すように、電磁継電器1は、樹脂製のベース2の前端側に電磁石部10が搭載され、ベース2の後端側に接点機構20を構成する可動端子32および2つの固定端子21が配置される。電磁石部10は、コイル11と、コイル11の内部に配置された鉄心(不図示)と、継鉄12とを有する。継鉄12は、側面視略L字状の形状を有し、コイル11の鉄心の下端に連結されると共にコイル11の下面に沿って後方に向かって延びる下面部12aと、下面部12aの後方側端部から上方に向かって湾曲しコイル11の側面に平行に延びる側面部12bとを有する(図5参照)。
ベース2の前端部には、コイル11の両端が接続される2つの端子が配置されている。図1では1本の端子11aのみを示している。また、ベース2上には、電磁石部10の上面の周縁部、および電磁石部10の後方側の側面部を覆うように形成された絶縁カバー3が配置される。
図2に示されるように、接極子31は側面視略L字状をなし、上面部31aと、上面部31aの一端部から下方に湾曲するように形成された側面部31bと、側面部31bの左右方向両側部から下方に延びるように形成された2つの腕部31dとを有する。側面部31bは、上面部31aに対して直角よりやや大きな角度を成している。接極子31の上面部31aの左右方向両側面には切欠部31cが形成され、また、上面部31aと側面部31bとの間の湾曲部にはヒンジばね34を挿通および配置させる開口部31eが形成されている。2つの切欠部31cは、接極子31が組み付けられた状態で継鉄12の上端部の2つの突起部12cと係合する(図1、図5参照)。
図3に示されるように、接極子31の側面部31bの前方側の面には、可動ばね33の一端が固定される。可動ばね33は、側面部31bに固定された一端部を基準として弾性変形する。また、可動ばね33の後方側の2つの腕部31dの間の部分には可動端子32が固定されている。可動端子32は、その端部32a、32bにそれぞれ可動接点32c、32dを有する。この構成において、電磁石部10がONされ、接極子31の上面部31aが電磁石部10に吸引されると(図6参照)、腕部31dは側面部31bと共に後方側に揺動し、それにより可動端子32が固定端子21と接触する。可動端子32が固定端子21と接触すると、可動ばね33は弾性変形し、可動端子32を固定端子21に接触させる接点接触力を生じさせる。2つの可動接点32a、32bが固定端子21の固定接点21a、21bと接触することで、2つの固定接点21を導通させる。
図3を参照してヒンジばね34を説明する。ヒンジばね34は、側面視略L字状に曲げ加工された形状を有し、上面部34aと、上面部34aの前端から下方に延びる側面部34bとを有している。側面部34bは、その中央部分に切り抜き加工された中央部34b1を有する。中央部34b1は、その上端部に、接極子31を前方方向に押さえつける係止部34cを有している。また、側面部34bは、中央部34b1の両側部において下端部分から上方に延びて上面部34aと連続する2つの側部34b2を有している。中央部34b1と側部34b2とは下端部分で連続している。また、中央部34b1の略中央部分には中央部34b1と連結した下端部34f1を基準位置として後方側に倒れるように形成された抜け止め34fを有している。ヒンジばね34は、上方より接極子31の開口部31eを通して継鉄12と絶縁カバー3との間に挿入され、絶縁カバー3に設けられた突起に抜け止め34fの両肩部34fbが引っ掛けられ、固定される(図5参照)。また、ヒンジばね34が組付けられた状態では、上面部34aが、接極子31の開口部31eを形成する下側の端部31fより突出した突起31f1と当接する。なお、ヒンジばね34が組付けられた状態では、絶縁カバー3に設けられた突起に、抜け止め34fの両肩部34fbが引っ掛けられている。上述の構成により、接極子31は、ヒンジばね34によって継鉄12に対して揺動可能に支持される。ヒンジばね34が組付けられた状態では、接極子31に対してヒンジばね34による復元力が作用する。ヒンジばね34による復元力は、接極子31が接点開に対応する位置(図5参照)から接点閉に対応する位置(図6参照)に向かうほど大きくなる。
図4に示されるように、継鉄12の側面部12bの下部には2つの永久磁石51、51が接着されている(図4においては右側部の永久磁石51のみを図示)。永久磁石51は、絶縁カバー3の側面3aに形成された貫通孔3cを貫通して、後方側に露出している。
次に、電磁継電器1の動作を説明する。電磁石部10がOFFの状態では、図5に示されるように、ヒンジばね34の復元力により接極子31の側面部31bおよび腕部31dが継鉄12の側面部12bに向かって付勢されるとともに、接極子31の腕部31dの下端部が永久磁石51の吸引力により吸引される。したがって、接点開時には、腕部31dが永久磁石51と接触した状態で接極子31が保持される。以上述べたように、電磁継電器1においては、ヒンジばね34の復元力と永久磁石51による吸引力の合成により、接点開時の状態が保持される。
他方、電磁石部10がONの状態では、図6に示されるように、接極子31の上面部31aが電磁石部10に吸引され、接極子31は接点開時の保持力に抗して図6図示反時計回りに揺動する。これにより、腕部31dは永久磁石51から離れ、可動接点32c、32dが2つの固定接点21a、21bと接触し、接点閉の状態となる。なお、図6では、図示の便宜上固定端子21を省略している。電磁石部10がONである間、接点閉の状態が保持される。
図1に示されるように、2つの固定端子21の間には、その内部に永久磁石を有する磁石部40を配置しても良い。磁石部40は、可動端子32が固定端子21から離間するとき、可動接点32aと固定接点21aの間、または可動接点32bと固定接点21bとの間に発生したアークを、フレミングの左手の法則に従い引き伸ばして消弧する。
以下、図7から図9を参照し比較例の電磁継電器101を説明する。電磁継電器101は、接点開時に接極子を吸引する永久磁石を有さず、接点開時にはヒンジばねの復元力のみにより接極子を保持する構成である。電磁継電器101は、接点開時のヒンジばねの復元力が、電磁継電器1における接点開時の接極子31の保持力と同じとなるように、ヒンジばねにかかる負荷の状態が設定されている。なお、電磁継電器101においても、電磁継電器1で用いられたヒンジばね34と同じものが用いられる。
図7は、電磁継電器101の斜視図である。図8は、接極子131に可動ばね133および可動端子132を組付けた状態を示す部分組立図である。図8にはヒンジばね34も図示されている。図9は、接点開時における電磁継電器101の側面図である。なお、以下では、説明の便宜のため、図1の場合と同様に、電磁継電器101に対する前後方向、左右方向、および上下方向を定義する(図7参照)。
図7に示されるように、電磁継電器101はベース102の前端側に電磁石部110が搭載され、ベース102の後端側に接点機構120を構成する可動端子132および2つの固定端子121が配置される構成となっている。電磁石部110は、コイル111と、コイル111の内部に配置された鉄心(不図示)と、継鉄112とを有する。継鉄112は側面視略L字状の形状を有し、鉄心の下端に連結されると共にコイル111の下面に沿って後方に向かって延びる底面部(不図示)と、底面部の後方側端部から上方に向かって湾曲してコイル111の側面に平行に延びる側面部112bとを有する(図9参照)。
ベース102の前端部には、コイル111の両端が接続される2つの端子が配置されている(図7中には1本の端子111aのみを示している)。また、ベース102上には、電磁石部110の上面の周縁部、および電磁石部110の後方側の側面部を覆う絶縁カバー103が配置される。
図8に示されるように、接極子131は側面視略L字状をなし、上面部131aと、上面部131aの一端部から下方に湾曲する側面部131bとを有する。また、接極子131の上面部131aの左右方向両側面には切欠部131cが形成され、また、上面部131と側面部131bとの間の湾曲部にはヒンジばね34を挿通させる開口部131eが形成されている。2つの切欠部131cは、接極子131が組付けられた状態で継鉄112の上端部の2つの突起部112cと係合する。接極子131は、接極子31から腕部31dを除いたような形状となっている。
図8に示されるように、接極子131の側面部131bの前方側の面には、可動ばね133が固定される。可動ばね133は、側面部131bに固定された一端部を基準として弾性変形する。また、可動ばね133の後方側の左右方向における中央部には可動端子132が固定されている。可動端子132は、その両端部132a、132bに2つの可動接点132c、132dを有する。この構成において、電磁石部110がONされ、上面部131aが電磁石部110に吸引されると、側面部131bは後方側に揺動し、それにより可動端子132が固定端子121と接触する。2つの可動接点132a、132bが固定接点121a、121bと接触することで、2つの固定接点121を導通させる。
ヒンジばね34は、上方より接極子131の開口部131eを通して継鉄112と絶縁カバー103との間に挿入され、絶縁カバー103に設けられた突起に抜け止め34fの両肩部34fbが引っ掛けられ、固定される。
次に、電磁継電器101の動作を説明する。電磁石部110がOFFの状態では、図9に示されるように、ヒンジばね34の復元力により接極子131の側面部131bが継鉄112の側面部112bに向かって付勢され、接点開時の状態が保持される。電磁継電器101においては、ヒンジばね34の復元力により接点開時の状態が保持される。
他方、電磁石部110がONの状態では、上面部131aが電磁石部110に吸引され、接極子131は接点開時の上述の保持力に抗して図9図示反時計回りに揺動する。これにより、可動接点132c、132dが固定接点121a、121bと接触し、接点閉の状態となる。電磁石部110がONである間、接点閉の状態が保持される。
図7に示されるように、2つの固定端子121の間には、その内部に永久磁石を有する磁石部140が配置されていても良い。磁石部140は、可動端子132が固定端子121から離間するとき、可動接点132aと固定接点121aの間、または可動接点132bと固定接点121bとの間に発生するアークをフレミングの左手の法則に従い引き伸ばして消弧する。
次に、本実施形態に係る電磁継電器1および比較例の電磁継電器101それぞれについて、接極子にかかるばね負荷と接極子の変位との関係(以下「ばね負荷特性」ともいう)を図10および図11を参照して説明する。図10は、電磁継電器101におけるばね負荷特性を示すグラフである。図11は、電磁継電器1におけるばね負荷特性を示すグラフである。図10および図11のグラフにおいて、横軸は接極子の変位を表し、縦軸は接極子にかかるばね負荷(ヒンジばねと可動ばねによる負荷)を表している。また、グラフの横軸において、原点位置P0は、接極子が電磁石に吸引され図5や図9において反時計方向に最も変位した接点閉状態に対応し、右側の変位位置Pkは、電磁石がOFFとなり接極子が図5や図9において時計回りに最も変位した接点開状態に対応している。
図10において、実線のグラフTは比較例の電磁継電器101における接極子131にかかるばね負荷を表し、太線のグラフAは電磁石110による吸引力を表している。位置Pkではヒンジばね34の復元力によって接極子131の状態が保持される。この時の保持力を接極子保持力T1と定義する。接極子保持力T1は、電磁継電器101の接点開時の耐振動・耐衝撃性能を表している。電磁継電器101に加わる振動・衝撃等の外力が接極子保持力T1以下であれば、接点開の状態が安定して維持される。
電磁石110がONされ電磁石110の吸引力が作用しはじめると、接極子131が図9において反時計回りに揺動し、変位位置がPkから横軸に沿って左側に移動する。それに伴い、接極子131にかかるヒンジばね34によるばね負荷Tが上昇する。そして、接極子131が位置PSに達すると可動端子132が固定端子121に接触する(位置PS)。接極子131に対する電磁石110からの吸引力の増加に伴い、接極子131が図9においてさらに反時計回りに揺動し、接極子131が位置P0に到達するまで可動端子132は後方側にさらに押し込まれる。接極子131が位置PSから位置P0に移動する範囲では、接極子131に対してばね負荷として可動ばね133による負荷が作用するため、ばね負荷の上昇率は位置Pkから位置PSの範囲よりも大きくなる。接極子131の位置PSでのばね負荷をT2と定義し、接極子131の変位位置P0でのばね負荷をT3と定義すると、T3-T2で表される力が、可動端子132が固定端子121に接触した状態に維持するための可動ばね133による接点接触力に対応する。接点閉の状態において電磁継電器101に加わる振動・衝撃等の外力が接点接触力以下であれば接点閉の状態が安定して維持される。なお、位置PSからP0に至る変位範囲は、可動端子132が固定端子121に接触した時点から、接極子131の上面部131aが電磁石110の鉄心の上端部に密着するまでの接点追従とも称される接極子変位である。
次に図11を参照して本実施形態の電磁継電器1のばね負荷特性について説明する。図11において、実線のグラフTXは接極子31にかかるばね負荷を表し、太線のグラフAは電磁石10による吸引力を表している。電磁継電器1における電磁石10による吸引力の特性(図11のグラフA)は、電磁継電器101における電磁石110による吸引力の特性(図10のグラフA)と等しいものとする。また、図11において、一点鎖線のグラフMは永久磁石51により接極子31に作用する吸引力を表している。
図11から理解されるように、電磁継電器1においては、位置Pkでは、ヒンジばね34の復元力と永久磁石51の吸引力とを合成した力が図10における接極子保持力T1と等しくなるように、ヒンジばね34の設置状態と永久磁石51の磁力が設定される。つまり、電磁継電器1では、変位位置Pkにおいてヒンジばね34にかかる負荷、言い換えるとヒンジばね34の復元力を、電磁継電器101と比較して低い状態に設定することができる。
電磁石10がONされ電磁石10の吸引力が作用しはじめると、接極子31が図5において反時計回りに揺動し、変位位置がPkから横軸に沿って左側に移動する。それに伴い、接極子31にかかるヒンジばね34によるばね負荷TXが上昇しはじめる。そして、接極子31が位置PSに達すると、可動端子32が固定端子21に接触する。電磁石10の吸引力がさらに増加すると、接極子31が図5においてさらに反時計回りに揺動し、接極子31が位置P0に到達するまで可動端子32は後方側にさらに押し込まれる。接極子31が位置PSから位置P0に移動する範囲では、接極子31に対するばね負荷には可動ばね33による負荷が加わるため、ばね負荷の上昇率は位置Pkから位置PSの範囲よりも大きくなる。
図11の位置PSにおけるヒンジばね34によるばね負荷T22は、図10の位置PSでの負荷T2よりも小さい。T3-T22で表される力は、可動端子32が固定端子21に接触した状態を維持するための接点接触力に対応する。図11と図10との比較により理解されるように、本実施形態の電磁継電器1では、比較例の電磁継電器101よりも大きな接点保持力を確保することができる。電磁継電器1では、位置P0における可動端子32を固定端子21に押し付ける可動ばね33による接点接触力を、(T3-T22)-(T3-T2)に相当する大きさだけ、電磁継電器101の場合よりも強くすることができる。
したがって、本実施形態によれば、接点開時の接極子保持力を比較例と同等に維持しながらも接点閉時の性能を向上できる。本実施形態では、接点接触力を大きくすることができるので、接点での発熱が低減され、より大きな負荷電流を流せるようになる。すなわち、本実施形態によれば、接点開時の接極子保持力を比較例と同等に維持しながらも高電圧化・高容量化を実現することができる。また、接点接触力を大きくすることで、耐振動・耐衝撃性能向上を向上させることができる。
永久磁石51の極性について説明する。図12に示すように、2つの永久磁石51が同極性となるように配置した場合、図中矢印で示すように継鉄12内に下方向の磁界が発生する。この場合、継鉄12が磁気的な極性を持つこととなるため、コイル11の通電方向によりリレーとしての感動電圧に差が生じ得る。よって、この場合には、コイル11の通電方向の極性を指定することが好ましい。
他方、図13に示すように、永久磁石51が異極性となるように配置すると、図中矢印で示すように継鉄12内には下向きと上向きの磁界が発生する為、継鉄12に磁気的な極性は発生しない。よって、この場合、コイル11の通電方向に極性を指定する必要はない。
以上、典型的な実施形態を用いて本発明を説明したが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することなしに、上述の各実施形態に変更及び種々の他の変更、省略、追加を行うことができるのを理解できるであろう。
実施形態における永久磁石51の配置位置や個数は一例であり、実施形態で説明した構成に限定されるものではない。また、接極子131の形状も実施形態で説明した構成に限定されるものではない。
図14は、永久磁石51の配置位置および接極子の形状に関する変形例である。図14の例では、永久磁石51は側面部12bの上端部分に配置されている。この場合、接極子として接極子131を用いることができる。本変形例の場合、接点開時、永久磁石51は接極子131の側面部131bを吸引する。
図15は、永久磁石51の配置位置に関するさらに別の変形例を示している。本変形例の場合にも、接極子として接極子131を用いることができる。本変形例においては、永久磁石51は、側面部12bの、接極子131に接続された可動ばね33の下端部に対向する位置に配置される。永久磁石51は、接点開時に、接極子131に固定された可動ばね33を吸引する。なお、本変形例では、可動ばね33は磁性体で形成される。
継鉄12の側面部12bに接着される永久磁石51の数が1つである場合には、接極子31は、側面部31bから2つの腕部31dが伸びるような形状に代えて、側面部31bから一つの板状の延長部が延びるように形成することができる。この場合、永久磁石は延長部を吸引する。
上述の実施形態の構成は様々なタイプの電磁継電器に適用できる。例えば、上述の実施形態は、接極子31により可動端子32を固定端子21に対して接触、離間させる構成であるが、接極子に連動して移動するカードを用いて接点を開閉動作させる構成の電磁継電器にも本発明を適用できる。この場合、接点機構は、一例として、カードの移動に伴って揺動する可動接点ばねと固定接点ばねとから構成することができる。
1 電磁継電器
2 ベース
10 電磁石部
11 コイル
11a 端子
12 継鉄
12a 下面部
12b 側面部
20 接点機構
21 固定端子
21a、21b 固定接点
31 接極子
31a 上面部
31b 側面部
31c 切欠部
31d 腕部
31e 開口部
32 可動端子
32a、32b 端部
32c、32d 可動接点
33 可動ばね
34 ヒンジばね
34a 上面部
34b 側面部
34c 係止部
34f 中央押え部
40 磁石部

Claims (4)

  1. コイルと鉄心と該鉄心に連結された継鉄とを含む電磁石部と、
    ヒンジばねによって前記継鉄に対して揺動自在に支持された接極子と、
    第1の接点と第2の接点とを有し、前記接極子の揺動に伴って、前記第1の接点を前記第2の接点に接触させる接点閉の状態と、前記第1の接点を前記第2の接点に対して離間させる接点開の状態とが切り替わると共に、前記接極子の揺動に伴って弾性変形する弾性部材により前記接点閉の状態における前記第1の接点と前記第2の接点との接触力を得る接点機構と、
    前記接極子を前記接点開に対応する接点開位置で保持するために利用される吸引力を生じる永久磁石と、を具備し、
    前記継鉄は前記コイルの軸線方向に沿った側面に平行に延びる側面部を有し、
    前記永久磁石は前記側面部の前記接点機構側に設けられており、前記永久磁石の磁極の一方は前記側面部に向かう方向に設けられ前記磁極の他方は前記側面部から離れる方向に設けられており、
    前記接極子が前記接点開位置にあるときに前記ヒンジばねから前記接極子に加わる復元力と、前記永久磁石の前記吸引力との合成力により、前記接極子を前記接点開位置で保持する、
    電磁継電器。
  2. ベースを更に具備し、
    前記電磁石部は前記ベースの一端部側に配置され、
    前記接点機構は、前記ベース上において前記一端部とは反対側の他端部側に配置され、
    前記第1の接点は、前記弾性部材としての可動ばねを介して前記接極子に取り付けられた可動端子に形成され、
    前記第2の接点は、前記ベースに取り付けられた固定端子に形成されている、
    請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記コイルは軸線が前記ベースに垂直になるように前記ベース上に配置され、
    前記継鉄は略L字状の断面形状を有し、前記コイルの前記鉄心の前記ベース側の一端に連結される下面部を有し、
    前記永久磁石は、前記継鉄の前記側面部の前記接点機構側の面に接着され、
    前記接極子は、略L字状の断面形状をなすと共に湾曲部において前記継鉄の前記側面部の先端部に揺動自在に係止され、
    前記接極子は、前記コイルの前記鉄心の他端側に向かい合う上面部と、前記継鉄の前記側面部に沿う側面部とを有し、
    前記永久磁石は、前記接点開の状態において前記接極子の前記側面部を吸引する、
    請求項2に記載の電磁継電器。
  4. コイルと鉄心と該鉄心に連結された継鉄とを含む電磁石部と、
    ヒンジばねによって前記継鉄に対して揺動自在に支持された接極子と、
    第1の接点と第2の接点とを有し、前記接極子の揺動に伴って、前記第1の接点を前記第2の接点に接触させる接点閉の状態と、前記第1の接点を前記第2の接点に対して離間させる接点開の状態とが切り替わると共に、前記接極子の揺動に伴って弾性変形する弾性部材により前記接点閉の状態における前記第1の接点と前記第2の接点との接触力を得る接点機構と、
    前記接極子を前記接点開に対応する接点開位置で保持するために利用される吸引力を生じる永久磁石と、を具備し、
    前記接極子が前記接点開位置にあるときに前記ヒンジばねから前記接極子に加わる復元力と、前記永久磁石の前記吸引力との合成力により、前記接極子を前記接点開位置で保持し、
    ベースを更に具備し、
    前記電磁石部は前記ベースの一端部側に配置され、
    前記接点機構は、前記ベース上において前記一端部とは反対側の他端部側に配置され、
    前記第1の接点は、前記弾性部材としての可動ばねを介して前記接極子に取り付けられた可動端子に形成され、
    前記第2の接点は、前記ベースに取り付けられた固定端子に形成されており、
    前記コイルは軸線が前記ベースに垂直になるように前記ベース上に配置され、
    前記継鉄は略L字状の断面形状を有し、前記コイルの前記鉄心の前記ベース側の一端に連結される下面部と、前記コイルの軸線方向に沿った側面に平行に延びる側面部とを有し、
    前記永久磁石は、前記継鉄の前記側面部の前記接点機構側の面に接着され、
    前記接極子は、略L字状の断面形状をなすと共に湾曲部において前記継鉄の前記側面部の先端部に揺動自在に係止され、
    前記接極子は、前記コイルの前記鉄心の他端側に向かい合う上面部と、前記継鉄の前記側面部に沿う側面部とを有し、
    前記永久磁石は、前記接点開の状態において前記接極子の前記側面部を吸引し、
    前記永久磁石は、前記継鉄の前記側面部の前記ベース寄りの部分であって、前記軸線方向に垂直な方向における両端部分の2箇所に配置され、
    前記接極子の前記側面部は、前記接極子の前記上面部寄りの位置から前記ベース側に向かって延びる2本の腕部を有し、該2本の腕部の先端部分は、それぞれ前記継鉄の前記2箇所に配置された前記永久磁石に面している
    磁継電器。
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