JP7067963B2 - シート供給装置およびシート供給方法、並びに、シート貼付装置およびシート貼付方法 - Google Patents

シート供給装置およびシート供給方法、並びに、シート貼付装置およびシート貼付方法 Download PDF

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Description

本発明は、シート供給装置およびシート供給方法、並びに、シート貼付装置およびシート貼付方法に関する。
従来、剥離シートの折返し角度を変更可能な折返し角度変更手段を備えたシート供給装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-229581号公報
特許文献1に記載された従来のシート供給装置では、剥離シートRL(剥離シート)の折返し角度を変更する際、折返し部材31(折返し角度変更手段)の回転スペースを形成する変位スペース形成手段40が必要となり、装置が大型化するという不都合を発生する。
本発明の目的は、装置が大型化することを抑制し、剥離シートから接着シートを確実に剥離して供給することができるシート供給装置およびシート供給方法、並びに、シート貼付装置およびシート貼付方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、剥離シートに付与する張力を変更することで、当該剥離シートの折返し角度を変更するので、装置が大型化することを抑制し、剥離シートから接着シートを確実に剥離して供給することができる。
また、先端検知手段の検知結果を基にして剥離シートの張力を変更する構成とすれば、剥離シートから接着シートを確実に剥離して供給することができる。
さらに、1枚の接着シートのシート剥離動作中において、剥離初期段階での折返し角度を、他の段階での折返し角度に比べて小さくなるように変更すれば、当該接着シートにおける繰出方向先端部を確実に剥離シートから剥離して剥離の切っ掛け部を作ることができるとともに、当該接着シートにおける剥離の切っ掛け部以外の部分が剥離シートから剥離される際、当該剥離シートに余分な張力や折り曲げ力等が加わることを抑制し、当該剥離シートが切断することを防止することができる。
また、本発明のシート供給装置を用いたシート貼付装置とすれば、装置が大型化することを抑制し、剥離シートから接着シートを確実に剥離して供給することができるシート貼付装置を提供することができる。
(A)~(C)は、本発明の実施形態に係るシート供給装置を用いたシート貼付装置の説明図。 (A)~(D)は、本発明の変形例の説明図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1(A)中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1(A)中手前方向で「後」がその逆方向とする。また、図1(A)以外において、方向を示す矢印を記載していない図は、全て図1(A)と同じ方向から観た図とする。
本発明のシート供給装置EAは、剥離シートRLに接着シートASが仮着された原反RSを繰り出す繰出手段10と、繰出手段10で繰り出される原反RSの剥離シートRLを折り返し、当該剥離シートRLから接着シートASを剥離して供給する剥離手段としての剥離板20と、剥離板20での剥離シートRLの折返し角度θを変更する折返し角度変更手段30と、剥離板20で剥離された接着シートASの繰出方向先端部ASFを検知するカメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等の先端検知手段40とを備え、剥離板20で剥離された接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ50と併せてシート貼付装置SAを形成し、当該シート貼付装置SAと被着体WKとを相対移動させる移動手段60の上方に配置されている。
繰出手段10は、原反RSを支持する支持ローラ11と、原反RSを案内するガイドローラ12と、駆動機器としての回動モータ13Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ13Bとで原反RSを挟み込む繰出ローラ13と、駆動機器としての回動モータ14Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ14Bとで剥離シートRLを挟み込む送りローラ14と、ピンチローラ14Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与して当該剥離シートRLを回収する回収ローラ15と、先頭の接着シートASの繰出方向後端部ASRと剥離シートRLとのシート後方段差をその検出部16Aで検知する原反停止センサ16とを備えている。
折返し角度変更手段30は、剥離板20で折り返される剥離シートRLに張力を付与する張力付与部材31と、剥離シートRLの折返し姿勢を形成する折返し姿勢形成部材32とを備え、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力を変更することで、折返し角度θを変更するように構成されている。
張力付与部材31は、繰出手段10の構成物の一部と共有されており、繰出ローラ13と、回動モータ13Aと、ピンチローラ13Bと、送りローラ14と、回動モータ14Aと、ピンチローラ14Bとで構成されている。
折返し姿勢形成部材32は、スペーサ32Aを介して剥離板20に支持され、弾性変形が可能に設けられた板バネ32Bを備えている。
なお、本実施形態では、折返し角度変更手段30は、先端検知手段40の検知結果を基にして、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力を変更するように構成されている。また、折返し角度変更手段30は、1枚の接着シートASが剥離シートRLから剥離されるシート剥離動作中において、当該接着シートASの繰出方向先端部ASFが剥離シートRLから剥離される剥離初期段階での折返し角度θを、他の段階での折返し角度θに比べて小さくなるように変更する。
移動手段60は、駆動機器としてのリニアモータ61と、そのスライダ61Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能な支持面62Aを有する支持テーブル62とを備えている。
以上のシート貼付装置SAの動作を説明する。
先ず、図1中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置SAに対し、当該シート貼付装置SAの使用者(以下、単に「使用者」という)が、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力として、剥離シートRLに極力負担をかけずに当該剥離シートRLから接着シートASを剥離することができる第1張力と、当該第1張力よりも大きな第2張力とを操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して入力する。次いで、使用者が同図のように原反RSをセットした後、図示しない操作手段を介して運転開始の信号を入力すると、繰出手段10および折返し角度変更手段30が回動モータ13A、14Aを駆動し、剥離板20で折り返される剥離シートRLに第1張力を付与しつつ原反RSを繰り出す。すると、図1(B)に示すように、板バネ32Bが所定量撓み、剥離板20で折り返される折返し角度θが第1折返し角度θ1となり、当該第1折返し角度θ1が維持されつつ原反RSが繰り出され、原反停止センサ16がシート後方段差を検知すると、繰出手段10および折返し角度変更手段30が回動モータ13A、14Aの駆動を停止し、当該原反RSの繰り出しを停止する。なお、本実施形態では、剥離シートRLとして切断され易いものが採用された場合を想定し、第1折返し角度θ1が極力緩やかな角度となるように、当該剥離シートRLに付与する第1張力が設定されている。
ここで、上記の要領で原反RSを繰り出して当該繰り出しを停止すると、通常であれば、図1(A)に示すように、先頭の接着シートASの繰出方向先端部ASFが剥離板20の剥離縁20Aで剥離され、当該繰出方向先端部ASFが先端検知手段40で検知されてシート貼付装置SAがスタンバイ状態となる。
一方、上記の要領で原反RSを繰り出して当該繰り出しを停止した際、図1(B)に示すように、先頭の接着シートASの繰出方向先端部ASFが剥離シートRLと共に送りローラ14方向に繰り出され、当該繰出方向先端部ASFが先端検知手段40に検知されない場合、シート貼付装置SA(シート供給装置EA)は、以下の再剥離動作を行う。
この再剥離動作は、先ず、繰出手段10が回動モータ13A、14Aを駆動し、先頭の接着シートASの繰出方向先端部ASFが、剥離板20の剥離縁20Aで折り返される前の位置に達するまで原反RSを引き戻す。次いで、繰出手段10および折返し角度変更手段30が回動モータ13A、14Aを駆動し、剥離板20で折り返される剥離シートRLに第2張力を付与し、図1(C)に示すように、第1張力で板バネ32Bを撓ませたときよりも板バネ32Bを大きく撓ませ、折返し角度θを第1折返し角度θ1よりも小さな第2折返し角度θ2として剥離シートRLを折り返し、当該第2折返し角度θ2を維持しつつ原反RSを繰り出す。これにより、剥離シートRLに大きな張力が付与される上、当該剥離シートRLの折返し角度θが減少することで、接着シートASは、剥離シートRLから剥離し易くなり、上記の要領で原反RSを繰り出して当該繰り出しを停止すると、図1(C)に示すように、先頭の接着シートASの繰出方向先端部ASFが剥離板20の剥離縁20Aで剥離される。そして、繰出方向先端部ASFが先端検知手段40で検知されると、折返し角度変更手段30が回動モータ13A、14Aを駆動し、剥離シートRLを回収ローラ15側から引き出しつつ、剥離板20で折り返される剥離シートRLに第1張力を付与し、剥離シートRLの折返し角度θを第1折返し角度θ1とした後、シート貼付装置SAがスタンバイ状態となる。
シート貼付装置SAがスタンバイ状態となった後、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、被着体WKを支持テーブル62上に載置すると、移動手段60が図示しない減圧手段を駆動し、支持面62Aでの被着体WKの吸着保持を開始する。その後、移動手段60がリニアモータ61を駆動し、支持テーブル62を左方へ移動させ、被着体WKが所定の位置に到達すると、繰出手段10および折返し角度変更手段30が回動モータ13A、14Aを駆動し、被着体WKの移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。このとき、繰出手段10および折返し角度変更手段30は、剥離板20で折り返される折返し角度θが第1折返し角度θ1を維持するように、剥離板20で折り返される剥離シートRLに第1張力を付与しつつ原反RSを繰り出す。これにより、接着シートASは、図1(A)中二点鎖線で示すように、剥離板20の剥離縁20Aで剥離シートRLから剥離されつつ、押圧ローラ50によって被着体WKの上面に押圧されて貼付される。この際、剥離シートRLに極力負担をかけずに当該剥離シートRLから接着シートASを剥離することができるので、当該剥離シートRLが切断されることを防止することができる。
接着シートAS全体が被着体WKに貼付された後、原反停止センサ16が再びシート後方段差を検知すると、繰出手段10および折返し角度変更手段30が回動モータ13A、14Aの駆動を停止し、原反RSの繰り出しを停止する。このときも、繰出手段10および折返し角度変更手段30は、繰出方向先端部ASFが先端検知手段40に検知されない場合、上記の再剥離動作を行い、当該繰出方向先端部ASFが先端検知手段40に検知されると、シート貼付装置SAが再びスタンバイ状態となる。
次に、接着シートAS全体が貼付された被着体WKが押圧ローラ50の左方の所定位置に到達すると、移動手段60がリニアモータ61および図示しない減圧手段の駆動を停止する。そして、使用者または図示しない搬送手段が、接着シートASが貼付された被着体WKを次の工程に搬送した後、移動手段60がリニアモータ61を駆動し、支持テーブル62を初期位置に復帰させ、以降、上記同様の動作が繰り返される。
以上のような実施形態によれば、剥離シートRLに付与する張力を変更することで、当該剥離シートの折返し角度θを変更するので、装置が大型化することを抑制し、剥離シートRLから接着シートASを確実に剥離して供給することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、繰出手段は、剥離シートに接着シートが仮着された原反を繰り出すことが可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
例えば、繰出手段10は、剥離シートRLに仮着された帯状の接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込が形成されることで、その切込で仕切られた所定の領域が接着シートASとされた原反RSを繰り出してもよいし、帯状の接着シート基材が剥離シートRLに仮着された原反RSが採用された場合、切断手段により、接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込を形成し、その切込で仕切られた所定の領域を接着シートASとしてもよく、これらの場合、原反停止センサ16がシート後方段差を検知できるように、検出部16Aの前段で、接着シート基材における接着シートAS以外の部分を剥離シートRL上から除去する除去手段を採用してもよいし、シート後方段差がなくても、切込を検知可能な適宜なセンサを設けてもよい。
繰出手段10は、支持ローラ11やガイドローラ12等の各ローラの代わりに板状部材やシャフト部材等で原反RSや剥離シートRLを支持したり案内したりしてもよいし、原反RSを巻回することなく例えばファンフォールド折りにして支持してもよいし、原反停止センサとして、カメラや投影機等の撮像手段や、光学センサや超音波センサ等の各種センサ等を採用してもよいし、剥離シートRLを巻回することなく例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだりして回収してもよいし、剥離シートRLを回収しなくてもよいし、先頭以外の接着シートASのシート後方段差を検出部16Aで検知してもよいし、先頭の接着シートAS以外の繰出方向先端部ASFと剥離シートRLとのシート前方段差等を検出部16Aで検知してもよいし、その他の位置のシート段差を検出部16Aで検知してもよい。
折返し角度変更手段30は、剥離初期段階と他の段階とで折返し角度θを変更しなくてもよいし、剥離初期段階での折返し角度θを、他の段階での折返し角度θに比べ大きくなるように変更しもよいし、接着シートASの繰出方向先端部ASFが先端検知手段40に検知されなかった際、原反RSを引き戻すことなく、回動モータ14Aを駆動し、剥離板20で折り返される剥離シートRLに先に付与した張力よりも大きな張力を付与し、折返し角度θを減少させる再繰出なしの再剥離動作を所定回(1回または複数回)行ってもよい。
折返し角度変更手段30は、張力付与部材31として、繰出手段10の構成物の一部と共有されることのない繰出ローラ13、回動モータ13A、ピンチローラ13B、送りローラ14、回動モータ14A、ピンチローラ14Bと同等なもので、剥離板20で折り返される剥離シートRLに張力を付与する構成を採用したり、例えば、前記実施形態の繰出ローラ13と送りローラ14との間に位置する剥離シートRLを押し上げたり引き下げたりすることで、剥離板20で折り返される剥離シートRLに張力を付与する構成を採用したりしてもよく、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力を変更することで、折返し角度θを変更することができれば、どのような構成でもよい。
折返し角度変更手段30は、折返し姿勢形成部材32として、図2(A)に示すように、付勢手段としてのバネ32Cに回転自在に支持されたローラ32Dで構成され、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力を変更することで、バネ32Cを伸縮させ、折返し角度θを変更可能なものを採用してもよいし、図2(B)に示すように、所定の空気圧やトルクでその出力軸32Fに付勢力を付与するエアシリンダや直動モータ等の付勢手段32Eと、出力軸32Fに回転自在に支持されたローラ32Gとで構成され、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力を変更することで、出力軸32Fを突没させ、折返し角度θを変更可能なものを採用してもよいし、図2(C)に示すように、所定のトルクでその出力軸32Jに付勢力を付与する回動モータ等の付勢手段32Hと、出力軸32Jに回転自在に支持されたブレード部材32Kとで構成され、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力を変更することで、ブレード部材32Kを回動させ、折返し角度θを変更可能なものを採用してもよいし、図2(D)に示すように、剥離板20に形成された切欠20B内に支持軸32Lを介して回転自在に支持され、付勢手段としての図示しないバネによって反時計回転方向に付勢された回転ブレード部材32Mで構成され、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力を変更することで、図示しないバネを伸縮させ、折返し角度θを変更可能なものを採用してもよく、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力を変更することで、折返し角度θを変更可能な構成であれば、どのような構成でもよい。
先端検知手段40は、接着シートASの繰出方向先端部ASFに接触し、当該繰出方向先端部ASFが剥離シートRLから剥離されたことを検出可能な接触型の各種センサを採用してもよいし、本発明のシート供給装置EAやシート貼付装置SAに備わっていなくてもよく、当該先端検知手段40が本発明のシート供給装置EAやシート貼付装置SAに備わっていない場合、剥離板20で新たな接着シートASの繰出方向先端部ASFが剥離シートRLから剥離されたタイミングで、上記の再剥離動作や再繰出なしの再剥離動作を所定回(1回または複数回)行うようにしてもよい。
押圧手段は、シート供給装置EAから供給された接着シートASを接着面の反対から保持部材で保持し、保持した接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する駆動機器を備えた構成でもよいし、押圧ローラ50を被着体WKに離間接近させる押圧部材接離手段としての駆動機器を備え、被着体WKにストレスがかかったり損傷したりすることを防止するようにしてもよく、このような押圧部材接離手段としては、駆動機器以外に手動で押圧ローラ50を移動させるものでもよい。
移動手段60は、被着体WKを移動させずにまたは移動させつつ、シート貼付装置SAおよび押圧ローラ50を移動させてもよいし、保持手段がなくてもよいし、本発明のシート供給装置EAまたはシート貼付装置SAを構成する構成物として備わっていてもよいし、他の装置で被着体WKを支持または搬送する場合、本発明のシート供給装置EAまたはシート貼付装置SAに備わっていなくてもよい。
シート供給装置EAまたはシート貼付装置SAは、先端検知手段40が繰出方向先端部ASFを検知するまで再剥離動作を何度繰り返してもよいし、第1張力、第2張力以外に他の張力を1つまたは複数設定しておき、再剥離動作を繰り返す度に、様々な張力を付与し、様々な折返し角度θで剥離シートRLを剥離板20で折り返してもよいし、再剥離動作では、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力を一定とし、一定の折返し角度θで剥離シートRLを剥離板20で複数回折り返してもよいし、再剥離動作を所定回数行っても、先端検知手段40による繰出方向先端部ASFの検知が行われない場合、回動モータ13A、14Aの駆動を停止した後、ランプやブザー等の図示しない警告手段を駆動して使用者に知らせ、当該使用者が繰出方向先端部ASFを剥離シートRLから剥離するようにしてもよいし、再剥離動作を繰り返す度に、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力を、先に付与した張力よりも大きくしたり小さくしたりして、折返し角度θを減少させたり増大させたりしてもよいし、再剥離動作を繰り返す度に、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力をランダムで減少させたり増大させたりして、折返し角度θをランダムで減少させたり増大させたりしてもよいし、再剥離動作や再繰出なしの再剥離動作を行わなくてもよいし、剥離シートRL、接着シートASまたは原反RSの特性、特質、性質、材質、組成、構成、形状、寸法および重量や、雰囲気の条件や、その他の要因等を考慮して、使用者が、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力および剥離シートRLの折返し角度θを任意に設定してもよいし、例えば、折返し角度θ(θ1、θ2またはその他に設定する折返し角度)が179度、90度、45度、10度、1度または1度以下等になるように、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力を設定してもよいし、第1張力と第2張力との組み合わせをどのような張力の組み合わせとしてもよいし、剥離シートRL、接着シートASまたは原反RSの特性、特質、性質、材質、組成、構成、形状、寸法および重量や、雰囲気の条件や、その他の要因等を考慮して、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力を1つに設定し、当該剥離シートRLから接着シートASを剥離して供給する構成でもよいし、剥離板20で折り返される剥離シートRLに付与する張力を予め当該シート供給装置EAまたはシート貼付装置SAの図示しない制御手段が記憶していてもよい。
シート供給装置EAは、天地反転して配置したり横向きに配置したりして、接着シートASを供給してもよいし、例えば、接着シートASを複数枚ずつ段積みする接着シート段積み装置や、接着シートASを他の剥離シートに転写する転写装置等、シート貼付装置SA以外のものの構成物として使用されてもよいし、接着シートASを人手で被着体WKに貼付する半自動のシート貼付装置として単独で使用されてもよい。
シート貼付装置SAは、天地反転して配置したり横向きに配置したりして、接着シートASを被着体WKに貼付してもよい。
本発明における接着シートASおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASが採用された場合は、当該接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよいし、付勢手段が採用されている場合、ばね、ゴム、樹脂等で構成してもよい。
EA…シート供給装置
SA…シート貼付装置
10…繰出手段
20…剥離板(剥離手段)
30…折返し角度変更手段
40…先端検知手段
50…押圧ローラ(押圧手段)
AS…接着シート
ASF…繰出方向先端部
RL…剥離シート
RS…原反
WK…被着体
θ…折返し角度

Claims (6)

  1. 剥離シートに接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出手段と、
    前記繰出手段で繰り出される前記原反の前記剥離シートを折り返し、当該剥離シートから前記接着シートを剥離して供給する剥離手段と、
    前記剥離手段での前記剥離シートの折返し角度を変更する折返し角度変更手段とを備え、
    前記折返し角度変更手段は、前記剥離手段で折り返される前記剥離シートに付与する張力を変更することで、前記折返し角度を変更することを特徴とするシート供給装置。
  2. 前記剥離手段で剥離された接着シートの繰出方向先端部を検知する先端検知手段を備え、
    前記折返し角度変更手段は、前記先端検知手段の検知結果を基にして、前記剥離手段で折り返される前記剥離シートに付与する張力を変更することを特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
  3. 前記折返し角度変更手段は、1枚の接着シートが前記剥離シートから剥離されるシート剥離動作中において、当該接着シートの繰出方向先端部が前記剥離シートから剥離される剥離初期段階での前記折返し角度を、他の段階での前記折返し角度に比べて小さくなるように変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート供給装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシート供給装置を用いたシート貼付装置において、
    前記剥離手段で剥離された前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧手段を備えていることを特徴とするシート貼付装置。
  5. 剥離シートに接着シートが仮着された原反を繰り出す繰出工程と、
    前記繰出工程で繰り出される前記原反の前記剥離シートを折り返し、当該剥離シートから前記接着シートを剥離して供給する剥離工程と、
    前記剥離工程での前記剥離シートの折返し角度を変更する折返し角度変更工程とを実施し、
    前記折返し角度変更工程は、前記剥離工程で折り返される前記剥離シートに付与する張力を変更することで、前記折返し角度を変更することを特徴とするシート供給方法。
  6. 請求項5に記載のシート供給方法を用いたシート貼付方法において、
    前記剥離工程で剥離された前記接着シートを被着体に押圧して貼付する押圧工程を実施することを特徴とするシート貼付方法。
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