JP7067618B2 - 通信装置、情報処理装置及び通信設定方法 - Google Patents

通信装置、情報処理装置及び通信設定方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信装置、情報処理装置及び通信設定方法に関する。
例えば、ノートPC(Personal Computer)やタブレットPC等のPCには、例えば、LTE(Long Term Evolution)等のWAN(Wide Area Network)通信機能を有しているものがある。これらのPCでは、WAN通信機能を使用することで、屋外のWiFi等のWLANがカバーしていないエリアでも通信が可能となる。これに対して、WAN通信機能を備えていないPCでは、WANと接続する場合、例えば、スマートフォン等のテザリング機能を用いてこれらのデバイス経由でWANに接続することになる。
今後、オフィスビルやキャンパス内にプライベートLTE網等のローカル無線網を構築してこれを公衆WANと接続することによりWAN通信環境を確保すると共に、ローカルブレイクアウト機能を用いて、ローカル無線網のセル経由で公衆WANのコア網を経由することなく直接ローカル網やインターネットに接続する形態が予想される。例えば、PCがスマートフォンのテザリング機能を使用してローカル無線網のセルと接続しローカルブレイクアウトを利用した通信を行うためには、スマートフォンの接続先APNを、ローカル無線網においてローカルブレイクアウト処理を行うGW(Gateway)を識別するAPN(Access Point Name)をスマートフォンの接続先APNに変更することで実現できる。その結果、PCは、公衆WANのコア網を経由することなく、ローカル無線網のセル経由でローカル網やインターネットと通信するため、コア網に流入するトラフィック量を削減しながら、通信料を安く抑えることができる。
ローカルブレイクアウト機能を実現する仕組みとして、例えば、LIPA(Local IP Access)やSIPTO(Selected IP Traffic Offload)等の2種類の仕組みが3GPP(3rd Generation Partnership Project)で標準化されている。どちらの仕組みでも、ユーザに近いRAN(Radio Access Network)やコア網内に設置したL-GW(Local-Gateway)を使用してコア網を経由することなく、特定のWANセル経由でローカル網やインターネットとの間で通信できる。尚、L-GWのAPN宛の通信トラフィックは、コア網を経由せずにローカル網やインターネットと直接通信し、L-GWのAPN宛以外の通信トラフィックは、通常通り、コア網経由で公衆網やインターネットと通信することになる。従って、コア網に流入するトラフィック量を削減できる。
特開2013-07313号公報 特開2015-156561号公報 特表2013-526087号公報
例えば、WAN通信機能を備えていないPCがスマートフォン等のテザリングホストデバイスのテザリング機能を用いて特定のWANセルに接続する場合、手動でテザリングホストのテザリング機能をONに設定した上で、PCのWLAN接続先を当該スマートフォンに変更する。
しかも、スマートフォン等のテザリングホストデバイスのテザリング時のテザリングAPNは、契約している通信事業者のテザリングAPNに予め設定されている。しかしながら、例えば、通信事業者のWANに接続されたプライベートLTE網等の特定のWANセルと接続して、ローカル網へローカルブレークアウト通信を行う場合には、テザリングホストにおけるアプリケーションソフト等を用いて特定のローカル無線網接続時のAPNをローカル無線網側のテザリングAPNに変更することになる。
しかも、スマートフォン等のテザリングホストが接続したい特定のローカル無線網のエリア内に在圏しているか否かは、スマートフォンの利用者が目視等で判断することになる。従って、特定のローカル無線網の圏内において特定のローカル無線網側のテザリングAPNを経由してテザリング接続を行う場合には、利用者による設定操作が複雑となる。
一つの側面では、特定のローカル無線網のセル経由の通信接続を自動化できる通信装置等を提供することを目的とする。
一つの態様の通信装置は、第1の通信機能と第2の通信機能とを有する。通信装置は、検出部と、変更部と、制御部とを有する。検出部は、予め設定した前記第2の通信機能を有する特定のセルを識別する識別情報を検出する。変更部は、前記特定のセルを識別する識別情報を検出した場合、自装置の接続先を示す接続先情報を前記特定のセルに対応する接続先情報に変更する。制御部は、前記変更部にて変更された前記特定のセルに対応する接続先情報に基づき、当該特定のセル経由で通信先との接続処理及び認証処理を実行する。
一つの態様では、特定のセル経由での通信接続が自動化できる。
図1は、実施例1の通信システムの一例を示す説明図である。 図2は、通信装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、通信装置内の第1のCPUの機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、PCのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図5は、PC内の第2のCPUの機能構成の一例を示すブロック図である。 図6は、ホスト側テザリング処理に関わる通信装置内の第1のCPUの処理動作の一例を示すフロー図である。 図7は、クライアント側テザリング処理に関わるPC内の第2のCPUの処理動作の一例を示すフロー図である。 図8は、実施例1の通信システム全体の処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図9は、実施例2の通信システムの一例を示す説明図である。 図10は、PCのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図11は、PC内の第3のCPUの機能構成の一例を示すブロック図である。 図12は、通信処理に関わるPC内の第3のCPUの処理動作の一例を示すフロー図である。 図13は、実施例2の通信システム全体の処理動作の一例を示すシーケンス図である。 図14は、通信設定プログラムを実行するコンピュータの一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する通信装置、情報処理装置及び通信設定方法の実施例を詳細に説明する。尚、各実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせても良い。
図1は、実施例1の通信システム1の一例を示す説明図である。図1に示す通信システム1は、PC(Personal Computer)2と、通信装置3と、基地局4と、L-GW(Local-Gateway)5と、S-GW(Serving-Gateway)6と、MME(Mobility Management Entity)7と、HSS(Home Subscriber Server)8とを有する。PC2は、例えば、WLAN(Wireless Local Area Network)通信機能を備えているものの、WAN(Wide Area Network)通信機能を備えていない、タブレットPCやノートPC等の情報機器である。通信装置3は、PC2と無線で接続すると共に、基地局4と無線で接続する、例えば、スマートフォン等の通信機器である。尚、通信装置3は、PC2との間をWLAN等の無線で接続している場合を例示したが、USB等を用いて有線で接続しても良く、適宜変更可能である。基地局4は、自局が管轄する無線エリア内に在圏する通信装置3と無線接続する。L-GW5は、基地局4と接続すると共に、ローカル網やインターネット9へブレイクアウトして直接接続するエッジ装置等の中継装置である。S-GW6は、基地局4と接続する共に、P-GW9Aと接続し、P-GW9A経由でインターネット9と接続するコア網10における中継装置である。尚、コア網10は、例えば、移動通信事業者が運用する基幹回線網である。MME7は、通信システム1全体を管理する制御装置である。HSS8は、通信システム1における加入者情報、例えば、利用者が使用するAPN情報等を管理・登録するデータベースを有する管理装置である。尚、APNは各種サービスを提供するGWを識別するための情報で、通信事業者が自社網内で利用可能なAPN情報を利用者に通知するが、利用者がローカル網で利用するローカルなAPN情報については、ローカル網の運用主体が接続する通信事業者に予め通知しておく。MME7は、APNへの接続要求を検出した場合、HSS8の登録状況を参照し、接続要求のAPNに対する接続可否を判定する。
図2は、通信装置3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図2に示す通信装置3は、WAN通信装置11と、WLAN通信装置12と、操作装置13と、音響入出力装置14と、表示装置15とを有する。更に、通信装置3は、ROM(Read Only Memory)16と、RAM(Random Access Memory)17と、第1のCPU(Central Processing Unit)18とを有する。WAN通信装置11は、WANとの間で無線接続する通信IF(Interface)である。WLAN通信装置12は、WLANとの間で無線接続する通信IFである。操作装置13は、各種情報やコマンドを入力する入力IFである。音響入出力装置14は、音響信号を出力するスピーカや音響信号を入力するマイク等の入出力IFである。表示装置15は、各種情報を表示出力する出力IFである。ROM16は、各種情報やプログラム等を記憶する領域である。RAM17は、各種情報を記憶する領域である。第1のCPU18は、通信装置3全体を制御する。
図3は、通信装置3内の第1のCPU18の機能構成の一例を示すブロック図である。第1のCPU18は、例えば、ROM16に格納された通信設定プログラムをRAM17上に展開する。そして、第1のCPU18は、RAM17上に展開された通信設定プログラムを通信設定プロセスとして実行することで、例えば、通信制御部21、テザリング制御部22及び制御部23を機能として実行する。
通信制御部21は、通信装置3全体の通信機能を制御する。通信制御部21は、検出部21Aと、変更部21Bと、認証部21Cと、WAN制御部21Dと、WLAN制御部21Eとを有する。検出部21Aは、周辺セルのECGI(E-UTRAN Cell Global Identifier)を検出する。尚、ECGIは、セルを一意に識別するためにSIB1(System Information Block 1)で報知される52ビットの情報であって、24ビットのPLMN(Public Land Mobile Network)のIDと、28ビットのセルIDとを有する。PLMNのIDは、例えば、携帯電話の事業者コードのIDである。検出部21Aは、例えば、アプリケーションソフトで特定のローカル無線網のWANセルを識別するECGIを登録ECGIとして事前登録しておくものとする。特定のローカル無線網のWANセルは、例えば、プライベートLTE網のWANセルである。検出部21Aは、特定のローカル無線網のWANセルを識別する登録ECGIを検出したか否かを判定する。つまり、検出部21Aは、検出ECGIが登録ECGIであるか否かを判定する。検出部21Aは、検出ECGIが登録ECGIの場合、通信装置3が特定のローカル無線網のWANセル内に在圏していると判定する。
WLAN制御部21Eは、検出ECGIが登録ECGIの場合、WLAN通信機能をONに設定する。変更部21Bは、検出ECGIが登録ECGIの場合、利用可能なWLANのAPを検出したか否かを判定する。尚、利用可能なWLANのAPとは、通信装置3が現時点で通信に使用できるWLANのAPである。変更部21Bは、利用可能なWLANのAPを検出できない場合、通信装置3自体の接続先を示す接続情報である接続APNを特定のローカル無線網のWANセルのAPNに変更する。認証部21Cは、変更された特定のローカル無線網のWANセルのAPNに基づき、特定のローカル無線網のWANセルと通信可能な利用者であるか否かを認証する認証処理を実行する。尚、認証処理は、アプリケーションソフトで事前に設定した秘密鍵を用いて、特定のローカル無線網のWANセルと通信可能な利用者であるか否かを認証する処理である。WAN制御部21Dは、変更された特定のローカル無線網のWANセルのECGIに基づき、当該特定のWANセルとの間の接続処理を実行する。WLAN制御部21Eは、利用可能なWLANのAPを検出した場合、利用可能なWLANのAPと接続することになる。テザリング制御部22は、テザリング機能のON又はOFFを設定すべく、テザリング機能を制御する。制御部23は、第1のCPU18全体を制御する。
図4は、PC2のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4に示すPC2は、WLAN通信装置31と、入力装置32と、出力装置33と、ROM34と、RAM35と、第2のCPU36とを有する。WLAN通信装置31は、WLANとの間で無線接続する通信IFである。入力装置32は、各種情報を入力する入力IFである。出力装置33は、各種情報を出力する出力IFである。ROM34は、各種情報やプログラム等を記憶する領域である。RAM35は、各種情報を記憶する領域である。第2のCPU36は、PC2全体を制御する。
図5は、PC2内の第2のCPU36の機能構成の一例を示すブロック図である。第2のCPU36は、例えば、ROM34に格納された通信設定プログラムをRAM35上に展開する。そして、第2のCPU36は、RAM35上に展開された通信設定プログラムを通信設定プロセスとして実行することで、例えば、通信制御部41及び制御部42を機能として実行する。
通信制御部41は、検出部41Aと、判定部41Bと、認証部41Cとを有する。検出部41Aは、利用可能なWLANのAPを検出する。尚、利用可能なWLANのAPは、PC2が現時点で通信に使用できるWLANのAPである。判定部41Bは、利用可能なWLANのAPがテザリングホストのAPのみであるか否かを判定する。尚、テザリングホストとは、PC2がテザリングに使用するAP、例えば、通信装置3である。WLAN制御部41Dは、利用可能なWLANのAPがテザリングホストとなる通信装置3のAPのみの場合に、当該通信装置3のテザリング機能を使用して特定のローカル無線網のWANセル経由で通信すべく、通信装置3との間の接続処理を実行する。認証部41Cは、当該通信装置3のテザリング機能を経由した特定のローカル無線網のWANセル経由の認証処理を実行する。制御部42は、第2のCPU36全体を制御する。
次に実施例1の通信システム1の動作について説明する。図6は、ホスト側テザリング処理に関わる通信装置3内の第1のCPU18の処理動作の一例を示すフロー図である。図6に示すホスト側テザリング処理は、特定のローカル無線網のWANセルを検出場合、テザリング用APNを通信事業者のテザリング用APNからローカル無線網のテザリング用APNに変更し、特定のローカル無線網のWANセルへの接続要求を生成する処理である。
図6において通信装置3内の第1のCPU18内の検出部21Aは、周辺セルのECGIを検出したか否かを判定する(ステップS11)。検出部21Aは、ECGIを検出した場合(ステップS11肯定)、検出ECGIが登録ECGIであるか否かを判定する(ステップS12)。尚、登録ECGIとは、利用者が事前に登録した利用可能な特定のローカル無線網のWANセルのECGIである。特定のローカル無線網のWANセルは、例えば、プライベートLTE網内のWANセルである。
WAN制御部21Dは、検出ECGIが登録ECGIの場合(ステップS12肯定)、通信装置3が特定のローカル無線網のWANセルに在圏中と判断し、WLAN通信機能がOFF中であるか否かを判定する(ステップS13)。WLAN制御部21Eは、WLAN通信機能がOFF中の場合(ステップS13肯定)、WLAN通信機能をONに自動設定する(ステップS14)。
テザリング制御部22は、利用可能なWLANのAPがあるか否かを判定する(ステップS15)。テザリング制御部22は、利用可能なWLANのAPがある場合(ステップS15肯定)、テザリング機能をOFFに設定し(ステップS16)、図6に示す処理動作を終了する。
また、変更部21Bは、利用可能なWLANのAPがない場合(ステップS15否定)、テザリング用APNを通信事業者のテザリング用APNから登録ECGIに対応付けられるローカル無線網のテザリング用APNに変更する(ステップS18)。更に、テザリング制御部22は、テザリング機能をONに自動設定し(ステップS19)、特定のローカル無線網のWANセルへの接続要求を生成し(ステップS20)、図6に示す処理動作を終了する。尚、テザリング制御部22は、WANセルとの接続及びAPNへの接続を実行することになる。
検出部21Aは、周辺セルのECGIを検出しなかった場合(ステップS11否定)、図6に示す処理動作を終了する。WLAN制御部21Eは、WLAN機能がOFF中でない場合(ステップS13否定)、利用可能なWLANのAPがあるか否かを判定すべく、ステップS15に移行する。
通信装置3は、検出ECGIが登録ECGIの場合、特定のローカル無線網のWANセル内に在圏していると判断し、WLAN通信機能をONに設定する。更に、通信装置3は、WLAN通信機能にて利用可能なWLANのAPが検出できない場合、テザリング用APNを通信事業者のテザリング用APNから登録ECGIに対応付けられるローカル無線網のテザリング用APNに変更し、テザリング機能をONに設定する。その結果、通信装置3は、特定のローカル無線網のWANセルのエリア内の在圏を認識し、テザリング用APNをローカル無線網のテザリング用APNに自動的に変更できるため、WAN通信機能のないPC2の特定のローカル無線網のWANセルへのテザリング接続を自動化できる。
通信装置3は、利用可能なWLANのAPがある場合、テザリング機能をOFFにする。PC2は、通常通り、利用可能なWLANのAPに自動接続できる。
図7は、クライアント側テザリング処理に関わるPC2内の第2のCPU36の処理動作の一例を示すフロー図である。図7においてPC2内の第2のCPU36内の検出部41Aは、利用可能なWLANのAPを検出したか否かを判定する(ステップS31)。判定部41Bは、利用可能なWLANのAPを検出した場合(ステップS31肯定)、検出したAPがテザリングホストのみであるか否かを判定する(ステップS32)。尚、テザリングホストとは、例えば、テザリング機能を有する通信装置3である。
判定部41Bは、検出したAPがテザリングホストのみの場合(ステップS32肯定)、テザリング機能をONに設定する(ステップS33)。更に、認証部41Cは、テザリング機能で接続するテザリングホストのAPと通信する利用者であるか否かを認証する認証処理を実行し、テザリングホストを介した通信を行う(ステップS34)。WLAN制御部41Dは、検出したAPがテザリングホストのみでない場合(ステップS32否定)、検出したAPがテザリングホスト以外のWLANのAPがあると判断し、当該WLANのAPに接続し(ステップS35)、当該WLANのAPを用いた通信を行う。
クライアント側テザリング処理を実行するPC2は、利用可能なWLANのAPがテザリングホストのみの場合、テザリング機能をONにして認証処理を実行する。その結果、PC2は、テザリング機能を自動的にONにできる。
図8は、実施例1の通信システム1全体の処理動作の一例を示すシーケンス図である。通信装置3は、接続要求を検出する(ステップS41)。尚、接続要求は、図6に示すステップS20で生成した接続要求である。
通信装置3は、接続要求を検出した場合、第1の接続要求を基地局4に通知する(ステップS42)。尚、第1の接続要求には、例えば、登録ECGIが属する特定のローカル無線網で利用するAPNを含む。基地局4は、第1の接続要求を受信した場合、第2の接続要求をMME7に通知する(ステップS43)。尚、第2の接続要求には、例えば、特定のローカル無線網で利用するAPN及び、特定のローカル無線網のL-GWのアドレスを含む。L-GW5のアドレスは含まなくてもよい。
MME7は、第2の接続要求を検出した場合、接続要求APNへのアクセス権を確認する(ステップS44)。更に、MME7は、第2の接続要求内のL-GW5のアドレス、または接続要求APNに対応したL-GW5のアドレスを選択する(ステップS45)。MME7は、L-GW5を選択した後、L-GW5とのセッション確立要求をS-GW6に通知する(ステップS46)。
S-GW6は、セッション確立要求を受信した場合、このセッション確立要求をL-GW5に通知する(ステップS47)。L-GW5は、S-GW6からのセッション確立要求に応じてセッション確立応答をS-GW6に通知する(ステップS48)。
次にMME7は、ベアラ設定要求を基地局4に通知する(ステップS49)。尚、ベアラ設定要求は、選択したL-GW5のアドレスを含む。基地局4は、ベアラ設定要求を受信した場合、通信装置3、およびL-GW5との間のベアラを設定する(ステップS50)。
通信装置3は、基地局4経由でサービス要求をMME7に通知する(ステップS51)。MME7は、基地局4経由でサービス要求を検出した場合、第3の接続要求を基地局4に通知する(ステップS52)。尚、第3の接続要求は、セッションを識別する、L-GW5のTEID(Tunnel Endpoint Identifier)を含むものとする。
基地局4は、第3の接続要求を検出した場合、通信装置3との間で無線ベアラを設定する(ステップS53)。そして、通信装置3は、基地局4経由でL-GW5との間でデータパスを確立する(ステップS54)。更に、通信装置3は、基地局4経由でL-GW5との間で特定のWANセルとの間の認証処理を実行し(ステップS55)、L-GW5経由の通信を行う。
通信装置3は、L-GW5との間で、特定のローカル無線網と通信可能な利用者であるか否かを認証する認証処理を実行し、認証が完了した場合、基地局4及びL-GW5経由で通信先であるインターネット9とのデータ通信が確立する。つまり、PC2は、通信装置3のテザリング機能を利用して特定のローカル無線網のWANセル経由でローカル網やインターネット9と通信できる。
実施例1の通信装置3は、特定のローカル無線網のWANセルのエリア内の在圏を認識し、利用可能なWLANのAPが検出できない場合、テザリング用APNをローカル無線網のテザリング用APNに変更する。更に、通信装置3は、変更後のテザリング用APNに設定した後、テザリング機能をONに設定する。その結果、PC2は、通信装置3のテザリング機能を利用して特定のローカル無線網のWANセル経由でローカル網やインターネット9と通信できる。つまり、PC2は、WAN通信機能がない場合でも、設定操作なく、通信装置3のテザリング機能を利用して、特定のローカル無線網との無線通信を簡単に実現できる。
利用者が利用可能なAPNへの接続(テザリング接続を含む)を自動化できる。PC2にWAN通信機能が無い場合でも、通信装置3のテザリング機能を利用してWAN通信機能がある場合と同様の利便性を利用者に提供できる。特定のローカル無線網のWANセル経由のトラフィックの通信を通信事業者の課金対象から外すことで、通信料金を削減できる。更に、通信事業者は特定のローカル無線網のWANセル経由のトラフィックのコア網9Aへの流入を回避することで、コア網9Aの処理負荷を軽減できる。
尚、上記実施例1の通信装置3は、検出したECGIに対応するAPNをMME7に通知する。そして、MME7は、HSS8を参照して、このAPNが当該ユーザにおける利用が許可されたAPNであるかを確認し、このAPNに対応するL-GW5を通信装置3に通知した。HSS8の内容は、例えば、特定のローカル無線網のWANセルの運営主体の設定操作で更新するものとした。
通信装置3の登録ECGIのAPNの取得方法としては、例えば、クラウドで登録ECGI毎のAPN情報を管理するテーブルを登録しても良い。この場合、通信装置3は、クラウドから最新のテーブルをダウンロードし、ダウンロードしたテーブルを参照し、検出ECGIに対応したAPN情報を取得しても良い。この場合も、クラウドのテーブル内容は、例えば、特定のローカル無線網のWANセルの運営主体の設定操作で更新するものとする。
また、通信装置3は、eSIM(Embeded SIM(Subscriber Identify Module Card))に登録ECGI毎のAPN情報を管理するテーブルを登録しても良い。この場合、通信装置3は、通信事業者から最新のテーブルをeSIMにダウンロード、又は、通信事業者がeSIMに情報をプッシュしても良く。通信装置3は、取得したテーブルを参照し、検出ECGIに対応したAPN情報を取得しても良い。この場合、テーブル内容は、例えば、特定のローカル無線網のWANセルの運営主体が通信事業者に依頼して更新するものである。
尚、上記実施例1の通信システム1では、PC2内にWAN通信機能がないため、PC2が通信装置3のテザリング機能を使用してローカル網やインターネット9と直接接続する場合を例示した。しかしながら、PC2内にWAN機能がある場合には通信装置3のテザリング機能が不要になるため、その場合の実施の形態につき、実施例2として以下に説明する。
図9は、実施例2の通信システム1Aの一例を示す説明図である。尚、実施例1の通信システム1Aと同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。図9に示すPC2Aが実施例1のPC2と異なるところは、WLAN通信機能の他に、WAN通信機能を有する点にある。図10に示すPC2Aは、WLAN通信装置31、入力装置32、出力装置33、ROM34及びRAM35の他に、WAN通信装置37と、第3のCPU36Aとを有する。WAN通信装置37は、WANとの間で無線接続する通信IFである。第3のCPU36Aは、PC2A全体を制御する。
図11は、PC2A内の第3のCPU36Aの機能構成の一例を示すブロック図である。第3のCPU36Aは、例えば、ROM34に格納された通信設定プログラムをRAM35上に展開する。そして、第3のCPU36Aは、RAM35上に展開された通信設定プログラムを通信設定プロセスとして実行することで、例えば、通信制御部51及び制御部52を機能として実行する。
通信制御部51は、例えば、検出部51Aと、変更部51Bと、認証部51Cと、WAN制御部51Dと、WLAN制御部51Eとを有する。検出部51Aは、周辺セルのECGIを検出する。検出部51Aは、アプリケーションソフトを用いて、特定のローカル無線網のWANセルを識別するECGIを事前登録しておくものとする。検出部51Aは、特定のローカル無線網のWANセルの登録ECGIを検出したか否かを判定する。つまり、検出部51Aは、検出ECGIが登録ECGIであるか否かを判定する。検出部51Aは、検出ECGIが登録ECGIの場合、PC2Aが特定のローカル無線網のWANセル内に在圏しているものと判定する。
WLAN制御部51Eは、検出ECGIが登録ECGIの場合、WLAN通信機能をONに設定する。WLAN制御部51Eは、利用可能なWLANのAPを検出したか否かを判定する。尚、利用可能なWLANのAPとは、PC2Aが現時点で通信に使用できるAPである。変更部51Bは、利用可能なWLANのAPを検出できない場合、接続APNを特定のローカル無線網側のAPNに変更する。認証部51Cは、変更された特定のローカル無線網側のAPNに基づき、特定のローカル無線網と通信可能な利用者であるか否かを認証する認証処理を実行する。尚、認証処理は、アプリケーションソフトで事前に設定した秘密鍵を用いて、特定のローカル無線網と通信可能な利用者であるか否かを認証する処理である。WAN制御部51Dは、変更された特定のローカル無線網のWANセルのECGIに基づき、当該特定のローカル無線網のWANセルとの間の接続処理を実行する。WLAN制御部51Eは、利用可能なWLANのAPを検出した場合、利用可能なWLANのAPと接続することになる。
次に実施例2の通信システム1の動作について説明する。図12は、実施例2の通信処理に関わるPC2A内の第3のCPU36Aの処理動作の一例を示すフロー図である。通信処理は、特定のローカル無線網のWANセルが利用可能な場合、利用するAPNを通信事業者のAPNからローカル無線網のAPNに変更し、特定のローカル無線網のWANセルへの接続要求を生成する処理である。
図12においてPC2A内の第3のCPU36Aの検出部51Aは、周辺セルのECGIを検出したか否かを判定する(ステップS61)。検出部51Aは、ECGIを検出した場合(ステップS61肯定)、検出ECGIが登録ECGIであるか否かを判定する(ステップS62)。尚、登録ECGIとは、利用者が事前に登録した利用可能な特定のローカル無線網のWANセルを識別するECGIである。
WLAN制御部51Eは、検出ECGIが登録ECGIの場合(ステップS62肯定)、利用可能なWLANのAPがあるか否かを判定する(ステップS63)。WLAN制御部51Eは、利用可能なWLANのAPがある場合(ステップS63肯定)、利用可能なWLANのAPに接続し(ステップS64)、WLANによる通信を開始する。
変更部51Bは、利用可能なWLANのAPがない場合(ステップS63否定)、利用するAPNを通信事業者のAPNからローカル無線網のAPNに変更する(ステップS65)。変更部51Bは、接続APNを変更した後、特定のローカル無線網のWANセルのAPへの接続要求を生成し(ステップS66)、WANによる通信を開始する。検出部51Aは、ECGIを検出しなかった場合(ステップS61否定)、図12に示す処理動作を終了する。
通信処理を実行するPC2Aは、利用可能なWLANのAPが検出できず、特定のローカル無線網のWANセルを検出した場合、利用するAPNを通信事業者のAPNからローカル無線網のAPNに変更し、特定のローカル無線網のWANセルへの接続要求を生成する。その結果、PC2Aは、特定のローカル無線網のWANセルのエリア内の在圏した場合、接続APNを自動的に特定のローカル無線網のAPNに変更できる。
PC2Aは、利用可能なWLANのAPがある場合、利用可能なWLANのAPに自動接続できる。
図13は、実施例2の通信システム1A全体の処理動作の一例を示すシーケンス図である。PC2Aは、接続要求を検出する(ステップS71)。尚、接続要求は、図12に示すステップS61で生成した接続要求である。
PC2Aは、接続要求を検出した場合、第4の接続要求を基地局4に通知する(ステップS72)。尚、第4の接続要求には、例えば、登録ECGIを使用する特定のローカル無線網側のAPNを含む。基地局4は、第4の接続要求を受信した場合、第5の接続要求をMME7に通知する(ステップS73)。尚、第5の接続要求には、例えば、ローカル無線網側のAPNを含む。
MME7は、第5の接続要求を検出した場合、第5の接続要求のローカル無線網側APNへのアクセス権を確認する(ステップS74)。更に、MME7は、第5の接続要求のローカル無線網側APNに対応したL-GW5を選択する(ステップS75)。MME7は、L-GW5を選択した後、S-GW6に対してL-GW5とのセッション確立要求をS-GW6に通知する(ステップS76)。
S-GW6は、セッション確立要求を受信した場合、セッション確立要求をL-GW5に通知する(ステップS77)。L-GW5は、S-GW6からのセッション確立要求に応じてセッション確立応答をS-GW6に通知する(ステップS78)。MME7は、ベアラ設定要求を基地局4に通知する(ステップS79)。尚、ベアラ設定要求は、L-GW5のアドレスを含む。基地局4は、ベアラ設定要求を検出した場合、PC2AとL-GW5の間のベアラを設定する(ステップS80)。
PC2Aは、基地局4経由でサービス要求をMME7に通知する(ステップS81)。MME7は、基地局4経由でサービス要求を検出した場合、第6の接続要求を基地局4に通知する(ステップS82)。尚、第6の接続要求は、L-GW5のTEIDを含むものとする。基地局4は、第6の接続要求を検出した場合、PC2Aとの間で無線ベアラを設定する(ステップS83)。そして、PC2Aは、基地局4経由でL-GW5との間で特定のWANセルとのデータパスを確立する(ステップS84)。更に、PC2Aは、基地局4経由でL-GW5との間で特定のWANセルと通信可能な利用者であるか否かを認証する認証処理を実行し(ステップS85)、L-GW5を経由したデータ通信を行う。
PC2Aは、L-GW5との間で特定のローカル無線網と通信可能な利用者であるか否かを認証する認証処理を実行し、認証が完了した場合、基地局4及びL-GW5経由で通信先であるローカル網やインターネット9とのデータ通信が確立する。つまり、PC2Aは、WAN通信機能を利用して特定のローカル無線網のWANセル経由でローカル網やインターネット9と通信できる。
実施例2のPC2Aは、特定のローカル無線網のWANセルのエリア内の在圏を認識し、利用可能なWLANのAPが検出できない場合、利用するAPNを通信事業者のAPNからローカル無線網のAPNに変更する。更に、PC2Aは、変更後の接続APNに基づき、WAN通信機能を使用して、特定のローカル無線網のWANセル経由でローカル網やインターネット9と通信できる。つまり、PC2Aは、設定操作なく、ローカル無線網側のAPNを利用した通信を簡単に実現できる。
尚、上記実施例1及び2では、PC2(2A)の通信先としてローカル網やインターネット9を例示したが、これに限定されるものではなく、適宜変更可能である。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
ところで、本実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図14は、通信設定プログラムを実行するコンピュータ100の一例を示す説明図である。
図14に示す通信設定プログラムを実行するコンピュータ100では、通信装置110と、入力装置120と、出力装置130と、ROM140と、RAM150と、CPU160と、バス170とを有する。通信装置110は、第1の通信機能及び第2の通信機能を実行する。
そして、ROM140には、上記実施例と同様の機能を発揮する通信設定プログラムが予め記憶されている。尚、通信設定プログラムは、必ずしも最初からROM140に記憶させておかなくても良く、図示せぬドライブで読取可能な記録媒体に通信設定プログラムが記録されていても良い。また、記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク(FD)、CD-ROM、DVDディスク、USBメモリ、SDカードやICカード等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ等でも良い。コンピュータ100が記録媒体に記憶中の通信設定プログラムを読み出して実行するようにしても良い。また、通信設定プログラムとしては、図14に示すように、検出プログラム140A、変更プログラム140B及び制御プログラム140Cが含まれる。尚140A~140Cについては、適宜統合又は分散しても良い。
そして、CPU160は、これらのプログラム140A~140CをROM140から読み出し、これら読み出された各プログラムをRAM150のワークエリア上に展開する。そして、RAM150は、展開した各プログラム140A~140Cを、検出プロセス150A、変更プロセス150B及び制御プロセス150Cとして機能する。
CPU160は、予め設定した第2の通信機能を有する特定のセルを識別する識別情報を検出する。CPU160は、特定のセルを識別する識別情報を検出し、かつ、利用可能な第1の通信機能の通信局を検出できない場合、自装置の接続先を示す接続先情報を特定のセルに対応する接続先情報に変更する。CPU160は、変更された特定のセルに対応する接続先情報に基づき、当該特定のセル経由で通信先との接続処理及び認証処理を実行する。その結果、特定のセル経由の通信接続を自動化できる。
2 PC
2A PC
3 通信装置
11 WAN通信装置
12 WLAN通信装置
21A 検出部
21B 変更部
21C 認証部
21D WAN制御部
21E WLAN制御部
22 テザリング制御部

Claims (8)

  1. 第1の通信機能と第2の通信機能とを有する通信装置であって、
    予め設定した前記第2の通信機能を有する特定のセルを識別する識別情報を検出する検出部と、
    前記特定のセルを識別する識別情報を検出した場合に、前記第1の通信機能をONに設定すると共に、利用可能な前記第1の通信機能の通信局を検出したか否かを判定する第1の通信制御部と、
    前記利用可能な前記第1の通信機能の通信局を検出できなかった場合に前記第2の通信機能を用いたテザリング機能をONに設定するテザリング制御部と、
    前記テザリング機能をONに設定した後、前記特定のセル経由のテザリング機能の接続先を示す接続先情報を前記特定のセルに対応する接続先情報に変更する変更部と、
    前記変更部にて変更された前記特定のセルに対応する接続先情報に基づき、当該特定のセル経由で通信先との接続処理及び認証処理を実行する制御部と
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記テザリング制御部は、
    前記利用可能な前記第1の通信機能の通信局を検出した場合に前記テザリング機能をOFFに設定し、
    前記制御部は、
    前記利用可能な前記第1の通信機能の通信局経由で前記通信先との接続処理及び認証処理を実行することを特徴とする請求項に記載の通信装置。
  3. 前記第1の通信機能は、WLAN(Wireless Local Area Network)のセル経由で通信する通信機能、前記第2の通信機能は、WAN(Wide Area Network)のセル経由で通信する通信機能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記検出部は、
    前記特定のセルの識別情報を記憶する通信事業者のデータベースから前記特定のセルの識別情報を取得し、取得した特定のセルの識別情報を予め設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  5. 前記検出部は、
    前記特定のセルの識別情報を記憶するテーブルを管理するクラウドから前記特定のセルの識別情報を取得し、取得した特定のセルの識別情報を予め設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  6. 前記制御部は、
    秘密鍵を用いて、前記特定のセルとの通信可能な利用者であるか否かを認証する認証処理を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  7. 第1の通信機能を備えると共に、第2の通信機能を備えていない情報処理装置であって、
    利用可能な前記第1の通信機能を有する通信局を検出する検出部と、
    前記検出部にて検出した利用可能な前記第1の通信機能の前記通信局が、前記第2の通信機能のテザリング機能がON中の通信装置のみであるか否かを判定する判定部と、
    前記検出した利用可能な前記第1の通信機能の前記通信局が前記第2の通信機能のテザリング機能がON中の通信装置のみの場合に、当該通信装置のテザリング機能を経由した通信を実行する通信制御部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 第1の通信機能と第2の通信機能とを有する通信装置が実行する通信設定方法であって、
    予め設定した前記第2の通信機能を有する特定のセルを識別する識別情報を検出し、
    前記特定のセルを識別する識別情報を検出した場合に、前記第1の通信機能をONに設定すると共に、利用可能な前記第1の通信機能の通信局を検出したか否かを判定し、
    前記利用可能な前記第1の通信機能の通信局を検出できなかった場合に前記第2の通信機能を用いたテザリング機能をONに設定し、
    前記テザリング機能をONに設定した後、前記特定のセル経由のテザリング機能の接続先を示す接続先情報を前記特定のセルに対応する接続先情報に変更し、
    変更された前記特定のセルに対応する接続先情報に基づき、当該特定のセル経由で通信先との接続処理及び認証処理を実行する
    各処理を実行することを特徴とする通信設定方法。
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