JP7066345B2 - 超音波診断装置、医用画像処理装置、及び医用画像処理プログラム - Google Patents

超音波診断装置、医用画像処理装置、及び医用画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、超音波診断装置、医用画像処理装置、及び医用画像処理プログラムに関する。
超音波診断装置による検査において、マルチプレーンプローブが用いられる場合がある。マルチプレーンプローブは、医師や技師等の操作者による操作によって、複数断面の画像データを同時並行的に収集可能な超音波プローブである。
マルチプレーンプローブの適用が望まれる検査の例として、ストレスエコー検査が挙げられる。ストレスエコー検査は、被検者に負荷を与える前の画像と、負荷を与えた後の画像とを収集し、双方の画像を比較解析する検査である。負荷の例としては、踏み台昇降等の運動や、薬剤投与などが挙げられる。
画像収集部位の例としては、心臓が挙げられる。負荷前後の心臓の画像を比較解析することによって、被検者の心機能を評価することが行われている。負荷前後、心拍数が変化する前後の状態の画像をそれぞれ収集するとき、マルチプレーンプローブによって複数断面の画像データを同時並行的に収集することによって、短時間で複数断面の画像データを収集したいという要望がある。また通常、画像データの収集とともに、複数断面の画像データが逐次モニタに表示される。それにより、操作者は所望の断面の画像データを収集できているか視認しながら超音波診断装置及び超音波プローブを操作することができる。
このとき、ディスプレイでは、1つの表示ウィンドウ内に複数断面の画像データが並んで表示される。例えば断面の数が2つの場合(バイプレーン)、同時並行的に(同じ時相で)収集された2つの断面画像データが1つの表示ウィンドウ内に並んで表示される。そして、収集された複数断面の画像データは、同時並行的に収集された時相ごとに1セットで記憶される。
複数断面の画像データは、通常、ワークステーション等の画像処理装置で比較解析される。マルチプレーンによる画像データに対応した専用のアプリケーションソフトが備えられていない一般的な汎用のワークステーションは、1つの表示ウィンドウ内に1つの断面画像データを表示する形式の画像データを処理する構成となっている。したがって、1つの表示ウィンドウ内に複数の断面画像データを表示する1セットの画像データ(マルチプレーンによる画像データ)をそのまま比較解析することが困難であった。例えば、収集された1セットの画像データに含まれる複数断面を操作者が視認し、手作業等の操作によって断面画像領域を個別に区別してから比較解析する場合、その作業手順には手間がかかり煩雑である。
特開平9-192131号公報
本発明が解決しようとする課題は、マルチプレーンプローブによって収集された複数断面画像データの比較解析を容易化することができる超音波診断装置、医用画像処理装置、及び医用画像処理プログラムを提供することである。
実施形態の超音波診断装置は、収集部と、表示部と、個別画像生成部とを有する。収集部は、被検体の複数断面を同時並行的に走査した超音波画像データである複数断面画像データを収集する。表示部は、前記収集部により収集された複数の前記複数断面画像データを表示させる。個別画像生成部は、複数の前記複数断面画像データから選択された前記複数断面画像データに含まれる複数の前記断面の位置を示す位置情報に基づいて、選択された前記複数断面画像データに含まれる前記断面ごとの画像データである個別画像データを生成する。
第1の実施形態に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図。 複数断面画像データと個別画像データとの概念を示す模式図。 第1の実施形態の超音波診断装置の動作を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図。 第2の実施形態の医用画像処理装置の動作を示すフローチャート。
以下、実施形態の超音波診断装置、医用画像処理装置、及び医用画像処理プログラムについて図面を参照して説明する。
〈第1の実施形態〉
第1の実施形態は、超音波診断装置に係る実施形態である。図1は、第1の実施形態に係る超音波診断装置の構成を示すブロック図である。実施形態に係る超音波診断装置は、本体部1と入力回路2とディスプレイ3とを有し、超音波プローブ100及びサーバ200と通信可能に接続される。
超音波プローブ100としては、マルチプレーンプローブが挙げられる。マルチプレーンプローブの例としては、2次元状に配列された複数の超音波振動子を内蔵する2次元アレイプローブが挙げられる。超音波プローブ100には、後述の送受信回路111によって駆動され、被検体の複数断面を同時並行的に走査し、その走査によって得られたエコー信号を送受信回路111へ出力する。
入力回路2は、医師や技師等の操作者による操作を受け、この操作の内容に応じた信号をシステム制御回路16へ出力する。例えば、入力回路2は、トラックボール、スイッチボタン、マウス、キーボード、タッチコマンドスクリーン(Touch Command Screen)、STC(Sensitivity Time Control)スライドボリューム等によって構成される。入力回路2は、特許請求の範囲における操作部の一例である。
ディスプレイ3は、表示制御回路12による制御に基づいて、各種超音波画像を表示する。ディスプレイ3は、本体部1と通信可能に接続される。ディスプレイ3は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどの表示デバイスで構成される。ディスプレイ3は、特許請求の範囲における表示部の一例である。
本体部1は、収集部11と表示制御回路12と記憶回路13と個別画像生成回路14と通信インターフェース15とシステム制御回路16とを有する。収集部11は、被検体の複数断面を同時並行的に表示するための超音波画像データである複数断面画像データを収集する。収集部11は、送受信回路111と複数断面画像生成回路112とを有する。
送受信回路111は、超音波プローブ100へパルス信号を出力して超音波を発生させるプロセッサである。送受信回路111は、各超音波振動子に対応した経路(チャンネル)ごとのパルサを備え、チャンネルごとにパルス信号を個別に出力し、被検体の複数断面を同時並行的に走査させる。複数断面を走査せるための制御プログラムは、適宜設定されてよい。また、送受信回路111は、超音波プローブ100からのエコー信号を受ける。送受信回路111は、設定されたゲインに基づいて、超音波プローブ100からのエコー信号をチャンネルごとに増幅し、複数断面画像生成回路112へ出力する。
複数断面画像生成回路112は、送受信回路111からのエコー信号に基づいて、被検体の複数断面を示す複数断面画像データを生成するプロセッサである。複数断面画像データのデータ形式は、超音波ラスタデータ(以下RAWデータと称する)でもよく、RAWデータが画素値に変換された画素値データでもよい。また、複数断面画像データは、2次元画像データでも3次元画像データでもよい。なお、エコー信号を複数断面画像データに変換する制御プログラムは、一般的なマルチプレーンスキャンプログラムに基づいて適宜設定されてよい。
本明細書における「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(central processing unit)、GPU(Graphics processing unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサは記憶回路に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、記憶回路にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、本実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、その機能を実現するようにしてもよい。さらに、図1における複数の構成要素を1つのプロセッサへ統合してその機能を実現するようにしてもよい。
複数断面画像生成回路112は、示される断面の数を示す断面数情報、示される各断面の位置を示す位置情報を複数断面画像データに付帯する。例えば、バイプレーン画像の場合、断面数情報が示す断面の数は「2」であり、位置情報は、2つの断面の断面位置を個別に示す。位置情報は、各断面の方向(超音波プローブ100との相対的な角度)を示す断面方向情報でもよく、各断面を3次元座標系で示す座標情報でもよい。換言すると、複数断面画像生成回路112は、断面方向情報を位置情報として付帯しながら複数断面画像データを生成してもよく、座標情報を位置情報として付帯しながら複数断面画像データを生成してもよい。また、複数断面画像生成回路112は、位置情報に示される各断面と、対応する断面画像データとを関連付けながら位置情報を複数断面画像データに付帯する。それにより、複数断面画像データ内の1つ1つの断面画像データとそれぞれ対応する位置情報とが関連付けられる。
また、収集日時、時刻、及び装置ID等の情報も付帯される。位置情報及び収集日時及び装置ID等の、複数断面画像データに付帯される情報をここでは付帯情報と称する。付帯情報は複数断面画像データのヘッダ領域に含まれてもよく、ソース領域に含まれてもよい。
このように、複数の断面画像が1セットにまとめられた1つの複数断面画像データが生成される。複数断面画像生成回路112は、複数断面画像データを表示制御回路12へ出力する。なお、複数断面画像生成回路112は、複数断面画像データを記憶回路13へ出力し、記憶回路13に記憶させてもよい。
表示制御回路12は、複数断面画像データを表示用の座標に変換し、ディスプレイ3に表示させるプロセッサである。このとき、表示制御回路12は、一般的なマルチプレーン画像と同様に、1つの表示ウィンドウ内に同時並行的に収集された断面画像を複数並べてディスプレイ3に表示する。例えばバイプレーンスキャンの場合、同時並行的に収集された2つの断面画像が1つの表示ウィンドウ内に並んで表示される。
記憶回路13は、メモリ領域を有し、ROM、RAM等の記憶デバイスによって構成される。メモリ領域のデータベース構造は適宜設定されてよい。記憶回路13は、特許請求の範囲における記憶部の一例である。
また、複数断面画像生成回路112は、入力回路2を介して予め定められた設定指示を受けていたとき、複数断面画像データを個別画像生成回路14へ出力する。設定指示は、入力回路2を介した操作指示であり、所定のボタンスイッチ等への入力操作が予め設定される。
なお、RAWデータの座標系を表示用の座標へと変換するデジタルスキャンスキャンコンバージョン処理、及びRAWデータを画素値データに変換するデータ変換処理は、複数断面画像生成回路112及び表示制御回路12のどちらで行われてもよい。
上記した、超音波プローブ100、送受信回路111、複数断面画像生成回路112、表示制御回路12、及びディスプレイ3における各処理は、被検体の複数断面を同時並行的に画像化するデータ収集の最中、逐次更新される。更新のタイミングは、所定のフレームレート、信号処理レート等として適宜設定される。それにより、例えば、超音波ストレスエコー検査におけるデータ収集の最中、対象部位の複数断面が同時並行的に画像化され、ディスプレイ3に表示される。それにより、操作者は、ディスプレイ3に表示された複数の断面画像を視認しながら、比較解析用の画像を選択する選択操作を行うことができる。選択操作を示す選択信号は、入力回路2を介してシステム制御回路16へ入力される。そして、システム制御回路16は、複数断面画像生成回路112を制御して、選択された複数断面画像データを個別画像生成回路14へ出力させる。
個別画像生成回路14は、複数断面画像データに係る断面ごとの位置情報に基づいて、断面ごとの個別画像データを生成するプロセッサである。個別画像生成回路14は、複数断面画像データに付帯された位置情報が断面方向情報であるとき、当該断面方向情報を参照して、個別画像データを生成する。また、個別画像生成回路14は、複数断面画像データに付帯された位置情報が座標情報であるとき、当該座標情報を参照して、個別画像データを生成する。個別画像生成回路14は、特許請求の範囲における個別画像生成部の一例である。
図2は、複数断面画像データと個別画像データとの概念を示す模式図である。ここでは、断面の数が「2」であるバイプレーンの場合について説明する。個別画像生成回路14は、複数断面画像生成回路112から複数断面画像データDabを受ける。複数断面画像データDabには、断面aを示す画像データDa、断面bを示す画像データDb、断面aの位置を示す位置情報Pa、及び断面bを示す位置情報Pbが1セットにまとめられている。断面aの画像データDaと断面bの画像データDbとは、同時並行的に収集された互いに異なる断面(即ち断面aと断面b)の画像データである。また、上述したように、画像データDaと位置情報Paとは、複数断面画像データDabにおいて互いに関連付けられている。また、画像データDbと位置情報Pbとは、複数断面画像データDab互いに関連付けられている。
個別画像生成回路14は、複数断面画像データDabの位置情報Paを参照することによって、この位置情報Paに関連付けられた画像データDaを複数断面画像データDab内から特定する。また、個別画像生成回路14は、複数断面画像データDabの位置情報Pbを参照することによって、この位置情報Pbに関連付けられた画像データDbを複数断面画像データDab内から特定する。なお、断面数が「2」よりも多い場合においても同様に、個別画像生成回路14は、位置情報を参照することによって、複数断面画像データに含まれる断面数、各断面の位置、及び各断面に関連付けられた画像データを特定することができる。
個別画像生成回路14は、特定した画像データDaに関連付けられていた位置情報Paを付帯して、個別画像データDa´を生成する。また、個別画像生成回路14は、特定した画像データDbに関連付けられていた位置情報Pbを付帯して、個別画像データDb´を生成する。個別画像生成回路14は、生成した個別画像データDa´及び個別画像データDb´を記憶回路13及び通信インターフェース15へ出力する。なおこのとき、個別画像生成回路14は、生成した個別画像データDa´及び個別画像データDb´とともに複数断面画像データDabを記憶回路13及び通信インターフェース15へ出力してもよい。所望の複数断面画像データDabを選択する簡便な操作に連動して、個別画像データ(Da´及びDb´)が生成される。個別画像データ(Da´及びDb´)のデータ形式となることで、1つの表示ウィンドウあたり1つの断面画像を表示し、汎用のワークステーションにおいて比較解析することが容易となる。
ここでは、逐次生成される複数断面画像データのうち操作者が所望の複数断面画像データを選択し、選択された複数断面画像データから個別画像データが生成される例について説明した。他に、個別画像生成回路14は、複数断面画像データが逐次生成されるごとに(例えばフレームレートごとに)当該複数断面画像データから個別画像データをその都度生成してもよい。この場合、個別画像生成回路14は、複数断面画像データが逐次生成されるごとに上記処理を行うことによって個別画像データを逐次生成し、記憶回路13及び通信インターフェース15へ逐次出力する。
また、個別画像生成回路14は、入力回路2を介して予め定められた設定指示を受けていたときに、個別画像データを生成する構成であってもよい。それにより、操作者は、個別画像データを生成したい場合と、生成する必要がない場合とを切り替えながら超音波診断装置を操作することができる。
記憶回路13は、個別画像データDa´及び個別画像データDb´を記憶する。通信インターフェース15は、ネットワークNを介して外部のサーバ200と通信可能に接続される。通信インターフェース15は、個別画像データDa´及び個別画像データDb´をサーバ200へ出力する。あるいは、複数断面画像データDabを含めて出力してもよい。なお、通信インターフェース15、ネットワークN、及びサーバ200における通信プロトコルやサーバ200におけるデータベース構造は、適宜定められてよく、例えば、サーバ200にて記憶される個別画像データDa´及び個別画像データDb´には適宜所定のDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)タグが付帯される。なお、上述した位置情報がDICOMタグに含まれてもよい。
システム制御回路16は、入力回路2を介して受けた操作入力信号及び予め記憶した医用画像処理プログラムに基づいて、超音波診断装置の各部を制御する。例えば、システム制御回路16は、図3のフローチャートに示す動作に相当する医用画像処理プログラムを予め記憶し、実行する。
図3は、第1の実施形態の超音波診断装置の動作を示すフローチャートである。
ステップS101:操作者は、入力回路2及び超音波プローブ100を操作して、復数断面画像データを収集する。それにより、複数断面画像生成回路112は、被検体の複数断面を示す複数断面画像データを生成する。このとき、複数断面画像生成回路112は、位置情報に示される各断面と対応する断面画像データとを関連付けながら位置情報を複数断面画像データに付帯する。ステップS101は特許請求の範囲における収集ステップの一例である。
ステップS102:複数断面画像生成回路112は、生成した複数断面画像データを表示制御回路12へ出力する。表示制御回路12は、一般的なマルチプレーン画像と同様に、1つの表示ウィンドウ内に同時並行的に収集された断面画像を複数並べてディスプレイ3に表示する。
ステップS103:システム制御回路16は、予め定められた設定指示を受けていたとき、個別画像データを生成すると判断する(ステップS103;Yes)。この場合、ステップS105へ進む。システム制御回路16は、予め定められた設定指示を受けていないとき、個別画像データを生成しないと判断する(ステップS103;No)。この場合、ステップS104へ進む。
ステップS104:記憶回路13は、通常のマルチプレーンスキャンと同様に、複数断面画像データを記憶する。通信インターフェース15は、通常のマルチプレーンスキャンと同様に、複数断面画像データをサーバ200へ出力する。
ステップS105:システム制御回路16は、複数断面画像生成回路112を制御して、選択された複数断面画像データを個別画像生成回路14へ出力させる。個別画像生成回路14は、複数断面画像生成回路112から受けた複数断面画像データの位置情報を参照する。
ステップS106:個別画像生成回路14は、参照した位置情報に基づいて、複数断面画像データに含まれる断面数、各断面の位置、及び各断面に関連付けられた画像データを特定する。
ステップS107:個別画像生成回路14は、特定した画像データに関連付けられていた位置情報を付帯して、個別画像データを断面ごとに生成する。ステップS107は、特許請求の範囲における個別画像生成ステップの一例である。
ステップS108:個別画像生成回路14は、生成した個別画像データを記憶回路13及び通信インターフェース15へ出力する。記憶回路13は個別画像データを記憶する。通信インターフェース15は、個別画像データをサーバ200へ出力する。
第1の実施形態の超音波新診断装置によれば、マルチプレーンスキャン検査における複数断面画像データの収集に連動して、1つの表示ウィンドウあたり1つの断面画像を表示可能な個別画像データを生成する。それにより、汎用のワークステーションにおいて比較解析することが容易となる。
また、実施形態の超音波新診断装置によれば、一旦画像表示しその良し悪し確認の要なく簡便な操作によって個別画像データが生成されるので、検査時間を短縮することができる。例えば、ストレスエコー検査においては、負荷後に心拍数が上昇し、そして平常の心拍数へ戻るまで通常1~2分程度と比較的短時間で推移するが、そういった短時間の間に検査を行うことが容易となる。また、他のマルチプレーンキャン検査においても同様に検査時間の短縮を図ることができる。また、マルチプレーンによる画像データに対応した専用のアプリケーションソフトが備えられていない一般的な汎用のワークステーションにおいても、複数断面の画像データを比較解析することが容易となる。
また、実施形態の超音波診断装置によれば、個別画像データが断面ごとに生成されるので、後の比較解析の際、不要な個別画像データを選択し、削除することも容易となる。
〈第2の実施形態〉
第2の実施形態は、医用画像処理装置に係る実施形態である。図4は、第2の実施形態に係る医用画像処理装置の構成を示すブロック図である。以下、第1の実施形態と異なる内容について主に説明する。第2の実施形態の医用画像処理装置は、複数断面を同時並行的に表示するために予め収集された超音波画像データである複数断面画像データの比較解析を容易化する。第2の実施形態の医用画像処理装置は、本体部5と入力回路2とディスプレイ3とを有し、サーバ200及び超音波診断装置300と通信可能に接続される。
サーバ200には、予め収集された複数断面画像データが記憶されている。この複数断面画像データは各断面の画像データ及び各断面の位置情報が1セットにまとめられている。
通信インターフェース15は、特許請求の範囲における読出部の一例である。通信インターフェース15は、ネットワークNを介してサーバ200又は超音波診断装置300から複数断面画像データを読み出す。通信インターフェース15は、読み出した複数断面画像データを個別画像生成回路14出力する。
個別画像生成回路14は、第1の実施形態と同様に、複数断面画像データの位置情報を参照する。この参照によって、個別画像生成回路14は、複数断面画像データに含まれる断面数、各断面の位置、及び各断面に関連付けられた画像データを特定する。
個別画像生成回路14は、特定した画像データに関連付けられていた位置情報を付帯しながら、個別画像データを生成する。個別画像生成回路14は、複数断面画像データに含まれる断面ごとにこの生成処理を行う。
なお、個別画像生成回路14は、各画像データを表示制御回路12へ出力し、複数断面画像データ及び既に生成済みの個別断面画像データをディスプレイ3に表示しながら個別断面画像データを生成してもよい。それにより、操作者は、逐次画像を視認しながら医用画像処理装置を操作することができる。
個別画像生成回路14は、生成したそれぞれの個別画像データを記憶回路13及び通信インターフェース15へ出力する。記憶回路13は、個別画像データを記憶する。通信インターフェース15は、個別画像データをサーバ200へ出力する。
図5は、第2の実施形態の実施形態の医用画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
ステップS201:通信インターフェース15は、ネットワークNを介してサーバ200又は超音波診断装置300から複数断面画像データを読み出す。通信インターフェース15は、読み出した複数断面画像データを個別画像生成回路14出力する。ステップS201は、特許請求の範囲における読出ステップの一例である。
ステップS202:個別画像生成回路14は、通信インターフェース15から受けた複数断面画像データの位置情報を参照する。
ステップS203:個別画像生成回路14は、参照した位置情報に基づいて、複数断面画像データに含まれる断面数、各断面の位置、及び各断面に関連付けられた画像データを特定する。
ステップS204:個別画像生成回路14は、特定した画像データに関連付けられていた位置情報を付帯して、個別画像データを断面ごとに生成する。ステップS204は、特許請求の範囲における個別画像生成ステップの一例である。
ステップS205:個別画像生成回路14は、生成した個別画像データを記憶回路13及び通信インターフェース15へ出力する。記憶回路13は個別画像データを記憶する。通信インターフェース15は、個別画像データをサーバ200へ出力する。
第2の実施形態の医用画像処理装置によれば、マルチプレーン検査による複数断面の超音波画像が1セットで予め収集及び記憶された複数断面画像データからも、断面ごとの個別画像データを生成することができる。それにより、予め収集及び記憶された複数断面画像データについても、比較解析を容易化することができる。
なお、本明細書では、ストレスエコー検査における比較解析について説明したが、これら実施形態の超音波診断装置、医用画像処理装置、及び医用画像処理プログラムは、他の検査に適用されてもよい。他の検査の例としては、複数断面画像を取得する各種マルチプレーン検査や、画像取得の走査時間に制約が生じ短時間でのデータ収集が求められる各種超音波検査が挙げられる。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の超音波診断装置、医用画像処理装置、及び医用画像処理プログラムによれば、マルチプレーンプローブによって収集された複数断面画像データの比較解析を容易化することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 本体部
2 入力回路
3 ディスプレイ
11 収集部
12 表示制御回路
13 記憶回路
14 個別画像生成回路
15 通信インターフェース
16 システム制御回路
100 超音波プローブ
111 送受信回路
112 複数断面画像生成回路
200 サーバ

Claims (12)

  1. 被検体の複数断面を同時並行的に走査した超音波画像データである複数断面画像データを収集する収集部と、
    前記収集部により収集された複数の前記複数断面画像データを表示させる表示部と、
    複数の前記複数断面画像データから選択された前記複数断面画像データに含まれる複数の前記断面の位置を示す位置情報に基づいて、選択された前記複数断面画像データに含まれる前記断面ごとの画像データである個別画像データを生成する個別画像生成部と、
    を有する超音波診断装置。
  2. 複数の超音波振動子を有するマルチプレーン又はバイプレーンの超音波プローブをさらに有し、
    前記収集部は、前記超音波プローブから出力された信号に基づいて、前記複数断面画像データを収集する、
    請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記個別画像データを外部の医用画像処理装置へ出力する通信インターフェースをさらに有する請求項1又は2に記載の超音波診断装置。
  4. 前記収集部は、前記複数断面画像データに含まれる各断面の断面方向を示す断面方向情報を前記位置情報として前記複数断面画像データに付帯しながら、前記複数断面画像データを収集し、
    前記個別画像生成部は、前記断面方向情報に基づいて、前記個別画像データを生成する、
    請求項1又は2に記載の超音波診断装置。
  5. 前記収集部は、前記複数断面画像データに含まれる各断面の座標を示す座標情報を前記位置情報として前記複数断面画像データに付帯しながら、前記複数断面画像データを収集し、
    前記個別画像生成部は、前記座標情報に基づいて、前記個別画像データを生成する、
    請求項1又は2に記載の超音波診断装置。
  6. 前記個別画像生成部は、前記位置情報に基づいて、生成する前記個別画像データの断面位置を示す個別位置情報を前記個別画像データに付帯しながら、当該個別画像データを生成する、
    請求項1又は2に記載の超音波診断装置。
  7. 操作部をさらに有し、
    前記個別画像生成部は、操作部を介して予め定められた設定指示を受けたとき、前記個別画像データを生成する、
    請求項1又は2に記載の超音波診断装置。
  8. 前記個別画像データを記憶する記憶部と、
    前記個別画像データを外部へ出力する通信インターフェースと、
    をさらに有する請求項1又は2に記載の超音波診断装置。
  9. 前記個別画像データは、ストレスエコー検査の比較解析画像データである、請求項1又は2に記載の超音波診断装置。
  10. 被検体の複数断面を同時並行的に走査した超音波画像データである複数断面画像データを読み出す読出部と、
    前記読出部により読み出された複数の前記複数断面画像データを表示させる表示部と、
    複数の前記複数断面画像データから選択された前記複数断面画像データに含まれる複数の前記断面の位置を示す位置情報に基づいて、選択された前記複数断面画像データに含まれる前記断面ごとの画像データである個別画像データを生成する個別画像生成部と、
    を有する医用画像処理装置。
  11. 被検体の複数断面を同時並行的に走査した超音波画像データである複数断面画像データを収集する収集ステップと、
    前記収集ステップで収集された複数の前記複数断面画像データを表示させる表示ステップと、
    複数の前記複数断面画像データから選択された前記複数断面画像データに含まれる複数の前記断面の位置を示す位置情報に基づいて、選択された前記複数断面画像データに含まれる前記断面ごとの画像データである個別画像データを生成する個別画像生成ステップと、
    を有する医用画像処理プログラム。
  12. 被検体の複数断面を同時並行的に走査した超音波画像データである複数断面画像データを読み出す読出ステップと、
    前記読出ステップで読み出した複数の前記複数断面画像データを表示させる表示ステップと、
    複数の前記複数断面画像データから選択された前記複数断面画像データに含まれる複数の前記断面の位置を示す位置情報に基づいて、選択された前記複数断面画像データに含まれる前記断面ごとの画像データである個別画像データを生成する個別画像生成ステップと、
    を有する医用画像処理プログラム。
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