JP7064352B2 - ランフラットタイヤ - Google Patents

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本発明は、優れた耐久性を有するランフラットタイヤに関する。
下記特許文献1は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、カーカスの外側かつトレッド部の内部に配されたベルト層と、サイドウォール部のカーカスの内側に配されたサイド補強ゴム層とを具えたランフラットタイヤを提案している。
パンク時のランフラットタイヤには、荷重負荷走行時、内圧低下に伴ってトレッド部がタイヤ半径方向内側に凹むトレッドリフトが生じる。トレッドリフトが生じると、トレッド部の両外側であるバットレス部が接地する傾向がある。バットレス部が接地すると、タイヤに作用する荷重がサイド補強ゴム層に集中し、発熱等によりサイド補強ゴム層が早期に破壊するという問題があった。
特開2003-341308号公報
本発明は、以上のような実状に鑑みなされたもので、ランフラット走行時の耐久性を向上しうるランフラットタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、前記カーカスの外側かつ前記トレッド部の内部に配されたベルト層と、前記サイドウォール部の前記カーカスの内側に配されたサイド補強ゴム層とを具えたランフラットタイヤであって、正規リムにリム組みされかつ内圧が零とされしかも正規荷重が負荷されたパンク状態でのタイヤ子午線断面において、前記ベルト層のタイヤ軸方向の外端は、接地面のタイヤ軸方向の範囲内に位置することを特徴とする。
本発明に係る前記ランフラットタイヤは、前記ベルト層の前記外端が、前記タイヤ子午線断面において、前記トレッド部のトレッド端よりタイヤ軸方向外側のバットレス部に位置しているのが望ましい。
本発明に係る前記ランフラットタイヤは、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の正規状態でのタイヤ子午線断面において、タイヤ断面高さHと、ビードベースラインからタイヤ最大幅位置までのタイヤ半径方向の距離L1と、前記ビードベースラインから前記ベルト層の前記外端までのタイヤ半径方向の距離L2とが、以下の関係を満たすのが望ましい。
L1+0.5(H-L1)≦L2≦L1+0.8(H-L1)
本発明に係る前記ランフラットタイヤは、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の正規状態でのタイヤ子午線断面において、前記ベルト層のタイヤ軸方向の幅が、タイヤ最大幅の85%~90%の範囲であるのが望ましい。
本発明のランフラットタイヤは、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、カーカスの外側かつトレッド部の内部に配されたベルト層と、サイドウォール部のカーカスの内側に配されたサイド補強ゴム層とを具えている。
このランフラットタイヤは、正規リムにリム組みされかつ内圧が零とされしかも正規荷重が負荷されたパンク状態でのタイヤ子午線断面において、ベルト層のタイヤ軸方向の外端が、接地面のタイヤ軸方向の範囲内に位置している。このため、ランフラット走行時、接地面に作用する路面からの反力は、ベルト層とサイド補強ゴム層とに分散され、サイド補強ゴム層の歪みが低減される。これにより、本発明のランフラットタイヤでは、サイド補強ゴム層の発熱が長期に亘って抑えられ、ランフラット走行時の耐久性を向上しうる。
本発明の一実施形態の正規状態のタイヤの子午線断面図である。 図1のサイドウォール部付近の部分拡大図である。 路面に接するパンク状態のタイヤの子午線断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が、図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態のランフラットタイヤ(以下、単に「タイヤ」と記載される場合がある。)1の正規状態におけるタイヤ回転軸を含むタイヤ子午線断面図が示されている。本実施形態のランフラットタイヤ1は、例えば、乗用車用として好適に利用され得る。
前記「正規状態」とは、タイヤが、正規リム(図示省略)にリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の状態である。本明細書において、特に断りがない場合、タイヤの各部の寸法は、正規状態での値である。
「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えば、JATMAであれば"標準リム"、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、例えば、JATMAであれば"最高空気圧"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、カーカス6の外側かつトレッド部2の内部に配置されたベルト層7と、サイドウォール部3のカーカス6の内側に配されたサイド補強ゴム層8と、ビード部4に配されたビードエーペックスゴム9とを具えている。
カーカス6は、少なくとも1枚のカーカスプライ、本実施形態では、1枚のカーカスプライ6Aから形成されている。カーカスプライ6Aは、例えば、本体部6aと、折返し部6bとを含んでいる。
本体部6aは、一対のビード部4の各ビードコア5間を跨ってのびている。折返し部6bは、ビードコア5の周りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返されている。
折返し部6bは、例えば、ビードエーペックスゴム9の外端9bよりも、タイヤ半径方向外側で終端するのが望ましい。より好ましい態様の折返し部6bは、本体部6aとベルト層7との間で挟まれて終端するのが望ましい。さらに好ましい態様の折返し部6bは、トレッド部2の最もトレッド端Te側をタイヤ周方向に連続してのびる縦溝11のタイヤ半径方向内側で終端するのが望ましい。このようなカーカス6は、サイドウォール部3の剛性を広い範囲で高め、ひいては、ランフラット走行時の耐久性を向上するのに役立つ。
前記「トレッド端」は、正規状態のタイヤに、正規荷重を負荷してキャンバー角0°で平面に接地させたときの接地面の最もタイヤ軸方向外側の位置である。
「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、例えば、JATMAであれば"最大負荷能力"、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。
カーカスプライ6Aは、例えば、カーカスコードをトッピングゴムで被覆して形成される。本実施形態のカーカスコードは、タイヤ赤道Cに対して、例えば、75~90度の角度で傾けて配されている。カーカスコードには、スチール等の金属繊維コードや、ポリエステル、ナイロン、レーヨン、アラミドなどの有機繊維コードを採用できる。本実施形態では、有機繊維コードが好適に採用され得る。
図2には、図1の一方側のサイドウォール部3付近が拡大された部分拡大図が示されている。図1又は図2に示されるように、本実施形態のビードエーペックスゴム9は、カーカスプライ6Aの本体部6aと折返し部6bとの間に配されている。
ビードエーペックスゴム9は、ビードコア5のタイヤ半径方向の外面に接する底面9aからタイヤ半径方向の外端9bに向かって先細状にのびている。ビードエーペックスゴム9は、例えば、トレッド部2及びサイドウォール部3を形成するゴムより硬い硬質ゴム、例えば、JIS A硬さで65°以上のゴムから形成される。このようなビードエーペックスゴム9は、ビード部4の剛性を高め、サイド補強ゴム層8と協働してランフラット走行時の撓みを小さくし、ランフラット走行時の耐久性の向上に役立つ。
ビードエーペックスゴム9の外端9bは、ビードベースラインBLからのタイヤ半径方向高さHaが、例えば、タイヤ断面高さHの10~50%の範囲であるのが望ましい。タイヤ半径方向高さHaがタイヤ断面高さHの10%未満の場合、ランフラット走行時の撓みが大きくなり、ランフラット耐久性が低下するおそれがある。逆に、タイヤ半径方向高さHaがタイヤ断面高さHの50%より大きい場合、タイヤ質量の増加や乗り心地の悪化を招くおそれがある。
本実施形態のサイド補強ゴム層8は、中央部分からタイヤ半径方向内外に厚さが減少しており、断面略三日月状に形成されている。好ましくは、サイド補強ゴム層8の最大厚さtは、タイヤ半径方向高さHの5%~10%の範囲である。このようなサイド補強ゴム層8は、ビードエーペックスゴム9と同様に、例えば、硬質ゴムから形成されるのが望ましい。
サイド補強ゴム層8のタイヤ半径方向の内端8aは、例えば、カーカスプライ6Aの本体部6aを介してビードエーペックスゴム9のタイヤ軸方向の内側面に隣接している。一方、サイド補強ゴム層8のタイヤ半径方向の外端8bは、例えば、トレッド端Teのタイヤ半径方向内側までのびている。このようなサイド補強ゴム層8は、サイドウォール部3の剛性、特にタイヤ最大幅Wmとなる最大幅位置M付近の曲げ剛性を高め、ランフラット走行時の撓みを小さくし、ランフラット走行時の耐久性を向上しうる。
サイド補強ゴム層8は、内端8aと外端8bとの間のタイヤ半径方向高さHbが、例えば、タイヤ断面高さHの35~70%の範囲であるのが望ましい。タイヤ半径方向高さHbがタイヤ断面高さHの35%未満の場合、ランフラット走行時の撓みが大きくなり、ランフラット耐久性が低下するおそれがある。逆に、タイヤ半径方向高さHbがタイヤ断面高さHの70%より大きい場合、タイヤ質量の増加や乗り心地が悪化するおそれがある。
ベルト層7は、例えば、少なくとも1枚、本実施形態では2枚のベルトプライ7A及び7Bにより形成されている。各ベルトプライ7A及び7Bは、例えば、タイヤ赤道Cに対して10~35°の範囲で傾けて配列したベルトコードを含んでいる。ベルトプライ7A及び7Bは、ベルトコードが互いに交差する向きに重ねられている。ベルトコードには、例えば、スチールコードが好適であるが、アラミドやレーヨン等の高弾性の有機繊維コードを採用することもできる。
本実施形態では、ベルト層7の外側に、バンド層10が配されている。バンド層10は、タイヤ周方向に対して、例えば、5度以下の角度で配列されたバンドコードを具えている。バンドコードには、例えば、ナイロンやアラミド等の有機繊維コードが採用される。
図3には、パンク状態のタイヤ1のタイヤ子午線断面図が示されている。前記パンク状態は、タイヤ1が、正規リムにリム組みされかつ内圧が零(ゲージ圧)とされしかも正規荷重が負荷されて、キャンパー角0度で水平面HPに押し付けられた状態である。
図3に示されるように、パンク状態のタイヤ1には、トレッド部2のタイヤ赤道C付近がタイヤ半径方向内側に凹むいわゆるトレッドリフトが生じる。このため、タイヤ1の接地面Sは、タイヤ赤道Cの両側に分かれて形成され、その各々は、トレッド部2の端部側からサイドウォール部3に亘って形成される。このようなパンク状態の接地面Sは、通常走行時の接地面よりも大きくタイヤ軸方向の外側に位置するため、従来のタイヤでは、接地に対する強度が不足する傾向があった。
本発明では、このような実状に鑑み、パンク状態のタイヤ子午線断面において、ベルト層7のタイヤ軸方向の外端7aを、接地面Sのタイヤ軸方向の範囲内に位置させている。このタイヤ1では、ランフラット走行時、接地面Sに作用する路面からの反力が、ベルト層7とサイド補強ゴム層8とに分散されて負担される。これにより、本実施形態のタイヤ1では、サイド補強ゴム層8の歪み、特に、ベルト層7で覆われた外端8b付近の歪みが効果的に低減される。このため、サイド補強ゴム層8の発熱が抑えられ、その破壊が長期に亘って防止される。従って、タイヤ1は、ランフラット走行時の耐久性が向上する。また、このようなタイヤ1では、トレッド部2のトレッド端Te付近の剛性が高められ、トレッド部2のトレッド端Te付近の耐摩耗性能が向上する。
パンク状態のタイヤ1の接地面Sは、例えば、バットレス部12を含んで形成される。従って、より好ましい態様では、ベルト層7の外端7aは、パンク状態のタイヤ子午線断面において、トレッド部2のトレッド端Teよりタイヤ軸方向外側のバットレス部12に位置している。
より好ましい態様では、パンク状態のタイヤ子午線断面において、接地面Sの範囲に含まれるベルト層7のタイヤ軸方向距離aが、パンク状態の接地面Sの接地幅Wsの40%以上、さらに好ましくは50%以上であるのが望ましい。このようなタイヤ1では、ランフラット走行時の耐久性をより一層向上しうる。
上述のようなベルト層7の作用を得るため、図1又は図2に示されるように、正規状態でのタイヤ子午線断面において、ベルト層7のタイヤ軸方向の幅Wbは、例えば、タイヤ最大幅Wmの85%~90%の範囲であるのが望ましい。ベルト層7の幅Wbがタイヤ最大幅Wmの85%未満の場合、パンク状態において、ベルト層7の外端7aが、接地面Sのタイヤ軸方向の範囲でトレッド端Te付近に位置し、ランフラット走行時の耐久性が十分に向上しないおそれがある。逆に、ベルト層7の幅Wbがタイヤ最大幅Wmの90%より大きい場合、タイヤ質量が過度に増加するおそれがある。
上記と同様の観点から、正規状態でのタイヤ子午線断面において、タイヤ断面高さHと、ビードベースラインBLからタイヤ最大幅Wmまでのタイヤ半径方向の距離L1と、ビードベースラインBLからベルト層7の外端7aまでのタイヤ半径方向の距離L2とが、以下の関係を満たすのが望ましい。
L1+0.5(H-L1)≦L2≦L1+0.8(H-L1)
上記関係において、距離L2がL1+0.5(H-L1)未満の場合、ベルト層7の外端7aがサイドウォール部3付近に位置し、サイドウォール部3に繰り返し生じる撓みにより、タイヤ1の一般耐久性が低減するおそれがある。逆に、距離L2がL1+0.8(H-L1)より大きい場合、ランフラット走行時の耐久性の向上を期待できないおそれがある。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1に示される基本構造を有し、かつ、表1の仕様に基いたタイヤ(サイズ:225/60RF18)が試作され、それらの性能がテストされた。なお、比較例として、パンク状態のタイヤ子午線断面において、ベルト層の外端が、接地面のタイヤ軸方向の範囲に含まれていないタイヤが試作され、同様にテストされた。
テスト方法は次の通りである。
<ランフラット耐久性>
各テストタイヤがバルブコアを取り外したリム(6.5J)に組み付けられ、内圧が零のパンク状態で、ECE30の規定に準拠して、下記条件によるドラム試験が実施され、タイヤが破壊するまでの走行時間が測定された。評価は、比較例を100とする指数であり、数値が大きいほど良好である。
速度:80km/h
荷重:最大負荷加重の65%
<タイヤ質量>
リムに組み付けられる前の各テストタイヤの1本当たりの質量が測定された。評価は、比較例を100とする指数であり、数値が小さいほど良好である。
<耐摩耗性能>
内圧210kPaでリム(6.5J)に組み付けられた各テストタイヤがテスト車両の全輪に装着され、ドライ路面のテストコースを15000km走行後に、タイヤ周上3箇所において、トレッド部のトレッド端付近の摩耗量が測定された。評価は、摩耗量を平均した逆数に基づいて、比較例を100とする指数であり、数値が大きいほど良好である。
Figure 0007064352000001
Figure 0007064352000002
表1に示されるように、各実施例のタイヤは、ランフラット耐久性が向上されることが確認できた。
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
7 ベルト層
7a 外端
8 サイド補強ゴム層
S 接地面

Claims (2)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、前記カーカスの外側かつ前記トレッド部の内部に配されたベルト層と、前記サイドウォール部の前記カーカスの内側に配されたサイド補強ゴム層とを具えたランフラットタイヤであって、
    前記カーカスは、一対の前記ビード部の前記各ビードコア間を跨ってのびる本体部と、前記ビードコアの周りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返される折返し部とを含む少なくとも1枚のカーカスプライから形成され、
    前記折返し部は、前記本体部と前記ベルト層との間で挟まれて終端し、
    正規リムにリム組みされかつ内圧が零とされしかも正規荷重が負荷されたパンク状態でのタイヤ子午線断面において、前記ベルト層のタイヤ軸方向の外端は、接地面のタイヤ軸方向の範囲内に位置し、
    パンク状態の前記接地面の範囲に含まれる前記ベルト層のタイヤ軸方向距離は、パンク状態の前記接地面の接地幅の50%以上であり、
    前記ベルト層の前記外端は、前記タイヤ子午線断面において、前記トレッド部のトレッド端よりタイヤ軸方向外側のバットレス部に位置し、
    前記折返し部は、前記トレッド部の最もトレッド端側をタイヤ周方向に連続してのびる縦溝のタイヤ半径方向内側で終端し、
    正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の正規状態でのタイヤ子午線断面において、タイヤ断面高さHと、ビードベースラインからタイヤ最大幅位置までのタイヤ半径方向の距離L1と、前記ビードベースラインから前記ベルト層の前記外端までのタイヤ半径方向の距離L2とが、以下の関係を満たすことを特徴とするランフラットタイヤ。
    L1+0.5(H-L1)≦L2≦L1+0.8(H-L1)
  2. 正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の正規状態でのタイヤ子午線断面において、前記ベルト層のタイヤ軸方向の幅は、タイヤ最大幅の85%~90%の範囲である請求項に記載のランフラットタイヤ。
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