JP7062540B2 - トルクセンサ - Google Patents

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本発明の実施形態は、例えばロボットアーム等に適用されるトルクセンサに関する。
トルクセンサは、トルクが印加される第1構造体と、トルクが出力される第2構造体と、第1構造体と第2構造体とを連結する梁としての複数の起歪部とを有し、これら起歪部にセンサ素子としての複数の歪ゲージが配置されている。これら歪ゲージによりブリッジ回路が構成されている(例えば特許文献1、2、3参照)。
自動車のエンジン等の出力部に生じるトルクを測定するトルク量変換器において、トルク以外の曲げ応力の影響を低減する技術が開発されている(例えば特許文献4参照)。
特開2013-096735号公報 特開2015-049209号公報 特開2017-172983号公報 特開2010-169586号公報
例えば円盤状のトルクセンサは、第1構造体と第2構造体と、第1構造体と第2構造体との間の第3構造体とを有し、第1構造体と第2構造体との間に歪センサとしての起歪体や、歪ゲージが設けられる。
第1構造体をロボットアームの例えば基台に固定し、第2構造体をロボットアームの例えばアームに固定して使用する場合、トルクセンサには、トルク以外に、ロボットアームの搬送重量と負荷までの距離、及び動作加速度に伴う曲げモーメントや、その反力の荷重が加わる。
トルクセンサをロボットアームに取り付ける場合、トルクセンサの軸心とロボットアームの例えばアームや基台の軸心とを合せる必要がある。
トルクセンサの第1構造体の形状を例えば円柱と仮定し、ロボットアームの基台の形状を円筒と仮定し、円柱を円筒内に嵌める場合、円柱の外径と、円筒の内径を嵌め合わせることにより、軸心が一致される。しかし、この場合、軸心は一致するものの、円柱と円筒が厳密にどこで接触しているかが不明確である。すなわち、円柱の外径と円筒の内径は、真円ではないため、円柱の外面と円筒の内面は、ランダムに数か所で接触することが予想される。
このように、トルクセンサの第1構造体とロボットアームの基台やアームとがランダムに数か所で接触した場合、トルクセンサにトルク以外の曲げモーメントや、並進力を印加した際、第1構造体や第2構造体が非対称に変形され、その変形に伴い歪センサが非対称に変形し、センサから出力が出てしまう。
トルクセンサにトルク以外の曲げモーメントや荷重(X軸方向Fx、Y軸方向Fy、Z軸方向Fz)すなわち並進力が印加されると、トルクセンサに設けられた複数の歪センサには変位に応じた歪が生じる。通常、トルクセンサのブリッジ回路は、トルク方向の力に対して電圧を出力し、トルク以外の方向の力に対して電圧を出力しないように構成されている。しかし、第1構造体、或は第2構造体が非対称に変形すると、トルクセンサに設けられた複数の歪センサに非対称な歪が生じる。この他軸干渉によって、センサ出力が発生し、トルクセンサの検出精度が低下していた。
本発明の実施形態は、トルクセンサの検出精度を向上させることが可能なトルクセンサを提供する。
本実施形態のトルクセンサは、第1構造体と、第2構造体と、前記第1構造体と前記第2構造体との間に設けられた第3構造体と、前記第1構造体と前記第2構造体との間に設けられた少なくとも2つのセンサ部と、を具備するトルクセンサ本体と、前記第1構造体に固定され、実装個所に取り付けるための取り付け部と、前記トルクセンサ本体又は前記取り付け部のいずれか一方に固定されずに接触するように、前記トルクセンサ本体の外縁と前記取り付け部との間に設けられた弾性手段とを具備する。
第1実施形態に係るトルクセンサ本体を示す構成図。 各実施形態が適用されるロボットアームの一例を示す斜視図。 第1実施形態に係るトルクセンサを上から見た平面図。 第1実施形態に係る取り付け部を下方から見た斜視図。 第1実施形態に係るトルクセンサの外縁部分を側面から見た断面を簡易的に示した簡易図。 第2実施形態に係る取り付け部を下から見た平面図。 第2実施形態に係るトルクセンサの外縁部分を側面から見た断面を簡易的に示した簡易図。 第3実施形態に係るトルクセンサ本体を上から見た平面図。 第3実施形態に係るトルクセンサを上から見た断面を簡易的に示した簡易図。 第4実施形態に係る取り付け部を下から見た平面図。 第4実施形態に係るトルクセンサを下から見た平面を簡易的に示した簡易図。 第5実施形態に係るトルクセンサの外縁部分を側面から見た断面を簡易的に示した簡易図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。図面において、同一部分には同一符号を付している。
先ず、図2を参照して、本発明の各実施形態が適用されるロボットアーム30について説明する。
図2は、多関節ロボット、すなわち、ロボットアーム30の一例を示している。ロボットアーム30は、例えば基台31、第1アーム32、第2アーム33、第3アーム34、第4アーム35、駆動源としての第1駆動部36、第2駆動部37、第3駆動部38、第4駆動部39を具備している。しかし、ロボットアーム30の構成は、これに限定されるものではなく、変形可能である。
第1アーム32は、第1関節J1に設けられた第1駆動部36により、基台31に対して回転可能とされている。第2アーム33は、第2関節J2に設けられた第2駆動部37により、第1アーム32に対して回転可能とされている。第3アーム34は、第3関節J3に設けられた第3駆動部38により、第2アーム33に対して回転可能とされている。第4アーム35は、第4関節J4に設けられた第4駆動部39により、第3アーム34に対して回転可能に設けられている。第4アーム35に図示せぬハンドや各種のツールが装着される。
第1駆動部36~第4駆動部39は、例えば後述するモータと、減速機と、トルクセンサとを具備している。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るトルクセンサ本体40を示す構成図である。
本実施形態において、トルクセンサ本体40は、トルク(Mz)に対して変形し、トルク以外(Mx、My)の曲げモーメントに対して、変形が抑制される。
ここでは、トルクセンサ本体40が図2に示すロボットアーム30の第1関節J1に実装され、トルクセンサ本体40が測定するトルクの回転軸方向(Fz)を上下方向とすると、第1アーム32の方が上側、基台31の方が下側になるように接続されるものとして主に説明する。
但し、トルクセンサ本体40は、第2関節J2乃至第4関節J4に設けられてもよいし、回転軸方向(Fz)がどの向きになるように設けられてもよい。また、トルクセンサ本体40の向きは、以降の説明と上下が反対になるように設けられてもよい。
トルクセンサ本体40は、第1構造体41と、第2構造体42と、複数の第3構造体43と、センサ部としての第1歪センサ44及び第2歪センサ45などを具備している。
第1構造体41と、第2構造体42は、環状に形成され、第2構造体42の径は、第1構造体41の径より小さい。第2構造体42は、第1構造体41と同心状に配置され、第1構造体41と第2構造体42は、放射状に配置された複数の梁部としての第3構造体43により連結されている。複数の第3構造体43は、第1構造体41と第2構造体42との間でトルクを伝達する。第2構造体42は、中空部42aを有しており、中空部42aには、例えば図示せぬ配線が通される。
第1構造体41、第2構造体42、複数の第3構造体43は、金属、例えばステンレス鋼により構成されるが、印加されるトルクに対して機械的に十分な強度を得ることができれば、金属以外の材料を使用することも可能である。第1構造体41、第2構造体42、複数の第3構造体43は、例えば同じ厚みを有している。トルクセンサ本体40の機械的な強度は、第3構造体43の厚みや幅、長さにより設定される。
第1構造体41と第2構造体42との間には、第1歪センサ44と第2歪センサ45が設けられている。具体的には、第1歪センサ44を構成する起歪体44aと、第2歪センサ45を構成する起歪体45aの一端部は、第1構造体41に接合され、起歪体44a,45aの他端部は、第2構造体42に接合されている。起歪体44a,45aの厚みは、第1構造体41、第2構造体42、及び複数の第3構造体43の厚みより薄い。
起歪体44a,45aの表面には、センサ素子としての図示せぬ複数の歪ゲージがそれぞれ設けられている。起歪体44aに設けられたセンサ素子により第1ブリッジ回路が構成され、起歪体45aに設けられたセンサ素子により第2ブリッジ回路が構成される。すなわち、トルクセンサ本体40は、2つのブリッジ回路を具備している。
また、第1歪センサ44と第2歪センサ45は、第1構造体41及び第2構造体42の中心(トルクの作用中心)に対して対称な位置に配置されている。換言すると、第1歪センサ44と第2歪センサ45は、環状の第1構造体41及び第2構造体42の直径上に配置されている。
第1歪センサ44(起歪体44a)はフレキシブル基板46に接続され、第2歪センサ45(起歪体45a)はフレキシブル基板47に接続されている。フレキシブル基板46,47は、カバー48により覆われた図示せぬプリント基板に接続されている。プリント基板には、2つのブリッジ回路の出力電圧を増幅する演算増幅器などが配置されている。回路構成は、本実施形態の本質ではないため、説明は省略する。
ここで、上述したトルクセンサ本体40の構成は、本実施形態に適用されるトルクセンサ本体の一例として示したものであり、これに限らない。例えば、トルクセンサ本体40は、円盤状のものについて説明したが、多角形状など、どのような形状でもよい。また、トルクセンサ本体40は、第1歪センサ44と第2歪センサ45との2つのセンサ部を有する場合について説明した。しかし、これに限らず、トルクセンサ本体40は、他軸干渉を抑制するために必要な、Mx、My、Mzの3つの軸情報を得ることができる構成であればよい。したがって、3軸以下の情報を得ることができれば、どのようなトルクセンサ本体40でもよい。
トルクセンサ本体40の外縁部分には、弾性形状部E1が一体形成するように外周に沿って設けられている。弾性形状部E1は、溝状の部分が潰れるように変形することで、弾性の性質を有する。
図3は、本実施形態に係るトルクセンサ20を上から見た平面図である。
トルクセンサ20は、トルクセンサ本体40の第1構造体41に取り付け部10がボルト(ネジ)などで固定されたものである。
図4は、本実施形態に係る取り付け部10を下方から見た斜視図である。
取り付け部10は、トルクセンサ20を実装個所に取り付けるための部品である。例えば、取り付け部10は、基台31又は第1アーム32などのロボットアーム30の一部にボルトなどの固定するための部品で接続される。なお、取り付け部10は、実装個所に直接取り付けられる部品でなくてもよく、実装個所に取り付けるためにトルクセンサ本体40を保護するような部品(例えば、カバー)でもよい。取り付け部10は、例えば金属であるが、強度が確保できれば金属以外の材料でもよい。
取り付け部10の上面は、トルクセンサ本体40よりも一回り大きい円盤状の中央に、トルクセンサ本体40の第2構造体42と同程度の大きさの円形状の穴があるドーナツ形状である。取り付け部10の内周の径は、トルクセンサ本体40の外径とほぼ同じである。取り付け部10には、複数のボルトを通すためのそれぞれのネジ穴H1が周方向に等間隔で設けられている。取り付け部10の内側(下側)は、トルクセンサ本体40の上部を覆うように、内周部分よりも外周部分の厚みが大きい形状である。
図5は、本実施形態に係るトルクセンサ20の外縁部分を側面から見た断面を簡易的に示した簡易図である。
取り付け部10をトルクセンサ本体40に取り付けると、取り付け部10の内側の側面は、トルクセンサ本体40の外縁にある弾性形状部E1に接触する。この状態で、取り付け部10とトルクセンサ本体40が固定される。
トルクセンサ本体40の外縁に弾性形状部E1が設けられていることにより、トルクセンサ本体40の外縁と取り付け部10との間に、弾性形状部E1が位置する。これにより、弾性形状部E1の溝状の部分が潰れるように弾性変形することにより、トルクセンサ本体40にトルク(Mz)の回転に対してラジアル方向に加わる外力が低減される。
(第1実施形態の効果)
上記第1実施形態によれば、トルクセンサ本体40の外縁に弾性形状部E1を設けることにより、トルクセンサ本体40に加わるラジアル方向の外力を低減し、トルクセンサ20の検出精度を向上させることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るトルクセンサ20Aは、第1実施形態に係るトルクセンサ20において、トルクセンサ本体40をトルクセンサ本体40Aに代え、取り付け部10を取り付け部10Aに代えたものである。その他の点は、第1実施形態と同様である。
トルクセンサ本体40Aは、第1実施形態に係るトルクセンサ本体40から弾性形状部E1を取り除いたものである。
図6は、本実施形態に係る取り付け部10Aを下から見た平面図である。
取り付け部10Aは、第1実施形態に係る取り付け部10において、第1実施形態に係る弾性形状部E1と同様の形状の弾性形状部E2を設けたものである。弾性形状部E2は、トルクセンサ本体40Aの外縁に接触するように、取り付け部10Aの内側の側面に一体形成するように内周に沿って設けられている。
図7は、本実施形態に係るトルクセンサ20Aの外縁部分を側面から見た断面を簡易的に示した簡易図である。
取り付け部10Aをトルクセンサ本体40Aに取り付けると、取り付け部10の内側の側面にある弾性形状部E2は、トルクセンサ本体40Aの外縁に接触する。この状態で、取り付け部10Aとトルクセンサ本体40Aが固定される。
取り付け部10Aの内側の側面に弾性形状部E2が設けられていることにより、トルクセンサ本体40Aの外縁と取り付け部10Aとの間に、弾性形状部E2が位置する。これにより、弾性形状部E2の溝状の部分が潰れるように弾性変形することにより、トルクセンサ本体40Aにトルク(Mz)の回転に対してラジアル方向に加わる外力が低減される。
(第2実施形態の効果)
上記第2実施形態によれば、取り付け部10Aの内側の側面に弾性形状部E2を設けることにより、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係るトルクセンサ20Bは、第1実施形態に係るトルクセンサ20において、トルクセンサ本体40をトルクセンサ本体40Bに代えたものである。その他の点は、第1実施形態と同様である。
図8は、本実施形態に係るトルクセンサ本体40Bを上から見た平面図である。
トルクセンサ本体40Bは、第1実施形態に係るトルクセンサ本体40において、弾性形状部E1の代わりに4つの弾性形状部E3を設けたものである。弾性形状部E3は、トルクセンサ本体40Bの外縁に、周方向に等間隔で設けられている。弾性形状部E3は、湾曲した板形状の一端がトルクセンサ本体40Bの外縁に一体形成するように接続されている。弾性形状部E3は、板バネのように変形することで、弾性の性質を有する。なお、弾性形状部E3は、2以上であればいくつ設けられてもよい。また、弾性形状部E3は、湾曲した板形状の両端がトルクセンサ本体40Bの外縁に接続されてもよい。
図9は、本実施形態に係るトルクセンサ20Bを上から見た断面を簡易的に示した簡易図である。
取り付け部10をトルクセンサ本体40Bに取り付けると、取り付け部10の内側の側面は、トルクセンサ本体40の外縁にある弾性形状部E3に接触する。この状態で、取り付け部10とトルクセンサ本体40Bが固定される。
トルクセンサ本体40Bの外縁に弾性形状部E3が設けられていることにより、トルクセンサ本体40Bの外縁と取り付け部10との間に、弾性形状部E3が位置する。これにより、弾性形状部E3が板バネのように弾性変形することにより、トルクセンサ本体40Bにトルク(Mz)の回転に対してラジアル方向に加わる外力が低減される。
(第3実施形態の効果)
上記第3実施形態によれば、トルクセンサ本体40Bの外縁に弾性形状部E3を設けることにより、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係るトルクセンサ20Cは、第2実施形態に係るトルクセンサ20Aにおいて、取り付け部10を取り付け部10Cに代えたものである。その他の点は、第2実施形態と同様である。
図10は、本実施形態に係る取り付け部10Cを下から見た平面図である。
取り付け部10Cは、第2実施形態に係る取り付け部10Aにおいて、弾性形状部E2の代わりに、第3実施形態に係る弾性形状部E3と同様の形状の4つの弾性形状部E4を設けたものである。弾性形状部E4は、トルクセンサ本体40Aの外縁に接触するように、取り付け部10Cの内側の側面に一体形成するように内周に沿って等間隔に設けられている。なお、弾性形状部E4の数及び形状などについては、第3実施形態に係る弾性形状部E3と同様である。
図11は、本実施形態に係るトルクセンサ20Cを下から見た平面を簡易的に示した簡易図である。
取り付け部10Cをトルクセンサ本体40Aに取り付けると、取り付け部10Cの内側の側面にある弾性形状部E4は、トルクセンサ本体40Aの外縁に接触する。この状態で、取り付け部10Cとトルクセンサ本体40Aが固定される。
取り付け部10Cの内側の側面に弾性形状部E4が設けられていることにより、トルクセンサ本体40Aの外縁と取り付け部10Cとの間に、弾性形状部E4が位置する。これにより、弾性形状部E4が板バネのように弾性変形することにより、トルクセンサ本体40Aにトルク(Mz)の回転に対してラジアル方向に加わる外力が低減される。
(第4実施形態の効果)
上記第4実施形態によれば、取り付け部10Cの内側の側面に弾性形状部E4を設けることにより、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第5実施形態)
第5実施形態に係るトルクセンサ20Dは、第1実施形態に係るトルクセンサ20において、トルクセンサ本体40を第2実施形態に係るトルクセンサ本体40Aに代え、弾性部材E5を加えたものである。その他の点は、第1実施形態と同様である。
図12は、本実施形態に係るトルクセンサ20Dの外縁部分を側面から見た断面を簡易的に示した簡易図である。
弾性部材E5は、取り付け部10をトルクセンサ本体40Aに取り付けた状態で、取り付け部10の内側の側面とトルクセンサ本体40Aの外縁のそれぞれに接触するように設けられる。弾性部材E5は、弾性変形する材質であれば、どのような材質でもよい。弾性部材E5は、例えば樹脂である。弾性部材E5は、独立した部品でもよいし、取り付け部10の内側又はトルクセンサ本体40Aの外縁の一方又は両方に接着されてもよいし、いずれかに一体形成されるように設けられてもよい。この状態で、取り付け部10とトルクセンサ本体40Aが固定される。
取り付け部10の内側の側面とトルクセンサ本体40Aの外縁との間に、弾性部材E5が位置するように設けられる。これにより、弾性形状部E5が潰れるように弾性変形することにより、トルクセンサ本体40Aにトルク(Mz)の回転に対してラジアル方向に加わる外力が低減される。
(第5実施形態の効果)
上記第5実施形態によれば、取り付け部10の内側の側面とトルクセンサ本体40Aの外縁との間に弾性形状部E5を設けることにより、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
その他、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
40…トルクセンサ本体、41…第1構造体、42…第2構造体、43…第3構造体、44…第1歪センサ、44a…起歪体、45…第2歪センサ、45a…起歪体、46…フレキシブル基板、47…フレキシブル基板、48…カバー、E1…弾性形状部。

Claims (6)

  1. 第1構造体と、第2構造体と、前記第1構造体と前記第2構造体との間に設けられた第3構造体と、前記第1構造体と前記第2構造体との間に設けられた少なくとも2つのセンサ部と、を具備するトルクセンサ本体と、
    前記第1構造体に固定され、実装個所に取り付けるための取り付け部と、
    前記トルクセンサ本体又は前記取り付け部のいずれか一方に固定されずに接触するように、前記トルクセンサ本体の外縁と前記取り付け部との間に設けられた弾性手段と
    を具備することを特徴とするトルクセンサ。
  2. 前記弾性手段は、溝状の部分を含む形状であること
    を特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
  3. 前記弾性手段は、板バネのように弾性変形する形状であること
    を特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
  4. 前記弾性手段は、弾性変形する材質であること
    を特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
  5. 前記弾性手段は、前記トルクセンサ本体に一体形成されるように設けられたこと
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のトルクセンサ。
  6. 前記弾性手段は、前記取り付け部に一体形成されるように設けられたこと
    を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のトルクセンサ。
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