JP7061436B2 - 内視鏡装置、内視鏡システム及び内視鏡装置の作動方法 - Google Patents
内視鏡装置、内視鏡システム及び内視鏡装置の作動方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7061436B2 JP7061436B2 JP2017153846A JP2017153846A JP7061436B2 JP 7061436 B2 JP7061436 B2 JP 7061436B2 JP 2017153846 A JP2017153846 A JP 2017153846A JP 2017153846 A JP2017153846 A JP 2017153846A JP 7061436 B2 JP7061436 B2 JP 7061436B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- image
- recording
- inspection status
- endoscope device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
本発明の他の態様による内視鏡装置は、撮像部により取得された画像の記録を指示することが可能な操作部と、検査状況を判定する検査状況判定部と、前記操作部において前記画像の記録の指示がされたときに前記撮像部により取得された第1の画像を第1の記憶部に記録し、前記操作部における前記画像の記録の指示の有無に関わらず前記撮像部により取得された第2の画像を第2の記憶部に記録する制御を行うものであって、前記検査状況判定部により判定された前記検査状況に基づいて、前記第2の記憶部に記録する制御を行う制御部と、を有し、前記検査状況判定部は、前記撮像部により取得された前記画像の輝度値の変化量を算出する画像変化量算出部であり、前記検査状況は、前記画像の前記輝度値の変化量から判定した画像の変化量に基づく前記撮像部の動き量又は前記撮像部の速度を示し、前記制御部は、前記画像変化量算出部により前記画像の前記輝度値の変化量が第1の閾値以上であり該第1の閾値よりも大きい第2の閾値以下の所定範囲内であると判定されたときに、前記撮像部によって取得された前記第2の画像を前記第2の記憶部に記録する。
本発明の他の態様による内視鏡装置は、撮像部により取得された画像の記録を指示することが可能な操作部と、検査状況を判定する検査状況判定部と、前記操作部において前記画像の記録の指示がされたときに前記撮像部により取得された第1の画像を第1の記憶部に記録し、前記操作部における前記画像の記録の指示の有無に関わらず前記撮像部により取得された第2の画像を第2の記憶部に記録する制御を行うものであって、前記検査状況判定部により判定された前記検査状況に基づいて、前記第2の記憶部に記録する制御を行う制御部と、を有し、前記検査状況判定部は、前記内視鏡装置のユーザによる画像記録の手動指示の有無を判定する記録指示有無判定部であり、前記検査状況は、前記ユーザによる前記画像記録の手動指示があるか否かの状態を示し、前記制御部は、前記記録指示有無判定部により前記ユーザによる前記画像記録の手動指示があると判定されたときに、前記撮像部によって取得された前記第2の画像の前記第2の記憶部への記録を停止する。
本発明の他の態様の内視鏡装置の差動方法は、撮像部により取得された画像の記録を指示することが可能な操作部と、検査状況を判定する検査状況判定部と、制御部とを有する内視鏡装置の作動方法であって、前記制御部が、前記撮像部により取得された画像の記録が前記操作部において指示されたときに前記撮像部により取得された第1の画像を第1の記憶部に記録し、前記検査状況判定部が、前記検査状況として前記撮像部の動き量又は前記撮像部の速度を示す画像の変化量を判定するものであって、前記撮像部により取得された前記画像の輝度値の変化量が第1の閾値以上であり該第1の閾値よりも大きい第2の閾値以下の所定範囲内であるか否かの状況を判定し、前記制御部が、前記検査状況判定部により前記画像の前記輝度値の変化量が前記所定範囲内であると判定されたときに、前記操作部における前記画像の記録の指示の有無に関わらず前記撮像部により取得された第2の画像を第2の記憶部に記録する。
また、本発明の他の態様の内視鏡装置の差動方法は、撮像部により取得された画像の記録を指示することが可能な操作部と、検査状況を判定する検査状況判定部と、制御部とを有する内視鏡装置の作動方法であって、前記制御部が、前記撮像部により取得された画像の記録が前記操作部において指示されたときに前記撮像部により取得された第1の画像を第1の記憶部に記録し、前記操作部における前記画像の記録の指示の有無に関わらず前記撮像部により取得された第2の画像を第2の記憶部に記録する制御を行い、 前記検査状況判定部は、前記検査状況として、前記内視鏡装置のユーザによる画像記録の手動指示があるか否かの状況を判定し、前記制御部は、前記検査状況判定部により前記ユーザによる前記画像記録の手動指示があると判定されたときに、前記撮像部により取得された前記第2の画像の前記第2の記憶部への記録を停止する。
(第1の実施の形態)
(構成)
図1は、本実施の形態に係わる内視鏡装置の構成を示す構成図である。図1に示すように、内視鏡装置1は、細長の挿入部2と、本体部3を有している。挿入部2の基端部は、本体部3に接続されている。
なお、ここでは、記憶部13が2つの記録部を有しているが、1つのメモリの記憶領域を、仮想的なパーティションにより分割して、メイン記録部13aとサブ記録部13bを形成するようにしてもよい。また、2つの記録部の各記憶媒体は、着脱可能なメモリカードのような記憶媒体であってもよい。
例えば、ユーザは、フリーズボタンを押すと、撮像素子10からの撮像信号から生成された静止画を表示部15に表示させることができる。さらに、ユーザは、録画ボタンを押して、表示部15に表示されている静止画を、記憶部13のメイン記録部13aに記録することができる。よって、操作部14は、撮像部である撮像素子10により取得された画像の記録を指示することが可能な操作部である。
表示部15は、液晶表示器などの表示装置であり、撮像素子10によって取得された画像を表示する。表示部15には、画像処理部12において生成された内視鏡画像だけでなく、各種設定などを行うためのメニュー画面なども表示される。
A/D変換器17は、撮像素子10からのアナログ信号である撮像信号を受信して、デジタル信号に変換して、画像処理部12へ出力する回路である。
(作用)
次に、内視鏡装置1におけるサブ記録部13bへの画像録画処理について説明する。
内視鏡装置1の電源スイッチ18がオンされると、制御部11は、図2に示す処理を実行する予備記録処理プログラムをROM11bから読み出して実行する。
制御部11は、最初に、アダプタ確認処理を実行する(ステップ(以下、Sと略す)1)。
アダプタ確認処理では、制御部11が光学アダプタ19の有する種別情報を識別情報記憶部19aから読み出して、検査の目的に適合した光学アダプタが先端部2aに装着されているか、などの確認が行われる。
アダプタ確認処理により、正しい光学アダプタ19が装着されて内視鏡検査が可能な状態に内視鏡装置1がなると、表示部15には、ライブ画像が表示される。
制御部11は、内視鏡装置1の電源がオフされなければ(S4:NO)、処理は何もしない。
次に、検査中における、ユーザの指示による静止画及び動画の記録の処理について説明する。
静止画記録の場合、ユーザは、表示部15にライブ画像が表示されている状態でフリーズボタンを押した後に、操作部14の録画ボタン(RECボタン)を押すことにより、記録指示を行う。すなわち、S11では、制御部11は、表示部15にライブ画像が表示されているときに操作部14のフリーズボタンが押され、その後に、録画ボタンが押されたか否かを判定することにより、静止画の記録指示の有無を判定する。
図3の処理により、ユーザの意図した静止画及び動画の内視鏡画像が、メイン記録部13aに記録されると共に、図2の処理により、ユーザの撮影意図に係わりない動画の内視鏡画像が、サブ記録部13bに記録される。
時間tの経過に伴い、内視鏡装置1の電源スイッチ18がオンされて、アダプタ確認処理(S1)による光学アダプタ19の確認がされるまでは、ライブ画像である内視鏡画像のサブ記録部13bへの記録はされない。光学アダプタ19の確認がされると、ライブ画像のサブ記録部13bへの記録が開始され、電源スイッチ18がオフされるまで記録は継続する。
表示部15の表示画面15aには、内視鏡画像を表示する画像表示領域21が表示される。
上述したように、期間P1の間は、サブ記録部13bへの画像記録が行われていることを示す表示、ここでは「予備記録中」であることを示す「Always-on Recording」の表示22が、表示画面15a上に表示される。なお、表示22に代えて、所定のマークの表示が行われるようにしてもよい。
また、ユーザの指示により動画が記録中であっても、「予備記録中」であることを示す「On Reserved-Recording」の表示により、ユーザは、ライブ画像がバックグラウンドでも記録されていることを認識することができる。
上述した第1の実施の形態では、内視鏡画像の予備記録は、ライブ画像が表示可能になってから、内視鏡装置1の電源がオフされるまで行われるが、所定の検査状況の下では、サブ記録部への動画記録が行われないようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態の内視鏡装置では、内視鏡装置1の電源がオンされて、ライブ画像が表示可能になると、内視鏡画像の予備記録が開始され、内視鏡装置1の電源がオフされて、検査が終了すると、内視鏡画像の予備記録が終了するが、第2の実施の形態では、内視鏡装置1の電源がオンされてライブ画像が表示可能になっても予備記録は開始されず、挿入部2の先端部2aが検査対象内に挿入された後に、内視鏡画像の予備記録が開始され、挿入部2の先端部2aが検査対象内から抜去されると、内視鏡画像の予備記録が終了する。
内視鏡装置1の電源スイッチ18がオンされると、制御部11は、図6に示す処理を実行する予備記録処理プログラムをROM11bから読み出して実行する。以下、図6の処理を、図2と同じ処理については説明を簡略化して、説明する。
S1に続いて、制御部11は、挿入部2の挿入状態を判定する挿入状態判定を実行する(S21)。
S21の判定結果に基づいて、挿入部2が検査対象内に挿入されていると判定されると(S22:YES)、ライブ画像のサブ記録部13bへの記録を開始し(S2)、予備記録中であることの表示処理を行う(S3)。
S3の後、制御部11は、挿入部2の挿入状態を判定する挿入状態判定を実行する(S23)。
以上のように、S21及びS23の処理は、ユーザによる検査状況を判定する検査状況判定部を構成する。制御部11は、その検査状況判定部により判定された検査状況に基づいて、ライブ画像をサブ記録部13bに記録する制御を行う。
図7は、内視鏡装置1の電源がオンされてからオフされるまでの間における、サブ記録部13bへの内視鏡画像(動画)の記録の期間を示すタイムチャートの一例である。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態の内視鏡装置では、内視鏡装置1の電源がオンされて、ライブ画像が表示可能になると、内視鏡画像の予備記録が開始され、内視鏡装置1の電源がオフされて、検査が終了すると、内視鏡画像の予備記録が終了するが、第3の実施の形態では、内視鏡装置1の電源がオンされてライブ画像が表示可能になっても予備記録は開始されず、ライブ画像が表示部15に表示されているときにのみ、内視鏡画像の予備記録が行われ、ライブ画像が表示部15に表示されていないときには、内視鏡画像の予備記録は行われない。
内視鏡装置1の電源スイッチ18がオンされると、制御部11は、図8に示す処理を実行する予備記録処理プログラムをROM11bから読み出して実行する。以下、図8の処理を、図2及び図6と同じ処理については説明を簡略化して、説明する。
S1に続いて、制御部11は、画像判定を実行する(S31)。
ユーザが、操作部14を操作して、メニュー画面を表示部15に表示させると、表示部15の表示画面15aには、ライブ画像に代わって、そのメニュー画面が表示される。ユーザは、メニュー画面から各種設定、設定変更、設定確認等を行うことができる。このような場合には、表示部15には、ライブ画像が表示されていない。
さらに、フリーズボタンを押して静止画を表示部15に表示させているときも、ライブ画像は表示されていない。
S3の後、制御部11は、S31と同じ画像判定を実行し(S33)、ライブ画像が表示部15に表示されているかを判定する(S34)。ライブ画像が表示部15に表示されているとき(S34:YES)、処理は、S33へ戻る。
以上のように、S31及びS33の処理は、ユーザによる検査状況を判定する検査状況判定部を構成する。制御部11は、その検査状況判定部により判定された検査状況に基づいて、ライブ画像をサブ記録部13bに記録する制御を行う。
ユーザの検査状況は、表示部15に表示される画像がライブ画像であるか否かの状態を示す。そして、制御部11は、ライブ画像判定部により表示部15に表示される画像がライブ画像であると判定されたときに、撮像素子10により取得されたライブ画像をサブ記録部13bに記録する。
図9は、内視鏡装置1の電源がオンされてからオフされるまでの間における、サブ記録部13bへの内視鏡画像(動画)の記録の期間を示すタイムチャートの一例である。
その後、画面上で計測点を指定して距離測定を行うためにユーザが計測機能を指示すると、表示部15には計測用画面が表示される。計測用画面を表示させると、内視鏡画像のサブ記録部13bへの記録が中止する。そして、ユーザがライブ画面表示を指示すると、ライブ画像が表示部15に表示され、内視鏡画像のサブ記録部13bへの記録が再開される。
計測用画面の表示が終了すると、ライブ画像が表示部15に表示され、内視鏡画像のサブ記録部13bへの記録が再開される。図9では、計測用画面の表示終了後から電源オフまでの期間P33では、サブ記録部13bへの内視鏡画像の記録が行われる。期間P31、P32及びP33を合わせた期間が、内視鏡画像の動画がサブ記録部13bへ予備的に記録された全録画時間である。
(第4の実施の形態)
第1の実施の形態の内視鏡装置では、内視鏡装置1の電源がオンされて、ライブ画像が表示可能になると、内視鏡画像の予備記録が開始され、内視鏡装置1の電源がオフされて、検査が終了すると、内視鏡画像の予備記録が終了するが、第4の実施の形態では、内視鏡装置1の電源がオンされてライブ画像が表示可能になっても、画像の変化量が所定範囲内にないとき、例えば、検査の途中で先端部に動きがないかあるいは極めて小さいとき、あるいは先端部が極めて速く移動しているときには、内視鏡画像の予備記録は行われない。
内視鏡装置1の電源スイッチ18がオンされると、制御部11は、図10に示す処理を実行する予備記録処理プログラムをROM11bから読み出して実行する。以下、図10の処理を、図2、図6及び図8と同じ処理については説明を簡略化して、説明する。
S1に続いて、制御部11は、ライブ画像の変化量を判定する画像変化量判定処理を実行する(S41)。
S3の後、制御部11は、S41と同じ画像変化量算出処理を実行し(S43)、ライブ画像の変化量が所定範囲内にあるかを判定する(S44)。ライブ画像の変化量が所定範囲内にあるとき(S44:YES)、処理は、S43へ戻る。
以上のように、S41及びS43の処理は、ユーザによる検査状況を判定する検査状況判定部を構成する。制御部11は、その検査状況判定部により判定された検査状況に基づいて、ライブ画像をサブ記録部13bに記録する制御を行う。
ユーザの検査状況は、画像の変化量が所定範囲内であるか否かの状態を示す。そして、制御部11は、画像変化量算出部により画像の変化量が所定範囲内であると判定されたときに、撮像素子10により取得されたライブ画像をサブ記録部13bに記録する。
図11は、内視鏡装置1の電源がオンされてからオフされるまでの間における、サブ記録部13bへの内視鏡画像(動画)の記録の期間を示すタイムチャートの一例である。
その後、再び、ユーザが検査を中断したり、挿入部2の挿入操作により先端部2aが検査対象内を速く移動したりすると、ライブ画像の変化量が所定範囲外になるため、内視鏡画像のサブ記録部13bへの記録が中止する。よって、ライブ画像の変化量が所定範囲内になったときから、ライブ画像の変化量が所定範囲外になくなるまでの期間P42では、内視鏡画像のサブ記録部13bへの記録が行われる。
(第5の実施の形態)
第1の実施の形態の内視鏡装置では、内視鏡装置1の電源がオンされて、ライブ画像が表示可能になると、内視鏡画像の予備記録が開始され、内視鏡装置1の電源がオフされて、検査が終了すると、内視鏡画像の予備記録が終了するが、第5の実施の形態では、ユーザの指示による手動記録が行われているときには、内視鏡画像の予備記録は行われない。
内視鏡装置1の電源スイッチ18がオンされると、制御部11は、図12に示す処理を実行する画像時記録処理プログラムをROM11bから読み出して実行する。以下、図12の処理を、図2、図6、図8及び図10と同じ処理については説明を簡略化して、説明する。
S1に続いて、制御部11は、サブ記録部13bへの記録を開始する(S2)。
S2の後、制御部11は、「予備記録中」の表示をユーザに告知するために行う(S3)。
S51の判定結果に基づいて、ユーザによる撮影指示があると判定されると(S52:YES)、ライブ画像のサブ記録部13bへの記録を終了し(S5)、予備記録中であることの表示を停止する(S25)。
S25の後、制御部11は、ユーザによる撮影終了指示の有無を判定する撮影終了指示有無判定処理を実行する(S53)。例えば、ユーザは、停止ボタンを操作することにより、動画の記録の終了を指示することができるので、S53では、停止ボタンの操作の有無が判定される。
S54において、撮影終了指示があったと判定されたとき(S54:YES)、電源がオフされたか否かを判定し(S4)、電源がオフされると、処理は終了する。内視鏡装置1の電源がオフされないと(S4:NO)、処理は、S2へ戻る。
ユーザの検査状況は、ユーザによる画像記録の手動指示があるか否かの状態を示す。そして、制御部11は、記録指示有無判定部によりユーザによる画像記録の手動指示があると判定されたときに、撮像素子10によって取得されたライブ画像のサブ記録13bへの記録を停止し、ユーザによる画像記録の記録停止指示があるとライブ画像をサブ記録部13bに記録をする。
図13に示すように、時間tの経過に伴い、内視鏡装置1の電源スイッチ18がオンされ、光学アダプタ19の確認がされた後に、手動記録の指示があるまで、内視鏡画像のサブ記録部13bへの記録が行われる。ユーザが手動記録を行っているときは、メイン記録部13aに画像が記録されるため、サブ記録部13bへの画像記録は行われない。よって、アダプタ確認後手動記録の指示があるまでの期間P51では、内視鏡画像のサブ記録部13bへの記録が行われる。
その後、再び、ユーザが手動記録の指示をすると、内視鏡画像のサブ記録部13bへの記録が中止する。よって、ユーザが手動記録の指示から手動記録の終了指示がされるまでの期間は、内視鏡画像のサブ記録部13bへの記録が行われない。そして、手動記録の終了後の期間P52,P53では、内視鏡画像のサブ記録部13bへの記録が行われる。
以上のように、上述した実施の形態によれば、ある検査箇所の画像の記録の取り忘れ等があったときに、再度観察のための操作をすることなく、その検査箇所の確認が可能な内視鏡装置、内視鏡システム及び内視鏡画像の記録方法を提供することができる。
なお、各条件の発生状態を記録する際、情報は動画ファイルの中に持たせてもよく、別ファイルで記録しておいて再生時や編集時に参照してもよい。
更に、第2~第5の実施の形態にて示した条件の発生状態だけでなく、各種イベントの発生に対応した情報を予備記録に対応させて記録させるようにしてもよい。例えば、検査箇所あるいは検査条件の変化情報をサブ記録部13bに記録された動画と関連付けて記録しておくようにしてもよい。
例えば、制御部11は、内視鏡画像の記録に際して、操作部14の操作に基づいてメイン記録部13a内に、内視鏡画像を格納する検査フォルダを作成することができる。制御部11は、フォルダ名に、検査対象物や検査部位や検査日等の各種情報を含めて、階層構造を有する検査フォルダを作成することもできる。この場合には、フォルダ名によって、検査対象物や検査部位や検査条件等の各種情報を認識することが可能である。
内視鏡検査時において、例えば、ユーザは、操作部14の操作により記録先フォルダとする検査フォルダを指定することができる。例えば、ユーザは、ライブ画像を見ながら、或いはフリーズボタンの押下により得られた静止画を見ながら、記録先フォルダを確認でき、かつ記録先フォルダの変更を容易に行うことができる。ユーザが録画ボタン(RECボタン)を押下操作することにより、ユーザにより指定された検査フォルダ内に静止画又は動画の内視鏡画像が記録される。
このような検査フォルダが変更されたことを示す情報を、イベントの発生を示す情報として、サブ記録部13bに記録された動画と関連付けて記録するようにしてもよい。この情報は、メイン記録部13a上の記録先フォルダを、ユーザが変更したことを示すものであり、例えば、予備記録された動画中において、記録先フォルダの変更タイミングにおける画像部分にスキップする処理を簡単に行うことができる。また、上述したように、検査フォルダが検査箇所や検査条件等に応じて設定されている場合には、検査フォルダが変更されたことを示す情報をサブ記録部13bに記録された動画と関連付けて記録することにより、例えば、予備記録された動画中から、所定の検査箇所や検査条件によって記録された内視鏡画像を簡単に検索することも可能である。
ここでは、予備記録の動画の再生は、内視鏡装置1において可能であるが、メモリカードであるサブ記録部13bを、PC等の他の機器に装着して、行うようにしてもよい。
さらに、動画上に重畳表示された注意、警告などのメッセージ、マークなども、動画と共に、サブ記録部13bに記録するようにしてもよい。
サブ記録部、14 操作部、15 表示部、15a 表示画面、16 ドライバ、17
アナログデジタル変換器、18 電源スイッチ、19 光学アダプタ、19a 識別情報記憶部、19b 信号線、20 通信部、21 画像表示領域、23 表示、31 表示領域、32 再生位置情報表示部、32a 時間軸表示部、33、34 ボタン、35、36a、36b マーク、37、38 スキップボタン。
Claims (11)
- 撮像部により取得された画像の記録を指示することが可能な操作部と、
検査状況を判定する検査状況判定部と、
前記操作部において前記画像の記録の指示がされたときに前記撮像部により取得された第1の画像を第1の記憶部に記録し、前記操作部における前記画像の記録の指示の有無に関わらず前記撮像部により取得された第2の画像を第2の記憶部に記録する制御を行うものであって、前記検査状況判定部により判定された前記検査状況に基づいて、前記第2の記憶部に記録する制御を行う制御部と、を有し、
前記検査状況判定部は、表示部に表示される画像が、ライブ画像であるか否かを判定するライブ画像判定部であり、
前記検査状況は、前記表示部に表示される画像が前記ライブ画像であるか否かの状態を示し、
前記制御部は、前記ライブ画像判定部により前記表示部に表示される画像が前記ライブ画像であると判定されたときに、前記撮像部により取得された前記第2の画像を前記第2の記憶部に記録することを特徴とする内視鏡装置。 - 撮像部により取得された画像の記録を指示することが可能な操作部と、
検査状況を判定する検査状況判定部と、
前記操作部において前記画像の記録の指示がされたときに前記撮像部により取得された第1の画像を第1の記憶部に記録し、前記操作部における前記画像の記録の指示の有無に関わらず前記撮像部により取得された第2の画像を第2の記憶部に記録する制御を行うものであって、前記検査状況判定部により判定された前記検査状況に基づいて、前記第2の記憶部に記録する制御を行う制御部と、を有し、
前記検査状況判定部は、前記撮像部により取得された前記画像の輝度値の変化量を算出する画像変化量算出部であり、
前記検査状況は、前記画像の前記輝度値の変化量から判定した画像の変化量に基づく前記撮像部の動き量又は前記撮像部の速度を示し、
前記制御部は、前記画像変化量算出部により前記画像の前記輝度値の変化量が第1の閾値以上であり該第1の閾値よりも大きい第2の閾値以下の所定範囲内であると判定されたときに、前記撮像部によって取得された前記第2の画像を前記第2の記憶部に記録することを特徴とする内視鏡装置。 - 撮像部により取得された画像の記録を指示することが可能な操作部と、
検査状況を判定する検査状況判定部と、
前記操作部において前記画像の記録の指示がされたときに前記撮像部により取得された第1の画像を第1の記憶部に記録し、前記操作部における前記画像の記録の指示の有無に関わらず前記撮像部により取得された第2の画像を第2の記憶部に記録する制御を行うものであって、前記検査状況判定部により判定された前記検査状況に基づいて、前記第2の記憶部に記録する制御を行う制御部と、を有し、
前記検査状況判定部は、ユーザによる画像記録の手動指示の有無を判定する記録指示有無判定部であり、
前記検査状況は、前記ユーザによる前記画像記録の手動指示があるか否かの状態を示し、
前記制御部は、前記記録指示有無判定部により前記ユーザによる前記画像記録の手動指示があると判定されたときに、前記撮像部によって取得された前記第2の画像の前記第2の記憶部への記録を停止することを特徴とする内視鏡装置。 - 前記撮像部によって取得された前記画像を表示する表示部を更に有し、
前記制御部は、前記第2の画像を前記第2の記憶部に記録しているときに、前記第2の画像が前記第2の記憶部に記録されていることをユーザに告知するための第1のマーク若しくは第1の文字の表示を、前記表示部に行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の内視鏡装置。 - 前記制御部は、動画である前記第1の画像を前記第1の記憶部に記録しているときに、前記第1の画像が前記第1の記憶部に記録されていることを前記ユーザに告知するための第2のマーク若しくは第2の文字の表示を、前記表示部に行うことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡装置。
- 前記第1の記憶部及び前記第2の記憶部の少なくとも1つを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の内視鏡装置。
- 前記第1の記憶部及び前記第2の記憶部の少なくとも1つは、ネットワークにより接続されたサーバに設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の内視鏡装置。
- 請求項1から3のいずれか1つに記載の内視鏡装置と、
前記内視鏡装置と、ネットワークを介して接続されたサーバと、を含み、
前記第1の記憶部及び前記第2の記憶部の少なくとも1つは、前記サーバに設けられていることを特徴とする内視鏡システム。 - 撮像部により取得された画像の記録を指示することが可能な操作部と、検査状況を判定する検査状況判定部と、制御部とを有する内視鏡装置の作動方法であって、
前記制御部が、前記撮像部により取得された画像の記録が前記操作部において指示されたときに前記撮像部により取得された第1の画像を第1の記憶部に記録し、
前記検査状況判定部が、前記検査状況として、表示部に表示される画像がライブ画像であるか否かの状況を判定し、
前記制御部が、前記検査状況判定部により前記表示部に表示される画像が前記ライブ画像であると判定されたときに、前記操作部における前記画像の記録の指示の有無に関わらず前記撮像部により取得された第2の画像を第2の記憶部に記録する
ことを特徴とする内視鏡装置の作動方法。 - 撮像部により取得された画像の記録を指示することが可能な操作部と、検査状況を判定する検査状況判定部と、制御部とを有する内視鏡装置の作動方法であって、
前記制御部が、前記撮像部により取得された画像の記録が前記操作部において指示されたときに前記撮像部により取得された第1の画像を第1の記憶部に記録し、
前記検査状況判定部が、前記検査状況として前記撮像部の動き量又は前記撮像部の速度を示す画像の変化量を判定するものであって、前記撮像部により取得された前記画像の輝度値の変化量が第1の閾値以上であり該第1の閾値よりも大きい第2の閾値以下の所定範囲内であるか否かの状況を判定し、
前記制御部が、前記検査状況判定部により前記画像の前記輝度値の変化量が前記所定範囲内であると判定されたときに、前記操作部における前記画像の記録の指示の有無に関わらず前記撮像部により取得された第2の画像を第2の記憶部に記録する
ことを特徴とする内視鏡装置の作動方法。 - 撮像部により取得された画像の記録を指示することが可能な操作部と、検査状況を判定する検査状況判定部と、制御部とを有する内視鏡装置の作動方法であって、
前記制御部が、前記撮像部により取得された画像の記録が前記操作部において指示されたときに前記撮像部により取得された第1の画像を第1の記憶部に記録し、
前記操作部における前記画像の記録の指示の有無に関わらず前記撮像部により取得された第2の画像を第2の記憶部に記録する制御を行い、
前記検査状況判定部は、前記検査状況として、前記内視鏡装置のユーザによる画像記録の手動指示があるか否かの状況を判定し、
前記制御部は、前記検査状況判定部により前記ユーザによる前記画像記録の手動指示があると判定されたときに、前記撮像部により取得された前記第2の画像の前記第2の記憶部への記録を停止する、
ことを特徴とする内視鏡装置の作動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/935,564 US10638084B2 (en) | 2017-03-28 | 2018-03-26 | Endoscope apparatus, endoscope system, and endoscope image recording method |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017063384 | 2017-03-28 | ||
JP2017063384 | 2017-03-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018164722A JP2018164722A (ja) | 2018-10-25 |
JP7061436B2 true JP7061436B2 (ja) | 2022-04-28 |
Family
ID=63922093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017153846A Active JP7061436B2 (ja) | 2017-03-28 | 2017-08-09 | 内視鏡装置、内視鏡システム及び内視鏡装置の作動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7061436B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022163514A1 (ja) * | 2021-01-27 | 2022-08-04 | 富士フイルム株式会社 | 医療画像処理装置、方法及びプログラム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008086665A (ja) | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Olympus Medical Systems Corp | 医療用画像処理システム |
JP2008132321A (ja) | 2006-10-26 | 2008-06-12 | Olympus Corp | 内視鏡装置 |
JP2010051399A (ja) | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Teac Corp | 内視鏡画像記録装置 |
JP2011024628A (ja) | 2009-07-21 | 2011-02-10 | Olympus Corp | 画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理方法 |
JP2012070938A (ja) | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Fujifilm Corp | 内視鏡画像記録装置、及び内視鏡画像記録支援方法、並びにプログラム |
WO2014103879A1 (ja) | 2012-12-26 | 2014-07-03 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 画像記録装置及び画像記録方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0496726A (ja) * | 1990-08-14 | 1992-03-30 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡用マーキング装置 |
-
2017
- 2017-08-09 JP JP2017153846A patent/JP7061436B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008086665A (ja) | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Olympus Medical Systems Corp | 医療用画像処理システム |
JP2008132321A (ja) | 2006-10-26 | 2008-06-12 | Olympus Corp | 内視鏡装置 |
JP2010051399A (ja) | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Teac Corp | 内視鏡画像記録装置 |
JP2011024628A (ja) | 2009-07-21 | 2011-02-10 | Olympus Corp | 画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理方法 |
JP2012070938A (ja) | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Fujifilm Corp | 内視鏡画像記録装置、及び内視鏡画像記録支援方法、並びにプログラム |
WO2014103879A1 (ja) | 2012-12-26 | 2014-07-03 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 画像記録装置及び画像記録方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018164722A (ja) | 2018-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4915420B2 (ja) | 電子カメラ | |
JP4648173B2 (ja) | 顕微鏡用デジタルカメラ、顕微鏡用デジタルカメラの制御方法およびプログラム | |
JP4868211B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
WO2015020093A1 (ja) | 手術画像観察装置 | |
JP5980604B2 (ja) | 内視鏡システム | |
WO2006057329A1 (ja) | プロジェクタ付き電子機器用補助装置および電子カメラシステム | |
US8174584B2 (en) | Image shooting apparatus and control method and program thereof | |
JP7061436B2 (ja) | 内視鏡装置、内視鏡システム及び内視鏡装置の作動方法 | |
US10638084B2 (en) | Endoscope apparatus, endoscope system, and endoscope image recording method | |
JP3403060B2 (ja) | パノラマ画像撮影装置、およびパノラマ画像生成装置 | |
JP5384957B2 (ja) | 内視鏡装置およびプログラム | |
JP4967383B2 (ja) | 情報管理システム、撮影方法、画像表示装置及び画像表示方法 | |
JP2005348178A (ja) | 動画記録再生装置、画像表示方法、及びプログラム | |
JP3711119B2 (ja) | 撮像装置、撮像システム及び撮像方法 | |
JP5086747B2 (ja) | 記録装置及び記録方法、プログラム、記憶媒体 | |
JP2010187320A (ja) | 画像記録装置、画像分類装置、画像表示装置及びプログラム | |
JP3780201B2 (ja) | 内視鏡画像ファイリングシステム | |
TWI330985B (en) | Image data recording apparatus, image data recording method, and a computer readable storage medium encoded with a computer program | |
JP2007180740A (ja) | 画像データ記録装置、設定状態表示方法、およびプログラム | |
CN113164007B (zh) | 图像记录装置、图像记录方法以及内窥镜*** | |
JP2008135937A (ja) | 撮像装置、自動撮影プログラム設定方法および記憶媒体 | |
WO2022085500A1 (ja) | 検査支援装置、検査支援方法および検査支援プログラム | |
JP2010199688A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2007143968A (ja) | 電子内視鏡システム | |
WO2016080414A1 (ja) | 内視鏡ビデオプロセッサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200625 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20200625 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210622 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220105 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220418 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7061436 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |