JP7059706B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池スタックに関する。
従来、このような分野の技術として、例えば下記特許文献1に記載されるものがある。この特許文献1に記載の燃料電池スタックでは、膜電極接合体と該膜電極接合体を挟持する一対のセパレータとを有する燃料電池セルが複数積層されており、セパレータの一方の面に反応ガスを流通させる反応ガス流路、セパレータの他方の面に冷媒を流通させる冷媒流路がそれぞれ形成されている。
特開2009-16070号公報
しかし、上述の燃料電池スタックでは、冷媒に気泡が混入された場合に、気泡が冷媒流路を流れ込むので、冷却性能の低下を招く可能性がある。
本発明は、このような技術課題を解決するためになされたものであって、気泡に起因する冷却性能の低下を抑制できる燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池スタックは、発電部と該発電部を挟持する一対のセパレータとを有する燃料電池セルが複数積層される燃料電池スタックであって、互いに離れて配置される冷媒入口マニホールド及び冷媒出口マニホールドと、前記発電部に対応する領域に設けられ、前記冷媒入口マニホールドと前記冷媒出口マニホールドとを連通する複数の発電部内冷媒流路と、前記発電部よりも重力方向上方の領域に設けられ、前記冷媒入口マニホールドと前記冷媒出口マニホールドとを連通する発電部外冷媒流路と、を備え、前記発電部内冷媒流路と前記発電部外冷媒流路とは、連通していることを特徴としている。
本発明に係る燃料電池スタックでは、発電部内冷媒流路と発電部外冷媒流路とは連通しているので、発電部内冷媒流路を流れる冷媒に気泡が混入された場合、混入された気泡が重力方向上方に位置する発電部外冷媒流路に移ることができる。このため、発電部内冷媒流路を流れる冷媒中に混入された気泡が減少するので、気泡に起因する冷却性能の低下を抑制することができる。
本発明に係る燃料電池スタックにおいて、前記冷媒入口マニホールドと前記冷媒出口マニホールドとは、重力方向に直交する方向に配置されていることが好ましい。
本発明に係る燃料電池スタックにおいて、前記セパレータには、前記発電部内冷媒流路を構成する凹部と、反応ガス流路を構成する凸部とが交互に複数配置され、隣接する前記発電部内冷媒流路同士、前記発電部外冷媒流路と隣接する前記発電部内冷媒流路とは、前記凸部に設けられて該凸部よりも突出高さの低い絞り部によってそれぞれ連通していることが好ましい。このようにすれば、簡単な構造をもって隣接する発電部内冷媒流路同士、発電部外冷媒流路と隣接する発電部内冷媒流路とを容易に連通することができる。
本発明に係る燃料電池スタックにおいて、重力方向において、前記発電部外冷媒流路の断面積は前記発電部内冷媒流路の断面積よりも大きいことが好ましい。このようにすれば、発電部外冷媒流路を流れる冷媒の流速を速くすることで、該発電部外冷媒流路に集まってきた気泡を速やかに外部に排出することができる。従って、気泡の量が多い場合であっても、気泡が発電部内冷媒流路にまで拡がることを防ぐことができ、気泡の存在による発電部の放熱が不十分になることを一層抑制することができる。
本発明によれば、気泡に起因する冷却性能の低下を抑制することができる。
実施形態に係る燃料電池スタックを示す側面図である。 実施形態に係る燃料電池スタックを示す正面図である。 図2のA-A線に沿う部分断面図である。 絞り部の構造を説明するための正面図である。 図4のB-B線に沿う部分断面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る燃料電池スタックの実施形態について説明する。本発明に係る燃料電池スタックは、車両、船舶、航空機、電車等に搭載されて駆動源として用いられても良く、建物の発電設備として用いられても良い。
図1は実施形態に係る燃料電池スタックを示す側面図であり、図2は実施形態に係る燃料電池スタックを示す正面図であり、図3は図2のA-A線に沿う部分断面図である。各図において、燃料電池セルの積層方向を積層方向X、重力方向を重力方向Z、積層方向X及び重力方向Zに直交する水平方向を水平方向Yとする。また、図2において、燃料電池セルの内部構造をより分かり易くするために、エンドプレート、絶縁板及び集電板を省略したものを示す。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池スタック1は、エンドプレート3Aと、絶縁板4Aと、集電板5Aと、複数の燃料電池セル2と、集電板5Bと、絶縁板4Bと、エンドプレート3Bとが、この順に積層されたスタック構造を有している。複数の燃料電池セル2は、積層方向Xの両側にあるエンドプレート3A,3Bによって所定の圧縮荷重で締結固定されている。
燃料電池セル2は、固体高分子電解質型燃料電池を構成する単セルであり、薄板状に形成されている。この燃料電池セル2は、中央位置に配置されたMEGA(膜電極ガス拡散層接合体 Membrane Electrode & Gas Diffusion Layer Assembly)21と、MEGA21を取り囲むように該MEGA21の外周に配置された枠状のシール部22と、MEGA21及びシール部22とを挟持する一対のセパレータ(すなわち、アノードセパレータ及びカソードセパレータ)23,23とを備えている。固体高分子電解質型燃料電池は、このような構造を有する燃料電池セル2を重力方向Zに立てた状態で積層方向Xに沿って複数積層することにより形成されている。
MEGA21は、積層方向Xから見たときに矩形状を呈しており、MEA(膜電極接合体 Membrane Electrode Assembly)211と、積層方向Xに沿ってMEA211の両側に配置されたガス拡散層212,212とが一体化されたものである。MEA211は、電解質膜211aと、電解質膜211aを挟むように接合された一対の電極触媒層211b,211bとからなる。電解質膜211aは、固体高分子材料で形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜からなる。電極触媒層211bは、例えば、白金などの触媒を担持した例えば多孔質のカーボン素材により形成されている。電解質膜211aの一方側に配置された電極触媒層211bがアノード電極触媒層となり、他方側の電極触媒層211bがカソード電極触媒層となる。ガス拡散層212は、例えばカーボンペーパ若しくはカーボンクロス等のカーボン多孔質体、または、金属メッシュ若しくは発泡金属等の金属多孔質体などのガス透過性を有する導電性部材によって形成されている。そして、燃料電池セル2において、アノード電極触媒層211bとカソード電極触媒層211bとが対向する領域は、燃料電池セル2の発電部2Aになる。
セパレータ23は、MEGA21のガス拡散層212に接するように配置されている。セパレータ23は、例えば、カーボン粒子を圧縮してガス不透過とした緻密質カーボン等のカーボン製部材や、プレス成形したステンレス鋼やチタン鋼などの金属部材によって形成されている。
また、本実施形態の燃料電池スタック1は、燃料電池セル2に燃料ガスを供給する燃料ガス流路24と、燃料電池セル2に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス流路25と、燃料電池セル2に冷媒を供給する発電部内冷媒流路26とをそれぞれ複数備えている。
具体的には、図3に示すように、セパレータ23における発電部2Aに対応する部分は、凹部23aと凸部23bとを交互に繰り返すことにより波形に形成されている。凹部23aの底部は平面状を呈しており、MEGA21のガス拡散層212と面接触している。一方、凸部23bの頂部も平面状を呈しており、隣接するセパレータ23における凸部23bの頂部と面接触している。
一対のガス拡散層212,212のうち一方のガス拡散層212は、それに隣接するセパレータ23の凸部23bとともに、燃料ガスが流通する燃料ガス流路24を構成している。他方のガス拡散層212は、それに隣接するセパレータ23の凸部23bとともに、酸化剤ガスが流通する酸化剤ガス流路25を構成している。なお、酸化剤ガスと燃料ガスとは、特許請求の範囲に記載の「反応ガス」に相当するものである。燃料ガス流路24と酸化剤ガス流路25とは、特許請求の範囲に記載の「反応ガス流路」に相当するものであり、水平方向Yに沿って直線状又は滑らかな曲線状になっている。
また、隣接する燃料電池セル2同士は、一方の燃料電池セル2の電極触媒層(例えばアノード電極触媒層)211bと、それに隣接する他方の燃料電池セル2の電極触媒層(例えばカソード電極触媒層)211bとを向き合わせた状態で積層されている。これによって、隣接するセパレータ23の凹部23a同士の間には空間が形成され、この空間は冷媒が流通する発電部内冷媒流路26になる。発電部内冷媒流路26は、発電部2Aに対応する領域に設けられるとともに水平方向Yに沿って延びており、後述する冷媒入口マニホールド27eと冷媒出口マニホールド27bとを連通する。なお、冷媒としては、例えば、水、エチレングリコール等の不凍水等が用いられる。
図2に示すように、燃料電池セル2において、発電部2Aを挟んで一方側(図2では、水平方向Yの右側)には、燃料ガス入口マニホールド27aと、冷媒出口マニホールド27bと、酸化剤ガス出口マニホールド27cとが重力方向Zに沿って上から順に配置されている。一方、発電部2Aを挟んで他方側(図2では、水平方向Yの左側)には、酸化剤ガス入口マニホールド27dと、冷媒入口マニホールド27eと、燃料ガス出口マニホールド27fとが重力方向Zに沿って上から順に配置されている。そして、冷媒入口マニホールド27eと冷媒出口マニホールド27bとは、水平方向Yに沿って互いに離れて配置されている。
一方、シール部22は、中間位置に配置されたコア層221と、該コア層221を挟む一対のセパレータ23,23とを有する(図3参照)。コア層221は、例えば熱可塑性樹脂によって形成されており、図示しない樹脂接着層によってセパレータ23と固定されている。コア層221の下端部分は、接着剤層222を介してMEA211の上端部分に固定されている。
シール部22を挟持するセパレータ23,23は、MEGA21を挟むセパレータ23,23におけるシール部22まで延設された上端部分である。図3に示すように、発電部2Aよりも重力方向Z上方の領域において、隣接する燃料電池セル2同士の間には、一方の燃料電池セル2のセパレータ23と、他方の燃料電池セル2のセパレータ23と、後述するガスケット28とで空間が形成され、この空間は発電部外冷媒流路29になる。なお、ここでの「発電部外」は、燃料電池セル2において、発電部2Aを除いた領域であってシール部22を含む領域のことを指す。
この発電部外冷媒流路29は、水平方向Yに延びており、冷媒入口マニホールド27eと冷媒出口マニホールド27bとを連通する。そして、発電部外冷媒流路29における冷媒出口マニホールド27b側の端部は、冷媒出口マニホールド27bの上方に配置された燃料ガス入口マニホールド27aを取り囲むように、拡がって形成されている(図2参照)。
また、燃料電池スタック1は、隣接する燃料電池セル2同士の間に配置されたセル間シール部材としてのガスケット28を更に備えている。ガスケット28は、ゴムや熱可塑性エラストマー等によって形成されており、隣接する2つの燃料電池セル2のセパレータ23,23間に圧入され、隣接するセパレータ23,23同士の間の空間を封止する。図2に示すように、このガスケット28は、冷媒の外部への漏れ出しを防止するために、発電部2A及び各マニホールド27a~27fを取り囲むように環状に形成されている。また、図示しないが、反応ガスの漏れを防止するために、燃料ガス入口マニホールド27a、燃料ガス出口マニホールド27f、酸化剤ガス入口マニホールド27d、酸化剤ガス出口マニホールド27cは、更にガスケット28とは異なるガスケットによってそれぞれ取り囲まれている。
本実施形態では、隣接する発電部内冷媒流路26同士は、セパレータ23の凸部23bに設けられて該凸部23bよりも突出高さの低い絞り部23cによってそれぞれ連通している。具体的には、例えば図4及び図5に示すように、各凸部23bにおいて、水平方向Yに沿って複数の絞り部23cが設けられている。そして、積層方向Xにおいて、ガス拡散層212に対する絞り部23cの突出高さh2は、ガス拡散層212に対する凸部23bの突出高さh1よりも低い(図5参照)。これらの絞り部23cは、水平方向Yに沿って所定の間隔で配置されている。
このように絞り部23cを設けることで、燃料ガス流路24又は酸化剤ガス流路25を流れる反応ガスの流れが絞られるが、隣接する発電部内冷媒流路26同士は、この絞り部23cを介して重力方向Zで容易に連通することになる。なお、絞り部23cは、隣接するセパレータ23の凸部23b同士のそれぞれに設けられても良く、片方の凸部23bに設けられても良い。また、絞り部23cの配置場所や配置間隔は、特に限定されておらず、反応ガスの流れに大きな影響を与えない前提で適宜に設定されても良い。
また、発電部外冷媒流路29と隣接する発電部内冷媒流路26とは、上述した絞り部23cと同じ構造を有する絞り部によって連通している。ここでは、その重複説明を省略する。
上述したように、発電部内冷媒流路26及び発電部外冷媒流路29は、それぞれ冷媒入口マニホールド27eと冷媒出口マニホールド27bとを連通する。このため、冷媒入口マニホールド27eから流れてきた冷媒は、図2の矢印に示すように、発電部2Aに対応する領域に設けられた各発電部内冷媒流路26を経由して冷媒出口マニホールド27bに流れることで、発電部2Aを冷却する。また、冷媒入口マニホールド27eから流れてきた冷媒の一部は、発電部2Aよりも重力方向Z上方の領域に設けられた発電部外冷媒流路29を介して冷媒出口マニホールド27bに流れる。
そして、冷媒が発電部内冷媒流路26を流れる際に、仮に冷媒に気泡が混入された場合、混入された気泡は、重力方向Zの下方から絞り部23cを経由して上方に隣接した発電部内冷媒流路26に順に移り、更に重力方向Zの最上方に位置する発電部外冷媒流路29に移ることができる。このため、発電部内冷媒流路26を流れる冷媒中に混入された気泡が減少するので、気泡に起因する冷却性能の低下を抑制できる。その結果、気泡の存在による発電部2Aの放熱が不十分になることを防止し、急激な昇温に起因する電極触媒層211bの劣化の発生を抑制することができる。
一方、発電部外冷媒流路29は、発電部2Aよりも重力方向Z上方の領域、言い換えれば発電部2A以外の領域に設けられたものであり、発電部2Aを冷却するための構造ではない。従って、該発電部外冷媒流路29を流れる冷媒の中に気泡が集まってきても、気泡に起因する冷却性能の低下は生じない。そして、該発電部外冷媒流路29を流れる冷媒に集まってきた気泡は、冷媒の流れによって冷媒出口マニホールド27bまで運ばれ、外部に排出される。
ここで、重力方向において、発電部外冷媒流路29の断面積は各発電部内冷媒流路26の断面積よりも大きいことが好ましい。このようにすれば、発電部外冷媒流路29を流れる冷媒の流速を速くし、冷媒を勢いよく流すことで、該発電部外冷媒流路29に集まってきた気泡を速やかに外部に排出することができる。従って、気泡の量が多い場合であっても、気泡が発電部内冷媒流路26にまで拡がることを防ぐことができ、気泡の存在による発電部2Aの放熱が不十分になることを一層抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。
1 燃料電池スタック
2 燃料電池セル
2A 発電部
21 MEGA
22 シール部
23 セパレータ
23a 凹部
23b 凸部
23c 絞り部
24 燃料ガス流路
25 酸化剤ガス流路
26 発電部内冷媒流路
27a 燃料ガス入口マニホールド
27b 冷媒出口マニホールド
27c 酸化剤ガス出口マニホールド
27d 酸化剤ガス入口マニホールド
27e 冷媒入口マニホールド
27f 燃料ガス出口マニホールド
28 ガスケット
29 発電部外冷媒流路

Claims (4)

  1. 少なくとも膜電極接合体により構成された発電部と該発電部を挟持する一対のセパレータとを有する燃料電池セルが複数積層される燃料電池スタックであって、
    互いに離れて配置される冷媒入口マニホールド及び冷媒出口マニホールドと、
    前記発電部に対応する領域に設けられ、前記冷媒入口マニホールドと前記冷媒出口マニホールドとを連通する複数の発電部内冷媒流路と、
    全体が前記発電部よりも重力方向上方の領域に位置するように設けられ、前記冷媒入口マニホールドと前記冷媒出口マニホールドとを連通する発電部外冷媒流路と、
    を備え、
    前記発電部内冷媒流路と前記発電部外冷媒流路とは、連通していることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 前記冷媒入口マニホールドと前記冷媒出口マニホールドとは、重力方向に直交する方向に配置されている請求項1に記載の燃料電池スタック。
  3. 前記セパレータには、前記発電部内冷媒流路を構成する凹部と、反応ガス流路を構成する凸部とが交互に複数配置され、
    隣接する前記発電部内冷媒流路同士、前記発電部外冷媒流路と隣接する前記発電部内冷媒流路とは、前記凸部に設けられて該凸部よりも突出高さの低い絞り部によってそれぞれ連通している請求項1又は2に記載の燃料電池スタック。
  4. 重力方向において、前記発電部外冷媒流路の断面積は前記発電部内冷媒流路の断面積よりも大きい請求項1~3のいずれか一項に記載の燃料電池スタック。
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