JP7051363B2 - スクリーンチェンジャとそれを用いた押出機および中空成形機 - Google Patents

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Description

本発明は、熱可塑性樹脂などの流体の流路中に配設されて流体中の異物を除去するスクリーンチェンジャ、それを用いた押出機および中空成形機に関する。
熱可塑性樹脂の押出機は、加熱シリンダと、該加熱シリンダ内に回転駆動に設けたスクリュとからなっている。加熱シリンダの先端部には、押し出される溶融樹脂に形状を付与するヘッドが取付けられているが、該ヘッドの上流側に溶融樹脂中の異物を捕捉するためのスクリーンを備えたスクリーンチェンジャが設けられている。かかるスクリーンチェンジャとしては、たとえば特許文献1~3のようなものが知られている。
特許文献1は、溶融樹脂が外部に漏れることを防ぐようになったスクリーンチェンジャを開示している。すなわち、スクリーンを外部リングに対して押圧する加圧リングと、この加圧リングの押圧力を調整する調整リングとからなる押出機用のスクリーン取付け構造を示している。加圧リングと調整リングとの当接面には、溶融樹脂の漏れを防止するためのシール用凹凸からなる嵌合部が設けられている。しかしながら、かかる加圧リングと調整リングとの当接面は、ねじなどによる機械的な外部の力により圧接されるようになっているので、つまり溶融樹脂の圧力が有効に利用される構造になっていないので、溶融樹脂の圧力が高くなりすぎると、溶融樹脂が漏れる危険がある。また、ねじなどによる機械的締付力が高いと、スクリーンを嵌め入れて固定した外部リングすなわちいわゆるスライドプレートが動かないという恐れもあった。
特許文献2は、処理される溶融樹脂などの流体の圧力がシール作用に有効に利用されるように構成されたスクリーンチェンジャを開示している。このスクリーンチェンジャは、軸方向に流体が圧送される流路が形成されているスクリーンブロックと、該スクリーンブロックの流路を横切るよう該スクリーンブロックに装着されるスクリーンユニットと、該スクリーンユニットを前記スクリーンブロックの所定位置に押圧固定するボスとから構成される。
特許文献2記載のスクリーンユニットは、前記スクリーンブロックの保持孔に装着されるスライドプレートと、該スライドプレートの保持孔に装着される第1のリング体と、該第1のリング体の下流側にこれと背中合わせ状態で配置される第2のリング体と、該第2のリング体の下流側に配置されるスクリーンと、該スクリーンの下流側に配置され、複数個の透孔が形成されたブレーカプレートと、からなる。第1,2のリング体の外周面とスライドプレートの保持孔の内周面には、第1,2の外周O-リングを設け、第1のリング体の側面とスクリーンブロックのシール面との間および第2のリング体の拡径部の内周面とブレーカプレートの外周面との間には第1,2の側部O-リングをそれぞれ設け、第1,2の外周O-リングは、第1,2の側部O-リングよりも半径方向外方に、それぞれ位置させている。
特許文献3は、特許文献2記載のスクリーン交換性をさらに高めたスクリーンチェンジャを開示している。このスクリーンチェンジャは、隣接するフィルタを順次に流れ通路内のフィルタ孔に整合させるためにフィルタ移動チャンネルに沿って断続的に摺動移行されるようになされたフィルタキャリア組立体と有する。そして、フィルタ孔以外の経路を通して流体の流れを防止するために、流れ通路の上流側とフィルタ孔に整合したフィルタとを密封状態に接続するリング状のシールを設けている。該リング状のシールは、上流側通路と常時連通する環状溝状の上流側表面を有する。シール作用は、この環状溝に入った樹脂からの推力を受けた前記リング状のシールがフィルタキャリア組立体に圧接することにより行われる。
特開平8-11191号公報 特許3945781号公報 特表2001-520131号公報
しかし、特許文献3開示のスクリーンチェンジャにおいては、前記リング状のシールにおける環状溝状の上流側表面上に樹脂が溜まり、焼け焦げが発生する恐れがあった
本発明は、特許文献3が有していた問題を解決しようとするものであり、スクリーンの交換性を向上させ、かつシールを行うため溶融樹脂が入り込む空間内にて溶融樹脂が滞留して焼け焦げの発生することを防止したスクリーンチェンジャ、それを用いた押出機および中空成形機を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するため、流体圧送流路を形成した筒状の上流側ブロックおよび筒状の下流側ブロックを具備したスクリーンブロックと、前記流体圧送流路を横切るよう前記上流側ブロックと下流側ブロックの間に配設されてスクリーン機能を有するスライドプレートと、からなるスクリーンチェンジャにおいて、前記上流側ブロックに、圧送された流体からの推力を受けるよう、最大径の筒体本体の下流側開口から前記最大径の筒体本体に連なる上流側の環状の突出部分の上流側開口に向かって次第に拡大した傾斜通路を形成するとともに、前記最大径の筒体本体の下流側端面が前記スライドプレートに圧接する第1加圧筒体と、前記第1加圧筒体を収納し、前記流体圧送流路の流路方向に前記上流側ブロック内を進退移動できるよう前記上流側ブロックの内周面に形成したねじに螺合するねじを切った外周面を持つとともに、前記第1加圧筒体の前記最大径の筒体本体の下流側端面が前記スライドプレートに常時圧接するよう前記第1加圧筒体の前記最大径の筒体本体の上流側端面を機械的に加圧する下流側端面を持つ第2加圧筒体と、前記傾斜通路に圧送された流体からの推力を受けた前記第1加圧筒体が流路方向下流側に移動できるよう、前記第1加圧筒体の前記上流側の環状の突出部分の外周面に密着して嵌合するとともに、前記第2加圧筒体の前記ねじを切った外周面の内側に有する内周面との間に隙間を形成する樹脂通路形成筒体と、を設け、前記スライドプレートの下流側に該スライドプレートに接する受圧部材を設けたことを特徴とするスクリーンチェンジャである。
前記受圧部材は、例えば、受圧リングとして前記下流側ブロックとは別体の形態として設けてもよいし、前記下流側ブロックと一体的に形成した形態のものであってもよい。
また、別の態様としては、前記第1加圧筒体が、前記圧送された流体が流出する前記最大径の筒体本体の下流側開口径に対し前記圧送された流体が流入する前記上流側の環状の突出部分の上流側開口径の比が1.05~1.3の範囲にある傾斜通路を具備したものであることが好ましい。
さらに、別の態様としては、前記最大径の筒体本体が、前記スライドプレートに圧接する下流側の環状の突出部分を具備したものであることが好ましい。
ここで、前記環状鍔部は、前記スライドプレートとの間のシール性を確保するよう、第1加圧筒体の下流側に設けるのが好ましい。さらに、樹脂漏洩を防止するよう、前記環状鍔部の頂面は相手側面と面一の平坦面となっているのが好ましく、前記環状鍔部の面積が、傾斜通路の最大および最小直径部での通路面積の差分の1/3倍から2倍までの範囲にあることが好ましい。
したがって、本発明では、溶融樹脂をスクリーンチェンジャ内にて圧送させていない時は、第2加圧筒体が第1加圧筒体をスライドプレートに向けて機械的加圧力をもって圧接させている。そして、溶融樹脂をスクリーンチェンジャ内に圧送させるときは、第1加圧筒体が第2加圧筒体の機械的圧力に加えて当該溶融樹脂からのさらなる推力を受けてスライドプレートに圧接するので、スクリーンチェンジャ内に溶融樹脂が滞留して焼け焦げが発生することを防止することができる。
また、前記第1加圧筒体が、前記圧送流体が流出する下流側円形開口径に対し前記圧送流体が流入する上流側円形開口径の比が1.05~1.3の範囲にある傾斜通路を具備したものであると、圧送された溶融樹脂による推力を第1加圧筒体で受けやすくなり、圧送溶融樹脂の推力を効率よく受けて、その推力を伝えることができるようになる。
さらに、前記第1加圧筒体が、前記スライドプレートに圧接する環状鍔部を具備したものであると、当該環状鍔部により圧送溶融樹脂の推力をさらに効率的にスライドプレートに伝えることができるようになる。
上述したように本発明によれば、Oリング等の密封部材を用いることなく溶融樹脂の漏れ出しを未然に防止することができるほか。溶融樹脂が滞留する空間も存在しないので、溶融樹脂の焼け焦げの発生も未然に防止することができる。
本発明に係るスクリーンチェンジャの第1の実施の形態として、そのスクリーチェンジャが適用される押出機の一例を示す側面図。 図1に示したスクリーンチェンジャの拡大斜視図。 図2に示したスクリーンチェンジャの拡大縦断面図。 図2に示したスクリーンチェンジャの動きを示す一部切り欠いた説明図。 図2に示したスクリーンチェンジャの別の動きを示す一部切り欠いた説明図。 図2に示したスクリーンチェンジャの要部の分解斜視図。 図3に示したスクリーンチェンジャにおける受圧リングの拡大斜視図を示し、(a)が受圧リングの下流側から見た拡大斜視図、(b)が受圧リングの上流側から見た拡大斜視図。 図3に示したスクリーンチェンジャにおける第1加圧筒体の拡大斜視図を示し、(a)が第1加圧筒体の下流側から見た拡大斜視図、(b)が第2加圧筒体の上流側から見た拡大斜視図。 図3に示したスクリーンチェンジャにおける第2加圧筒体の拡大斜視図を示し、(a)が第2加圧筒体の下流側から見た拡大斜視図、(b)が第2加圧筒体の上流側から見た拡大斜視図。 図3に示したスクリーンチェンジャにおける樹脂通路形成筒体の拡大斜視図を示し、(a)が樹脂通路形成筒体の下流側から見た拡大斜視図、(b)が樹脂通路形成筒体の上流側から見た拡大斜視図。 図3に示したスクリーンチャンジャにおいてスクリュ先端を挿入させた一部切り欠いた拡大縦断面図。 図3に示したスクリーンチェンジャにおけるシール要素の機能説明図。 図3に示したスクリーンチェンジャにおけるシール要素の別の機能説明図。 本発明に係るスクリーンチェンジャ第2の実施形態を示す図で、図3と同等部位の縦断面図。 図1の押出機を具備した中空成形機の側面図。
図1~10は、本発明に係るスクリーンチェンジャを実施するための第1の実施形態を示し、特に図1は本発明に係るスクリーンチェンジャが適用された中空成形機用押出機の一例としてその概略を示している。
図1に示す押出機1は、図示を省略した成形機の架台上に設置されるもので、ホッパ2と、スクリュ3と、このスクリュ3を内蔵した加熱シリンダ4等を有し、加熱シリンダ4の先端部にスクリーンチェンジャ5を設けている。スクリュ3は、その基端があるホッパ2側から先端向けて順にフィード部、圧縮部および計量部とから構成される。なお、スクリュ3は加熱シリンダ4等に内蔵されているものであるが、図1では便宜上、スクリュ3の一部を透視図的に描いている。
フィード部は、押出機1のホッパ2から供給された樹脂ペレットすなわち固体樹脂をスクリュ3の先端に向けて加熱しながら輸送する領域であり、スクリュ3の基端から先端に向けて等しいピッチ間隔にて螺旋状に配設したメインフライトを具備する。フィード部の溝深さは一定であり、圧縮部および計量部より常に大きく設定して形成されている。
圧縮部は、フィード部にて予熱され一部溶融した樹脂を加圧および圧縮して、機械的エネルギーを供給することで樹脂の溶融を促進する領域であり、フィード部から継続するメインフライトによって構成されるスクリュ溝にメインフライトに対し斜めに横断するサブフライトを設けて、溶融樹脂の溶融促進部分を構成している。
計量部は、圧縮部にてほぼ溶融が完了した樹脂の均質化を促進して整流する領域であり、圧縮部のメインフライトから継続するメインフライトを具備し、隣接するメインフライト間のスクリュ溝内にサブフライトを設けている。
圧縮部から計量部に圧送された溶融樹脂は、計量部にてさらに流れが乱されて混合され、全体が均質な状態にて押し流されてスクリーンチェンジャ5に圧送されるようになっている。スクリーンチェンジャ5においては、溶融樹脂中の異物が捕捉および除去されて下流側へと圧送されるようになっている。
図2は図1に示したスクリーンチェンジャの拡大斜視図を示し、図3は図2に示したスクリーンチェンジャの拡大縦断面図を示している。また、図4,5は図2に示したスクリーンチェンジャの動きを示す一部切り欠いた説明図である。さらに、図6は図2に示したスクリーンチェンジャの要部の分解斜視図を示し、図7~10は図6に示した各要素の拡大斜視図を示している。
スクリーンチェンジャ5は、図2,3に示すように、内部に流体圧送流路としての溶融した樹脂の通路となる樹脂通路10を有するスクリーンブロック6と、スクリーンブロック6に回転自在にかつ挿脱自在に装着したスライドプレート9とからなる。
スクリーンブロック6は、図1に示した押出機1の加熱シリンダ4と図示を省略したヘッドとの間に介挿されるもので、圧送される溶融樹脂が流れる樹脂通路10を軸方向に形成した上流側ブロック7および下流側ブロック8を具備している。これらの上流側ブロック7および下流側ブロック8は共に偏平円筒状のものである。上流側ブロック7および下流側ブロック8は、3本のボルト11a,11bと、さらに図2,3に示したように、これらのボルト11a,11bそれぞれを挿入させたカラー12とにより、双方のブロック7,8間の離間距離がカラー12にて規制される形で互いに固定されている。
スライドプレート9は、一本のボルト11aとそれを挿入させたカラー12とより、上流側ブロック7と下流側ブロック8との間に挟まれて回転自在にかつ挿脱自在に支持されていて、いわゆる旋回式(スイング式)のものとなっている。上流側ブロック7のうちスライドプレート9よりも上流側部分に、図3に示すように、流体圧送流路として機能する樹脂通路10の一部を成す上流側通路10aが形成されている。下流側ブロック8のうちスライドプレート9よりも下流側では、ベンチュリリング18が挿入され、そのベンチュリリング18の通路が樹脂通路10のうちの他部を成す下流側通路10bとなっている。上流側通路10aと下流側通路10bとは同一軸線上に位置していて、流体圧送流路としての樹脂通路10を形成している。
スライドプレート9は、図示を省略した回転用ハンドルを着脱自在に取付ける角柱状のグリップ部13と、グリップ部13に連結した扇形プレート状のホルダ部14とから構成される。ホルダ部14には、図4および図5に示すように、ボルト11aを回転中心としたスライドプレート9の同一円弧上の二箇所に所定間隔あけて、2個のブレーカプレート15を着脱自在に設けている。
ブレーカプレート15には、図3および図6に示すように、上流側通路10aを通りスクリーン15aを透過して上流側から圧送された溶融樹脂を下流側通路10bに案内する多数の透孔を形成している。各ブレーカプレート15は、図3に示すように、ホルダ部14に形成した支持孔14aに着脱自在に挿入支持されている。一本のボルト11aを回転中心として、スライドプレート9を回転させることにより、スライドプレート9に支持されているいずれか一方のブレーカプレート15を選択的に樹脂通路10に位置させるようになっている。
図3および図6に示すように、上流側ブロック7に、スライドプレート9のホルダ部14と上流側ブロック7との密接した端面同士をシールするための第1加圧筒体20が樹脂通路10の上流側通路10aの一部を形成するよう配設されている。下流側ブロック8には、ホルダ部14と下流側ブロック8の端面間をシールするための受圧リング30が配設されている。また、第1加圧筒体20の外周側に、第1加圧筒体20を常時スライドプレート9に向けて圧接するよう機械的に加圧する第2加圧筒体40が配設されている。さらに、第2加圧筒体40の上流側に、これに隣接して樹脂通路形成筒体50が配設されている。
受圧リング30は、受圧部材を成し、図7(a),(b)に示すように、3段の段付き構造となっており、かつ内部空間の横断面積を均一としている。上流側の第1段目の鍔部30aは、スライドプレート9のホルダ部14の外端面(以下では、単に端面または側面とも称することがある。)に圧接する環状の突出部分であり、溶融樹脂の漏洩を防止するため、幅を例えば3mmとし、外径を例えば67mmとし、内径を例えば51mmとしている。第1段目の鍔部(言い換えれば、環状の突出部分である。以下、受圧リング30の第1段目の鍔部30aについて同じ。)30aの端面は、スライドプレート9側のホルダ部14の平坦な外端面と面一になるよう平坦に形成されている。
受圧リング30の第2段目の最大径のリング本体30bは、幅を例えば5mmとし、外径を例えば75mmとし、内径を例えば51mmとしている。受圧リング30の第3段目の鍔部(言い換えれば、環状の突出部分である。以下、受圧リング30の第3段目の鍔部30cについて同じ。)30cは、幅を例えば12mmとし、外径を例えば65mmとし、内径を例えば51mmとしている。
第1加圧筒体20も、図8(a),(b)に示すように、3段の段付き構造となっており、かつ内部空間が下流側から上流側に向けて横断面積が次第に拡大する傾斜通路20eを有する構造としている。下流側の第1段目の鍔部20aは、スライドプレート9側のホルダ部14の外端面(側面)に圧接する環状の突出部分であり、幅を例えば1mmとし、外径を例えば65mmとし、最小内径を例えば55mmとしている。第1段目の鍔部(言い換えれば、下流側の環状の突出部分である。以下、第1加圧筒体20の第1段目の鍔部20aについて同じ。)20aの端面も、スライドプレート9側のホルダ部14の平坦な外端面と面一になるよう平坦に形成されている。
第1加圧筒体20の第2段目の最大径の筒体本体20bは、幅を例えば5mmとし、外径を例えば83mmとしている。第2段目の筒体本体20bの上流側端面20dは、図3に示すように、第2加圧筒体40からの機械的加圧力を効率よく受けることができるよう平坦に形成されている。第1加圧筒体20の第3段目の鍔部(言い換えれば、上流側の環状の突出部分である。以下、第1加圧筒体20の第3段目の鍔部20cについて同じ。)20cは、幅を例えば16mmとし、外径および最大内径を例えば58mm~72mmとしている。すなわち、第1加圧筒体20の内部空間は、溶融樹脂の推力を効率よく伝えるため、最小内径を例えば55mmとし、最大内径を例えば58mm~72mmとしている。言い換えるならば、第1加圧筒体20は、圧送流体が流入する上流側円形開口面積の方が圧送流体が流出する下流側円形開口面積よりも大きくなるように、下流側円形開口径に対する上流側円形開口径の比が1.05~1.3の範囲にある傾斜通路20eを成している。この傾斜通路20eは、図3に示すように、上流側通路10aおよび下流側通路10bと共に流体圧送通路としての樹脂通路10を形成している。
ここで、後述するように、スライドプレート9側のホルダ部14に対する第1加圧筒体20の圧接部での樹脂漏洩を防止する上では、その第1加圧筒体20における第1段目の鍔部20aの端面の面積は、傾斜通路20eの最大および最小直径部での通路面積の差分の1/3倍から2倍までの範囲にあることが好ましい。
第2加圧筒体40は、図9(a),(b)に示すように、2段の段付き構造となっており、図3に示すように、下流側の第1段目の筒体40aが第1加圧筒体20の筒体本体20bの外方に若干のクリアランスを形成するよう配置される。そのため、第1段目の筒体40aは例えば幅を10mmとし、外径を104mmとし、内径を84mmとしている。第2加圧筒体の第2段目の筒体40bは、その外周面にねじ(おねじ)を切っており、第2段目の筒体40bの下流側端面40cが第1加圧筒体20の筒体本体20bの平坦な上流側端面20dと面一になるよう平坦に形成されている。そのため、第2段目の筒体40bは例えば幅を18mmとし、外径を100mmのねじとし、内径を74mmとしている。環状の下流側端面40cの外径は例えば83mmとし、内径を63mmとしている。なお、図9中、符号40dは、第1段目の筒体40aの外周に複数個形成されたレンチ穴である。これらのレンチ穴40dには、第2加圧筒体40を回転させる際に、丸棒状のレンチが挿入される。
筒状の上流側ブロック7の下流側内周面には、図3に示すように、第2加圧筒体40の第2番目の筒体40bのねじに螺合するねじ(めねじ)7aが形成されている。
図3に示すように、第1加圧筒体20の第3段目の鍔部20cの外周面と第2加圧筒体40の第2段目の筒体40bの内周面とが形成する空間に一部が嵌るように、図10に示した樹脂通路形成筒体50が配設されている。また、樹脂通路形成筒体50自体は、筒状の上流側ブロック7の内周空間に収容されている。樹脂通路形成筒体50は、2段の段付き構造となっている。
樹脂通路形成筒体50において、下流側の第1段目の筒体50aは、第1加圧筒体20における第3段目の鍔部20cの外周面と密着して嵌合する一方、第2加圧筒体40の第2段目の筒体40bの内周面とは隙間を形成して嵌っている。
図11は、図3に示したスクリーンチェンジャ5において、図1に示したスクリュ3の先端部を挿入させた一部切り欠いた拡大縦断面図である。樹脂通路形成筒体50の第2段目の筒体50bは、図11に示すように、樹脂通路10の上流側通路10a内にスクリュ3の先端部が挿入されたとき、樹脂が通る通路空間を確保するため、上流側から下流側に向けて内部空間の横断面積が次第に拡大するようになっている。
かかる仕様を達成するよう、樹脂通路形成筒体50の第1段目の筒体50aは、幅を例えば23mmとし、外径を例えば73mmとし、内径を例えば63mmとしている。樹脂通路形成筒体50の第2段目の筒体50bは、幅を例えば15mmとし、外径を例えば95mmとし、最小内径を例えば51mmとしている。かつ、第2段目の筒体50bの内部空間の横断面積の縮小開始点は、第1段目の筒体50aの下流側外端面より17mm地点から始まっている。
このように構成されたスクリーンチェンジャ5では、図3に示すように、スライドプレート9のホルダ部14に支持されたいずれか一つのブレーカプレート15が樹脂通路10に割り出されている状態において、ホルダ部14に対する第1加圧筒体20側の圧接力を調整可能となっている。すなわち、上流側ブロック7と下流側ブロック8との間の空間を利用して、図9に示した第2加圧筒体40の第1段目の筒体40aに形成されているレンチ穴40dに棒状のレンチを差し込み、第2加圧筒体40を正転または逆転させるものとする。こうすることにより、上流側ブロック7と第2加圧筒体40との螺合部での螺進作用によって、スライドプレート9のホルダ部14に対する第1加圧筒体20の第1段目の鍔部20aの圧接力を微調整可能となっている。
次に、上述のスクリーンチェンジャ5による作用を述べる。
図12は、図3に示したスクリーンチェンジャ5におけるシール要素を拡大した機能説明図である。上流側通路10aに溶融樹脂が圧送されていない時は、上流側ブロック7に螺合された第2加圧筒体40は、その下流側端面40cを通して第1加圧筒体20を下流側に向けて、すなわち矢印A方向に押し付けている。押付力を受けた第1加圧筒体20は、その第1段目の鍔部20aの端面をスライドプレート9のホルダ部14の上流側端面に圧接させてシールを行う。一方、第1段目の鍔部20aからの押付力を受けたスライドプレート9のホルダ部14は、図3,7に示した受圧リング30の第1段目の鍔部30aの端面に圧接してシールを行う。
上流側通路10aに溶融樹脂が圧送されるときは、第2加圧筒体40から加わる図12の矢印A押付力に加え、図13に示すように、溶融樹脂の圧力が第1加圧筒体20の傾斜通路20eの内周面全体に、矢印B方向から加わる。図12の矢印A方向の押付力に加えて、図13の矢印B方向の樹脂圧力を受けた第1加圧筒体20は、その第1段目の鍔部20aの端面をスライドプレート9のホルダ部14の上流側端面にさらに強く圧接させて、増大かつ増強させたシールを行う。一方、この増大させた押付力を受けたスライドプレート9のホルダ部14は、図3,11に示すように、受圧リング30の第1段目の鍔部30aの端面に同様に強く圧接して増大かつ増強させたシールを行う。
第1加圧筒体20、スライドプレート9のホルダ部14および受圧リング30の三者によるシール状態下で、上流側通路10aを圧送された溶融樹脂は、ブレーカプレート15通過時に溶融樹脂中の異物が捕捉・除去され、ブレーカプレート15の多数の透孔を通ってベンチュリリング18を主要素とする下流側通路10b(図3,11参照)にて流れる速度を加速されて、下流側の図示を省略したヘッドに至る。
このように、本実施形態によれば、圧送対象なる溶融樹脂の樹脂圧力も積極的に有効利用して、第1加圧筒体20、スライドプレート9のホルダ部14および受圧リング30の三者間のシール力を得て、それぞれのシール性を確保するようにしているので、Oリング等の密封部材を用いることなく溶融樹脂の漏れ出しを未然に防止することができる。また、本実施形態のシール構造のもとでは、図12,13から明らかなように、溶融樹脂が滞留する空間も存在しないので、溶融樹脂の焼け焦げの発生も未然に防止することができる。
ここで、図2~5に示したスクリーンチェンジャ5では、スライドプレート9のスライド形式としていわゆる旋回式のものとしたが、直線的に移動する直動式のものとしても良い。また、スクリーンブロック6は必ずしも上流側ブロック7と下流側ブロック8と二分割されている必要もなく、スライドプレート9のスライド動作が可能であるならば、上流側ブロック7と下流側ブロック8とが実質的に一体に形成されていても良い。さらに、スライドプレート9に保持されるブレーカプレート15の数も2個を超える個数とすることももちろん可能である。
図14は本発明に係るスクリーンチェンジャの第2の実施形態を示している。図14は図3に相当する図であって、図1~13に示した部材と同一の部材にはこれら図にて用いた符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
図14に示すように、第2の実施形態においては、下流側ブロック8の受圧部材として機能する受圧突出部60を下流側ブロック8そのものと一体的に形成したものである。すなわち、受圧部材としての受圧突出部60は、図1~13に示した第1の実施形態の受圧リング30と同一の機能を奏する。したがって、第2の実施形態によるスクリーンチェンジャ5の作用は、図1~13に示した第1の実施形態の作用と同一である。
図15は、図1に示した押出機1を備えた中空成形機の一例として、その側面図を示している。
図15に示すように、図1に示した押出機1と、押出機1のスクリーンチェンジャ5の下流側に接続して筒状のパリソンを押出および垂下させるヘッド22と、ヘッド22の下方に位置して、このヘッド22から垂下されるパリソンを受容して所定の中空成形品形状に成形する図示を省略した成形金型とを備える。押出機1は、中空成形機の架台23上に設けられている。さらにこの中空成形機は、成形金型を開閉および型締させる金型の型締装置、垂下したパリソンを所定の長さに切断するパリソン切断装置、成形金型を所定の位置間にて往復移動させる金型移送装置、成形金型内に収容されたパリソンの内部に圧縮エアを供給するエア吹込装置、成形された成形品を取り出す取出装置等を備えるが、発明の本質部分と直接関係がないので、これらの図示を省略している。
したがって、この中空成形機では、押出機1およびヘッド22を経た溶融樹脂は、ヘッド22から筒状パリソンとして押し出されて垂下し、開放した成形金型内に収容され、型締装置によって型締された状態のまま、金型移送装置によってエア吹込装置の直下に移送される。エア吹込装置は、打込みノズルを下降させて成形金型に打ち込み、成形金型内のパリソンに圧縮エアを吹込み、膨張したパリソンを成形金型内のキャビティに圧接させて成形品形状に成形する。
この中空成形機によれば、上述したスクリーンチェンジャ5を備えていることから、このスクリーンチェンジャ5にて溶融樹脂中の異物が確実に捕捉かつ除去され、さらに樹脂漏れの発生もなければ、樹脂の焼け焦げも生じることがなく、良好な成形品を得ることができる。
なお、上述の実施形態では、溶融樹脂を押し出す押出機1と、その押出機1を備えた中空成形機を例にとって説明したが、これらに限定されることなく、上述の実施形態のスクリーンチェンジャ5は、例えば各種生産設備または製造プラント等において、流体を圧送する圧送経路に介装されるものとしても適用することができる。
1…押出機
5…スクリーンチェンジャ
6…スクリーンブロック
7…上流側ブロック
8…下流側ブロック
9…スライドプレート
10…樹脂通路(流体圧送流路
20…第1加圧筒体
20a…環状鍔部
20e…傾斜通路
30…受圧リング(受圧部材)
40…第2加圧筒体

Claims (6)

  1. 流体圧送流路を形成した筒状の上流側ブロックおよび筒状の下流側ブロックを具備したスクリーンブロックと、前記流体圧送流路を横切るよう前記上流側ブロックと下流側ブロックの間に配設されてスクリーン機能を有するスライドプレートと、からなるスクリーンチェンジャにおいて、
    前記上流側ブロックに、圧送された流体からの推力を受けるよう、最大径の筒体本体の下流側開口から前記最大径の筒体本体に連なる上流側の環状の突出部分の上流側開口に向かって次第に拡大した傾斜通路を形成するとともに、前記最大径の筒体本体の下流側端面が前記スライドプレートに圧接する第1加圧筒体と、
    前記第1加圧筒体を収納し、前記流体圧送流路の流路方向に前記上流側ブロック内を進退移動できるよう前記上流側ブロックの内周面に形成したねじに螺合するねじを切った外周面を持つとともに、前記第1加圧筒体の前記最大径の筒体本体の下流側端面が前記スライドプレートに常時圧接するよう前記第1加圧筒体の前記最大径の筒体本体の上流側端面を機械的に加圧する下流側端面を持つ第2加圧筒体と、
    前記傾斜通路に圧送された流体からの推力を受けた前記第1加圧筒体が流路方向下流側に移動できるよう、前記第1加圧筒体の前記上流側の環状の突出部分の外周面に密着して嵌合するとともに、前記第2加圧筒体の前記ねじを切った外周面の内側に有する内周面との間に隙間を形成する樹脂通路形成筒体と、
    を設け、
    前記スライドプレートの下流側に該スライドプレートに接する受圧部材を設けたことを特徴とするスクリーンチェンジャ。
  2. 前記第1加圧筒体が、前記圧送された流体が流出する前記最大径の筒体本体の下流側開口径に対し前記圧送された流体が流入する前記上流側の環状の突出部分の上流側開口径の比が1.05~1.3の範囲にある傾斜通路を具備したことを特徴とする請求項1に記載のスクリーンチェンジャ。
  3. 流体圧送流路を形成した筒状の上流側ブロックおよび筒状の下流側ブロックを具備したスクリーンブロックと、前記流体圧送流路を横切るよう前記上流側ブロックと下流側ブロックの間に配設されてスクリーン機能を有するスライドプレートと、からなるスクリーンチェンジャにおいて、
    前記上流側ブロックに、圧送された流体からの推力を受けるよう、最大径の筒体本体の下流側端面から突出した下流側の環状の突出部分の下流側開口から前記最大径の筒体本体に連なる上流側の環状の突出部分の上流側開口に向かって次第に拡大した傾斜通路を形成するとともに、前記下流側の環状の突出部分の端面が前記スライドプレートに圧接する第1加圧筒体と、
    前記第1加圧筒体を収納し、前記流体圧送流路の流路方向に前記上流側ブロック内を進退移動できるよう前記上流側ブロックの内周面に形成したねじに螺合するねじを切った外周面を持つとともに、前記第1加圧筒体の前記下流側の環状の突出部分の端面が前記スライドプレートに常時圧接するよう前記第1加圧筒体の前記最大径の筒体本体の上流側端面を機械的に加圧する下流側端面を持つ第2加圧筒体と、
    前記傾斜通路に圧送された流体からの推力を受けた前記第1加圧筒体が流路方向下流側に移動できるよう、前記第1加圧筒体の前記上流側の環状の突出部分の外周面に密着して嵌合するとともに、前記第2加圧筒体の前記ねじを切った外周面の内側に有する内周面との間に隙間を形成する樹脂通路形成筒体と、
    を設け、
    前記スライドプレートの下流側に該スライドプレートに接する受圧部材を設けたことを特徴とするスクリーンチェンジャ。
  4. 前記第1加圧筒体が、前記圧送された流体が流出する前記下流側の環状の突出部分の下流側開口径に対し前記圧送された流体が流入する前記上流側の環状の突出部分の上流側開口径の比が1.05~1.3の範囲にある傾斜通路を具備したことを特徴とする請求項3に記載のスクリーンチェンジャ。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載のスクリーンチェンジャを具備したことを特徴とする押出機。
  6. 請求項記載の押出機を具備したことを特徴とする中空成形機。
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