JP7048283B2 - 皮膚の黒ずみ改善剤 - Google Patents
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Description
項1. (A)グリチルレチン酸、グリチルリチン酸、これらの誘導体、及びこれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種と、(B)ウフェナマートと、(C)ジフェンヒドラミン及び/又はその塩を含有する、皮膚の黒ずみ改善剤。
項2. 実質的に美白成分を含有しない、項1に記載の皮膚の黒ずみ改善剤。
項3. 水中油型乳化組成物である、項1又は2に記載の皮膚の黒ずみ改善剤。
項4. 体毛の除去処理後の皮膚に適用される、項1~3のいずれかに記載の皮膚の黒ずみ改善剤。
本発明の体毛除去処理後の皮膚の黒ずみ改善剤は、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸、これらの誘導体、及びこれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種(以下、(A)成分と表記することがある)と、ウフェナマート(以下、(B)成分と表記することがある)と、ジフェンヒドラミン及び/又はその塩(以下、(C)成分と表記することがある)を含有することを特徴とする。以下、本発明の皮膚の黒ずみ改善剤について詳述する。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸、それらの誘導体、及び/又はそれらの塩を含有する。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、ウフェナマートを含有する。ウフェナマートは、フルフェナム酸ブチルとも呼ばれ、脂溶性の非ステロイド性抗炎症薬として公知の薬剤である。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、ジフェンヒドラミン及び/又はその塩を含有する。ジフェンヒドラミン及び/又はその塩は、前記(A)成分及び(B)成分とともに併用されることで皮膚の黒ずみを改善することを可能にするとともに、前記(A)成分及び(B)成分を含有する組成物が有する析出物や沈殿を生成する不安定性を改善し、本発明の皮膚の黒ずみ改善剤の析出物や沈殿の生成を抑制することも可能にする。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、上記(A)成分、(B)成分、及び(C)成分を有効成分とするものであり、さらに美白成分を含むこともできるが、好ましくは、実質的に美白成分を含まない。実質的に美白成分を含まないとは、美白成分を、美白効果を発揮させる目的における有効量を含まないことをいい、例えば、本発明の皮膚の黒ずみ改善剤中、美白成分の含有量が、例えば0.001重量%以下、好ましくは0.0001重量%以下、更に好ましくは0.00001重量%以下、特に好ましくは0重量%が挙げられる。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、消炎鎮痛作用を高めるため、及び/又は血行を促進するため、前記成分と共に、トコフェロール及び/又はその誘導体を含有してもよい。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、25℃で固体の高級アルコールを含有してもよい。25℃で固体の高級アルコールを含有させることによって、本発明の皮膚の黒ずみ改善剤が油相を形成する成分と水相を形成する成分とから乳化組成物として調製される場合において、油相と水相の相分離を抑制し、製剤安定性を向上させることが可能になる。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、ラノリンアルコールを含有してもよい。特に、前述する25℃で固体の高級アルコールと共に、ラノリンアルコールを含有させることによって、本発明の皮膚の黒ずみ改善剤が油相を形成する成分と水相を形成する成分とから乳化組成物として調製される場合において、油相と水相の相分離をより一層効果的に抑制でき、製剤安定性を飛躍的に向上させることが可能になる。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、油相を形成する成分と水相を形成する成分とから乳化組成物として調製される場合において、油相を形成する成分として、無極性油が含まれていてもよい。従来技術では、(A)成分及び(B)成分を含む組成物において無極性油を含有させると、析出物や沈殿の生成が顕著になる傾向が現れるが、本発明の皮膚の黒ずみ改善剤では、無極性油を含んでいても、析出物や沈殿の生成を効果的に抑制することができる。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、油相を形成する成分と水相を形成する成分とから乳化組成物として調製される場合において、油相を形成する成分として、極性油を含んでいてもよい。本発明の皮膚の黒ずみ改善剤において、前記無極性油を含む場合には、極性油は含まれていなくてもよく、また前記無極性油と極性油を併用してもよい。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有してもよい。ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有させることによって、析出物や沈殿の生成を抑制する効果を更に向上させることが可能になる。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、油相を形成する成分と水相を形成する成分とから乳化組成物として調製される場合において、乳化状態を安定に形成させるために、前記ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油以外の界面活性剤が含まれていてもよい。界面活性剤(ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油以外)としては、薬学的に許容されることを限度として特に制限されず、ノニオン性界面活性剤(ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油以外)、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤のいずれを使用してもよい。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、水相を形成する基材として水を含有することができる。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、前述する成分の他に、保湿性等を備えさえるために、必要に応じて、多価アルコールが含まれていてもよい。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、前述する成分の他に、所望の粘性等を備えさえるために、必要に応じて、増粘剤が含まれていてもよい。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、前述する成分の他に、必要に応じて、皮膚外用剤等に通常使用される他の添加剤が含まれていてもよい。このような添加剤としては、例えば、pH調節剤(例えば、水酸化ナトリウム、及び水酸化カリウム等の無機塩基、並びに、トリエタノールアミン、及びジイソプロパノールアミン等の有機アミン等の塩基性物質;クエン酸、酒石酸、及び乳酸等の有機酸、並びに、リン酸、硫酸、硝酸、塩酸等の無機酸等の酸性物質)、緩衝剤、可溶化剤、キレート剤(例えば、エデト酸及びエデト酸塩等)、防腐剤(例えば、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のパラオキシ安息香酸エステル;安息香酸及び安息香酸塩;並びにソルビン酸及びソルビン酸塩等)、保存剤、酸化防止剤、安定化剤、香料、着色料等が挙げられる。
本発明の黒ずみ改善剤の性状としては特に限定されず、水性液状組成物、水性ゲル状組成物、油性ゲル状組成物、乳化組成物等が挙げられる。この中でも、製剤安定性の観点から、好ましくは、水性ゲル状組成物、油性ゲル状組成物、乳化組成物が挙げられ、より好ましくは、乳化組成物が挙げられる。乳化組成物の乳化状態については、水中油型又は油中水型のいずれであってもよいが、ベタツキ抑制等の使用感の観点から、好ましくは水中油型が挙げられる。
本発明の皮膚の黒ずみ改善剤は、皮膚の明度を改善するために、皮膚に塗布することにより使用される。塗布される皮膚の部分としては特に限定されず、使用者が黒ずみを意識している部分であればよい。具体的には、塗布される皮膚の部分は、皮膚に刺激を受けて炎症を起こした部分が挙げられ、より具体的には、体毛除去処理を行った部分、及び、繰り返し摩擦刺激を受けた部分が挙げられ、より好ましくは、体毛除去処理を行った部分が挙げられる。
本発明の黒ずみ改善剤は、公知の組成物の製造方法に従って製造することができる。本発明の黒ずみ改善剤が乳化組成物の場合の製造方法としては、例えば、以下に示す方法が挙げられる。先ず、(A)成分、(B)成分、(C)成分、無極性油及び/又は極性油、並びに必要に応じて添加される他の親油性成分を混合して油相用組成物を調製する。別途、水、及び必要に応じて添加される他の水溶性成分を混合して水相用組成物を調製する。なお、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及び/又は界面活性剤(ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油以外)を含有させる場合には、これらは、油相用組成物又は水相用組成物のいずれか一方又は双方に添加して混合すればよいが、油相用組成物に添加することが好ましい。次いで、得られた油相用組成物と水相用組成物を混合し、ホモジナイザー等の乳化手法によって乳化させることにより、本発明の黒ずみ改善剤が製造される。
表1に示す組成の乳化状の黒ずみ改善剤を製造し、黒ずみを改善する効果について評価した。乳化状の黒ずみ改善剤の製造方法、及び試験方法は、以下の通りである。
まず、表1中の油相原料に示す成分の内、(A)成分(グリチルレチン酸又はグリチルリチン酸ジカリウム)以外の成分を所定量計り取り、80℃に加温して混合した。その後、(A)成分を所定量添加して混合し、油相用組成物を調製した。別途、表1中の水相原料に示す成分を所定量計り取り、混合して水相用組成物を調製した。水相用組成物を80℃に加温した後に、80℃の油相用組成物を少量ずつ添加し、混合しながら乳化を行った。その後、30℃まで冷却し、乳化状の黒ずみ改善剤(クリーム調剤)を得た。
(黒ずみ改善程度)
被験者に、週に1回以上の剃刀による剃毛(両前脛部及び両膝部)の繰り返しと、一日1回の剃毛部への各黒ずみ改善剤の塗布とを行ってもらった。4週間後に剃毛部をマイクロスコープ(スカラ株式会社製)で撮影し、得られた画像から画像解析ソフト(ImageJ)を用いて肌の明度(L値)を算出した。下記式により、試験開始前の明度(L値)を100%とした場合の4週間後の明度(L値)の変化の割合を黒ずみ改善率として算出した。
黒ずみ改善率(%)=4週間後の明度L/試験開始前の明度L ×100%
被験者6名に、剃刀による剃毛(両前脛部及び両膝部)と、剃毛部への各黒ずみ改善剤の塗布とを行ってもらった。黒ずみ改善剤の使用感を、以下の判定基準に従って評価した。
<使用感の判定基準>
〇 :ベタツキ感がなく使用感が良いと感じた人が5~6名
△ :ベタツキ感がなく使用感が良いと感じた人が3~4名
× :ベタツキ感がなく使用感が良いと感じた人が0~2名
得られた結果を表1に示す。剃毛を繰り返すことにより、比較例5に示されるように黒ずみ改善度が100%を下回って黒ずみが悪化する。グリチルレチン酸類、ウフェナマート、ジフェンヒドラミンをそれぞれ単独で含む黒ずみ改善剤(比較例1~4)によると、黒ずみ改善度が100%を下回る(黒ずみ悪化)か、又は、100%を上回ってもその程度はわずかであり有効な黒ずみ抑制効果は認められなかった。
Claims (2)
- (A)グリチルレチン酸、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸ピリドキシン、グリチルレチン酸ステアリル、グリチルレチン酸グリセリル、グリチルレチン酸モノグルクロニド、グリチルリチン酸メチル、グリチルリチン酸ステアリル、及びこれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種と、(B)ウフェナマートと、(C)ジフェンヒドラミン及び/又はその塩を含有し、実質的に美白成分を含有せず、体毛の除去処理後の皮膚に適用される、皮膚の黒ずみ改善剤。
- 水中油型乳化組成物である、請求項1に記載の皮膚の黒ずみ改善剤。
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