JP7044668B2 - ガスセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、センサ素子の先端側を囲むプロテクタを備えたガスセンサに関する。
従来から、筒状の主体金具にセンサ素子を組み付け、さらにセンサ素子の先端側を覆うようにして主体金具の先端側に金属製筒状のプロテクタを溶接したガスセンサが知られている。しかしながら、主体金具に用いる材料の熱膨張率と、プロテクタに用いる材料の熱膨張率とは一般に大きく異なるため、溶接部が高温に曝された後に室温付近に冷却される熱履歴を受けると、溶接部に応力が生じて溶接部の剥離やクラックが生じるおそれがある。
一方、主体金具にプロテクタを溶接しないで固定する方法として、内側プロテクタと外側プロテクタを溶接して二重プロテクタとすると共に、内側プロテクタの後端側をフランジ状に拡径し、このフランジを主体金具の内面とセンサ素子の鍔部の外面との間で挟持する技術が知られている(特許文献1)。
特開2015-210147号公報
しかしながら、特許文献1記載の技術の場合、比較的厚みの薄い内側プロテクタと外側プロテクタとを溶接しているため、溶け込み深さをあまり大きくすることができず、溶接強度が低下するおそれがある。
又、厚みの薄い内側プロテクタの後端側をフランジ状にして主体金具に固定するため、プロテクタに飛石等の衝撃が加わった場合に、フランジがずれたり曲がってプロテクタが主体金具に対して斜めになったり、主体金具から脱落するおそれがある。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、プロテクタが高温に曝されたりプロテクタに外力が加わっても、プロテクタを主体金具に確実に固定することができるガスセンサを提供することを目的とする。
本発明のガスセンサは、軸線方向に延び、先端側に被測定ガス中の特定ガスを検知する検知部が形成されたセンサ素子と、前記センサ素子の前記検知部よりも後端側の径方向周囲を取り囲んで保持する筒状の主体金具と、前記センサ素子の先端側を囲む筒状をなし、前記被測定ガスを導入又は排出可能なプロテクタと、を備えたガスセンサであって、さらに、筒状の中間部材を備え、前記中間部材の外面又は内面に前記プロテクタが重なり合った状態で溶接部が形成され、前記中間部材が前記主体金具の先端側の内面に圧入又は係合されており、前記溶接部に隣接する前記中間部材と前記プロテクタとの重なり部位において、前記プロテクタの厚みth1と前記中間部材の厚みth2とを比較したとき、th1<th2の関係を満たし、前記主体金具の構成材料の20~850℃における熱膨張率をT1、前記プロテクタの構成材料の20~850℃における熱膨張率をT2、前記中間部材の構成材料の20~850℃における熱膨張率をT3とした場合、T2>T1、かつT3>T1の関係を満たすことを特徴とする。
このガスセンサによれば、th1<th2の関係を満たすことで、プロテクタに比べて厚い中間部材にプロテクタを溶接するので、溶け込み深さを大きくして溶接強度を向上させることができる。又、主体金具に固定される中間部材がプロテクタより厚いので、プロテクタに飛石等の衝撃が加わっても中間部材が変形し難く、プロテクタを主体金具に確実に固定することができる。
さらに、T2>T1、かつT3>T1の関係を満たしたうえで、プロテクタを中間部材に溶接することで、主体金具とプロテクタに用いる材料のそれぞれの熱膨張率T1,T2が大きく異なっても、プロテクタと中間部材に用いる材料のそれぞれの熱膨張率T2、T3を近づけることで、溶接部が高温に曝された後に室温付近に冷却される熱履歴を受けても、溶接部に応力が生じて溶接部の剥離やクラックが生じることを抑制できる。
又、T3>T1としつつ、中間部材を主体金具の内面に配置することで、高温下で中間部材が主体金具よりも膨張して主体金具の内面に密着する焼嵌め効果が生じ、高温下でも中間部材、ひいてはプロテクタを主体金具により強固に固定できる。
以上により、プロテクタが高温に曝されたり、プロテクタに力が掛かっても主体金具に確実に固定することができる。
本発明のガスセンサにおいて、前記中間部材は無底筒状をなしてもよい。
このガスセンサによれば、中間部材を有底筒状とした場合に比べ、センサ素子を囲むプロテクタの内部空間を大きくすることができ、センサ素子により多くの被測定ガスを接触させて検出精度を向上させることができる。
本発明のガスセンサにおいて、前記センサ素子の外面と前記主体金具の内面との間にシール部材が配置され、前記軸線方向から見て、前記中間部材と前記シール部材とが少なくとも一部で重なってもよい。
このガスセンサによれば、プロテクタが高温に曝されて中間部材が熱膨張して膨らんだ際、シール部材を圧縮し、シール性をさらに向上させることができる。
本発明のガスセンサにおいて、前記センサ素子の外面と前記主体金具の内面との間にシール部材が配置され、前記中間部材が前記シール部材よりも先端側に位置してもよい。
このガスセンサによれば、プロテクタが高温に曝されて中間部材が熱膨張して膨らんだ際、後端側のシール部材を圧縮し、シール性をさらに向上させることができる。
本発明のガスセンサにおいて、前記プロテクタが前記中間部材の外面に重なり合った状態で前記溶接部が形成され、T3>T2の関係を満たしてもよい。
このガスセンサによれば、高温下で中間部材がプロテクタよりも膨張してプロテクタの内面に密着する焼嵌め効果が生じ、高温下でも中間部材とプロテクタとをより強固に固定でき、ひいてはプロテクタを主体金具により強固に固定できる。
本発明のガスセンサにおいて、前記プロテクタが前記中間部材の内面に重なり合った状態で前記溶接部が形成され、T3<T2の関係を満たしてもよい。
このガスセンサによれば、高温下でプロテクタが中間部材よりも膨張して中間部材の内面に密着する焼嵌め効果が生じ、高温下でも中間部材とプロテクタとをより強固に固定でき、ひいてはプロテクタを主体金具により強固に固定できる。
本発明のガスセンサにおいて、T3=T2の関係を満たしてもよい。
このガスセンサによれば、プロテクタと中間部材の構成材料の20~850℃における熱膨張率が等しいので、プロテクタが高温に曝されても溶接部に応力が生じることを抑制できる。
本発明のガスセンサにおいて、前記溶接部は、前記中間部材を貫通しなくてよい。
このガスセンサによれば、溶接部と反対側の中間部材の内面(又は外面)が滑らかになり、ガスセンサ組付け時に中間部材の内面等に他部材が接触して破損することを抑制すると共に、ガスセンサ使用時に中間部材の内面側のセンサ素子周辺の気流を乱して応答性が低下することも抑制できる。又、th2>th1であるので、溶接部が中間部材を貫通しなくとも、溶け込み深さを大きくできる。
この発明によれば、ガスセンサのプロテクタが高温に曝されたりプロテクタに外力が加わっても、プロテクタを主体金具に確実に固定することができる。
本発明の第1の実施形態にかかるガスセンサの断面図である。 図1の中間部材近傍の部分拡大図である。 第1の実施形態にかかるガスセンサの製造方法を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態にかかるガスセンサの断面図である。 第2の実施形態にかかるガスセンサの製造方法を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態にかかるガスセンサの断面図である。
本発明の実施形態について、各図に基づいて詳細に説明する。まず、図1~図3を参照し、本発明の第1の実施形態にかかるガスセンサ1Aについて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかるガスセンサ1Aの断面図、図2は図1の中間部材100近傍の部分拡大図、図3はガスセンサ1Aの製造方法を示す断面図である。
図1において、ガスセンサ(全領域空燃比ガスセンサ)1Aは、センサ素子21と、軸線O方向に貫通してセンサ素子21を挿通させる貫通孔32を有するホルダ(セラミックホルダ)30Aと、セラミックホルダ30Aの径方向周囲を取り囲む主体金具11と、プロテクタ60Aと、後述する中間部材100と、を備えている。
センサ素子21のうち、検知部22が形成された先端寄り部位が、セラミックホルダ30Aより先端に突出している。このように貫通孔32を通されたセンサ素子21は、セラミックホルダ30Aの後端面側(図示上側)に配置されたシール部材(本例では滑石)41を、絶縁材からなるスリーブ43、リングワッシャ45を介して先後方向に圧縮することによって、主体金具11の内側において先後方向に気密を保持して固定されている。
なお、センサ素子21の後端29を含む後端寄り部位はスリーブ43及び主体金具11より後方に突出しており、その後端寄り部位に形成された各電極端子24に、シール部材85を通して外部に引き出された各リード線71の先端に設けられた端子金具75が圧接され、電気的に接続されている。また、この電極端子24を含むセンサ素子21の後端寄り部位は、外筒81でカバーされている。以下、さらに詳細に説明する。
センサ素子21は軸線O方向に延びると共に、測定対象に向けられる先端側(図示下側)に、検知用電極等(図示せず)からなり被検出ガス中の特定ガス成分を検出する検知部22を備えた帯板状(板状)をなしている。センサ素子21の横断面は、先後において一定の大きさの長方形(矩形)をなし、セラミック(固体電解質等)を主体として細長いものとして形成されている。このセンサ素子21自体は、従来公知のものと同じものであり、固体電解質(部材)の先端寄り部位に検知部22をなす一対の検知用電極が配置され、これに連なり後端寄り部位には、検知用出力取り出し用のリード線71接続用の電極端子24が露出形成されている。
また、本例では、センサ素子21のうち、固体電解質(部材)に積層状に形成されたセラミック材の先端寄り部位内部にヒータ(図示せず)が設けられており、後端寄り部位には、このヒータへの電圧印加用のリード線71接続用の電極端子24が露出形成されている。なお、図示はしないが、これら電極端子24は縦長矩形に形成され、例えばセンサ素子21の後端寄り部位において、帯板の幅広面(両面)に3つ又は2つの電極端子が横に並んでいる。
なお、センサ素子21の検知部22に、アルミナ又はスピネル等からなる多孔質の保護層23が被覆されている。
主体金具11は、先後において同心異径の筒状をなし、先端側が小径で、後述する中間部材100を自身の内面に係合するための円筒状の円環状部(以下、円筒部ともいう)18を有し、その後方(図示上方)の外周面には、それより大径をなす、エンジンの排気管への固定用のネジ13が設けられている。そして、その後方には、このネジ13によってセンサ1をねじ込むための多角形部14を備えている。また、この多角形部14の後方には、ガスセンサ1Aの後方をカバーする保護筒(外筒)81を外嵌して溶接する円筒部15が連設され、その後方には外径がそれより小さく薄肉のカシメ用円筒部16を備えている。なお、このカシメ用円筒部16は、図1では、カシメ後のために内側に曲げられている。なお、多角形部14の下面には、ねじ込み時におけるシール用のガスケット19が取着されている。
さらに、主体金具11の円環状部18近傍の内周面には、後端側から先端側に向かって径方向内側に先細るテーパ状の段部17を有している。
主体金具11の内側には、絶縁性セラミック(例えばアルミナ)からなり、概略短円筒状に形成されたセラミックホルダ30Aが配置されている。セラミックホルダ30Aは、先端に向かって先細りのテーパ状に形成された先端向き面30fを有している。そして、先端向き面30fの外周寄りの部位が中間部材100を介して段部17に係止されつつ、セラミックホルダ30Aが後端側からシール部材41で押圧されることで主体金具11内にセラミックホルダ30Aが位置決めされ、かつ隙間嵌めされている。
一方、貫通孔32は、セラミックホルダ30Aの中心に設けられると共に、センサ素子21が略隙間なく通るように、センサ素子21の横断面とほぼ同一の寸法の矩形の開口とされている。
センサ素子21は、セラミックホルダ30Aの貫通孔32に通され、センサ素子21の先端をセラミックホルダ30A及び主体金具11の先端よりも先方に突出させている。
一方、センサ素子21の先端部位は、筒状をなし、被測定ガスを導入又は排出可能なプロテクタ60Aで覆われている。本形態では、プロテクタ60Aは、通気孔56及び排出孔53を有する有底円筒状の内側プロテクタ51と、通気孔67及び排出孔69を有する有底円筒状の外側プロテクタ61とを離間して配置した2重プロテクタからなる。
このうち内側プロテクタ51と外側プロテクタ61の後端60Aeが中間部材100の外面に重なり合った状態で、内側プロテクタ51及び外側プロテクタ61を貫通する溶接部Wが形成されている。より具体的には、内側プロテクタ51の後端が拡径して外側プロテクタ61の後端に接し、両者が重なった後端60Aeが形成されている。そして、内側プロテクタ51の後端と中間部材100の外面とが対向し、外側プロテクタ61から中間部材100に向かって溶接部Wが形成されている。
中間部材100は、金属製で無底筒状をなし、後端側に径方向外側に広がるフランジ部100aを有している。中間部材100のフランジ部100aを除く外径は、主体金具11の円環状部18の内径よりわずかに小さく、円環状部18の内側に中間部材100を嵌合可能になっている。
そして、主体金具11の後端側から中間部材100を挿入すると、段部17にフランジ部100aの先端向き面100fが係止される。さらに中間部材100の後端側に配置されたセラミックホルダ30Aの先端向き面30fを先端に向かって押圧すると、先端向き面30fがフランジ部100aの後端向き面に当接し、先端向き面30fが中間部材100を介して段部17に係止される。
つまり、中間部材100は、主体金具11とセラミックホルダ30Aとの間に挟持されている。
このようにして中間部材100が主体金具11に係合されると共に、主体金具11の先端よりも先方に突出した中間部材100の外面に、上記したようにプロテクタ60Aの後端60Aeが溶接されて溶接部Wが形成されている。
一方、図1に示すように、センサ素子21の後端寄り部位に形成された各電極端子24には、外部にシール部材85を通して引き出された各リード線71の先端に設けられた各端子金具75がそのバネ性により圧接され、電気的に接続されている。そして、この圧接部を含む各端子金具75は、本例ガスセンサ1Aでは、外筒81内に配置された絶縁性のセパレータ91内に設けられた各収容部内に、それぞれ対向配置で設けられている。なお、セパレータ91は、外筒81内にカシメ固定された保持部材82を介して径方向及び先端側への動きが規制されている。そして、この外筒81の先端部を、主体金具11の後端寄り部位の円筒部15に外嵌して溶接することで、ガスセンサ1Aの後方が気密状にカバーされている。
なお、リード線71は外筒81の後端部の内側に配置されたシール部材(例えばゴム)85を通されて外部に引き出されており、この小径筒部83を縮径カシメしてこのシール部材85を圧縮することにより、この部位の気密が保持されている。
因みに、外筒81の軸線O方向の中央よりやや後端側には、先端側が径大の段部81dが形成され、この段部81dの内面がセパレータ91の後端を先方に押すように支持する。一方、セパレータ91はその外周に形成されたフランジ93を外筒81の内側に固定された保持部材82の上に支持させられており、段部81dと保持部材82とによってセパレータ91が軸線O方向に保持されている。
次に、図2を参照し、本発明の特徴部分について説明する。
まず、溶接部Wに隣接する中間部材100とプロテクタ60A(後端60Ae)との重なり部位において、プロテクタ60Aの厚みth1と、中間部材100の厚みth2とを比較したとき、th1<th2の関係を満たす。換言すると、中間部材100とプロテクタ60A(後端60Ae)との重なり部位のうち、溶接部Wを含まない部位において、プロテクタ60Aの厚みth1と、中間部材100の厚みth2とを比較したとき、th1<th2の関係を満たす。
ここで、本例ではプロテクタ60Aは内側プロテクタ51と外側プロテクタ61の二重プロテクタであるが、溶接部Wに隣接する後端60Aeでは内側プロテクタ51と外側プロテクタ61とが重なっているので、厚みth1は後端60Aeにおける内側プロテクタ51と外側プロテクタ61の合計厚みとする。
又、主体金具11の構成材料の20~850℃における熱膨張率をT1、プロテクタ60Aの構成材料の20~850℃における熱膨張率をT2、中間部材100の構成材料の20~850℃における熱膨張率をT3とした場合、T2>T1、かつT3>T1の関係を満たす。なお、本例では、主体金具11、プロテクタ60A(内側プロテクタ51と外側プロテクタ61)、及び中間部材100の構成材料はそれぞれSUS430,SUS310S、SUS310Sである。
このように、th1<th2の関係を満たすことで、プロテクタ60Aに比べて厚い中間部材100にプロテクタ60Aを溶接するので、溶け込み深さを大きくして溶接強度を向上させることができる。
又、主体金具11に固定される中間部材100の厚みth2が、プロテクタ60Aの厚みth1より厚いので、プロテクタ60Aに飛石等の衝撃が加わっても中間部材100が変形し難く、プロテクタ60Aを主体金具11に確実に固定することができる。
さらに、T2>T1、かつT3>T1の関係を満たしたうえで、プロテクタ60Aを中間部材100に溶接することで、主体金具11とプロテクタ60Aに用いる材料のそれぞれの熱膨張率T1,T2が大きく異なっても、プロテクタ60Aと中間部材100に用いる材料のそれぞれの熱膨張率T2、T3を近づけることで、溶接部Wが高温に曝された後に室温付近に冷却される熱履歴を受けても、溶接部Wに応力が生じて溶接部の剥離やクラックが生じることを抑制できる。
又、T3>T1としつつ、中間部材100を主体金具11の内面に配置することで、高温下で中間部材100が主体金具11よりも膨張して主体金具11の内面に密着する焼嵌め効果が生じ、高温下でも中間部材100、ひいてはプロテクタ60Aを主体金具11により強固に固定できる。
以上により、プロテクタ60Aが高温に曝されたり、プロテクタ60Aに力が掛かっても主体金具11に確実に固定することができる。
なお、本実施形態では、中間部材100は無底筒状をなしている。これにより、中間部材100を有底筒状とした場合に比べ、センサ素子21を囲むプロテクタ60Aの内部空間を大きくすることができ、センサ素子21により多くの被測定ガスを接触させて検出精度を向上させることができる。
又、本実施形態では、溶接部Wは中間部材100を径方向に貫通しない。これにより、溶接部Wと反対側の中間部材100の内面(又は外面)が滑らかになり、ガスセンサ組付け時に中間部材100の内面等に他部材が接触して破損することを抑制すると共に、ガスセンサ使用時に中間部材100の内面側のセンサ素子21周辺の気流を乱して応答性が低下することも抑制できる。又、th2>th1であるので、溶接部Wが中間部材100を貫通しなくとも、溶け込み深さを大きくできる。
又、図2の矢印Vに示すように、本実施形態では、軸線O方向から見て、中間部材100とシール部材41とが少なくとも一部で重なる。これにより、プロテクタ60Aが高温に曝されて中間部材100が熱膨張して膨らんだ際、シール部材41を圧縮し、シール性をさらに向上させることができる。
同様に、本実施形態では、中間部材100がシール部材41よりも先端側に位置する。これによっても、プロテクタ60Aが高温に曝されて中間部材100が熱膨張して膨らんだ際、後端側のシール部材41を圧縮し、シール性をさらに向上させることができる。
さらに、本実施形態ではT3=T2の関係を満たす。これにより、プロテクタ60Aと中間部材100の構成材料の20~850℃における熱膨張率が等しいので、プロテクタ60Aが高温に曝されても溶接部Wに応力が生じることを抑制できる。
次に、図3を参照し、ガスセンサ1Aの製造方法について説明する。
まず、センサ素子21を主体金具11に対して保持させ、さらに中間部材100を主体金具11の内面に係合させた素子アッセンブリAcを準備する。
次に、素子アッセンブリAcの先端側に突出した中間部材100の先端に、プロテクタ60Aの後端60Aeを外嵌し、後端60Aeを全周溶接することで溶接部W(図2参照)を形成し、プロテクタ60Aを中間部材100に固定する。
次いで、外筒81内にグロメット85、セパレータ91、各端子金具75が接続されたリード線71等のパーツを収容し、外筒81を主体金具11の後端側の円筒部15に嵌め込み、外筒81と共に保持部材82をカシメる。これにより、外筒81に支持されたセパレータ91を外筒81の内部に収容すると共に、段部81dと保持部材82の間でセパレータ91のフランジ93を支持させる。
そして、外筒81の先端部に対して、主体金具11の外周面の全周にわたってレーザ溶接し、外筒81を主体金具11に対して固定する一方、シール部材85を外筒81の後端に組み付けた後にカシメる。
このようにして、本実施形態のガスセンサ1Aを製造することができる。
次に、図4~図5を参照し、本発明の第2の実施形態にかかるガスセンサ1Bについて説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態にかかるガスセンサ1Bの断面図、図5はガスセンサ1Bの製造方法を示す断面図である。
なお、ガスセンサ1Bは、プロテクタ60B、セラミックホルダ30B及び中間部材102が異なること以外は、第1の実施形態にかかるガスセンサ1Aと同一であるので、ガスセンサ1Aと同一構成部分については同一符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、プロテクタ60Bは、有底円筒状の内側プロテクタ52と、有底円筒状の外側プロテクタ62とを離間して配置した2重プロテクタからなる。
このうち内側プロテクタ52と外側プロテクタ62の後端60Beが中間部材102の内面に重なり合った状態で、内側プロテクタ52及び外側プロテクタ62を貫通する溶接部Wが形成されている。より具体的には、外側プロテクタ62の後端が縮径して内側プロテクタ52の後端に接し、両者が重なった後端60Beが形成されている。そして、外側プロテクタ62の後端と中間部材102の内面とが対向し、内側プロテクタ52から中間部材102に向かって溶接部Wが形成されている。
中間部材102は、金属製で一定の径の無底筒状をなしている。中間部材102の外径は、主体金具11の円環状部18の内径よりわずかに小さく、円環状部18の内側に中間部材102を圧入可能になっている。
そして、主体金具11の先端側から中間部材102を圧入すると、セラミックホルダ30Bの先端に中間部材102が当接して圧入深さが調整される。又、セラミックホルダ30Bの先端向き面30Bfは、主体金具11の段部17に直接係止されている。
ガスセンサ1Bは、図5に示すようにして製造することができる。
まず、ガスセンサ1Aと同様、センサ素子21を主体金具11に対して保持させた素子アッセンブリAc2を準備する。但し、素子アッセンブリAc2は中間部材102を含まない。
一方、予め、プロテクタ60Bの後端60Beに中間部材102を溶接して溶接部Wを形成しておく。
次に、素子アッセンブリAcの先端側に突出した主体金具11の円環状部18の内側に、プロテクタ60Bを溶接した中間部材102を圧入し、中間部材102、ひいてはプロテクタ60Bを主体金具11に固定する。
そして、ガスセンサ1Aと同様、各種パーツを収容した外筒81を主体金具11の後端側の円筒部15に嵌め込み、適宜カシメを行うと共に、外筒81の先端部の外周面の全周にわたってレーザ溶接し、外筒81を主体金具11に対して固定する。
ガスセンサ1Bにおいても、th1<th2の関係を満たすことで、溶け込み深さを大きくして中間部材102とプロテクタ60Bとの溶接強度を向上させることができる。又、プロテクタ60Bに飛石等の衝撃が掛かった場合に中間部材102が変形することを抑制し、プロテクタ60Bを主体金具11に確実に固定することができる。
さらに、T1,T2が大きく異なっても、T2、T3を近づけることで、溶接部Wが高温に曝された後に室温付近に冷却される熱履歴を受けても、溶接部Wに応力が生じて溶接部の剥離やクラックが生じることを抑制できる。
又、高温下で中間部材102が主体金具11よりも膨張して主体金具11の内面に密着する焼嵌め効果が生じ、高温下でも中間部材102、ひいてはプロテクタ60Bを主体金具11により強固に固定できる。
以上により、プロテクタ60Bが高温に曝されたり、プロテクタ60Bに力が掛かっても主体金具11に確実に固定することができる。
なお、本実施形態では、プロテクタ60Bが中間部材102の内面に重なり合った状態で溶接部Wが形成されると共に、T3<T2の関係を満たす。これにより、高温下でプロテクタ60Bが中間部材102よりも膨張して中間部材102の内面に密着する焼嵌め効果が生じ、高温下でも中間部材102とプロテクタ60Bとをより強固に固定でき、ひいてはプロテクタ60Bを主体金具11により強固に固定できる。
次に、図6を参照し、本発明の第3の実施形態にかかるガスセンサ1Cについて説明する。
図6は、本発明の第3の実施形態にかかるガスセンサ1Cの断面図である。
なお、ガスセンサ1Cは、プロテクタ60C、セラミックホルダ30C及び中間部材104が異なること以外は、第1の実施形態にかかるガスセンサ1Aと同一であるので、ガスセンサ1Aと同一構成部分については同一符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、プロテクタ60Cは、有底円筒状の1重プロテクタからなる。
そして、プロテクタ60Cの後端60Ceが中間部材104の外面に重なり合った状態で、プロテクタ60Cを貫通する溶接部Wが形成されている。より具体的には、プロテクタ60Cから中間部材104に向かって溶接部Wが形成されている。
中間部材104は、金属製で一定の径の無底筒状をなしている。中間部材104の外径は、主体金具11の円環状部18の内径よりわずかに小さく、円環状部18の内側に中間部材104を圧入可能になっている。
そして、主体金具11の先端側から中間部材104を圧入すると、セラミックホルダ30Cの先端に中間部材104が当接して圧入深さが調整される。又、セラミックホルダ30Cの先端向き面30Cfは、主体金具11の段部17に直接係止されている。
このガスセンサ1Cも、ガスセンサ1Bと同様にして製造することができる。つまり、中間部材104を含まない素子アッセンブリを作成しておくと共に、予め、プロテクタ60Cの後端60Ceに中間部材104を溶接して溶接部Wを形成しておく。
そして、素子アッセンブリの先端側に突出した主体金具11の円環状部18の内側に、プロテクタ60Cを溶接した中間部材104を圧入し、中間部材104、ひいてはプロテクタ60Cを主体金具11に固定する。
そして、各種パーツを収容した外筒81を主体金具11の後端側の円筒部15に嵌め込み、適宜カシメを行うと共に、外筒81の先端部の外周面の全周にわたってレーザ溶接し、外筒81を主体金具11に対して固定する。
ガスセンサ1Cにおいても、th1<th2の関係を満たすことで、溶け込み深さを大きくして中間部材104とプロテクタ60Cとの溶接強度を向上させることができる。又、プロテクタ60Cに飛石等の衝撃が掛かった場合に中間部材104が変形することを抑制し、プロテクタ60Cを主体金具11に確実に固定することができる。
さらに、T1,T2が大きく異なっても、T2、T3を近づけることで、溶接部Wが高温に曝された後に室温付近に冷却される熱履歴を受けても、溶接部Wに応力が生じて溶接部の剥離やクラックが生じることを抑制できる。
又、高温下で中間部材104が主体金具11よりも膨張して主体金具11の内面に密着する焼嵌め効果が生じ、高温下でも中間部材104、ひいてはプロテクタ60Cを主体金具11により強固に固定できる。
以上により、プロテクタ60Cが高温に曝されたり、プロテクタ60Cに力が掛かっても主体金具11に確実に固定することができる。
又、本実施形態でもガスセンサ1Aと同様、T3=T2の関係を満たす。これにより、プロテクタ60Cと中間部材104の構成材料の20~850℃における熱膨張率が等しいので、プロテクタ60Cが高温に曝されても溶接部Wに応力が生じることを抑制できる。
本発明のガスセンサは、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、適宜にその構造、構成を設計変更して具体化できる。
センサ素子は板状に限らず、筒状素子でもよい。
プロテクタの構造や形状も上記実施形態に限定されないし、中間部材を主体金具の先端側の内面に係合する方法も限定されない。
また、プロテクタが中間部材の外面に重なり合った状態で溶接部が形成される場合において、T3>T2としてもよい。この場合、高温下で中間部材がプロテクタよりも膨張してプロテクタの内面に密着する焼嵌め効果が生じ、高温下でも中間部材とプロテクタとをより強固に固定でき、ひいてはプロテクタを主体金具により強固に固定できる。
1A,1B、1C ガスセンサ
11 主体金具
21 センサ素子
22 検知部
41 シール部材
60A,60B,60C プロテクタ
100、102、104 中間部材
O 軸線
W 溶接部

Claims (8)

  1. 軸線方向に延び、先端側に被測定ガス中の特定ガスを検知する検知部が形成されたセンサ素子と、
    前記センサ素子の前記検知部よりも後端側の径方向周囲を取り囲んで保持する筒状の主体金具と、
    前記センサ素子の先端側を囲む筒状をなし、前記被測定ガスを導入又は排出可能なプロテクタと、
    を備えたガスセンサであって、
    さらに、筒状の中間部材を備え、
    前記中間部材の外面又は内面に前記プロテクタが重なり合った状態で溶接部が形成され、
    前記中間部材が前記主体金具の先端側の内面に圧入又は係合されており、
    前記溶接部に隣接する前記中間部材と前記プロテクタとの重なり部位において、前記プロテクタの厚みth1と前記中間部材の厚みth2とを比較したとき、th1<th2の関係を満たし、
    前記主体金具の構成材料の20~850℃における熱膨張率をT1、前記プロテクタの構成材料の20~850℃における熱膨張率をT2、前記中間部材の構成材料の20~850℃における熱膨張率をT3とした場合、T2>T1、かつT3>T1の関係を満たすことを特徴とするガスセンサ。
  2. 前記中間部材は無底筒状をなすことを特徴とする請求項1に記載のガスセンサ。
  3. 前記センサ素子の外面と前記主体金具の内面との間にシール部材が配置され、
    前記軸線方向から見て、前記中間部材と前記シール部材とが少なくとも一部で重なることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスセンサ。
  4. 前記センサ素子の外面と前記主体金具の内面との間にシール部材が配置され、
    前記中間部材が前記シール部材よりも先端側に位置することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載のガスセンサ。
  5. 前記プロテクタが前記中間部材の外面に重なり合った状態で前記溶接部が形成され、
    T3>T2の関係を満たすことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のガスセンサ。
  6. 前記プロテクタが前記中間部材の内面に重なり合った状態で前記溶接部が形成され、
    T3<T2の関係を満たすことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のガスセンサ。
  7. T3=T2の関係を満たすことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のガスセンサ。
  8. 前記溶接部は、前記中間部材を貫通しないことを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載のガスセンサ。
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