JP7043368B2 - 承認端末、決済システム及び決済方法 - Google Patents

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Description

この発明は、決済処理時に顔認証処理の結果を承認するための承認端末、顔認証処理の結果に基づいて決済処理を実行する決済システム及び決済方法に関する。
従来、取引時に、クレジットカード、デビットカード、プリペイド型電子マネーのカード等のカードによって代金を支払う決済サービスが利用されている。例えば、商品の購入代金やサービスの料金を支払う際、カード決済用の決済端末が、顧客が提示したカードからカード番号等の識別情報を読み取って決済サーバに送信し、決済処理を実行する。この他、携帯電話、スマートフォン、タブレット等のモバイル端末を利用する決済サービスも利用されている。モバイル決済用の決済端末は、モバイル端末の画面に表示されたバーコード等の識別情報を読み取るか、又はモバイル端末と通信して識別情報を取得し、得られた識別情報を決済サーバに送信して決済処理を実行する。
決済処理は、カードやモバイル端末等の顧客の所有物から取得した識別情報に基づいて、顧客の金融機関口座番号等の情報を特定して行われる。このため、カードやモバイル端末等、顧客の所有物が必要となる。決済サービスの利用は、決済サービスの利用登録を行ったユーザに限られる場合が多い。所有物を用いる決済サービスでは、所有物を所持している人物が、登録されたユーザ本人であるものとして処理が行われる。所有物を所持している人物が、予め登録されたユーザ本人であることを確認するため、署名やパスワードの入力を求める他、指紋等を利用した生体認証が利用されている。例えば、特許文献1には、顔認証技術を利用して、登録されたユーザ本人であることを確認する方法が開示されている。
この他、近年、所有物ではなく生体認証を用いた決済サービスも利用されている。例えば、予めユーザの顔画像を登録しておき、顔認証処理によって決済処理を実行する顔認証決済サービスが利用されている。顔認証決済用の決済端末は、料金を支払う人物の顔を撮影する。この顔画像を用いて顔認証処理が実行され、予め登録されたユーザの中から1人のユーザが特定される。決済端末は、特定されたユーザと関連付けられた口座番号等の情報に基づいて決済処理を実行する。顔認証決済サービスは、カードやモバイル端末等の所有物を必要としないため利便性が高い。
特開2007-226319号公報
しかしながら、上記従来技術では問題が生ずることがあった。顔認証処理による認証精度は100%ではない。本人を拒否する確率や他人を本人と誤識別する確率は僅かであるが、決済サービスに登録されたユーザ数が多数になると誤りが起こるおそれがある。また、照明など周囲の環境によって認証精度が低下する可能性もある。決済システムが本人を拒否すると顔認証決済サービスの利便性が損なわれる。また、決済システムが他人を本人と誤識別すると不正取引の原因となる可能性がある。このように、顔認証決済サービスには、顔認証処理を正しく行うことができなければ決済も正しく行えないという問題がある。
本発明は、上記従来技術による課題に鑑みてなされたものであって、顔認証処理を正しく行えなかった場合でも決済処理を正しく行うための承認端末、決済システム及び決済方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、顔認証によって顧客の識別情報を特定して決済処理を実行する決済システムであって、前記識別情報と関連付けて前記顧客の登録顔画像が保存された記憶部と、前記登録顔画像を用いて、前記決済処理を求める人物の顔認証処理が行われた際に、操作者が該顔認証処理の結果を承認するための承認端末とを備え、前記承認端末によって前記顔認証処理の結果が承認されたことを条件に、前記顔認証処理によって前記人物と特定された登録顔画像に関連付けられた識別情報に基づいて前記決済処理を実行することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記決済処理を求める人物の画像を撮像するカメラと、前記カメラで撮像した画像に含まれる前記人物の顔画像を前記登録顔画像と照合する前記顔認証処理を実行する顔認証装置とをさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記承認端末及び前記カメラが、前記顔認証装置と通信する通信端末を構成することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記決済処理の際に前記カメラで撮像した顔画像と、該顔画像を用いて得られた前記顔認証処理の結果とを前記記憶部に保存することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記承認端末は、前記顔認証処理を行って前記人物と特定された登録顔画像と、該登録顔画像に関連付けられている氏名との少なくともいずれか1つを画面表示することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記承認端末により前記顔認証処理の結果が承認されなかった場合には、前記識別情報を特定可能な別の情報を要求し、該情報から前記識別情報を特定して前記決済処理を実行することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記顔認証処理による決済処理又は前記別の情報による決済処理を選択する操作を受け付けて、選択された決済処理を実行することを特徴とする。
また、本発明は、顔認証によって顧客の識別情報を特定して決済処理を実行する決済システムで利用される承認端末であって、前記決済システムが前記決済処理を実行する条件として、操作者が前記決済処理を求める人物の顔認証処理の結果を承認する操作を受け付けることを特徴とする。
また、本発明は、顔認証によって顧客の識別情報を特定して決済処理を実行する決済システムが実行する決済方法であって、予め準備された登録顔画像を用いて、前記決済処理を求める人物の顔認証処理を実行する工程と、操作者が前記顔認証処理の結果を承認する操作を受け付ける工程と、前記顔認証処理の結果が承認されたことを条件に、前記顔認証処理によって前記人物と特定された登録顔画像に関連付けられた識別情報に基づいて前記決済処理を実行する工程とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、顔認証処理を正しく行えなかった場合も、決済処理を実行する前にこれが分かるので、決済処理を正しく行うことができる。
図1は、本実施形態に係る決済システムのシステム構成を示すブロック図である。 図2は、顔認証データの例を示す図である。 図3は、顧客データの例を示す図である。 図4は、決済システムで行われる処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、決済端末の画面上に表示される選択画面の例を示す図である。 図6は、顔認証端末の画面上に表示される選択画面の例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る承認端末、決済システム及び決済方法の好適な実施形態について詳細に説明する。本発明が対象とする決済処理にはクレジットカードやデビットカードを利用するカード決済処理や、携帯電話やスマートフォン等のモバイル端末を利用するモバイル決済処理が含まれるが、本実施形態ではカード決済処理を例に説明する。また、カードの種類は特に限定されないため、以下では単に「カード」と記載する。なお、本実施形態では、決済で用いるのがカードかモバイル端末かに関わらず、クレジット決済、デビット決済、電子マネー決済等が可能である。
まず、決済システムの概要を説明する。本発明に係る決済システムによれば、カードの名義人は、店舗での商品購入等の取引時に、カード現物を店員に提示することなく顔認証による本人確認を経て、カードを使用した決済処理を行うことができる。
カード番号を含むカード情報、カード名義人の氏名、名義人の顔画像等が、予め顔認証サーバに登録される。顔認証装置は、名義人のカード情報や氏名等の情報を識別情報として管理し、名義人の顔画像を登録顔画像として管理する。顔認証装置は、各名義人の識別情報と登録顔画像とを関連付けて管理する。店舗での取引時には、店舗に設けた承認端末のカメラで、決済処理を求める人物の顔が撮像される。顔認証装置は、カメラで撮像した顔画像を登録顔画像と照合する顔認証処理を行って、決済処理を求める人物の登録顔画像を特定する。続いて、顔認証装置は登録顔画像と関連付けられた顧客の氏名、カード番号等の識別情報を特定する。顔認証装置が識別情報を特定すると、承認端末の画面上に、顔認証処理の結果が表示される。具体的には、顔認証処理によって特定された氏名と登録顔画像の少なくともいずれか一方が表示される。また、承認端末の画面には、顔認証処理の結果に誤りがないか確認を求める情報も表示される。承認端末の操作者である顧客又は決済処理を担当する店舗店員は、承認端末の画面表示を確認して、顔認証結果を承認する操作を行う。決済システムは、この承認操作が行われたことを条件として、顔認証処理によって特定したカード番号等の識別情報を利用した決済処理を実行する。これにより、顧客は、店員にカードを提示することなく、カードを使用した決済サービスを受けることができる。
万一、顔認証処理の結果が誤っていた場合でも、顔認証処理の結果を確認して承認する工程を設けることで、この誤りを発見して顔認証処理をやり直すことができる。例えば、悪意ある人物がカードの名義人になりすまし、顔認証処理で、この人物を名義人と誤認した結果が得られた場合、この人物が結果を承認する操作を行ったことから悪意を明確にすることができる。この人物を顔認証処理時に撮像した画像を顔認証サーバに保存することで、カード名義人になりすました人物を発見して損害賠償を求めるなど責任を追求することも可能となる。これにより、顔認証処理による決済処理の利便性と、決済処理の安全性とを確保することができる。
図1は、本実施形態に係る決済システム1のシステム構成を示すブロック図である。決済システム1は、ネットワーク3を介して接続された決済端末10、顔認証端末(承認端末)20、決済サーバ30及び顔認証サーバ(顔認証装置)40を含む。決済端末10及び顔認証端末20は、取引が行われる店舗2に設置されている。決済サーバ30の設置場所は特に限定されないが、通常、カードを発行するカード会社や、カードによる決済処理を代行する決済代行会社によって管理される。顔認証サーバ40の設置場所も特に限定されず、例えば、決済サーバ30と共に管理される態様であってもよいし、顔認証技術を提供する会社が管理する態様であってもよい。
決済端末10は、制御部11、操作表示部12、記憶部13、通信部14及びカードリーダ15を備える。操作表示部12は、例えば、タッチパネル式の液晶表示装置から成る。操作表示部12は、各種指示操作を行うための操作部として機能すると共に、各種情報を画面上に出力表示する表示部としても機能する。ただし、操作表示部12が、テンキー等の物理キーから成る操作部と、液晶表示装置から成る表示部から成る態様であってもよい。記憶部13は、例えば、半導体メモリから成る。記憶部13は、制御部11の動作に必要なソフトウェアプログラムや各種データの保存に利用される。通信部14は、ネットワーク3を介して、有線又は無線で決済サーバ30と各種データを送受信する。また、通信部14は、有線又は無線で顔認証端末20と各種データを送受信する。カードリーダ15は、顧客が所持するカードの磁気ストライプやICチップから、カード番号等の情報を読み取る。制御部11は、操作表示部12で行われた指示操作や、通信部14が受信した情報に基づいて、記憶部13に保存されたデータを利用しながら各部を制御する。これにより、本実施形態に記載する決済端末10の機能及び動作が実現される。
決済サーバ30は、コンピュータ装置から成る。決済サーバ30は、カードに関する情報を管理する。店舗2における取引時には、決済サーバ30が、決済端末10との間で各種データを送受信することにより、カードによる決済処理を実行する。決済サーバ30による処理は従来同様に行われるため詳細な説明は省略する。
従来通り顧客からカードの提示を受けて決済処理を行う場合は、決済端末10及び決済サーバ30により決済処理が行われる。例えば、店舗2の店員が、顧客が提示したカードを受け取って決済端末10に挿入する。店員は、決済端末10の操作表示部12を操作して決済処理を開始する。決済端末10の制御部11は、店員による操作に基づいて各部を制御する。具体的には、カードリーダ15によって顧客のカードからカード情報を読み取り、通信部14によって、読み取ったカード情報を決済サーバ30へ送信する。決済サーバ30は、受信したカード情報に基づいて、カード及び名義人に関する情報を確認する。決済サーバ30でカードの有効性等が確認された後、例えば、顧客が署名を行って店員が操作表示部12で所定操作を行うか、又は、顧客が操作表示部12で暗証番号入力等の操作を行うと、これを示す情報が通信部14によって決済サーバ30へ送信される。決済サーバ30は、受信した情報に基づいて決済処理を実行する。こうして決済処理を終えると、店員は、カードを顧客に返却する。
電子マネーによる決済のように、顧客がカードやモバイル端末を所持して決済処理を行う場合は、電子マネーを搭載したカードやモバイル端末、決済端末10及び決済サーバ30により決済処理が行われる。例えば、顧客が電子マネーを搭載したカードを決済端末10に近づけると、決済端末10がカードリーダ15によって顧客のカードからカード情報を読み取り、決済サーバ30が、読み取ったカード情報に基づいて決済処理を行う。
顔認証端末20は、容易に持ち運べる携帯型の通信端末である。例えば、操作表示部22の大きさが4~7インチ程度、重さが数百グラム以下の小型の通信端末を顔認証端末20として利用する。顔認証端末20は、制御部21、操作表示部22、記憶部23、通信部24及びカメラ25を備える。操作表示部22は、例えば、タッチパネル式の液晶表示装置から成る。操作表示部22は、各種指示操作を行うための操作部として機能すると共に、各種情報を画面上に出力表示する表示部としても機能する。ただし、操作表示部22が、物理キーから成る操作部と、液晶表示装置から成る表示部から成る態様であってもよい。記憶部23は、例えば、半導体メモリから成る。記憶部23は、制御部21の動作に必要なソフトウェアプログラムや各種データの保存に利用される。通信部24は、ネットワーク3を介して、有線又は無線で顔認証サーバ40と各種データを送受信する。また、通信部24は、有線又は無線で決済端末10と各種データを送受信する。カメラ25は、顔認証処理を実行する際、顧客を撮像するために利用される。制御部21は、操作表示部22で行われた指示操作や、通信部24が受信した情報に基づいて、記憶部23に保存されたデータを利用しながら各部を制御する。これにより、本実施形態に記載する顔認証端末20の機能及び動作が実現される。
顔認証サーバ40は、コンピュータ装置から成り、顔認証装置として機能する。顔認証サーバ40は、制御部41、記憶部42及び通信部43を有する。通信部43は、ネットワーク3を介して顔認証端末20とデータを送受信する。制御部41は、通信部43で受信した情報に基づいて、記憶部42に保存されたデータを利用しながら各部を制御する。これにより、本実施形態に記載する顔認証サーバ40の機能及び動作が実現される。
記憶部42は、例えば、ハードディスクや半導体メモリから成る不揮発性の記憶装置である。記憶部42は、制御部41の動作に必要なソフトウェアプログラムや各種データの保存に利用される。記憶部42には、顔認証データ42aと、顧客データ42bが保存される。
図2は、顔認証データ42aの例を示す図である。顔認証データ42aは、複数のカードそれぞれに関する情報が予め登録されたデータである。顔認証データ42aには、各データ(各カード)を識別するための識別番号、カード番号、カードの名義人の氏名、カード名義人の登録顔画像が含まれている。カード番号及び名義人氏名は、決済処理を行うために必要となる識別情報である。登録顔画像は、顔認証処理用に登録された名義人の顔画像である。
図3は、顧客データ42bの例を示す図である。顧客データ42bは、店舗2で顔認証処理を利用した決済処理が行われた際に、この決済処理に関する情報が記録されたデータである。顧客データ42bには、日時、カード使用者顔画像、顔認証結果が含まれる。日時は、顔認証サーバ40で顔認証処理の結果が得られた日時である。カード使用者顔画像は、店舗2で顔認証によるカードの使用を求めた顧客を、顔認証端末20のカメラ25で撮像した画像である。
顔認証結果は、この顧客の顔認証処理を行って得られた認証結果である。顔認証処理を行って、例えば、決済処理を求める顧客が図2に示す識別番号「0001」の「山田太郎」でのあるとの結果が得られた場合、図3に示すように顔認証結果に識別番号「0001」と記録される。顧客データ42bに顔認証結果として記録された識別番号に基づいて、顔認証データ42aを参照することで、カードの使用を求めた顧客の氏名やカードの情報を特定することができる。
次に、決済システム1で行われる決済処理について説明する。図4は、決済システム1で行われる処理の流れを示すフローチャートである。なお、決済サーバ30と決済端末10によって行われる、カードを使用した決済処理は、従来知られているため、図4では、決済サーバ30を省略している。
店舗2で商品を購入した顧客が、カードを使用して商品代金を支払うことを希望すると、店舗2の店員は、決済端末10の操作表示部12で所定の操作を行って、決済処理を開始する(ステップS1)。決済処理を開始すると、決済端末10は、決済方法の選択を要求する(ステップS2)。具体的には、決済端末10は、カード現物からカード情報を読み取って従来通り決済処理を行うか、カード現物の提示を求めず顔認証による決済処理を行うかを選択させる画面を、操作表示部12に表示する。
図5は、決済端末10の画面上に表示される選択画面の例を示す図である。図5に示すように、操作表示部12の画面上には、カードボタン及び顔認証ボタンが表示される。顧客又は店員が、カードボタンを押して従来通りの決済処理を選択すると(図4ステップS3;No)、カード現物を使用した決済処理が行われる。店員は、顧客にカードの提示を求め、決済端末10のカードリーダ15でカード情報の読み取り等を行って、従来通り決裁処理を実行する(ステップS4)。
一方、顧客又は店員が、顔認証ボタンを押して顔認証による決済処理を選択すると(ステップS3;Yes)、決済端末10は、顔認証処理開始を指示する信号を顔認証端末20に送信する。この信号を受信した顔認証端末20は、カメラ25による顧客の撮像を開始する(ステップS5)。顔認証端末20は、顔認証処理開始を指示する信号を顔認証サーバ40へ送信すると共に、カメラ25で撮像した画像の顔認証サーバ40への送信を開始する(ステップS6)。顔認証端末20から顔認証処理開始の信号を受信した顔認証サーバ40は、顔認証端末20から受信した画像を利用して顔認証処理を実行する(ステップS7)。
顔認証端末20は、顔認証サーバ40で顔認証処理の結果が得られるまで、カメラ25による顧客の撮像を継続し、得られた画像を顔認証サーバ40へ順次送信する。顔認証サーバ40は、顔認証端末20から順次受信した画像を利用して顔認証処理を実行する。具体的には、顔認証サーバ40は、顔認証端末20から受信した画像に含まれる顔部分の画像を、図2に示すように記憶部42の顔認証データ42aに登録されている複数の登録顔画像それぞれと照合して、顧客の顔画像と一致する登録顔画像を探索する。継続して撮像された複数の顔画像と、予め準備された多数の登録顔画像とを比較照合して人物を特定する顔認証処理は従来同様に行われるため詳細は省略する。
顔認証処理を行って、顧客を特定する顔認証結果が得られると、顔認証サーバ40は、関連する情報を記憶部42の顧客データ42bに保存する(ステップS8)。具体的には、図3に示すように、顔認証処理の結果が得られた日時と、顔認証端末20が撮像した画像から取得した顧客の顔画像とを保存する。また、顔認証サーバ40は、この顧客の顔画像と一致した登録顔画像の識別番号を、顔認証結果として保存する。
顔認証処理を終えると、顔認証サーバ40は、顔認証処理を終えたことを示す信号を顔認証端末20に送信する。この信号を受信した顔認証端末20は、カメラ25による顧客の撮像を停止する。顔認証サーバ40は、顔認証処理の結果及びカード情報を、顔認証端末20に送信する(図4ステップS9)。具体的には、顔認証処理によって特定した顧客の登録顔画像、顔認証データ42aで該登録顔画像と関連づけられている顧客の氏名(図2の「名義人氏名」)、特定した顧客を名義人とするカードのカード番号等、図2に示す顔認証データ42aで管理されている情報を、顔認証端末20に送信する。
顔認証端末20は、顔認証サーバ40から受信した顔認証処理の結果を操作表示部22の画面上に表示する(ステップS10)。顔認証端末20は、顔認証処理の結果確認を顧客に要求する(ステップS11)。具体的には、顔認証端末20は、顔認証処理の結果として得られた登録顔画像及び氏名と、これらが顧客本人のものであるか確認を求める情報とを操作表示部22の画面上に表示する。
図6は、顔認証端末20の画面上に表示される選択画面の例を示す図である。図6に示すように、操作表示部22の画面上には、顔認証処理で特定した顧客の登録顔画像及び氏名と、顔認証処理の結果に誤りがないか確認を求めるメッセージと、このメッセージへの回答を入力するためのボタンとが表示される。このように、顔認証端末20は、顔認証処理の結果を承認するための承認端末として動作する。
顧客が、顔認証端末20の画面を確認し、顔認証処理の結果に誤りがあるとして「いいえ」と表示されたボタンを押すと(ステップS12;No)、顔認証端末20は、顔認証による決済処理の中止を指示する信号を決済端末10に送信する。この信号を受信した決済端末10は、顔認証による決済を中止して、カード現物を使用する従来の決済処理を開始する。店舗2の店員は、顧客にカードの提示を求め、決済端末10を利用してカード情報の読み取り等を行って決裁処理を実行する(ステップS4)。すなわち、顔認証処理を行って顧客を正しく特定することができなかった場合、決済端末10は、従来通り、カード現物を使用した決済処理を実行する。
一方、顧客が、顔認証処理の結果に誤りはないとして「はい」と表示されたボタンを押すと(ステップS12;Yes)、顔認証端末20は、決済処理の実行を指示する信号を決済端末10に送信する。また、顔認証端末20は、顔認証処理の結果と共に顔認証サーバ40から受信していたカード情報を決済端末10に送信する(ステップS13)。
顔認証端末20から決済処理開始の信号を受信した決済端末10は、顔認証端末20から受信したカード番号、名義人氏名等のカード情報(識別情報)を利用して決済処理を実行する(ステップS14)。店員は、顧客にカードの提示を求めることなく、顔認証端末20から受信したカード情報を利用して決済処理を完了する。
すなわち、顔認証処理によって顧客を名義人とするカードのカード情報を特定した後、顧客が顔認証処理の結果を承認する操作を行った場合、決済端末10は、カードからカード情報を読み取る処理は行わず、顔認証端末20から受信したカード情報を利用して決済処理を実行する。この決済処理は、カードを使用する従来の決済処理で行われている署名、暗証番号入力等の本人確認操作を求めることなく実行される。顔認証端末20の操作表示部22で顔認証処理の結果を承認する顧客の操作を、本人確認操作として、決済処理を実行するものである。
これにより、顔認証による決済処理を選択した顧客は、顔認証端末20のカメラ25に自分の顔を撮像させて、得られた顔認証結果を承認する操作を行うだけで、カードを使用した決済サービスを受けることができる。カードを提示せずにボタン操作を行うだけでカードを使用することができるため決済処理に係る利便性が向上する。
説明を簡単にするため、図4では、顔認証処理を1回だけ行う例を示したが、決済システム1では、顔認証処理で正しい結果が得られなかった場合に、顔認証処理を複数回行う設定とすることもできる。この設定では、図6に示す画面で顧客が「いいえ」と表示されたボタンを押すと、画面が更新され、顔認証処理を再実行するか否かを尋ねる画面が表示される。この画面で、顔認証処理を再実行せず終了することを選択すると、上述したようにステップS4へと進み、従来通りカードを提示して決済処理を行うことになる。一方、顔認証処理の再実行を選択すると、顔認証端末20は、再び顧客の撮像を開始して、撮像した画像を顔認証サーバ40に送信する。そして、図4に示すステップS5からの処理が再実行される。なお、顔認証処理の実行回数には予め上限回数が設定されている。上限回数に達すると顔認証処理を終了して、上述したようにステップS4へと進み従来通りカード現物による決済処理を行うことになる。
本実施形態では、カード決済を例に顔認証による決済処理の方法を説明したが、モバイル決済の場合も同様に顔認証による決済処理を行うことができる。モバイル決済を行う場合は、図2に示すカード番号に代えてモバイル決済に必要となる識別情報を管理すればよい。また、通常通りに決済処理を実行する場合は、図4に示すカードの提示に代えてモバイル端末による識別情報の提供を求めればよい。上述した方法によれば、モバイル決済の場合も同様に、モバイル端末による情報提示を行うことなく、顔認証による決済処理を行うことができる。顧客は、顔認証端末20に自分の顔を撮像させて、得られた顔認証結果を承認する操作を行うだけで、カードを使用した決済サービスを受けることができる。
本実施形態では、決済処理の実行に必要な識別情報としてカード番号等の例を示したが、識別情報の内容は特に限定されない。識別情報として利用する情報の種類は、決済処理の処理内容や、顔認証サーバ40で管理される情報に応じて決定される。例えば、金融機関における顧客の口座番号を利用して決済処理を行う決済システムであれば、顧客の口座番号を含む識別情報を該顧客の登録顔画像と関連付けて管理し、口座番号を識別情報として利用する態様であってもよい。
本実施形態では、顔認証処理を行って得られた結果を、顧客が確認して承認する態様を示したが、確認及び承認を店員が行う態様であってもよい。例えば、顔認証端末20が操作表示部22の画面を店員側に向けて、背面側に設けたカメラ25で顧客を撮像する。そして、顔認証端末20が、図6に示す画面を店員側に向けた画面に表示し、店員が画面表示を確認して承認操作を行う態様であってもよい。
本実施形態では、図6に示す承認操作の画面上に、顔認証データ42aに登録された登録顔画像を表示する態様を示したが、登録顔画像に加えて、カメラ25で撮像して顔認証処理に利用した顔画像を表示する異様であってもよい。また、顔画像とカード名義人氏名の両方を表示する態様に限定されず、少なくともいずれか一方を表示して本人確認を求める態様であってもよい。名義人氏名の表示については、氏名確認が可能であれば、氏名全てを表示する態様であってもよいし、一部を表示する態様であってもよい。また、本人確認の承認操作を求める際に、図6に示す画面上に、さらに「虚偽の申告をした場合は罪に問われる可能性があります」等の追加の文言を画面上に表示する態様であってもよい。
本実施形態では、顧客データ42bとして、図3(b)に示すように、顔認証端末20のカメラ25で撮像した顧客の画像を保存する態様を示したが、このとき保存される画像が、静止画像1枚に限定されるものではない。複数枚の静止画像を保存する態様であってもよいし、音声を含む動画像を保存する態様であってもよい。また、決済処理を求める顧客を撮像可能な位置に、顔認証端末20のカメラ25とは別に、オプションのカメラを設置して、このオプションカメラで撮像した静止画像又は動画像も保存する態様であってもよい。
本実施形態では、顔認証端末20が撮像した顔画像を顔認証サーバ40へ送信し、顔認証サーバ40が顔認証処理を実行する例を示したが、顔認証端末20が顔認証サーバ40の機能を含み、顔認証端末20が顔認証処理を実行するようにしてもよい。
上述したように、本実施形態に係る決済システム1では、決済処理に必要となるカード番号等の識別情報と登録顔画像とが予め顔認証サーバ40に登録された顧客は、カードやモバイル端末等の所有物を提示せず、顔認証処理による本人確認の結果を承認するだけで、カードを使用した決済サービスを受けることができる。顔認証処理で誤った結果が得られた場合でも、顧客本人又は店員が結果を確認することにより、誤った結果に基づいて決済処理が進められることを回避することができる。
承認操作を求めることで、顔認証処理の結果が誤っているにも拘わらず顧客になりすました人物により決済処理が進められたしまった場合でも、この人物の責任を追及することができる。また、顔認証処理時に顧客を撮像した画像が顔認証サーバ40に保存されるため、なりすました人物の発見も容易になる。これにより、顔認証処理を利用して行われるカード決済の利便性及び安全性を確保することができる。
以上のように、本発明に係る承認端末、決済システム及び決済方法は、顔認証処理を正しく行えなかった場合も決済を正しく行うために有用である。
1 決済システム
2 店舗
3 ネットワーク
10 決済端末
11、21、41 制御部
12、22 操作表示部
13、23、42 記憶部
14、24、43 通信部
15 カードリーダ
20 顔認証端末
25 カメラ
30 決済サーバ
40 顔認証サーバ

Claims (9)

  1. 顔認証によって顧客の識別情報を特定して決済処理を実行する決済システムであって、
    前記識別情報と関連付けて前記顧客の登録顔画像が保存された記憶部と、
    前記登録顔画像を用いて、前記決済処理を求める人物の顔認証処理が行われた際に、操作者が該顔認証処理の結果を承認するための承認端末と
    を備え、
    前記承認端末によって前記顔認証処理の結果が承認されたことを条件に、前記顔認証処理によって前記人物と特定された登録顔画像に関連付けられた識別情報に基づいて前記決済処理を実行する
    ことを特徴とする決済システム。
  2. 前記決済処理を求める人物の画像を撮像するカメラと、
    前記カメラで撮像した画像に含まれる前記人物の顔画像を前記登録顔画像と照合する前記顔認証処理を実行する顔認証装置と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の決済システム。
  3. 前記承認端末及び前記カメラが、前記顔認証装置と通信する通信端末を構成することを特徴とする請求項2に記載の決済システム。
  4. 前記決済処理の際に前記カメラで撮像した顔画像と、該顔画像を用いて得られた前記顔認証処理の結果とを前記記憶部に保存することを特徴とする請求項2又は3に記載の決済システム。
  5. 前記承認端末は、前記顔認証処理を行って前記人物と特定された登録顔画像と、該登録顔画像に関連付けられている氏名との少なくともいずれか1つを画面表示することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の決済システム。
  6. 前記承認端末により前記顔認証処理の結果が承認されなかった場合には、前記識別情報を特定可能な別の情報を要求し、該情報から前記識別情報を特定して前記決済処理を実行することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の決済システム。
  7. 前記顔認証処理による決済処理又は前記別の情報による決済処理を選択する操作を受け付けて、選択された決済処理を実行することを特徴とする請求項6に記載の決済システム。
  8. 顔認証によって顧客の識別情報を特定して決済処理を実行する決済システムで利用される承認端末であって、
    前記決済システムが前記決済処理を実行する条件として、操作者が前記決済処理を求める人物の顔認証処理の結果を承認する操作を受け付けることを特徴とする承認端末。
  9. 顔認証によって顧客の識別情報を特定して決済処理を実行する決済システムが実行する決済方法であって、
    予め準備された登録顔画像を用いて、前記決済処理を求める人物の顔認証処理を実行する工程と、
    操作者が前記顔認証処理の結果を承認する操作を受け付ける工程と、
    前記顔認証処理の結果が承認されたことを条件に、前記顔認証処理によって前記人物と特定された登録顔画像に関連付けられた識別情報に基づいて前記決済処理を実行する工程と
    を含むことを特徴とする決済方法。
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