JP7043276B2 - スプレイパイプ及び脱硫装置 - Google Patents

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Description

本開示は、スプレイパイプ及び脱硫装置に関するものである。
従来、石炭や原油等を燃料とする発電プラントにおいて、ボイラから排出される燃焼排気ガス(以下、「排ガス」という。)は、排ガス中に含まれている二酸化硫黄(SO)等の硫黄酸化物(SOx)が除去されてから大気に放出される。このような脱硫処理を施す排煙脱硫装置の脱硫方式として、脱硫塔の内部で海水や石灰石スラリ等の吸収液と排ガスとを気液接触させて脱硫する液柱方式の排煙脱硫装置が知られている。
液柱方式の排煙脱硫装置は、吸収塔の内部に複数のスプレイパイプを設置して、複数のノズル部から吸収液を噴き上げ、落下してきた吸収液と排ガスとを気液接触させることによって脱硫する。ノズル部は、水平方向に設置されたパイプ部の上面に上向きに複数取り付けられている。ノズル部から噴出する吸収液は略円形断面の棒状水柱となり、ポンプ性能や配管圧損などに応じて定まる液柱高さまで噴き上げられる。そして、棒状水柱の頂上付近では、吸収液は中心から外周方向へ向けて分散した後に落下する。
下記の特許文献1では、排煙脱硫装置の吸収塔に用いられるノズルに関する技術が開示されている。
特開2012-179533号公報
従来、排煙脱硫装置のスプレイパイプに設けられるノズル部は、パイプ部に形成されたフランジに対して複数組のボルト及びナットを用いて、ガスケットを間に挟み、液密に固定される。ボルト及びナットは、腐食を防止するため、耐食性を有する高級金属が採用されており、スプレイパイプの製造コストが高くなるという問題がある。また、ノズル部ごとに複数組のボルトとナットを均一なトルクで締め付ける作業が必要であり、多数のノズル部をパイプ部に取り付けるノズル取付工程において時間や手間がかかる。さらに、部品数が多いため、部品の管理が煩雑になるという問題もある。
上記の特許文献1では、上述したボルト及びナットによる固定ではなく、ノズルホルダと取付キャップを備え、ノズルをノズルホルダ内に設置し、取付キャップをノズルホルダに螺合することによって、ガスケットを間に挟み、ノズルをパイプに対して液密に固定する。しかし、この固定方法では、施工時に、取付キャップの締付けトルクを厳密に管理する必要がある。さらに、取付キャップの内周面に雌ねじを形成し、ノズルホルダの外周面に雄ねじを形成しておく必要があり、加工に手間や時間がかかる。また、この構成では、脱硫装置の運転を継続すると、取付キャップの締め付けが振動等によって緩むおそれがあり、ノズルをパイプに対して安定的に固定できなくなるという問題がある。
本発明に係るスプレイパイプ及び脱硫装置は、このような事情に鑑みてなされたものであって、簡易な構成でノズル部をパイプ部に対して安定的に固定することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示のスプレイパイプ及び脱硫装置は以下の手段を採用する。
すなわち、本開示の幾つかの実施形態に係るスプレイパイプは、外周面に貫通孔が形成されたパイプ部と、前記パイプ部の前記貫通孔に対応する位置に設置されるノズル部と、前記パイプ部と前記ノズル部の両方にわたって前記パイプ部の外周面と前記ノズル部の外周面を液密に覆うように設置される被覆部とを備える。
この構成によれば、パイプ部の外周面に形成された貫通孔に対応する位置に、ノズル部が設置されており、パイプ部を流通する液体又はスラリは、ノズル部から噴き出される。パイプ部とノズル部には、被覆部がパイプ部とノズル部の両方にわたってパイプ部の外周面とノズル部の外周面を覆うように設置される。これにより、パイプ部とノズル部が一体化されており、ノズル部がパイプ部に対して安定的に固定される。また、ボルト及びナット等の金具類を用いることなく、ノズル部がパイプ部に対して簡易な構成で固定される。
上記実施形態において、前記パイプ部は、円筒部材であるパイプと、前記パイプに形成された前記貫通孔に対応する位置において、前記パイプの外周面において径方向に突出するように設けられたノズルホルダと、を有し、前記被覆部は、前記ノズルホルダ及び前記ノズル部にわたって前記ノズルホルダの外周面及び前記ノズル部の外周面を覆うように設置されてもよい。
この構成によれば、ノズルホルダが、パイプの外周面において径方向に突出するように設けられている。ノズルホルダ及びノズル部には、被覆部がノズルホルダ及びノズル部にわたってノズルホルダの外周面及びノズル部の外周面を覆うように設置される。これにより、ノズルホルダ及びノズル部が一体化されており、ノズル部がノズルホルダに対して安定的に固定される。また、ボルト及びナット等の金具類を用いることなく、ノズル部がノズルホルダに対して簡易な構成で固定される。
上記実施形態において、前記被覆部は、前記ノズルホルダ及び前記ノズル部だけでなく、前記パイプにわたって前記パイプの外周面、前記ノズルホルダの外周面及び前記ノズル部の外周面を覆うように設置されてもよい。
この構成によれば、パイプとノズルホルダとノズル部には、被覆部がパイプとノズルホルダとノズル部にわたってパイプの外周面とノズルホルダの外周面とノズル部の外周面を覆うように設置される。これにより、パイプとノズルホルダとノズル部が一体化されており、ノズル部がパイプ及びノズルホルダに対して安定的に固定される。また、ボルト及びナット等の金具類を用いることなく、ノズル部がパイプ及びノズルホルダに対して簡易な構成で固定される。
上記実施形態において、前記パイプ部は、繊維強化プラスチック(FRP)製であり、前記被覆部は、ガラス繊維にプラスチックを含浸した材料で形成されてもよい。
この構成によれば、パイプ部と被覆部は、いずれも繊維と樹脂からなる材料であって同質の材料であるため、両者が結合されやすく、ノズル部がパイプ部に対してより安定的かつ強固に固定される。
上記実施形態において、前記ノズル部は、繊維強化プラスチック(FRP)製でもよい。
この構成によれば、パイプ部と被覆部だけでなくノズル部も繊維と樹脂からなる材料であって、パイプ部、ノズル部及び被覆部が同質の材料であるため、パイプ部と被覆部、かつ、ノズル部と被覆部が結合されやすくなり、ノズル部がパイプ部に対してより安定的かつ強固に固定される。
上記実施形態において、前記ノズル部は、外周面において径方向に突出したフランジを有してもよい。
この構成によれば、ノズル部の外周面には、フランジが径方向に突出して形成されており、ノズル部がパイプ部又はノズルホルダに対してフランジを介して支持される。フランジはノズル部の径方向に突出していることから、フランジによってノズル部が倒れにくくなり安定的に支持される。
上記実施形態において、前記フランジは、前記ノズル部の高さ方向の中間部に形成されてもよい。
この構成によれば、ノズル部は、フランジが形成されているノズル部の高さ方向の中間部において、パイプ部またはノズルホルダに対してフランジを介して支持される。
上記実施形態において、前記パイプ部の外周面からの前記ノズルホルダの突出高さは、50mm以上100mm以下でもよい。
この構成によれば、ボルト及びナットによってノズル部をノズルホルダに固定する場合と異なり、ノズル部の突出高さを50mm以上100mm以下として、突出高さを低く抑えることができる。
本開示の他の実施形態に係る脱硫装置は、上記実施形態のスプレイパイプと、軸方向が水平方向に対して平行に設置された前記パイプ部の底面側において、前記スプレイパイプの設置面に設けられ、前記パイプ部を支持する脚部とを備え、前記パイプ部の前記底面が、前記設置面の直上となるように、前記脚部によって前記パイプ部が支持されている。
本開示によれば、簡易な構成でノズル部をパイプ部に対して安定的に固定することができる。
本開示の一実施形態に係る脱硫装置の概略構成を示す縦断面図である。 図1に示す脱硫装置のスプレイパイプを示す側面図である。 図2に示すスプレイパイプを上方から見た平面図である。 図2に示す脱硫装置のスプレイパイプを示すIV-IV線矢視図である。 本開示の一実施形態に係る脱硫装置のスプレイパイプを示す縦断面図である。 本開示の一実施形態に係る脱硫装置のスプレイパイプ及び脚部を示す縦断面図である。 本開示の一実施形態に係る脱硫装置のスプレイパイプの変形例を示す縦断面図である。
以下に、本開示の一実施形態に係る脱硫装置100について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の脱硫装置100は、吸収塔10と、スプレイパイプ20と、デミスタ30と、循環ポンプ40などを備える。
吸収塔10は、鉛直方向に延びるように形成されて排ガスの通路となる筒状のケーシングである。吸収塔10は、側面に形成された排ガス導入部11から導入された硫黄酸化物を含む排ガスを鉛直方向の上方へ導く。また、吸収塔10は、鉛直方向の上方に形成された排ガス排出部12から排ガスを排出する。
スプレイパイプ20は、吸収塔10の内部において、水平方向に対して平行に配置される管状部材である。図1に示すように、スプレイパイプ20は、吸収液を鉛直方向の上方に向けて吐出する。これにより、排ガス導入部11から導入された排ガスと吸収液が気液接触する。ここで、吸収液は、石灰石を含む液体であり、吸収塔10の内部で、石灰石膏法によって、排ガスに含まれる硫黄酸化物が除去される。スプレイパイプ20から吐出された吸収液は、上方に向けて吐出された後、吸収塔10の内部で分散し、吸収塔10の底部13に溜まる。底部13に溜まった吸収液は、循環ポンプ40によってスプレイパイプ20へ再び供給される。
なお、吸収液は、石灰石を含む液体に限定されず、海水でもよい。海水を流通させる場合、石灰石を含む液体に比べて、ノズル部22の閉塞や摩耗の影響が少ない。そのため、本実施形態のように、被覆部26によってパイプ19とノズル部22を一体化する場合であっても、ノズル部22の交換頻度が少ないため、支障が生じにくい。
デミスタ30は、例えば折れ板型デミスタであり、吸収塔10の内部で発生した吸収液のミストを物理的衝突によって除去するものである。
次に、本実施形態の脱硫装置100が備えるスプレイパイプ20について詳細に説明する。
スプレイパイプ20は、図2及び図3に示すように、脱硫装置100の吸収塔10の内部に複数本設置される。スプレイパイプ20は、吸収塔10の側面に形成された開口部14を介して、外部から内部へ挿入されて所定の位置に設置される。スプレイパイプ20は、同一平面内に複数本(例えば5本)設置される。また、スプレイパイプ20は、鉛直方向の異なる位置にそれぞれ複数本ずつ複数段で設置されてもよい。
図2及び図3に示すように、スプレイパイプ20には、取付フランジ24と供給口25とが設けられている。取付フランジ24は、スプレイパイプ20を吸収塔10に設けられた開口部14に取り付けるための部材である。取付フランジ24は、複数の締結具(図示略)によって吸収塔10の開口部14に取り付けられる。
吸収塔10の側面には、作業者が通り抜けるためのマンホール15が設けられている。マンホール15は、吸収塔10の外部から内部へ保守用の部品等を持ち込む場合や、吸収塔10の内部から外部へ使用済みの部品等を運び出す場合にも利用可能である。
図4及び図5に示すように、スプレイパイプ20は、パイプ部21と、複数のノズル部22と、被覆部26と、複数の脚部27などを有する。
パイプ部21は、例えば直線状の円筒部材であるパイプ19と、ノズルホルダ23とを有する。パイプ19の材料は限定されないが、被覆部26と同質の材料であることが望ましい。パイプ19は、例えば繊維強化プラスチック(FRP)製である。パイプ19の一端側は、吸収液が供給されるように開口された供給口25が形成されており、パイプ19の他端側は閉塞されている。
図5に示すように、パイプ19の外周面には貫通孔28が形成され、貫通孔28に対応する位置にノズルホルダ23が設置される。貫通孔28は、パイプ19の管軸方向に沿って、例えば等間隔に、複数形成される。貫通孔28は、スプレイパイプ20が吸収塔10の内部に配置されたとき、パイプ19の上面に位置し、かつ、上向きとなるように設置される。
パイプ19の長さは、例えば3m以上20m以下であり、パイプ19の外径は、例えば200mm以上400mm以下である。なお、パイプ19のサイズは、これらの例に限定されない。
パイプ19の一端側の供給口25から供給された吸収液は、パイプ19の内部を流通し、ノズルホルダ23に設けられた複数のノズル部22へ供給される。
ノズルホルダ23は、例えば、円筒状部材であり、パイプ19の貫通孔28に対応する位置において、パイプ19の外周面において径方向に突出するように設けられる。ノズルホルダ23は、一端側がパイプ19と接続されている。ノズルホルダ23は、ノズル部22を内部に収容可能な内径を有しており、ノズルホルダ23の他端側からノズル部22が挿入される。ノズルホルダ23は、スプレイパイプ20が吸収塔10の内部に配置されたとき、パイプ19の上面に位置し、かつ、上向きとなるように設置される。
ノズルホルダ23の材料は限定されないが、被覆部26と同質の材料であることが望ましい。ノズルホルダ23は、例えば繊維強化プラスチック(FRP)製である。ノズルホルダ23は、例えば、パイプ19と一体成形されて形成される。
ノズル部22は、円筒状部材であり、内部において管軸方向に対して平行な流路が形成されている。ノズル部22は、一端側の開口22aから内部に供給された吸収液を、他端側の開口22bから外部へ噴出させる。
ノズル部22は、上述したノズルホルダ23に挿入されてパイプ部21に設置される。したがって、ノズル部22は、スプレイパイプ20が吸収塔10の内部に配置されたとき、パイプ部21の上面に位置し、かつ、上向きとなるように設置される。ノズル部22は、吸収塔10の内部において、吸収液を鉛直方向の上方へ導く。ノズル部22から噴出する吸収液は略円形断面の棒状水柱となり、ポンプ性能や配管圧損などに応じて定まる液柱高さまで噴き上げられる。そして、棒状水柱の頂上付近では、吸収液は中心から外周方向へ向けて分散した後に落下する。
ノズル部22の材料は限定されないが、被覆部26と同質の材料であるとよい。ノズル部22及び被覆部26が同質の材料である場合、ノズル部22と被覆部26が結合されやすくなり、ノズル部22がパイプ部21に対してより安定的かつ強固に固定される。ノズル部22は、例えば繊維強化プラスチック(FRP)製である。なお、ノズル部22の材料は、SiC(シリコンカーバイド)などでもよい。
ノズル部22の外周面には、ノズル部22の軸方向に対して垂直であり、かつ、径方向に突出したフランジ31が設けられている。フランジ31は、例えばリング状の板状部材である。フランジ31は、図5に示すように、例えばノズル部22の高さ方向の中間部に設けられる。ノズル部22のフランジ31は、ノズル部22の一部(下半部)がノズルホルダ23に挿入された状態で、ノズルホルダ23の上面と当接する。ノズル部22のフランジ31によって、ノズル部22の挿入位置が規制される。
ノズルホルダ23の上面には、ノズルホルダ23の径方向に突出したフランジ32が設けられてもよい。ノズル部22のフランジ31とノズルホルダ23のフランジ32は、互いに平行であり面接触する。ノズルホルダ23のフランジ32の突出方向は、パイプ19の管軸方向に対して平行である。これにより、ノズル部22がノズルホルダ23に挿入されて、ノズル部22のフランジ31とノズルホルダ23のフランジ32を面接触させたとき、ノズル部22の管軸方向がパイプ19に対して垂直になる。したがって、ノズル部22の設置方向を決定しやすい。
図5に示すように、パイプ19とノズルホルダ23とノズル部22には、被覆部26がパイプ19とノズルホルダ23とノズル部22にわたってパイプ19の外周面とノズルホルダ23及びノズル部22の外周面を液密に覆うように設置される。これにより、パイプ19とノズルホルダ23とノズル部22が一体化されており、ノズル部22がパイプ部21に対して安定的に固定される。また、ボルト及びナット等の金具類を用いることなく、ノズル部22がパイプ部21に対して簡易な構成で固定される。さらに、脱硫装置100が設置された現地で、ボルト及びナットによってパイプ部21とノズル部22を一体化させる作業を省略することができ、コスト削減が可能になる。
また、特にフランジ31及び32が形成されている場合、ノズル部22のフランジ31とノズルホルダ23のフランジ32を面接触させた状態で外周面を被覆部26が覆うと、ノズル部22に対して引抜力が作用しても、フランジ31及び32に沿って屈曲した被覆部26によって引き抜きが抑制される。そのため、パイプ19とノズルホルダ23とノズル部22を更に強固に固定できる。
被覆部26は、ガラス繊維にプラスチックを含浸した材料で形成される。パイプ部21と被覆部26は、いずれも繊維と樹脂からなる材料であって同質の材料であるため、両者が結合されやすい。その結果、パイプ部21のノズルホルダ23に挿入されたノズル部22が、被覆部26を介してパイプ部21に対してより安定的かつ強固に固定される。
被覆部26のパイプ19、ノズルホルダ23及びノズル部22に対する被覆方法は、ガラス繊維にプラスチックを含浸した材料で行われている一般的な技術を適用することができる。例えば、プラスチックが硬化する前にパイプ19、ノズルホルダ23及びノズル部22に当該材料を巻きつけてから硬化させたり、当該材料を塗布してから硬化させたりする。
上記方法によって被覆された被覆部26は、パイプ19とノズルホルダ23とノズル部22を一体化させる。その結果、ノズル部22がパイプ部21に対して安定的に、かつ、簡易な構成で固定される。
なお、本実施形態は、図5に示すように、パイプ19とノズルホルダ23とノズル部22に、被覆部26が設置される場合に限定されない。図7に示すように、パイプ19には被覆部26が設置されず、ノズルホルダ23とノズル部22において、被覆部26がノズルホルダ23とノズル部22にわたってノズルホルダ23の外周面とノズル部22の外周面を覆うように設置される。これにより、ノズルホルダ23とノズル部22が一体化されており、図7に示す変形例においても、ノズル部22がノズルホルダ23に対して安定的に固定される。また、ボルト及びナット等の金具類を用いることなく、ノズル部22がノズルホルダ23に対して簡易な構成で固定される。
複数の脚部27は、図4に示すように、パイプ部21の下端部に配置される部材である。脚部27は、パイプ部21の先端部を含む複数箇所に配置されている。複数の脚部27を介して、パイプ部21の荷重が、パイプサポート(支持部)91、支持梁(支持部)92、及び支持梁(支持部)93に伝達される。パイプサポート91、支持梁92、及び支持梁93は、吸収塔10の内部に設置されたスプレイパイプ20を支持する部材である。
脚部27は、底面がパイプサポート91、支持梁92又は支持梁93の上面である設置面に設置される。また、脚部27は、上端が例えばパイプ部21のパイプ19に接続される。脚部27の高さは、脚部27の底面から脚部27の上端までの高さである。
脚部27の高さは、可能な限り低く抑えることが望ましい。スプレイパイプ20は、脚部27がパイプ19に設置された状態で、吸収塔10の側面に形成された開口部14を介して、外部から内部へ挿入されて所定の位置に設置される。脚部27の高さを抑えて、スプレイパイプ20全体の高さを抑えることで、開口部14の高さを小さくすることができ、吸収塔10の強度低下を抑制できる。
図6に示すように、脚部27の高さは、パイプ部21の底部が脚部27の設置面近くとなるように設定される。このとき、脚部27の最下部の幅は、パイプ部21のパイプ19の直径と同じか、パイプ19の直径よりも大きいことが望ましい。これにより、脚部27と、パイプサポート91、支持梁92又は支持梁93とを締結するボルト33を挿入する孔を、パイプ部21から更に離れた位置に明けることができるため、脚部27の高さが低い場合であっても、脚部27の最下部の幅がパイプ19の直径よりも小さい場合に比べて、パイプサポート91、支持梁92、及び支持梁93との結合手段であるボルト33及びナット34を締結する作業が行いやすい。
ノズル部22のフランジ31の張り出し長さは、例えば10mm以上30mm以下である。従来のようにフランジ31にボルトを貫通させて、ボルト及びナットを結合する場合、フランジ31の張り出し長さは、ボルトの軸太さを考慮して、例えば45mm以上とする必要がある。これに対し、本実施形態では、ボルト及びナットによる結合を用いずに被覆部26によってノズル部22をノズルホルダ23に固定させることから、フランジ31の張り出し長さを短くすることができる。ノズルホルダ23のフランジ32の張り出し長さは、例えばノズル部22のフランジ31の張り出し長さと同等である。
ノズルホルダ23について、パイプ19の外周面からのノズルホルダ23の突出高さは、例えば50mm以上100mm以下である。
ノズルホルダ23の突出高さを50mm以上とすることで、上述した被覆部26のノズルホルダ23への巻き付けや塗布が容易になる。その結果、ノズル部22がノズルホルダ23に確実に固定される。また、上述したとおり、スプレイパイプ20は、吸収塔10の側面に形成された開口部14を介して、外部から内部へ挿入されて所定の位置に設置される。ノズルホルダ23の突出高さを100mm以下とすることで、開口部14の高さを小さくすることができ、吸収塔10の強度低下を抑制できる。
なお、上述した実施形態では、パイプ部21においてパイプ19にノズルホルダ23が設けられる場合について説明したが、本開示はこの例に限定されない。例えば、パイプ19にノズルホルダ23が設けられず、ノズル部22が直接パイプ19に設置されてもよい。この場合、ノズル部22のフランジ31は、ノズル部22の高さ方向の中間部分ではなく、ノズル部22の一端に設けられ、フランジ31がパイプ19の外周面に沿って設置される。そして、パイプ19とノズル部22には、被覆部26がパイプ19とノズル部22にわたってパイプ19の外周面とノズル部22の外周面を覆うように設置される。これにより、パイプ19とノズル部22が一体化されており、ノズル部22がパイプ19に対して安定的に固定される。
また、上述した実施形態では、ノズル部22のフランジ31とノズルホルダ23のフランジ32の結合において、ボルト及びナットを使用しない場合について説明したが、本開示はこの例に限定されない。被覆部26と合わせてボルト及びナットによる結合を行ってもよい。この場合、被覆部26による一体化が行われていることから、ノズル部22一つ当たりのボルト及びナットの数を従来に比べて減らしてもよい。また、ボルト及びナットの表面に被覆部26による被覆を行えば、ボルト及びナットを耐食性を有する高級金属としなくてもよい。
10 :吸収塔
11 :排ガス導入部
12 :排ガス排出部
13 :底部
14 :開口部
15 :マンホール
19 :パイプ
20 :スプレイパイプ
21 :パイプ部
22 :ノズル部
22a :開口
22b :開口
23 :ノズルホルダ
24 :取付フランジ
25 :供給口
26 :被覆部
27 :脚部
28 :貫通孔
30 :デミスタ
31 :フランジ
32 :フランジ
33 :ボルト
34 :ナット
40 :循環ポンプ
91 :パイプサポート
92 :支持梁
93 :支持梁
100 :脱硫装置

Claims (9)

  1. 外周面に貫通孔が形成されたパイプ部と、
    前記パイプ部の前記貫通孔に対応する位置に設置されるノズル部と、
    前記パイプ部と前記ノズル部の両方にわたって前記パイプ部の外周面と前記ノズル部の外周面を液密に覆うように設置される被覆部と、
    を備えるスプレイパイプ。
  2. 前記パイプ部は、
    円筒部材であるパイプと、
    前記パイプに形成された前記貫通孔に対応する位置において、前記パイプの外周面において径方向に突出するように設けられたノズルホルダと、
    を有し、
    前記被覆部は、前記ノズルホルダ及び前記ノズル部にわたって前記ノズルホルダの外周面及び前記ノズル部の外周面を覆うように設置される請求項1に記載のスプレイパイプ。
  3. 前記被覆部は、前記ノズルホルダ及び前記ノズル部だけでなく、前記パイプにわたって前記パイプの外周面、前記ノズルホルダの外周面及び前記ノズル部の外周面を覆うように設置される請求項2に記載のスプレイパイプ。
  4. 前記パイプ部は、繊維強化プラスチック製であり、前記被覆部は、ガラス繊維にプラスチックを含浸した材料で形成される請求項1から3のいずれか1項に記載のスプレイパイプ。
  5. 前記ノズル部は、繊維強化プラスチック製である請求項4に記載のスプレイパイプ。
  6. 前記ノズル部は、外周面において径方向に突出したフランジを有する請求項1から5のいずれか1項に記載のスプレイパイプ。
  7. 前記フランジは、前記ノズル部の高さ方向の中間部に形成される請求項6に記載のスプレイパイプ。
  8. 前記パイプ部の外周面からの前記ノズルホルダの突出高さは、50mm以上100mm以下である請求項2又は3に記載のスプレイパイプ。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のスプレイパイプと、
    軸方向が水平方向に対して平行に設置された前記パイプ部の底面側において、前記スプレイパイプの設置面に設けられ、前記パイプ部を支持する脚部と、
    を備え、
    前記パイプ部の前記底面が、前記設置面の直上となるように、前記脚部によって前記パイプ部が支持されている脱硫装置。
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