JP7042152B2 - 機器交換時期提案方法及び装置 - Google Patents

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Description

本発明は、機器交換時期提案方法及び装置に関するものである。
一般に、石炭火力発電所等のプラント設備において、例えば、石炭を搬送するベルトコンベヤの場合、安全装置等の作動が検知されると、一旦、ベルトコンベヤの運転を停止し、停止要因に対応をした後、ベルトコンベヤの運転を再開することが行われる。
このため、前記ベルトコンベヤに用いられる電動機は、始動、運転、停止、再始動が繰り返し行われる。
従来、前記電動機を含む各種機器の場合、機器毎にスペックから耐用時間(例えば、数年)を定めておいて、一定期間使用したら、故障していなくても一律で交換する方法(予防保全)が取られていた。
尚、プラント設備における機器の保全と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2014-139774号公報
しかしながら、前述のような予防保全では、プラント設備における運転停止のリスクを下げるべく、実際に使用できる期間より余裕をみて機器の交換が実施される。このため、まだ使用できる機器でも交換が行われることとなり、機器自体の費用並びに機器交換作業に伴う費用が嵩むという問題が発生していた。
又、機器の交換時期を予め設定された耐用時間で管理するため、想定外の頻度で機器が使用された場合に耐用時間より速く発生する故障や機器の個体差が原因で耐用時間より早く発生する故障については対応が困難となっていた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、機器の寿命を最大限有効に生かすことができ、使用頻度や個体差が原因となる早期の故障発生にも対処し得る機器交換時期提案方法及び装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明の機器交換時期提案方法は、機器の正常運転時における基準センサデータを予め取得する機械学習工程と、
該機械学習工程における基準センサデータ取得完了後の機器の通常運転時に、前記機器の予め設定された耐用時間Tと実際の稼働時間Tと負荷率ηと機器の運転状況データによる補正率Kとに基づき残耐用時間Tを求める残耐用時間算出工程と、
前記稼働時間Tと負荷率ηと機器の運転状況データによる補正率Kと機器使用開始から現時点までの経過時間Tとに基づき稼働率Uを求める稼働率算出工程と、
前記残耐用時間算出工程で求められた残耐用時間Tと前記稼働率算出工程で求められた稼働率Uとに基づき残寿命Lを求める残寿命算出工程と、
現時点での機器のセンサデータを取得するセンサデータ取得工程と、
前記機械学習工程で取得された基準センサデータと前記センサデータ取得工程で取得されたセンサデータとの乖離度による補正率Cを求める乖離度補正率算出工程と、
前記残寿命算出工程で求められた残寿命Lと前記乖離度補正率算出工程で求められた補正率Cとに基づき補正後残寿命L
=L ・C
より求める補正後残寿命算出工程と
を行うことができる。
前記機器交換時期提案方法においては、前記補正後残寿命算出工程で求められた補正後残寿命Lを日付に換算し交換推奨日を求める交換推奨日算出工程と、
該交換推奨日算出工程で求められた交換推奨日を表示する表示工程と
を含むことができる。
前記機器交換時期提案方法において、前記機器の運転状況データは、稼働時間T、起動回数の少なくとも一つを含むことができる。
前記機器交換時期提案方法において、前記機器のセンサデータは、振動、温度、騒音の少なくとも一つの検出値を含むことができる。
一方、本発明の機器交換時期提案装置は、機器に設けられたセンサと、
前記機器に設けられた制御器と、
該制御器と前記センサとが接続された演算器とを備え、
該演算器は、
前記機器の正常運転時に検出される前記センサからの基準センサデータを予め取得する機械学習部と、
該機械学習部における基準センサデータ取得完了後の機器の通常運転時に、前記機器の制御器に予め設定された耐用時間Tと実際の稼働時間Tと負荷率ηと機器の運転状況データによる補正率Kとに基づき残耐用時間Tを求める残耐用時間算出部と、
前記稼働時間Tと負荷率ηと機器の運転状況データによる補正率Kと機器使用開始から現時点までの経過時間Tとに基づき稼働率Uを求める稼働率算出部と、
前記残耐用時間算出部で求められた残耐用時間Tと前記稼働率算出部で求められた稼働率Uとに基づき残寿命Lを求める残寿命算出部と、
現時点で検出される前記センサからの機器のセンサデータを取得するセンサデータ取得部と、
前記機械学習部で取得された基準センサデータと前記センサデータ取得部で取得されたセンサデータとの乖離度による補正率Cを求める乖離度補正率算出部と、
前記残寿命算出部で求められた残寿命Lと前記乖離度補正率算出部で求められた補正率Cとに基づき補正後残寿命L
=L ・C
より求める補正後残寿命算出部と
を備えることができる。
前記機器交換時期提案装置において、前記演算器は、前記補正後残寿命算出部で求められた補正後残寿命Lを日付に換算し交換推奨日を求める交換推奨日算出部を備え、
前記演算器の交換推奨日算出部で求められた交換推奨日を表示する表示器を備えることができる。
前記機器交換時期提案装置において、前記機器の運転状況データは、前記制御器で把握される稼働時間T、起動回数の少なくとも一つを含むことができる。
前記機器交換時期提案装置において、前記機器のセンサデータは、前記センサで検出される振動、温度、騒音の少なくとも一つの検出値を含むことができる。
本発明の機器交換時期提案方法及び装置によれば、機器の寿命を最大限有効に生かすことができ、使用頻度や個体差が原因となる早期の故障発生にも対処し得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の機器交換時期提案方法及び装置の実施例を示すブロック図である。 本発明の機器交換時期提案方法及び装置の実施例を示すフローチャートである。 本発明の機器交換時期提案方法及び装置の実施例における補正後残寿命Lを示す概念図である。 本発明の機器交換時期提案方法及び装置の実施例における交換時期を示す線図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1~図4は本発明の機器交換時期提案方法及び装置の実施例である。
本実施例の機器交換時期提案装置は、機器10に設けられたセンサ20と、前記機器10に設けられた制御器30と、該制御器30と前記センサ20とが接続された演算器40とを備えている。前記機器10としては、例えば、電動機を挙げることができるが、これに限定されるものではない。
前記演算器40は、機械学習部40aと、残耐用時間算出部40bと、稼働率算出部40cと、残寿命算出部40dと、センサデータ取得部40eと、乖離度補正率算出部40fと、補正後残寿命算出部40gとを備えている。
前記機械学習部40aは、前記機器10の正常運転時に検出される前記センサ20からの基準センサデータを予め取得するようになっている。
前記残耐用時間算出部40bは、前記機械学習部40aにおける基準センサデータ取得完了後の機器10の通常運転時に、前記機器10の制御器30に予め設定された耐用時間Tと実際の稼働時間Tと負荷率ηと機器10の運転状況データによる補正率Kとに基づき残耐用時間T
=T-T・η・K
より求めるようになっている。
前記稼働率算出部40cは、前記稼働時間Tと負荷率ηと機器10の運転状況データによる補正率Kと機器10の使用開始から現時点までの経過時間Tとに基づき稼働率Uを
U=(T・η・K)/ T
より求めるようになっている。
前記残寿命算出部40dは、前記残耐用時間算出部40bで求められた残耐用時間Tと前記稼働率算出部40cで求められた稼働率Uとに基づき残寿命L
=T/U
より求めるようになっている。
前記センサデータ取得部40eは、現時点で検出される前記センサ20からの機器10のセンサデータを取得するようになっている。
前記乖離度補正率算出部40fは、前記機械学習部40aで取得された基準センサデータと前記センサデータ取得部40eで取得されたセンサデータとの乖離度による補正率Cを求めるようになっている。
前記補正後残寿命算出部40gは、前記残寿命算出部40dで求められた残寿命Lと前記乖離度補正率算出部40fで求められた補正率Cとに基づき補正後残寿命L
=L・C
より求めるようになっている。
更に、前記演算器40は、前記補正後残寿命算出部40gで求められた補正後残寿命Lを日付に換算し交換推奨日を求める交換推奨日算出部40hを備えている。
前記演算器40には、該演算器40の交換推奨日算出部40hで求められた交換推奨日を表示する表示器50が接続されている。
前記機器10の運転状況データは、前記制御器30で把握される稼働時間T、起動回数の少なくとも一つを含んでいる。
前記機器10のセンサデータは、前記センサ20で検出される振動、温度、騒音の少なくとも一つの検出値を含んでいる。尚、前記機器10が電動機である場合には、センサデータとして電流を含めることもできる。
又、本実施例の機器交換時期提案方法は、図2に示す如く、機械学習工程(ステップS10)と、残耐用時間算出工程(ステップS20)と、稼働率算出工程(ステップS30)と、残寿命算出工程(ステップS40)と、センサデータ取得工程(ステップS50)と、乖離度補正率算出工程(ステップS60)と、補正後残寿命算出工程(ステップS70)とを有している。
前記機械学習工程は、機器10の正常運転時における基準センサデータを予め取得する工程である。
前記残耐用時間算出工程は、前記機械学習工程における基準センサデータ取得完了後の機器10の通常運転時に、前記機器10の予め設定された耐用時間Tと実際の稼働時間Tと負荷率ηと機器10の運転状況データによる補正率Kとに基づき残耐用時間Tを求める工程である。
前記稼働率算出工程は、前記稼働時間Tと負荷率ηと機器10の運転状況データによる補正率Kと機器10の使用開始から現時点までの経過時間Tとに基づき稼働率Uを求める工程である。
前記残寿命算出工程は、前記残耐用時間算出工程で求められた残耐用時間Tと前記稼働率算出工程で求められた稼働率Uとに基づき残寿命Lを求める工程である。
前記センサデータ取得工程は、現時点での機器10のセンサデータを取得する工程である。
前記乖離度補正率算出工程は、前記機械学習工程で取得された基準センサデータと前記センサデータ取得工程で取得されたセンサデータとの乖離度による補正率Cを求める工程である。
前記補正後残寿命算出工程は、前記残寿命算出工程で求められた残寿命Lと前記乖離度補正率算出工程で求められた補正率Cとに基づき補正後残寿命Lを求める工程である。
更に、本実施例の機器交換時期提案方法は、前記補正後残寿命算出工程で求められた補正後残寿命Lを日付に換算し交換推奨日を求める交換推奨日算出工程(ステップS80)と、該交換推奨日算出工程で求められた交換推奨日を表示する表示工程(ステップS90)とを含んでいる。
次に、上記実施例の作用を説明する。
先ず、機器10の学習運転が行われ、該機器10の正常運転時にセンサ20で基準センサデータが検出され、該基準センサデータが予め演算器40の機械学習部40aに取得される(図2のステップS10の機械学習工程参照)。前記センサ20で検出される振動、温度、騒音の少なくとも一つの検出値が前記機器10の基準センサデータとなる。尚、前記機器10が電動機である場合には、基準センサデータとして電流を含めても良い。
前記機械学習部40aにおける基準センサデータ取得完了後の機器10の通常運転時には、前記機器10の制御器30に予め設定された耐用時間Tと実際の稼働時間Tと負荷率ηと機器10の運転状況データによる補正率Kとに基づき残耐用時間Tが残耐用時間算出部40bにおいて
=T-T・η・K
より求められる(図2のステップS20の残耐用時間算出工程参照)。尚、前記制御器30で把握される稼働時間T、起動回数の少なくとも一つが前記機器10の運転状況データとして含まれている。
続いて、前記稼働時間Tと負荷率ηと機器10の運転状況データによる補正率Kと機器10の使用開始から現時点までの経過時間Tとに基づき稼働率Uが稼働率算出部40cにおいて
U=(T・η・K)/ T
より求められる(図2のステップS30の稼働率算出工程参照)。
この後、前記残耐用時間算出部40bで求められた残耐用時間Tと前記稼働率算出部40cで求められた稼働率Uとに基づき残寿命Lが残寿命算出部40dにおいて
=T/U
より求められる(図2のステップS40の残寿命算出工程参照)。
現時点で検出される前記センサ20からの機器10のセンサデータは、センサデータ取得部40eにおいて取得される(図2のステップS50のセンサデータ取得工程参照)。前記センサデータは、前記基準センサデータと同様、振動、温度、騒音の少なくとも一つの検出値となり、前記機器10が電動機である場合に、基準センサデータとして電流が含まれているのであれば、センサデータとしても電流が含まれる。
前記センサ20からの機器10のセンサデータがセンサデータ取得部40eにおいて取得されると、前記機械学習部40aで取得された基準センサデータと前記センサデータ取得部40eで取得されたセンサデータとの乖離度による補正率Cが乖離度補正率算出部40fにおいて求められる(図2のステップS60の乖離度補正率算出工程参照)。
次に、前記残寿命算出部40dで求められた残寿命Lと前記乖離度補正率算出部40fで求められた補正率Cとに基づき補正後残寿命Lが補正後残寿命算出部40gにおいて
=L・C
より求められる(図2のステップS70の補正後残寿命算出工程参照)。
更に、前記補正後残寿命算出部40gで求められた補正後残寿命Lは、交換推奨日算出部40hにおいて日付に換算され交換推奨日が求められる(図2のステップS80の交換推奨日算出工程参照)。
前記演算器40の交換推奨日算出部40hで求められた交換推奨日は、表示器50に表示される(図2のステップS90の表示工程参照)。
尚、前記補正後残寿命算出部40gで求められた補正後残寿命Lは、必ずしも日付に換算する必要はなく、そのままプリンタ(図示せず)から印字してプラント設備の作業者が機器10の交換の目安にすることも可能である。
ここで、前記耐用時間T、稼働時間T、残耐用時間Tに基づいて求められる補正後残寿命Lは、図3の実線で示すように、残耐用時間Tより長くなることもあれば、図3の仮想線で示すように、残耐用時間Tより短くなることもある。
因みに、図4に示す如く、横軸に交換時期を取り、縦軸に運転時間を取ったグラフにおいて、従来であれば、予防保全の観点から、前記電動機を含む各種の機器10の場合、メーカがカタログ上で規定する寿命(耐用時間T)を運転時間のベースとして、それより短い運転時間の交換レベルが設定され、該交換レベルに対応する期間が経過したら、仮に故障していなくてもOのポイントで一律に交換が行われることになる。
これに対し、本実施例のように、運転状況データと、基準センサデータ及びセンサデータとに基づいて補正後残寿命Lが求められれば、稼働時間Tがあまり長くなく且つ起動回数も少なく、振動、温度、騒音、電流等の検出値が定格の範囲に収まっているような場合には、Oよりも先の時期であるAのポイントで機器10を交換すべきであると提案される。
一方、稼働時間Tが長く且つ起動回数も非常に多く、更に、振動、温度、騒音、電流等の検出値が定格の範囲を逸脱しているような場合には、運転時間が交換レベルに達していなくても、Oよりも早い時期であるBのポイントで機器10を交換すべきであると提案される。
この結果、本実施例の場合、従来のような予防保全とは異なり、プラント設備における運転停止のリスクを下げるべく、実際に使用できる期間より余裕をみて機器10の交換を実施しなくて済む。このため、まだ使用できる機器10において交換が行われることがなくなり、機器10自体の費用並びに機器10の交換作業に伴う費用の削減につながる。
又、機器10の交換時期を予め設定された耐用時間で管理するのではないため、想定外の頻度で機器10が使用された場合に耐用時間より速く発生する故障や機器10の個体差が原因で耐用時間より早く発生する故障についても対応が可能となる。
こうして、機器10の寿命を最大限有効に生かすことができ、使用頻度や個体差が原因となる早期の故障発生にも対処し得る。
尚、本発明の機器交換時期提案方法及び装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
10 機器
20 センサ
30 制御器
40 演算器
40a 機械学習部
40b 残耐用時間算出部
40c 稼働率算出部
40d 残寿命算出部
40e センサデータ取得部
40f 乖離度補正率算出部
40g 補正後残寿命算出部
40h 交換推奨日算出部
50 表示器

Claims (8)

  1. 機器の正常運転時における基準センサデータを予め取得する機械学習工程と、
    該機械学習工程における基準センサデータ取得完了後の機器の通常運転時に、前記機器の予め設定された耐用時間Tと実際の稼働時間Tと負荷率ηと機器の運転状況データによる補正率Kとに基づき残耐用時間Tを求める残耐用時間算出工程と、
    前記稼働時間Tと負荷率ηと機器の運転状況データによる補正率Kと機器使用開始から現時点までの経過時間Tとに基づき稼働率Uを求める稼働率算出工程と、
    前記残耐用時間算出工程で求められた残耐用時間Tと前記稼働率算出工程で求められた稼働率Uとに基づき残寿命Lを求める残寿命算出工程と、
    現時点での機器のセンサデータを取得するセンサデータ取得工程と、
    前記機械学習工程で取得された基準センサデータと前記センサデータ取得工程で取得されたセンサデータとの乖離度による補正率Cを求める乖離度補正率算出工程と、
    前記残寿命算出工程で求められた残寿命Lと前記乖離度補正率算出工程で求められた補正率Cとに基づき補正後残寿命L
    =L ・C
    より求める補正後残寿命算出工程と
    を行う機器交換時期提案方法。
  2. 前記補正後残寿命算出工程で求められた補正後残寿命Lを日付に換算し交換推奨日を求める交換推奨日算出工程と、
    該交換推奨日算出工程で求められた交換推奨日を表示する表示工程と
    を含む請求項1記載の機器交換時期提案方法。
  3. 前記機器の運転状況データは、稼働時間T、起動回数の少なくとも一つを含む請求項1又は2記載の機器交換時期提案方法。
  4. 前記機器のセンサデータは、振動、温度、騒音の少なくとも一つの検出値を含む請求項1~3の何れか一項に記載の機器交換時期提案方法。
  5. 機器に設けられたセンサと、
    前記機器に設けられた制御器と、
    該制御器と前記センサとが接続された演算器とを備え、
    該演算器は、
    前記機器の正常運転時に検出される前記センサからの基準センサデータを予め取得する機械学習部と、
    該機械学習部における基準センサデータ取得完了後の機器の通常運転時に、前記機器の制御器に予め設定された耐用時間Tと実際の稼働時間Tと負荷率ηと機器の運転状況データによる補正率Kとに基づき残耐用時間Tを求める残耐用時間算出部と、
    前記稼働時間Tと負荷率ηと機器の運転状況データによる補正率Kと機器使用開始から現時点までの経過時間Tとに基づき稼働率Uを求める稼働率算出部と、
    前記残耐用時間算出部で求められた残耐用時間Tと前記稼働率算出部で求められた稼働率Uとに基づき残寿命Lを求める残寿命算出部と、
    現時点で検出される前記センサからの機器のセンサデータを取得するセンサデータ取得部と、
    前記機械学習部で取得された基準センサデータと前記センサデータ取得部で取得されたセンサデータとの乖離度による補正率Cを求める乖離度補正率算出部と、
    前記残寿命算出部で求められた残寿命Lと前記乖離度補正率算出部で求められた補正率Cとに基づき補正後残寿命L
    =L ・C
    より求める補正後残寿命算出部と
    を備えた機器交換時期提案装置。
  6. 前記演算器は、前記補正後残寿命算出部で求められた補正後残寿命Lを日付に換算し交換推奨日を求める交換推奨日算出部を備え、
    前記演算器の交換推奨日算出部で求められた交換推奨日を表示する表示器を備えた請求項5記載の機器交換時期提案装置。
  7. 前記機器の運転状況データは、前記制御器で把握される稼働時間T、起動回数の少なくとも一つを含む請求項5又は6記載の機器交換時期提案装置。
  8. 前記機器のセンサデータは、前記センサで検出される振動、温度、騒音の少なくとも一つの検出値を含む請求項5~7の何れか一項に記載の機器交換時期提案装置。
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