JP7041502B2 - 商品注文端末装置、商品注文方法 - Google Patents

商品注文端末装置、商品注文方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7041502B2
JP7041502B2 JP2017223819A JP2017223819A JP7041502B2 JP 7041502 B2 JP7041502 B2 JP 7041502B2 JP 2017223819 A JP2017223819 A JP 2017223819A JP 2017223819 A JP2017223819 A JP 2017223819A JP 7041502 B2 JP7041502 B2 JP 7041502B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
order
product
information
unit
button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017223819A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019095991A (ja
Inventor
幸知 赤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2017223819A priority Critical patent/JP7041502B2/ja
Publication of JP2019095991A publication Critical patent/JP2019095991A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7041502B2 publication Critical patent/JP7041502B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、公衆電話回線を使用して商品を注文する商品注文端末装置に関する。
従来、公衆電話回線を使用して商品を注文する商品注文端末装置として、例えば特許文献1には、商品発注用操作タブレットが開示されている。
特開平6-318218号公報(1994年11月15日公開)
しかしながら、上述のような従来技術は、注文操作を行なう際に、オフフックを行ない、受注センタへ接続した後、音声案内に沿って商品の発注を確定させた後、オンフックを行なう。つまり、注文操作が開始されてから、終了するまで通話中となっている。このため、注文する商品の数や種類が多いと、その分、通話時間が長くなるという問題が生じる。
本発明の一態様は、注文する商品の数や種類が多くなっても、通話時間が長くならない商品注文端末装置を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る商品注文端末装置は、商品の注文を受付ける注文受付サーバとの間でDTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)、音声を表す信号の少なくとも一方の信号を用いた通信を行なう送受信部によって情報の送受信を行なう商品注文端末装置であって、ユーザによって選択された商品の注文に必要な注文情報を登録する注文情報登録部と、選択された商品の注文が決定されたことを示す注文決定信号を受付けることによって、上記注文情報登録部に登録された注文情報を上記注文受付サーバに送信するように上記送受信部を制御する注文情報送信制御部と、上記注文受付サーバから送信される商品の内容を示す商品情報を取得する商品情報取得部と、上記商品情報取得部が取得した商品情報を提示する提示部と、上記電話回線によって送られた音声データを録音する通話録音部と、を備え、上記商品情報取得部は、取得した商品情報に含まれる音声データを、上記通話録音部に録音することを特徴としている。
本発明の一態様によれば、注文する商品の数や種類が多くなっても、通話時間が長くならないようにできる。
本発明の実施形態1に係る買物支援システムに含まれる各種装置の要部構成を示すブロック図である。 図1に示す買物支援システムの概要の一例を示す図である。 図1に示す買物支援システムを構成する注文リモコンの概略構成を示すブロック図である。 図3に示す注文リモコンにおけるボタンの配置例を示す図である。 図3に示す注文リモコンによって注文する際に押下するボタンを明示した図である。 図5に示す注文リモコンによって実際の注文の手順を説明する図である。 図5に示す注文リモコンの注文ボタンが押下された後の処理手順の流れを説明する図である。 本発明の実施形態2に係る注文リモコンを用いた注文操作の方法を説明するための図である。 図8に示す注文リモコンを用いた注文操作の実際の操作処理の流れを示す図である。 本発明の実施形態3に係る注文リモコンが備えるお知らせボタンを利用した注文処理を説明するための図である。 図10に示す注文リモコンを用いた注文操作の実際の操作処理の流れを示す図である。 図10に示す注文リモコンが備える各種ボタンに対応付けられた情報の更新を管理するための管理テーブルである。 図10に示す注文リモコンの情報更新のシーケンス図である。 上記各実施形態に係る注文リモコン、応答装置、またはクラウドサーバとして利用可能なコンピュータの構成を例示したブロック図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
(買物支援システム500の概要)
図2は、本実施形態に係る買物支援システム500の概要の一例を示す図である。本実施形態に係る買物支援システム500は、通信販売における商品の発注に係る操作を簡便化するためのシステムである。買物支援システム500は、注文リモコン(商品注文端末装置)1と、応答装置2と、クラウドサーバ3とを含む。図2には、応答装置2とクラウドサーバ3とが別個の装置である例が示されているが、応答装置2およびクラウドサーバ3は一個の装置で実現されてもよい。
注文リモコン1は、ユーザ(発注者)が商品発注に係る入力操作を行うためのリモコンである。注文リモコン1は、図示の通り、固定電話である電話機4と公衆電話回線との間に配線される。注文リモコン1は、予め登録されている電話番号(応答装置2の電話番号)と通話を行う。注文リモコン1は応答装置2以外の装置からの発呼および通話、ならびに電話機4からの発呼および通話には干渉せず、該発呼および通話の信号は注文リモコン1を通過する。これにより、例えば発注者の自宅の固定電話の機能を阻害することなく、注文リモコン1を電話回線に接続させることができる。なお、注文リモコン1の代わりに、注文リモコン1と通信する親機を電話機4と公衆電話回線との間に配線してもよい。この場合、注文リモコン1は親機を介して応答装置2と通話する子機であってもよい。さらに、注文リモコン1と電話機4は一体型でもよい。つまり、電話機4が注文リモコン1の機能を持っていてもよい。
注文リモコン1は、ユーザの入力操作に応じて発注する商品の種類および個数を決定する。注文リモコン1は注文情報を、DTMF(Dual Tone Multi Frequency)形式の信号で応答装置2に送信する。注文情報とは、商品の発注に係る情報であり、注文リモコン1が保持している未発信の注文を一括した情報である。注文リモコン1において注文が決定されると、その注文を示す情報が生成され、記憶部17に格納される。注文リモコン1において、注文の決定タイミングと、注文情報の送信タイミングとが異なる場合、記憶部17には複数回の注文を示す情報が未発信の状態で記憶部17に格納される。注文情報は、これら1回以上の注文を示す情報をまとめた情報である。注文情報には、注文する商品の種類を示す情報(例えば、商品コード)と、該商品の個数を示す情報が少なくとも含まれている。注文情報の詳細な内容については後述する。また、注文リモコン1は応答装置2から、DTMF形式の信号のデータおよび音声信号のデータを受信する。注文リモコン1が送受信する情報については、後で詳述する。
応答装置2は、注文リモコン1とクラウドサーバ3とを仲介するゲートウェイである。応答装置2は、注文リモコン1から受信したDTMF形式の注文情報を、クラウドサーバ3が読み取り可能な形式(例えば、XML形式)のデータに変換して、クラウドサーバ3に送信する。
応答装置2は、クラウドサーバ3から受信した配信情報(例えば、XML形式の配信情報)の少なくとも一部を、DTMF形式の信号に変換して注文リモコン1に送信する。また、応答装置2は、クラウドサーバ3から受信した配信情報の少なくとも一部を例えばTTS(text to speech)機能等を用いて音声データに変換して、該音声データから生成する音声信号を、電話回線を介して注文リモコン1に送信する。もしくは、応答装置2はクラウドサーバ3から配信情報の少なくとも一部を含む音声データを受信し、該音声データから生成する音声信号を、電話回線を介して注文リモコン1に送信してもよい。クラウドサーバ3から受信した配信情報(例えば、XML形式の配信情報)を、DTMF形式の信号または音声信号に変換して注文リモコン1に送信する。
クラウドサーバ3は、応答装置2から受信した注文情報に基づいて、受注データを作成する。通信販売の事業者は受注データを参照して、該受注データに応じた種類および個数の商品を店舗から配送する。これにより、ユーザが注文リモコン1を介して発注した商品が、該ユーザの元に配達される。なお、クラウドサーバ3は受注データの作成前、すなわち注文の受け付け前に、発注者についてユーザ認証を行ってもよい。
また、クラウドサーバ3は注文対象となる商品の商品情報を管理する。事業者が、商品情報または各種商品についてのお知らせ等を更新した場合、クラウドサーバ3は更新内容を示す配信情報を作成し、所定のタイミングで応答装置2に送信する。また、商品情報に、諸条件(例えば曜日または日時)に応じてユーザに提示する内容が変化する情報(可変情報)が含まれる場合、クラウドサーバ3は現在の条件に応じた内容の可変情報を抽出し、配信情報として応答装置2に送信する。配信情報は応答装置2から注文リモコン1に送信され、注文リモコン1が保持する情報が更新される。
以降の説明では、一例として、弁当等の食品を販売するための買物支援システム500について説明する。しかしながら、買物支援システム500は各種サービス等、物品ではない商品の注文を受け付けるためのシステムであってもよい。つまり、商品は、物品以外に、各種サービス(例えば、部屋の清掃、ごみ捨て、エアコン清掃等のサービス)も含んでいる。
(装置の要部構成)
図1は、買物支援システム500に含まれる各種装置の要部構成を示すブロック図である。
(注文リモコン1の要部構成)
注文リモコン1は、発注者が商品の注文時に必要な情報を入力するためのボタン(注文ボタン11、商品ボタン12、注文確認ボタン13、おすすめ商品ボタン14、お届け予定ボタン15、お知らせボタン16)と、ボタン押下をトリガとして注文処理を行なう注文処理部10と、注文情報、商品情報等を記憶する記憶部17と、発注者情報、注文情報の送信および、配信情報、注文完了情報、認証完了情報を受信する送受信部18と、注文の確認や商品内容の説明などを発注者に提示する提示部19とを含む。なお、注文リモコン1の詳細については後述する。
(応答装置2の要部構成)
応答装置2は、第1通信部21と、第2通信部22と、装置制御部20と、装置記憶部23とを含む。
第1通信部21は、注文リモコン1の送受信部18から受信した注文情報を装置制御部20に出力する。また、第1通信部21は、装置制御部20から入力される認証完了を示す通知、注文確定を示す通知、および配信情報を注文リモコン1に送信する。また、第1通信部21は、後述する音声出力部203の出力音声を注文リモコン1に送信する。第2通信部22は、クラウドサーバ3から受信した各種情報を装置制御部20に出力する。また、第2通信部22は、装置制御部20から入力される各種情報をクラウドサーバ3のサーバ通信部31(後述)に送信する。
装置制御部20は、応答装置2を統括的に制御する。装置制御部20は、DTMF情報取得部201と、XML情報取得部204と、変換部202と、音声出力部203とを含む。
DTMF情報取得部201は、第1通信部21からDTMF形式の信号を取得する。DTMF情報取得部201は例えば、注文情報、発注者のユーザ特定情報(発注者情報)、およびボタン情報を取得する。DTMF情報取得部201は、取得した各種情報を変換部202に出力する。なお、ボタン情報とは、注文リモコン1において、商品ボタン12それぞれに対応付けられている商品コードを示す。
XML情報取得部204は第2通信部22からXML形式の情報を取得する。XML情報取得部204は例えば、認証完了を示す情報、注文確定を示す情報、および配信情報を取得する。XML情報取得部204は、取得した各種情報を変換部202に出力する。
変換部202は、各種データのデータ形式を変換する。変換部202は、DTMF形式の信号をXML形式のデータに変換する。また、変換部202は、XML形式のデータをDTMF形式の信号に変換する。なお、クラウドサーバ3がDTMF形式の信号を読み取り可能である場合、装置制御部20は、第1通信部21から入力されたDTMF形式の信号を、変換部202で形式変換せずに第2通信部22に出力してもよい。また、クラウドサーバ3がDTMF形式の信号を作成可能である場合、装置制御部20は、第2通信部22から入力されたDTMF形式の信号を、変換部202で形式変換せずに第1通信部21に出力してもよい。
また、変換部202は、XML形式のデータのうち、注文リモコン1に音声で伝える情報(注文結果を示す情報、および配信情報に含まれる商品説明等)を音声出力部203が出力可能な音声データに変換する。装置制御部20は変換後の音声データを音声出力部203に出力する。なお、クラウドサーバ3から配信情報の一部を音声データとして受信した場合、変換部202は上述した変換は行わなくてよい。
音声出力部203は、変換部202から入力された音声データを自動読み上げ機能を用いて第1通信部21に音声出力する。
装置記憶部23は、応答装置2において必要な各種データを記憶する。装置記憶部23は例えば、DTMF情報取得部201またはXML情報取得部204が取得した情報を記憶してもよい。
(クラウドサーバ3の要部構成)
クラウドサーバ3は、サーバ通信部31と、サーバ制御部30と、サーバ記憶部32とを含む。
サーバ通信部31は、サーバ通信部31は、応答装置2の第2通信部22から受信する各種情報を、サーバ制御部30に出力する。また、サーバ通信部31は、サーバ制御部30から出力される各種情報を、応答装置2の第2通信部22に送信する。
サーバ制御部30は、クラウドサーバ3を統括的に制御する。サーバ制御部30は、サーバ情報取得部301と、認証部302と、配信情報抽出部303と、受注データ作成部304と、を含む。サーバ情報取得部301は、サーバ通信部31から注文情報、発注者情報、およびボタン情報を取得する。サーバ情報取得部301は、発注者情報を取得した場合、該情報を認証部302に出力する。
認証部302は、発注者情報が示すユーザのユーザ認証を行う。認証部302は、発注者情報と、サーバ記憶部32の顧客情報DB321(後述)に含まれる顧客情報のユーザ特定情報とを照合する。発注者情報といずれかの顧客情報のユーザ特定情報とが一致する場合、発注者情報が示すユーザは、顧客登録されたユーザである。この場合、認証部302は認証結果として認証完了を示す情報をサーバ通信部31に出力する。一方、発注者情報がいずれの顧客情報のユーザ特定情報とも一致しない場合、発注者情報が示すユーザは顧客登録されていない。この場合、認証部302は、認証結果を出力しない。もしくは、この場合、認証部302は認証結果として認証失敗を示す情報をサーバ通信部31に出力する。
配信情報抽出部303は、サーバ記憶部32の商品情報DB322(後述)から、注文リモコン1に配信する必要がある情報(配信情報)を抽出する。例えば、配信情報抽出部303は、商品説明またはお知らせ等が更新された場合、更新後の内容を配信情報として抽出する。また例えば、商品情報に条件(例えば、曜日または日時)によって内容が変わる情報が含まれている場合、配信情報抽出部303は現在の条件に応じた商品情報(の少なくとも一部)を配信情報として抽出する。配信情報抽出部303は抽出した配信情報をサーバ通信部31に出力する。なお、配信情報の出力形式は特に限定しないが、配信情報抽出部303は例えば配信情報をXML形式のデータでサーバ通信部31に出力してもよいし、音声データでサーバ通信部31に出力してもよい。また、配信情報抽出部303は応答装置2および注文リモコン1におけるデータの使用態様に合わせて、複数のデータ形式で配信情報を分割して送信してもよい。例えば、配信情報のうち、商品説明など応答装置2において音声出力する予定の情報は音声データで送信し、商品コード等応答装置2から音声以外の形式で出力する予定の情報は、XML形式のデータで送信してもよい。
受注データ作成部304は、認証部302が認証完了したユーザの注文情報に基づいて受注データを作成する。受注データ作成部304は作成した受注データをサーバ記憶部32の受注データ323に記憶させる。これにより、注文が確定される。
サーバ記憶部32は、クラウドサーバ3において必要な各種データを記憶する。サーバ記憶部32は少なくとも商品情報DB322を含んでいる。また、サーバ記憶部32は顧客情報DB321および受注データ323を含んでいてもよい。
顧客情報DB321は、通信販売の各顧客に関する情報である顧客情報のデータベースである。顧客情報は少なくとも、ある顧客(ユーザ)を特定するユーザ特定情報を含む。顧客情報はこの他にも、顧客の年齢、性別、住所、電話番号、該顧客の使用している注文リモコン1の種類等を示す情報を含んでいてもよい。顧客情報のレコードは、事業者等により適宜追加、変更、または削除される。
商品情報DB322は、通信販売する各商品に関する情報である商品情報のデータベースである。商品情報は少なくとも、ある1種類の商品を特定する商品特定情報を含む。本実施形態では、商品特定情報として、商品コードを用いるものとする。商品情報はこの他にも、該商品の名称、価格、および商品説明等を示す情報を含んでいてもよい。商品情報のレコードは、事業者等により適宜追加、変更、または削除される。また、商品情報DB322は各商品に関する情報に加えて、事業者から発注者へのお知らせまたは宣伝等の情報を含んでいてもよい。
受注データ323は、受け付けた注文の内容を示すデータである。受注データ323は少なくとも、注文された商品の種類および個数を示す情報と、発注者情報とを含む。事業者は、パーソナルコンピュータ(PC)等の端末から受注データ323を参照することで、発注者と、発注商品の種類および個数とを特定することができる。換言すれば、受注データ323は発注内容を示す帳票である。そして、事業者は例えば顧客情報DB321を参照し、発注者の住所、連絡先等を特定して配達を手配することができる。
以下、注文リモコン1の詳細について説明する。
(注文リモコン1)
図3は、注文リモコンの概略構成ブロック図である。
図4は、注文リモコンのボタンの配置例を示す図である。
注文リモコン1は、図4に示すように、一枚のパネルに、各種機能が付与された複数のボタンが配置されている。各ボタンは、物理キーであり、ユーザによってボタンが押下されることで、当該ボタンに割り振られた機能の実行を指示する信号を出力するようになっている。ボタンとしては、注文リモコン1では、注文する商品が決定したときに押下する注文ボタン11、商品を選択するときに押下する商品ボタン12、注文内容を確認するときに押下する注文確認ボタン13、おすすめ商品を選択するときに押下するおすすめ商品ボタン14、注文した商品の届け予定を知りたいときに押下するお届け予定ボタン15、当該注文リモコン1に届いたお知らせ内容を確認したいときに押下するお知らせボタン16が設けられている。
商品ボタン12およびおすすめ商品ボタン14は、LED点灯機能を有しており、商品が注文商品として登録された時点でLEDが点灯するようになっている。そして、商品ボタン12は、商品毎に設けられている。つまり、商品と商品ボタン12とが1対1に対応している。注文リモコン1では、各商品ボタン12の左側に商品ボタン12に対応する商品の写真または絵が貼付されている。これにより、ユーザは、写真または絵を見て注文したい商品を確認し、注文したい商品の右隣の商品ボタン12を押下することで、注文する商品を選択できる。なお、商品ボタン12の左隣に貼付する商品の写真または絵は、商品を示す文字であってもよいが、写真や絵のほうが直感的に商品を認知することができるため好ましい。また、商品の写真または絵は、商品ボタン12の左隣に限定されるものではなく、右隣、上、下に配置してもよく、商品ボタン12との対応付けが分かる範囲で貼付されていればよい。
注文リモコン1には、ユーザに情報を提示する提示部19が設けられている。本実施形態では、提示部19として音声を出力するスピーカを例に説明する。すなわち、注文リモコン1では、各ボタンを押下したときに、それぞれに対応付けられた情報をスピーカによって音声で出力するようになっている。例えば、商品ボタン12を押下した場合、ボタンに対応する商品内容を音声にて出力されたり、注文確認ボタン13を押下した場合、決定した注文内容が音声にて出力されたり、お届け予定ボタン15を押下した場合、注文した商品の届け予定日が音声にて出力されたりする。
注文リモコン1は、前述した、商品の注文を受付ける応答装置2およびクラウドサーバ(注文受付サーバ)との間で電話回線によるDTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)を用いた通信によって情報の送受信を行なう商品注文端末装置である。注文リモコン1は、図3に示すように、商品の注文処理等を行なう注文処理部10、各種ボタン11~16(図3では、ボタンを省略している)、記憶部17、DTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)送受信部18、提示部19を備えている。
記憶部17は、注文情報を登録する注文情報登録部17a、商品情報を格納する商品情報格納部17bを含んでいる。注文情報は、ユーザが注文リモコン1の商品ボタン12を操作することで選択した商品の商品コード、個数情報を含んでいる。なお、注文情報は、送受信部18にて送信できるように、DTMF形式の信号を示すコード”0~9、*、#、A~D”といった数字や記号によって注文情報登録部17aに登録されている。商品情報は、クラウドサーバ3から提供される商品の注文に関する情報、例えば商品ボタン12に割り当てられた商品の情報、おすすめ商品の情報、日替り弁当のメニュー情報、注文内容を示す情報等を含んでいる。なお、商品情報には、商品コードの他に、当該商品コードに紐付いた音声データも含まれている。この音声データは、通話音声として通話録音部17cに録音され、必要に応じて再生される。従って、送受信部18は、DTMF形式の信号の送受信および通話音声の送受信も行なうようになっている。なお、送受信部18は、DTMF形式の信号を示すコードからDTMF形式の信号を生成して送信する一方、受信したDTMF形式の信号からDMTF形式の信号を示すコードに変換する機能を有している。
注文処理部10は、注文決定部101、注文情報送信制御部102、注文情報取得部103、商品情報取得部104、情報提示制御部105を含んでいる。すなわち、注文決定部101は、注文ボタン11が押下されることによって生じる信号を受付けて、ユーザが選択した商品の注文が決定されたことを示す注文決定信号を注文情報送信制御部102に送る。注文情報送信制御部102は、注文決定部101からの注文決定信号を受信すると、注文情報登録部17aに登録された注文情報を送受信部18に対して、注文受付サーバを構成する応答装置2(図1)に送信するように指示する。これにより、送受信部18は、注文情報をDTMFによって、応答装置2(図1)に送信する。
注文情報取得部103は、商品ボタン12が押下されることにより、当該商品ボタン12に割り振られた商品の情報を商品情報格納部17bから取得し、注文情報として注文情報登録部17aに登録する。
商品情報取得部104は、送受信部18によって受け取った商品情報を商品情報格納部17bに格納するようになっている。
情報提示制御部105は、商品ボタン12、注文確認ボタン13、おすすめ商品ボタン14、お届け予定ボタン15、お知らせボタン16の何れかが押下されたとき、押下されたボタンに割り振られた情報を商品情報格納部17bから読み出して、提示部19に提示させる。例えば注文確認ボタン13が押下された場合、情報提示制御部105は、注文情報登録部17aに登録されている注文情報を読み出して、提示部19に提示させる。ここで、提示部19は、前述した通り、音声を出力するスピーカを用いるが、これに限定されるものではなく、液晶パネル等のように映像、テキスト等を表示することのできる表示パネルであってもよい。この場合、耳の不自由なお年寄りなどにおいても、視覚により、所望する情報を確認できる。なお、提示部19としては、スピーカ、表示パネルを併用してもよい。
なお、図4に示す注文リモコン1では、商品ボタン12等の各種ボタンは、物理的なキーを想定しているが、これに限定されるものではなく、例えば当該注文リモコン1を、タッチパネルを有するタブレット端末で実現してもよい。
(注文処理(1):注文決定までの処理)
図5は、注文リモコン1によって注文する際に押下するボタンを明示した図である。
図6は、図5に示す注文リモコン1によって、実際の注文の手順を説明する図である。
商品を注文するとき、図5に示すように、まず、注文リモコン1の商品ボタン12を1度押下する。このとき、図6の(1)に示すように、押下した商品ボタン12に割り振られた商品の情報、すなわち、「日替り弁当、明日は牛すき煮です。よろしければ、もう一度押してください。」が提示部19からアナウンスされる。
次に、(1)で押下した商品ボタン12と同じ商品ボタン12を再度押下すると、図6の(2)に示すように、「日替り弁当、おひとつ」と提示部19からアナウンスされ、商品ボタン12が点灯する。
続いて、商品の選択が終了した時点、すなわち商品ボタン12の操作が終了した時点で、注文した内容を確認するために、ユーザは、注文確認ボタン13を押下する。注文確認ボタン13が押下されると、図6の(3)に示すように、「ご注文を確認します。日替り弁当、おひとつ。よろしければ、注文ボタンを押してください。」と提示部19からアナウンスされる。
ここで、注文した内容を変更しい場合、ユーザは、図5の注文確認ボタン13の隣に配置された「やり直す」ボタンを押下する。これにより、注文情報登録部17aに登録された注文情報が一度リセットされる。そして、ユーザによって、再度商品の注文操作が行なわれる。
一方、注文した内容で問題無い場合、ユーザは、注文ボタン11を押下する。注文ボタン11が押下されると、図6の(4)に示すように、「ご注文の処理中です。しばらくお待ちください。」と提示部19からアナウンスされる。そして、しばらく待って、注文が確定されたことがクラウドサーバ3から送られると、「ご注文が確定されました。明日、12時までにお届けします。お買い上げありがとうございます。」と提示部19からアナウンスされる。
以下、注文ボタン11が押下されて、提示部19から注文の確定のアナウンスがあるまでの処理について説明する。
注文処理(2):注文確定までの処理)
図7は、図5に示す注文ボタン11が押下された後の処理手順の流れを説明する図である。ここで、注文内容として、注文する商品を「日替り弁当」(牛すき煮)、個数を1とする。なお、図7では、応答装置2、クラウドサーバ3をまとめて受注システムとする。
注文リモコン1は、ユーザによって注文ボタン11が押下されると、電話回線を接続して応答装置2に発信する。これにより、注文リモコン1の電話回線が接続されると、注文リモコン1は、当該注文リモコン1のユーザの識別コード、予め設定された暗証番号を発注者情報として、DTMF形式の信号として応答装置2に送信する。例えば、識別コードとして“#1234567#”、暗証番号として例えば“#9999#”を応答装置2に送る。
注文リモコン1は、注文ボタン11が押下されると、提示部19にて「ご注文処理中です。しばらくお待ちください。」とアナウンスする。このアナウンスは、最初の1回だけでもよいし、注文が確定するまで繰り返してもよい。
応答装置2は、注文リモコン1の電話番号を示すナンバーディスプレイ情報、識別コード、暗証番号を、インターネットを介してクラウドサーバ3に送信する。ここでは、応答装置2は、注文リモコン1から受け取ったナンバーディスプレイ信号とDTMF形式の信号をXML形式の信号に変換して、クラウドサーバ3に送信する。
クラウドサーバ3は、受け取った注文リモコン1のナンバーディスプレイ情報、識別コード、暗証番号から、当該注文リモコン1の認証を行なう。クラウドサーバ3は、認証が完了すると、認証が完了したことを示すXML形式の信号を、応答装置2に送信する。
応答装置2は、クラウドサーバ3から送信された認証が完了したことを示すXML形式の信号をDTMF形式の信号に変換して、注文リモコン1に送信する。
注文リモコン1は、応答装置2から認証完了を示すDTMF形式の信号を受け取ると、注文内容をDTMF形式の信号で、応答装置2に送信する。この場合、「日替り弁当」(牛すき煮)を示す商品コード(“#10011#”)、「個数=1」を示す“#01#”を応答装置2に送信する。なお、注文する商品が複数種類あれば、それぞれの商品について、商品コード、個数をDTMF形式の信号で順次応答装置2に送信する。
応答装置2は、注文リモコン1から注文内容を示すDTMF形式の信号を受け取ると、日替り弁当(牛すき煮)1個の注文処理を実行する。具体的に、応答装置2は、注文リモコン1から受け取った注文内容を示すDTMF形式の信号をXML形式の信号に変換して、クラウドサーバ3に送信する。
クラウドサーバ3は、受け取った注文内容を示すXML形式の信号から、注文リモコン1による注文内容を受付け、注文が確定したことを示すXML形式の信号を応答装置2に送信する。この注文が確定したことを示す注文確定のXML形式の信号には、「ご注文が確定されました。明日の12時までにお届けします。お買い上げありがとうございました。」を音声にて出力するための音声ファイルが含まれている。なお、この音声ファイルは、上記XML信号に含まれていなくてもよい。この場合、応答装置2が音声を生成してもよいし、注文リモコン1へDTMF形式の信号で配達予定日を通知し、注文リモコン1が音声を生成してもよい。
応答装置2は、クラウドサーバ3から送信された注文確定のXML形式の信号をDTMF形式の信号に変換して、注文リモコン1に送信する。
注文リモコン1は、応答装置2から注文確定のDTMF形式の信号を受け取ると、提示部19から「ご注文が確定されました。明日の12時までにお届けします。お買い上げありがとうございました。」とアナウンスする。なお、このアナウンスされる音声は、応答装置2が電話回線へ出力し、注文リモコン1のスピーカから出力するようにしてもよい。また、注文リモコン1がDTMF形式の信号で受信した注文結果/配達予定日に基づき、自分で音声を生成してもよい。
応答装置2は、注文確定のDTMF形式の信号の送信後、電話回線を切断するための注文完了を示すDTMF形式の信号を注文リモコン1に送信する。
注文リモコン1は、注文完了のDTMF形式の信号を受け取ると、電話回線を切断する。
なお、電話回線の接続と切断は、注文リモコン1側で行うようにしているが、これに限定されるものではなく、注文リモコン1側で電話回線の接続を行い、応答装置2側で、注文完了のDTMF形式の信号を送信した後に電話回線の切断を行ってもよい。
なお、注文リモコン1は、注文が確定する際に、応答装置2から受信した「明日の12時までにお届けします。」というお届け予定日を記憶部17に記憶させておく。そして、注文確認ボタン13が押下されると、「明日の12時までにお届けします。」というお届け予定日を音声にて提示部19から出力する。
(効果)
上記構成の注文リモコン1において、電話回線を使用するのは、注文ボタン11が押下されてから、注文完了するまでの間である。これにより、従来の電話回線を使用した商品の注文方法のように、商品の選択、選択した商品の個数などを含む注文内容の確定と、商品注文の決定までの間、電話回線を使用する場合に比べて、電話回線の使用時間(通話時間)を短縮できる。
〔変形例〕
上述した発注者情報は、ユーザ特定情報ではなく、注文リモコン1の特定情報であってもよい。上述の説明では、発注者情報は発注者のユーザ特定情報であるとしたが、発注者情報は注文リモコン1の識別情報であってもよい。例えば、発注者情報として、注文リモコン1の製品シリアルナンバー等を使用してもよい。
この場合、顧客情報DB321の顧客情報には、ユーザ特定情報とともに、またはユーザ特定情報の代わりに、該顧客に対応する注文リモコン1の識別情報が含まれる。そして、認証部302は、注文リモコン1から応答装置2を介し受信した発注者情報と、顧客情報DB321の各顧客情報に含まれる、注文リモコン1の識別情報とを照合することにより、ユーザ認証を行う。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態では、注文リモコン1を用いて、複数の商品、複数個の注文を行なう際の注文操作について説明する。なお、以下では、注文する商品として、「日替り弁当」、「天然水2L 6本セット」の2種類とし、それぞれ2個ずつ注文する例について説明する。
(注文処理)
図8は、本実施形態に係る注文リモコン1を用いた注文操作の方法を説明するための図である。
図9は、図8に示す注文リモコン1を用いた注文操作の実際の操作処理の流れを示す図である。
まず、図8に示す注文リモコン1において、「日替り弁当」に対応する商品ボタン12を押下する。図9の(1)に示すように、商品ボタン12の1回目の押下時には、提示部19から「日替り弁当、明日は牛すき煮です。よろしければ、もう一度ボタンを押してください。」とアナウンスされる。
次に、商品ボタン12が1回目の押下に加えて、2回目押下されると、図9の(2)に示すように、提示部19から「日替り弁当、おひとつ」とアナウンスされ、商品ボタン12が点灯する。
続いて、同じ商品を連続して2個注文する際には、図9の(3)に示すように、既に点灯している商品ボタン12を押下する。この押下時に、提示部19から「日替り弁当、おふたつ」とアナウンスされる。
次に、図8に示す注文リモコン1において、「天然水2L 6本セット」に対応する商品ボタン12を押下する。図9の(4)に示すように、提示部19から「天然水2L 6本セット、おひとつ」とアナウンスされ、商品ボタン12が点灯する。
続いて、同じ商品を連続して2個注文する際には、図9の(5)に示すように、既に点灯している商品ボタン12を押下する。この押下時に、提示部19から「天然水2L 6本セット、おふたつ」とアナウンスされる。
次に、図8に示す注文リモコン1において、注文確認ボタン13を押下すると、提示部19から、図9の(6)に示すように、「ご注文を確認します。日替り弁当、おふたつ、天然水2L 6本セット、おふたつ。よろしければ、注文ボタンを押してください。」とアナウンスされる。
最後に、注文リモコン1における注文ボタン11を押下する。これにより、ユーザによる商品の注文が決定される。注文決定後の処理は、前記実施形態1の図7に示す処理の流れとほぼ同じである。前記実施形態1の図7に示す処理と異なるのは、商品コードが2種類(日替り弁当、天然水2L 6本セット)、個数もそれぞれ2個となっている点である。
(効果)
以上のように、複数の商品を複数個注文する場合であっても、注文リモコン1側で注文を決定するまでの操作を行ない、注文ボタン11を押下して初めて電話回線を接続することになる。これにより、従来の電話回線を使用した商品の注文方法のように、商品の選択、選択した商品の個数などを含む注文内容の確定と、商品注文の決定までの間、電話回線を使用する場合に比べて、電話回線の使用時間(通話時間)を大幅に短縮できる。
なお、上記の説明では、注文する商品が複数種、複数個あっても注文が決定したとき、すなわち注文ボタン11を押下したときに初めて電話回線を接続するようになっているが、このような仕様に限定されるものではない。例えば、注文リモコン1において、注文ボタン11の1回目の押下では注文が決定するだけで、電話回線に接続せず、続けて2回目の注文ボタン11が押下されることによって、初めて電話回線に接続するようにしてもよい。このように、注文ボタン11を2回連続して押下することで初めて電話回線に接続するようにすることで、1回目の注文ボタン11の押下後に、注文内容の変更を行なうことが可能となる。また、1回目の注文を注文ボタン11の押下により注文を決定した後、さらに、他の商品を選択してから注文ボタン11の押下により注文を決定する。そして、続けて、注文ボタン11を押下することで、初めて電話回線に接続し、2回分の注文を一括して応答装置2に送信してもよい。これにより、注文の都度電話回線に接続した場合よも複数の注文を一括して送信することになるので、電話回線を使用した通話時間を短くすることができるという効果を奏する。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態では、注文リモコン1が備えるお知らせボタン16を利用した注文処理について説明する。
(注文処理(3))
図10は、本実施形態に係る注文リモコン1が備えるお知らせボタン16を利用した注文処理を説明するための図である。
図11は、図10に示す注文リモコン1を用いた注文操作の実際の操作処理の流れを示す図である。
クラウドサーバ3からのお知らせがあると、図10に示す注文リモコン1のお知らせボタン16が点滅する。点滅しているお知らせボタン16を押下すると、図11の(1)に示すように、提示部19から「店舗からのお知らせです。明日は土用の丑の日、ウナギの蒲焼き弁当はいかがですか?おすすめボタンで注文できますよ。」とアナウンスされる。
さらに、おすすめ商品ボタン14を押下すると、図11の(2)に示すように、提示部19から「明日のおすすめは、うなぎの蒲焼き弁当です。よろしければ、もう一度押してください。」とアナウンスされる。
上記のアナウンスの後、おすすめ商品ボタン14をさらに押下すると、図11の(3)に示すように、提示部19から「明日のお勧め、おひとつ」とアナウンスされる、おすすめ商品ボタン14が点灯する。ここで、注文を確認するときには、図11の(4)に示すように、注文確認ボタン13を押下する。すると、提示部19から「ご注文を確認します。明日のお勧め、おひとつ。よろしければ、注文ボタンを押してください。」とアナウンスされる。
最後に、図11の(5)に示すように、注文リモコン1における注文ボタン11を押下する。これにより、ユーザによる商品の注文が決定される。注文決定後の処理は、前記実施形態1の図7に示す処理の流れとほぼ同じである。前記実施形態1の図7に示す処理と異なるのは、商品コードが(明日のお勧め)となる点である。
(情報配信)
図12は、注文リモコン1が備える各種ボタンに対応付けられた情報の更新を管理するための管理テーブルである。ここで、図12の(a)は、更新前のデータ、(b)は、更新後のデータを示す。管理テーブルは、注文リモコン1の記憶部17に格納されている。
管理テーブルは、注文リモコン1が備える各ボタンに対して割り当てられた商品コード、商品音声データを示している。また、日替りで更新される情報に対しては、日替りフラグが立てられている。例えば、商品(1)に対応する商品ボタン12には、日替り弁当(A)、商品コード(“10011”)、商品音声「日替り弁当(A)」、「明日は牛すき煮です」が割り振られ、商品が日替り弁当(A)であるため、日替りフラグが立っている。
従って、管理テーブルにおいて、日替りフラグの立っている商品ボタン12に対応する商品コードおよび商品音声が応答装置2との通信によって更新される。そして、管理テーブルは、図12の(a)に示す更新前の状態から、自動更新によって、図12の(b)に示す更新後の状態となる。この自動更新は、電話使用率が低い時間帯(夜間または早朝)に自動更新を行なうのが好ましいが、これらの時間帯に限定されるものではなく、所定の日時に行なうようにしてもよい。
管理テーブルの更新は、上述したように、自動的に更新するようにしてもよいし、注文リモコン1を使用するユーザが必要に応じて、更新するようにしてもよい。この場合、注文リモコン1に更新ボタンを新たに設け、更新ボタンを押下することで、上述した図12に示すようなシーケンスが自動的に行なわれ、管理テーブルを更新する。
次に、注文リモコン1内の情報の更新について説明する。図13は、注文リモコン1の情報更新のシーケンス図である。ここで、注文リモコン1が備える商品ボタン12のうち、図12の(a)に示すように、日替りフラグが立っている商品ボタン12、おすすめ商品ボタン14、お知らせボタン16に対応する情報が更新される。
例えば、図13に示すように、注文リモコン1が応答装置2に対して自動発信する。このとき、商品の注文時と同様に、識別コード、暗証番号をDTMF形式で応答装置2に送信する。応答装置2では、受け取ったナンバーディスプレイ情報、識別コード、暗証番号をクラウドサーバ3に送信し、当該クラウドサーバ3から認証完了を示す信号を受け取り、注文リモコン1の認証完了の信号を当該注文リモコン1に送信する。
認証が完了すると、注文リモコン1では、商品ボタン12の商品コード、おすすめ商品ボタン14の商品コードの入替え、商品音声、お知らせ音声の通話録音を行なう。つまり、注文リモコン1では、日替りフラグの立っている、商品ボタン12、おすすめ商品ボタン14の商品コードおよび商品音声、お知らせボタン16のお知らせ音声が順番に更新される。
商品ボタン12の商品コード、商品音声の更新は、例えば図12に示すように、注文リモコン1は、既に受け取っている本日の日替り弁当の情報「日替り弁当/牛すき煮」を示す商品コード(“#10011#”)を応答装置2に送信する。
応答装置2は、注文リモコン1から「日替り弁当/牛すき煮」を示す商品コード(“#10011#”)を受け取ると、次の日の日替り弁当の情報を商品コードと、商品音声データとを当該注文リモコン1に送信する。ここでは、次の日の日替り弁当がさばの塩焼きとすると、商品コード(“#10012#”)と、商品音声データ「明日はさばの塩焼きです」とを注文リモコン1に送信する。
注文リモコン1では、応答装置2から受け取った次の日替り弁当の情報から、商品コードを入替え、商品音声データを通話録音機能によって保存する。
同様にして、おすすめ商品ボタン14の商品コードおよび商品音声、お知らせボタン16のお知らせ音声の更新が行なわれる。
最後のお知らせボタン16のお知らせ音声の更新が終了すると、応答装置2から情報配信完了を示す信号が送信し、注文リモコン1は電話回線の切断を行なう。
なお、注文リモコン1に搭載される管理テーブルは、初期段階(ユーザ宅に注文リモコン1が届いた段階)では、商品の割り当て、日替りフラグ、商品コード、音声データ等の各種情報が設定されていないブランク状態である。従って、管理テーブルは、応答装置2に対して最初に接続したときに、当該応答装置2から各種情報を取得して設定するようになっている。
また、応答装置2に各種情報が設定された複数種類のパターンが用意され、注文リモコン1から所望のパターンを指定することで、当該注文リモコン1の管理テーブルに指定されたパターンに含まれる各種情報が配信されるようにしてもよい。
さらに、ユーザ宅に届けられる前に、注文リモコン1に搭載される管理テーブルに各種情報が設定されていてもよい。
(効果)
上記構成によれば、注文リモコン1内に、日替りの商品の情報が常に更新されるので、当該注文リモコン1を利用するユーザは、商品を注文するのに飽きが来ない。
〔ソフトウェアによる実現例〕
注文リモコン1の制御ブロック(特に注文処理部10)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、注文リモコン1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔実施形態4〕
上記各実施形態では、1つのクラウドサーバ3を用いる例を説明したが、クラウドサーバ3の有する各機能が、個別のサーバにて実現されていてもよい。そして、複数のサーバを適用する場合においては、各サーバは、同じ事業者によって管理されていてもよいし、異なる事業者によって管理されていてもよい。
〔実施形態5〕
注文リモコン1、応答装置2、クラウドサーバ3の各ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、注文リモコン1、応答装置2、クラウドサーバ3のそれぞれを、図14に示すようなコンピュータ(電子計算機)を用いて構成することができる。
図14は、注文リモコン1、応答装置2、クラウドサーバ3として利用可能なコンピュータ910の構成を例示したブロック図である。コンピュータ910は、バス911を介して互いに接続された演算装置912と、主記憶装置913と、補助記憶装置914と、入出力インターフェース915と、通信インターフェース916とを備えている。演算装置912、主記憶装置913、および補助記憶装置914は、それぞれ、例えばプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit等)、RAM(random access memory)、ハードディスクドライブであってもよい。入出力インターフェース915には、ユーザがコンピュータ910に各種情報を入力するための入力装置920、および、コンピュータ910がユーザに各種情報を出力するための出力装置930が接続される。入力装置920および出力装置930は、コンピュータ910に内蔵されたものであってもよいし、コンピュータ910に接続された(外付けされた)ものであってもよい。例えば、入力装置920は、キーボード、マウス、タッチセンサなどであってもよく、出力装置930は、ディスプレイ、プリンタ、スピーカなどであってもよい。また、タッチセンサとディスプレイとが一体化されたタッチパネルのような、入力装置920および出力装置930の双方の機能を有する装置を適用してもよい。そして、通信インターフェース916は、コンピュータ910が外部の装置と通信するためのインターフェースである。
補助記憶装置914には、コンピュータ910を注文リモコン1、応答装置2、クラウドサーバ3として動作させるための各種のプログラムが格納されている。そして、演算装置912は、補助記憶装置914に格納された上記プログラムを主記憶装置913上に展開して該プログラムに含まれる命令を実行する。これにより、コンピュータ910を、注文リモコン1、応答装置2、クラウドサーバ3が備える各部として機能させる。なお、補助記憶装置914が備える、プログラム等の情報を記録する記録媒体は、コンピュータ読み取り可能な「一時的でない有形の媒体」であればよく、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブル論理回路などであってもよい。また、記録媒体に記録されているプログラムを、主記憶装置913上に展開することなく実行可能なコンピュータであれば、主記憶装置913を省略してもよい。なお、上記各装置(演算装置912、主記憶装置913、補助記憶装置914、入出力インターフェース915、通信インターフェース916、入力装置920、および出力装置930)は、それぞれ1つであってもよいし、複数であってもよい。
また、上記プログラムは、コンピュータ910の外部から取得してもよく、この場合、任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して取得してもよい。そして、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
(変形例)
なお、前記各実施形態では、電話回線によるDTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)を用いた通信を行なう場合の例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば音声を表す信号を用いた通信であっても同様に実現することができる。この場合、注文リモコン1に、応答装置2から例えば「日替り弁当」のような音声が送信されると、当該音声を「日替り弁当」の商品ボタン12に対応付けて記憶部17に記憶する。ユーザが、注文リモコン1の「日替り弁当」の商品ボタン12を押すと「日替り弁当」という音声が流れ、注文ボタン11が押されると「日替り弁当、1個」という音声が応答装置2側に送信される。応答装置2側では、注文リモコン1から送信された音声を認識して、日替り弁当と個数を判断する。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る商品注文端末装置は、商品の注文を受付ける注文受付サーバ(応答装置2)との間で電話回線によるDTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)、音声を表す信号の少なくとも一方の信号を用いた通信を行なう送受信部18によって情報の送受信を行なう商品注文端末装置(注文リモコン1)であって、ユーザによって選択された商品の注文に必要な注文情報を登録する注文情報登録部17aと、選択された商品の注文が決定されたことを示す注文決定信号を受付けることによって、上記電話回線に接続し、上記注文情報登録部17aに登録された注文情報を上記注文受付サーバ(応答装置2)に送信するように上記送受信部18を制御する注文情報送信制御部102と、を備えていることを特徴としている。
従来の電話回線を用いた音声案内による商品注文では、商品の選択、さらに注文確定までにかかる時間が通話時間となる。これに対して、上記構成によれば、ユーザによって選択された商品の注文に必要な注文情報を、選択された商品の注文が決定されたことを示す注文決定信号を受付けることによって上記注文受付サーバに送信することで、商品の注文の決定まで通信を行なわないため、商品の注文の決定から商品の注文の確定までの時間が実際のDTMFを用いた通話時間となる。従って、従来の電話回線を用いた音声案内による商品注文に対して、商品の注文の決定までの時間だけ、通話時間を短くできる。
本発明の態様2に係る商品注文端末装置は、上記態様1において、上記注文情報送信制御部102は、上記注文情報を送信した後、上記注文受付サーバ(応答装置2)から商品の注文の受付けが完了したことを示す注文完了信号を受付けることで、上記送受信部18による上記注文受付サーバ(応答装置2)との通信を切断してもよい。
上記構成によれば、電話回線の切断を確実に行なうことができるので、通話時間の短縮を確実に行なうことができる。
本発明の態様3に係る商品注文端末装置は、上記態様1または2において、ユーザが操作することで注文する商品を選択する商品選択ボタン(商品ボタン12)が商品毎に設けられ、上記商品選択ボタン(商品ボタン12)には、上記注文情報が対応付けられ、上記注文情報登録部17aは、上記商品選択ボタン(商品ボタン12)が操作されたことを示す信号を受付けると、当該商品選択ボタン(商品ボタン12)に注文情報をユーザが選択した商品として登録してもよい。
上記構成によれば、注文する商品を選択する商品選択ボタンが商品毎に設けられていることで、ユーザは、商品選択ボタンによって注文したい商品を容易に選択することができる。
本発明の態様4に係る商品注文端末装置は、上記態様3において、上記商品選択ボタン(商品ボタン12)には、商品選択機能の他に、商品選択後に当該商品選択ボタン(商品ボタン12)を操作することで商品の個数入力を行なう機能が割り振られていてもよい。
上記構成によれば、商品選択ボタンを操作して商品の選択を行なった後、当該商品選択ボタンをさらに操作することで個数情報を入力することができるため、商品選択ボタンに対応付けられた商品を複数個選択する場合に、従来のように、商品を特定するためのDFTMF信号を繰り返す必要がないため、DTMF信号の出力長を短くできる。
本発明の態様5に係る商品注文端末装置は、上記態様1~4の何れか1項において、注文内容の確認を指示する信号を受付けると、上記注文情報登録部17aに登録された注文情報を読み出して、注文内容を提示する提示部19をさらに備えていてもよい。
上記構成によれば、注文内容が提示されるので、注文内容の確認を行なうことができる。これにより、自分のした注文内容の間違いの有無を確認できる駄目、ユーザは安心して商品注文端末装置を利用することができる。ここで、提示方法としては、液晶パネル等の表示部を用いて注文内容を表示する方法であってもよいし、スピーカから音声により注文内容を発する方法であってもよい。
本発明の態様6に係る商品注文端末装置は、上記態様1~5の何れか1態様において、上記注文受付サーバ(応答装置2)から送信される商品の内容を示す商品情報を取得する商品情報取得部104と、上記商品情報取得部104が取得した商品情報を上記提示部19に提示させる情報提示制御部105と、を備えていてもよい。
上記構成によれば、サーバからの商品情報が提示されることで、ユーザは最新の商品情報を確認することが可能となる。
本発明の態様7に係る商品注文端末装置は、上記態様6において、上記電話回線によって送られた音声データを録音する通話録音部17cを有し、上記商品情報取得部104は、取得した商品情報に含まれる音声データを、上記通話録音部17cに録音すると共に、当該商品情報が登録される商品選択ボタン(商品ボタン12)に対応付けてもよい。
上記構成によれば、商品選択ボタンを押下することで、当該商品選択ボタンに紐付けられた商品情報に含まれる音声データを再生することが可能となる。これにより、ユーザは、商品情報の確認を眼だけでなく、耳でも確認できるので、注文する商品に関する情報を容易に確認することができる。
本発明の態様8に係る商品注文端末装置を用いて商品注文方法は、商品の注文を受付ける注文受付サーバ(応答装置2)との間で電話回線によるDTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)、音声を表す信号の少なくとも一方の信号を用いた通信を送受信部18によって情報の送受信を行なう商品注文端末装置(注文リモコン1)を用いた商品注文方法であって、ユーザによって選択された商品の注文に必要な注文情報を注文情報登録部17aに登録するステップと、選択された商品の注文が決定されたことを示す注文決定信号を受付けることによって、上記電話回線に接続し、上記注文情報登録部17aに登録された注文情報を上記注文受付サーバ(応答装置2)に送信するように送受信部18を制御するステップと、を含むことを特徴としている。
本発明の各態様に係る商品注文端末装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記商品注文端末装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記商品注文端末装置をコンピュータにて実現させる商品注文端末装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 注文リモコン(商品注文端末装置)
2 応答装置
3 クラウドサーバ
10 注文処理部
11 注文ボタン
12 商品ボタン
13 注文確認ボタン
14 商品ボタン
15 予定ボタン
16 お知らせボタン
17 記憶部
17a 注文情報登録部
17b 商品情報格納部
17c 通話録音部
18 送受信部
19 提示部
101 注文決定部
102 注文情報送信制御部
103 注文情報取得部
104 商品情報取得部
105 情報提示制御部
500 買物支援システム

Claims (7)

  1. 商品の注文を受付ける注文受付サーバとの間で電話回線によるDTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)、音声を表す信号の少なくとも一方の信号を用いた通信を行なう送受信部によって情報の送受信を行なう商品注文端末装置であって、
    ユーザによって選択された商品の注文に必要な注文情報を登録する注文情報登録部と、
    選択された商品の注文が決定されたことを示す注文決定信号を受付けることによって、上記電話回線に接続し、上記注文情報登録部に登録された注文情報を上記注文受付サーバに送信するように上記送受信部を制御する注文情報送信制御部と、
    上記注文受付サーバから送信される商品の内容を示す商品情報を取得する商品情報取得部と、
    上記商品情報取得部が取得した商品情報を提示する提示部と、
    上記電話回線によって送られた音声データを録音する通話録音部と、を備え、
    上記商品情報取得部は、
    取得した商品情報に含まれる音声データを、上記通話録音部に録音することを特徴とする商品注文端末装置。
  2. 上記注文情報送信制御部は、
    上記注文情報を送信した後、上記注文受付サーバから商品の注文の受付けが完了したことを示す注文完了信号を受付けることで、上記送受信部による上記注文受付サーバとの通信を切断することを特徴とする請求項1に記載の商品注文端末装置。
  3. ユーザが操作することで注文する商品を選択する商品選択ボタンが商品毎に設けられ、
    上記商品選択ボタンには、上記注文情報が対応付けられ、
    上記注文情報登録部は、
    上記商品選択ボタンが操作されたことを示す信号を受付けると、当該商品選択ボタンに注文情報をユーザが選択した商品として登録することを特徴とする請求項1または2に記載の商品注文端末装置。
  4. 上記商品選択ボタンには、商品選択機能の他に、商品選択後に当該商品選択ボタンを操作することで商品の個数入力を行なう機能が割り振られていることを特徴とする請求項3に記載の商品注文端末装置。
  5. 注文内容の確認を指示する信号を受付けると、上記注文情報登録部に登録された注文情報を読み出して、注文内容を提示する注文内容提示部をさらに備えていることを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の商品注文端末装置。
  6. 上記商品情報取得部は、
    取得した商品情報に含まれる音声データを、当該商品情報が登録される商品選択ボタンに対応付けることを特徴とする請求項1~5の何れか1項に記載の商品注文端末装置。
  7. 商品の注文を受付ける注文受付サーバとの間で電話回線によるDTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)、音声を表す信号の少なくとも一方の信号を用いた通信を行なう送受信部によって情報の送受信を行なうと共に、上記電話回線によって送られた音声データを録音する通話録音部を有する商品注文端末装置を用いた商品注文方法であって、
    ユーザによって選択された商品の注文に必要な注文情報を注文情報登録部に登録するステップと、
    選択された商品の注文が決定されたことを示す注文決定信号を受付けることによって、上記電話回線に接続し、上記注文情報登録部に登録された注文情報を上記注文受付サーバに送信するように上記送受信部を制御するステップと、
    上記注文受付サーバから送信される商品の内容を示す商品情報を取得するステップと、
    上記商品情報を取得するステップにおいて取得した商品情報を提示するステップと、を含み、
    上記商品情報を取得するステップは、
    取得した商品情報に含まれる音声データを上記通話録音部に録音することを特徴とする商品注文方法。
JP2017223819A 2017-11-21 2017-11-21 商品注文端末装置、商品注文方法 Active JP7041502B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017223819A JP7041502B2 (ja) 2017-11-21 2017-11-21 商品注文端末装置、商品注文方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017223819A JP7041502B2 (ja) 2017-11-21 2017-11-21 商品注文端末装置、商品注文方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019095991A JP2019095991A (ja) 2019-06-20
JP7041502B2 true JP7041502B2 (ja) 2022-03-24

Family

ID=66972965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017223819A Active JP7041502B2 (ja) 2017-11-21 2017-11-21 商品注文端末装置、商品注文方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7041502B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7410550B2 (ja) * 2019-12-23 2024-01-10 株式会社寺岡精工 システム及びプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001167180A (ja) 1999-12-09 2001-06-22 Toshiba Corp 電子広告方法及び電子広告システム
JP2008027005A (ja) 2006-07-18 2008-02-07 Yamaha Corp 注文用端末装置、および注文処理システム
US20140058893A1 (en) 2012-08-22 2014-02-27 Cellco Partnership D/B/A Verizon Wireless Ordering from a menu via nfc enabled mobile device

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2987018B2 (ja) * 1992-10-28 1999-12-06 株式会社日立製作所 ホームショッピングシステム
JPH0916665A (ja) * 1995-07-04 1997-01-17 Funai Denki Kenkyusho:Kk ビデオcd発注システム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001167180A (ja) 1999-12-09 2001-06-22 Toshiba Corp 電子広告方法及び電子広告システム
JP2008027005A (ja) 2006-07-18 2008-02-07 Yamaha Corp 注文用端末装置、および注文処理システム
US20140058893A1 (en) 2012-08-22 2014-02-27 Cellco Partnership D/B/A Verizon Wireless Ordering from a menu via nfc enabled mobile device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019095991A (ja) 2019-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5593446B2 (ja) 音声−画面arsサービスシステム及びその提供方法とコンピュータ読取可能な記録媒体
JP5986065B2 (ja) 端末装置および録音プログラム
CN105122770A (zh) 无线对接设备
CN106980643A (zh) 变更消息的发送方法、装置及电子设备
CN102150416A (zh) 客户端与服务器间网络控制的功能数据的传输和协商方法
CN112819574A (zh) 家政订单生成方法、设备及存储介质
JP7041502B2 (ja) 商品注文端末装置、商品注文方法
JP5220953B1 (ja) 商品情報提供システム、商品情報提供装置、及び商品情報出力装置
KR101479961B1 (ko) 스마트 단말을 이용한 차트 정보의 수기 입력 방법
JP2017207809A (ja) 音声記録装置、情報通信システム、音声記録制御方法、およびプログラム
JPWO2014017395A1 (ja) 注文システム
CN107623689B (zh) 一种基于手机端进行酒店电视激活和注册的方法
JP6949680B2 (ja) 受注サーバおよび受注システム
JP2022139942A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
US20200322293A1 (en) Information processing system and method
TW463126B (en) Dedicated Internet access device and method for use
TWM581740U (zh) 點餐系統、熱感紙印表機及相關行動裝置
CN111050311A (zh) 数据管理方法、装置、存储介质以及终端
KR102504539B1 (ko) 콘텐츠 배신 시스템 및 콘텐츠 배신 방법
JP6928511B2 (ja) 携帯端末、物品注文提供システム
JP2016173670A (ja) 情報出力装置、情報出力方法、およびプログラム
JP5429853B2 (ja) 局データ管理装置
WO2019038807A1 (ja) 情報処理システム及び情報処理プログラム
JP2019096091A (ja) イベント管理システム、イベント管理サーバ装置、及びイベント管理プログラム
JP2003271857A (ja) 注文管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7041502

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150