JP7041164B2 - 複合的な構成要素を製造するためのツール - Google Patents

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Description

本発明は、複合的な構成要素を製造するためのツールおよびツールの製造方法に関する。
複合的な構成要素は、高い剛性や軽さなどの望ましい材料特性を組み合わせることができるため、航空宇宙産業などの先進産業において益々使用されている。
複合的な構成要素は、通常、ツールまたはマンドレル上に繊維強化材料の層をレイアップして構成要素のプリフォームを提供し、温度および/または圧力を管理してプリフォームを形成および硬化して、構成要素を製造することによって形成される。
たとえば、硬化手順中に、プリフォームをツールで圧縮することが知られている。プリフォームは密閉された成形ツールで圧縮されるか、プリフォームに低圧装置または真空装置と結合した真空バッグを適用して、当該バッグを通してプリフォームに圧力を作用させる。
本発明は、複合的な構成要素を製造するための改善されたツールを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、複合的な構成要素を製造するためのツールであって、繊維強化プラスチックで構成され、複合的な構成要素のレイアップ表面を規定し、レイアップ表面から表皮の対向表面まで延びる複数の通路を備える表皮と、表皮との間にキャビティを規定し、表皮に固定されたバッキングと、キャビティ内に配置され、通路と流体連通する気体透過性材料を含む支持コアと、気体透過性材料と流体連通するようにバッキングを介して延在する導管と、を有するツールが提供される。
支持コアは、気体透過性材料とバッキングとの間に配置されたバリア層を含んでもよい。バリア層は、基材がレイアップおよび/または硬化するときに基材から気体透過性膜に基材材料(例えば樹脂)が流れることを防ぐように構成されてもよい。バリア層は剥離ライナーを含んでもよい。バリア層は穿孔されていなくてもよい。
支持コアは、気体透過性膜とバッキングとの間の気体透過性膜と流体連通するポートを含んでもよく、ポートは導管と流体連通してもよい。
ツールは、導管に流体的に結合された低圧装置または真空装置をさらに備えてもよい。
バッキングは、表皮と一体的に形成されてもよい。バッキングは、それらが一緒に結合されるように、表皮上に少なくとも部分的に直接積層されることによって、表皮と一体的に形成されてもよい。バッキングは、表皮とバッキングを重ね合わせて一緒に硬化させることによって、表皮と一体的に形成されてもよい。あるいは、バッキングは、表皮に接着剤で結合されてもいてもよく、反対に固定されていてもよい。
バッキングの少なくとも一部は、表皮に直接結合されていてもよい。例えば、バッキングは、予備硬化された表皮のマージン部分にバッキングを直接重ねることによって、表皮に接着されてもいてもよい。あるいは、バッキングと表皮との間に接着剤が塗布されていてもよい。
表皮とバッキングとの間に複数のキャビティがあってもよく、複数の支持コアの各々は、それぞれのキャビティに配置されていてもよい。複数のバッキングがあってもよく、バッキングの各々が、キャビティのそれぞれに関連付けられていてもよい。
ツールは、それぞれのキャビティまたはキャビティのサブセットを低圧装置または真空装置に選択的に流体結合するように構成されたコントローラをさらに備えてもよい。
本発明の第2の態様によれば、支持構造体と、支持構造体に取り付けられた前述した1つ以上のツールと、を備えるツールアセンブリが提供される。ツールアセンブリは、ツールのそれぞれのキャビティまたはキャビティのサブセットをツールアセンブリの低圧装置または真空装置に選択的に流体結合するように構成されたコントローラを備えてもよい。ツールアセンブリは、低圧装置または真空装置をさらに備えてもよい。
ツールアセンブリの形態は、マンドレルであってもよい。アセンブリにおける複数のツールは、マンドレルの周囲に実質的に連続したレイアップ表面を形成してもよい。
本発明の第1の態様によるツール、または本発明の第2の態様によるツールアセンブリは、複合的な構成要素のプリフォーム上に適用するための真空包装装置をさらに備えてもよい。
本発明の第3の態様によれば、複合的な構成要素をレイアップするためのツールを製造する方法が提供される。該方法は、マスター上に繊維強化材料を適用してツールの表皮を形成すること、表皮の上に気体透過性材料の層を備える支持コアを適用すること、支持コア上に繊維強化材料を適用してツールのバッキングを形成すること、表皮とバッキングとの間にキャビティを形成し、キャビティ内に支持コアが配置されること、少なくともバッキングの繊維強化材料を圧縮下で硬化させ、キャビティが支持コアに適用すること、を含む。
表皮は、複合的な構成要素のレイアップ表面を有していてもよい。マスターはマスターツールとして知られている。繊維強化材料は、キャビティの形状が支持コアの形状に適用するように、圧縮下で硬化させられてもよい。バッキングおよび/または支持コアは、圧縮下での硬化中に変形する場合があり、表皮は圧縮下での硬化中に変形することがある。
繊維強化材料は、支持コアの対応するたわみや変形をなしにツールの表皮をたわませることができないような使用状態において、キャビティの壁(少なくとも表皮によって規定される壁)と支持コアとの間に実質的に連続した界面が存在するように、圧縮下で硬化してもよい。言い換えれば、支持コアは、ツールの表皮を支持し、表皮の崩れまたは変形を防ぐことができる。支持コアは、バッキングと表皮との間の耐荷重体として作用してもよく、支持コアとキャビティの壁との間に実質的に連続した耐荷重界面が存在してもよい。言い換えれば、少なくとも表皮と、支持コアによって規定されるキャビティの壁との間に隙間がない場合があり、バッキングと、支持コアによって規定されるキャビティの壁との間に隙間がない場合がある。
支持コアの適用は、気体透過性材料とバッキングとの間にバリア層が配置されるように、気体透過性材料上にバリア層を適用することを含んでもよい。支持コアの適用は、気体透過性材料を通して気体を引き込むために気体透過性材料上にポートを適用することを含んでもよく、ポートは、使用中にバッキングを通して延びる導管と流体連通するように構成される。ポートは、導管内に一体的に形成されてもよい。
バリア層が適用される場合、バリア層は、気体透過性材料の上、および少なくとも部分的にポートの上に適用されてもよい。バリア層は、導管の開口部を残すように適用されてもよい。あるいは、バリア層が適用された後に、導管の開口部が続いてバリア層に形成されてもよい。バッキングは、支持体上および導管の周囲に繊維強化材料を適用することによって形成されてもよい。
当該方法は、表皮を通る複数の通路を形成して、キャビティと表皮の反対側の表面との間に流体連通を提供することをさらに含み得る。表皮が複合的な構成要素をレイアップするためのレイアップ表面を規定する場合、キャビティに関して反対側の表面はレイアップ表面を含んでもよい。
当該方法は、背部の繊維強化材料を硬化する前、および/または表皮上に支持コアを適用する前に、表皮を形成する繊維強化材料を硬化することをさらに含んでもよい。表皮を通る通路は、表皮を形成する繊維強化材料を硬化させた後、バッキングの繊維強化材料を硬化させる前、および/または支持コアを表皮に適用する前に形成されてもよい。
当該方法は、ポートを低圧装置または真空装置に流体的に結合することをさらに含んでもよい。
バッキングの少なくとも一部が表皮に直接適用されるように、バッキングの繊維強化材料が適用されてもよい。
繊維強化材料が表皮とバッキングとの間に複数のキャビティを形成するために適用され、複数の支持コアの各々は、キャビティに対応する表皮上に適用されてもよい。繊維強化材料が各支持コア上に適用され、複数のバッキングの各々を形成し、バッキングの各々がキャビティのそれぞれに関連付けられていてもよい。
当該方法は、ツールを支持構造上に取り付けてツールアセンブリを形成することをさらに備えることができる。ツールは、ツールアセンブリを形成するために支持構造に取り付けられた複数のツールの1つであってもよい。ツールアセンブリは、マンドレルの形態であってもよい。
当該方法は、それぞれのキャビティまたはキャビティのサブセットを低圧装置または真空装置に選択的に流体結合するコントローラを提供することをさらに含んでもよい。
本発明は、添付した図面を参照して、例によって説明される。
複合的な構成要素を製造するためのツールを概略的に示す断面図である。 図1に示すツールの使用状態を示す概略図である。 図1に示すツールの製造過程における表皮を示す概略図である。 図1に示すツールの製造過程を示す概略図である。 ツールアセンブリを模式的に示す断面図である。
図1は、表皮12、支持コア16、およびバッキング18を備える複合的な構成要素のツール10を示す。本実施形態では、ツール10は、ガスタービンエンジン用の複合ファンブレードを形成するためのものである。
表皮12は、複合的な構成要素を形成するために繊維強化材料をレイアップし、ツール10の露出側にレイアップ表面14を規定する。本実施形態では、レイアップ表面14は実質的に平面であるが、他の実施形態では、レイアップ表面は、例えば凹面領域および凸面領域を有しており、構成要素を形成するための任意の適切な形状であり得る。
表皮12には、レイアップ表面から支持コア16に隣接する表皮の表側に表皮12を通って延びる複数の吸引通路20が穿孔されている。本実施形態では、通路は約1.5mmの厚さである。この設定は、吸引を適用し、剥離シートを通路20内に偏向させることなく、(後述する)レイアップ表面14上に剥離シートを保持するためには十分である。通路20は、2Dグリッドで約25mmのピッチでレイアップ表面14上に間隔を空けて配置されている(すなわち、行方向と列方向に分布している)。
本実施形態では、表皮12は約8mmの厚さであり、レイアップ表面14は約1,250mm×750mmの寸法を有する(図示省略)。表皮12は、繊維強化プラスチックで構成されており、以下において詳細に説明するように製造される。
支持コア16は、支持コア16が通路20と流体連通するように、レイアップ表面14の反対側で表皮12の下に配置される。支持コア16は、表皮12とバッキング18とによって規定されるキャビティに囲まれている。
本実施形態では、支持コア16は、気体透過性層22、バリア層24、およびポート26を備える。
気体透過性層22は、メッシュまたはセル構造を有する耐破砕性材料を備える。適切な材料としては、樹脂注入に日常的に使用されるものが含まれる。樹脂は、繊維強化プリフォーム上のメッシュ状に注入され、プリフォームの表面上に均等に分布している。この特定の実施形態では、気体透過性層22は、ダイヤモンドパターンメッシュに形成されたLDPE(低密度ポリエチレン)などの不織プラスチック材料によって構成される。本実施形態では、気体透過性層22は約3mmの厚さであるが、他の実施形態では、1mmまたは0.5mmなど、より薄い厚さであってもよい。気体透過性層22は、通路20のそれぞれに対して配置され、表皮12の下側(すなわち、レイアップ表面14に対して表側)の周囲にマージンを残すことができるようなサイズに設定されている。言い換えれば、気体透過性層は、表皮12よりも小さい平面範囲(すなわち、表皮(図示省略)の縦方向および横方向)を有し、表皮12の下側の周囲にバッキング18と結合するためのマージンが存在する。本実施形態では、気体透過性層は、縦方向および横方向の寸法がそれぞれ1200mmおよび700mmである。
気体透過性層22の圧縮強度は、使用中に導管30に低圧または真空が加えられて表皮12およびバッキング18を通して圧縮力が加えられる場合、バッキング18の圧縮強度より大きくてもよく、気体透過性層22は、バッキング18および/または表皮12のたわみによる圧縮に耐えることができる。さらに、バッキング18は、表皮12よりも薄く、表皮12よりも柔軟であってもよい。その結果、万が一に過度の圧縮荷重が発生した場合、バッキング18は表皮12よりも優先してたわみ得るため、表皮12のレイアップ表面のプロファイルはたわまない。気体透過性層22の圧縮強度がバッキング18をたわませるために必要な強度(すなわち、バッキング18の圧縮強度)よりも大きい場合、バッキング18の表皮12へのあらゆるたわみは、孔20が塞がれることを防ぐために、気体透過性層22によって抵抗され得る。気体透過性層22の圧縮強度は、1気圧の圧力差に対応する圧縮荷重のような低圧源または真空源が導管30に結合される場合において、通常の作動圧縮荷重下でのたわみに抵抗するために十分であり得る。
ポート26は、気体透過性層22の下面側(すなわち、気体透過性層22とバッキング18との間)であって、支持コア16内に設けられている。本実施形態では、ポートは、気体透過性層に隣接する広い口部と、(後述するように)バッキング18を通って延びる導管30と連通する後壁29に設けられた、比較的狭域で対向する開口部28と、を有する、低長であって実質的に円筒形のダクトである。本実施形態では、ポート26は約40mmの外径を有するが、気体透過性層22の複数の隙間(すなわち空間)との流体連通を確立するために十分な、任意の直径であればよい。気体透過性層22と組み合わせたポート26は、通路20のそれぞれと導管30との間の流体連通を可能にし、以下で詳細に説明するように、低圧装置または真空装置54を導管30に適用することによって、通路20を通して気体を引き込むことができる。
バリア層24は、気体透過性層とポート26との間にバリア層24が配置されないように、気体透過性層22の下側(すなわち、表皮12に面する側に対して気体透過性層22の表側)およびポート26の上に配置されている。また、バリア層24は、気体透過性層22とバッキング18との間にバリアを形成するために、支持コア16の側面の周囲に延びている。バリア層24は、フルオロポリマーフィルムといったポリマーフィルムなどの非多孔質(例えば、非穿孔)のシート材料から形成される。剥離ライナーとして一般的に使用される材料は、バリア層としての使用に適している場合があり得る。
バッキング18は、バッキング18の縁部領域が表皮12の下側のマージン領域(すなわち、支持コア16がない領域)に接するように、支持コア16上に形成された繊維強化プラスチックによって構成される。したがって、バッキング18および表皮12は、支持コア16を覆う、支持コア16のためのキャビティ32を規定する。
表皮12およびバッキング18は、支持コア16とキャビティ32の壁との間に連続的な耐荷重界面が存在するように構成されている。したがって、表皮12に加えられた荷重は、支持コア16およびバッキング18を通して伝達され抵抗される。気体透過性層22の隙間およびポート26の円筒状境界内の隙間は別として、キャビティの壁(すなわち、表皮12およびバッキング18の内壁)と支持コア16との間には実質的に隙間がない。したがって、支持コア16およびバッキング18の対応する変形またはたわみなしに、表皮12が変形またはたわむことは不可能である。特に、支持コア16の圧縮強度は十分に高く、ツール10全体の圧縮強度は、支持コア16が取り外された場合よりも大きくなる。さらに、表皮12と支持コア16との間には実質的に隙間がないため、使用状態において、表皮12は、支持コア16によって支持されていないそのような隙間に対してたわむことができない。対照的に、表皮12は、支持コア16によって支持されており、圧縮荷重および対応するたわみに抵抗するように、バッキング18と表皮12との間に作用する。
導管30は、ポート26の裏側の開口部28からバッキング18を通って延びており、通路20、気体透過性層22、ポート26および導管30を通して気体を引き出すために、気体ポンプまたは真空ポンプなどの低圧装置または真空装置54に結合することができる。
ツール10は、結合された低圧装置または真空装置、および/またはポート26と低圧装置または真空装置との間の流体連通を制御するためのコントローラに結合されていてもよく、または提供されてもよい。この特定の実施形態では、導管は、制御バルブ52を介して真空装置54に結合され、コントローラ50は、導管30(およびポート26など)を真空装置54と流体的に結合および分離するように動作する。
次に、図2を参照して、例えばツール10を使用したレイアップ手順を説明する。ツール10は、レイアップ処置のために提供され、この例では穿孔されていない表皮12のレイアップ表面14上に剥離シート33を配置することによって準備される。コントローラ50が制御バルブ52を開いてポート26を低圧装置または真空装置54と流体連通させるとき、気体が通路20、気体透過性層22、ポート26および導管30を通して引き込まれるように、剥離シート33はツール10に対して保持される。通路20は、剥離シート33上の圧力差が剥離シート33をツール10に対してしっかりと保持することに対して十分であるように、適切なサイズに決定される。しかし、剥離シート33が通路20自身の内部に引き込まれないことによって、剥離シート33の表面が変形する可能性がある。
続いて、構成要素のプリフォーム34は、プリプレグ繊維強化材料を剥離シート33に適用することによって、ツール10上に配置される。このとき、任意の適切なレイアップ機器が使用できるが、例えば、自動繊維配置(AFP)によってアプリケーターヘッド(図示省略)を駆動して繊維強化材料を配置する。
レイアップ後、シーラントテープ36がプリフォーム34の周囲のレイアップ表面14に適用され、真空バッグ(または膜)38がプリフォーム34のおよびシーラントテープ36上に適用され、ツール10、真空バッグ38およびプリフォーム34の間でプリフォーム34を囲む。他の実施形態では、ツール10は、結合された真空包装装置を備えていてもよい。
続いて、コントローラは、例えば真空バッグ38の1つまたはポートを通して、または剥離シート33によって覆われていない開口部を有する表皮の補助通路(図示省略)を通して、プリフォームに低圧または真空を適用する。このような補助通路は、表皮を貫通して延び、低圧装置または真空装置に結合されてもよく、これは、導管30に結合されるものと同様または異なる低圧装置または真空装置であってもよい。同様に、低圧装置または真空装置は、真空バッグ38内に低圧または真空を適用するために、1つまたは複数のポートに結合されてもよく、これは、導管30に結合されるものと同様または異なる低圧装置または真空装置であってもよい。これにより、周囲の圧力(例えば、大気圧)とプリフォーム34に作用する低圧または真空圧との差に対応する圧力差が生じる。ツールは、直接的に(例えば、バッキング18に結合された加熱要素によって)または間接的に(例えば、オーブンまたはオートクレーブ内で)加熱されてもよい。温度と圧力の組み合わせにより、プリフォーム34は、繊維強化材料とマトリックス材料との間の小さな隙間が除去されるデバルキング操作を受ける。
デバルキングが完了すると、真空バッグ38は取り外され、デバルキングされた構成要素がツール10から取り外される。本実施形態では、デバルキングされた構成要素は他の手順によって硬化される。剥離シート33は、剥離シート33からデバルキングされた構成要素を容易に引き出すことを可能にし、構成要素からの樹脂がレイアップ表面14と結合することを防ぐ非粘着特性を有する。したがって、構成要素は、取り外しツールを使用したり構成要素を変形させる可能性のある力を加えたりせずに取り外すことができる。
次に、図3を参照して、ツール10を製造する方法を例として説明する。図3に示されるように、ツール10を製造するためのマスターツール40が提供される。本実施形態では、マスターツール40はアルミニウムで構成され、表皮12のレイアップ表面14に対応するレイアップ表面を規定する。繊維強化材料がマスターツール40に適用されると、表皮12のプリフォームが形成される。続いて、真空バッグ42およびシーラントテープ44を備える真空包装装置をマスターツールに適用し、表皮12を高温および任意の圧力にかけることによって、表皮12をマスターツール40上で硬化させる。本実施形態では、表皮12を硬化させるための真空バッグには、低圧装置または真空装置(図示省略)に連結するためのポートが設けられているが、他の実施形態では、マスターツール40に穿孔されたレイアップ表面を設けてもよく、真空装置または低圧装置を上記と同様の方法でマスターツールを通して結合してもよい。
一旦硬化すると、表皮12はマスターから取り除かれ、25mmのピッチで1.5mmの孔のマトリックスを形成するための穿孔によって表皮12に通路20が形成される。続いて、図4に示すように、表皮12をツールマスターに戻し、支持コア16を表皮12の下側表面(すなわち、レイアップ表面14に対して表側)に適用する。気体透過性層22は、表皮12の上に配置される。続いて、一体化された導管30を備えたポート26は、ポート26の広い口部が気体透過性層22に隣接するように、気体透過性層22上に配置される。バリア層24は、気体透過性層22およびポート26の下面上および導管30の周囲に適用される。最後に、繊維強化材料が表皮12およびバリア層24の上(および導管30の周囲)に適用されて、バッキング18を形成する。支持コア16は、バッキング18の繊維強化材料が部分的に配置される表皮12の下側表面のマージン部分を残すようにサイズが決定されている。これにより、バッキング18と(一度硬化した)表皮12との間の直接的な構造的接続が可能になる。
シールテープ48および真空バッグ46は、表皮12のマージン部分およびバッキング18の上に適用され、真空装置または低圧装置が当該バッグのポートに結合されて、ツール10にマスターツール40に対する圧縮力を加える。さらに、繊維強化材料18は、(例えば、ツール10上に配置された赤外線ヒーターなどの放射ヒーターを使用して)高温に加熱される。したがって、バッキング18の繊維強化材料は、支持コア16および表皮12に対して圧縮および硬化される。
他の実施形態では、バッキング18の繊維強化材料は、例えば、マスターツール40の一体型ヒーターや、表皮1および支持コア16を介した伝導により、直接加熱されてもよい。
繊維強化材料は、温度と圧縮力が高い硬化の最初の段階では比較的柔軟である。したがって、バッキング18は変形し、支持コア16の形状に適用する。さらに、支持コア16は、表皮12の形状に適用するように比較的柔軟であってもよい。したがって、支持コア16と、表皮12およびバッキング18によって規定される壁との間の隙間は、圧縮硬化中に除去され、その結果、支持コア16と、表皮12およびバッキング18との間に実質的に連続する耐荷重界面が存在する。その結果、バッキング18が硬化すると、表皮12およびバッキング18によって規定される支持コア16のためのキャビティは、支持コア16の周囲に正確に適用する。したがって、当該キャビティは、可能な限り小さい。そのため、表皮12は、支持コア16によって支持され、支持コア16および/またはバッキング18の対応する変形またはたわみなしに、圧縮によってたわむまたは変形することはできない。バリア層24は、気体透過性層および/または通路20の隙間を塞ぐ可能性があるプリプレグ繊維強化材料からの樹脂が気体透過性層22に移動することを防ぐ。
図5は、ツール60の他の実施形態を示す。ツール60は、複数の支持コア16の各々を有し、支持コア16上に配置されたバッキング18がコアを互いに流体的に隔離するという点で、上述したツール10とは異なる。図5に示すように、表皮12の通路20は、それぞれの支持コア16と位置が合わせされており、表皮12のマージン部分は、支持コア16との間の空間に規定される。
対応する複数のバリア層24、ポート26、および導管30も有している。この実施形態では、各導管30はそれぞれの流体ライン66に結合され、それぞれが制御バルブ(図示省略)の各々に結合される。そのため、コントローラ(図示省略)は、各流体ラインを低圧装置または真空装置に選択的に流体結合することができる。したがって、コントローラを使用して、レイアップ表面14の複数の区域の各々のどれが、個々の下にある支持コア16および関連する通路20に対応して吸引されるかを選択することができる。これは、レイアップ手順の準備として剥離シート33を適用する場合に特に有用であり得る。剥離シート33は、低圧装置または真空装置に流体的に結合されるため、第1区域およびその後に連続する区域にわたって平滑にしたり、適用したりすることができる。これは、剥離シート33にしわが付かないようにするのに役立ち得る。
ツール60は、バッキング18の下に配置され、バッキング18、支持コア16、および表皮12を支持するように配置された支持構造62をさらに備える。支持構造62は、ベース支持体64と、ベース支持体64からバッキング18まで延びる複数の支持アーム66と、を備える。この実施形態では、支持アーム66は、それぞれの支持コア16との間の空間に対応する位置でバッキングに固定される。これにより、表皮12およびバッキング18のマージン部分を介して支持アーム66に構造荷重を局所的に直接伝達することができる(すなわち、荷重がその領域に介在する支持コアを通過することはない)。この実施形態では、支持構造62は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のビーム(束)で構成されるが、他の実施形態では、ステンレス鋼または他の複合材料などの他の材料で構成されてもよい。
ツール60は、図5において模式図として示されるように、任意の数の支持コアを備えることができる。
さらに、他の実施形態では、ツール60は、ツール10の個々のレイアップ表面14が実質的に連続したレイアップ表面を規定するように、支持構造62上に組み立てられたツール10のアセンブリとして形成され得る。さらに、そのようなツールアセンブリは、マンドレルの形状に対応する内部キャビティを備えた単一体を形成するようにマンドレルの周囲において円周方向に延びる、プリフォームを受け入れるために適したマンドレルを規定するように組み立てられてもよい。
真空テーブルなどのツールの通路に対して低圧または真空を適用することは知られているが、そのような配置では通常、ツールの下にプレナムチャンバーまたは真空チャンバーが必要である。そのため、ツールは、通常扱いにくく、頑丈になってしまう。さらに、ツールの表面は、低圧装置または真空装置によって加えられる圧力に対応するために十分な強度を備えていなければならない。
複合的な構成要素を形成するためのツールは、多くの場合、固形体のレイアップまたは形成面を提供するために金属から製造される。そのため、ツールは、通常重く、操作が困難である。したがって、真空テーブルタイプのツールは特に重く、扱いにくい。
本発明は、主に複合材料(すなわち、繊維強化プラスチック)で製造された軽量ツールを提供する。さらに、本発明は、表皮の下に気体透過性層を設けることにより、真空チャンバーまたはプレナムチャンバーの必要性を除去する。気体透過性層が表皮とバッキングの間に配置されているため、これにより、バッキングと表皮との間に支持構造を定義することができ、使用状態においてツールに加えられる圧力負荷に対応しながら表皮を比較的薄く設定することができる。したがって、ツールは軽量であるとともに、複合的な構成要素の製造中において、例えば剥離シートを保持するためのレイアップ中、およびデバルキング操作中に対して、低圧または真空が適用されるための十分な強度を有することができる。
軽量のツールを使用する場合、多くの利点が得られる。特に、自動化された複合レイアップ手順では、ツールはしばしば操作(例えば、回転)される。重いツールは、必要な機器の強度またはツールを操作できる速度のいずれかの観点から、ツールを操作する際に課題を生じさせる可能性がある。さらに、ツールはワークショップまたは製造環境内でステーションからステーションに移動することが多く、時には手動によって移動させる。したがって、ツールは軽量であることが望ましい。
本発明の実施形態は、複合的な構成要素のプリフォームをレイアップするためのツールに関して説明されてきたが、他の実施形態では、ツールは、受け取り、デバルキングおよび/またはプリフォームの硬化のためにそれぞれ使用することでき、この場合、プリフォームをレイアップするために他のツールを使用することができる。
また、柔軟な真空バッグまたは膜が形成およびデバルキングのためにツール上のプリフォームに配置されるツールの使用例が説明されたが、他の実施形態では、再利用可能な真空バッグが使用され得る。特に、再利用可能な真空バッグが提供されてもよく、ツールに対してシールされ得る繊維強化プラスチック(すなわち複合材料)のフレームに結合されていてもよい。再利用可能な真空バッグは、製造される構成要素の所望のプロファイル(または形状)に対応するように事前に形成され、それにより、所望の形状の構成要素が確実に形成される。複合フレームが使用される場合、複合フレームには、ツールのレイアップ表面、またはツールの代替支持表面上に押し下げられたときに気体および真空気密シールを作成できるシリコンシールなどの、シールが提供されてもよい。真空バッグは、シリコンで構成されていてもよい。

Claims (14)

  1. 複合的な構成要素を製造するためのツールであって、
    繊維強化プラスチックで構成され、複合的な構成要素のレイアップ表面を規定し、前記レイアップ表面から表皮の対向表面まで延びる複数の通路を備える前記表皮と、
    前記表皮との間にキャビティを規定し、前記表皮に固定されたバッキングと、
    キャビティ内に配置され、前記通路と流体連通する気体透過性材料を備える支持コアと、
    前記気体透過性材料と流体連通するように前記バッキングを介して延在する導管と、を有し、
    前記支持コアが、前記気体透過性材料と前記バッキングとの間に配置されたバリア層を備える、ツール。
  2. 前記支持コアが、気体透膜と前記バッキングとの間の前記気体透過性膜と流体連通するポートを含み、前記ポートが前記導管と流体連通する、請求項1に記載のツール。
  3. 前記バッキングは、前記表皮と一体的に形成されている、請求項1または2に記載のツール。
  4. 前記バッキングの少なくとも一部が、前記表皮に直接結合されている、請求項1~3のいずれか一項に記載のツール。
  5. 前記表皮と前記バッキングとの間に複数の前記キャビティがあり、複数の支持コアの各々が、それぞれの前記キャビティに配置され、
    場合により、複数の前記バッキングがあり、前記バッキングの各々が、前記キャビティのそれぞれに関連付けられる、請求項1~4のいずれか一項に記載のツール。
  6. それぞれの前記キャビティまたは前記キャビティのサブセットを低圧装置または真空装置に選択的に流体結合するように構成されたコントローラを備える、請求項に記載のツール。
  7. 支持構造体と、
    前記支持構造体に取り付けられた請求項1~6のいずれか一項に記載の1つ以上のツールと、を備えるツールアセンブリ。
  8. 形態がマンドレルであり、
    場合により、複数の前記ツールが、前記マンドレルの周囲に実質的に連続したレイアップ表面を形成する、請求項に記載のツールアセンブリ。
  9. 複合的な構成要素をレイアップするためのツールを製造する方法であって、
    マスターに繊維強化材料を適用して前記ツールの表皮を形成し、
    前記表皮の上に気体透過性材料の層を含む支持コアを適用し、
    前記支持コア上に前記繊維強化材料を適用して前記ツールのバッキングを形成し、
    前記表皮と前記バッキングとの間にキャビティを形成し、前記キャビティ内に前記支持コアが配置され、
    少なくとも前記バッキングの前記繊維強化材料を圧縮下で硬化させ、前記キャビティが前記支持コアに適用することを含む、方法。
  10. 請求項1~6のいずれかに記載のツールを提供するための請求項に記載の方法。
  11. 前記支持コアの適用が、前記気体透過性材料を通して気体を引き込むために前記気体透過性材料上にポートを適用することを含み、
    前記ポートは、前記バッキングを通して延びる導管と流体連通するように構成され、
    前記ポートが前記導管内に一体的に形成される、請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記キャビティと前記表皮の反対側の表面との間の流体連通を提供するために、前記表皮を通る複数の通路を形成することをさらに含む、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記バッキングの前記繊維強化材料を硬化する前に、および/または前記表皮上に前記支持コアを適用する前に、前記表皮を形成する前記繊維強化材料を硬化することをさらに含む、請求項10~12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記表皮を形成する前記繊維強化材料を硬化させた後、前記バッキングの前記繊維強化材料を硬化させる前、および/または前記表皮上に前記支持コアを適用する前に、前記表皮を通る通路を形成する、請求項10および13に記載の方法。
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