JP7039394B2 - 車両乗合支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザにライドシェアサービス(乗合サービス)を提供する車両乗合支援システムに関する。
自動車で移動する予定のある運転者と、他人の車に乗り合って目的地まで移動することを希望する同乗者との間で、乗合(ライドシェア)を支援する車両乗合支援システム(ライドシェアサービスシステム)が公知である(例えば、特許文献1)。乗合を行なうことで自動車の運行台数が減るため、エネルギーの節約やCO排出量の削減、交通渋滞の緩和等の効果が得られる。
特開2002-140399号公報
しかし、このような効果はユーザにとって実感し難く、ユーザは利便性を優先して乗合を利用しないことがある。そのため、乗合の利用が進まないという問題がある。
本発明は、以上の背景を鑑み、乗合の利用を促進することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明のある態様は、複数の構成員を含む団体に利用される車両乗合支援システム(1)であって、所定期間ごとに複数の前記構成員から乗合申込を受け付けて、乗合に利用される車両の運行予定を決定し、前記乗合申込を行った前記構成員に通知する乗合運行管理部(22)と、前記車両ごとに、前記乗合を実行した前記構成員のそれぞれに対して、前記乗合の運行に関する複数の項目それぞれに対応する項目値を含む利用データを取得するデータ取得部(23)と、前記所定期間ごとに、前記乗合を実行した前記構成員それぞれについて、前記項目値のそれぞれを換算した換算値を算出し、前記換算値の和をポイントとして付与する付与部(25)とを備えることを特徴とする。
この態様によれば、乗合を利用した構成員にポイントが付与される。ポイントの付与によって、団体の構成員に乗合を利用するインセンティブを与えることができ、乗合の利用を促進することができる。また、ポイントの付与を複数の項目値に基づいて行うことによって、ユーザに付与されるポイントへの各項目の寄与の大きさを調節することができる。これにより、システムを運用する管理者にとって自らの希望する効果が得られ易くなる。
上記の態様において、前記項目のそれぞれに対応する係数を記憶する係数記憶部(26)を備え、前記換算値は前記項目値と前記項目値に対応する係数との積で表されるとよい。
この態様によれば、項目値のポイントへの換算が容易になる。また、各項目値に比例してポイントが付与されるため、付与されたポイントに対する不公平感を低減することができる。
上記の態様において、前記所定期間ごとに前記団体において実行された全ての前記乗合に対する一つの評価値を取得する評価値取得部(24)と、前記団体の前記構成員に付与されるポイントの総量の増加を指示する増量要求と増量値とを受信する増量処理部(27)とを有し、前記増量処理部は前記増量要求を受信したときに、前記項目の前記係数をそれぞれ変化させ、変化させた後に実行された前記乗合において前記評価値を取得することにより、当該項目の前記換算値の単位当たりの前記評価値の改善量を取得し、前記換算値の単位当たりの前記改善量が最も大きい前記項目を主要項目として抽出して、前記主要項目に前記増量値を最も多く割り振る増量処理を実行するとよい。
この態様によれば、ポイント1単位当たりの評価値への改善量を項目ごとに取得することができるため、一定量のポイントを付与したときに、最も評価値が改善される項目(主要項目)を適切に評価することができる。これにより、評価値を改善させるために、ポイントをより有効に活用することができる。
上記の態様において、前記増量処理部は、前記増量処理において、前記増量値を、前記主要項目の前記項目値の前記乗合を実行した全ての前記構成員についての和で割り、前記主要項目に対応する前記係数に加えるとよい。
この態様によれば、主要項目の係数を変更することによって、評価値を効果的に改善することができると共に、団体に付与するポイントの増加量を概ね予定された量にすることができる。
上記の態様において、前記データ取得部は、前記構成員が前記乗合において運転者であったか否かの情報を含む運転者情報を取得し、前記付与部は、前記構成員が前記乗合において前記運転者であった場合には、前記運転者でなかった場合よりもポイントを当該構成員に多く付与するとよい。
この態様によれば、運転者には同乗者よりも多くのポイントが付与されるため、運転者となることを希望する構成員を増やすことができる。これにより、運転者が不足することによる支障を低減することができる。
以上の構成によれば、乗合の利用を促進することができる。
実施形態に車両乗合支援システムの構成図 利用データテーブルに記入されるデータの取得方法を説明するための説明図 利用データテーブルに記入されたデータの例を示す説明図 係数テーブルに記入されたデータの例を示す説明図 増量処理の流れを示すフローチャート 解析前処理のフローチャート 解析処理のフローチャート 係数増量処理のフローチャート 乗合サービスの流れを示すシークエンス図 ポイントを増量するときの乗合サービスの流れを示すシークエンス図
以下、図面を参照して、車両乗合支援システムの実施形態について説明する。実施形態に係る車両乗合支援システムは特定の団体(企業、役所、スポーツクラブ、介護施設、買物施設等)に属する管理者によって運用され、所定の時間(以下、ターム)毎に、団体に属する構成員(ユーザ)に対して車両の乗合サービス(ライドシェアサービス)を提供する。
ここでの乗合サービスとは、ユーザから希望する希望乗合条件(例えば、出発地、目的地、出発時刻、及び到着時刻)を受信し、受信した希望乗合条件に基づいて、乗合(ライドシェア)を行うユーザの最適な組み合わせ、最適な車両及び最適な走行経路(例えば、交通渋滞を最も緩和できる経路)を決定して各ユーザに通知することである。
また、車両乗合支援システムは、乗合が実行される毎に、乗合を実行した各ユーザにポイントを付与する。ポイントとしては現金化に換えることができるものや、商品の購入、車両のメンテナンス、駐車場の利用、及び各種イベントの優先予約等に使用できるものであってよい。また、ポイントは車載品や雑貨等の景品に換えることができるものや、ポイントに応じて団体において表彰が受けられるものであってもよい。
以下では、車両乗合支援システムは、一つの企業の複数の社員に対して、平日の朝6時~9時の通勤時間帯(以下、実施期間)に乗合サービスを行う例について記載する。車両乗合支援システムには、実施期間に行われる乗合を支援するための処理を行う期間としてタームが定められている。各タームにはターム識別番号が設定され、各タームはそれぞれ実施期間がある日の前日の11時から実施期間がある日の朝10時30分までの時間に設定されている。各タームには受付開始時刻(実施期間がある前日の12時)、受付終了時刻(実施期間がある前日の20時)、乗合開始時刻(実施期間がある日の朝6時)、乗合終了時刻(実施期間がある日の朝9時)、増量処理時刻(実施期間がある日の朝9時30分)、ポイント付与時刻(実施期間がある日の朝10時)がそれぞれ定められている。また、本実施形態では、各乗合において、帰宅時に共用車を利用した1名のユーザが全走行経路を運転し、全ユーザが到着地である1つの勤務地に向かうものとする。
車両乗合支援システムを利用する企業はライドシェアサービスに利用するための複数の共用車を所有している。共用車は車両乗合支援システムに登録されている。車両乗合支援システムにおいて、全てのユーザにはユーザ識別番号が設定され、全ての共用車及び提供車には車両識別番号が設定されている。
(車両乗合支援システムの構成)
図1に示すように、車両乗合支援システム1は、複数のユーザ端末2と、1つの管理者端末3と、共用車4に搭載される車載端末5と、ユーザ端末2、管理者端末3及び車載端末それぞれにネットワーク6を介して接続された乗合管理サーバ7とを有する。ユーザ端末2はそれぞれユーザに所持されている。管理者端末3は車両乗合支援システム1を利用する企業に所属する管理者によって使用され、管理者は管理者端末3を介して、乗合管理サーバ7に接続することによって、車両乗合支援システム1の管理を行う。乗合管理サーバ7及び管理者端末3は、車両乗合支援システム1を運営する企業の建屋内に設けられている。ネットワーク6は、例えばインターネットである。
乗合管理サーバ7はネットワーク6を介して道路情報サーバ9に通信可能に接続されている。道路情報サーバ9は乗合が実行される領域の道路情報を保持し、外部からの要求に応じて、所定地点を繋ぐ走行経路を探索する。また、道路情報サーバ9は過去のデータやリアルタイムに取得される混雑情報を有し、道路情報及び混雑情報に基づいて適切な走行経路を探索してもよい。
ユーザ端末2は入力画面やメッセージを表示すると共にユーザからの入力を受け付けるユーザインタフェース11と、ユーザインタフェース11からの入力を処理する処理部12とを備えている。ユーザ端末2は例えば、スマートフォンや携帯電話等である。処理部12は、所定のアプリケーションを実行することによって、ユーザからユーザインタフェース11において乗合申込情報の入力を受け付けて、乗合管理サーバ7に送信する。乗合申込情報としては、ユーザの希望する出発地、出発時間、到着時間、及びユーザが帰宅時に共用車を使用した場合はその共用車の情報を含むとよい。ユーザ端末2は乗合管理サーバ7から乗合予定情報を受信すると、ユーザインタフェース11に所定のメッセージと共に、乗合予定情報を表示する。乗合予定情報としては運転者名、乗合に用いられる車両の情報、走行経路、予定出発時間、同乗者名、乗合予定地、及び乗合予定時刻を含むとよい。また、ユーザ端末2はポイント付与情報を受信すると、ユーザインタフェース11にユーザに新たに付与されたポイント数を示すメッセージを表示する。
管理者端末3は入力画面やメッセージを表示すると共にユーザからの入力を受け付けるユーザインタフェース15と、ユーザインタフェース15からの入力を処理する処理部16とを備えている。管理者端末3は例えば、デスクトップPC、ノートPC、又はタブレットPCである。処理部16はユーザインタフェース15から全ユーザに付与するポイントの総量の増量値ΔIが入力されると、増量値ΔIを含むポイント増量要求を乗合管理サーバ7に送信する。
車載端末5は各共用車4に搭載され、中央演算処理装置やメモリ等を備えた小型のコンピュータであり、車載端末5は車両の位置情報を取得するGPS18と、GPS18によって取得された車両の位置情報と時刻とを組み合わせて走行ログとして記録する記録部19とを備える。記録部19は乗合管理サーバ7からの記録開始要求を受信すると走行ログの記録を開始する。乗合管理サーバ7から記録送信要求を受信すると記録部19は記録を終了して、走行ログを乗合管理サーバ7に送信する。
乗合管理サーバ7は中央演算処理装置、メモリ、ハードディスク等を備えたコンピュータである。乗合管理サーバ7は、ユーザ毎の情報を保持するユーザ情報管理部21と、各タームに実行される乗合の運行管理を行う乗合運行管理部22と、実行された乗合における各ユーザの乗車距離などの利用データを取得するデータ取得部23と、各タームで実行された全ての乗合に対する一つの評価値を取得する評価値取得部24と、ユーザにポイントを付与する付与部25と、ポイントを付与するために用いられる係数を記憶する係数記憶部26と、ユーザに付与されるポイントを増量するための処理を行う増量処理部27とを備えている。
ユーザ情報管理部21は、各ユーザに関連する情報をユーザ情報としてユーザ管理テーブル31に記憶している。ユーザ情報は、ユーザ識別番号、ユーザ氏名、及び各ユーザが保有するポイント数を含む。ユーザ情報は更に、各ユーザの運転技能レベル、過去の運転者担当情報、免許証情報、投薬状況、健康状態などを含んでもよい。
乗合運行管理部22は受付開始時刻から受付終了時刻までにユーザ端末2から送信された乗合申込情報を処理し、乗合申込を行ったユーザの数を乗合ユーザ数Nとして記憶する。次に、乗合運行管理部22は乗合申込を行ったユーザから運転者を決定して複数の乗合グループを作成すると共に地図情報を保持する外部の道路情報サーバ9を参照して各乗合グループの車両の走行経路と乗合グループの運転者のユーザ識別番号(運転者情報)を含む運行予定を決定する。このとき、乗合運行管理部22は、乗合グループ及び各乗合の運行予定を最も交通渋滞を緩和できるように決定するとよい。乗合運行管理部22は決定された運行予定に基づいて、各ユーザが乗合を行うために要する情報を乗合予定情報として作成し、各ユーザにユーザ端末2を介して乗合予定情報を通知する。乗合予定情報には、予定出発地、予定出発時刻、予定到着時刻、予定される車両識別番号、予定される車両の走行経路、運転者のユーザ識別番号、及び、予定される車両に乗るユーザであって運転者以外の者(以下、同乗者)のユーザ識別番号を含むとよい。乗合運行管理部22は乗合申込を行った全ユーザに乗合予定情報を通知し、次のタームが開始されるまで運行予定を保持する。
データ取得部23は乗合開始時刻において、記録開始要求を各車載端末5に送信する。その後、データ取得部23は乗合終了時刻において各車載端末5に記録送信要求を送信し、各車載端末5の記録部19から走行ログを取得する。次に、データ取得部23は乗合運行管理部22に保持された運行予定を参照して、各共用車の運転者及び同乗者のユーザ識別番号をそれぞれ抽出する。
次にデータ取得部23は走行ログに基づいて、運転者及び同乗者がそれぞれ車両に乗車した乗車位置及び乗合終了位置を取得する。その後、データ取得部23は、運転者及び同乗者それぞれに対して、乗車中に車両が走行した距離(以下、乗車距離)と、他のユーザと同乗中に車両が走行した距離(以下、同乗距離)とを取得する。また、データ取得部23は道路情報サーバ9を参照し、運転者及び同乗者それぞれに対して、乗車位置から乗合終了位置まで車両を用いて走行したときに想定される最短距離(以下、直接距離)を取得する。次に、運転者及び同乗者それぞれに対して、乗車距離から直接距離を引き、迎車所要距離を取得する。迎車所要距離は乗車した位置から到着地に向かった場合に比べて、各ユーザが余分に車両に乗って走行した距離に相当する。
図2には、運転者(ユーザ識別番号0123)が点Dにおいて共用車に乗車し、点Rにおいて同乗者X(ユーザ識別番号0234)がその共用車に乗車し、点Rにおいて同乗者Y(ユーザ識別番号0345)がその共用車に乗車し、目的地Aまで乗合を実行した例が示されている。乗合を実行したときの、点D及び点Rの間の車両の走行距離はp(=10km)であり、点R及び点Rの車両の走行距離はp(=5km)であり、点R及び点Dの車両の走行距離はd(=2km)であり、点Dと点Aとの直接距離はd(=15km)であり、点Rと点Aとの直接距離はd(=6km)である。このとき、運転者の乗車距離はp+p+dとなり、同乗者Xの乗車距離はp+dとなり、同乗者Yの乗車距離はdとなる。このとき、運転者の同乗距離はp+dとなり、同乗者Xの同乗距離はp+dとなり、同乗者Yの同乗距離はdとなる。運転者の迎車所要距離はp+p+d-dとなり、同乗者Xの迎車所要距離はp+d-dとなり、同乗者Yの迎車所要距離は0となる。
データ取得部23は図3に示す利用データテーブル33を記憶している。利用データテーブル33には、車両識別番号、ユーザ識別番号、運転者乗車距離、運転者同乗距離、運転者迎車所要距離、同乗者乗車距離、同乗者同乗距離、及び同乗者迎車所要距離の各項目に対応する項目値が記入されている。
利用データテーブル33の各項目にはそれぞれ、車両識別番号及びユーザ識別番号を除き、項目番号iが1から順番に付与されている。以下では必要に応じて、項目番号iを用いて各項目を第i項目と記載する。本実施形態では、図3に示すように、運転者乗車距離の項目番号が1であり、運転者乗車距離が第1項目に設定されている。また、運転者同乗距離が第2項目であり、運転者迎車所要距離が第3項目であり、同乗者乗車距離が第4項目であり、同乗者同乗距離が第5項目であり、同乗者迎車所要距離が第6項目に設定されている。データ取得部23は各ユーザの乗車距離、同乗距離、及び迎車所要距離の取得が完了すると、ユーザが運転者である場合には、乗車距離を運転者乗車距離、同乗距離を運転者同乗距離、迎車所要距離を運転者迎車所要距離として利用データテーブル33に記入する。データ取得部23は、ユーザが運転者でない場合には、乗車距離を同乗者乗車距離として、同乗距離を同乗者同乗距離として、迎車所要距離を同乗者迎車所要距離として利用データテーブル33に記入する。以下では、項目番号の最大値を解析項目数M(本実施形態で6)と記載し、利用データテーブル33の上からj番目に記載されたユーザ識別番号に対応するユーザをユーザjと記載する。また、ユーザjの第i項目の項目値をxjiと記載する。図3ではユーザ識別番号が0123であるユーザ(図2の運転者)がユーザ1に対応し、x12は7(=p+d)である。
評価値取得部24は乗合終了時刻になると団体において実行された全ての乗合に対する一つの評価値として利用率ρを取得する。利用率ρは対応するタームにおける乗合ユーザ数Nを団体に所属するユーザの総数で割ることによって算出されるとよい。
係数記憶部26は図4に示す係数テーブル36を記憶している。係数テーブル36には第1項目から第M項目のそれぞれに対応する係数AからAが記録されている。各係数A~Aはそれぞれ管理者によって予め設定された数値である。本実施形態においては、係数テーブル36には、運転者乗車距離に対する係数A、運転者同乗距離に対する係数A、運転者迎車所要距離に対する係数A、同乗者乗車距離に対する係数A、同乗者同乗距離に対する係数A、及び同乗者送迎所要距離に対する係数Aがそれぞれ記録されている。運転者に関する係数A~Aはそれぞれ、対応する同乗者に関する係数A~Aはよりも大きくなるように設定されている(A>A、A>A、かつA>A)。
付与部25はポイント付与時刻になると、利用データテーブル33と係数テーブル36とを参照して、各ユーザに対して運転者乗車距離、運転者同乗距離、運転者迎車所要距離、同乗者乗車距離、同乗者同乗距離、及び同乗者迎車所要距離の各項目に対して、それぞれの項目値をポイントに換算した換算値を算出する。換算値は項目値と、対応するタームの各項目値に対応する係数との積で表される。より具体的には、例えば、ユーザjの第1項目(運転者乗車距離)の各項目値がxj1であり、対応するタームの第1項目(運転者乗車距離)の係数がAであるときには、換算値はそれぞれ、Aj1となる。付与部25は各項目値の換算値を算出した後に、項目についての和を求めることによって、各ユーザに新たに付与すべきポイント数を算出する。より具体的には、ユーザjに付与するポイントI(以下、付与値)は、以下の式で表される。
Figure 0007039394000001
付与部25はターム内に乗合を利用した全てのユーザに対して付与値の算出が完了すると、ユーザ管理テーブル31を参照して、乗合を利用したユーザのポイント値にそれぞれ対応する付与値を加えて更新する。これによって、乗合を利用したユーザに新たにポイントが付与される。付与部25はポイントの付与が完了すると、乗合を利用したユーザのユーザ端末2にポイント付与情報を送信する。ポイント付与情報にはそれぞれユーザ端末2を所持するユーザに対する付与値が含まれている。ユーザ端末2の処理部12はポイント付与情報を受信すると、付与値を含む所定のメッセージをユーザインタフェース11に表示させる。これにより、乗合を利用した各ユーザに新たに付与されたポイント数が通知される。
増量処理部27はネットワーク6を介して管理者端末3から増量値ΔIを含むポイント増量要求を受信すると、増量処理を実行する。増量処理は、図5に示すように、増量要求を受信した後の最初(1つ目)のターム(以下、第1ターム)において実行される解析前処理と、2つ目のターム(第2ターム)からM個目のターム(第Mターム)まで、それぞれのタームにおいて実行される解析処理と、M+1個目のターム(第M+1ターム)において実行される係数増量処理とを含む。解析前処理、解析処理、及び係数増量処理はそれぞれ各タームの増量処理時刻に実行される。以下では、解析前処理、解析処理、及び係数増量処理の詳細をそれぞれ説明する。
増量処理部27は図6に示すように、解析前処理の最初のステップST11において、評価値取得部24から利用率を取得し、基準利用率ρとして記憶する。次に、ステップST12において、増量処理部27は利用データテーブル33を用いて、項目ごとに全ユーザにおける項目値の総和を算出する。第i項目の項目値の総和S(i=1~M)は以下の式で表される。
Figure 0007039394000002
次に、ステップST13において、増量処理部27は係数テーブル36の係数Aを所定値δA(以下、係数変更量)だけ増加させて、A+δAに更新し、解析前処理を完了する。解析前処理はポイント付与時刻よりも前に完了される。
解析処理において、増量処理部27は増量処理時刻になると、図7に示すように、解析処理の最初のステップST21を実行する。増量処理部27はステップST21において、現在のタームが何番目のタームに相当するかを判定し、その番号k(2≦k≦M、以下、ターム番号)を取得する。例えば、第2タームにおいて増量処理部27がステップST21を実行すると、ターム番号kは2となる。増量処理部27はステップST21を実行した後、ステップST22において、増量処理部27は評価値取得部24から利用率を取得し、基準利用率ρとの差分を求め、増量処理部27は利用率変化量δρk-1として記憶する。その後ステップST23において、増量処理部27は利用率変化量δρk-1を第k-1項目の項目値の総和Sk-1及び係数変更量δAで割り、その値を第k-1項目の変化率rk-1として記憶する。第k-1項目の変化率rk-1は以下の式で表される。
Figure 0007039394000003
k-1δAは、係数Ak-1をδA増加させたときの乗合において団体に付与されるポイントの増加分に概ね等しい。したがって、変化率rk-1は、第k-1項目に対応するポイントを1単位増加させたときの利用率の改善量に相当する。
次に、ステップST24において、増量処理部27は係数テーブル36の係数Ak-1をδA減じる。その後、ステップST25において、増量処理部27は第k項目に対応する係数AにδA加えることによって、AをA+δAに更新し、解析処理を完了する。解析処理はポイント付与時刻よりも前に完了される。その後、付与部25は更新された係数テーブル36に従って各ユーザにポイントを付与する。
増量処理部27は係数増量処理において、図8に示すように、係数増量処理の最初のステップST31において、増量処理部27は評価値取得部24から利用率を取得し、基準利用率ρとの差分を利用率変化量δρとして記憶する。その後、ステップST32において、増量処理部27は利用率変化量δρを係数変更量δA及び第M項目の項目値の総和Sで割り、変化率rとして記憶する。次に、ステップST33において、第M項目に対応する係数AをδA減じる。次に、増量処理部27は、ステップST34において、全ての項目の中から最も変化率の大きかった項目を主要項目として抽出する。以下では、主要項目は第L項目であるとして説明を行う。ステップST35において、以下の式を用いて、数値αを算出する。
Figure 0007039394000004
次にステップST36において、増量処理部27は係数テーブル36の第L項目の係数Aにαを加えて更新し、係数増量処理を完了する。係数増量処理の完了によって、増量処理は終了する。係数増量処理はポイント付与時刻よりも前に完了され、付与部25は更新された係数テーブル36に従って各ユーザにポイントを付与する。このとき、第1タームにおける全ユーザの第L項目の項目値の総和はSであるため、第M+1タームで団体に付与されるポイントは第1タームに比べて、概ねα×S=ΔI増加する。
また、本実施形態では、増量処理部27は、更に、第M+1タームにおいて、増量処理の終了後、ポイント付与時刻前において、変化率の最も大きい項目の項目番号(L)を主要項目として管理者に通知するように構成されている。
次に、車両乗合支援システム1の動作、及び効果について説明する。図9に示すように、受付開始時刻から受付終了時刻までの間に、乗合の利用を希望するユーザのユーザ端末2から乗合申込情報が乗合管理サーバ7に送信される。乗合運行管理部22は受付終了時刻になると、受付開始時刻から受付終了時刻までの間に受信した乗合申込情報に基づいて、運行予定を作成して、各ユーザのユーザ端末2に乗合予定情報を送信する。
乗合開始時刻になるとデータ取得部23は記録開始要求を車載端末5の記録部19に送信する。車載端末5の記録部19は記録開始要求を受信すると走行ログの記録を開始する。また、各ユーザは乗合予定情報に従って、乗合開始時刻から乗合終了時刻までの間に乗合を実行する。乗合開始時刻になるとデータ取得部23は車載端末5の記録部19に記録送信要求を送信する。車載端末5の記録部19は記録送信要求を受信すると、走行ログをデータ取得部23に送信する。データ取得部23は走行ログを受信すると、走行ログと乗合運行管理部22に保持された運行予定とに基づいて、各ユーザに対して運転者乗車距離、運転者同乗距離、運転者迎車所要距離、同乗者乗車距離、同乗者同乗距離、及び同乗者迎車所要距離のそれぞれを算出し、車両識別番号及びユーザ識別番号と共に利用データテーブル33に記入する。ポイント付与時刻になると、付与部25は利用データテーブル33と係数テーブル36とを参照して、乗合を利用した全ユーザに対して付与値を算出し、各ユーザにポイントを付与する。その後、乗合管理サーバ7からポイント付与情報がユーザ端末2に送信され、ユーザに新たに付与されたポイント数が通知される。
このように、乗合を利用したユーザにポイントを付与することによって、ユーザに乗合を利用する動機付け(インセンティブ)を与えることができる。これにより、乗合の利用を促進することができる。
付与値は項目値(xji)と、項目のそれぞれに対応する係数Aiとの積を全ての項目について和を取ることによって算出される。そのため、項目値のポイントへの換算が容易であり、付与値を自動、且つ高速に算出することができる。また、各項目値に比例してポイントが付与されるため、各ユーザが付与されるポイント数を理解しやすく、付与されたポイントに対する不公平感が低減する。
また、図4に示すように、運転者に関する係数A~Aはそれぞれ、対応する同乗者に関する係数A~Aはよりも大きい。そのため、同じ乗車距離であっても、運転者に運転者ではない同乗者よりも多くポイントが付与される。これにより、運転者となることを希望するユーザを増やすことができ、運転者が不足することによる支障を低減することができる。
図10に示すように、乗合管理サーバ7は増量要求を受信すると、増量処理を実行する。増量処理部27は増量要求を受信すると、第1タームにおいて解析前処理を行い、基準利用率ρの取得(ステップST11)後、第1項目の係数AをδA増加させる(ステップST13)。次に、増量処理部27は第2タームにおいて、利用率変化量δρ(ステップST22)を算出して、第1項目の変化率r(ステップST23)を取得する。以後、増量処理部27は第2タームから第6タームまで解析処理を実行し、第2項目から第5項目までの変化率r~rの値を取得する。第6ターム終了時には第1項目~第5項目の係数A~Aは増量処理前の値となっており、第6項目の係数Aの値はδA増加している。第7タームにおいて、増量処理部27は係数増量処理を実行する。増量処理部27は、係数増量処理のステップST32において、第6項目の変化率rの値を取得する。その後、増量処理部27は最も変化率の大きかった第L項目の係数AをA+αに更新する。第7タームにおいて、付与部25は更新された係数を用いて、乗合を利用した各ユーザにポイントを付与する。第1タームにおいて増量要求が送信され、第7タームにおいてユーザに付与するポイントが増量されるため、増量要求はユーザに付与するポイントの増量を指示する信号に対応している。
変化率r(i=1~M)は第i項目に対応するポイントを1単位増加させたときの利用率の改善量に相当している。変化率rを用いることで、ポイント1単位当たりの利用率への改善量を項目ごとに取得することができる。これによって、一定量のポイントを付与したときに、最も利用率が改善される項目(主要項目)を適切に評価することができる。
主要項目に対応する係数を変化させることによって、一定量のポイントを付与したときに、他の項目に対応する係数を変化させた場合に比べて大きく利用率を改善させることができる。これにより、ポイントを利用率の改善により有効に活用することができる。
第7タームでは、増量処理部27によって主要項目である第L項目の係数AがA+αに更新され、付与部25は更新後の係数テーブル36に基づいてポイントを付与する。このとき、団体に付与されるポイントの総量の増加量は概ねΔIとなっている。このように、増量値ΔIを主要項目の項目値の乗合を実行した全ての構成員についての和Sで割った値α(数4の式を参照)を主要項目に対応する係数Aに加えることによって、団体に付与されるポイントの増量を設定された値(増量値ΔI)にすることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。上記実施形態では、評価値取得部24は利用率を評価値として取得するように構成されていたが、評価値は利用率に限定されない。例えば、評価値取得部24は乗合を利用したユーザのユーザ端末2に乗合後、乗合の満足度に関するアンケートを送信し、受信した満足度の乗合を利用したユーザについての平均値を算出し、その平均値を評価値としてもよい。また、評価値取得部24は走行ログに基づいて、乗合を実施した共用車4から排出されるCOの総量を各共用車4の燃費に基づいて算出し、その総量と、団体に所属する全てのユーザがそれぞれ共用車4のうち最も燃費の高い車両を運転して勤務地に移動したときに排出されるCOの総量との差を評価値としてもよい。
車載端末5はそれぞれ車内の音声をマイクによって取得し、その音声に基づいて車内の雰囲気の良し悪しを表す車内値を算出するように構成され、評価値取得部24はその車内値に基づいて、評価値を算出するように構成されていてもよい。また、車載端末5は加速度を取得し、その加速度に基づいて運転の良し悪しを表す運転技能値を算出するように構成され、評価値取得部24はその運転技能値に基づいて、評価値を算出するように構成されていてもよい。
また、利用データテーブル33の項目には距離に関連するもののみが含まれていたが、これには限定されない。例えば、利用データテーブル33には車両識別番号及びユーザ識別番号を除く項目が少なくとも2つ以上含まれていればよく、利用データテーブル33には、乗車時間、乗合利用回数、予約日時、アンケート返信回数、乗合に利用された共用車4の清潔レベルや燃費、各ユーザの運転技能等の項目が含まれていてもよい。
上記実施形態では、主要項目を抽出し、主要項目のみにポイントの増量値が割り振られるように増量処理部27が構成されていたが、この態様には限定されない。例えば、利用率変化量に比例して、増量処理部27が各項目にポイントの増量値を割り振るように構成されていてもよい。このように増量値を複数の項目に割り振ることによって、ポイントが特定の項目のみに依存して増量されることによって生じうるユーザの不公平感を低減することができる。また、乗合管理サーバ7はネットワーク6を介して、ポイントの増量値を割り振りに応じて利用率の変化を予測するシュミレーションサーバに接続され、その予測結果に応じて、増量値の割り振り方を変更するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、δAは項目に依存せず一定であるとしたが、項目ごとに所定の値を設定するように構成してもよい。また、換算値は項目値と係数との積によって算出されていたが、この態様には限定されない。例えば、換算値は項目値の2乗と係数との積であってもよい。また、係数値は例えば、乗合が実行されたときの天気の評価値に依存するように設定されていてもよい。このとき乗合管理サーバ7は天気の評価値を取得するため、インターネットを介して、天気情報を提供するサーバに接続されていてもよい。
1 :車両乗合支援システム
22 :乗合運行管理部
23 :データ取得部
24 :評価値取得部
25 :付与部
26 :係数記憶部
27 :増量処理部

Claims (3)

  1. 複数の構成員を含む団体に利用される車両乗合支援システムであって、
    所定期間ごとに複数の前記構成員から乗合申込を受け付けて、乗合に利用される車両の運行予定を決定し、前記乗合申込を行った前記構成員に通知する乗合運行管理部と、
    前記車両ごとに、前記乗合を実行した前記構成員のそれぞれに対して、前記乗合の運行に関する複数の項目それぞれに対応する項目値を含む利用データを取得するデータ取得部と、
    前記所定期間ごとに、前記乗合を実行した前記構成員それぞれについて、前記項目値のそれぞれを換算した換算値を算出し、前記換算値の和をポイントとして付与する付与部と
    前記項目のそれぞれに対応する係数を記憶する係数記憶部と、
    前記所定期間ごとに前記団体において実行された全ての前記乗合に対する一つの評価値を取得する評価値取得部と、
    前記団体の前記構成員に付与されるポイントの総量の増加を指示する増量要求と増量値とを受信する増量処理部とを備え、
    前記換算値は前記項目値と前記項目値に対応する前記係数との積で表され、
    前記増量処理部は前記増量要求を受信したときに、前記項目の前記係数をそれぞれ変化させ、変化させた後に実行された前記乗合において前記評価値を取得することにより、当該項目の前記換算値の単位当たりの前記評価値の改善量を取得し、前記換算値の単位当たりの前記改善量が最も大きい前記項目を主要項目として抽出して、前記主要項目に前記増量値を最も多く割り振る増量処理を実行することを特徴とする車両乗合支援システム。
  2. 前記増量処理部は、前記増量処理において、前記増量値を、前記主要項目の前記項目値の前記乗合を実行した全ての前記構成員についての和で割り、前記主要項目に対応する前記係数に加えることを特徴とする請求項1に記載の車両乗合支援システム。
  3. 前記データ取得部は、前記構成員が前記乗合において運転者であったか否かの情報を含む運転者情報を取得し、
    前記付与部は、前記構成員が前記乗合において前記運転者であった場合には、前記運転者でなかった場合よりもポイントを当該構成員に多く付与することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両乗合支援システム。
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