JP7038068B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

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Description

本発明は、複数の発電セルを積層した燃料電池スタックに関する。
燃料電池スタックは、特許文献1に示すように、燃料ガス及び酸化剤ガスにより発電を行う発電セルを複数積層した積層体を備える。各発電セルは、アノード電極、電解質膜、カソード電極を積層した電解質膜・電極構造体(MEA)と、MEAを挟持するバイポーラ板である一対のセパレータとを有する。
また、特許文献1に開示のセパレータは、外縁の所定位置に外側方向に突出するタブ(datum)を備える。このタブは、積層体をケース(housing)に収容した組立状態で、ケースの凹部に配置される。これにより燃料電池スタックに荷重がかかった際には、タブが凹部に係合することでセパレータ同士の位置ずれが防止される。
この種のタブには、絶縁性樹脂材料が適用され、導電性材料(金属材料)で構成されたセパレータにアウトサート成形等により固定される。セパレータとケースの間に電気を流さないためである。
米国特許出願公開第2016/0072145号明細書
しかしながら、従来の燃料電池スタックでは、絶縁性樹脂材料のタブを複数の発電セルのセパレータの各々に設ける必要がある。このため、燃料電池スタックの製造コストが増大するという不都合が生じている。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであって、簡単な構成でセパレータとケースとの間を絶縁すると共に、セパレータの横ずれを良好に防止し、また製造コストが大幅に低廉化し得る燃料電池スタックを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の一態様は、積層された複数の発電セルを有する積層体と、前記積層体を収容するケースとを備える燃料電池スタックであって、前記発電セルは、外縁にタブを有する導電性のセパレータを備え、前記ケースの内面には、絶縁性樹脂部材が着脱可能に装着され、前記絶縁性樹脂部材は、前記積層体の積層方向に沿って延在し、且つ前記タブを内側に配置する凹部を有する。
上記の燃料電池スタックは、ケースの内面に絶縁性樹脂部材を装着することで、セパレータとケースとの間を簡単な構成で絶縁することが可能となる。これにより、燃料電池スタックは、複数の発電セルの外周の絶縁構造を不要とし、燃料電池スタックの製造コストを大幅に低廉化させる。そして、絶縁性樹脂部材の凹部にタブを配置することで、ケースは、荷重を受けた際にセパレータの横ずれを良好に防ぐことができる。しかも、絶縁性樹脂部材は、ケースに対し着脱可能であるため、組立時及びメンテナンス時等に絶縁性樹脂部材のみを容易に装着することが可能となり、作業性が高まると共に、メンテナンスコストを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る燃料電池スタックを概略的に示す分解斜視図である。 燃料電池スタックの発電セルを示す分解斜視図である。 横ずれ防止部及びタブの係合を示す部分説明図である。 横ずれ防止部の突出部及び絶縁性樹脂部材を示す斜視図である。 図5Aは、突出部と絶縁性樹脂部材の装着を示す第1説明図である。図5Bは、突出部と絶縁性樹脂部材の装着を示す第2説明図である。 図6Aは、第1変形例に係るタブ及び横ずれ防止部を示す説明図である。図6Bは、第2変形例に係るタブ及び横ずれ防止部を示す説明図である。図6Cは、第3変形例に係るタブ及び横ずれ防止部を示す説明図である。 第4変形例に係る突出部及び絶縁性樹脂部材を示す斜視図である。
以下、本発明について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る燃料電池スタック10は、単位燃料電池である発電セル12を複数備える。複数の発電セル12は、水平方向(矢印A方向)に積層された積層体14に構成されている。燃料電池スタック10は、例えば、図示しない燃料電池自動車に搭載されて使用される。なお、積層体14は、燃料電池自動車の搭載状態で、複数の発電セル12を重力方向(矢印C方向)に積層していてもよい。
積層体14の積層方向(矢印A方向)一端には、ターミナルプレート16a、インシュレータ18aが外方に向かって順に配置される。積層体14の積層方向他端には、ターミナルプレート16b、インシュレータ18bが外方に向かって順に配置される。また、積層体14の積層方向両端には、一対のエンドプレート20a、20bが設けられる(積層される)。
さらに、燃料電池スタック10は、積層方向に並ぶ複数の発電セル12(積層体14)を覆うケース22を有する。ケース22は、角筒状に形成され、積層体14全体を収容可能な収容空間24aを内側に有する収容本体24を備える。収容空間24aは、矢印A方向に延在し、収容本体24の両端面に設けられた開放部24bに連通している。
また、ケース22は、収容本体24の一対の開放部24bを塞ぐ部材として、上記のエンドプレート20a、20bを適用している。一対のエンドプレート20a、20bの各々は、燃料電池スタック10の組立時に、ネジ止め、溶着、接着等の固定手段により、収容本体24の両端面に固定される。収容本体24は、固定された一対のエンドプレート20a、20bを介して、積層方向(矢印A方向)の締め付け荷重を積層体14に付与する。
また、収容本体24(ケース22)の内面25の所定箇所には、矢印B方向の荷重による積層体14(発電セル12)の横ずれを防止する横ずれ防止部26が設けられている。本実施形態において、横ずれ防止部26は、収容本体24の上面25aと下面25bに一対で設けられる。この横ずれ防止部26の構成については後に詳述する。
図2に示すように、燃料電池スタック10の発電セル12は、樹脂枠付きMEA28と、樹脂枠付きMEA28を挟持する複数のセパレータ30とを備える。具体的には、セパレータ30は、樹脂枠付きMEA28の一方面側に配置された第1セパレータ32と、樹脂枠付きMEA28の他方面側に配置された第2セパレータ34とを含む。
発電セル12の樹脂枠付きMEA28は、電解質膜・電極構造体28a(以下、「MEA28a」という)と、MEA28aの外周部に接合され当該外周部を周回する樹脂枠部材36とを備える。さらに、MEA28aは、電解質膜38と、電解質膜38の一方の面に設けられたカソード電極40と、電解質膜38の他方の面に設けられたアノード電極42とを有する。なお、MEA28aは、樹脂枠部材36を用いることなく、電解質膜38を外方に突出させてもよい。樹脂枠部材36には枠状のフィルム部材を用いてもよい。
電解質膜38は、例えば、水分を含んだパーフルオロスルホン酸の薄膜である固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜)が適用される。なお、電解質膜38は、フッ素系電解質の他、HC(炭化水素)系電解質を使用することができる。また図示は省略するが、アノード電極42及びカソード電極40は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子とイオン交換成分を含むペーストをガス拡散層の表面に一様に塗布して形成され、電解質膜38に接合される電極触媒層とを有する。
樹脂枠部材36は、MEA28aの周囲に設けられることで、電解質膜38のコストの低減を促すと共に、MEA28aと第1及び第2セパレータ32、34との接触圧を適切に調整しシール性を確保する。この樹脂枠部材36は、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PPA(ポリフタルアミド)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルフォン)、LCP(リキッドクリスタルポリマー)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、又はm-PPE(変性ポリフェニレンエーテル樹脂)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)又は変性ポリオレフィンで構成される。
第1セパレータ32は、一方の反応ガスである酸化剤ガス(例えば、酸素含有ガス)を流動させる酸化剤ガス流路44を、樹脂枠付きMEA28のカソード電極40に対向する面32aに備える。酸化剤ガス流路44は、第1セパレータ32の矢印B方向に延在する複数本の突条部44a間に形成された直線状流路溝又は波状流路溝によって構成される。
第2セパレータ34は、他方の反応ガスである燃料ガス(例えば、水素含有ガス)を流動させる燃料ガス流路46を、樹脂枠付きMEA28のアノード電極42に対向する面34aに備える(図2中では、便宜的に、MEA28aのアノード電極42上に燃料ガスの流動方向を示す)。燃料ガス流路46は、第2セパレータ34の矢印B方向に延在する複数本の突条部46a間に形成された直線状流路溝又は波状流路溝によって構成される。
また、互いに積層される第1セパレータ32の面32bと第2セパレータ34の面34bとの間には、冷媒(例えば、水)を流動させる冷媒流路48が設けられる。冷媒流路48は、第1セパレータ32の酸化剤ガス流路44の裏面形状と、第2セパレータ34の燃料ガス流路46の裏面形状とが重なり合って形成される。
第1及び第2セパレータ32、34、樹脂枠部材36の長手方向(矢印B方向)の一端部には、積層方向(矢印A方向)に連通する酸化剤ガス入口連通孔50a、冷媒入口連通孔52a及び燃料ガス出口連通孔54bがそれぞれ設けられる。酸化剤ガス入口連通孔50a、冷媒入口連通孔52a及び燃料ガス出口連通孔54bは、短手方向(矢印C方向)に配列されている。酸化剤ガス入口連通孔50aは酸化剤ガスを酸化剤ガス流路44に供給する。冷媒入口連通孔52aは冷媒を冷媒流路48に供給する。燃料ガス出口連通孔54bは燃料ガスを燃料ガス流路46から排出する。
第1及び第2セパレータ32、34、樹脂枠部材36の長手方向(矢印B方向)の他端部には、積層方向に連通する燃料ガス入口連通孔54a、冷媒出口連通孔52b及び酸化剤ガス出口連通孔50bがそれぞれ設けられる。燃料ガス入口連通孔54a、冷媒出口連通孔52b及び酸化剤ガス出口連通孔50bは、短手方向(矢印C方向)に配列されている。燃料ガス入口連通孔54aは燃料ガス流路46に燃料ガスを供給する。冷媒出口連通孔52bは冷媒流路48から冷媒を排出する。酸化剤ガス出口連通孔50bは酸化剤ガス流路44から酸化剤ガスを排出する。
酸化剤ガス入口連通孔50a、酸化剤ガス出口連通孔50b、燃料ガス入口連通孔54a、燃料ガス出口連通孔54b、冷媒入口連通孔52a及び冷媒出口連通孔52bは、積層体14の積層方向一端側の構造部(ターミナルプレート16a、インシュレータ18a及びエンドプレート20a)を貫通し、エンドプレート20aに接続される図示しない配管に連通する。なお酸化剤ガス入口連通孔50a、酸化剤ガス出口連通孔50b、燃料ガス入口連通孔54a、燃料ガス出口連通孔54b、冷媒入口連通孔52a、冷媒出口連通孔52bの配置や形状は、図示例に限定されず、燃料電池スタック10の仕様に応じて適宜設計し得る。
また、第1セパレータ32の面32aには、樹脂枠付きMEA28に向かって突出し、樹脂枠部材36に接触してシール(ビードシール)を形成する第1ビード部56がプレス成形されている。第1ビード部56は、酸化剤ガス流路44の外周側を周回すると共に、燃料ガス入口連通孔54a、燃料ガス出口連通孔54b、冷媒入口連通孔52a及び冷媒出口連通孔52bの周囲をそれぞれ囲み、酸化剤ガス流路44への燃料ガスや冷媒の流入を防止する。
第2セパレータ34の面34aには、樹脂枠付きMEA28に向かって突出し、樹脂枠部材36に接触してシール(ビードシール)を形成する第2ビード部58がプレス成形されている。第2ビード部58は、燃料ガス流路46の外周側を周回すると共に、酸化剤ガス入口連通孔50a、酸化剤ガス出口連通孔50b、冷媒入口連通孔52a及び冷媒出口連通孔52bの周囲をそれぞれ囲み、燃料ガス流路46への酸化剤ガスや冷媒の流入を防止する。
セパレータ30(第1及び第2セパレータ32、34)は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、或いは金属表面に防食用の表面処理を施した金属薄板の断面を波形にプレス成形することで導電性を有する金属セパレータに構成される。また、第1及び第2セパレータ32、34は、絶縁性樹脂材料が外縁33、35に存在せずに、金属セパレータの金属部分が外縁33、35に露出された構成となっている。なお、セパレータ30は、カーボン材料又はカーボンと樹脂の混合材料により構成されたカーボンセパレータを適用してもよい。
そして、第1セパレータ32と第2セパレータ34は、溶接、ろう付け、かしめ等の接合方法により、相互に接合されて接合セパレータに構成される。複数の発電セル12は、製造時に接合セパレータと樹脂枠付きMEA28を交互に積層することで、第1セパレータ32と樹脂枠付きMEA28間の酸化剤ガス流路44、樹脂枠付きMEA28と第2セパレータ34間の燃料ガス流路46、及び第1セパレータ32と第2セパレータ34間の冷媒流路48を順に繰り返した構造を呈する。
また、発電セル12のセパレータ30(第1及び第2セパレータ32、34)の各外縁33、35には、タブ(突出片)60が設けられている。特に、第1及び第2セパレータ32、34のタブ60は、セパレータ30の外縁33、35に連続して一体で形成されている。従って、タブ60も金属材料で構成されている。なおタブ60は、図示しない貫通孔を有し、発電セル12の積層時に、貫通孔に共通のピン(不図示)を通すことで、セパレータ30同士を相互に位置決めさせる構成でもよい。また、タブ60は、セパレータ30とは別部品に形成され、セパレータ30に接合されてもよい。さらに、タブ60は、第1及び第2セパレータ32、34のうちいずれか一方のみのセパレータに設けられてもよい。
タブ60は、本実施形態において、第1及び第2セパレータ32、34の上辺と下辺に設けられる。上辺側のタブ60は、矢印B方向中央部に対して他端側に寄った位置にあり、下辺側のタブ60は、矢印B方向中央部に対し一端側に寄った位置にある。なお、タブ60の位置は、図示例に限らず、セパレータ30の外縁33、35上の適切な箇所(例えば、長手方向中間部)に設けられてよい。
図2及び図3に示すように、このタブ60は、台形状に形成されたタブ本体62と、このタブ本体62と各外縁33、35との間を連結する連結部64とを備える。
タブ本体62は、上辺62aよりも下辺62bが長く形成され、また一対の側辺62cが下辺62bから上辺62aに向かって相互に近づくように傾斜している。上辺62aは、外縁33、35に対して平行且つ直線状に延在している。下辺62bの幅方向中間部分には、連結部64が連なっている。
また、上辺62aと一対の側辺62cが連なる一対の角部63a及び下辺62bと一対の側辺62cが連なる一対の角部63bは、丸角(R状)に形成されている。タブ本体62の一対の角部63bは、タブ本体62において幅方向外側に最も突出している。タブ本体62の上下方向(上辺62aと下辺62bの間)の寸法Hは、タブ本体62の幅方向(一対の角部63bの間)の寸法Wよりも短い。
連結部64は、外縁33、35から短く突出している。連結部64は、タブ本体62の下辺62b(一対の角部63bの間)の寸法Wよりも短い幅に設定されている。このため、連結部64の幅方向外側には、外縁33、35とタブ本体62とを離間させる空間68が形成されている。以上のように構成されたセパレータ30の上下一対のタブ60は、収容本体24(ケース22)の一対の横ずれ防止部26に配置される。
一対の横ずれ防止部26は、収容本体24の内面25(上面25a、下面25b(図1参照))から内側に向かって突出する一対の突出部70と、突出部70にそれぞれ装着される絶縁性樹脂部材80とをそれぞれ備える。
一方の横ずれ防止部26は、セパレータ30のタブ60の位置に対応して、上面25aの幅方向中央よりも他端側に設けられ、他方の横ずれ防止部26は、ケース22の下面25bの幅方向中央よりも一端側に設けられる。突出部70は、収容本体24に一体で形成され、収容空間24a内を矢印A方向に沿って延在している。内面25から突出部70の突出端70aまでの高さは、セパレータ30の外縁33、35との間に充分な隙間を維持できる寸法に設定される。
突出部70の外側面70bは、内面25と連結する基部側において外方に広がり、収容本体24との連結強度を高めている。突出部70の延在方向両端面の基部側には、エンドプレート20a、20bを収容本体24にネジ止めするための雌ネジ部74が設けられている。なお図示は省略するが、エンドプレート20a、20bを固定するための雌ネジ部は、雌ネジ部74の他にも、収容本体24の延在方向両端面に複数設けられる。また、突出部70は、収容本体24に一体成形されることに限定されず、収容本体24とは別体に(例えば、エンドプレート20a、20b間に配置される連結バーとして)構成され、収容本体24内に固定される構成でもよい。
一対の突出部70は、その間に突出端70aから内面25まで窪む溝部72を有する。この溝部72は、突出部70の延在方向(矢印A方向)に沿って延在し、突出部70(収容本体24)の延在方向両端まで貫通している。溝部72は、延在方向に直交する断面視で、タブ60の平面形状よりも大きな略長方形状に形成され、また収容本体24の内面25と同じ位置に底面72aを有する。換言すれば、溝部72は、一対の突出部70の互いに対向する内側面70cと、底面72a(内面25)とで構成されている。
図3及び図4に示すように、一対の突出部70のそれぞれの外側面70bには、絶縁性樹脂部材80が係合可能な被係合部76がそれぞれ設けられている。一対の被係合部76は、突出端70aの近くに形成されている。例えば、被係合部76は、内面25と突出端70a間の中間位置よりも突出端70a側に位置している。また、一対の切り欠き78は、突出部70の延在方向(矢印A方向)両端にそれぞれ設けられている。
本実施形態において、各被係合部76は、突出部70の外側面70bを幅方向(矢印B方向)内側に向かって部分的に削った切り欠き78に構成されている。切り欠き78を構成する面のうち突出端70a側の面は、内面25に対し平行に延在する引掛部78aに形成されている。
絶縁性樹脂部材80は、一対の突出部70に対して着脱可能に装着され、発電セル12(セパレータ30)とケース22の間を電気的に絶縁する。この絶縁性樹脂部材80は、溝部72を直接覆う被覆本体82と、被覆本体82に連なり一対の突出部70の被係合部76に係合して絶縁性樹脂部材80を固定する係合部84とを有する。
被覆本体82は、矢印A方向から見て(正面視で)溝部72に収納可能な凸形状を呈し、矢印A方向に一対の突出部70と同じ長さで延在している。具体的には、被覆本体82は、溝部72の底面72aを覆う底面被覆部82aと、一対の内側面70cを覆う一対の内側面被覆部82bと、一対の突出端70aを覆う一対の端部被覆部82cとを有する。一対の内側面被覆部82bは、一対の端部被覆部82cに向かって若干末広がりとなっている(図5Aも参照)。被覆本体82は、溝部72への装着に伴い、突出端70a、底面72a、一対の内側面70cに隙間なく密着する。
被覆本体82(底面被覆部82a、一対の内側面被覆部82b)の内側には、上述したタブ60を配置する凹部86が形成されている。凹部86は、被覆本体82の延在方向に沿って延在し、被覆本体82の矢印A方向両端まで延在する。この凹部86の幅は、タブ60の幅方向の寸法Wよりも幅広に設定されている。また凹部86の開口部分から底面までの深さは、タブ60の突出方向の寸法Hよりも充分に長く、例えば寸法Hの2倍以上である。このため、燃料電池スタック10は、荷重がかからない通常状態で、タブ60と絶縁性樹脂部材80の非接触性を保つことが可能である。
被覆本体82は、溝部72の底面72aや一対の内側面70cに対向する面は概ね一様な厚みに形成されて、溝部72の延在方向に沿って連続している。また、被覆本体82の厚みは、特に限定されず、発電セル12(セパレータ30)と収容本体24との間で充分な絶縁性を確保し得る適宜の寸法に設定されればよい。
図5A及び図5Bに示すように、絶縁性樹脂部材80の係合部84は、被覆本体82の一対の端部被覆部82cにそれぞれ連設されて高さ方向(矢印C方向)に突出し、突出部70の切り欠き78に引っ掛かり可能な爪部88に構成されている。この爪部88は、突出方向途中位置から突出端に向かって、内側の幅が小さくなるように突出する突起88aを有する。突起88aは、正面視で、引掛部78aに引っ掛かり可能な対辺を有する三角形状に形成されている。この突起88aは、爪部88の弾性支持部88bに支持されることで、被覆本体82の内側面被覆部82bに対して弾性的に拡開可能である。
図3に示すように、端部被覆部82cから爪部88の頂部までの突出長さLfは、端部被覆部82cから被覆本体82(底面被覆部82a)の突出方向中央位置Oまでの中間長さLOよりも小さい。この一対の爪部88(係合部84)は、一対の突出部70の切り欠き78の形成位置に対応して、被覆本体82の延在方向両端にそれぞれ設けられている。
絶縁性樹脂部材80(被覆本体82、係合部84)を構成する材料は、電気的な絶縁性能を備えていれば特に限定されものでない。例えば、絶縁性樹脂部材80は、ポリカーボネイト、ポリフェニレンサルファイド、ポリスルフォン、フッ素樹脂等、又はインシュレータ18a、18bと同様の材料を適用することができる。
本実施形態に係る燃料電池スタック10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下その作用について説明する。
図1に示すように、燃料電池スタック10は、製造時に、複数の発電セル12を積層して積層体14を構成する。積層体14は、タブ60同士の位置が一致して重なることで、複数のタブ60が並ぶ突条部分を有した状態となる。
一方、収容本体24は、押出成形や鋳造等の製造工程を経ることで、内面25に一対の突出部70を有する筒状に形成される。この製造工程後に、各部材を固定するためのネジ孔等が形成される。この際、一対の突出部70の切り欠き78(被係合部76)も形成される。また、絶縁性樹脂部材80も、射出成形等の適宜の製造工程を経ることで、被覆本体82及び係合部84が一体の部品に成形される。
そして図4及び図5Aに示すように、収容本体24及び絶縁性樹脂部材80の成形後に、一対の突出部70に対して絶縁性樹脂部材80を装着する。絶縁性樹脂部材80は、一対の突出部70の溝部72に対向配置され、被覆本体82の底面被覆部82a、一対の内側面被覆部82bが溝部72内に挿入される。この挿入に伴い、末広がりの一対の内側面被覆部82bは、一対の内側面70cに接触しつつ内側に寄せられて一対の内側面70cに密着する。
また図5Bに示すように、爪部88の突起88aは、一対の突出部70の突出端70aに接触すると弾性支持部88bを基点に外側に拡開し、引掛部78aを越えることで弾性復元して切り欠き78に入り込む。これにより、突起88aが引掛部78aに引っ掛かり、絶縁性樹脂部材80が一対の突出部70に対して係合する。
図1に戻り、絶縁性樹脂部材80の装着後、ケース22の一方の端面にエンドプレート20bが固定される。この際、横ずれ防止部26の雌ネジ部74には、エンドプレート20aを通してボルト75が締結される。そして、この状態の収容本体24の収容空間24aに、積層体14と、積層方向両端に積層したターミナルプレート16a、16b、インシュレータ18a、18bとを収容する。積層体14は、絶縁性樹脂部材80の凹部86にタブ60が挿入されて、この凹部86に沿って収容空間24a内に収納される。
積層体14を収容本体24に収容した後は、エンドプレート20aにより収容本体24の端面を固定する。エンドプレート20aの締結前には、積層体14の締め付け荷重を調整するため、エンドプレート20aとインシュレータ18aとの間に設けたシム(不図示)の厚さを調整する。これにより燃料電池スタック10は、積層体14がケース22に収容された組立状態となる。
燃料電池スタック10は、組立状態において、図3に示すように、各発電セル12のタブ60が横ずれ防止部26の凹部86に配置されている。これにより例えば、燃料電池自動車が矢印B方向から衝撃を受けて燃料電池スタック10に衝撃時の荷重がかかった場合でも、絶縁性樹脂部材80の凹部86にタブ60が係合することで、各発電セル12の横ずれが防止される。特に、セパレータ30は、外縁33、35近くのタブ60の角部63bにおいて荷重のモーメントを受けるので、セパレータ30の横ずれをより確実に防ぐことができる。
また、絶縁性樹脂部材80は、一対の突出部70の突出端70aを覆って発電セル12の外縁33、35及びタブ60に対向している。そのため、セパレータ30とケース22の間の絶縁性を確実に確保することができる。
図1及び図2に示すように、燃料電池スタック10は、発電において、エンドプレート20aに連結された配管(不図示)を介して、酸化剤ガス入口連通孔50aに酸化剤ガスが供給され、燃料ガス入口連通孔54aに燃料ガスが供給され、冷媒入口連通孔52aに冷媒が供給される。
酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔50aから第1セパレータ32の酸化剤ガス流路44に導入される。酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路44に沿って矢印B方向に移動し、MEA28aのカソード電極40に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔54aから第2セパレータ34の燃料ガス流路46に導入される。燃料ガスは、燃料ガス流路46に沿って矢印B方向に移動し、MEA28aのアノード電極42に供給される。
各MEA28aは、カソード電極40に供給される酸化剤ガスと、アノード電極42に供給される燃料ガスとの電気化学反応により発電を行う。カソード電極40に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路44から酸化剤ガス出口連通孔50bへと流動し、酸化剤ガス出口連通孔50bに沿って排出される。同様に、アノード電極42に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス流路46から燃料ガス出口連通孔54bへと流動し、燃料ガス出口連通孔54bに沿って排出される。
また、冷媒入口連通孔52aに供給された冷媒は、第1セパレータ32と第2セパレータ34との間に形成された冷媒流路48に導入された後、矢印B方向に流通する。この冷媒は、MEA28aを冷却した後、冷媒出口連通孔52bから排出される。
なお、本発明に係る燃料電池スタック10は、上述の実施形態に限定されず、発明の要旨に沿って種々の改変が可能である。例えば、絶縁性樹脂部材80は、被覆本体82の延在方向の両端に係合部84を有するだけでなく、被覆本体82の延在方向の途中位置に係合部84を1以上有する構成でもよい。ケース22(収容本体24)も、この係合部84に対応する位置に被係合部76を備えていればよい。
また、絶縁性樹脂部材80は、溝部72を構成する底面72a、一対の内側面70c、及び突出部70の突出端70aを覆う構成に限定されず、例えば、一対の外側面70bを含めて覆う構成でもよい。
以下、図6A~図6C及び図7を参照して、本発明の変形例について例示する。なお、以降の説明において、上述の実施形態と同じ構成又は同じ機能を有する要素には、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
図6Aに示す第1変形例のように、発電セル12(セパレータ30)は、横ずれ防止部26の凹部86の形状に対応した矩形状のタブ90を有していてもよい。また、タブ90は、凹部86を構成する絶縁性樹脂部材80に非接触に配置されるだけでなく、タブ90の一部又は全部が絶縁性樹脂部材80に接触して配置されてもよい。
図6Bに示す第2変形例のように、発電セル12(セパレータ30)は、両側面が円弧状のタブ92を有していてもよい。このように形成されたタブ92は、ケース22に対してセパレータ30が傾いた(収容本体24の内面25に対し外縁33、35が非平行となった)場合でも、タブ92の側辺の円弧状部分92aを内側面被覆部82bに良好に係合させることができる。要するに、横ずれ防止部26に配置されるタブ60、90、92は、絶縁性樹脂部材80から荷重を受けることが可能であれば任意に設計してよく、また凹部86もタブ60、90、92に応じた形状(例えば、一回り大きい相似形状)に形成さればよい。
図6Cに示す第3変形例のように、絶縁性樹脂部材80は、係合部84として半球状の突起94aを有する爪部94を適用してもよい。また、爪部94の突起94aに応じて被係合部76も半球状の切り欠き79aを採用している。
また、図7に示す第4変形例のように、絶縁性樹脂部材80は、係合部84として、被覆本体82の延在方向(矢印A方向)の全長にわたって延在する爪部96を備えていてもよい。つまり、爪部96は、正面視で、爪部88と同様の突起96a及び弾性支持部96bを有し、この突起96a、弾性支持部96bが端部被覆部82cの幅方向外側辺に沿って連続している。また被係合部76も、爪部96に応じて矢印A方向に連続して延在する切り欠き79bを有し、切り欠き79bを構成する面(引掛部78a)に突起96aを引っ掛かけ可能としている。
要するに、被係合部76と係合部84の係合構造も、種々の構成を適用することが可能である。例えば、切り欠きを係合部84に適用する一方で、この切り欠き(係合部84)に挿入されて引っ掛かることが可能な突起を被係合部76に適用してもよい。
上述の実施形態から把握し得る技術的思想及び効果について、以下に記載する。
燃料電池スタック10は、ケース22の内面25に絶縁性樹脂部材80を装着することで、セパレータ30とケース22との間を簡単な構成で絶縁することが可能となる。これにより、絶縁性樹脂部材80は、複数の発電セル12の外周の絶縁構造を不要とし、燃料電池スタック10の製造コストを大幅に低廉化させる。そして、絶縁性樹脂部材80の凹部86にタブ60、90、92を配置することで、ケース22は、荷重を受けた際にセパレータ30の横ずれを良好に防ぐことができる。しかも、絶縁性樹脂部材80は、ケース22に対し着脱可能であるため、組立時及びメンテナンス時等に絶縁性樹脂部材80のみを容易に装着することが可能となり、作業性が高まると共に、メンテナンスコストを抑制することができる。
また、ケース22の内面25には、内方に突出すると共に前記積層方向に沿って延在する一対の突出部70が設けられ、一対の突出部70の間には、絶縁性樹脂部材80が配置される溝部72が設けられている。これにより、製造時には、一対の突出部70の溝部72に絶縁性樹脂部材80を挿入することで、絶縁性樹脂部材80をケース22に容易に装着することができる。
また、絶縁性樹脂部材80は、一対の突出部70の突出端70aを被覆している。燃料電池スタック10は、絶縁性樹脂部材80により突出端70aを被覆することで、タブ60の周囲のセパレータ30と一対の突出部70の間をより効果的に絶縁することができる。
また、絶縁性樹脂部材80は、一対の突出部70の外側面70bに係合する係合部84を有する。これにより、燃料電池スタック10は、絶縁性樹脂部材80を溝部72内に収容しつつ、一対の突出部70(溝部72)の幅方向外側においてケース22に簡単に装着することができる。
また、絶縁性樹脂部材80は、積層方向の少なくとも両端に係合部84を有する。これにより、燃料電池スタック10は、絶縁性樹脂部材80をケース22により簡単に装着することができる。
また、係合部84は、積層方向の全長にわたって設けられていてもよい。これにより、燃料電池スタック10は、絶縁性樹脂部材80とケース22とを一層強固に装着することができる。
また、係合部84は、一対の突出部70に形成された切り欠き78、79a、79bに挿入されて切り欠き78、79a、79bを構成する面に引っ掛かる突起88a、94a、96aである。これにより、燃料電池スタック10は、切り欠き78、79a、79bに対して突起88a、94a、96aを簡単に係合させることができる。
また、タブ60は、外縁33、35に近い箇所が幅広に形成され、突出方向に向かって幅狭となる台形状を呈している。燃料電池スタック10は、タブ60が台形状に形成されていることで、組立時にタブ60を凹部86に容易に挿入することができる。さらに、タブ60は、衝撃時等に、セパレータ30の外縁33、35近くで荷重のモーメントを受けるので、セパレータ30の横ずれをより確実に防ぐことが可能となる。
また、タブ60は、外縁33、35に一体で形成されている。これにより、セパレータ30の製造時にタブ60を一体成形することができ、燃料電池スタック10の製造コストが一層低廉化される。
10…燃料電池スタック 12…発電セル
14…積層体 22…ケース
25…内面 26…横ずれ防止部
30…セパレータ 33、35…外縁
60、90、92…タブ 70…突出部
72…溝部 76…被係合部
78、79a、79b…切り欠き 80…絶縁性樹脂部材
82…被覆本体 84…係合部
86…凹部 88a、94a、96a…突起

Claims (8)

  1. 積層された複数の発電セルを有する積層体と、前記積層体を収容するケースとを備える燃料電池スタックであって、
    前記発電セルは、外縁にタブを有する導電性のセパレータを備え、
    前記ケースの内面には、絶縁性樹脂部材が着脱可能に装着され、
    前記絶縁性樹脂部材は、前記積層体の積層方向に沿って延在し、且つ前記タブを内側に配置する凹部を有する
    燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記ケースの内面には、内方に突出すると共に前記積層方向に沿って延在する一対の突出部が設けられ、
    前記一対の突出部の間には、前記絶縁性樹脂部材が配置される溝部が設けられている
    燃料電池スタック。
  3. 請求項2記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記絶縁性樹脂部材は、前記一対の突出部の突出端を被覆している
    燃料電池スタック。
  4. 請求項2又は3記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記絶縁性樹脂部材は、前記一対の突出部の外側面に係合する係合部を有する
    燃料電池スタック。
  5. 請求項4記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記絶縁性樹脂部材は、前記積層方向の少なくとも両端に前記係合部を有する
    燃料電池スタック。
  6. 請求項4又は5記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記係合部は、前記積層方向の全長にわたって設けられている
    燃料電池スタック。
  7. 請求項4~6のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記係合部は、前記一対の突出部に形成された切り欠きに挿入されて前記切り欠きを構成する面に引っ掛かる突起である
    燃料電池スタック。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、
    前記タブは、前記外縁に近い箇所が幅広に形成され、突出方向に向かって幅狭となる台形状を呈している
    燃料電池スタック。
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