JP7037338B2 - グロープラグ - Google Patents

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Description

本発明は、ディーゼルエンジン等の内燃機関の始動補助として使用されるグロープラグに関する。
ディーゼルエンジンの始動補助用に使用されるグロープラグとして、セラミックヒータ型グロープラグが知られている。このようなセラミックヒータ型グロープラグは、セラミックヒータと、少なくとも先端が露出するようにセラミックヒータの一部を収容する外筒と、を備えている。
外筒は、グロープラグの軸線方向において先端側に外径が比較的小径の先端部と、軸線方向において先端部の後端に一体に連続した先端部の外径よりも外径が大きい基端部とを有している。
セラミックヒータは、外筒に挿入された状態において外筒の先端から露出するとともに、外筒の後端からも露出しており、外筒の基端部においてろう付け等の接合部を介して支持されている。セラミックヒータは、略円柱形状をした絶縁性セラミックスの中に、U字形状をした発熱部と、その発熱部の両後端に接続された2つのリードとを有する。2つのリードのうち一方のリードは、絶縁性セラミックスの外周面から外部に露出した露出部を有しており、当該露出部が接合部を介して外筒の内周面に電気的に接続されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、セラミックヒータを先端部及び基端部を有する外筒の先端部に接合部を介して支持するグロープラグが公知である(例えば、特許文献2参照。)。
特開2013-76513号公報 特開2011-7372号公報
ところで、特許文献1のように、セラミックヒータが軸線方向に沿って外筒の先端から突出しているとともに、後端からも突出しているグロープラグにおいては、セラミックヒータを長く構成する必要があり、製造コストが高くなっていた。
これに対して、特許文献2のように、セラミックヒータの長さを短くして、外筒の先端部に接合部を介してセラミックヒータを接合することでセラミックヒータの延在長さを抑えて製造コストを抑えることを試みた場合、露出部の位置が発熱部に近い位置にくるので、リードの露出部が高温になり、露出部と外筒とを接合する接合部への熱負荷が高まることになる。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、セラミックヒータにおいてリードの露出部と外筒とを接合する接合部への熱負荷を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るグロープラグは、セラミックヒータと、前記
セラミックヒータの少なくとも先端が露出するように前記セラミックヒータの一部を収容する外筒と、を備え、前記外筒は、接合部を介して前記セラミックヒータと接合される筒状の先端部と、前記先端部の後端に接続する筒状の基端部と、を有し、前記基端部の外周面は、前記先端部の外周面と面一をなしている、又は前記外筒の中心軸線に対して前記先端部の外周面よりも外側に位置し、前記基端部の内周面は、前記中心軸線に対して前記先端部の内周面よりも内側に位置することを特徴とする。
また、前記外筒は、円筒状に形成されており、前記先端部の外径をD、前記基端部の外径をDとし、前記先端部の内径をd、前記基端部の内径をdとしたとき、D≦D、かつ、d>d、を満たすとよい。
また、前記セラミックヒータは、導電性セラミックスと、該導電性セラミックスを覆う絶縁性セラミックスとを有し、前記導電性セラミックスは、発熱部と該発熱部の後端に接続されたリードとを有し、前記リードは、正極側リードと、負極側リードとを有し、前記負極側リードは、後端が前記絶縁性セラミックスの外周面から露出して前記外筒の先端部の内周面に電気的に接続されているとよい。
また、前記外筒の基端部を支持する筒状のハウジングをさらに備え、前記基端部は、その先端が前記ハウジングから少なくとも部分的に突出している記外筒の基端部を支持する筒状のハウジングをさらに備え、前記基端部は、その先端が前記ハウジングから少なくとも部分的に突出しているとよい。
本発明によれば、セラミックヒータにおいてリードの露出部と外筒とを接合する接合部への熱負荷を抑制する。
シリンダヘッドに取り付けられた状態の本実施の形態に係るグロープラグの軸線に沿った断面図である。 本実施の形態に係るグロープラグの外筒の構成を説明するための概略図である。
本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施の形態は一つの例示であり、本発明の範囲において、種々の実施の形態をとりうる。図1は、シリンダヘッドに取り付けられた状態の本実施の形態に係るグロープラグの軸線に沿った断面図である。図2は、本実施の形態に係るグロープラグの外筒の構成を説明するための概略図である。
グロープラグ1は、例えば、セラミックヒータ型グロープラグであり、図1に示すように、セラミックヒータ10と、セラミックヒータの一部を収容する金属製の外筒20と、ハウジング30と、を備えている。
セラミックヒータ10は、内燃機関の始動を補助するものであり、燃焼室Cc内(予燃焼型の内燃機関の場合には予燃焼室、直噴型の内燃機関の場合には内燃機関の燃焼室)に先端が挿入され、外筒20を介してハウジング30に固定されている。セラミックヒータ10は、セラミックスにより形成されている。
セラミックヒータ10は、導電性セラミックス11と、導電性セラミックス11を覆う絶縁性セラミックス16とを有する。セラミックヒータ10は、先端がドーム状の棒状の
部材である。
導電性セラミックス11は、グロープラグ1において通電により加熱されるものであり、先端に配置されたU字状に成形された発熱部12と、発熱部12の後端に接続されたリード14とを有する。
発熱部12は、リード14に対して高抵抗性を有する発熱抵抗体であり、導電性セラミックスにより形成されている。発熱部12は、セラミックヒータ10の軸線xに沿って互いに平行に延在する一対の延在部12a,12bと、当該延在部12a,12bを連結する湾曲部12cとを有する。なお、軸線x方向に垂直な断面視において発熱部12の形状は、特に限定されず、円形、楕円形、長円形、多角形等の種々の形状をとり得る。なお、「軸線x」は、セラミックヒータ10の横断面における重心を通る線である。
発熱部12は、例えば、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、チタン(Ti)などを含む炭化物、窒化物、珪化物などを主成分とする材料により形成されている。発熱部12は、特に、高い耐熱性を有するとともに、比抵抗が小さい点で無機導電性を有する炭化タングステン(WC)を含有することが好ましい。
発熱部12は、上記主成分の他に窒化珪素(Si)を含有しており、窒化珪素(Si)の含有率が20質量%以上であるものが好ましい。例えば、発熱部12となる導体成分は、窒化珪素質セラミックスを含む絶縁性セラミックス16中の窒化珪素(Si)と比較して熱膨張率が大きいため、通常は引張応力がかかった状態にある。これに対して、発熱部12中に窒化珪素(Si)を添加することにより、熱膨張率を絶縁性セラミックス16の熱膨張率に近づけて、セラミックヒータ10の昇温時及び降温時の熱膨張率の差による応力を緩和することができる。
また、発熱部12に含まれる窒化珪素(Si)の含有率が40質量%以下であるときには、発熱部12の抵抗値を比較的小さくして安定させることができる。したがって、発熱部12に含まれる窒化珪素(Si)の含有率は20~40質量%であることが好ましい。より好ましくは、窒化珪素(Si)の含有率は25~35質量%がよい。
なお、発熱部12への同様の添加物として、窒化珪素(Si)の代わりに4~12質量%の窒化硼素(BN)を添加してもよい。さらに、発熱部12には、元素周期表第4周期の4,5,6,7,8族の元素(チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe))のうち少なくとも一種類を含有していてもよい。
例えば、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)の元素の発熱部12における含有率は、0.5モル%以下であることが好ましい。
リード14は、一端側で発熱部12に接続されるとともに、他端側で絶縁性セラミックス16から露出している。リード14は、正極側リード14aと、負極側リード14bとを有する。なお、軸線x方向に垂直な断面視においてリード14の形状は、特に限定されず、円形、楕円形、長円形、多角形等の種々の形状をとり得る。
正極側リード14a及び負極側リード14bはそれぞれ、発熱部12に対して低抵抗性を有する導電性セラミックスにより形成されている。正極側リード14a及び負極側リード14bは、セラミックヒータ10の軸線x方向に沿って互いに平行に延在している。正極側リード14a及び負極側リード14bは、U字状に延在する発熱部12の延在部12
a,12bそれぞれの後端に接続されている。
正極側リード14aは、発熱部12の延在部12aに接続されている。正極側リード14aは、絶縁性セラミックス16の後端まで絶縁性セラミックス16の内部を延在している。セラミックヒータ10の後端において正極側リード14aは、絶縁性セラミックス16から露出してキャップ状の接続部114を介してリードワイヤ115に電気的に接続されている。
負極側リード14bは、後端が絶縁性セラミックス16の外周面から露出して外筒20の先端部22の内周面に電気的に接続されている。負極側リード14bは、先端が発熱部12の延在部12bに接続され、後端に絶縁性セラミックス16から外周面に一部露出した露出部14cを有する。
リード14の露出部14cは、後述する接合部21を介して外筒20の内周面にろう付け等によって接合されている。導電性を有する金属材料により形成された外筒20に電気的に接続されている。負極側リード14bの露出部14cは、負極側電極として機能する。
リード14は、無機導電体である炭化タングステン(WC)を主成分とし、これに窒化珪素(Si)を含有率が15質量%以上となるように添加することが好ましい。窒化珪素(Si)の含有率が増すにつれて正極側リード14a及び負極側リード14bの熱膨張率を絶縁性セラミックス16に含有される窒化珪素(Si)の熱膨張率に近づけることができる。
窒化珪素の含有率が40質量%以下であるときには、正極側リード14a及び負極側リード14bの抵抗値が小さくなるとともに安定する。したがって、窒化珪素(Si)の含有率は15~40質量%が好ましい。より好ましくは、窒化珪素(Si)の含有率は20~35質量%とするのがよい。
さらに、リード14には、元素周期表第4周期の4,5,6,7,8族の元素(チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe))のうち少なくとも一種類の酸化物及び/又は窒化物が含まれてもよい。例えば、チタン(Ti)、バナジウム(V)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)の元素のリード14における含有率は、0.5モル%以下であることが好ましい。
リード14は、例えば、数十PPM程度の酸化クロム(Cr)等の希土類元素化合物を含む混合物であることが好ましく、焼結により形成された焼結体である。
リード14は、発熱部12と同じ材料により形成されているが、例えば、形成材料を発熱部12よりも多く含んだり、発熱部12よりも断面積を大きくしたりすることにより発熱部12よりも単位長さ当たりの抵抗値が低くなっている。
絶縁性セラミックス16は、例えば、焼結により形成された外周面が円筒状の焼結体である。絶縁性セラミックス16は、導電性セラミックス11を被覆しており、より具体的には、絶縁性セラミックス16は、発熱部12及びリード14を覆っている。換言すると、発熱部12及びリード14は、絶縁性セラミックス16に埋設されている。
絶縁性セラミックス16は、セラミックスにより形成されているので、急速昇温時の信頼性が高いセラミックヒータ10を提供することが可能になる。具体的には、酸化物セラミックス,窒化物セラミックス,炭化物セラミックス等の電気的な絶縁性を有するセラミ
ックスが挙げられる。
特に、窒化珪素質セラミックスは、主成分である窒化珪素が高強度、高靱性、高絶縁性および耐熱性の観点で優れているからである。この窒化珪素質セラミックスは、例えば、主成分の窒化珪素に対して、焼結助剤として3~12質量%の酸化イットリウム(Y)、酸化イッテルビウム(Yb)、酸化エリビウム(Er)等の希土類元素酸化物、0.5~3質量%の酸化アルミニウム(Al2O3)、さらに焼結体に含まれる二酸化珪素(SiO)量として1.5~5質量%となるように二酸化珪素(SiO)を混合され、ホットプレス焼成することにより得られる。
また、絶縁性セラミックス16として窒化珪素質セラミックスから成るものを用いる場合、二珪化モリブデン(MoSi)、二珪化タングステン(WSi)等を混合し分散させることが好ましい。この場合、母材である窒化珪素質セラミックスの熱膨張率を発熱部12の熱膨張率に近づけることができ、セラミックヒータ10の耐久性を向上させることができる。
図2に示すように、外筒20は、例えば、SUS430等のステンレス鋼が円筒形状になって構成されている。外筒20は、セラミックヒータ10を当該セラミックヒータ10の先端部が露出した状態で収容するものである。
外筒20は、軸線x方向先端側(燃焼室Cc側)に位置して、グロープラグ1のセラミックヒータ10を少なくとも先端が露出するように収容する筒状の先端部22と、シリンダヘッドChに取り付けられるハウジング30に支持される先端部22の後端に接続した筒状の基端部23と、を備える。
外筒20の基端部23の外周面は、軸線xに対して先端部22の外周面よりも外側に位置し、基端部23の内周面は、軸線xに対して先端部22の内周面よりも内側に位置している。本実施の形態の外筒20においては、先端部22の外径をD、基端部23の外径をDとし、先端部22の内径をd、基端部23の内径をdとしたとき、D<D、かつ、d>dを満たす。
つまり、外筒20においては、先端部22の外径Dは、基端部23の外径Dよりも小さいが、先端部22の内径dは、基端部23の内径dより大きい。先端部22に対する基端部23の肉厚(壁厚)は大きくなっており、具体的には、基端部23は、外周面が先端部22の外周面に対して径方向において外側に位置しており、内周面が先端部22の内周面に対して径方向において内側に位置しているので、基端部23の肉厚は、先端部22の肉厚よりも大きくなっている。
なお、本実施の形態においては、先端部22の外径D及び基端部23の外径Dは、D<D、の関係にあるが、この関係に限定されず、先端部22の外径D及び基端部23の外径Dが同じ(D=D)であってもよい。この場合、外筒20においては、D=D、かつ、d>d、となる。
先端部22と基端部23との間には、先端部22側から基端部23側に向かうに連れて拡径するテーパ部24が形成されているが、当該テーパ部24は、基端部23に含まれる。
セラミックヒータ10を収容した状態において外筒20の先端部22の内周面には、セラミックヒータ10の軸線xに沿って所定の長さにおいてセラミックヒータ10と外筒20とを、例えば、銀ろう等のろう材を用いてろう付により接合する接合部21が形成され
ている。絶縁性セラミックス16の外周面から露出した負極側リード14bの露出部14cは、外筒20の先端部22の内周面と接合部21を介して電気的に接続されている。
接合部21は、絶縁性セラミックス16の外周面に銀ろう等のろう材のろう付けによりメタライズして形成されており、セラミックヒータ10の軸線xに沿って所定の長さだけセラミックヒータ10の外周面と外筒20の内周面との間に形成されている。本実施の形態において接合部21は、外筒20の先端から、絶縁性セラミックス16が後端側で外筒20の先端部22の内周面と接触している位置まで形成されている。しかし、接合部21は、その先端が軸線xにおいて外筒20から進出していても、また、外筒20内にあってもよい。
ハウジング30は、エンジンのシリンダヘッドChへの取付具であり、セラミックヒータ10を外筒20とともに収容するものである。ハウジング30は、放熱性に優れた熱伝導性の金属材料から形成されている。ハウジング30は、例えば、円筒状に形成されており、外筒20の基端部23の先端が少なくとも部分的に突出するようにして外筒20の基端部23を支持する。
以上のようなグロープラグ1によれば、外筒の20の先端部22においてセラミックヒータ10の先端が露出するようにセラミックヒータ10を収容するので、例えば、基端部において支持される従来のセラミックヒータに比べて、軸線x方向における長さを短くすることができ、セラミックヒータ10の製造コストを抑えることができる。
さらに、セラミックヒータ10の外筒20の先端部22の外径D及び基端部23の外径Dが、D<D、を満たし、かつ先端部22の内径d及び基端部23の内径dが、d>d、を満たしているので、セラミックヒータ10において発生して先端部22を伝わる熱を排出する大きな経路を基端部23に確保することができる。
グロープラグ1においては、外筒20の先端部22においてセラミックヒータ10が支持されているので、負極側リード14bの露出部14cが接合部21を介して先端部22と接触する位置は、基端部23においてセラミックヒータ10が支持される場合と比べて発熱部12に近くなっている。しかし、基端部23においては排熱経路が大きく確保されているため、露出部14cが接触している接合部21における熱負荷を軽減することができ、かくして、接合部21の長期寿命を達成することができる。
また、基端部23における肉厚は、先端部22の外径Dに対して外径Dを大きくするだけでなく、先端部22の内径dに対して内径dを小さくすることで先端部22の肉厚よりも大きくなっている。これにより、基端部23の外径Dだけが大きくなることを抑えることができ、外筒20は、その設置スペースの省スペース化に貢献することができる。
また、基端部23において外径Dが拡大することを抑えることができるので、シリンダヘッドChのグローホールGhの内周面に接触することなく基端部23を部分的にハウジング30から突出させることができる。これにより、ハウジング30からの基端部23の突出量を比較的自由に調整することができ、セラミックヒータ10自体の長さを変更することなく、燃焼室Cc内へのグロープラグ1の突き出し量を調整することができる。
<その他>
なお、本発明は、上記の実施の形態に限られるものではなく、本発明の範囲を超えない範囲で適宜変更が可能である。例えば、セラミックヒータ10の外周面は、本実施の形態においては、円筒状に形成されているが、楕円形や矩形等の多角形のように種々異なる断
面形状を有していてもよい。
外筒20の断面が円筒に限らず、例えば矩形に形成されている場合には、外筒20の基端部23の外周面が先端部22の外周面と面一をなしている、又は、外筒20の中心軸線に対して先端部22の外周面よりも外側に位置し、基端部23の内周面が中心軸線に対して先端部22の内周面よりも内側に位置するようになっていればよい。ここで「外筒20の中心軸線」は、外筒20の横断面における図心を通る線である。
換言すると、先端部22の外周長さをL、基端部23の外周長さをLとし、先端部22の内周長さをl、基端部23の内周長さをlとしたとき、L≦L、かつ、l>l、を満たすようになっている。
1 グロープラグ
10 セラミックヒータ
11 導電性セラミックス
12 発熱部
14 リード
14a 正極側リード
14b 負極側リード
14c 露出部
16 絶縁性セラミックス
20 外筒
21 接合部
22 先端部
23 基端部
30 ハウジング
先端部の外径
先端部の内径
基端部の外径
基端部の内径
x 軸線

Claims (3)

  1. セラミックヒータと、
    前記セラミックヒータの少なくとも先端が露出するように前記セラミックヒータの一部を収容する外筒と、
    を備え、
    前記外筒は、
    接合部を介して前記セラミックヒータと接合される筒状の先端部と、
    前記先端部の後端に接続する筒状の基端部と、
    を有し、
    前記基端部の外周面は、前記先端部の外周面と面一をなしている、又は前記外筒の中心軸線に対して前記先端部の外周面よりも外側に位置し、
    前記基端部の内周面は、前記中心軸線に対して前記先端部の内周面よりも内側に位置し、
    前記外筒の基端部を支持する筒状のハウジングをさらに備え、
    前記基端部は、その先端が前記ハウジングから少なくとも部分的に突出している、
    ことを特徴とするグロープラグ。
  2. 前記外筒は、円筒状に形成されており、
    前記先端部の外径をD、前記基端部の外径をDとし、
    前記先端部の内径をd、前記基端部の内径をdとしたとき、
    ≦D、かつ、d>d
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載のグロープラグ。
  3. 前記セラミックヒータは、導電性セラミックスと、該導電性セラミックスを覆う絶縁性セラミックスとを有し、
    前記導電性セラミックスは、発熱部と該発熱部の後端に接続されたリードとを有し、
    前記リードは、正極側リードと、負極側リードとを有し、
    前記負極側リードは、後端が前記絶縁性セラミックスの外周面から露出して前記外筒の先端部の内周面に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のグロープラグ。
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