JP7034790B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用灯具に関し、特に、投影レンズの中心から遠くに配置された光源を相対的に明るく点灯した場合に形成される複数の照射領域の水平方向のピーク光度が、投影レンズの中心から近くに配置された光源を相対的に明るく点灯した場合に形成される複数の照射領域の水平方向のピーク光度と比べ、低下するのを抑制することができる車両用灯具に関する。
従来、投影レンズと、投影レンズを透過して前方に照射されてハイビーム領域に水平方向に一列に配置され個別に点消灯される複数の照射領域を形成する光を発光する複数の光源と、を備えた配光可変型の車両用灯具(ADB:Adaptive Driving Beam)が知られている(例えば、特許文献1(図4等)参照)。
本発明者らは、上記配光可変型の車両用灯具において、舵角等に基づき、複数の照射領域の水平方向のピーク光度位置を移動させる電子スイブルの機能を実現することを検討した。
特開2017-212170号公報
しかしながら、本発明者らが検討したところ、上記配光可変型の車両用灯具においては、投影レンズの中心から遠くに配置された光源を相対的に明るく点灯した場合に形成される複数の照射領域の水平方向のピーク光度が、投影レンズの中心から近くに配置された光源を相対的に明るく点灯した場合に形成される複数の照射領域の水平方向のピーク光度と比べ、低下することが判明した。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、投影レンズの中心から遠くに配置された光源を相対的に明るく点灯した場合に形成される複数の照射領域の水平方向のピーク光度が、投影レンズの中心から近くに配置された光源を相対的に明るく点灯した場合に形成される複数の照射領域の水平方向のピーク光度と比べ、低下するのを抑制することができる車両用灯具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一つの側面は、第1投影レンズと、前記第1投影レンズを透過して前方に照射されてハイビーム領域に水平方向に少なくとも一列に配置され個別に点消灯される複数の第1照射領域を形成する光を発光する複数の第1光源と、を備える第1光学系と、第2投影レンズと、前記第2投影レンズを透過して前方に照射されてハイビーム領域に水平方向に少なくとも一列に配置され個別に点消灯される複数の第2照射領域を前記複数の第1照射領域に重なる形態で形成する光を発光する複数の第2光源と、を備える第2光学系と、を備え、前記複数の第2照射領域の水平方向のピーク光度位置は、前記複数の第1照射領域の水平方向のピーク光度位置に対して水平方向にずれている車両用灯具であることを特徴とする。
この側面によれば、投影レンズの中心から遠くに配置された光源を相対的に明るく点灯した場合に形成される複数の照射領域の水平方向のピーク光度が、投影レンズの中心から近くに配置された光源を相対的に明るく点灯した場合に形成される複数の照射領域の水平方向のピーク光度と比べ、低下するのを抑制することができる。
これは、複数の第2照射領域の水平方向のピーク光度位置が、複数の第1照射領域の水平方向のピーク光度位置に対して水平方向にずれていることによるものである。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記複数の第2照射領域の水平方向のピーク光度位置が前記複数の第1照射領域の水平方向のピーク光度位置に対して水平方向にずれるように、前記第2光学系は、車両前後方向に延びる基準軸に対して所定角度傾斜した状態で配置されていることを特徴とする。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記複数の第2照射領域の水平方向のピーク光度位置が前記複数の第1照射領域の水平方向のピーク光度位置に対して水平方向にずれるように、前記第2投影レンズの光軸は、車両前後方向に延びる基準軸に対して所定角度傾斜しており、前記第2投影レンズの裏面の面形状は、前記第2投影レンズの光軸が前記基準軸に対して所定角度傾斜するように設計されていることを特徴とする。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記複数の第2照射領域の水平方向のピーク光度位置が前記複数の第1照射領域の水平方向のピーク光度位置に対して水平方向にずれるように、前記複数の第2光源は、前記第2投影レンズの焦点に対して所定角度回転した状態で配置されていることを特徴とする。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記第1照射領域の鉛直方向の長さは、前記第2照射領域の鉛直方向の長さより長く、前記第1照射領域と前記第2照射領域は、前記第1照射領域の上部が前記第2照射領域の上縁より上方に突出した状態で重畳されることを特徴とする。
また、上記発明において、好ましい態様は、前記第1光学系は、前記複数の第1光源と前記第1投影レンズとの間に前記複数の第1光源が対向した状態で設けられた第1セパレータを含み、前記第1セパレータは、前端開口が後端開口より大きく前端開口から後端開口に向かうに従って錐体状に狭くなる複数の筒状反射面を備え、前記第1セパレータは、前記複数の第1光源からの光が対応する筒状反射面を通過するように、前記複数の筒状反射面の後端開口と前記複数の第1光源とがそれぞれ対向した状態で配置され、前記複数の筒状反射面は、少なくとも上反射面及び下反射面を含み、前記下反射面は、前記上反射面より前方に延長された延長反射面を含むことを特徴とする。
車両用灯具10の概略正面図である。 (a)第1光学系20によって形成される第1配光パターンP1の一例、(b)第2光学系30によって形成される第2配光パターンP2の一例、(c)合成配光パターンPの一例である。 各配光パターンの光度分布の一例である。 第1光学系20の斜視図(第1光源22a省略)である。 第1光学系20の側面図(主要光学面以外省略)である。 第1光源22aが実装された基板K1の正面図である。 第1投影レンズ23と第1光源22aとの位置関係を説明するための図である。 第2光学系30の斜視図(第2光源32a省略)である。 第2光学系30の側面図(主要光学面以外省略)である。 第2光源32aが実装された基板K2の正面図である。 第2投影レンズ33と第2光源32との位置関係を説明するための図である。 比較例の車両用灯具10Aを構成する第2光学系30Aの概略図である。 比較例の車両用灯具10Aによって形成される各配光パターンの光度分布の一例である。 図3中のグラフG3と図13中のグラフG6を重ねて描いたグラフである。
以下、本発明の実施形態である車両用灯具10について添付図面を参照しながら説明する。各図において対応する構成要素には同一の符号が付され、重複する説明は省略される。
図1は、車両用灯具10の概略正面図である。
図1に示す車両用灯具10は、配光可変型の車両用前照灯(ADB:Adaptive Driving Beam)であり、例えば、自動車等の車両の前端部の左右両側にそれぞれ搭載される。以下、車両用灯具10が搭載される車両のことを自車(図示せず)と呼ぶ。左右両側に搭載される車両用灯具10は左右対称の構成であるため、以下、代表して、自車の前端部の左側(自車前方に向かって左側)に搭載される車両用灯具10について説明する。車両用灯具10は、図示しないが、アウターレンズとハウジングとによって構成される灯室内に配置され、ハウジング等に取り付けられる。
図1に示すように、車両用灯具10は、正面視で左側に配置された第1光学系20と、右側に配置された第2光学系30と、を備える。
第1光学系20は、第1配光パターンP1を形成する。図2(a)は、第1光学系20によって形成される第1配光パターンP1の一例である。図2(a)には、自車前面に正対した仮想鉛直スクリーン(自車前面から約25m前方に配置されている)上のハイビーム領域に形成される第1配光パターンP1の一例が示されている。
図2(a)に示すように、第1配光パターンP1は、ハイビーム領域に水平方向に一列に配置された第1照射領域P22a1~P22a12を含む。第1照射領域P22a1~P22a12は、後述の第1光源22a~22a12の点消灯(減光した状態での点灯を含む)に応じて個別に点消灯(減光した状態での点灯を含む)される。以下、第1照射領域P22a1~P22a12を特に区別しない場合、第1照射領域P22aと記載する。第1照射領域P22aの鉛直方向の長さはh1である。
図3は、車両用灯具10によって形成される各配光パターンの光度分布の一例である。
図3には、第1配光パターンP1(第1照射領域P22a1~P22a12)の水平方向の光度分布の一例がグラフG1によって示されている。グラフG1は、後述の第1光源22a~22a12をそれぞれフルパワーで(例えば、デューティー比100%のPWM信号で)点灯した場合の光度分布を表す。
図3中のグラフG1で示すように、第1配光パターンP1(第1照射領域P22a1~P22a12)は、鉛直線V上近傍の光度a1が最も高く、鉛直線Vから左右両側に向かうに従って光度が低下する、鉛直線Vに対して左右非対称の光度分布を有する。
第2光学系30は、第2配光パターンP2を形成する。図2(b)は、第2光学系30によって形成される第2配光パターンP2の一例である。図2(b)には、仮想鉛直スクリーン上のハイビーム領域に形成される第2配光パターンP2の一例が示されている。
図2(b)に示すように、第2配光パターンP2は、ハイビーム領域に水平方向に一列に配置された第2照射領域P32a1~P32a12を含む。第2照射領域P32a1~P32a12は、後述の第2光源32a~32a12の点消灯(減光した状態での点灯を含む)に応じて個別に点消灯(減光した状態での点灯を含む)される。以下、第2照射領域P32a1~P32a12を特に区別しない場合、第2照射領域P32aと記載する。第2照射領域P32aの鉛直方向の長さはh2(h2<h1)である。
図3には、第2配光パターンP2(第2照射領域P32a1~P32a12)の水平方向の光度分布の一例がグラフG2によって示されている。グラフG2は、後述の第2光源32a~32a12をそれぞれフルパワーで(例えば、デューティー比100%のPWM信号で)点灯した場合の光度分布を表す。
図3中のグラフG2で示すように、第2配光パターンP2(第2照射領域P32a1~P32a12)は、左角度4°を通る鉛直線V上近傍の光度a2が最も高く、鉛直線Vから左右両側に向かうに従って光度が低下する、鉛直線Vに対して左右対称の光度分布を有する。
以上のように、第2配光パターンP2(第2照射領域P32a1~P32a12)の水平方向のピーク光度位置p2は、第1配光パターンP1(第1照射領域P22a1~P22a12)の水平方向のピーク光度位置p1に対して水平方向(図3中左側)にずれている。
図2(a)に示す第1照射領域P22a1~P22a12と図2(b)に示す第2照射領域P32a1~P32a12とが重畳されることで、図2(c)に示す合成配光パターンPが形成される。図2(c)に示すように、第1照射領域P22a1~P22a12と第2照射領域P32a1~P32a12は、第1照射領域P22a1~P22a12の上部が第2照射領域P32a1~P32a12の上縁より上方に突出した状態で重畳される。
図3には、合成配光パターンPの水平方向の光度分布の一例がグラフG3によって示されている。
図3中のグラフG3で示すように、合成配光パターンPは、0°と左5°の間の光度が略一定光度a3で、そこから左角度が増加するに従って緩やかに光度が低下する光度分布となる。
次に、上記第1配光パターンP1(第1照射領域P22a1~P22a12)を形成する第1光学系20の構成例について説明する。
[第1光学系20]
図4は第1光学系20の斜視図(第1光源22a省略)、図5は側面図(主要光学面以外省略)である。
図4、図5に示すように、第1光学系20は、第1セパレータ21と、複数の第1光源22a~22a12と、第1投影レンズ23と、を備えるダイレクトプロジェクション型(直射型とも呼ばれる)の光学系である。以下、第1光源22a~22a12を特に区別しない場合、第1光源22aと記載する。
第1セパレータ21、第1光源22a、第1投影レンズ23は、車両前後方向に延びる第1光軸AX1上に配置されている。第1投影レンズ23の光軸は、第1光軸AX1と一致している。
図6は、第1光源22aが実装された基板K1の正面図である。図7は、第1投影レンズ23と第1光源22aとの位置関係を説明するための図である。
第1光源22aは、矩形(例えば、1mm角)の発光面を備えたLEDやLD等の半導体発光素子で、図6に示すように、発光面を前方(正面)に向けた状態で基板K1に実装される。第1光源22a~22a12は、水平方向に一列に所定ピッチpt1(例えば、p1=2mm)の間隔(発光面の中心と中心の間隔)で、第1光軸AX1に直交する面上に配置される。
第1光源22aは、自車前方の側方(例えば、自車前方の左側方)の広範囲を照射するため、図7に示すように、第1光軸AX1に対して非対称に配置される。例えば、第1光源22aは、第1光源22aの水平方向の中心Cが第1光軸AX1に対して右側に所定距離L1(例えば、所定距離L1=5mm)シフトした状態で配置される。
このように、第1光源22aが第1光軸AX1に対して右側に所定距離L1シフトした状態で配置されているため、自車前方の左側方の広範囲(例えば、0°~20°にかけての範囲)を照射することができる(図3中のグラフG1参照)。
ただし、第1投影レンズ23によって取り込まれる第1光源22aからの光は、第1投影レンズ23の中心(焦点)から近くに配置された第1光源22a(例えば、第1光源22a。図7参照)と比べ、第1投影レンズ23の中心(焦点)から遠くに配置された第1光源22a(例えば、第1光源22a。図7参照)の方が少ないため、左角度が大きくなるに従って光度が低下する(図3中のグラフG1参照)。
図5に示すように、第1セパレータ21は、第1光源22aの前方(例えば、0.2mm前方)に配置される。第1セパレータ21は、第1光源22a~22a12(発光面)が対向する箇所にそれぞれ筒状反射面21a~21a12を備える(図4参照)。以下、筒状反射面21a~21a12を特に区別しない場合、筒状反射面21aと記載する。
図5に示すように、筒状反射面21aは、前端開口A1が後端開口A2より大きく前端開口A1から後端開口A2に向かうに従って錐体状(四角錐体状)に狭くなる筒型反射面で、図4に示すように、上反射面21aA、下反射面21aB、左反射面21aC、右反射面21aDによって構成される。
筒状反射面21aの後端開口A2は、水平方向に一列に所定間隔(例えば、第1光源22aの配列ピッチpt1と同じ間隔)で、第1光軸AX1に直交する面上に配置される。
第1セパレータ21は、第1光源22aからの光が対応する筒状反射面21aを通過するように、筒状反射面21a~21a12(後端開口A2)と第1光源22a~22a12とがそれぞれ対向した状態で配置される。
図4、図5に示すように、筒状反射面21aの下反射面21aBは、上反射面21aAより前方に延長された延長反射面21aB1を含む。その結果、第1照射領域P22aの鉛直方向の長さは、h1となる(図2(a)参照)。
図1に示すように、第1投影レンズ23は、例えば、正面視で外形が菱形(例えば、幅W1=40mm、高さH1=20mm)のレンズである。正面視で外形が菱形の第1投影レンズ23は、例えば、外形が円形の投影レンズの上下左右をカットすることで構成される。なお、第1投影レンズ23は、正面視で外形が円形のレンズであってもよいし、その他形状のレンズであってもよい。
第1投影レンズ23の焦点は、第1光軸AX1上、かつ、第1セパレータ21の前端開口近傍(例えば、自車前方に向かって左側から5番目の前端開口A1近傍)に位置している。
上記構成の第1光学系20においては、第1光源22a~22a12を点灯すると、第1光源22a~22a12からの直射光及び第1セパレータ21(筒状反射面21a~21a12)からの反射光が第1投影レンズ23を透過して前方に照射される(図5参照)。その際、第1光源22a~22a12からの直射光及び第1セパレータ21からの反射光によって第1セパレータ21の前端開口(筒状反射面21a~21a12それぞれの前端開口A1)近傍に光度分布が形成される。この光度分布が、第1投影レンズ23によって前方に反転投影される。
これにより、図2(a)に示すように、ハイビーム領域に水平方向に一列に配置された第1照射領域P22a1~P22a12が形成される。第1照射領域P22a1~P22a12は、第1光源22a~22a12の点消灯(減光した状態での点灯を含む)に応じて個別に点消灯(減光した状態での点灯を含む)される。
次に、上記第2配光パターンP2(第2照射領域P32a1~P32a12)を形成する第2光学系30の構成例について説明する。
[第2光学系30]
図8は第2光学系30の斜視図(第2光源32a省略)、図9は側面図(主要光学面以外省略)である。
図8、図9に示すように、第2光学系30は、第2セパレータ31と、複数の第2光源32a~32a12と、第2投影レンズ33と、を備えるダイレクトプロジェクション型(直射型とも呼ばれる)の光学系である。以下、第2光源32a~32a12を特に区別しない場合、第2光源32aと記載する。
第2光学系30の光軸(以下、第2光軸AX2という)は、車両前後方向に延びる基準軸AX0に対して左方向に所定角度θ(例えば、θ=4°)傾いている(図11参照)。第2セパレータ31、第2光源32a、第2投影レンズ33は、第2光軸AX2上に配置されている。第2投影レンズ33の光軸は、第2光軸AX2と一致している。
図10は、第2光源32aが実装された基板K2の正面図である。図11は、第2投影レンズ33と第2光源32との位置関係を説明するための図である。
第2光源32aは、矩形(例えば、1mm角)の発光面を備えたLEDやLD等の半導体発光素子で、図10に示すように、発光面を前方(正面)に向けた状態で基板K2に実装される。第2光源32a~32a12は、水平方向に一列に所定ピッチpt2(例えば、p2=2mm)の間隔(発光面の中心と中心の間隔)で、第2光軸AX2に直交する面上に配置される。
第2光源32aは、第2投影レンズ33によって第2光源32aからの光をより多く取り込むため、図11に示すように、第1光源22aと比べ、左側にシフトした状態で配置される。例えば、第2光源32aは、第2光軸AX2に対して対称に配置される。
このように、第2光源32aが第1光源22aと比べ左側にシフトした状態で配置されているため、第2投影レンズ33によって第2光源32aからの光をより多く取り込むことができる。
図9に示すように、第2セパレータ31は、第2光源32aの前方(例えば、0.2mm前方)に配置される。第2セパレータ31は、第2光源32a~32a12(発光面)が対向する箇所にそれぞれ筒状反射面31a~31a12を備える(図8参照)。以下、筒状反射面31a~31a12を特に区別しない場合、筒状反射面31aと記載する。
図9に示すように、筒状反射面31aは、前端開口B1が後端開口B2より大きく前端開口B1から後端開口B2に向かうに従って錐体状(四角錐体状)に狭くなる筒型反射面で、図8に示すように、上反射面31aA、下反射面31aB、左反射面31aC、右反射面31aDによって構成される。
筒状反射面31aの後端開口B2は、水平方向に一列に所定間隔(例えば、第2光源32aの配列ピッチpt2と同じ間隔)で、第2光軸AX2に直交する面上に配置される。
第2セパレータ31は、第2光源32aからの光が対応する筒状反射面31aを通過するように、筒状反射面31a~31a12(後端開口B2)と第2光源32a~32a12とがそれぞれ対向した状態で配置される。
図9に示すように、筒状反射面21aの下反射面31aBは、上反射面31aAとほぼ同じ長さに構成されており、第1セパレータ21と異なり、延長反射面を含まない。その結果、第2照射領域P32aの鉛直方向の長さは、h2(h2<h1)となる(図2(b)参照)。
図1に示すように、第2投影レンズ33は、例えば、正面視で外形が菱形(例えば、幅W2=40mm、高さH2=20mm)のレンズである。正面視で外形が菱形の第2投影レンズ33は、例えば、外形が円形の投影レンズの上下左右をカットすることで構成される。なお、第2投影レンズ33は、正面視で外形が円形のレンズであってもよいし、その他形状のレンズであってもよい。
第2投影レンズ33の焦点は、第2光軸AX2上、かつ、第2セパレータ31の前端開口近傍(例えば、自車前方に向かって左側から6番目の前端開口B1と7番目の前端開口B1の間近傍)に位置している。
上記構成の第2光学系30においては、第2光源32a~32a12を点灯すると、第2光源32a~32a12からの直射光及び第2セパレータ31(筒状反射面31a~31a12)からの反射光が第2投影レンズ33を透過して前方に照射される(図9参照)。その際、第2光源32a~32a12からの直射光及び第2セパレータ31からの反射光によって第2セパレータ31の前端開口(筒状反射面31a~31a12それぞれの前端開口B1)近傍に光度分布が形成される。この光度分布が、第2投影レンズ33によって前方に反転投影される。
これにより、図2(b)に示すように、ハイビーム領域に水平方向に一列に配置された第2照射領域P32a1~P32a12が形成される。第2照射領域P32a1~P32a12は、第2光源32a~32a12の点消灯(減光した状態での点灯を含む)に応じて個別に点消灯(減光した状態での点灯を含む)される。
図3中のグラフG2で示すように、第2配光パターンP2(第2照射領域P32a1~P32a12)は、左角度4°を通る鉛直線V上近傍の光度a2が最も高く、鉛直線Vから左右両側に向かうに従って光度が低下する、鉛直線Vに対して左右対称の光度分布を有する。
左角度4°を通る鉛直線V上近傍の光度a2が最も高くなるのは、第2光軸AX2が車両前後方向に延びる基準軸AX0に対して左方向に所定角度θ(ここでは、θ=4°)傾いている(図11参照)ことによるものである。
次に、上記構成の車両用灯具10の効果について、比較例の車両用灯具10Aと対比しながら説明する。
図12は、比較例の車両用灯具10Aを構成する第2光学系30Aの概略図である。図13は、比較例の車両用灯具10Aによって形成される各配光パターンの光度分布の一例である。
比較例の車両用灯具10Aは、上記車両用灯具10と対比すると、図12に示すように、第2光学系30Aの光軸(以下、第2光軸AX2Aという)が、車両前後方向に延びる基準軸AX0と一致している点、及び、第2光源32aが、第2光源32aの水平方向の中心Cが第2光軸AX2Aに対して右側に所定距離L2A(例えば、所定距離L2A=6mm)シフトした状態で配置されている点が相違する。それ以外は、上記車両用灯具10と同様の構成である。
図13には、比較例の第1光学系20によって形成される第1配光パターンP1(第1照射領域P22a1~P22a12)の水平方向の光度分布の一例がグラフG4によって示されている。グラフG4は、第1光源22a~22a12をそれぞれフルパワーで(例えば、デューティー比100%のPWM信号で)点灯した場合の光度分布を表す。
図13中のグラフG4で示すように、比較例の第1光学系20によって形成される第1配光パターンP1(第1照射領域P22a1~P22a12)は、鉛直線V上近傍の光度a1が最も高く、鉛直線Vから左右両側に向かうに従って光度が低下する、鉛直線Vに対して左右非対称の光度分布を有する。
また、図13には、比較例の第2光学系30Aによって形成される第2配光パターンP2A(第2照射領域P32a1~P32a12)の水平方向の光度分布の一例がグラフG5によって示されている。グラフG5は、第2光源32a~32a12をそれぞれフルパワーで(例えば、デューティー比100%のPWM信号で)点灯した場合の光度分布を表す。
図13中のグラフG5で示すように、比較例の第2光学系30Aによって形成される第2配光パターンP2A(第2照射領域P32a1~P32a12)は、鉛直線V上近傍の光度a1が最も高く、鉛直線Vから左右両側に向かうに従って光度が低下する、鉛直線Vに対して左右非対称の光度分布を有する。
このように、比較例の第2光学系30Aによって形成される第2配光パターンP2Aの水平方向のピーク光度位置は、比較例の第1光学系20によって形成される第1配光パターンP1の水平方向のピーク光度位置p1と一致(又は略一致)している。
また、図13には、合成配光パターンPAの水平方向の光度分布の一例がグラフG6によって示されている。
図13中のグラフG6で示すように、合成配光パターンPAは、0°から左角度が増加するに従って光度が低下する光度分布となる。
図14は、比較のため、図3中のグラフG3と図13中のグラフG6を重ねて描いたグラフである。
図14を参照すると、比較例の車両用灯具10Aによって形成される合成配光パターンPA(図14中のグラフG6参照)は、0°と左5°の間で左角度が増加するに従って光度が低下するのに対して、上記実施形態の車両用灯具10によって形成される合成配光パターンP(図14中のグラフG3参照)は、0°と左5°の間の光度が略一定光度a3となることが分かる。
また、比較例の車両用灯具10Aによって形成される合成配光パターンPA(図14中のグラフG6参照)は、左5°から左角度が増加するに従って光度が低下するのに対して、上記実施形態の車両用灯具10によって形成される合成配光パターンP(図14中のグラフG3参照)は、左5°から左角度が増加するに従って合成配光パターンPA(図14中のグラフG6参照)より緩やかに光度が低下することが分かる。つまり、比較例の車両用灯具10Aによって形成される合成配光パターンPA(図14中のグラフG6参照)と比べ、上記実施形態の車両用灯具10によって形成される合成配光パターンP(図14中のグラフG3参照)の方が、左5°以上の角度での光度が高くなることが分かる。
以上のように、本実施形態によれば、0°と左5°の間の光度が略一定光度a3で、そこ(左5°)から左角度が増加するに従って緩やかに光度が低下する(つまり、左5°以上の角度での光度が高くなる)ため、電子スイブル時の視認性を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、電子スイブル時、投影レンズの中心から遠くに配置された光源を相対的に明るく点灯した場合に形成される複数の照射領域の水平方向のピーク光度が、投影レンズの中心から近くに配置された光源を相対的に明るく点灯した場合に形成される複数の照射領域の水平方向のピーク光度と比べ、低下するのを抑制することができる。その結果、電子スイブル時、水平方向のピーク光度が高く視認性に優れた配光(ADB配光)を実現することができる。
これは、第2配光パターンP2(第2照射領域P32a1~P32a12)の水平方向のピーク光度位置p2(図3参照)が、第1配光パターンP1(第1照射領域P22a1~P22a12)の水平方向のピーク光度位置p1(図3参照)に対して水平方向(図3中左側)にずれていることによるものである。
すなわち、第2配光パターンP2(第2照射領域P32a1~P32a12)の水平方向のピーク光度位置p2(図3参照)が、第1配光パターンP1(第1照射領域P22a1~P22a12)の水平方向のピーク光度位置p1(図3参照)に対して水平方向(図3中左側)にずれていることにより、上記実施形態の車両用灯具10によって形成される合成配光パターンP(図14中のグラフG3参照)が、左5°から左角度が増加するに従って合成配光パターンPA(図14中のグラフG6参照)より緩やかに光度が低下することによるものである。つまり、比較例の車両用灯具10Aによって形成される合成配光パターンPA(図14中のグラフG6参照)と比べ、上記実施形態の車両用灯具10によって形成される合成配光パターンP(図14中のグラフG3参照)の方が、左5°以上の角度での光度が高くなることによるものである。
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、第2照射領域P32a1~P32a12の水平方向のピーク光度位置p2(図3参照)が第1照射領域P22a1~P22a12の水平方向のピーク光度位置p1(図3参照)に対して水平方向(図3中左側)にずれるように、第2光学系30を、車両前後方向に延びる基準軸AX0に対して左方向に所定角度θ(例えば、θ=4°)傾斜した状態で配置した(図11参照)例について説明したが、これに限らない。
例えば、第2照射領域P32a1~P32a12の水平方向のピーク光度位置p2(図3参照)が第1照射領域P22a1~P22a12の水平方向のピーク光度位置p1(図3参照)に対して水平方向(図3中左側)にずれるように、第2投影レンズ33の光軸のみを、車両前後方向に延びる基準軸AX0に対して所定角度θ(例えば、θ=4°)傾斜させてもよい。これは、例えば、第2投影レンズ33の光軸が基準軸AX0に対して所定角度θ(例えば、θ=4°)傾斜するように第2投影レンズ33の裏面の面形状を設計する(非対称の面として設計する)ことで実現することができる。
また例えば、第2照射領域P32a1~P32a12の水平方向のピーク光度位置p2(図3参照)が第1照射領域P22a1~P22a12の水平方向のピーク光度位置p1(図3参照)に対して水平方向(図3中左側)にずれるように、第2光源32a(基板K2)及び第2セパレータ31のみを、第2投影レンズ33の焦点に対して所定角度回転した状態で配置してもよい。
また、上記実施形態では、第1照射領域P22aの鉛直方向の長さh1が、第2照射領域P32aの鉛直方向の長さh2より長い例について説明したが、これに限らない。例えば、第1照射領域P22aの鉛直方向の長さh1は、第2照射領域P32aの鉛直方向の長さh2と同じであってもよい。
また、上記実施形態では、第1セパレータ21及び第2セパレータ31を用いた例について説明したが、これに限らない。例えば、第1セパレータ21及び第2セパレータ31の少なくとも一方は省略してもよい。
上記各実施形態で示した各数値は全て例示であり、これと異なる適宜の数値を用いることができるのは無論である。
上記各実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。上記各実施形態の記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10…車両用灯具、20…第1光学系、21…第1セパレータ、21a…筒状反射面、21a1…筒状反射面、21aA…上反射面、21aB…下反射面、21aB1…延長反射面、21aC…左反射面、21aD…右反射面、22…第1光源、22a…第1光源、22a1…第1光源、22a8…第1光源、23…第1投影レンズ、30…第2光学系、30A…第2光学系、31…第2セパレータ、31a…筒状反射面、31a1…筒状反射面、31aA…上反射面、31aB…下反射面、31aC…左反射面、31aD…右反射面、32…第2光源、33…第2投影レンズ、K1、K2…基板

Claims (5)

  1. 第1投影レンズと、前記第1投影レンズを透過して前方に照射されてハイビーム領域に水平方向に少なくとも一列に配置され個別に点消灯される複数の第1照射領域を形成する光を発光する複数の第1光源と、を備える第1光学系と、
    第2投影レンズと、前記第2投影レンズを透過して前方に照射されてハイビーム領域に水平方向に少なくとも一列に配置され個別に点消灯される複数の第2照射領域を前記複数の第1照射領域に重なる形態で形成する光を発光する複数の第2光源と、を備える第2光学系と、を備え、
    前記複数の第2照射領域の水平方向のピーク光度位置は、前記複数の第1照射領域の水平方向のピーク光度位置に対して水平方向にずれており、
    前記複数の第2照射領域の水平方向のピーク光度位置が前記複数の第1照射領域の水平方向のピーク光度位置に対して水平方向にずれるように、前記第2投影レンズの光軸は、車両前後方向に延びる基準軸に対して所定角度傾斜しており、
    前記第2投影レンズの裏面の面形状は、前記第2投影レンズの光軸が前記基準軸に対して所定角度傾斜するように設計されている車両用灯具。
  2. 前記複数の第2照射領域の水平方向のピーク光度位置が前記複数の第1照射領域の水平方向のピーク光度位置に対して水平方向にずれるように、前記第2光学系は、車両前後方向に延びる基準軸に対して所定角度傾斜した状態で配置されている請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記複数の第2照射領域の水平方向のピーク光度位置が前記複数の第1照射領域の水平方向のピーク光度位置に対して水平方向にずれるように、前記複数の第2光源は、前記第2投影レンズの焦点に対して所定角度回転した状態で配置されている請求項1に記載の車両用灯具。
  4. 前記第1照射領域の鉛直方向の長さは、前記第2照射領域の鉛直方向の長さより長く、
    前記第1照射領域と前記第2照射領域は、前記第1照射領域の上部が前記第2照射領域の上縁より上方に突出した状態で重畳される請求項1からのいずれか1項に記載の車両用灯具。
  5. 前記第1光学系は、前記複数の第1光源と前記第1投影レンズとの間に前記複数の第1光源が対向した状態で設けられた第1セパレータを含み、
    前記第1セパレータは、前端開口が後端開口より大きく前端開口から後端開口に向かうに従って錐体状に狭くなる複数の筒状反射面を備え、
    前記第1セパレータは、前記複数の第1光源からの光が対応する筒状反射面を通過するように、前記複数の筒状反射面の後端開口と前記複数の第1光源とがそれぞれ対向した状態で配置され、
    前記複数の筒状反射面は、少なくとも上反射面及び下反射面を含み、
    前記下反射面は、前記上反射面より前方に延長された延長反射面を含む請求項に記載の車両用灯具。
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