JP7034716B2 - 低体重児用の使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、低体重児用の使い捨ておむつに関する。
特許文献1の使い捨ておむつには、着用時において股下域が平坦な形状を維持できるように、吸収性コアの長手方向の中央部に、第1切欠き及び第2切欠きが形成されている。第1切欠き及び第2切欠きは、吸収性コアの外側縁から幅方向の内側に向かって延びる切欠き形状である。
特開2016-77751号公報
ところで、低体重で出産された低体重児は、胎内にいた時のうつぶせ姿勢で過ごすことが多い。両膝が腹部に付く位に引き付けられた姿勢で過ごす低体重児の股間部は、仰向けで脚を伸ばして過ごす赤ちゃんの股間部よりも腹側に位置する。よって、特許文献1のように、吸収性コアの長手方向の中央部に股下域が設定されて切欠きが設けられたおむつは、低体重児の股間部にフィットしにくい。
また、おむつの装着時において、通常は、赤ちゃんを仰向けにし、ファスニングテープ側の胴回り部を赤ちゃんの背の下に敷いて、腹側でファスニングテープが係止される。しかし、低体重児の場合、身体に極力触れないことが望ましいとするミニマルハンドリングの考え方から、うつぶせのままの低体重児に対して、おむつ交換することがある。背側でファスニングテープの係止や取り外しが可能なように、おむつが前後逆装着される場合がある。そのため、低体重児用の使い捨ておむつでは、通常装着される場合と前後逆装着される場合を想定する必要がある。
そこで、本発明は、通常装着される場合にも、前後逆装着される場合にも、胎内にいた時の姿勢を取る低体重児にフィットする低体重児用の使い捨ておむつを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
長手方向と幅方向とを有し、
吸収性コアを備える低体重児用の使い捨ておむつであって、
前記吸収性コアは、前記幅方向に沿って折れ曲がるように誘導する第1折り誘導部、第2折り誘導部、及び、第3折り誘導部を、前記長手方向において異なる位置に有しており、
前記第2折り誘導部は、前記長手方向における前記使い捨ておむつの中央に位置し、
前記第1折り誘導部、及び、前記第3折り誘導部は、前記長手方向における前記使い捨ておむつの中央に対して対称に位置しており、
前記長手方向の一方側において、前記幅方向の両外側に延出し、かつ、ファスニングテープが固定された一対の第1サイドフラップと、前記長手方向の他方側において、前記幅方向の両外側に延出する一対の第2サイドフラップと、を有し、
前記長手方向の前記一方側から順に、前記第1折り誘導部、前記第2折り誘導部、前記第3折り誘導部が位置し、
前記第1折り誘導部、前記第2折り誘導部、及び、前記第3折り誘導部は、それぞれ、前記吸収性コアの前記幅方向の両側部において、前記幅方向の内側に凸となる一対の切欠き部であり、
前記使い捨ておむつを前記長手方向に展開かつ伸長した状態において、
前記第1折り誘導部及び前記第2折り誘導部の各前記切欠き部の頂点の前記長手方向の中央から、前記長手方向における前記ファスニングテープの前記他方側の端までの長さを第1の長さとし、
前記第3折り誘導部の前記切欠き部の頂点から、前記長手方向における前記使い捨ておむつの前記他方側の端までの長さを第2の長さとしたとき、
前記長手方向において、前記第3折り誘導部の前記切欠き部の頂点から前記一方側に前記第2の長さ離れた位置は、前記中央から前記他方側に前記第1の長さ離れた位置よりも、前記一方側に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、通常装着される場合にも、前後逆装着される場合にも、胎内にいた時の姿勢を取る低体重児にフィットする低体重児用の使い捨ておむつを提供できる。
長手方向に展開かつ伸長したおむつ1を肌側から見た平面図である。 図2Aは第1胴回り部1Aの概略断面図であり、図2Bは股下部1Bの概略断面図である。 図3Aから図3Cはおむつ1の装着状態の説明図である。 おむつ1の概略平面図である。 おむつ1の概略平面図である。 吸収性コア2の平面図である。 変形例のおむつ1の概略平面図である。 図8Aから図8Cは、装着対象よりも小さい低体重児へのおむつ1の装着方法の説明図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
長手方向と幅方向とを有し、吸収性コアを備える低体重児用の使い捨ておむつであって、前記吸収性コアは、前記幅方向に沿って折れ曲がるように誘導する第1折り誘導部、第2折り誘導部、及び、第3折り誘導部を、前記長手方向において異なる位置に有していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、通常装着される場合にも、前後逆装着される場合にも、胎内にいた時の姿勢を取る低体重児にフィットする。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記第2折り誘導部は、前記長手方向における前記使い捨ておむつの中央に位置し、前記第1折り誘導部、及び、前記第3折り誘導部は、前記長手方向における前記使い捨ておむつの中央に対して対称に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、通常装着される場合にも、前後逆装着される場合にも、胎内にいた時の姿勢を取る低体重児にフィットする。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記第2折り誘導部は、前記長手方向における前記使い捨ておむつの中央に位置し、前記第1折り誘導部は、前記長手方向における前記使い捨ておむつの中央と一方側の端との中央に位置し、前記第3折り誘導部は、前記長手方向における前記使い捨ておむつの中央と他方側の端との中央に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、両膝が腹部に付く位に脚が引き上げられる低体重児にフィットする。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記吸収性コアは、前記長手方向の中央部において、端部よりも幅の狭い幅狭部を有し、前記第1折り誘導部、前記第2折り誘導部、及び、前記第3折り誘導部は、前記幅狭部に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、低体重児の股間部に当接する吸収性コアの幅が狭くなる。よって、低体重児が脚を動かしやすくなる。また、低体重児の脚を閉じた時に吸収性コアで低体重児の肌を圧迫してしまうことを抑制できる。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記第2折り誘導部は、前記長手方向における前記幅狭部の中央部に位置し、前記第1折り誘導部は、前記長手方向における前記幅狭部の中央と一方側の端との中央よりも前記一方側に位置し、前記第3折り誘導部は、前記長手方向における前記幅狭部の中央と他方側の端との中央よりも前記他方側に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、両膝が腹部に付く位に脚が引き上げられる低体重児にフィットする。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記第1折り誘導部、及び、前記第3折り誘導部の少なくとも一方は、前記幅狭部において、前記吸収性コアの幅が狭くなり始める部位に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、両膝が腹部に付く位に脚が引き上げられる低体重児にフィットする。また、幅狭部の外形線の傾斜が急になり、長手方向のより広い範囲において吸収性コアの幅が狭くなり、低体重児の脚を引き上げやすくなる。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記吸収性コアは前記長手方向に対称形状であること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、通常装着される場合にも、前後逆装着される場合にも、胎内にいた時の姿勢を取る低体重児にフィットする。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記長手方向の一方側において、前記幅方向の両外側に延出し、かつ、ファスニングテープが固定された一対の第1サイドフラップと、前記長手方向の他方側において、前記幅方向の両外側に延出する一対の第2サイドフラップと、を有し、前記長手方向の前記一方側から順に、前記第1折り誘導部、前記第2折り誘導部、前記第3折り誘導部が位置し、前記第1折り誘導部、前記第2折り誘導部、及び、前記第3折り誘導部は、それぞれ、前記吸収性コアの前記幅方向の両側部において、前記幅方向の内側に凸となる一対の切欠き部であること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、第1~第3折り誘導部にて吸収性コアを折ることができる。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記第1折り誘導部の前記切欠き部の頂点は、前記長手方向における前記ファスニングテープの前記他方側の端よりも前記他方側に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、脚が引き上げられない位置に第1折り誘導部が位置することなく、引き上げられた脚に対応する位置に第1折り誘導部が位置する。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記第2サイドフラップの前記長手方向の前記一方側の端が、前記第3折り誘導部の前記切欠き部の頂点よりも、前記長手方向の前記他方側に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、第3折り誘導部でおむつの一部を非肌側に折り返して使用する場合に、第2サイドフラップの全てが折り返される。よって、おむつを折り返しやすい。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記第3折り誘導部の前記切欠き部の頂点から、前記長手方向における前記吸収性コアの前記他方側の端までの前記長手方向の長さは、前記ファスニングテープの前記長手方向の長さ以上であること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、第3折り誘導部でおむつの一部を非肌側に折り返して使用する場合に、折り返された吸収性コアにファスニングテープが係止されやすく、係止が安定する。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記使い捨ておむつを前記長手方向に展開かつ伸長した状態において、前記第1折り誘導部及び前記第2折り誘導部の各前記切欠き部の頂点の前記長手方向の中央から、前記長手方向における前記ファスニングテープの前記他方側の端までの長さを第1の長さとし、前記第3折り誘導部の前記切欠き部の頂点から、前記長手方向における前記使い捨ておむつの前記他方側の端までの長さを第2の長さとしたとき、前記長手方向において、前記第3折り誘導部の前記切欠き部の頂点から前記一方側に前記第2の長さ離れた位置は、前記中央から前記他方側に前記第1の長さ離れた位置よりも、前記一方側に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、第3折り誘導部でおむつの一部を非肌側に折り返して使用する場合に、折り返されたおむつの端にファスニングテープが係止されにくく、係止が安定する。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記使い捨ておむつの前記幅方向の両側部に、一対の立体ギャザー部が配置されており、前記立体ギャザー部は、前記長手方向に伸縮する立体ギャザー部用弾性部材によって、肌側に起立可能であり、前記長手方向において、前記立体ギャザー部用弾性部材の伸縮部の中央は、前記使い捨ておむつの中央よりも前記他方側に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、ファスニングテープ側のおむつの部位が湾曲しにくい。よって、ファスニングテープ側のおむつの部位を前にして、低体重児の脚の間におむつをスムーズに通すことができる。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記長手方向において、前記第3折り誘導部の前記切欠き部の頂点は、前記立体ギャザー部の前記他方側の起立起点よりも一方側に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、第3折り誘導部でおむつの一部を非肌側に折り返して使用する場合に、立体ギャザー部を形成する接合部が大きく折り返される。よって、おむつを折り返しやすい。
かかる低体重児用の使い捨ておむつであって、前記使い捨ておむつを前記長手方向に展開かつ伸長した状態において、前記立体ギャザー部用弾性部材の伸縮部の前記長手方向の長さは、前記第1折り誘導部及び前記第3折り誘導部の各前記切欠き部の頂点間の前記長手方向の長さ以上であること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつである。
このような低体重児用の使い捨ておむつによれば、通常装着される場合にも、前後逆装着される場合にも、立体ギャザー部用弾性部材の収縮により、おむつが立体的に成形されやすい。
===実施形態===
低体重児用の使い捨ておむつとは、3000グラム以下(特に2500グラム未満)の乳児を対象としたおむつである。以下、低体重児用の使い捨ておむつとして、ファスニングテープで低体重児に装着するテープ型使い捨ておむつを例に挙げて実施形態を説明する。ただし、低体重児用の使い捨ておむつは、テープ型に限定されず、例えば、ファスニングテープを備えないパッドタイプの使い捨ておむつであってもよい。
<<テープ型使い捨ておむつ1の構成>>
図1は、長手方向に展開かつ伸長した低体重児用のテープ型使い捨ておむつ1(以下「おむつ」という)を肌側から見た平面図である。図2Aは、第1胴回り部1Aの概略断面図であり、図2Bは、股下部1Bの概略断面図である。
おむつ1は長手方向と幅方向とを有する。また、おむつ1は、第1胴回り部1Aと、股下部1Bと、第2胴回り部1Cとを長手方向に並んで有する。図2Aに示すように、おむつ1を構成する各部材が積層された方向を厚さ方向という。厚さ方向において、着用者に接する側を肌側といい、その反対側を非肌側という。
おむつ1は、***液を吸収する吸収性コア2と、吸収性コア2よりも肌側に配置された液透過性のトップシート3と、吸収性コア2よりも非肌側に配置された液不透過性の防漏シート4と、防漏シート4よりも非肌側に配置され、おむつ1の外形形状を成す外装シート5と、トップシート3の幅方向の両側部から幅方向の外側に延出する一対のサイドシート6とを有している。
吸収性コア2として、パルプ繊維等の液体吸収性繊維に高吸収性ポリマー(所謂SAP)を含有させたものを所定の形状に成形したものや、親水性のシートにSAP層を付着させたSAPシートや、液体吸収性繊維をエアレイド法によってシート状に成形したエアレイドシート等を例示できる。吸収性コア2は、液透過性のティッシュペーパーや不織布等のコアラップシート2Aで被覆されていてもよい。
おむつ1の幅方向の両側部には、一対の立体ギャザー部8、及び、着用者の脚回りに沿うように長手方向に伸縮する一対の脚回り弾性部材10が配置されている。立体ギャザー部8は、長手方向に伸縮する立体ギャザー部用弾性部材9によって、サイドシート6の一部が肌側に起立する。立体ギャザー部8によって、***物が堰き止められる。
脚回り弾性部材10は、幅方向における立体ギャザー部8の起立起点(後述の図5に示す第2接合部42の幅方向内側端42a)よりも幅方向の外側に配置されている。脚回り弾性部材10によって、おむつ1は着用者の脚回りにフィットし、***物の漏れが抑制される。
立体ギャザー部用弾性部材9、及び、脚回り弾性部材10として、糸ゴム等の糸状弾性部材を例示できる。但しこれに限らず、伸縮性フィルム等のシート状弾性部材であってもよい。
また、立体ギャザー部用弾性部材9、及び、脚回り弾性部材10は、それぞれ、長手方向に伸縮性が発現される伸縮部(有効長部分)を有する。立体ギャザー部用弾性部材9、及び、脚回り弾性部材10のうち、長手方向に伸長した状態でシートに固定された部位が伸縮部となる。図面には伸縮部のみを示す。
また、展開状態のおむつ1の外形形状は略砂時計形状である。第1胴回り部1Aは、長手方向の一方側において、股下部1Bよりも幅方向の両外側に延出し、かつ、ファスニングテープ7が固定された一対の第1サイドフラップ31を有する。第2胴回り部1Cは、長手方向の他方側において、股下部1Bよりも幅方向の両外側に延出する一対の第2サイドフラップ32を有する。第1サイドフラップ31及び第2サイドフラップ32は、サイドシート6と外装シート5により形成されている。
ファスニングテープ7は、テープ基材7Aと、フック材7Bとを有する。テープ基材7Aは幅方向に長い略長方形状を成す。フック材7Bは例えば面ファスナーの雄部材であり、テープ基材7Aの肌側面に設けられている。
おむつ1の装着時、展開状態のおむつ1は着用者にあてがわれつつ長手方向の略中央で2つ折りされる。次に、第1サイドフラップ31が内側に折り返される。最後に、ファスニングテープ7のフック材7Bが、第2胴回り部1Cの非肌側面に係止される。
また、おむつ1は低体重児用である。そのため、おむつ1を長手方向に展開かつ伸長した状態における、おむつ1の長手方向の長さは175mm~330mm程度にするとよい。詳しくは、体重2500g未満用の製品長を310mm、体重1500g未満用の製品長を270mm、体重1000g未満用の製品長を230mm程度にするとよい。
また、おむつ1のウェスト寸法は160~295mm程度にするとよい。詳しくは、体重2500g未満用のウェスト寸法を273.5mm、体重1500g未満用のウェスト寸法を220mm程度にするとよい。ウェスト寸法は、一方のファスニングテープ7の幅方向の先端を、他方のファスニングテープ7が有するフック材7Bの幅方向の根本側の端に合わせた状態で、製品を幅方向に皺なく伸長させた状態での寸法である。
<<おむつ1の前後逆装着>>
図3Aから図3Cは、おむつ1の装着状態の説明図である。低体重児の中でも特に2500グラム未満で出産された低体重児は、胎内にいた時の姿勢で、うつぶせで過ごすことが望ましいとする考え方がある。胎内にいた時の姿勢とは、図3Aに示すようにC字状に背中が丸まるとともに、図3Cに示すように脚がM字に開脚しつつ、両膝が腹部に付く位に引き付けられた状態である。以下、このような姿勢を「屈曲したうつぶせ姿勢」ともいう。
また、低体重児の身体に極力触れないことが望ましいとするミニマルハンドリングの考え方がある。
よって、おむつ1の交換時に、低体重児を仰向けにせずに、うつぶせの低体重児の脚の間におむつ1を通し、うつぶせのままの低体重児に対しておむつ1を交換することがある。そのため、図3Aに示すように、ファスニングテープ7が設けられた第1胴回り部1Aが背側を覆うように装着される通常の装着だけでなく、図3Bに示すように、第1胴回り部1Aが腹側を覆うように装着される前後逆装着が行われることがある。前後逆装着の場合、うつぶせの低体重児の腹部の下に手を入れて、ファスニングテープ7の係止や取り外しを行う必要がなくなる。
また、ファスニングテープ7が固定されている第1胴回り部1Aの一部を切り取るための切り取り線11がおむつ1に設けられているとよい。そうすることで、低体重児からのおむつ1の取り外しが容易となる。
<<吸収性コア2の形状>>
図4及び図5は、おむつ1の概略平面図である。図6は、吸収性コア2の平面図である。図7は、変形例のおむつ1の概略平面図である。図8Aから図8Cは、装着対象よりも小さい低体重児へのおむつ1の装着方法の説明図である。以下の説明では、長手方向において、ファスニングテープ7が配置された一方側を「テープ側」ともいい、その反対側である他方側を「非テープ側」ともいう。また、おむつ1が長手方向に伸長した状態とは、おむつ1に生じていた皺が実質的に視認されなくなる程におむつ1が長手方向に伸長した状態である。詳しくは、おむつ1を構成する各部材(例えばサイドシート6等)の長手方向の寸法が、その部材単体の長手方向の寸法と一致又はそれに近い長さになるまでおむつ1が伸長した状態である。
図3Cに示すように、脚を引き上げた低体重児の股間部は、おむつ1の長手方向の中央部よりも長手方向の片側に寄った部位に当接する。具体的には、仰向けで脚を引き上げている低体重児に対して、床に接している臀部から脚が上がり始める位置(F1)に、おむつ1の折れ起点があるとよい。また、引き上げている脚の腹側の付け根の位置(F2)にも、おむつ1の折れ起点があるとよい。そうすることで、低体重児の股間部に当接するおむつ1の部位(F1~F2)が底となり、おむつ1が立体的に変形しやすい。
特に、おむつ1が立体ギャザー部用弾性部材9や脚回り弾性部材10を有する場合、両弾性部材9,10の収縮により、おむつ1が肌側面を内側にして丸く立体的に成形される。そのため、おむつ1は、C字状に背中を丸めた低体重児の姿勢にフィットする。
そのために、本実施形態の吸収性コア2は、図4に示すように、幅方向に沿って折れ曲がるように誘導する第1折り誘導部21a、第2折り誘導部21b、及び、第3折り誘導部21cを、長手方向において異なる位置に有している。長手方向のテープ側から順に、第1折り誘導部21a、第2折り誘導部21b、第3折り誘導部21cが位置している。
そのため、おむつ1が通常装着された場合には、第2折り誘導部21b及び第3折り誘導部21c間の吸収性コア2の部位が、非テープ側に脚を引き上げた低体重児の股間部にフィットする。つまり、第2折り誘導部21b及び第3折り誘導部21cにて吸収性コア2が折れて、非テープ側に脚を引き上げた低体重児に沿うように、おむつ1が立体的に変形する。
一方、おむつ1が前後逆装着された場合には、第1折り誘導部21a及び第2折り誘導部21b間の吸収性コア2の部位が、テープ側に脚を引き上げた低体重児の股間部にフィットする。つまり、第1折り誘導部21a及び第2折り誘導部21bにて吸収性コア2が折れて、テープ側に脚を引き上げた低体重児に沿うように、おむつ1が立体的に変形する。
このように、本実施形態のおむつ1は、通常装着される場合にも、前後逆装着される場合にも、胎内にいた時の姿勢を取る低体重児にフィットする。よって、***液の漏れを抑制できる。また、低体重児は動きが少なく浮腫みやすい。そのため、低体重児の姿勢にフィットする本実施形態のおむつ1によれば、不要な締め付けがなくなり、さらなる浮腫みの発生を防止できる。
本実施形態の吸収性コア2では、第1~第3折り誘導部21a~21cとして、吸収性コア2の幅方向の両側部に、幅方向の内側に凸となる一対の切欠き部22a~22cが設けられている。一対の切欠き部22a~22cは、吸収性コア2を幅方向に2等分する不図示の中心線に対して対称な形状を成し、対称に配置されている。なお、切欠き部22a~22cは、図5に示す山形状に限らず、例えば、長方形状でもよいし、切込み線等でもよい。
切欠き部22a~22cでは、周囲の領域に比べて吸収性コア2を構成する部材(液体吸収性繊維等)の坪量(g/cm2)が低くなっているか、或いは、吸収性コア2を構成する部材が存在していない。よって、一対の切欠き部22a~22cが設けられた吸収性コア2の部位では、周囲の領域との剛性差により、吸収性コア2が幅方向に沿って折れ曲がりやすくなっている。
ただし、第1~第3折り誘導部21a~21cを切欠き部22a~22cで形成するに限らない。例えば、製造工程において吸収性コア2を幅方向に沿って折る曲げ加工を施したり、吸収性コア2を構成する部材の坪量を幅方向に沿って低くしたり、吸収性コア2の幅方向の中央部に幅方向に沿ったスリットを形成したりすることで、第1~第3折り誘導部21a~21cを形成してもよい。
また、第1~第3折り誘導部21a~21cの配置は以下であるとよい。
図4に示すように、第2折り誘導部21bは、長手方向におけるおむつ1の中央CL1に位置しているとよい。なお、おむつ1の中央CL1に、第2折り誘導部21bの切欠き部22bの頂点が位置するに限らず、切欠き部22bの何れかの部位が位置していればよい。
そして、第1折り誘導部21a及び第3折り誘導部21cは、長手方向におけるおむつ1の中央CL1に対して対称に位置しているとよい。つまり、おむつ1の中央CL1から第1折り誘導部21aの切欠き部22aの頂点までの長さと、おむつ1の中央CL1から第3折り誘導部21cの切欠き部22cの頂点までの長さとが等しいとよい。
そうすることで、おむつ1が通常装着される場合にも、前後逆装着される場合にも、差が無く、おむつ1が低体重児にフィットする。
さらに、第1折り誘導部21aは、長手方向におけるおむつ1の中央CL1と、おむつ1の一方側の端1aとの中央CL2に位置し、第3折り誘導部21cは、長手方向におけるおむつ1の中央CL1と、おむつ1の他方側の端1bとの中央CL3に位置しているとよい。なお、おむつ1の各地点CL2,CL3に、第1,第3折り誘導部21a,21cの切欠き部22a,22cの頂点が位置するに限らず、切欠き部22a,22cの何れかの部位が位置していればよい。
換言すると、第1折り誘導部21a及び第3折り誘導部21cは、おむつ1の中央CL1から、おむつ1の製品長の1/4の長さ離れて位置するとよい。そうすることで、両膝が腹部に付く位に引き上げられた脚の腹側の付け根(図3CのF2)に対応する位置で、吸収性コア2を折ることができる。よって、胎内にいた時の姿勢を取る低体重児にフィットするように、おむつ1が立体的に変形する。
また、本実施形態の吸収性コア2は、図6に示すように、長手方向の中央部において、端部よりも幅の狭い幅狭部2Aを有している。そして、第1折り誘導部21a、第2折り誘導部21b、及び、第3折り誘導部21cは、幅狭部2Aに位置している。
そのため、低体重児の脚を引き上げやすくなる。また、第1,第2折り誘導部21a,21b間の吸収性コア2の幅が狭くなっており、第2,第3折り誘導部21b,21c間の吸収性コア2の幅が狭くなっている。つまり、低体重児の股間部が当接する吸収性コア2の幅が狭くなっている。そのため、低体重児が脚を動かしやすい。また、低体重児の脚を閉じた時に、剛性の高い吸収性コア2で低体重児の肌を圧迫してしまうことを抑制できる。
詳しくは、第2折り誘導部21bは、長手方向における幅狭部2Aの中央部に位置しているとよい。そして、第1折り誘導部21aは、長手方向における幅狭部2Aの中央CL4と、幅狭部2Aの一方側の端2A1との中央CL5よりも、一方側に位置しているとよい。逆に、第3折り誘導部21cは、長手方向における幅狭部2Aの中央CL4と他方側の端2A2との中央CL6よりも他方側に位置しているとよい。
換言すると、第1折り誘導部21a及び第3折り誘導部21cは、幅狭部2Aの中央CL4から、幅狭部2Aの長さL2の1/4の長さ以上離れて位置するとよい。そうすることで、両膝が腹部に付く位に引き上げられた脚の腹側の付け根(図3CのF2)に対応する位置で、吸収性コア2を折ることができる。よって、胎内にいた時の姿勢を取る低体重児にフィットするように、おむつ1が立体的に変形する。
さらに、第1折り誘導部21a及び第3折り誘導部21cは、幅狭部2Aにおいて、吸収性コア2の幅が狭くなり始める部位に位置しているとよい、すなわち幅狭部2Aの長手方向の端に位置しているとよい。そうすることで、両膝が腹部に付く位に脚が引き上げられる低体重児にフィットするように、おむつ1が立体的に変形する。
この場合、第1折り誘導部21a及び第3折り誘導部21cの各切欠き部22a,22cの一部は、幅方向の内側に傾斜した幅狭部2Aの外形線2A3によって形成される。そのため、その外形線2A3の傾斜が急になる。よって、長手方向のより広い範囲において、吸収性コア2の幅を狭くでき、低体重児の脚を引き上げやすくなる。
また、長手方向における吸収性コア2の中央CL4から、幅狭部2Aの一方側の端2A1及び他方側端2A2までの各長さL3は、吸収性コア2の長手方向の長さL1の22%以上の長さであるとよい(L3≧L1×0.22)。
このように長手方向の両外側に幅狭部2Aが長く延びることで、おむつ1が通常装着される場合にも、前後逆装着される場合にも、低体重児の脚を引き上げやすくなる。換言すると、両膝が腹部に付く位に脚が引き上げられる低体重児の股間部に幅狭部2Aを当接させることができ、吸収性コア2で低体重児の肌を圧迫してしまうことを抑制できる。
また、図6に示すように、幅狭部2Aの幅方向の両側端2aは、長手方向に沿う直線部2A4を有するとよい。この場合、例えば幅狭部の側端が幅方向の内側に凸となる円弧形状である場合に比べて、長手方向のより広い範囲にわたり、吸収性コア2の幅を狭くできる。そのため、脚が引き上げられる低体重児の股間部に、より幅の狭い幅狭部2Aが位置し、吸収性コア2で低体重児の肌を圧迫してしまうことを抑制できる。
また、直線部2A4は、吸収性コア2の長手方向の中央CL4に対して長手方向の両側に設けられているとよい。この場合、おむつ1を通常装着する場合にも、前後逆装着する場合にも、脚を引き上げやすくなり、吸収性コア2で低体重児の肌を圧迫してしまうことを抑制できる。
なお、第2折り誘導部21bの吸収性コア2の幅W1(すなわち一対の切欠き部22bの頂点間の幅)、及び、直線部2A4における吸収性コア2の幅W2は、15mm以上45mm以下程度にするとよい。そうすることで、吸収性コア2の吸収能力を確保しつつ、吸収性コア2で低体重児の肌を圧迫してしまうことを抑制できる。
また、幅狭部2Aを長くすることで、図1に示すように、排尿により色が変化するインジケーター12を幅狭部2Aに収めることができる。幅狭部2Aではインジケーター12が反応しやすい。そのため、低体重児の少ない尿量でもインジケーター12を反応させることができ、おむつ1の交換時期が分かりやすくなる。
ただし、おむつ1が前後逆装着された場合に(図3B参照)、仮に、ファスニングテープ7の係止位置p1を超えて脚が引き上げられてしまうと、ファスニングテープ7が固定された第1サイドフラップ31がめくれて、ファスニングテープ7が外れやすくなってしまう。そのため、図4に示すように、幅狭部2Aのテープ側の端2A1は、ファスニングテープ7の下端7a(非テープ側の端7a)よりも下方(非テープ側)に位置しているとよい。そうして、幅狭部2Aを不要に長くしないことで、吸収性コア2の吸収能力を確保できる。
同様の理由から、第1折り誘導部21aの切欠き部22aの頂点22a1も、ファスニングテープ7の下端7aよりも下方(非テープ側)に位置しているとよい。そうすることで、脚が引き上げられない位置に第1折り誘導部21aが位置することなく、引き上げられた脚の腹側の付け根(図3CのF2)に対応する位置に第1折り誘導部21aが位置する。
なお、吸収性コア2は、幅狭部2Aを有していなくてもよい。例えば平面視長方形状の吸収性コア2に、第1~第3折り誘導部21a~21cが設けられていてもよい。
以上のように、本実施形態の吸収性コア2は長手方向の中央CL4に対して対称形状を成す。そのため、吸収性コア2の長手方向の中央CL4に対して長手方向の両側に、折り誘導部(21a,21c)が設けられていたり、吸収性コア2の直線部2A4が設けられていたりする。したがって、おむつ1が通常装着される場合にも、前後逆装着される場合にも、差が無く、おむつ1が低体重児にフィットする。
また、前後逆装着は、うつぶせの低体重児を動かさずにおむつ1を交換する場合に行われる。そのため、前後逆装着する場合、ファスニングテープ7が固定された第1胴回り部1A側を前にして、うつぶせの低体重児の脚の間におむつ1が通される。また、脚回り弾性部材10に比べて、幅方向の内側に位置する立体ギャザー部用弾性部材9の方が、おむつ1が湾曲する変形への影響が大きい。
そこで、図4に示すように、長手方向において、立体ギャザー部用弾性部材9の伸縮部の中央9CLを、おむつ1の中央CL1よりも非テープ側に位置させるとよい。そうすることで、テープ側の第1胴回り部1Aは、非テープ側の第2胴回り部1Cに比べて湾曲しにくく、平坦な形状に維持されやすい。そのため、前後逆装着時に、うつぶせの低体重児の脚の間に、第1胴回り部1Aをスムーズに通すことができ、おむつ1を容易に装着できる。
また、幅狭部2Aでは、幅方向における吸収性コア2の側端からおむつ1の側端までの脚回りのシート部分の長さが長いため、立体ギャザー部8の起立高さを確保できる。そのため、幅狭部2Aの長手方向の長さは、おむつ1が長手方向に展開かつ伸長した状態における立体ギャザー部用弾性部材9の伸縮部の長さよりも長くするよい。
そうすることで、立体ギャザー部用弾性部材9の長い範囲に亘って、幅狭部2Aを配置でき、より確実に、立体ギャザー部8を起立させることができる。よって、立体ギャザー部8で***液を堰き止められる。
また、図7に示す変形例のおむつ1のように、おむつ1が長手方向に展開かつ伸長した状態において、立体ギャザー部用弾性部材9の伸縮部の長手方向の長さL4を、第1折り誘導部21a及び第3折り誘導部21cの各切欠き部22a,22cの頂点間(22a1~22c1)の長手方向の長さL5以上にしてもよい(L4≧L5)。
そうすることで、第1折り誘導部21a~第3折り誘導部21cの長い範囲に亘って、立体ギャザー部用弾性部材9を配置できる。そのため、通常装着される場合には、第2,第3折り誘導部21b,21c間を底とし、前後逆装着される場合には、第1,第2折り誘導部21a,21b間を底として、長い立体ギャザー部用弾性部材9の収縮により、おむつ1を丸く立体的に成形できる。ゆえに、おむつ1は、C字状に背中を丸めた低体重児の姿勢によりフィットする。
ところで、おむつ1の対象サイズよりも小さい低体重児にも、おむつ1を使用する場合がある。その場合、図8Aに示すように、第3折り誘導部21cを折り位置FL1として、第2胴回り部1Cを非肌側に折り返し、図8Bの状態にする。図8Bの状態のおむつ1を、着用者にあてがいつつ、第1折り誘導部21aと第2折り誘導部21bの略中央を折り位置FL2として2つ折りする。そして、図8Cに示すように、第1サイドフラップ31を内側に折り返し、第2胴回り部1Cの肌側面にファスニングテープ7を係止する。
この場合にも、第1折り誘導部21a及び第2折り誘導部21bにて吸収性コア2が折れて底となり、低体重児の股間部にフィットし、おむつ1が立体的に変形する。また、おむつ1が3つの折り誘導部21a~21cを有するため、第3折り誘導部21cにておむつ1の一部を非肌側に折り返しやすく、対象サイズよりも小さい低体重児にも使用しやすいともいえる。このような使用方法を想定し、おむつ1が以下の特徴を有することが好ましい。
図5に示すように、長手方向において、第3折り誘導部21cの切欠き部22cの頂点22c1(折り位置FL1)から、吸収性コア2の非テープ側の端2cまでの長さL6を、第2折り誘導部21b及び第3折り誘導部21cの各切欠き部22b,22cの頂点間(22b1~22c1)の長手方向の長さL7よりも短くするとよい(L6<L7)。
そうすることで、第3折り誘導部21cの切欠き部22cの頂点22c1(折り位置FL1)で非肌側に折り返された吸収性コア2が、第2折り誘導部21bの切欠き部22bの頂点22b1と厚さ方向に重複しない。そのため、第2折り誘導部21bでの吸収性コア2の折りが、非肌側に折り返された吸収性コア2によって阻害されてしまうことを防止できる。よって、低体重児にフィットするように、おむつ1が立体的に変形する。
また、長手方向における第2サイドフラップ32のテープ側の端(根元)32aが、第3折り誘導部21cの切欠き部22cの頂点22c1(折り位置FL1)よりも、非テープ側(長手方向の外側)に位置しているとよい。
そうすることで、第2サイドフラップ32の全てが非肌側に折り返される。そのため、折り位置FL1にて第2胴回り部1Cを非肌側に折り返しやすい。また、第2サイドフラップ32の一部が非肌側に折り返されて残りの部位と重なり、剛性の高い部位が生じてしまうことを防止できる。よって、第2サイドフラップ32の剛性の高い部位で低体重児の肌を刺激することを防止できる。
なお、第2サイドフラップ32のテープ側の端32aとは、おむつ1の外縁のうち、長手方向のテープ側に向かって幅方向の内側に傾斜する部位と、長手方向に沿うか又は逆向きに傾斜する部位との境界点である。また、第2サイドフラップ32のテープ側の端32aは、おむつ1の幅が最も狭くなる地点ともいえる。
また、第3折り誘導部21cの切欠き部22cの頂点22c1(折り位置FL)から、長手方向における吸収性コア2の非テープ側の端2cまでの長手方向の長さL6は、ファスニングテープ7の幅(おむつ1の長手方向の長さ)L8以上であるとよい(L6≧L8)。
そうすることで、非肌側に折り返された吸収性コア2の幅L6が、ファスニングテープ7の幅L8以上となる。よって、図8Cに示すように、非肌側に折り返された吸収性コア2上の剛性の高い領域にファスニングテープ7が係止されやすい。よって、例えばシートのみの剛性の低い領域にファスニングテープ7が係止される場合に比べて、ファスニングテープ7の係止が安定し、ファスニングテープ7が外れにくくなる。
また、おむつ1は、長手方向に展開かつ伸長した状態(図5)において、第1折り誘導部21a及び第2折り誘導部21bの各切欠き部22a,22bの頂点22a1,22b1の長手方向の中央CL7(折り位置FL2)から、長手方向におけるファスニングテープ7の非テープ側の端7aまでの長さL9(第1の長さ)を有する。また、おむつ1は、第3折り誘導部21cの切欠き部22cの頂点22c1から、長手方向におけるおむつ1の非テープ側の端1bまでの長さL10(第2の長さ)を有する。
長手方向において、第3折り誘導部21cの切欠き部22cの頂点22c1からテープ側に長さL10離れた位置p2は、非肌側に折り返されたおむつ1の端1bの位置となる(図8C参照)。また、第1折り誘導部21a及び第2折り誘導部21bの中央CL7(折り位置FL2)から非テープ側に長さL9離れた位置p3は、ファスニングテープ7の端7aのおおよその係止位置p3となる(図8C参照)。
そこで、おむつ1が長手方向に展開かつ伸長した状態(図5)において、非肌側に折り返されたおむつ1の端1bの位置p2が、ファスニングテープ7の係止位置p3よりもテープ側に位置するとよい。つまり、おむつ1の装着状態(図8C)において、非肌側に折り返されたおむつ1の端1bの位置p2が、ファスニングテープ7の係止位置p3よりも、下方に位置するとよい。
そうすることで、おむつ1の端1bを跨いでファスニングテープ7が係止されにくい。つまり、非肌側に折り返されたおむつ1の部位と折り返されていないおむつ1の部位との境界に、ファスニングテープ7が係止されにくい。よって、ファスニングテープ7の係止が安定し、ファスニングテープ7が外れにくくなる。
また、図5のおむつ1の右半分に示すように、立体ギャザー部8は、接着剤等でサイドシート6がトップシート3に接合された接合部40によって形成されている。接合部40は、おむつ1の長手方向の両端部に配置された第1接合部41と、おむつ1の長手方向の一端1aから他端1bまで延び、かつ、第1接合部41よりも幅方向の外側に配置された第2接合部42とを有する。
非テープ側のおむつ1の端部に配置された第1接合部41の、テープ側の端41aの長手方向の位置p4が、立体ギャザー部8の非テープ側の起立起点となる。接合部40(41,42)では接着剤が硬化する等しており、周囲の領域に比べて剛性が高い。そこで、第3折り誘導部21cの切欠き部22cの頂点22c1は、立体ギャザー部8の非テープ側の起立起点(p4)よりもテープ側に位置するとよい。
そうすることで、非テープ側の第1接合部41の全てが非肌側に折り返される。そのため、剛性の高い第1接合部41の途中でおむつ1が折り返される場合に比べて、おむつ1を折り返しやすくなる。また、おむつ1の対象サイズよりも小さい低体重児の肌はより弱い。そのため、剛性の高い第1接合部41の全てが折り返されることで、剛性の高い接合部40と低体重児との接触面積が減り、低体重児の肌への負担を軽減できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
例えば、テープ型おむつに限らず、パッドタイプのおむつであっても、吸収性コアに折り誘導部が3つ設けられるとよい。この場合、看護師等は、長手方向の何れの側に切欠き部が寄って配置されているかを確認することなく、おむつを装着できる。すなわち、おむつの長手方向の前後を意識する必要がなくなる。
1 おむつ(低体重児用の使い捨ておむつ)、
1A 第1胴回り部、1B 股下部、1C 第2胴回り部、
2 吸収性コア、2A 幅狭部、
21a 第1折り誘導部、21b 第2折り誘導部、
21c 第3折り誘導部、22a~22c 切欠き部、
3 トップシート、4 防漏シート、
5 外装シート、6 サイドシート、7 ファスニングテープ、
8 立体ギャザー部、9 立体ギャザー部用弾性部材、
10 脚回り弾性部材、11 切り取り線、12 インジケーター、
31 第1サイドフラップ、32 第2サイドフラップ、
40 接合部、41 第1接合部、42 第2接合部

Claims (12)

  1. 長手方向と幅方向とを有し、
    吸収性コアを備える低体重児用の使い捨ておむつであって、
    前記吸収性コアは、前記幅方向に沿って折れ曲がるように誘導する第1折り誘導部、第2折り誘導部、及び、第3折り誘導部を、前記長手方向において異なる位置に有しており、
    前記第2折り誘導部は、前記長手方向における前記使い捨ておむつの中央に位置し、
    前記第1折り誘導部、及び、前記第3折り誘導部は、前記長手方向における前記使い捨ておむつの中央に対して対称に位置しており、
    前記長手方向の一方側において、前記幅方向の両外側に延出し、かつ、ファスニングテープが固定された一対の第1サイドフラップと、前記長手方向の他方側において、前記幅方向の両外側に延出する一対の第2サイドフラップと、を有し、
    前記長手方向の前記一方側から順に、前記第1折り誘導部、前記第2折り誘導部、前記第3折り誘導部が位置し、
    前記第1折り誘導部、前記第2折り誘導部、及び、前記第3折り誘導部は、それぞれ、前記吸収性コアの前記幅方向の両側部において、前記幅方向の内側に凸となる一対の切欠き部であり、
    前記使い捨ておむつを前記長手方向に展開かつ伸長した状態において、
    前記第1折り誘導部及び前記第2折り誘導部の各前記切欠き部の頂点の前記長手方向の中央から、前記長手方向における前記ファスニングテープの前記他方側の端までの長さを第1の長さとし、
    前記第3折り誘導部の前記切欠き部の頂点から、前記長手方向における前記使い捨ておむつの前記他方側の端までの長さを第2の長さとしたとき、
    前記長手方向において、前記第3折り誘導部の前記切欠き部の頂点から前記一方側に前記第2の長さ離れた位置は、前記中央から前記他方側に前記第1の長さ離れた位置よりも、前記一方側に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつ。
  2. 請求項1に記載の低体重児用の使い捨ておむつであって、
    前記第1折り誘導部は、前記長手方向における前記使い捨ておむつの中央と一方側の端との中央に位置し、
    前記第3折り誘導部は、前記長手方向における前記使い捨ておむつの中央と他方側の端との中央に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつ。
  3. 請求項1又は2に記載の低体重児用の使い捨ておむつであって、
    前記吸収性コアは、前記長手方向の中央部において、端部よりも幅の狭い幅狭部を有し、
    前記第1折り誘導部、前記第2折り誘導部、及び、前記第3折り誘導部は、前記幅狭部に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつ。
  4. 請求項3に記載の低体重児用の使い捨ておむつであって、
    前記第2折り誘導部は、前記長手方向における前記幅狭部の中央部に位置し、
    前記第1折り誘導部は、前記長手方向における前記幅狭部の中央と一方側の端との中央よりも前記一方側に位置し、
    前記第3折り誘導部は、前記長手方向における前記幅狭部の中央と他方側の端との中央よりも前記他方側に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつ。
  5. 請求項4に記載の低体重児用の使い捨ておむつであって、
    前記第1折り誘導部、及び、前記第3折り誘導部の少なくとも一方は、前記幅狭部において、前記吸収性コアの幅が狭くなり始める部位に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつ。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の低体重児用の使い捨ておむつであって、
    前記吸収性コアは前記長手方向に対称形状であること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつ。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載の低体重児用の使い捨ておむつであって、
    前記第1折り誘導部の前記切欠き部の頂点は、前記長手方向における前記ファスニングテープの前記他方側の端よりも前記他方側に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつ。
  8. 請求項1から7の何れか1項に記載の低体重児用の使い捨ておむつであって、
    前記第2サイドフラップの前記長手方向の前記一方側の端が、前記第3折り誘導部の前記切欠き部の頂点よりも、前記長手方向の前記他方側に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつ。
  9. 請求項1から8の何れか1項に記載の低体重児用の使い捨ておむつであって、
    前記第3折り誘導部の前記切欠き部の頂点から、前記長手方向における前記吸収性コアの前記他方側の端までの前記長手方向の長さは、前記ファスニングテープの前記長手方向の長さ以上であること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつ。
  10. 請求項1から9の何れか1項に記載の低体重児用の使い捨ておむつであって、
    前記使い捨ておむつの前記幅方向の両側部に、一対の立体ギャザー部が配置されており、
    前記立体ギャザー部は、前記長手方向に伸縮する立体ギャザー部用弾性部材によって、肌側に起立可能であり、
    前記長手方向において、前記立体ギャザー部用弾性部材の伸縮部の中央は、前記使い捨ておむつの中央よりも前記他方側に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつ。
  11. 請求項10に記載の低体重児用の使い捨ておむつであって、
    前記長手方向において、前記第3折り誘導部の前記切欠き部の頂点は、前記立体ギャザー部の前記他方側の起立起点よりも一方側に位置していること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつ。
  12. 請求項10又は11に記載の低体重児用の使い捨ておむつであって、
    前記使い捨ておむつを前記長手方向に展開かつ伸長した状態において、
    前記立体ギャザー部用弾性部材の伸縮部の前記長手方向の長さは、前記第1折り誘導部及び前記第3折り誘導部の各前記切欠き部の頂点間の前記長手方向の長さ以上であること、を特徴とする低体重児用の使い捨ておむつ。
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