JP7031211B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
図1に示されるプリンタ1は、電子機器の一例であり、画像形成部11、操作部12(受付部の一例)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)13、不揮発性メモリであるフラッシュROM(Read Only Memory)14、揮発性メモリであるDRAM(Dynamic Random Access Memory)15および通信部16を備えている。画像形成部11、操作部12、ASIC13、フラッシュROM14およびDRAM15は、バス17を介して、データ通信可能に接続されている。
ASIC13に内蔵されているCPU21は、プリンタ1のブートおよびリブート時に、図2に示されるファーム起動処理を実行する。具体的には、ファーム起動処理は、フラッシュROM14に保存されているブートプログラムに含まれている。プリンタ1のブートおよびリブート時には、図3Aに示されるように、CPU21がブートプログラムを実行することにより、ファーム起動処理が開始される。
ファーム通常処理では、CPU21は、メモリコントローラ23を制御して、ワークエリアとして使用するDRAM15の第2領域A2に保存されているデータ、たとえば、セキュアプリントに係る画像データがあれば、そのデータを使える状態にする(S21)。セキュアプリントは、画像データに係る画像をシートに形成するプリント動作の実行にパスワードの入力が必要とされるジョブである。
テンポラリDL処理では、図5に示されるように、CPU21は、通信部16を制御して、サーバから通信部16に圧縮状態の新ファームウェアをダウンロードし、図6Aに示されるように、その圧縮状態の新ファームウェアをDRAM15の第2領域A2からなるワークエリアに書き込む(S41)。このときの新ファームウェアのダウンロードは、新ファームウェアの試用のためのテンポラリDLである。
図2を参照して、テンポラリDL処理後のファーム起動処理では、SRAM22にテンポラリDL実行フラグが保存されている。CPU21は、SRAM22にテンポラリDL実行フラグが保存されている場合に今回のリブートがテンポラリDL後のリブートであると判別する(S11:YES)。
ファーム起動処理に引き続いて実行されるファーム通常処理では、CPU21は、今回のプリンタ1の起動がテンポラリDL後の起動であると判別する(S22:YES)。この場合、CPU21は、図8に示されるように、ワークエリアとして使用するDRAM15の第2領域A2から圧縮状態の新ファームウェアを削除する(S36)。DRAM15の第2領域A2から圧縮状態の新ファームウェアを削除することにより、ワークエリアとして利用可能なDRAM15の空き容量をより大きく確保できる。
通常DL処理では、図9に示されるように、CPU21は、通信部16を制御して、サーバから通信部16に圧縮状態の新ファームウェアをダウンロードし、その圧縮状態の新ファームウェアをDRAM15の第2領域A2からなるワークエリアに書き込む(S51)。このときの新ファームウェアのダウンロードは、新ファームウェアの本使用のための通常DLである。
図2を参照して、通常DL処理後のファーム起動処理では、SRAM22にテンポラリDL実行フラグが保存されていない。CPU21は、SRAM22にテンポラリDL実行フラグが保存されていない場合に今回のリブートがテンポラリDL後のリブートではないと判別する(S11:NO)。
以上のように、フラッシュROM14に書き込まれている圧縮状態の旧ファームウェアは、DRAM15の第1領域A1に実行可能な形式に展開される。その後、実行可能な形式の旧ファームウェアが実行される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
12:操作部
13:ASIC
14:フラッシュROM
15:DRAM
16:通信部
21:CPU
22:SRAM
A1:第1領域
A2:第2領域
Claims (9)
- 第1ファームウェアが書き込まれたメモリと、
外部機器と通信する通信部と、
制御部と、
通常ダウンロード処理およびテンポラリダウンロード処理のいずれを実行するかを選択する設定を受け付ける受付部と、
を備える電子機器であって、
前記制御部は、
前記メモリに書き込まれている前記第1ファームウェアを展開して実行し、
前記第1ファームウェアを実行しているときに、前記受付部に受け付けられた設定に応じて、前記通常ダウンロード処理または前記テンポラリダウンロード処理を選択的に実行し、
前記通常ダウンロード処理では、前記通信部を制御して、前記外部機器から第2ファームウェアを受信させて、前記第2ファームウェアを前記メモリに書き込み、
前記通常ダウンロード処理後の再起動により、前記メモリに保存されているプログラムを実行して、前記メモリに書き込まれている前記第2ファームウェアを展開して実行し、
その後の起動では、前記プログラムを実行して、前記メモリに書き込まれている前記第2ファームウェアを展開して実行し、
前記テンポラリダウンロード処理では、前記通信部を制御して、前記外部機器から前記第2ファームウェアを受信させて、前記第2ファームウェアを前記メモリに書き込み、
前記テンポラリダウンロード処理後の再起動により、前記プログラムを実行して、前記メモリに書き込まれている前記第2ファームウェアを展開して実行し、
その後の起動では、前記プログラムを実行して、前記メモリに書き込まれている前記第1ファームウェアを展開して実行する、
ことを特徴とする、電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器であって、
前記メモリには、第1メモリと、第2メモリとが含まれており、
前記制御部は、
起動時に前記プログラムを実行することにより、前記第1メモリに書き込まれている前記第1ファームウェアを展開して実行し、
前記通常ダウンロード処理では、前記第2ファームウェアを前記第1ファームウェアとして置き換えて前記第1メモリに書き込み、
前記テンポラリダウンロード処理では、前記第2ファームウェアを前記第2メモリに書き込む、電子機器。 - 請求項2に記載の電子機器であって、
前記第1メモリは、不揮発性メモリであり、
前記第2メモリは、揮発性メモリであり、
前記制御部は、前記メモリに記憶されている前記第1ファームウェアまたは前記第2ファームウェアを前記揮発性メモリに展開して実行する、電子機器。 - 請求項2または3に記載の電子機器であって、
前記制御部は、再起動時に、
前記第2メモリに前記第2ファームウェアが記憶されている場合には、前記第2ファームウェアを展開して実行し、
前記第2メモリに前記第2ファームウェアが記憶されていない場合には、前記第1メモリに記憶されている第1ファームウェアを展開して実行する、電子機器。 - 請求項4に記載の電子機器であって、
前記制御部は、前記テンポラリダウンロード処理後の再起動では、前記第2メモリから前記第2ファームウェアを削除する、電子機器。 - 請求項4に記載の電子機器であって、
前記制御部は、
前記テンポラリダウンロード処理により前記第2ファームウェアを前記第2メモリに書き込んだ後、前記第2メモリをデータが保持し続けられるデータ保持モードにし、
前記テンポラリダウンロード処理後の再起動では、前記データ保持モードを解除して、前記第2ファームウェアを展開して実行する、電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器であって、
前記制御部は、
前記テンポラリダウンロード処理により前記第2ファームウェアを前記第2メモリに書き込んだ場合、前記メモリにフラグを保存し、
前記メモリに前記フラグが保存されている場合、前記メモリに書き込まれている前記第2ファームウェアを展開して実行し、
前記メモリに前記フラグが保存されていない場合、前記メモリに書き込まれている前記第1ファームウェアを展開して実行する、電子機器。 - 請求項7に記載の電子機器であって、
前記制御部は、前記テンポラリダウンロード処理後の再起動時に、前記メモリから前記フラグを消去する、電子機器。 - 請求項1~8のいずれか一項に記載の電子機器であって、
前記受付部は、ユーザにより操作される操作部である、電子機器。
Priority Applications (1)
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JP2017197607A JP7031211B2 (ja) | 2017-10-11 | 2017-10-11 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017197607A JP7031211B2 (ja) | 2017-10-11 | 2017-10-11 | 電子機器 |
Publications (2)
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JP2019071003A JP2019071003A (ja) | 2019-05-09 |
JP7031211B2 true JP7031211B2 (ja) | 2022-03-08 |
Family
ID=66441221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017197607A Active JP7031211B2 (ja) | 2017-10-11 | 2017-10-11 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7031211B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001100987A (ja) | 1999-09-29 | 2001-04-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プログラム更新装置およびプログラム更新方法 |
JP2009139997A (ja) | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Fujitsu Ltd | ファームウェア組込方法、ファームウェア組込装置、及び、ファームウェア組込プログラム |
JP2011039624A (ja) | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 医療用装置および医療用プログラム |
JP2012174196A (ja) | 2011-02-24 | 2012-09-10 | Canon Inc | クラウドコンピューティングシステム、その制御方法、およびそのプログラム |
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2017
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