JP7028815B2 - 炊飯器 - Google Patents

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Description

本発明は、炊飯器に関するものである。
炊飯器は、本体上枠が特に汚れやすい箇所である。例えば、炊飯終了後、蓋を開けた時に内蓋表面に付着した露が落下して本体上枠の上面部を汚したり、またご飯を内釜からよそう時にご飯粒をこぼして本体上枠の上面部を汚すことがあり、その汚れに起因して本体上枠の上面部に雑菌が繁殖することがある。そのため、雑菌の繁殖を抑えるために工夫をした炊飯器が提案されている。
特許文献1に示すものは、本体上枠の上面部にステンレス製のトレーを設け、容易に雑菌の繁殖を抑えられるように、このトレーを本体に対して着脱自在とした構成としたものである。
特開2003-265307号公報
上記した従来技術において、本体上枠の上面部に金属製のトレーを着脱自在として配置したものであるため、金属製のトレーは、内釜の熱により熱せられることから、100℃前後の高温に達する可能性がある。そのため、不意に触ると火傷する可能性が生じる。また、金属製のトレーが内釜側から本体側面側近くまで広く設けられるため、内釜の熱を本体側面近くまで導き熱の損失を多く生じる課題があった。
本発明の目的は、金属製のトレーを設けることなく雑菌の繁殖を抑えることにある。
上記目的は、例えば、本体と、該本体の上面開口部を覆う外蓋と、前記本体内に設けられた外釜と、該外釜の上面開口部と前記本体との間を覆い、樹脂材料により構成された上枠と、前記外釜内に着脱自在に収納された内釜と、該内釜の上部開口部を覆い前記外蓋に取り付けられた内蓋と、前記内釜の下方に設けられ該内釜を加熱する内釜加熱手段とを備えた炊飯器において、前記上枠の上枠上面に、有機系抗菌剤を含む抗菌塗装を施すとともに、前記上枠上面の、前記内釜の側、及び、前記本体の外の側のそれぞれに、リブが設けられた構成により達成される。
本発明によれば、金属製のトレーを設けることなく雑菌の繁殖を抑えることができる。
炊飯器の全体斜視図である。 同炊飯器の蓋が開いている状態の概略斜視図である。 同炊飯器の側面断面図である。 同炊飯器の上枠の斜視図である。 同炊飯器の上枠の塗膜構成の概略断面図である。
以下、本発明の一実施例について図面を用いて詳細に説明する。
図1は炊飯器の全体斜視図、図2は同炊飯器の蓋が開いている状態の概略斜視図、図3は同炊飯器の側面断面図(保護手段6は非表示)である。
図において、1は炊飯器の本体である。本体1内には有底の外釜7を有し、その外釜7に内釜4が着脱自在に挿入され、外釜7の上部には本体1につながる上枠5が設けられている。また、本体1の上面には、本体1と内釜4の上面開口部を覆う内蓋3を備えた外蓋2が開閉自在に設けられている。
内蓋3の下面周縁部には、内釜4の上端部に有するフランジ部4aと密接するパッキン22が設けられ、内釜4の上部開口を閉塞して密閉している。
本体1の外蓋2の上面には各種メニューの操作を行うための操作部31が設けられている。また外蓋2の上面には、時刻表示や炊飯の進行状況、各種メニューの設定内容などを表示する液晶表示器などで構成された表示部32を有し、操作部31と連動し炊飯の開始や各種メニューやタイマー炊飯の設定などを行うことができる。
また、本体1には前後に回動可能なハンドル33が取付けられており、本体1を自由に持ち運ぶことができる。
次に、本体1の内部構造について説明する。
外蓋2には蓋加熱手段15が設けられ、これにより内蓋3の全面を均等に加熱するように設けられている。また、外蓋2は、ヒンジ軸21によって本体1に開閉自在に支持されている。
内蓋3は内釜4の上部開口を覆い、内蓋3の周囲に設けられたパッキン22と内釜4上端のフランジ部4aとの当接によって気密を保つようにしている。
外釜7の底部下方には、内釜4を加熱するための内釜加熱手段14が設けられており、これらは加熱コイルで構成され、対向する内釜4の部位を誘導加熱する。
また、外釜7の底部には内釜4の外側底部に当接するように温度センサー18が設けられ、前記温度センサー18によって検知した内釜4の底部の温度情報を制御部17に入力する。
上枠5は外蓋2を開けた時に、内蓋3表面に付着している露が上枠5の上枠上面5cに落下した場合に、その露が本体1の外側や内釜4側に流れ出ないように両側にリブを設け、内釜4側のリブの先端部を上枠上端部5e、またこの上枠上端部5eの内側となる内釜4と対向する面を上枠着脱部5dとしている。
制御部17は、温度センサー18からの内釜4の温度情報によって内釜加熱手段14と蓋加熱手段15の動作を制御する。
内蓋3は、内釜4で発生した蒸気が貫通する内蓋蒸気通路11と、本体1の排気口8と繋がる外蓋蒸気通路12と、および内蓋蒸気通路11の上面に載せられ、前記内蓋蒸気通路11を塞ぐ調圧手段13とで構成される。
調圧手段13は、内蓋3を貫通した内蓋蒸気通路11からの通路を狭くして形成した調圧台13bの上に調圧ボール13aが設けられる構成となっている。そして、内釜4内部の蒸気圧が所定圧力より高まると、調圧ボール13aを持ち上げ、外蓋蒸気通路12から圧力が抜け、蒸気口8を通して本体1外に排出される。またその圧力が所定圧力より低くなると、再び調圧ボール13aが内蓋蒸気通路11を塞いで蒸気圧が高まる。この繰り返しで内釜4と内蓋3内の圧力が所定圧力に調整される。
また、この調圧ボール13aは、制御部17からの信号によって動作するソレノイドからなる開放手段16によって任意に動かされ、内釜4の圧力を自由に調整できる。
図4は同炊飯器の上枠の斜視図、図5は同炊飯器の上枠の塗膜構成の概略断面図である。
本体1の上部を覆っている上枠5は、前記上枠5の上枠上面5cとなる外観面には図5に示すように、外観色となる下塗り5aと、その上に上塗り(抗菌塗料)5bが塗装されている。
上枠5を塗装する下塗り5a、および上塗り5b(抗菌塗料)共に、塗膜を厚くし過ぎると塗料の垂れや溜まりが生じるため、下塗りは15μm以下、上塗りは35μm以下の膜厚としている。また、上枠5の材料は、塗料の密着が可能であり、かつ本体の枠体としての機能を保持するため、剛性の強い樹脂を選定する必要があることから、本実施例ではPBT(ポリブチレンテレフタレート)を使用している。
また、本実施例では意匠性も重視して外観色を出すために下塗りをしているが、上枠5の樹脂材料自体の色相を外観色とする場合は、上塗り(抗菌塗料)5bだけを塗装する塗膜構成としても良い。
抗菌塗料は、有機系抗菌剤または無機系抗菌剤を含むものである。有機系抗菌剤の効果として、主としてカビ、藻に効果があり、細菌に効果があるものもある。長所として、使用実績が多い、添加量が少なくて良い、無機系に比べ安価、塗料への分散性が良いがある。無機系抗菌剤の効果として、主として細菌に効果がある。長所として、安全性が高い、耐熱性が良い、抗細菌性が良い、持続性が良いがある。
有機系抗菌剤として、2-(4Thiazolyl)benzimidazole:イミダゾール系、N-(Fluorodichloromethylthio) phthalimide:トリハロメチルチオ系、2,4,5,6-Tetrachloroisophthalonitrile:ニトリル系、2-Octyl-4-isothiazolin-3-one:イソチアゾロン系、Benzalkonium chloride:第四アンモニウム塩を用いることができる。無機系抗菌剤として、銀ゼオライト、銀リン酸ジルコニウム、銀ハイドロキシアパタイト、銀リン酸塩ガラス、銀リン酸塩セラミックを用いることができる。
但し、本実施例においては、前記上枠5において内釜4の上枠着脱部5dは塗装しない
ものとする。
本実施例は以上の構成となり、次に炊飯工程についてその動作を説明する。
使用者は内釜4に所要量の洗米した米と水加減した適量の水を入れ、本体1内に収納し、外蓋2を閉じる。
次に、操作部31にある操作ボタンを操作することによって炊飯が開始される。使用者が設定した工程を制御部17に収められた炊飯プログラムに従って、温度センサー18の温度情報を基に炊飯量に応じて内釜加熱手段14、蓋加熱手段15の動作を制御して内釜4が加熱される。
やがて、内釜4内が沸騰すると、調圧手段13によって調圧機能が働き、調圧手段13を通った蒸気は蒸気口8から噴出し蒸気量を調整することで、内釜4の内部を一定の圧力に保つ。
その後、内釜4内部の水が無くなると、内釜4の底部の温度が急激に上昇するのを温度センサー18によって検出すると、制御部17は加熱を弱め、蒸らしの工程に移行し一定時間蒸らすと炊飯が完了する。
次に炊飯後の状況について説明する。
炊きあがったご飯をよそうため外蓋4を開けると、内蓋3表面に付着している露が上枠5の上枠上面5cに落下する場合がある。上枠上面5cを濡らしてしまった場合、すぐに拭けば問題ないが、そのまま放置すると水垢として残ってしまうことがある。
また、ご飯をよそう際に、ご飯粒を上枠上面5cに落下させてしまい、汚してしまう場合がある。更には、落下したご飯粒に気付かずにそのまま放置してしまった場合、上枠上面5cに雑菌が繁殖することがある。さらに、上枠上面5cに汚れがこびり付き、頑固な汚れとして残ってしまうことも有り得る。
しかし、樹脂製の上枠上面5cに上塗り(抗菌塗料)5bで表面をコーティングしていることにより、雑菌の繁殖を抑えることができる。
以上のように、上枠5の上枠表面5cに抗菌塗装することにより、雑菌の繁殖を抑えることができる炊飯器を提供することができる。
1 本体
2 外蓋
3 内蓋
4 内釜
4a フランジ部
5 上枠
5a 下塗り
5b 上塗り(抗菌塗装)
5c 上枠上面
14 内釜加熱手段
15 蓋加熱手段
17 制御部

Claims (1)

  1. 本体と、
    該本体の上面開口部を覆う外蓋と、
    前記本体内に設けられた外釜と、
    該外釜の上面開口部と前記本体との間を覆い、樹脂材料により構成された上枠と、
    前記外釜内に着脱自在に収納された内釜と、
    該内釜の上部開口部を覆い前記外蓋に取り付けられた内蓋と、
    前記内釜の下方に設けられ該内釜を加熱する内釜加熱手段とを備えた炊飯器において、
    前記上枠の上枠上面に、有機系抗菌剤を含む抗菌塗装を施すとともに、
    前記上枠上面の、前記内釜の側、及び、前記本体の外の側のそれぞれに、リブが設けられたことを特徴とする炊飯器。
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