JP7020383B2 - パーキングロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用のパーキングロック装置に関するものである。
従来、ディテントレバー軸を駆動するアウターレバーと、運転席周辺に設けられ、アウターレバーを操作するバックアップレバーとを備える車両用パーキングロック装置の手動解除機構が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1の手動解除機構では、電動アクチュエータによりパーキングロックを解除できない場合、バックアップレバーを手動操作することで、パーキングロックを解除できるようになっている。
特開2017-026017号公報
ところで、上記の従来の特許文献1の手動解除機構は、車両への組み付け制約があるため、組み付けスペースを確保できない車両については、手動解除機構を搭載することはできない。このような車両で故障が発生した場合は、電動アクチュエータを取り外すなどの作業によって、パーキングロックを解除できる。しかし、作業スペースを十分に確保できないタワーパーキング庫内等の狭隘な空間においては、その作業性が著しく低下するおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、故障発生時に、手動解除機構によらなくてもパーキングロックを容易に解除することのできるパーキングロック装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るパーキングロック装置は、パーキングロック機構をロック状態と非ロック状態とに切替可能な電動アクチュエータと、前記電動アクチュエータに外部ツールを接続するための専用コネクタとを備えたパーキングロック装置であって、前記専用コネクタは、前記外部ツールからの信号を入力するための信号用端子を有し、前記電動アクチュエータは、前記外部ツールから前記専用コネクタを介して入力される信号に応じて駆動して、前記パーキングロック機構をロック状態から非ロック状態に切替えることを特徴とする。
本発明に係るパーキングロック装置によれば、外部ツールを専用コネクタに接続することで、パーキングロック機構のロック状態(パーキングロック)を解除することができる。このため、電子制御装置の故障により信号がなく、電動アクチュエータが駆動しない場合であっても、手動解除機構によることなく、パーキングロックを解除することができる。パーキングロックを解除するための作業スペースを確保する必要がないので、作業性の低下を防止できる。
図1は、本発明の実施の形態に係るパーキングロック装置を示す概略構成図である。 図2は、コネクタ信号配置図であり、(1)はコネクタ1、(2)はコネクタ2である。 図3は、外部ツール接続時のパーキングロック解除フローチャート図である。 図4は、パーキングロック要求受付のタイミングチャート図である。
以下に、本発明に係るパーキングロック装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るパーキングロック装置10は、車両に搭載されたパーキングロック操作手段の操作を受け付けるパーキングロック要求受付部12と、パーキングロック要求受付部12からのパーキングロック要求信号に基づいて電動アクチュエータ14を駆動させる駆動指令部16とを備えている。
パーキングロック要求受付部12は、例えばシフトアセンブリに内蔵された電子制御装置で構成することができる。駆動指令部16は、例えばSBW-ACT/ECUに内蔵された電子制御装置で構成することができる。パーキングロック要求受付部12と駆動指令部16との間の通信方式としては、例えばCAN(Controller Area Network)通信などを採用することができる。なお、CANは登録商標である。
電動アクチュエータ14は、駆動指令部16から送信されるP切替指令信号に基づいて駆動して、図外のパーキングロック機構をロック状態と非ロック状態とに切替えるものである。電動アクチュエータ14は、駆動指令部16からのパーキングロック解除指令(P切替指令信号)に基づいて、パーキングロック機構をロック状態から非ロック状態に切替可能である(パーキングロック解除)。
駆動指令部16は、複数系統のコネクタを備えており、そのうちの1系統は外部ツール18を接続するための専用コネクタ20となっている。駆動指令部16は、この専用コネクタ20を介して外部ツール18から送信される駆動指令信号(例えば、EPBT信号、BUB1信号、MA2信号)を受信可能である。また、駆動指令部16は、外部ツール18からの電源供給を受ける機能を有し、外部ツール18以外が接続された場合には、駆動指令信号を受け付けない。また、駆動指令部16は、車両用電源22から送信される所定の信号(例えば、IG*信号、BAT1信号、MA1信号)を受信可能であるとともに、パーキングロック要求受付部12から送信されるWAKE信号を受信可能である。
駆動指令部16は、車両用電源22のOFF状態および外部ツール18の接続状態を判定する機能を有している。具体的には、駆動指令部16は、パーキングロック要求受付部12からのWAKE信号、車両用電源22からの所定の信号(例えば、IG*信号、BAT1信号、MA1信号)の全てがOFFの場合に、車両用電源22がOFF状態と判定する。
一方、駆動指令部16は、車両用電源22がOFF状態と判定され、かつ、外部ツール18からの駆動指令信号(例えば、EPBT信号、BUB1信号、MA2信号)の全てがONの場合に、外部ツール18が専用コネクタ20に正常に接続されたと判定する。さらに、駆動指令部16は、車両用電源22がOFF状態で、外部ツール18が専用コネクタ20に正常に接続されたと判定された場合にのみ、外部ツール18からの駆動指令信号のうち、パーキングロック解除要求信号を受け付け、それ以外の場合には、パーキングロック解除要求信号を拒否する。パーキングロック解除要求信号を受け付けた場合、駆動指令部16は、パーキングロック解除指令を実行し、電動アクチュエータ14を駆動することによりパーキングロックを解除する。このようにすれば、専用コネクタ20以外のコネクタを介したパーキングロック解除を不可能とすることが可能となる。
図2は、駆動指令部16に設けられるコネクタの信号配置の一例であり、(1)はコネクタ1、(2)はコネクタ2である。専用コネクタ20に相当するコネクタ1には、外部ツール18接続時に必要となるパーキングロック解除要求信号用の端子を集約配置している。通常使用時は駆動指令部16に接続するコネクタは2系統(コネクタ1およびコネクタ2)であるが、外部ツール18接続時においては1系統(コネクタ1)のみを接続するだけで、外部ツール18によるパーキングロック解除が実行可能である。
このように、外部ツール18接続のための専用コネクタ20を1系統のみとすることで外部ツール18のシンプル化やコスト削減が可能である。また、通常使用時とは異なる接続方法とすることで、正しい使用方法を知らないユーザが無理矢理パーキングロック解除しようとした場合、通常使用時のように、そのまま2系統のコネクタを差し替えるような不正使用を抑止することが可能となる。
本実施の形態のパーキングロック装置10によれば、外部ツール18を専用コネクタ20に接続することで、パーキングロックを解除することができる。このため、車両故障により信号がなく、電動アクチュエータ14が駆動しない場合であっても、手動解除機構によることなく、パーキングロックを解除することができる。これにより、故障発生場所から任意の場所へ故障車両を移動させることが可能となる。
また、パーキングロックを解除するための作業スペースを確保する必要がないので、作業性の低下を防止できる。さらに、専用コネクタ20への接続および所定の操作手順が確認できない場合は、パーキングロック解除要求を受け付けないので、誤作動および不正規作動を防止することができる。
上記の実施の形態において、駆動指令部16は、外部ツール18接続時のパーキングロック解除要求信号を2回連続で受け付けた場合にのみ、パーキングロック解除を実行し、それ以外の場合には、パーキングロック解除を実行しないようにしてもよい。
図3は、この場合のパーキングロック解除フローチャートを示したものである。この図に示すように、まず、ステップS1において、駆動指令部16は車両用電源22がOFF状態にあるか否かを判定する。この結果、車両用電源22がOFF状態にあると判定した場合には(ステップS1でYES)、処理をステップS2に進める。一方、車両用電源22がOFF状態でない場合には(ステップS1でNO)、処理をリターンする。
次に、ステップS2において、駆動指令部16は外部ツール18が専用コネクタ20に正常に接続されたか否かを判定する。この結果、専用コネクタ20に正常に接続されたと判定した場合には(ステップS2でYES)、処理をステップS3に進める。一方、専用コネクタ20に正常に接続されていない場合には(ステップS2でNO)、処理をリターンする。
次に、ステップS3において、駆動指令部16は外部ツール18接続によるパーキングロック解除要求信号を2回連続で受け付けたか否かを判定する。例えば、駆動指令部16が外部ツール18から初めてパーキングロック解除要求信号を受け付けた場合にフラグを立て(パーキングロック解除要求フラグON)、その後、駆動指令部16が外部ツール18から2回目のパーキングロック解除要求信号を受け付けた場合に2回連続フラグを立てるようにする(パーキングロック解除要求2回連続フラグON)。この結果、2回連続フラグONと判定した場合には(ステップS3でYES)、処理をステップS4に進めてパーキングロック解除指令を実行する。一方、2回連続フラグONでないと判定した場合には(ステップS3でNO)、処理をステップS5に進めてパーキングロック解除要求の2回連続フラグをOFFからONに設定してリターンする。
図4は、パーキングロック要求受付のタイミングチャートである。この図に示すように、駆動指令部16は、外部ツール18から送信されるEPBT信号、BUBl信号、MA2信号、パーキングロック解除要求フラグの全てがONの場合に限り、パーキングロック解除指令を実行することになる。
このようにすれば、電波ノイズの影響により、外部ツール18接続時のパーキングロック解除要求信号と同等の信号が、駆動指令部16に偶発的に入力された場合でも、2回連続でパーキングロック解除要求信号を受け付けたことが判別できない限りにおいては、パーキングロック解除指令を実行することがない。これにより、電波ノイズ対策が可能となる。
10 パーキングロック装置
12 パーキングロック要求受付部
14 電動アクチュエータ
16 駆動指令部
18 外部ツール
20 専用コネクタ
22 車両用電源

Claims (1)

  1. パーキングロック機構をロック状態と非ロック状態とに切替可能な電動アクチュエータと、前記電動アクチュエータに外部ツールを接続するための専用コネクタとを備えたパーキングロック装置であって、
    前記専用コネクタは、前記外部ツールからの信号を入力するための信号用端子を有し、前記電動アクチュエータは、前記外部ツールから前記専用コネクタを介して入力される信号に応じて駆動して、前記パーキングロック機構をロック状態から非ロック状態に切替えることを特徴とするパーキングロック装置。
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