JP7016461B1 - デジタルエレクトリックセフティコントロールシステム - Google Patents
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Abstract
Description
電源側からの電源側電路と、当該電源側電路から分岐されて複数の負荷にそれぞれ向かう複数本の負荷側電路とが、筐体内おいて電気的に接続されている電力装置であって、前記筐体内おける前記電源側電路に第一の電気機器が介装されていると共に、前記筐体内おける複数本の前記負荷側電路にそれぞれ第二の電気機器が介装されている電力装置と、
前記第一の電気機器から出て複数本の前記負荷側電路に分岐する前の前記電源側電路に配備されていて、前記電源側電路の温度である電源側電路温度を、常時検知し、検知した前記電源側電路温度に関する情報である電源側電路温度情報をデジタル情報で、常時、出力する電源側電路温度情報出力手段と、
前記筐体内において、前記第二の電気機器から前記負荷に向かう前記負荷側電路のそれぞれに配備されていて、各負荷側電路の温度である負荷側電路温度を常時検知し、検知した各負荷側電路の前記負荷側電路温度に関する情報である負荷側電路温度情報をデジタル情報で、常時、出力する複数の負荷側電路温度情報出力手段と、
前記電源側電路温度情報出力手段から出力された前記電源側電路温度情報を取得し、前記電源側電路温度を、前記電源側電路温度情報を取得した時刻に関する情報と共に記録・登録する電源側電路温度情報記録手段と、
前記負荷側電路温度情報出力手段から出力された前記負荷側電路温度情報を取得し、前記負荷側電路温度を、前記負荷側電路温度情報を取得した時刻に関する情報と共に記録・登録する負荷側電路温度情報記録手段と、
あらかじめ定められている設定時間ごとに、当該設定時間の間における前記電源側電路温度の上昇率である電源側電路温度上昇率を計算する電源側電路温度上昇率計算手段と、
あらかじめ定められている設定時間ごとに、当該設定時間の間における前記負荷側電路温度の上昇率である負荷側電路温度上昇率を計算する負荷側電路温度上昇率計算手段と、
前記電源側電路温度上昇率が計算された前記電源側電路に対してあらかじめ設定されている前記設定時間の間における許容電源側電路温度上昇率と、計算された前記電源側電路温度上昇率とを比較する電源側電路温度上昇率比較・判定手段と、
前記負荷側電路温度上昇率が計算された前記負荷側電路に対してあらかじめ設定されている前記設定時間の間における許容負荷側電路温度上昇率と計算された前記負荷側電路温度上昇率とを比較する負荷側電路温度上昇率比較・判定手段と、
計算された前記電源側電路温度上昇率が、あらかじめ定められているレベルである第一の電源側電路温度監視レベルで前記許容電源側電路温度上昇率を越えていると、前記電源側電路温度上昇率比較・判定手段によって、判定されたときに、前記電力装置を管理している管理者が使用している管理者端末及び、前記電力装置の管理を担当している担当者が所有している担当者端末に対して、前記第一の電源側電路温度監視レベルで前記許容電源側電路温度上昇率を越えていると判定された電源側電路温度上昇率であった前記電源側電路が配備されている前記電力装置を特定する情報と共に、第一の警報通知情報を出力する第一の警報通知情報出力手段と
計算された前記負荷側電路温度上昇率が、あらかじめ定められているレベルである第一の負荷側電路温度監視レベルで前記許容負荷側電路温度上昇率を越えていると、前記負荷側電路温度上昇率比較・判定手段によって、判定されたときに、前記電力装置を管理している管理者が使用している管理者端末及び、前記電力装置の管理を担当している担当者が所有している担当者端末に対して、前記第一の負荷側電路温度監視レベルで前記許容負荷側電路温度上昇率を越えていると判定された前記負荷側電路温度上昇率であった前記負荷側電路が配備されている前記電力装置を特定する情報と共に、第二の警報通知情報を出力する第二の警報通知情報出力手段と
を備えているデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。
計算された前記負荷側電路温度上昇率が、前記第一の負荷側電路温度監視レベルを越えた、あらかじめ定められているレベルである第二の負荷側電路温度監視レベルで許容負荷側電路上昇率を越えていると、前記負荷側電路温度上昇率比較・判定手段によって、判定されたときに、
前記電力装置を管理している管理者が使用している前記管理者端末及び、前記電力装置の管理を担当している担当者が所有している前記担当者端末に対して、前記電力装置を特定する情報と共に、第四の警報通知情報を出力する第四の警報通知情報出力手段と、
計算された前記負荷側電路温度上昇率が、前記第二の負荷側電路温度監視レベルで前記許容負荷側電路温度上昇率を越えていると、前記負荷側電路温度上昇率比較・判定手段によって、判定された前記負荷側電路に介装されている前記第二の電気機器を介した前記負荷への電力供給を遮断する信号である第二の電力遮断信号を前記第二の電気機器へ出力する第二の電力遮断手段と、
計算された前記電源側電路温度上昇率が、前記第一の電源側電路温度監視レベルを超えた、あらかじめ定められているレベルである第二の電源側電路温度監視レベルで前記許容電源側電路温度上昇率を越えていると、前記電源側電路温度上昇率比較・判定手段によって、判定されたときに、
前記電力装置を管理している管理者が使用している前記管理者端末及び、前記電力装置の管理を担当している担当者が所有している前記担当者端末に対して、前記電力装置を特定する情報と共に、第三の警報通知情報を出力する第三の警報通知情報出力手段と、
計算された前記電源側電路温度上昇率が、前記第二の電源側電路温度監視レベルで前記許容電源側電路温度上昇率を越えていると、前記電源側電路温度上昇率比較・判定手段によって、判定された前記電源側電路に介装されている前記第一の電気機器を介した電力供給を遮断する信号である第一の電力遮断信号を前記第一の電気機器に対して出力する第一の電力遮断手段と
を更に備えている[1]のデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。
前記負荷側電路に対してあらかじめ設定されている前記設定時間の間における前記許容負荷側電路温度上昇率は、前記第二の電気機器から前記負荷側電路のそれぞれに接続されている前記負荷までの前記負荷側電路それぞれの長さに応じて設定されている[1]又は[2]のデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。
前記負荷側電路に対してあらかじめ設定されている前記設定時間の間における前記許容負荷側電路温度上昇率は、前記負荷側電路のそれぞれに接続されている前記負荷それぞれの負荷容量に応じて設定されている[1]又は[2]のデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。
前記負荷側電路に対してあらかじめ設定されている前記設定時間の間における前記許容負荷側電路温度上昇率は、
前記第二の電気機器から前記負荷側電路のそれぞれに接続されている前記負荷までの前記負荷側電路それぞれの長さと、
前記負荷側電路のそれぞれに接続されている前記負荷それぞれの負荷容量
とに応じて設定されている[1]又は[2]のデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。
前記電力装置の近傍に前記電力装置を撮影するデジタルカメラが配備されており、
前記管理者端末から取得した画像情報要求情報及び/又は前記担当者端末から取得した画像情報要求情報に基づいて、前記デジタルカメラが撮影している前記電力装置の画像情報をリアルタイムで出力する画像情報出力手段
を更に備えている[1]乃至[5]のいずれかのデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。
前記第一の電気機器は、あらかじめ設定されている許容電流値を越える電流が流れていることを検知したときに電流通過を自動的に遮断する過電流遮断機能を備えている[1]乃至[6]のいずれかのデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。
前記筐体の内部の温度である筐体内温度を、常時検知し、検知した前記筐体内温度に関する情報である筐体内温度情報をデジタル情報で出力する筐体内温度情報出力手段と、
前記筐体内温度情報出力手段から取得した筐体内温度が、あらかじめ定められているレベルである第一の筐体内許容温度に到達したときに、前記電力装置を管理している管理者が使用している管理者端末及び、前記電力装置の管理を担当している担当者が所有している担当者端末に対して、前記電力装置を特定する情報と共に、第五の警報通知情報を出力する第五の警報通知情報出力手段と
を、更に、備えている[1]1乃至[7]のいずれかのデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。
前記筐体内温度情報出力手段から取得した筐体内温度が、前記第一の筐体内許容温度を越えた、あらかじめ定められているレベルである第二の筐体内許容温度に到達したときに、
前記電力装置を管理している管理者が使用している管理者端末及び、前記電力装置の管理を担当している担当者が所有している担当者端末に対して、前記電力装置を特定する情報と共に、第六の警報通知情報を出力する第六の警報通知情報出力手段と、
前記電力装置を介した前記負荷への電力供給を遮断する信号である第三の電力遮断信号を前記電力装置へ出力する第三の電力遮断手段を
更に備えている[8]のデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。
電源側からの電源側電路と当該電源側電路から分岐されて複数の負荷に向かう複数本の負荷側電路とが、筐体内に配備されていて、前記電源側電路に介装されている第一の電気機器と、複数本の前記負荷側電路のそれぞれに介装されている複数の第二の電気機器とを介して、電気的に接続されている電力装置が使用されている家屋、店舗、工場などにおいて、火災などに結びつく電気事故の発生を未然に防止するシステムに関しては従来から種々の対応が行われている。例えば、建物施設の関係で説明すると次のようになる。
建物施設では、通常、電力会社より6600Vで高圧受変電設備(キュービクル)で受電している。受変電設備は、一般に、真空遮断器、高圧負荷開閉器(フューズ)、高圧カットアウト等で保護され、電灯、動力のトランスで電灯単相3線200V、動力3相3線200Vに降圧し、電灯、動力の幹線経由で電力が供給され、各配電盤より分岐幹線により電灯、動力の分電盤に配線された制御盤のリモート装置(IOTB、RIO)等を経由し、各設備機器に電力が供給される。配電盤、分電盤、制御盤には過電流防止のノーフューズブレーカー(NFB)、水周りの漏電防止の漏電ブレーカー(ELB)に電気事故防止の保護機能がある。
前記の通り、例えば、受変電設備は、真空遮断器、高圧負荷開閉器(フューズ)、高圧カットアウト等で、単相、三相電源系統の電灯、動力配電盤はノーフューズブレーカー、漏電ブレーカーを設置し、電気事故を防止している。しかし、経年劣化または工事の不都合等によるネジの締め付け不足、接続端子の緩み、隙間、誤配線、粉塵等と絶縁被覆の絶縁不良による火災は発生し、未だ充分ではないと思われる。また、配電盤、分電盤と機器、器具間の延長コードまたは、配線の分岐配線接続のジャンクションボックスとそれ以降の延長コードには通常ブレーカーは設置されていないのが一般的であり、ショート等による電気火災事故の事例も見受けられる。
1.デジタルエレクトリックセフティコントロールシステムの構成
デジタルエレクトリックセフティコントロールシステムは、電灯、動力の配電盤、分電盤、リモート制御盤及びジャンクションボックス等の主幹線の主幹漏電ブレーカーの各回路、例えば20~120回線等に温度、電流、電圧、絶縁と各回路及び端末配線、器具、電気製品等が発生した温度を検知し、異常時遮断するデジタル温度検知器を接続し、前記端末配線器具、電気製品の異常電流と温度上昇時に自動及びリモートで手動遮断する機能を有する構成にすることができる。
電気火災の主たる要因は端末器具、配線等のスパーク、絶縁劣化、ネジの緩み等による接触部の過熱、電線の潰れ・ほこり、隙間、損傷等による半断線、漏電、過負荷、静電気スパークが上げられる。
1.電気火災の主たる要因は端末のスパーク、絶縁劣化、ホコリ、隙間、ネジの緩み等による接触部の過熱、電線の潰れ・損傷等による半断線、漏電、過負荷、静電気スパークが上げられる。
1)要注意温度を検知すると、当該設備の担当者にスマートフォンに警報を通知する
2)警戒レベルの異常高温より、許容範囲外の異常数値を感知すると該当盤の電源オン・オフ装置のデジタルブレーカー等の回路開閉器と電源の、例えば、主幹漏電、過電流の電源遮断のブレーカー等が自動的または、PC及びスマートフォンに温度の異常値とデジタルサーモカメラの温度数値画像を通知し、関係者はPC及びスマートフォンの数値を確認後に、リモート遠隔及び該当盤を手動で該スイッチを切断し、配線、該当制御盤の焼損、破損防止、発火を防止する。
1.前記の電線温度が60℃~70℃、または端末器具では22℃~32℃としてもよい
2.盤内の温度が50℃~60℃、または端末配線器具では22℃~32℃としてもよい
3.電線温度、盤内の温度の所定の数値より、許容範囲外の異常数値を感知すると警報を発報し、VPNでサーバー、関係者のスマホアプリに送信し、盤の焼損、破損防止、発火を防止する。
このシステムは、建物ビル、家屋等の引き込み線、各室、各戸の分電盤より各端末器具及びコンセントの調理器具、テレビ、冷蔵庫、空調機等と分電盤より、例えば30~80系統の配線と端末コンセント、ON,OFFスイッチ等の経年劣化等により、例えば、3階建物は複数階の場合は1階、2階、3階にジャンクションボックスまたは、同一階で例えば30m以上のジャンクションボックス距離の場合と、または温度の上昇検知が悪い場合は適宜な距離に各回路の検知ボックスを設置、及びジャンクションボックスに回路配線温度を検知する温度センサーを装着し、設定した例えば火元の分電盤、ジャンクションボックス、端末器具のコンセント等の80℃に配線の検知の判断手段とリモコンブレーカーを自動またはスマートフォン、PCのリモート手動で遮断する制御装置にすることができる。
このシステムの温度検出センサーは、該システムの分電盤、ジャンクションボックス及び温度検出装置の検出温度、例えば多層階1~3階の複数階及び長い距離の端末の例えば各コンセント、スイッチ、配線、接続金具等、または電気器具の照明、冷蔵庫、調理器具、暖房器具、工具、洗濯器等の不良、劣化等による端末器具配線の上昇温度の数値の端末器具、配線に計測の分電盤温度計測数値を正確な温度検知と、または同分電盤温度検出器と端末器具、配線の上昇温度を検知するために分電盤内に各回路の電線または、芯線、絶縁保護芯線、または電線に温度センサーまたは、温度計により、端末コンセント及び器具、電気製品等の経年劣化、故障、断線等により該当配線の上昇した温度センサーが正確、高精度に入力し、該当回路の温度上昇の判断手段と、関係者のスマートフォン及びPCに送信し、該当回路を遮断する制御手段とすることができる。
このシステムのブレーカーはデジタル温度検出機能を有するブレーカーで、例えば、各コンセント、スイッチ、配線、接続金具等、または電気器具の照明、冷蔵庫、調理器具、暖房器具、工具、洗濯器等の不良、劣化等による端末器具配線の上昇温度をブレーカー導電部の温度の変化を検出して正確に回路の温度上昇を検知し自動遮断する機能と、該当回路の温度上昇の判断手段を関係者のスマートフォン及びPCに送信し、該当回路を遮断する制御手段を特徴とする。また、該システムのデジタルブレーカーが故障した場合は、関係者のスマートフォン及びPCに警報を通知する機能を特徴とする。
A.温度監視制御
1.デジタルブレーカーの通電部の平常時の温度は22℃~32℃
2.電源スイッチ、制御リモートスイッチ、コネクタ等の発火事例は通常200℃~220℃
3.配線されている電線の監視温度は任意設定可能、例えば60℃~80℃以上で監視制御温度
4.デジタルブレーカーの通電部の監視温度は任意設定可能、例えば通常温度を入力記憶し、通常温度帯より温度変化が+5℃~+10℃で監視制御温度
5.上記、デジタルブレーカーの通電部の要注意または警戒レベルの温度の所定の数値より、許容範囲外の異常数値を検知
1)要注意温度を検知すると、当該設備の担当者にスマートフォンに警報を通知する
2)警戒レベルの異常高温の所定の数値より、許容範囲外の異常数値を感知すると該当のデジタルブレーカー、主幹漏電ブレーカー等の回路開閉器を自動的に、またはPC及びスマートフォンに温度、電流の異常値とデジタルサーモカメラの温度数値画像を通知し、関係者はPC及びスマートフォンの数値とデジタルサーモカメラの温度数値画像を確認後に、リモート遠隔及び該当盤を手動で該スイッチを切断し、配線、該当制御盤の焼損、破損防止、発火を防止する。
1.前記のデジタルブレーカーの通電部の、例えば通常温度22℃~32℃を入力記憶し、通常温度帯より温度変化が+5℃~+10℃
2.盤内の例えば通常温度22℃~32℃程度を、入力記憶し、盤内の温度が60℃~80℃
3.電流、電圧、抵抗値の所定の数値より、許容範囲外の異常数値を感知すると警報を発報し、VPNでサーバー、関係者のスマホアプリに送信し、盤の焼損、破損防止、発火を防止する。
Claims (9)
- 電源側からの電源側電路と、当該電源側電路から分岐されて複数の負荷にそれぞれ向かう複数本の負荷側電路とが、筐体内おいて電気的に接続されている電力装置であって、前記筐体内おける前記電源側電路に第一の電気機器が介装されていると共に、前記筐体内おける複数本の前記負荷側電路にそれぞれ第二の電気機器が介装されている電力装置と、
前記第一の電気機器から出て複数本の前記負荷側電路に分岐する前の前記電源側電路に配備されていて、前記電源側電路の温度である電源側電路温度を、常時検知し、検知した前記電源側電路温度に関する情報である電源側電路温度情報をデジタル情報で、常時、出力する電源側電路温度情報出力手段と、
前記筐体内において、前記第二の電気機器から前記負荷に向かう前記負荷側電路のそれぞれに配備されていて、各負荷側電路の温度である負荷側電路温度を常時検知し、検知した各負荷側電路の前記負荷側電路温度に関する情報である負荷側電路温度情報をデジタル情報で、常時、出力する複数の負荷側電路温度情報出力手段と、
前記電源側電路温度情報出力手段から出力された前記電源側電路温度情報を取得し、前記電源側電路温度を、前記電源側電路温度情報を取得した時刻に関する情報と共に記録・登録する電源側電路温度情報記録手段と、
前記負荷側電路温度情報出力手段から出力された前記負荷側電路温度情報を取得し、前記負荷側電路温度を、前記負荷側電路温度情報を取得した時刻に関する情報と共に記録・登録する負荷側電路温度情報記録手段と、
あらかじめ定められている設定時間ごとに、当該設定時間の間における前記電源側電路温度の上昇率である電源側電路温度上昇率を計算する電源側電路温度上昇率計算手段と、
あらかじめ定められている設定時間ごとに、当該設定時間の間における前記負荷側電路温度の上昇率である負荷側電路温度上昇率を計算する負荷側電路温度上昇率計算手段と、
前記電源側電路温度上昇率が計算された前記電源側電路に対してあらかじめ設定されている前記設定時間の間における許容電源側電路温度上昇率と、計算された前記電源側電路温度上昇率とを比較する電源側電路温度上昇率比較・判定手段と、
前記負荷側電路温度上昇率が計算された前記負荷側電路に対してあらかじめ設定されている前記設定時間の間における許容負荷側電路温度上昇率と計算された前記負荷側電路温度上昇率とを比較する負荷側電路温度上昇率比較・判定手段と、
計算された前記電源側電路温度上昇率が、あらかじめ定められているレベルである第一の電源側電路温度監視レベルで前記許容電源側電路温度上昇率を越えていると、前記電源側電路温度上昇率比較・判定手段によって、判定されたときに、前記電力装置を管理している管理者が使用している管理者端末及び、前記電力装置の管理を担当している担当者が所有している担当者端末に対して、前記第一の電源側電路温度監視レベルで前記許容電源側電路温度上昇率を越えていると判定された電源側電路温度上昇率であった前記電源側電路が配備されている前記電力装置を特定する情報と共に、第一の警報通知情報を出力する第一の警報通知情報出力手段と
計算された前記負荷側電路温度上昇率が、あらかじめ定められているレベルである第一の負荷側電路温度監視レベルで前記許容負荷側電路温度上昇率を越えていると、前記負荷側電路温度上昇率比較・判定手段によって、判定されたときに、前記電力装置を管理している管理者が使用している管理者端末及び、前記電力装置の管理を担当している担当者が所有している担当者端末に対して、前記第一の負荷側電路温度監視レベルで前記許容負荷側電路温度上昇率を越えていると判定された前記負荷側電路温度上昇率であった前記負荷側電路が配備されている前記電力装置を特定する情報と共に、第二の警報通知情報を出力する第二の警報通知情報出力手段と
を備えているデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。 - 計算された前記負荷側電路温度上昇率が、前記第一の負荷側電路温度監視レベルを越えた、あらかじめ定められているレベルである第二の負荷側電路温度監視レベルで許容負荷側電路上昇率を越えていると、前記負荷側電路温度上昇率比較・判定手段によって、判定されたときに、
前記電力装置を管理している管理者が使用している前記管理者端末及び、前記電力装置の管理を担当している担当者が所有している前記担当者端末に対して、前記電力装置を特定する情報と共に、第四の警報通知情報を出力する第四の警報通知情報出力手段と、
計算された前記負荷側電路温度上昇率が、前記第二の負荷側電路温度監視レベルで前記許容負荷側電路温度上昇率を越えていると、前記負荷側電路温度上昇率比較・判定手段によって、判定された前記負荷側電路に介装されている前記第二の電気機器を介した前記負荷への電力供給を遮断する信号である第二の電力遮断信号を前記第二の電気機器へ出力する第二の電力遮断手段と、
計算された前記電源側電路温度上昇率が、前記第一の電源側電路温度監視レベルを超えた、あらかじめ定められているレベルである第二の電源側電路温度監視レベルで前記許容電源側電路温度上昇率を越えていると、前記電源側電路温度上昇率比較・判定手段によって、判定されたときに、
前記電力装置を管理している管理者が使用している前記管理者端末及び、前記電力装置の管理を担当している担当者が所有している前記担当者端末に対して、前記電力装置を特定する情報と共に、第三の警報通知情報を出力する第三の警報通知情報出力手段と、
計算された前記電源側電路温度上昇率が、前記第二の電源側電路温度監視レベルで前記許容電源側電路温度上昇率を越えていると、前記電源側電路温度上昇率比較・判定手段によって、判定された前記電源側電路に介装されている前記第一の電気機器を介した電力供給を遮断する信号である第一の電力遮断信号を前記第一の電気機器に対して出力する第一の電力遮断手段と
を更に備えている請求項1記載のデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。 - 前記負荷側電路に対してあらかじめ設定されている前記設定時間の間における前記許容負荷側電路温度上昇率は、前記第二の電気機器から前記負荷側電路のそれぞれに接続されている前記負荷までの前記負荷側電路それぞれの長さに応じて設定されている請求項1又は2記載のデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。
- 前記負荷側電路に対してあらかじめ設定されている前記設定時間の間における前記許容負荷側電路温度上昇率は、前記負荷側電路のそれぞれに接続されている前記負荷それぞれの負荷容量に応じて設定されている請求項1又は2記載のデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。
- 前記負荷側電路に対してあらかじめ設定されている前記設定時間の間における前記許容負荷側電路温度上昇率は、
前記第二の電気機器から前記負荷側電路のそれぞれに接続されている前記負荷までの前記負荷側電路それぞれの長さと、
前記負荷側電路のそれぞれに接続されている前記負荷それぞれの負荷容量
とに応じて設定されている請求項1又は2記載のデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。 - 前記電力装置の近傍に前記電力装置を撮影するデジタルカメラが配備されており、
前記管理者端末から取得した画像情報要求情報及び/又は前記担当者端末から取得した画像情報要求情報に基づいて、前記デジタルカメラが撮影している前記電力装置の画像情報をリアルタイムで出力する画像情報出力手段
を更に備えている請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。 - 前記第一の電気機器は、あらかじめ設定されている許容電流値を越える電流が流れていることを検知したときに電流通過を自動的に遮断する過電流遮断機能を備えている請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。
- 前記筐体の内部の温度である筐体内温度を、常時検知し、検知した前記筐体内温度に関する情報である筐体内温度情報をデジタル情報で出力する筐体内温度情報出力手段と、
前記筐体内温度情報出力手段から取得した筐体内温度が、あらかじめ定められているレベルである第一の筐体内許容温度に到達したときに、前記電力装置を管理している管理者が使用している管理者端末及び、前記電力装置の管理を担当している担当者が所有している担当者端末に対して、前記電力装置を特定する情報と共に、第五の警報通知情報を出力する第五の警報通知情報出力手段と
を、更に、備えている請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。 - 前記筐体内温度情報出力手段から取得した筐体内温度が、前記第一の筐体内許容温度を越えた、あらかじめ定められているレベルである第二の筐体内許容温度に到達したときに、
前記電力装置を管理している管理者が使用している管理者端末及び、前記電力装置の管理を担当している担当者が所有している担当者端末に対して、前記電力装置を特定する情報と共に、第六の警報通知情報を出力する第六の警報通知情報出力手段と、
前記電力装置を介した前記負荷への電力供給を遮断する信号である第三の電力遮断信号を前記電力装置へ出力する第三の電力遮断手段を
更に備えている請求項8記載のデジタルエレクトリックセフティコントロールシステム。
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