JP7016003B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本開示は、食品を加熱する加熱調理器に関する。
代表的な加熱調理器である電子レンジは、鍋およびフライパンを使うことなく、食品を容器に入れたままの状態で加熱することができ、利便性を有している。
弁当または総菜等を容器に入れて販売する販売店においては、購入された商品を、店員が、電子レンジを使って加熱して提供するサービスが行われている。
このような加熱のサービスについて説明する。一般に、弁当または総菜の容器には、電子レンジで加熱するのに最適な加熱時間が表示されている。そして、販売店の店員は、その表示を見て、電子レンジで加熱時間を設定し、弁当または惣菜を加熱する。電子レンジの操作部には、数字キー等が設けられており、販売店の店員が加熱時間(分、秒)を手動で設定する。
また、電子レンジが複数の操作ボタンを備えており、各操作ボタンに、別々の加熱時間が割り当てられている場合もある。この場合、販売店の店員は、複数の操作ボタンから、加熱する商品に対応した操作ボタンを選択する。これにより、その商品に適した加熱制御で商品等を加熱して、購入客に商品を提供することができる。
しかしながら、前者の構成のように、加熱時間(分、秒)を数字キーで設定する場合には、操作回数が多く、煩わしい操作になり、店員が間違った操作をしてしまう可能性がある。また、後者の構成、つまり、複数の操作ボタンそれぞれに、別々の加熱時間を割り当てられている場合には、商品とボタンとの対応付けを店員が記憶する必要があるので、数が増えてくると、記憶が困難になってくる。
いずれにしても、間違った操作がなされてしまう可能性がある。
これらの煩わしさおよび間違い等を解消するために、電子レンジに、商品毎の加熱制御内容を予め記憶させ、販売店の店員、または、購入客が、バーコードリーダを使って、商品に添付されているバーコードの情報(コード情報)を読み取ることが提案されている。電子レンジは、そのコード情報から、商品に対応した加熱制御内容を呼び出して、適切な加熱を行う。
さらに、バーコードリーダを使うのでなく、電子レンジが庫内を撮影するカメラを備えており、庫内に投入された商品の画像から、バーコード部分を抽出して、そのバーコードを読み取る方法も提案されている。電子レンジは、コード情報から、商品に対応した加熱制御内容を呼び出して、適切な加熱を行う(例えば特許文献1)。
上記のように、背景技術では、バーコードリーダまたはカメラを使う等して、電子レンジにコード情報を読み取らせる。そして、電子レンジは、コード情報から、その商品に対応した加熱制御内容を呼び出して、適切な加熱をする。そうすると、操作の煩わしさが解消され、操作の間違いもなくなり、使い勝手が向上する。
特開2001-349546号公報
本開示は、加熱の待ち時間を有効活用するものである。
本開示の加熱調理器は、被加熱物が収納される加熱庫と、表示器と、加熱庫に収納された被加熱物を加熱する加熱部と、加熱庫内を撮影する撮影部と、撮影部が撮影した画像から、被加熱物の情報を認識する認識部と、表示器が表示する内容を制御する表示制御部とを備えている。そして、表示制御部は、使用者に購入を推奨する商品の情報を加熱部の加熱中に表示器に表示させ、使用者に購入を推奨する商品の情報は、被加熱物の情報に基づいて決定するように構成されている。
本開示によれば、加熱の待ち時間を有効活用できる。
図1は、本開示の第1の実施の形態における、加熱調理器の一例である電子レンジの外観を示す斜視図である。 図2は、本開示の第1の実施の形態における、加熱調理器の一例である電子レンジの概略構成を示す図である。 図3は、本開示の第1の実施の形態における、商品に付与されたシールの情報の一例を表す図である。 図4は、本開示の第1の実施の形態における、加熱前半の表示の例を示す図である。 図5は、本開示の第1の実施の形態における、加熱後半の表示の例を示す図である。 図6は、本開示の第1の実施の形態における、表示記憶部が記憶しているデータテーブルの一例を示す図である。 図7は、本開示の第1の実施の形態における、認識部、表示制御部、および、加熱制御部の動作の流れを説明するフローチャートである。 図8は、本開示の第2の実施の形態におけるシステムの構成について示す図である。 図9は、本開示の実施の形態における、表示を記憶するデータテーブルの一例を示す図である。 図10は、本開示の実施の形態における、表示を記憶するデータテーブルの一例を示す図である。
(本開示の基礎となる知見)
しかしながら、上述した従来の技術では、商品を加熱している間の待ち時間が依然として残る。このような待ち時間を有効利用して、購入客からは、推奨される商品情報を知りたいという要望がある。推奨される商品情報とは、期間限定で店舗が推奨、販売する商品の情報、および、購入した商品と同時に飲食することが推奨される商品等の情報である。また、店舗としては、待ち時間を有効利用して、推奨する商品情報を、購入客に提供したいという要望がある。
このため、例えば、店員が、購入客に、口頭で、「一緒に○○は、いかがですか。」と勧める方法が想定される。しかし、この方法は、店員が他の作業を行う必要がある場合には、実施が難しい。また、店員が、推奨の商品を記憶することには限界があるため、実施が難しい。
本開示の第1の態様は、被加熱物が収納される加熱庫と、表示器と、加熱庫に収納された被加熱物を加熱する加熱部と、加熱庫内を撮影する撮影部と、撮影部が撮影した画像から、被加熱物の情報を認識する認識部と、表示器が表示する内容を制御する表示制御部とを備えている。そして、表示制御部は、使用者に購入を推奨する商品の情報を加熱部の加熱中に表示器に表示させ、使用者に購入を推奨する商品の情報は、加熱部の情報に基づいて決定するものである。
これによれば、被加熱物の加熱中に、被加熱物の情報に応じた表示内容を表示できる。これにより、例えば、店舗にとって推奨したい商品の情報、および、購入した商品と同時に飲食することが推奨される商品の情報を提供できる。よって、加熱の待ち時間を有効活用できる。
本開示の第2の態様として、認識部が認識する情報は、被加熱物の種類情報であってもよい。
これによれば、さらに、被加熱物の種類情報に応じた表示内容を表示できるので、購入した商品と同時に飲食することが推奨される商品等の情報を提供することができる。
本開示の第3の態様として、加熱部を制御する加熱制御部をさらに備え、認識部は、さらに、被加熱物の加熱制御情報を認識し、加熱制御部は加熱制御情報に基づき加熱部を制御し、表示器に表示する内容を、加熱制御情報に基づいて、異ならせるものであってもよい。
これによれば、さらに、被加熱物の加熱中に、被加熱物の種類情報と加熱情報とに応じた表示内容を表示できる。これにより、推奨の商品情報を、加熱時間に適した態様で表示することができる。よって、購入客は、加熱時間の経過を、表示内容の態様によって知ることもできる。
本開示の第4の態様として、認識部は、被加熱物に付与された文字およびコードのうち、少なくともいずれかを読取り、被加熱物の情報を認識するものであってもよい。
これによれば、さらに、店員が、被加熱物に適した推奨の商品情報を記憶したり、確認したりする煩わしさを解消できる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略される場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、および、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付される図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより、請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(第1の実施の形態)
図1は、本開示の第1の実施の形態における、加熱調理器の一例である電子レンジ1の外観を示す斜視図である。
図1に示されるように、電子レンジ1は、商品を格納するための筐体2を備え、筐体2に、商品を出し入れするためのドア3が設けられている。ドア3は、表示器としての液晶表示器4と、ドア3を開閉するときに掴む、取っ手5とを備えている。また、電子レンジ1は操作部6を備えていてもよい。後述するが、読み取られた加熱制御情報26等に基づいて自動的に加熱される場合には、操作部6は備えなくともよい。
液晶表示器4は、カラー表示できることが望ましいが、白黒表示であってもよい。また、液晶以外の表示方式の表示器であってもよい。液晶表示器4は、ドア3の前面に設けられている。液晶表示器4は、電子レンジ1の加熱前、加熱中または加熱後に、各種表示を行って、使用者に情報を提供する。
操作部6は、ドア3の側方に設けられている。操作部6は、時間設定ボタン群7と、加熱開始ボタン8と、取消ボタン9と、一時停止ボタン10とを備えている。電子レンジ1は、後述するように、加熱対象(被加熱物)である商品を、撮影部により撮影して、商品に表示されている、商品名ならびに加熱パワーおよび加熱時間を読み取る。液晶表示器4には、読み取られた加熱時間、および、お知らせの文字のうち、少なくともいずれかが表示される。また、電子レンジ1は、読み取られた加熱時間で商品を加熱する。そして、加熱中には、加熱中の商品に適した表示(詳細は後述する)が、液晶表示器4に表示される。
撮影部によって撮影された画像から、加熱時間がうまく読み取れなかった場合、および、加熱時間の表示されていない商品を加熱する場合のために、電子レンジ1には、時間設定ボタン群7が設けられている。使用者は、数字ボタン、ならびに「分」、および、「秒」のボタンを使って、加熱時間を設定することができる。この場合、液晶表示器4には、設定された加熱時間が表示される。
加熱開始ボタン8は、使用者が、液晶表示器4に表示された加熱時間を確認した後、加熱を開始するときに押すボタンである。
取消ボタン9は、使用者が加熱開始ボタン8を押して加熱を開始した後に、加熱途中で加熱を停止させる場合に押されたり、液晶表示器4に表示されている加熱時間の設定を取り消す場合に押されたりするボタンである。
一時停止ボタン10は、使用者が、加熱途中で加熱を一時的に停止させる場合に押されるボタンである。また、加熱を一時停止した場合に、使用者が、再度、加熱開始ボタン8を押すことで、途中から残りの加熱が行われる。
図2は、本開示の第1の実施の形態における、電子レンジ1の概略構成を示す図である。
電子レンジ1は、高周波による商品等の加熱が可能であり、商品等の被加熱物を収納する加熱庫11内に、高周波を出力する加熱部であるマグネトロン12を備えている。電子レンジ1はマグネトロン12により、高周波を加熱庫11に供給して商品を加熱する。マグネトロン12は、後述する加熱制御部20により制御される。
電子レンジ1は、照明13と、照明13が設けられた側面と同じ面に設けられた、撮影部であるカメラ14を備えている。カメラ14は、加熱庫11内の映像を撮影する。カメラ14は、照明13と同じ面に配置されているので、逆光の影響を受けることなく、加熱庫11内を撮影できる。
筐体2には、ドア3の開閉検知のためのドアスイッチ15が設けられている。ドア3は、閉じられる際に、このドアスイッチ15を押し込むための突起部16を備えている。
電子レンジ1は、装置全体の制御を行う、マイクロコンピュータおよびその周辺回路である制御部17を備えている。電子レンジ1は、マイクロコンピュータ上で動作するプログラムにより、各種制御を実行する。図2において、制御部17として示した枠内に、電子レンジ1のマイクロコンピュータによって実現される機能を表す機能ブロックが示されている。
なお、このマイクロコンピュータおよび周辺回路は、後述する制御を行うものであれば、どのような形態であってもよい。制御部17は、演算処理部と、制御プログラムを記憶する記憶部とで構成されていてもよい。演算処理部としては、MPU(Micro Processing Unit)、およびCPU(Central Processing Unit)が例示される。記憶部としては、メモリが例示される。記憶部に記録されている制御プログラムが、演算処理部によって実行される。
また、制御部17は、ハードロジックで構成されてもよい。ハードロジックで構成すれば、処理速度の向上に有効である。各構成要素は、一つの半導体チップで構成されてもよいし、物理的に複数の半導体チップで構成されてもよい。複数の半導体チップで構成した場合には、後述する各制御を、それぞれ別の半導体チップで実現することもできる。
制御部17は、認識部18と、表示制御部19と、加熱制御部20とを備える。さらに、認識部18は、加熱制御情報認識部21と種類認識部22と記憶部(図示せず)とを備える。表示制御部19は、表示記憶部23を備える。なお、記憶部および表示記憶部23は、物理的に、同一のメモリ上に構成されてもよい。
加熱庫11には、弁当、おにぎり、惣菜、および調理パン等から選択される食品である商品(被加熱物)が入れられる。複数の商品それぞれには、商品名、ならびに、商品の加熱制御情報としての、加熱パワーおよび加熱時間が表示された貼付物であるシール24(図3参照)が貼付されている。認識部18は、カメラ14によって撮影された画像のうち、商品に貼付されているシール24の情報の中から、商品名および加熱制御情報が表示されている箇所を抽出し、商品名の文字、および、加熱制御情報の文字(少なくとも数字を含む文字情報)を読み取る。
図3は、本開示の第1の実施の形態における、商品に付与されたシール24の情報の一例を示す図である。
シール24には、少なくとも、商品名25と、加熱制御情報26とが表示されている。さらに、シール24には、金額情報27、消費期限情報28、商品を特定するコード記号の一例であるバーコード29、栄養情報30、および、お知らせ情報31等、いろいろな情報が表示されていてもよい。これらの様々な情報の中から、商品名25および加熱制御情報26を抽出しやすいように、シール24は、商品名25と加熱制御情報26とを囲むように形成された、矩形状の位置指定マークである目印枠32を備えている。
なお、シール24は、商品名25を囲むように形成された、矩形状の位置指定マークである第1の目印枠と、加熱制御情報26を囲むように形成された、矩形状の位置指定マークである第2の目印枠とを備えていてもよい。
このシール24の加熱制御情報26は、二通りの加熱制御情報を含んでいる。具体的には、本実施の形態のシール24の加熱制御情報26には、一般的な家庭用の電子レンジで加熱する時の目安として、例えば500Wの加熱パワーで加熱する場合の加熱時間と、業務用の電子レンジで、大きい加熱パワーで短時間、加熱する時の目安として、例えば1500Wの加熱パワーで加熱する場合の加熱時間とが併記されている。例えば、「500W2分00秒1500W0分40秒」等と表示されている。
加熱制御情報26は、一例として、所定の加熱パワーでの加熱量を表す第1文字列、「500」、その加熱パワーの単位を表す第2文字列、「W」、その加熱パワーでの加熱時間である第3文字列、「2」、その加熱時間の単位を表す第4文字列、「分」、その加熱パワーでの加熱時間を示す第5文字列、「00」、および、その加熱時間の単位を表す第6文字列、「秒」とを、この順に含む文字列である(各文字列は一例である)。加熱制御情報26は、さらに、前述した所定の加熱パワーよりも大きい加熱パワーの加熱量を表す第7文字列、「1500」、その加熱パワーの単位を表す第8文字列、「W」、その加熱パワーでの加熱時間である第9文字列、「0」、その加熱時間の単位を表す第10文字列、「分」、その加熱パワーでの加熱時間を示す第11文字列、「40」、および、その加熱時間の単位を表す第12文字列、「秒」を、この順に含む文字列である。なお、上述した各文字列は一例である。
なお、この例において、加熱量および加熱時間を示す文字列は、数字で記述されている。
なお、本実施の形態では、第2文字列、および、第8文字列として、熱量を表すSI単位である「W(ワット)」を用いたが、加熱パワーの単位を表すものであれば、他の文字または単位でもよい。また、第4文字列、第6文字列、第10文字列、および、第12文字列として、時間の単位を表す文字として「分」または「秒」を用いたが、時間の単位を表すものであれば、他の文字または単位でもよい。
認識部18は、カメラ14によって撮影された画像から、まず、目印枠32を抽出する。次に、認識部18の中の加熱制御情報認識部21は、目印枠32で囲まれた中の英数字を読み取る。すなわち、加熱制御情報認識部21は、目印枠32で囲まれた英数字を「500W2001500W040」という文字列で読み取る。ここで、加熱制御情報認識部21は、「分」、「秒」といった時間の単位を表す文字は読み取らない、または、読み取ったとしても解析には用いない。
そして、加熱制御情報認識部21は、予め定められた解析ルールに従い、文字列を、「W」までの数字列、「W」の後の3桁の数字列、その数字列に続く「W」までの数字列、および、「W」の後の3桁の数字列の4つに分解して、「500」、「200」、「1500」、「040」を得る。さらに、2番目の数字列および4番目の数字列のそれぞれは、最初の1桁が「分」であり、後の2桁が「秒」であるとして解析する。また、加熱制御情報認識部21は、1番目の数字列が加熱パワーであり、2番目の数字列の時間と対応していて、3番目の数字列が加熱パワーであり、4番目の数字列の時間と対応しているとして解析する。この結果、加熱制御情報認識部21は、「500Wで2分」、「1500Wで40秒」という加熱制御情報を認識する。
次に、シール24に表示された商品名25について説明する。シール24の商品名25は、例えば、「幕の内弁当」、「焼肉弁当」、もしくは「唐揚げ弁当」等の弁当の名称、「鮭おにぎり」、「梅おにぎり」、もしくは「明太子おにぎり」のおにぎりの名称、または、「カレーパン」、「焼きそばパン」、もしくは「たまごパン」のパンの名称である。商品名25は、商品の種類を示す種類情報と、食材情報との組合せで構成されるが、いずれか一方を含まない場合もある。
種類情報は、記憶部に登録された特定の文字列(単語)である。種類情報は、例えば、「弁当」、「おにぎり」、および「パン」である。食材情報は、商品の慣用名称(例えば、「幕の内」)、商品もしくは食品に含まれる食材、または、料理名称を示す名称である。食材情報の一例は、例えば、「焼肉」、「唐揚げ」、「鮭」、「梅」、「明太子」、「カレー」、「焼きそば」、および「たまご」である。
また、種類情報を含まない商品名25は、例えば、惣菜商品の「肉じゃが」、「麻婆豆腐」、および「さばの味噌煮」である。
種類認識部22は、目印枠32に囲まれた文字列の中から、種類情報として記憶部に登録された、特定の単語を探す。例えば種類認識部22は、「弁当」、「おにぎり」、または「パン」という単語が文字列にあるかどうかを探す。「幕の内弁当」、「焼肉弁当」、および「唐揚げ弁当」等は「弁当」の単語を含んでいて、「鮭おにぎり」、「梅おにぎり」、および「明太子おにぎり」等は「おにぎり」という単語を含んでいて、「カレーパン」、「焼きそばパン」、および「たまごパン」等は「パン」という単語を含んでいる。一方、「肉じゃが」、「麻婆豆腐」、および「さばの味噌煮」等は上述のいずれの単語も含んでいない。
これにより、認識部18は、商品が、「弁当」という単語を含む弁当類なのか、「おにぎり」という単語を含むおにぎり類なのか、「パン」という単語を含む調理パン類なのか、いずれの単語も含まない惣菜類なのかを認識する。この例では、認識部18は、商品の種類を四通りに分けて認識する。
つまり、認識部18は、目印枠32に囲まれた文字列から、種類情報を探し、記憶部に登録された種類情報に一致していれば、その種類情報に応じた種類に分類し、一致するものがなければ、その他の種類に分類する。これにより、認識部18は、記憶部に登録された種類情報の数に、「1」を加えた数の商品の種類(以下、商品種類と称する)に、商品を分類する。
次に、電子レンジ1の動作について説明する。使用者は、ドア3を開けて、商品を加熱庫11に入れ、ドア3を閉じる。制御部17は、ドアスイッチ15により、ドア3が開けられ、閉じられたことを検出すると、カメラ14の撮影を行う。
カメラ14により撮影された加熱庫11内部の画像から、上述したように、加熱制御情報認識部21が加熱制御情報を認識し、種類認識部22が商品の種類を認識する。
加熱制御情報認識部21は認識した二通りの加熱制御情報を、加熱制御部20に送る。加熱制御部20は、二通りの加熱制御情報のうち、電子レンジ1で使える加熱パワーの範囲内で、より大きいパワーの加熱制御情報を選択し、表示制御部19に送る。表示制御部19は、加熱制御部20が選択した加熱制御情報に含まれる加熱時間を、液晶表示器4に表示する。
使用者は、液晶表示器4に適切な加熱時間が表示されたことを確認して、加熱開始ボタン8を押す。加熱制御部20は、ドアスイッチ15から、ドア3が閉じられていることを示す信号を受け、かつ、操作部6から、加熱開始ボタン8が押されたことを示す信号を受けると、加熱制御部20が選択した加熱パワーおよび加熱時間で商品を加熱するよう、マグネトロン12を制御する。
図4および図5に、加熱中の液晶表示器4の表示の例を示す。
図4は、本開示の第1の実施の形態における、加熱前半の液晶表示器4の表示の例を示す図である。図5は、本開示の第1の実施の形態における、加熱後半の液晶表示器4の表示の例を示す図である。
加熱中の液晶表示器4に表示される画像は、画面情報に配置されたテキスト表示部分33と、画面中央に配置された画像表示部分34と、画面下方に配置された加熱制御情報表示部分35とを含んでいる。テキスト表示部分33および画像表示部分34に表示される内容は、それぞれ、表示記憶部23に予め記憶されている。
テキスト表示部分33には、購入客へのメッセージとして、定型テキストが表示される。表示記憶部23には、一つ以上の定型テキストが登録されている。例えば、テキスト表示部分33に表示する内容は二種類あり、一つは「あわせてご購入されることをお勧めします」との第1定型テキストであり、もう一つは「来週から販売される予定の商品です」との第2定型テキストである。
表示制御部19は、加熱の残り時間に応じて、第1定型テキストと第2定型テキストとの切替えを行う。表示制御部19は、テキスト表示部分33に、加熱開始から、加熱制御部20が選択した加熱制御情報に含まれる加熱時間のうち、所定割合(例えば、50%)が経過するまでの間は、第1定型テキストの「あわせてご購入されることをお勧めします」を表示し、加熱時間のうち、所定割合(例えば、50%)が経過後、加熱終了までの時間は、「来週から販売される予定の商品です」を表示させる。
また、加熱開始から、加熱制御部20が選択した加熱制御情報に含まれる加熱時間のうち、所定割合(例えば、50%)が経過するまでの間、表示制御部19は、画像表示部分34に、加熱中の商品の購入客に推奨する商品情報(以下、推奨商品情報と称する)を表示させる。推奨商品情報は、例えば、商品の外観画像と、商品名と、金額の文字画像とを含む画像(以下、推奨商品画像と称する)である。推奨商品画像は、表示記憶部23に予め記憶されている。表示記憶部23には、推奨商品画像が、商品種類ごとに、複数、登録されている。そして、複数の推奨商品画像は、優先順位とともに登録されている。つまり、複数の推奨商品画像は、商品種類である弁当類、おにぎり類、パン類、および惣菜類等の商品種類ごとに分類されて、また、それぞれの商品種類における優先順位を付けられて、記憶されている。
図6は、本開示の第1の実施の形態における、表示記憶部23が記憶しているデータテーブルの一例を示す図である。
例えば、商品種類が、「幕の内弁当」、「焼肉弁当」、および「唐揚げ弁当」等の弁当類であれば、推奨商品画像として、味噌汁等の汁物商品と、お茶等の飲料商品とが登録されている。商品種類が、「鮭おにぎり」、「梅おにぎり」、および「明太子おにぎり」等の、おにぎり類であれば、推奨商品画像として、惣菜商品と、お茶等の飲料商品とが登録されている。商品種類が、「カレーパン」、「焼きそばパン」、および「たまごパン」等のパン類であれば、牛乳等の乳性飲料商品と、ジュース等の清涼飲料商品とが、推奨商品画像として登録されている。商品種類が、「肉じゃが」、「麻婆豆腐」、および「さばの味噌煮」等の惣菜類であれば、推奨商品画像として、白ご飯、または、おにぎりなどのごはん類の商品と、お茶等の飲料商品とが登録されている。
加熱が開始されると、加熱時間が、加熱制御部20が選択した加熱制御情報に含まれる加熱時間のうち、所定割合(例えば、50%)を経過するまで、表示制御部19は、種類認識部22で認識された商品種類に応じて、表示記憶部23で分類して記憶されている情報の中から、優先順位の高い推奨商品画像から順に、所定時間(例えば、5秒)ごとに切り替えながら、画像表示部分34に表示させることを繰り返す。
例えば、種類認識部22が認識した商品種類が弁当類であれば、それにあわせて購入することがお勧めされる、味噌汁等の汁物商品の商品画像と、お茶等の飲料商品の商品画像とが、優先順位に応じて順次表示される。商品種類がおにぎり類であれば、あわせて購入することがお勧めされる、惣菜商品の商品画像と、お茶等茶系飲料商品の商品画像とが、優先順位に応じて順次表示される。また、商品種類がパン類であれば、あわせて購入することがお勧めされる、牛乳等の乳性飲料商品の商品画像と、ジュース等の清涼飲料商品の商品画像とが表示される。商品種類が惣菜類であれば、あわせて購入することがお勧めされる、おにぎり類の商品の商品画像と、お茶等の茶系飲料商品の商品画像とが、優先順位に応じて順次表示される。
次に、加熱時間が、加熱制御部20が選択した加熱制御情報に含まれる加熱時間のうち、所定割合(例えば、50%)経過後、加熱制御部20が選択した加熱制御情報に含まれる加熱時間を経過するまでに、表示制御部19が行う表示について説明する。
表示記憶部23には、さらに、今後発売される予定の新商品の情報(以下、新商品情報と称する)の複数の商品画像も記憶されている。新商品情報は、商品種類とは関連することなく、複数の商品画像が、優先順位を付けられて記憶されている。
加熱時間が、加熱制御部20が選択した加熱制御情報に含まれる加熱時間のうち、所定割合(例えば、50%)経過後、加熱制御部20が選択した加熱制御情報に含まれる加熱時間を経過するまでに、表示制御部19は、画像表示部分34に、新商品情報の商品画像を、所定時間(例えば、5秒)ごとに切り替えながら、順次表示させる。
このように、加熱時間の前半には、加熱中の商品と同時に購入することをお勧めする商品の商品画像が液晶表示器4に表示され、後半には、今後発売が予定されている新商品の商品画像が液晶表示器4に表示される。この順序は逆でも構わない。
加熱制御情報表示部分35には、加熱終了までの残り時間が表示される。また、加熱中の加熱パワーが表示されてもよい。
図7は、本開示の第1の実施の形態における、認識部18、表示制御部19、および、加熱制御部20の動作の流れを説明するフローチャートである。
図7には、ドア3が開いた状態からの動作が示されている。つまり、図7のフローチャートは、商品の購入者が、ドア3を開けて中に商品を入れた状態から始まる。
ステップS601で、制御部17は、ドアスイッチ15によりドア3が閉じられたか否かを検出する。ドア3が閉じられたことを制御部17が検知したら(S601,YES)、ステップS602に進む。一方、ドア3が閉じられたことを制御部17が検知しなければ(S601,NO)、制御部17は、ステップS601でドア3を閉じられるのを待つ。
ステップS602で、制御部17は、カメラ14により、加熱庫11内の画像を撮影する。
ステップS603で、認識部18は、カメラ14が撮影した加熱庫11内の商品の画像から目印枠32を探し、目印枠32が存在するか否かを認識する。目印枠32が見つかれば(S603,YES)、ステップS604に進む。一方、目印枠32が見つからなければ(S603,NO)ステップS613に進む。
ステップS604で、種類認識部22は、見つけられた目印枠32の中の商品名25から、種類情報(キーワード)として、例えば「弁当」、「おにぎり」、または「パン」という単語があるかどうかを認識してステップS605に進む。
ステップS605で、種類認識部22は、「弁当」が見つかれば弁当類、「おにぎり」が見つかればおにぎり類、「パン」が見つかればパン類、いずれも見つからなければ惣菜類として、商品を分類する。そして、種類認識部22は、分類された情報を表示制御部19に送り、ステップS606に進む。
ステップS606では、加熱制御情報26が、目印枠32の中に書かれている加熱制御情報を、例えば「500Wで2分」、「1500Wで40秒」と認識して、認識結果を加熱制御部20に送る。そして、ステップS607に進む。
ステップS607では、加熱制御部20は、加熱開始ボタン8が押されるのを待つ。また併せて、加熱制御部20は、ドアスイッチ15によりドア3が閉じられていることを確認する。加熱制御部20が、ドア3が閉じられていて加熱開始ボタン8が押されたことを検知できれば(S607,YES)、ステップS608に進む。一方、加熱開始ボタン8が押されているという条件、および、ドア3が閉じられているという条件のうち、いずれかが満たされていない場合には(S607,NO)、ステップS607が繰り返される。
ステップS608で、加熱制御部20は、マグネトロン12を駆動して加熱を開始する。加熱制御部20は、加熱制御情報認識部21から送られた二通りの加熱制御情報のうち、電子レンジ1で使える加熱パワーの範囲内で、より大きいパワーの方の、加熱パワーと加熱時間を選択する。例えば、電子レンジ1が、業務用の電子レンジであれば、加熱制御部20は、1500Wと40秒とを選択し、1500Wの加熱パワーで40秒加熱するように制御する。そして、ステップS609に進む。
ステップS609で、表示制御部19は、液晶表示器4に、種類認識部22が分類した、商品の分類に応じた内容を表示させる。例えば、加熱庫11内の商品が幕の内弁当であり、種類認識部22が弁当類と分類したのであれば、表示制御部19は、それに対応した推奨商品、例えば味噌汁等の汁物商品、および、お茶等の茶系飲料商品等の画像を、表示記憶部23から呼び出す。また、表示制御部19は、それに対応した定型テキスト、例えば、「あわせてご購入されることをお勧めします」を、表示記憶部23から呼び出す。
そして、表示制御部19は、画像表示部分34に、所定時間(例えば、5秒)間隔で、複数の画像を切り替えながら表示させる。また、表示制御部19は、テキスト表示部分33に「あわせてご購入されることをお勧めします」の文字を表示させる。また、表示制御部19は、加熱制御情報表示部分35に、加熱の残り時間をカウントダウンさせながら表示させる。そしてステップS610に進む。
ステップS610において、表示制御部19は、加熱時間が、加熱制御部20が選択した加熱時間のうち、所定割合(例えば、50%)を経過したかどうかを判定する。例えば、表示制御部19は、加熱制御部20が行っている加熱時間が40秒であれば、加熱開始からの時間が20秒を経過したかどうかを判定する。所定割合(例えば、50%)が経過したのであれば(S610,YES)、ステップS611に進む。一方、所定割合が経過していなければ(S610,NO)、ステップS609に戻る。
ステップS611では、表示制御部19は、液晶表示器4に、表示記憶部23から呼び出された新商品情報を表示する。具体的には、表示制御部19は、画像表示部分34に、今後発売予定の商品の商品画像を、所定時間(例えば、5秒)間隔で、複数切り替えながら表示する。また、表示制御部19は、テキスト表示部分33に、表示記憶部23から呼び出した定型テキスト、例えば、「来週から販売される予定の商品です」の文字を表示する。また、表示制御部19は、加熱制御情報表示部分35に、加熱終了までの残り時間をカウントダウンさせながら表示させて、ステップS612に進む。
ステップS612において、表示制御部19は、加熱制御部20が選択した加熱時間が経過して、加熱が終了したかどうかを判定し、加熱が終了していれば(S612,YES)処理を終了する。一方、加熱が終了していないのであれば(S612,NO)、ステップS611に戻る。
ステップS603において、目印枠32が見つからない場合(S603,NO)は、ステップS613に進む。
ステップS613に進んだ場合には、加熱時間を自動的には設定できないので、使用者が、時間設定ボタン群7を使って加熱時間を設定する。この場合には、商品分類もわからないので、ステップS609に進むことなく、ステップS611に進む。ステップS611では、すでに述べたように、今後発売予定の商品の商品画像が表示される。
このようにして、本実施の形態によれば、カメラ14が撮影した加熱庫11内部の画像から、認識部18の種類認識部22が商品の種類を認識する。そして、表示制御部19が、種類認識部22の認識した結果により、液晶表示器4の表示内容を制御する。これにより、店舗にとって推奨したい商品の情報、および、購入した商品と同時に飲食することが推奨される商品情報を、加熱待ち時間中にお知らせできる。このため、加熱待ち時間を有効活用できる。
(第2の実施の形態)
次に、本開示の第2の実施の形態として、表示記憶部23を、電子レンジ1とは別のサーバ装置36に設けたシステム例について、図8に基づいて説明する。
図8は、本開示の第2の実施の形態におけるシステムの構成について示す図である。
図8において、電子レンジ1の制御部17は通信部37を備えており、種類認識部22で認識された、商品の種類情報が、通信部37からサーバ装置36に送信される。サーバ装置36では、通信部38で種類情報を受信し、表示記憶部23に記憶する。この場合、表示記憶部23を電子レンジ1に設ける必要がない。
サーバ装置36では、受信した種類情報に基づいて、表示記憶部23に記憶されている複数の表示情報の中から、種類情報に合わせた表示内容を抽出して、通信部38から送信する。制御部17は、通信部37で表示内容を示す情報を受信し、表示制御部19が液晶表示器4を制御して表示させる。
上述したように、第2の実施の形態によれば、サーバ装置36を複数の電子レンジ1と繋ぐことができ、例えば情報集約センターに一台のサーバ装置36を設置して、系列の多くの店舗の電子レンジと繋ぐことで、表示情報の更新等も効率よく行うことができる。
なお、上述した各実施の形態では、種類認識部22は、商品名に含まれるキーワードから商品種類を認識して分類するとしたが、本開示はこれに限定されない。例えば、文字のキーワードではなく、バーコード等の記号情報に基づいて分類をしてもよい。また、画像から、例えば色分布の解析等により、ごはん類、パン類、および惣菜類等の商品種類を認識して分類してもよい。
図9および図10は、本開示の実施の形態における、表示を記憶するデータテーブルの一例を示す図である。
上述した各実施の形態では、商品の種類を認識して分類したが、種類ではなく、金額情報27を基に分類してもよい。例えば、金額情報27に基づいて商品を分類するのであれば、図9に示されるように、金額の総額を、例えば1000円と予め決めておき、認識した金額情報27との差額、つまり残った金額で購入可能な商品を、推奨商品として表示してもよい。
また、商品の種類および金額情報でなく、栄養情報30を基に商品を分類してもよい。
例えば、図10に示されるように、カロリーの上限を例えば1000kcalと予め決めておき、認識した栄養情報30にある熱量との差を算出して、残りのカロリーの範囲内の商品を推奨商品として表示してもよい。また、認識した栄養情報30にある栄養素において、不足している栄養素を補う商品を、推奨商品として表示してもよい。そして、種類情報、金額情報、および栄養情報のうち、少なくともいずれかの情報等を組合せて推奨商品を表示してもよい。
また、各実施の形態で説明した商品画像は、静止画であっても、動画であってもよい。商品画像が動画である場合には、加熱制御部20が選択した加熱時間に応じて、表示制御部19が、動画の再生時間を、圧縮したり、伸張したりしてもよい。
なお、上述の各実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において、種々の変更、置き換え、付加、および省略等を行うことができる。
以上のように本開示によれば、使用者が商品を加熱庫内に入れて加熱すると、加熱待ち時間中に、加熱中の商品と同時に食べたり飲んだりすることが推奨される商品情報を知らせることができる。これにより、店員等の煩わしさを解消することができるので、販売店で使われる電子レンジの他、家庭用の電子レンジ、炊飯器、および、IHクッキングヒータ等、加熱調理器全般に適用でき、有用である。
1 電子レンジ
2 筐体
3 ドア
4 液晶表示器(表示器)
5 取っ手
6 操作部
7 時間設定ボタン群
8 加熱開始ボタン
9 取消ボタン
10 一時停止ボタン
11 加熱庫
12 マグネトロン(加熱部)
13 照明
14 カメラ(撮影部)
15 ドアスイッチ
16 突起部
17 制御部
18 認識部
19 表示制御部
20 加熱制御部
21 加熱制御情報認識部
22 種類認識部
23 表示記憶部
24 シール
25 商品名
26 加熱制御情報
27 金額情報
28 消費期限情報
29 バーコード
30 栄養情報
31 お知らせ情報
32 目印枠
33 テキスト表示部分
34 画像表示部分
35 加熱制御情報表示部分
36 サーバ装置
37,38 通信部

Claims (4)

  1. 被加熱物が収納される加熱庫と、
    表示器と、
    前記加熱庫に収納された前記被加熱物を加熱する加熱部と、
    前記加熱庫内を撮影する撮影部と、
    前記撮影部が撮影した画像から、前記被加熱物の情報を認識する認識部と、
    前記表示器が表示する内容を制御する表示制御部とを備え、
    前記表示制御部は、使用者に購入を推奨する商品の情報を前記加熱部の加熱中に前記表示器に表示させる、加熱調理器であって、
    前記使用者に購入を推奨する商品の情報は、前記被加熱物の情報に基づいて決定される、加熱調理器。
  2. 前記認識部が認識する前記情報は、前記被加熱物の種類情報である
    請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記加熱部を制御する加熱制御部をさらに備え、
    前記認識部は、さらに、前記被加熱物の加熱制御情報を認識し、
    前記加熱制御部は、前記加熱制御情報に基づき前記加熱部を制御し、
    前記表示制御部は、前記表示器に表示する内容を、前記加熱制御情報に基づいて、異ならせる
    請求項1または請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記認識部は、前記被加熱物に付与された文字およびコードのうち、少なくともいずれかを読取り、前記被加熱物の情報を認識する
    請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の加熱調理器。
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