JP7013316B2 - 遠心圧縮機 - Google Patents
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Description
そのため、圧縮機の小型化により、スクロール流路の巻き終わり部近傍から流体の圧縮機からの出口にかけて、流路の壁面からの流体の剥離が生じるおそれがある。このような剥離が生じると、圧縮機の性能が低下してしまう。
回転軸の外周に固定されたインペラと、
前記インペラの外周側に設けられるディフューザと、
前記インペラおよび前記ディフューザを収容するケーシングと、
前記ディフューザの出口に接続され、スクロール内周壁および該スクロール内周壁の外周側に位置するスクロール外周壁によって渦巻き状に形成されたスクロール流路と、
前記スクロール流路からの流体を前記ケーシングの外部に導くための吐出流路を形成するように、前記ケーシングに接続された吐出配管と、
を備え、
前記スクロール内周壁は、前記ディフューザの出口よりも径方向内側に位置し、
前記吐出配管は、前記回転軸の軸方向から見たとき、前記吐出配管の内壁面のうち前記スクロール内周壁に連なる内周側領域が、前記ケーシングに対する前記吐出配管の接続位置において、前記回転軸の中心を通過する線分であって前記吐出配管の出口部の中心軸に平行な第1線分よりも、前記スクロール流路の巻き終わり部側に位置する。
その点、上記(4)の構成によれば、上記の交差角度が30度以内であるので、スクロール流路の巻き終わり部から吐出配管の出口部に至る流体の流路の向きが径方向内側に向くことを緩和してスクロール流路の巻き終わり部近傍における流体の遠心力を抑制して該流路の壁面からの流体の剥離を抑制できる。
その点、上記(6)の構成によれば、上記接続位置における内周側領域と、第1線分との離間距離がスクロール内周壁の最小曲率半径の0.2倍以上であるので、スクロール流路の巻き終わり部から上記接続位置における内周側領域に至る流体の流路の向きが径方向内側に向くことを緩和して巻き終わり部近傍における流体の遠心力を抑制して該流路の壁面からの流体の剥離を抑制できる。
その点、上記(8)の構成によれば、吐出配管の出口部の中心軸と、第1線分との離間距離がスクロール内周壁の最小曲率半径の0.3倍以上であるので、スクロール流路の巻き終わり部から吐出配管の出口部に至る流体の流路の向きが径方向内側に向くことを緩和して巻き終わり部近傍における流体の遠心力を抑制して該流路の壁面からの流体の剥離を抑制できる。
前記吐出配管の内壁面は、前記吐出流路の延在方向から見た断面形状が前記吐出配管の入口部で矩形であり、前記出口部で円形であり、前記入口部側から前記出口部側にかけて前記断面形状が矩形から円形へ徐々に変化する変化部を有し、
前記変化部における前記吐出配管の前記内壁面は、前記スクロール内周壁に連なる内側壁面と、前記スクロール外周壁に連なり前記内側壁面に対向する外側壁面と、を有し、
前記内周側領域は、前記内側壁面における領域を含む。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、幾つかの実施形態に係る遠心圧縮機の回転軸の軸方向に沿った断面図である。図2は、一実施形態に係る遠心圧縮機の吐出口における径方向に沿った断面図である。
図1に示すように、遠心圧縮機1は、ケーシング2と、ケーシング2内で回転自在に支持されるロータ7を備えている。ロータ7は、回転軸(シャフト)4と、シャフト4の外面に固定されている複数段のインペラ8と、を有する。
ロータ7は、ラジアル軸受20,22及びスラスト軸受24より回転可能に支持されており、中心Oの周りを回転するようになっている。
吐出口18には、ケーシング2に接続された吐出配管50の一端50aが接続されている。
吐出配管50は、スクロール流路30からの流体をケーシング2の外部に導くための吐出流路51が内部に形成されている。吐出流路51における一端50a側の入口部55は、ケーシング2に形成された出口流路19と連通している。吐出流路51における他端50b側の出口部52の外周側には、例えば外部の配管と接続するためのフランジ部53が形成されている。
なお、図示する実施形態において、ケーシング2内部の流路9は、複数のダイアフラム10によって少なくとも部分的に形成されている。
図2及び図3に示すように、第1ダイアフラム12の凹部31の一対の側面15,17は、それぞれ、スクロール流路30の径方向に沿った壁面を形成している。
すなわち、スクロール流路30は、スクロール流路30の延在方向、すなわち周方向から見た断面の形状が矩形である。以下の説明では、スクロール流路30における、周方向から見た該断面の図心を通る、周方向に沿った仮想的な曲線をスクロール流路30の中心線ax1とする。
スクロール流路30は、ディフューザ36の出口43に接続されている。
このように、スクロール外周壁30bを形成するケーシング2の内周面3が遠心圧縮機1の回転中心を中心とする円筒形である場合、該円筒形の内周面3を利用して、スクロール流路30を容易に形成することができる。
また、スクロール外周壁30bを形成するケーシング2の内周面3が中心Oを中心とする円筒形であり、ロータ7と同心であるので、遠心圧縮機1の構造を簡素化することができる。
そのため、遠心圧縮機1の小型化により、スクロール流路30の巻き終わり部45の近傍から流体の遠心圧縮機1からの出口に至る流路の壁面からの流体の剥離が生じるおそれがある。このような剥離が生じると、遠心圧縮機1の性能が低下してしまう。なお、図2及び後述する図4における2点鎖線で囲んだ領域Eは、上記のような剥離が生じ易い領域である。
なお、幾つかの実施形態において、スクロール流路30の巻き終わり部45は、最終段インペラ8Aの回転方向に沿って徐々に曲率半径が小さくなるスクロール内周壁30aにおいて、スクロール内周壁30aが軸方向から見てスクロール内周壁30aよりも径方向内側に曲率の中心を有し、且つ、中心Oからの距離が最も短い位置75に対応するスクロール流路30の位置を指すものとする。
したがって、後述する図4のように、スクロール内周壁30aのうち、位置75よりも吐出口18側で、軸方向から見て直線状に形成されている領域において中心Oからの距離が最も短い位置76は、巻き終わり部45に対応する位置ではない。
幾つかの実施形態に係る遠心圧縮機1は、上述したように、回転軸4の外周に固定されたインペラ8と、インペラ8(図1参照)の外周側に設けられるディフューザ36(図3参照)と、インペラ8およびディフューザ36を収容するケーシング2とを備える。幾つかの実施形態に係る遠心圧縮機1は、上述したように、ディフューザ36の出口43に接続され、スクロール内周壁30aおよび該スクロール内周壁30aの外周側に位置するスクロール外周壁30bによって渦巻き状に形成されたスクロール流路30と、スクロール流路30からの流体をケーシング2の外部に導くための吐出流路51を形成するように、ケーシング2に接続された吐出配管50とを備える。幾つかの実施形態に係る遠心圧縮機1では、上述したように、スクロール内周壁30aは、ディフューザ36の出口43よりも径方向内側に位置する。
これにより、スクロール流路30の巻き終わり部45から吐出配管50の出口部52に至る流体の流路の曲がりが少なくなり、該流路における圧力損失を抑制できる。
図2、図5及び図6に示す実施形態に係るスクロール内周壁30aでは、中心Oからの距離が最も短い位置75から吐出口18側の領域81は、中心Oからの距離が最も短い位置75におけるスクロール内周壁30aの接線の延在方向と同じ方向に直線状に延在している。
図4に示す実施形態に係るスクロール内周壁30aでは、中心Oからの距離が最も短い位置75から吐出口18側の領域81は、中心Oからの距離が最も短い位置75におけるスクロール内周壁30aの接線77よりも径方向の内側を通過するように、すなわち、該接線77よりも図4における左側の領域で直線状に延在している。
これにより、位置75よりも吐出口18側の領域81が、吐出口18側に向かうにつれて周方向にさらに回り込むような形状とされている場合と比べて、領域81における流体の剥離を抑制できる。
これにより、吐出配管50の内壁面60のうちスクロール内周壁30aに連なる内周側領域61が少なくとも一部の領域で直線状に形成されるので、吐出流路51の曲がりが少なくなり、吐出流路51における圧力損失を抑制できる。
なお、図6に示す実施形態では、突部86は、出口流路19の領域19aの全体、及び、吐出配管50の内周側領域61のうち一端50aから他端50bにかけて、出口流路19及び吐出流路51の内側に向かって突出する。
突部85,86は、回転軸4の軸方向から見たときに、それぞれ内周側領域61よりも第1線分71側に曲率中心を持つ。
回転軸4の軸方向から見たときの、直線状部63の上記延在方向と第1線分71の延在方向との交差角度θが例えば30度を超えると、スクロール流路30の巻き終わり部45から吐出配管50の出口部52に至る流体の流路の向きがより径方向内側に向くことで巻き終わり部45近傍における流体の遠心力が大きくなって該流路の壁面からの流体の剥離が生じ易くなる。
その点、図2、図4及び図5に示す実施形態では、上記の交差角度θが30度以内であるので、スクロール流路30の巻き終わり部45から吐出配管50の出口部52に至る流体の流路の向きが径方向内側に向くことを緩和して巻き終わり部45近傍における流体の遠心力を抑制して該流路の壁面からの流体の剥離を抑制できる。
すなわち、図2及び図5に示す実施形態では、回転軸4の軸方向から見たときの、直線状部63の上記延在方向と第1線分71の延在方向との交差角度θが0度になるので、巻き終わり部45近傍における流体の遠心力をより一層抑制して、スクロール流路30の巻き終わり部45から吐出配管50の出口部52に至る流体の流路の壁面からの流体の剥離をより一層抑制できる。
その点、図2及び図4~図6に示す実施形態では、上記離間距離d1がスクロール内周壁30aの最小曲率半径Rminの0.2倍以上であるので、巻き終わり部45から上記の位置54aに至る流体の流路の向きが径方向内側に向くことを緩和して巻き終わり部45近傍における流体の遠心力を抑制して該流路の壁面からの流体の剥離を抑制できる。
これにより、巻き終わり部45近傍における流体の遠心力をより一層抑制して、巻き終わり部45から上記の位置54aに至る流体の流路の壁面からの流体の剥離をより一層抑制できる。
その点、図2及び図4~図6に示す実施形態では、上記の離間距離d2がスクロール内周壁30aの最小曲率半径Rminの0.3倍以上であるので、巻き終わり部45から吐出配管50の出口部52に至る流体の流路の向きが径方向内側に向くことを緩和して巻き終わり部45近傍における流体の遠心力を抑制して該流路の壁面からの流体の剥離を抑制できる。
図2及び図4~図6に示す実施形態では、スクロール流路30の巻き終わり部45近傍おける流体の遠心力を抑制するために、上述したように、内周側領域61が上記の接続位置54において第1線分71よりもスクロール流路30の巻き終わり部45側に位置するように遠心圧縮機1を構成した。その結果、吐出配管50の出口部52が従来の遠心圧縮機と比べて幅方向、すなわち出口部52の中心軸52aと直交する方向に位置することとなるため、フランジ部53の側面がケーシング2の幅からはみ出す場合がある。
その点、図2及び図4~図6に示す実施形態では、吐出配管50の出口部52のフランジ部53の側面からの遠心圧縮機1の最大幅d3は、ケーシング外形Dの1.2倍以内であるので、吐出配管50を含めた遠心圧縮機1の幅が大きくなることを抑制できる。
なお、図9は、従来の遠心圧縮機1Aの吐出口における径方向に沿った断面図である。
図5及び図6に示す実施形態では、回転軸4の軸方向から見たときの領域19b及び外周側領域62の形状は、図2及び図4に示す実施形態の領域19b及び外周側領域62の形状と同じである。
すなわち、図5及び図6に示す実施形態では、出口流路19及び吐出流路51の流路の形状は、突部85又は突部86の有無を除いて、図2に示す実施形態の出口流路19及び吐出流路51の流路の形状と同じである。
また、図2及び図4に示す実施形態では、吐出流路51は、吐出流路51の延在方向、すなわち吐出流路51を通過する流体の主たる流れの方向に沿って見た断面の形状が一端50a側では矩形であり、他端50b側では円形である。以下の説明では、吐出流路51における、該断面の図心を通る仮想的な線を吐出流路51の中心線ax3とする。
図7は、図2に示す実施形態に係る変化部56における断面形状の変化の様子を説明するための図であり、中心線ax1,ax2、中心軸52aに垂直な断面の形状を示している。図8は、図4に示す実施形態に係る変化部56における断面形状の変化の様子を説明するための図であり、中心線ax1,ax2、中心軸52aに垂直な断面の形状を示している。
第1位置101は、巻き終わり部45からわずかに出口流路19側に寄った位置であり、第2位置102は、出口流路19内の位置である。第3位置103~第5位置105は、それぞれ吐出流路51内の位置であり、第3位置103から第5位置105にかけて順に一端50a側から他端50b側に向かって並んでいる。
第1位置121は、巻き終わり部45から出口流路19側に寄った位置であり、第2位置122は、出口流路19内の位置である。第3位置123~第5位置125は、それぞれ吐出流路51内の位置であり、第3位置123から第5位置125にかけて順に一端50a側から他端50b側に向かって並んでいる。
これにより、変化部56において吐出配管50の入口部55側から出口部52側にかけて断面形状が矩形から円形へ徐々に変化するので、断面形状の急変部がなく、吐出配管50における内側壁面141からの流体の剥離を抑制できる。
これにより、吐出流路51において流体の剥離が生じ易い領域に上記の突部85,86が形成されているので、吐出流路51の壁面からの流体の剥離を抑制できる。
例えば、上述した幾つかの実施形態では、遠心圧縮機1が複数段のインペラを備えた多段式の遠心圧縮機であったが、遠心圧縮機1は、1段のインペラを備えた単段式の遠心圧縮機であってもよい。
2 ケーシング
4 回転軸(シャフト)
8 インペラ
19 出口流路
30 スクロール流路
30a スクロール内周壁
30b スクロール外周壁
36 ディフューザ
43 出口
45 巻き終わり部
50 吐出配管
51 吐出流路
52 出口部
54 接続位置
55 入口部
56 変化部
60 内壁面
61 内周側領域
63 直線状部
71 第1線分
72 第2線分
85,86 突部
Claims (10)
- 回転軸の外周に固定されたインペラと、
前記インペラの外周側に設けられるディフューザと、
前記インペラおよび前記ディフューザを収容するケーシングと、
前記ディフューザの出口に接続され、スクロール内周壁および該スクロール内周壁の外周側に位置するスクロール外周壁によって渦巻き状に形成されたスクロール流路と、
前記スクロール流路からの流体を前記ケーシングの外部に導くための吐出流路を形成するように、前記ケーシングに接続された吐出配管と、
を備え、
前記スクロール内周壁は、前記ディフューザの出口よりも径方向内側に位置し、
前記吐出配管は、前記回転軸の軸方向から見たとき、前記吐出配管の内壁面のうち前記スクロール内周壁に連なる内周側領域が、前記ケーシングに対する前記吐出配管の接続位置において、前記回転軸の中心を通過する線分であって前記吐出配管の出口部の中心軸に平行な第1線分よりも、前記スクロール流路の巻き終わり部側に位置し、
前記吐出流路の中心線は、前記スクロール流路の径方向の幅の中心線を前記巻き終わり部における延在方向に延長した第2線分に対して、前記吐出配管の入口部から出口部に向かうにつれて径方向外側に離れ、
前記第2線分は、前記吐出配管の入口部から出口部に向かうにつれて前記第1線分に近づく
遠心圧縮機。 - 前記第2線分は、前記吐出配管の出口部の開口を通過する
請求項1に記載の遠心圧縮機。 - 前記内周側領域は、前記吐出配管の入口部から前記出口部の間の前記入口部を含む少なくとも一部の領域で前記入口部側から前記出口部側に向かって直線状に形成された直線状部を有する
請求項1または2に記載の遠心圧縮機。 - 前記回転軸の軸方向から見たときの、前記直線状部の前記入口部側から前記出口部側に向かう延在方向と前記第1線分の延在方向との交差角度は、30度以内である
請求項3に記載の遠心圧縮機。 - 前記回転軸の軸方向から見たときの、前記直線状部の前記入口部側から前記出口部側に向かう延在方向と前記第1線分の延在方向とが一致する
請求項4に記載の遠心圧縮機。 - 前記回転軸の軸方向から見たときの、前記ケーシングに対する前記吐出配管の接続位置における前記内周側領域と、前記第1線分との離間距離は、前記スクロール内周壁の最小曲率半径の0.2倍以上である
請求項1乃至5の何れか一項に記載の遠心圧縮機。 - 前記回転軸の軸方向から見たときの、前記ケーシングに対する前記吐出配管の接続位置における前記内周側領域と、前記第1線分との離間距離は、前記スクロール内周壁の最小曲率半径と等しい
請求項6に記載の遠心圧縮機。 - 前記回転軸の軸方向から見たときの、前記吐出配管の前記出口部の中心軸と、前記第1線分との離間距離は、前記スクロール内周壁の最小曲率半径の0.3倍以上である
請求項1乃至7の何れか一項に記載の遠心圧縮機。 - 前記吐出配管の内壁面は、前記吐出流路の延在方向から見た断面形状が前記吐出配管の入口部で矩形であり、前記出口部で円形であり、前記入口部側から前記出口部側にかけて前記断面形状が矩形から円形へ徐々に変化する変化部を有し、
前記変化部における前記吐出配管の前記内壁面は、前記スクロール内周壁に連なる内側壁面と、前記スクロール外周壁に連なり前記内側壁面に対向する外側壁面と、を有し、
前記内周側領域は、前記内側壁面における領域を含む
請求項1乃至8の何れか一項に記載の遠心圧縮機。 - 前記内周側領域は、前記吐出配管の入口部から前記出口部の間の少なくとも一部の領域で前記吐出流路の内側に向かって突出する突部が形成されている
請求項1乃至9の何れか一項に記載の遠心圧縮機。
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