JP7007969B2 - 携帯端末、プログラム - Google Patents

携帯端末、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7007969B2
JP7007969B2 JP2018061896A JP2018061896A JP7007969B2 JP 7007969 B2 JP7007969 B2 JP 7007969B2 JP 2018061896 A JP2018061896 A JP 2018061896A JP 2018061896 A JP2018061896 A JP 2018061896A JP 7007969 B2 JP7007969 B2 JP 7007969B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incoming call
function
mobile terminal
execution
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018061896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019174613A (ja
Inventor
紀久 伊藤
明峰 永田
惇也 鈴木
里恵 執行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichikosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichikosho Co Ltd filed Critical Daiichikosho Co Ltd
Priority to JP2018061896A priority Critical patent/JP7007969B2/ja
Publication of JP2019174613A publication Critical patent/JP2019174613A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7007969B2 publication Critical patent/JP7007969B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は携帯端末、及び携帯端末で実行されるプログラムに関する。
カラオケ歌唱を行う際、利用者が所有する携帯端末を用い、カラオケ装置に対して各種指示を実行する技術が知られている。たとえば、携帯端末とカラオケ装置とをペアリングすることにより、携帯端末をリモコン装置として用いることができる。
また、特許文献1には、カラオケ装置においてカラオケ演奏を行う際、携帯端末を介して各歌唱区間に対応する歌詞を事前に報知する機能(以下、「リードナレーション機能」)を備えたシステムが開示されている。
特開2015-011244号公報
ところで、携帯端末は電話機能を有するものがある。このような携帯端末においてリードナレーション機能を実行する場合、その最中に着信がある可能性もある。
本発明の目的は、リードナレーション機能の実行中に着信があった場合に、利用者が望む対応を支援する携帯端末、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、カラオケ装置と通信可能に接続される携帯端末であって、前記カラオケ装置においてカラオケ演奏を行う際、各歌唱区間のカラオケ演奏開始前に、各歌唱区間に対応する歌詞を事前に報知するリードナレーション機能を実行する実行部と、前記リードナレーション機能の実行中にあった着信を受けるかどうかを示す着信対応情報を設定する情報設定部と、前記リードナレーション機能の実行中に着信があった場合、前記着信対応情報に応じて、前記リードナレーション機能の実行を停止するよう前記実行部を制御する機能制御部と、を有する携帯端末である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、リードナレーション機能の実行中に着信があった場合に、利用者が望む対応を支援できる。
第1実施形態に係る携帯端末及びカラオケ装置を示した概略図である。 第1実施形態に係る携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 第1実施形態に係る携帯端末のソフトウェア構成を示す図である。 第1実施形態に係る着信対応情報を示す図である。 第1実施形態に係る携帯端末の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る着信対応情報を示す図である。 第2実施形態に係る携帯端末の動作を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
図1~図5を参照して、第1実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態では、利用者U1及び利用者U2がカラオケ装置Kを使用してカラオケ歌唱を行う場合を例に説明する。
カラオケ装置Kは、利用者が選曲した楽曲のカラオケ演奏、及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。また、本実施形態に係るカラオケ装置Kは、各携帯端末においてリードナレーション機能を実行するためのデータを提供する(後述)。
利用者U1は携帯端末M1を所有しており、利用者U2は携帯端末M2を所有している。各携帯端末は、電話機能を有する一般的なスマートフォン等である。各携帯端末には、カラオケ歌唱の際に使用する専用アプリケーションソフトウェア(以下、「カラオケアプリ」)がインストールされている。カラオケアプリは、サーバ(図示無し)や、サーバが提供するWebサイトからダウンロードすることで入手できる。
各携帯端末とカラオケ装置Kは、ペアリングされることで互いに通信可能となる。ペアリングは公知の手法を利用することができる。ペアリングは、たとえば、カラオケ装置Kが設置されたカラオケルームへの入室後、カラオケアプリを起動させた場合に実行される。ペアリングされた後、利用者は、カラオケアプリを利用して、たとえばカラオケ装置Kに付属するリモコン装置と同様の操作(楽曲の予約等)を行うことができる。また、本実施形態において、利用者は、カラオケアプリを利用してリードナレーション機能を実行できる(後述)。なお、携帯端末M1及び携帯端末M2は、同様の構成(機能)を備えるため、以下では携帯端末M1を例に説明を行う。
==携帯端末==
図2に示すように、携帯端末M1は、記憶部10、通信部11、表示部12、入力部13、放音部14、及び制御部15を備える。
[記憶部、通信部、表示部、入力部、通話部]
記憶部10は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。本実施形態に係る記憶部10は、着信対応情報(後述)を記憶する。通信部11は、ペアリングされたカラオケ装置Kとの接続を行うためのインターフェースを提供する。表示部12は、各種情報を表示させるディスプレイである。入力部13は、利用者U1が各種指示入力を行うための構成である。入力部13は、たとえば、利用者U1からの音声入力を受け付けるためのマイクや、利用者U1が各情報を入力するための操作ボタンである。表示部12をタッチパネル形式で構成し、入力部13として用いてもよい。放音部14は、たとえば、携帯端末M1に備えられたスピーカである。
[制御部]
制御部15は、携帯端末M1における各種の制御を行う。制御部15は、CPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
図3は携帯端末M1のソフトウェア構成例を示す図である。制御部15は、実行部100、情報設定部200、演奏指示部300、及び機能制御部400として機能する。
(実行部)
実行部100は、カラオケ装置においてカラオケ演奏を行う際、各歌唱区間のカラオケ演奏開始前に、各歌唱区間に対応する歌詞を事前に報知するリードナレーション機能を実行する。
リードナレーション機能は、たとえば、特開2015-11244号公報に記載の技術を利用できる。リードナレーション機能を利用することにより、他の利用者(聴衆)に気づかれることなく、カラオケ歌唱を行う利用者本人にのみ歌詞を報知できる。また、特開2015-11244号公報に記載の技術のように、音声で歌詞を報知することにより、視覚に障害を持つ利用者に対する歌唱支援を行うこともできる。更に、利用者本人に歌詞を報知することで、カラオケ装置Kの表示装置に歌詞テロップを表示する必要が無い。従って、聴衆は表示装置に表示される映像を楽しむことができる。
本実施形態におけるリードナレーション機能の実行について説明する。利用者U1は、カラオケ装置Kが設置されている部屋に入室後、携帯端末M1でカラオケアプリを起動させる。カラオケアプリの起動により、カラオケ装置Kと携帯端末M1はペアリングされる。その後、利用者U1は、リモコン装置または携帯端末M1を介して楽曲Xのカラオケ歌唱の予約を行う。また、この際、利用者U1は、カラオケアプリ上でリードナレーション機能の使用を選択する。当該選択に応じて、実行部100は、ペアリングされているカラオケ装置Kに対し、リードナレーション用データの送信を要求する。
リードナレーション用データの送信要求を受けたカラオケ装置Kは、楽曲Xの歌詞テロップデータから、当該歌詞を音声として出力可能とする歌詞音声データを作成し、楽曲Xの各歌唱区間のカラオケ演奏が開始される前に携帯端末M1に送信する。なお、カラオケ装置Kは、カラオケ演奏が開始される前に全ての歌詞音声データを一括で送信してもよいし、カラオケ演奏の進行に応じて、歌唱区間毎の歌唱音声データを順次送信してもよい。
実行部100は、受信した歌詞音声データに基づいて、歌唱区間に対応する歌詞を放音部14から放音させる。なお、リードナレーション用データは、歌詞音声データでは無く、歌詞テロップデータそのものでもよい。この場合、実行部100は、歌詞テロップデータに基づいて表示部12に歌詞を表示させることにより、リードナレーション機能を実行する。また、リードナレーション用データとして、歌詞音声データ及び歌詞テロップデータを用いてもよい。この場合、実行部100は歌詞音声データに基づいて放音部14から歌詞を放音させ、且つ歌詞テロップデータに基づいて表示部12に歌詞を表示させる。
(情報設定部)
情報設定部200は、リードナレーション機能の実行中にあった着信を受けるかどうかを示す着信対応情報を設定する。
各携帯端末は電話機能を有するため、リードナレーション機能の実行中に着信がある可能性がある。情報設定部200は、この際に着信を受けるかどうかを示す着信対応情報を設定する。
具体的に、情報設定部200は、携帯端末に登録されている電話番号毎に着信対応情報を設定する。
たとえば、携帯端末M1の電話帳に100名の電話番号が登録されているとする。この場合、情報設定部200は、利用者U1からの指示入力に基づいて、電話番号毎に着信があった場合にその着信を受けるか、受けないかを設定する。図4は、設定された着信対応情報のリストの例を示す。図4によれば、知人女性W等、リードナレーション機能の実行中であっても着信を受けたい相手20名に対し、「優先」が登録されている。一方、上司B等、リードナレーション機能の実行中には着信を拒否したい相手80名に対し、「無視」が登録されている。
設定された着信対応情報のリストは記憶部10に記憶される。なお、利用者U1は、一端設定された着信対応情報について、カラオケアプリ上で変更することも可能である。
(演奏指示部)
演奏指示部300は、カラオケ装置Kに対し、カラオケ演奏に関する指示を出力する。たとえば、利用者U1は、楽曲Xを予約した後、入力部13を介して演奏開始の指示入力を行う。演奏指示部300は、当該指示入力に応じて、カラオケ装置Kに対し、カラオケ演奏を開始するよう指示を出力する。或いは、楽曲Xのカラオケ演奏を中止したい場合、利用者U1は、入力部13を介して演奏中止の指示入力を行う。演奏指示部300は、当該指示入力に応じて、カラオケ装置Kに対し、カラオケ演奏を中止するよう指示を出力する。
(機能制御部)
機能制御部400は、リードナレーション機能の実行中に着信があった場合、着信対応情報に応じて、リードナレーション機能の実行を停止するよう実行部100を制御する。
たとえは、利用者U1がリードナレーション機能を利用して楽曲Xのカラオケ歌唱を行っているとする。そして、リードナレーション機能の実行中、携帯端末M1に知人女性Wから着信があったとする。この場合、機能制御部400は、着信があった電話番号を、記憶部10に記憶された着信対応情報のリストから特定する。機能制御部400は、特定された電話番号に対応付けられた着信対応を参照する。図4の例によれば、知人女性Wの着信対応は「優先」である。この場合、機能制御部400は、リードナレーション機能の実行を停止するよう実行部100に指示を行う。実行部100は、当該指示に基づいてリードナレーション機能の実行を停止する。リードナレーション機能が停止されたことにより、利用者U1は、携帯端末M1に着信を受けたい相手から着信があったことを把握できる。
一方、リードナレーション機能の実行中、携帯端末M1に上司Bから着信があったとする。図4の例によれば、上司Bの着信対応は「無視」である。この場合、機能制御部400は、実行部100に対して特段の指示を行わない。従って、実行部100は、引き続きリードナレーション機能の実行を行う。
また、機能制御部400は、リードナレーション機能の実行を停止する場合、カラオケ演奏を中止する指示を出力するよう演奏指示部300を制御することも可能である。
上記例において、知人女性Wから着信があった場合、機能制御部400は、リードナレーション機能の実行を停止するよう実行部100に指示を行う。この際、機能制御部400は、カラオケ演奏を中止する指示を出力するよう演奏指示部300に指示を行う。当該指示を受け、演奏指示部300は、カラオケ装置Kに対し、楽曲Xのカラオケ演奏を中止させる指示を自動的に送信する。カラオケ装置Kは、当該指示に基づいてカラオケ演奏を中止する。なお、機能制御部400は、リードナレーション機能の実行を停止する場合、更に所定の条件を満たした場合にのみカラオケ演奏を中止する指示を出力するよう演奏指示部300を制御してもよい。所定の条件は、たとえば、カラオケ演奏が1番のサビまで行われたかどうか等、カラオケ演奏の進行状況に基づいて設定できる。
なお、予め設定された着信対応情報に含まれない電話番号から着信がある場合もありうる。この場合、機能制御部400は、リードナレーション機能の実行を停止させてもよいし、引き続きリードナレーション機能を実行させてもよい。
==携帯端末における処理について==
次に、図5を参照して本実施形態に係る携帯端末M1における動作の具体例について述べる。図5は、携帯端末M1における動作例を示すフローチャートである。利用者U1が所有する携帯端末M1とカラオケ装置Kとはペアリングされており、互いに通信可能になっている。また、利用者U1は、楽曲Xのカラオケ歌唱を予約し、且つ携帯端末M1でリードナレーション機能の実行を選択したとする。また、以下の説明では、リードナレーション機能の実行を停止させる例について述べる。
カラオケ装置Kにおいて楽曲Xのカラオケ演奏が開始された後、実行部100は、カラオケ装置K1から受信する歌詞音声データに基づいて、リードナレーション機能を実行する(リードナレーション機能の実行。ステップ10)。実行部100は、カラオケ演奏が終了するまで(ステップ11でYの場合)、歌詞音声データに基づくリードナレーション機能を実行する。なお、携帯端末M1は、カラオケ装置Kから受信するカラオケ演奏終了を示す信号に基づいてカラオケ演奏の終了を判断してもよいし、歌詞音声データが所定時間受信されない場合にカラオケ演奏が終了したと判断してもよい。
リードナレーション機能の実行中に携帯端末M1に着信があった場合(ステップ12でYの場合)、機能制御部400は、着信を受けた電話番号に対応する電話番号を、記憶部10に記憶された着信対応情報のリストから特定する。機能制御部400は、特定された電話番号に対応付けられた着信対応を参照する(着信対応情報を参照。ステップ13)。
着信対応が「優先」の場合(ステップ14でYの場合)、機能制御部400は、リードナレーション機能の実行を停止するよう実行部100に指示を行う(機能停止を指示。ステップ15)。実行部100は、当該指示に基づいてリードナレーション機能の実行を停止する(機能の停止。ステップ16)。なお、カラオケ演奏が終了した場合(ステップ11でYの場合)にも、実行部100はリードナレーション機能を停止する。また、着信対応が「無視」の場合(ステップ14でNの場合)、機能制御部400は、実行部100に対して特段の指示を行わない。従って、実行部100は、リードナレーション機能の実行を継続する。
以上から明らかなように、本実施形態に係る携帯端末M1は、カラオケ装置Kと通信可能に接続される。携帯端末M1は、カラオケ装置Kにおいてカラオケ演奏を行う際、各歌唱区間のカラオケ演奏開始前に、各歌唱区間に対応する歌詞を事前に報知するリードナレーション機能を実行する実行部100と、リードナレーション機能の実行中にあった着信を受けるかどうかを示す着信対応情報を設定する情報設定部200と、リードナレーション機能の実行中に着信があった場合、着信対応情報に応じて、リードナレーション機能の実行を停止するよう実行部100を制御する機能制御部400とを有する。
このような携帯端末M1によれば、リードナレーション機能の実行中に着信があった場合に、利用者が設定した着信対応情報に基づいて、リードナレーション機能を停止するか継続するかを自動的に決定できる。利用者が着信を受けたい相手から着信があった場合、リードナレーション機能が停止されるため、利用者は着信を受けたい相手から着信があったことを把握でき、すぐに着信を受けることができる。一方で、利用者が着信を拒否したい相手から着信があった場合、リードナレーション機能は継続されるため、利用者は着信に邪魔されることなくカラオケ歌唱を継続できる。すなわち、本実施形態に係る携帯端末M1によれば、リードナレーション機能の実行中に着信があった場合、利用者が望む対応(着信を受ける、または着信を受けない)を支援できる。
なお、この場合、カラオケ装置Kは、リードナレーション機能を停止した場合であってもカラオケ演奏を継続することができる。そのため、着信を受けた利用者U1以外の利用者U2が引き続きカラオケ歌唱を行うことも可能である。
一方、携帯端末M1は、カラオケ装置Kに対し、カラオケ演奏に関する指示を出力する演奏指示部300を有し、機能制御部400は、リードナレーション機能の実行を停止する場合、カラオケ演奏を中止する指示を出力するよう演奏指示部300を制御することも可能である。
このような携帯端末M1によれば、リードナレーション機能だけでなくカラオケ演奏を中止させることもできる。従って、利用者は着信を受けたい相手から着信があったことをより確実に把握できる。
また、情報設定部200は、携帯端末に登録されている電話番号毎に着信対応情報を設定することができる。この場合、携帯端末M1は、リードナレーション機能の実行中に着信を受けたい相手と着信を拒否したい相手とを電話番号毎に区別して記憶できる。
更に、本実施形態におけるプログラムは、カラオケ装置Kと通信可能に接続される携帯端末M1において実行される。当該プログラムは、携帯端末M1を、カラオケ装置Kにおいてカラオケ演奏を行う際、各歌唱区間のカラオケ演奏開始前に、各歌唱区間に対応する歌詞を事前に報知するリードナレーション機能を実行する実行部100、リードナレーション機能の実行中にあった着信を受けるかどうかを示す着信対応情報を設定する情報設定部200、リードナレーション機能の実行中に着信があった場合、着信対応情報に応じて、リードナレーション機能の実行を停止するよう実行部100を制御する機能制御部400、として機能させる。このようなプログラムによれば、携帯端末M1においてリードナレーション機能の実行中に着信があった場合、利用者が望む対応(着信を受ける、または着信を受けない)を支援できる。
<第2実施形態>
次に、図6及び図7を参照して、第2実施形態に係る携帯端末M1について説明する。本実施形態では、着信を受ける時刻に応じてリードナレーション機能の実行を停止または継続する例について述べる。第1実施形態と同様の構成については詳細な説明を省略する。
(情報設定部)
本実施形態に係る情報設定部200は、着信を受ける時刻に応じて着信対応情報を設定する。
情報設定部200は、利用者U1からの指示入力に基づいて、電話番号毎に着信があった場合にその着信を受けるか、受けないかを設定する。このような設定を行う際、利用者U1は、着信を受ける時刻を併せて入力できる。情報設定部200は、当該入力に応じて、ある電話番号について、個別に着信を受ける時刻を設定することができる。着信を受ける時刻は、利用者が着信を受けてもよい(或いは着信を拒否したい)と考える具体的な時刻である。図6は、設定された着信対応情報のリストの例を示す。図6によれば、知人女性W等、リードナレーション機能の実行中であっても着信を受けたい相手20名に対し、「優先」が登録されている。一方、上司B1等、リードナレーション機能の実行中には着信を拒否したい相手80名に対し、「無視」が登録されている。ここで、一部の相手(上司B1及び上司B2等)については、着信を受ける時刻に応じて着信対応が登録されている。具体的に、上司B1及び上司B2については、「19:00以降、無視」という着信対応が登録されている。この場合、上司B1及び上司B2については、19:00以前であれば着信を受ける(すなわち、「優先」)ものとして扱われる。
(機能制御部)
第1実施形態と同様、利用者U1がリードナレーション機能を利用して楽曲Xのカラオケ歌唱を行っているとする。そして、リードナレーション機能の実行中、18:50に携帯端末M1に上司B1から着信があったとする。この場合、機能制御部400は、着信があった電話番号を、記憶部10に記憶された着信対応情報のリストから特定する。機能制御部400は、特定された電話番号に対応付けられた着信対応を参照する。ここで、図6の例によれば、上司B1の着信対応は、「19:00以降、無視」である。この場合、現在時刻が18:50であるため、機能制御部400は、着信対応を「優先」であると判断する。従って、機能制御部400は、リードナレーション機能の実行を停止するよう実行部100に指示を行う。
一方、リードナレーション機能の実行中、19:05に携帯端末M1に上司B2から着信があったとする。ここで、図6の例によれば、上司B2の着信対応は、「19:00以降、無視」である。この場合、現在時刻が19:05であるため、機能制御部400は、着信対応を「無視」であると判断する。従って、機能制御部400は、実行部100に対して特段の指示を行わない。実行部100は、引き続きリードナレーション機能の実行を行う。
また、第1実施形態と同様、機能制御部400は、リードナレーション機能の実行を停止する場合、カラオケ演奏を中止する指示を出力するよう演奏指示部300を制御することも可能である。
==携帯端末における処理について==
次に、図7を参照して本実施形態に係る携帯端末M1における動作の具体例について述べる。図7は、携帯端末M1における動作例を示すフローチャートである。利用者U1が所有する携帯端末M1とカラオケ装置Kとはペアリングされており、互いに通信可能になっている。また、利用者U1は、楽曲Xのカラオケ歌唱を予約し、且つ携帯端末M1でリードナレーション機能の実行を選択したとする。また、以下の説明では、リードナレーション機能の実行を停止させる例について述べる。
カラオケ装置Kにおいて楽曲Xのカラオケ演奏が開始された後、実行部100は、カラオケ装置K1から受信する歌詞音声データに基づいて、リードナレーション機能を実行する(リードナレーション機能の実行。ステップ20)。実行部100は、カラオケ演奏が終了するまで(ステップ21でYの場合)、歌詞音声データに基づくリードナレーション機能を実行する。
リードナレーション機能の実行中に携帯端末M1に着信があった場合(ステップ22でYの場合)、機能制御部400は、着信を受けた電話番号に対応する電話番号を、記憶部10に記憶された着信対応情報のリストから特定する。機能制御部400は、特定された電話番号に対応付けられた着信対応を参照する(着信対応情報を参照。ステップ23)。
着信対応が「優先」の場合(ステップ24でYの場合)、機能制御部400は、リードナレーション機能の実行を停止するよう実行部100に指示を行う(機能停止を指示。ステップ25)。実行部100は、当該指示に基づいてリードナレーション機能の実行を停止する(機能の停止。ステップ26)。なお、カラオケ演奏が終了した場合(ステップ21でYの場合)にも、実行部100はリードナレーション機能を停止する。
一方、着信対応が「無視」の場合(ステップ24でNの場合)、機能制御部400は、当該「無視」の着信対応に対して、着信を受ける時刻が設定されているかどうかを確認する。着信を受ける時刻が設定されている場合(ステップ27でYの場合)、且つ現在時刻が、設定された着信を受ける時刻を経過していない場合(ステップ28でNの場合)、機能制御部400は、リードナレーション機能の実行を停止するよう実行部100に指示を行う(機能停止を指示。ステップ25)。逆に、着信を受ける時刻が設定されていない場合(ステップ27でNの場合)、または現在時刻が、設定された着信を受ける時刻を経過している場合(ステップ28でYの場合)、機能制御部400は、実行部100に対して特段の指示を行わない。従って、実行部100は、リードナレーション機能の実行を継続する。
以上から明らかなように、本実施形態に係る携帯端末M1における情報設定部200は、着信を受ける時刻に応じて着信対応情報を設定することができる。このような携帯端末M1によれば、着信を受けるかどうかの設定を、ある相手から着信を受ける時刻を加味して行うことができる。
なお、上記例では電話番号毎に着信を受ける時刻を設定する例について述べたが、これに限られない。たとえば、電話番号に関わらず、19:00以前は着信を受ける時刻とし、19:00以降は着信を受けない時刻として設定してもよい。
<その他>
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 実行部
200 情報設定部
300 演奏指示部
400 機能制御部
K カラオケ装置
M1、M2 携帯端末

Claims (5)

  1. カラオケ装置と通信可能に接続される携帯端末であって、
    前記カラオケ装置においてカラオケ演奏を行う際、各歌唱区間のカラオケ演奏開始前に、各歌唱区間に対応する歌詞を事前に報知するリードナレーション機能を実行する実行部と、
    前記リードナレーション機能の実行中にあった着信を受けるかどうかを示す着信対応情報を設定する情報設定部と、
    前記リードナレーション機能の実行中に着信があった場合、前記着信対応情報に応じて、前記リードナレーション機能の実行を停止するよう前記実行部を制御する機能制御部と、
    を有する携帯端末。
  2. 前記カラオケ装置に対し、前記カラオケ演奏に関する指示を出力する演奏指示部を有し、
    前記機能制御部は、前記リードナレーション機能の実行を停止する場合、前記カラオケ演奏を中止する指示を出力するよう前記演奏指示部を制御することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記情報設定部は、前記携帯端末に登録されている電話番号毎に前記着信対応情報を設定することを特徴とする請求項1または2記載の携帯端末。
  4. 前記情報設定部は、着信を受ける時刻に応じて前記着信対応情報を設定することを特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の携帯端末。
  5. カラオケ装置と通信可能に接続される携帯端末で実行されるプログラムであって、
    前記携帯端末を、
    前記カラオケ装置においてカラオケ演奏を行う際、各歌唱区間のカラオケ演奏開始前に、各歌唱区間に対応する歌詞を事前に報知するリードナレーション機能を実行する実行部、
    前記リードナレーション機能の実行中にあった着信を受けるかどうかを示す着信対応情報を設定する情報設定部、
    前記リードナレーション機能の実行中に着信があった場合、前記着信対応情報に応じて、前記リードナレーション機能の実行を停止するよう前記実行部を制御する機能制御部、
    として機能させるためのプログラム。
JP2018061896A 2018-03-28 2018-03-28 携帯端末、プログラム Active JP7007969B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018061896A JP7007969B2 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 携帯端末、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018061896A JP7007969B2 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 携帯端末、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019174613A JP2019174613A (ja) 2019-10-10
JP7007969B2 true JP7007969B2 (ja) 2022-01-25

Family

ID=68168649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018061896A Active JP7007969B2 (ja) 2018-03-28 2018-03-28 携帯端末、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7007969B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011109685A (ja) 2010-12-24 2011-06-02 Kyocera Corp 携帯電話
JP2015011244A (ja) 2013-06-29 2015-01-19 株式会社第一興商 歌詞表示制御システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3956263B2 (ja) * 1999-07-19 2007-08-08 ヤマハ株式会社 電話装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011109685A (ja) 2010-12-24 2011-06-02 Kyocera Corp 携帯電話
JP2015011244A (ja) 2013-06-29 2015-01-19 株式会社第一興商 歌詞表示制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019174613A (ja) 2019-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6928882B2 (ja) 情報処理装置、音声認識システム、及び、情報処理方法
JP6418820B2 (ja) 情報処理装置、表示制御方法、及びコンピュータプログラム
KR20140022824A (ko) 오디오 상호작용 메시지 교환
US9300795B2 (en) Voice input state identification
JP2002073322A (ja) オンデマンド・インタフェース装置とそのウィンドウ表示装置
US7499969B1 (en) User interface for multiway audio conferencing
JP5005103B1 (ja) 通話システム
JP5254487B1 (ja) 携帯情報端末、シャドー音声管理方法及びコンピュータプログラム
JP6101841B1 (ja) 順番待ちを管理するシステム、サーバ、方法、及びプログラム
WO2015131490A1 (zh) 语音数据传输处理的方法、终端和计算机存储介质
JP7007969B2 (ja) 携帯端末、プログラム
JP6774843B2 (ja) カラオケシステム
JP2016157010A (ja) 歌唱評価装置及び歌唱評価用プログラム
JP7290524B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP6615031B2 (ja) カラオケ装置
JP7079650B2 (ja) カラオケシステム
JP5190941B2 (ja) カラオケシステム
JP7471752B2 (ja) サーバ装置
JP7484943B2 (ja) カラオケ用プログラム、及び、カラオケ装置
JP5391725B2 (ja) テレビ会議装置、テレビ会議システム、テレビ会議制御方法、及びテレビ会議装置のプログラム
JP2022182019A (ja) 会議システム、会議方法、及び会議プログラム
JP2018036609A (ja) カラオケシステム
JP2021121823A (ja) カラオケシステム
JP6749201B2 (ja) カラオケシステム
JP6790619B2 (ja) 発話判定装置、発話判定システム、プログラム及び発話判定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7007969

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150