JP7006847B2 - 移動体測位装置および移動体測位システム - Google Patents

移動体測位装置および移動体測位システム Download PDF

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Description

この発明は、移動体測位装置および移動体測位システムに関する。
特許文献1は、移動体測位装置を開示する。当該移動体測位装置によれば、移動体の位置を算出し得る。
日本特開2010-288112号公報
しかしながら、特許文献1に記載の移動体測位装置は、移動体の位置を算出する際に移動体の速度を用いる。このため、移動体の位置の誤差が大きくなることもある。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、移動体の位置を精度よく算出することができる移動体測位装置および移動体測位システムを提供することである。
この発明に係る移動体測位装置は、建築物のランドマークが撮影範囲の内部に入るように設けられたカメラが移動体に設けられたマーカーを撮影した際の画像に基づいて、当該画像の内部における前記ランドマークと前記マーカーとの座標を算出する画像処理部と、前記画像処理部の算出結果に基づいて、実座標における前記ランドマークに対する前記移動体の相対座標を算出する位置算出部と、を備え、前記画像処理部は、前記マーカーの画像から高さ情報を読み取り、前記位置算出部は、前記カメラの内部パラメータとランドマーク形状サイズと前記ランドマークの座標とを用いて、前記カメラの画像の内部における前記ランドマークの座標と前記マーカーの座標との相対ベクトルを算出し、前記高さ情報に基づき前記相対ベクトルの高度補正を行い、前記高度補正された相対ベクトルを実座標における前記ランドマークの座標と前記マーカーの座標との相対ベクトルに変換することで、実座標における前記ランドマークに対する前記移動体の相対座標を算出する。
この発明に係る移動体測位システムは、建築物のランドマークが撮影範囲の内部に入るように設けられたカメラと、前記カメラが移動体に設けられたマーカーを撮影した際の画像に基づいて、実座標における前記ランドマークに対する前記移動体の相対座標を算出する請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の移動体測位装置と、を備えた。
この発明によれば、移動体測位装置は、ランドマークとマーカーとの画像から実座標におけるランドマークに対する移動体の相対座標を算出する。このため、移動体の位置を精度よく算出することができる。
実施の形態1における移動体測位システムの構成図である。 実施の形態1における移動体測位システムにおいて算出される相対ベクトルを示す図である。 実施の形態1における移動体測位システムの移動体測位装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態1における移動体測位システムの移動体測位装置のハードウェア構成図である。 実施の形態2における移動体測位システムの構成図である。 実施の形態2における移動体測位システムの移動体測位装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。 実施の形態3における移動体測位システムの構成図である。 実施の形態3における移動体測位システムの移動体測位装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1における移動体測位システムの構成図である。
図1において、ランドマーク1は、建築物に設けられる。ランドマーク1は、画像認識し得るように設けられる。例えば、ランドマーク1は、二次元バーコードである。例えば、ランドマーク1は、建築物の一部で特徴的な形状の部分である。
移動体2は、自律移動し得るように設けられる。マーカー3は、移動体2の上面に設けられる。例えば、マーカー3は、二次元バーコードである。
移動体測位システムは、少なくとも一つのカメラ4と移動体測位装置5とを備える。
例えば、カメラ4は、建築物の天井に設けられる。カメラ4は、ランドマーク1が撮影範囲に入るように配置される。
移動体測位装置5は、画像処理部6と位置算出部7とを備える。
画像処理部6は、ランドマーク検出部6aとランドマーク座標算出部6bとマーカー検出部6cとマーカー座標算出部6dとを備える。
ランドマーク検出部6aは、カメラ4の画像からランドマーク1を検出する。ランドマーク座標算出部6bは、ランドマーク検出部6aの検出結果に基づいてカメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の座標を算出する。マーカー検出部6cは、移動体2がカメラ4の撮影範囲に入った際にカメラ4の画像からマーカー3を検出する。マーカー座標算出部6dは、マーカー検出部6cの検出結果に基づいてカメラ4の画像の内部におけるマーカー3の座標を算出する。
位置算出部7は、カメラ内部パラメータ記憶部7aとランドマーク形状サイズ記憶部7fと画像内相対ベクトル算出部7bと実座標内相対ベクトル算出部7cとを備える。
カメラ内部パラメータ記憶部7aは、カメラ4の内部パラメータの情報を記憶する。ランドマーク形状サイズ記憶部7fは、ランドマーク形状サイズの情報を記憶する。ランドマーク形状サイズの情報は、ランドマーク1と合同な図形を再現可能とするための情報である。例えば、ランドマーク1が多角形である場合、ランドマーク形状サイズの情報として、各辺の長さと対応する内角との情報があればよい。
画像内相対ベクトル算出部7bは、画像処理部6からのカメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルを算出する。実座標内相対ベクトル算出部7cは、カメラ内部パラメータ記憶部7aに記憶された情報とランドマーク形状サイズ記憶部7fに記憶された情報とランドマーク検出部6aが出力したランドマーク1の座標の情報とに基づいて、画像内相対ベクトル算出部7bにより算出された相対ベクトルを実座標におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルに変換する。
なお、画像の内部におけるランドマーク1の座標は、カメラ4による投影面上におけるランドマーク1の位置を表す。従って、カメラ4の座標系と実座標系との関係を示す投影行列は、ランドマーク形状サイズとランドマーク1の座標とから、例えば公知の手法であるpnp問題を解くことで算出される。次に、当該投影行列にカメラ4の内部パラメータの補正を加えて得た行列を、画像の内部における相対ベクトルに乗ずることで、実座標における相対ベクトルが得られる。
次に、図2を用いて、カメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルを説明する。
図2は実施の形態1における移動体測位システムにおいて算出される相対ベクトルを示す図である。
図2に示されるように、カメラ4の画像の内部において、平面座標は、ランドマーク1の位置を原点として予め設定される。平面座標において、x軸とy軸とは、互いに直交する。相対ベクトルは、ランドマーク1とマーカー3との距離およびx軸に対するマーカー3の方向の角度で定義される。
次に、図3を用いて、移動体測位装置5の動作の概要を説明する。
図3は実施の形態1における移動体測位システムの移動体測位装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、移動体測位装置5は、ランドマーク1を検出する。その後、移動体測位装置5は、ステップS2の動作を行う。ステップS2では、移動体測位装置5は、カメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の座標を算出する。
その後、移動体測位装置5は、ステップS3の動作を行う。ステップS3では、移動体測位装置5は、マーカー3が検出されたか否かを判定する。ステップS3でマーカー3が検出されない場合、移動体測位装置5は、ステップS3の動作を行う。ステップS3でマーカー3が検出された場合、移動体測位装置5は、ステップS4の動作を行う。ステップS4では、移動体測位装置5は、カメラ4の画像の内部におけるマーカー3の座標を算出する。
その後、移動体測位装置5は、ステップS5の動作を行う。ステップS5では、移動体測位装置5は、カメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルを算出する。
その後、移動体測位装置5は、ステップS6の動作を行う。ステップS6では、実座標におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルを算出する。その後、移動体測位装置5は、動作を終了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、移動体測位装置5は、ランドマーク1とマーカー3との画像から実座標におけるランドマーク1に対する移動体2の相対座標を算出する。このため、移動体2の位置を精度よく算出することができる。
また、移動体測位装置5は、カメラ4の内部パラメータとランドマーク形状サイズ記憶部7fに記憶された情報とランドマーク検出部6aが出力したランドマーク1の座標の情報とを用いて、カメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルを実座標におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルに変換することで、実座標におけるランドマーク1に対する移動体2の相対座標を算出する。このため、移動体2の位置をより確実に精度よく算出することができる。
なお、位置算出部7において、ランドマーク1の絶対座標の情報を記憶し、ランドマーク1の絶対座標と実座標におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルとに基づいて、移動体2の絶対座標を算出してもよい。この場合、移動体2の絶対位置をより確実に精度よく算出することができる。
次に、図4を用いて、移動体測位装置5の例を説明する。
図4は実施の形態1における移動体測位システムの移動体測位装置のハードウェア構成図である。
移動体測位装置5の各機能は、処理回路により実現し得る。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ100aと少なくとも1つのメモリ100bとを備える場合、移動体測位装置5の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせで実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ100bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ100aは、少なくとも1つのメモリ100bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、移動体測位装置5の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ100aは、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ100bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェア200を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらの組み合わせで実現される。例えば、移動体測位装置5の各機能は、それぞれ処理回路で実現される。例えば、移動体測位装置5の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
移動体測位装置5の各機能について、一部を専用のハードウェア200で実現し、他部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、画像処理部6の機能については専用のハードウェア200としての処理回路で実現し、画像処理部6の機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ100aが少なくとも1つのメモリ100bに格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア200、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせで移動体測位装置5の各機能を実現する。
実施の形態2.
図5は実施の形態2における移動体測位システムの構成図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
画像処理部6は、マーカー設置高算出部6eを備える。
マーカー設置高算出部6eは、マーカー3の画像から高さ情報を読み取る。例えば、マーカー設置高算出部6eは、マーカー3の画像から情報を復号することで予めマーカー3に埋め込まれた高さ情報を読み込む。
位置算出部7は、高度補正部7dを備える。
高度補正部7dは、カメラ内部パラメータ記憶部7aに記憶された情報と画像処理部6からの高さ情報とに基づいて、画像内相対ベクトル算出部7bにより算出された相対ベクトルの高度補正を行う。
実座標内相対ベクトル算出部7cは、カメラ内部パラメータ記憶部7aに記憶された情報に基づいて、高度補正部7dにより補正された相対ベクトルを実座標における前記ランドマーク1の座標と前記マーカー3の座標との相対ベクトルに変換する。
次に、図6を用いて、移動体測位装置5の動作の概要を説明する。
図6は実施の形態2における移動体測位システムの移動体測位装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
ステップS11では、移動体測位装置5は、ランドマーク1を検出する。その後、移動体測位装置5は、ステップS12の動作を行う。ステップS12では、移動体測位装置5は、カメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の座標を算出する。
その後、移動体測位装置5は、ステップS13の動作を行う。ステップS13では、移動体測位装置5は、マーカー3が検出されたか否かを判定する。ステップS13でマーカー3が検出されない場合、移動体測位装置5は、ステップS13の動作を行う。ステップS13でマーカー3が検出された場合、移動体測位装置5は、ステップS14の動作を行う。ステップS14では、移動体測位装置5は、カメラ4の画像の内部におけるマーカー3の座標を算出する。
その後、移動体測位装置5は、ステップS15の動作を行う。ステップS15では、移動体測位装置5は、マーカー3の高さ情報を読み取る。その後、移動体測位装置5は、ステップS16の動作を行う。ステップS16では、移動体測位装置5は、カメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルを算出する。
その後、移動体測位装置5は、ステップS17の動作を行う。ステップS17では、移動体測位装置5は、カメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルの高度補正を行う。その後、移動体測位装置5は、ステップS18の動作を行う。ステップS18では、実座標におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルを算出する。その後、移動体測位装置5は、動作を終了する。
以上で説明した実施の形態2によれば、移動体測位装置5は、カメラ4の内部パラメータと画像処理部6により読み取られた高さ情報とランドマーク形状サイズ記憶部7fに記憶された情報とランドマーク検出部6aが出力したランドマーク1の座標とに基づいて、ランドマーク1に対する移動体2の相対座標に対して高度補正を行う。このため、移動体2の位置をより確実に精度よく算出することができる。
実施の形態3.
図7は実施の形態3における移動体測位システムの構成図である。なお、実施の形態2の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
画像処理部6は、識別情報読取部6fとランドマーク座標記憶部6gとランドマーク差分算出部6hとを備える。
識別情報読取部6fは、マーカー3の画像から識別情報を読み取る。ランドマーク座標記憶部6gは、識別情報ごとにランドマーク座標算出部6bにより算出された座標の情報を記憶する。ランドマーク差分算出部6hは、ランドマーク座標記憶部6gに記憶された情報に基づいて、識別情報ごとに前回のカメラ4の画像と今回のカメラ4の画像とを比較することでカメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の画像の差分を算出する。
マーカー座標算出部6dは、識別情報ごとにカメラ4の画像の内部におけるマーカー3の座標を算出する。マーカー設置高算出部6eは、識別情報ごとにカメラ4の画像の内部におけるマーカー3の高さ情報を読み取る。
位置算出部7は、相対ベクトル補正部7eを備える。
相対ベクトル補正部7eは、識別情報ごとに実座標内相対ベクトル算出部7cにより算出された相対ベクトルを補正する。この際、相対ベクトル補正部7eは、カメラ内部パラメータ記憶部7aに記憶された情報と画像処理部6からのランドマーク1の画像の差分の情報とを用いる。
次に、図8を用いて、移動体測位装置5の動作の概要を説明する。
図8は実施の形態3における移動体測位システムの移動体測位装置の動作の概要を説明するためのフローチャートである。
ステップS21では、移動体測位装置5は、ランドマーク1を検出する。その後、移動体測位装置5は、ステップS22の動作を行う。ステップS22では、移動体測位装置5は、カメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の座標を算出する。
その後、移動体測位装置5は、ステップS23の動作を行う。ステップS23では、移動体測位装置5は、マーカー3が検出されたか否かを判定する。ステップS23でマーカー3が検出されない場合、移動体測位装置5は、ステップS23の動作を行う。ステップS23でマーカー3が検出された場合、移動体測位装置5は、ステップS24の動作を行う。ステップS24では、移動体測位装置5は、マーカー3の画像から識別情報を読み取る。その後、ステップS25の動作を行う。ステップS25では、移動体測位装置5は、カメラ4の画像の内部におけるマーカー3の座標を算出する。
その後、移動体測位装置5は、ステップS26の動作を行う。ステップS26では、移動体測位装置5は、マーカー3の高さ情報を読み取る。その後、移動体測位装置5は、ステップS27の動作を行う。ステップS27では、移動体測位装置5は、カメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルを算出する。
その後、移動体測位装置5は、ステップS28の動作を行う。ステップS28では、移動体測位装置5は、カメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルの高度補正を行う。その後、移動体測位装置5は、ステップS29の動作を行う。ステップS29では、移動体測位装置5は、実座標におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルを算出する。
その後、移動体測位装置5は、ステップS30の動作を行う。ステップS30では、移動体測位装置5は、カメラ4の画像の内部においてランドマーク1の座標の差分があるか否かを判定する。
ステップS30でランドマーク1の画像の差分がある場合、移動体測位装置5は、ステップS31の動作を行う。ステップS31では、移動体測位装置5は、ランドマーク1の座標の差分を算出する。その後、移動体測位装置5は、ステップS32の動作を行う。ステップS32では、移動体測位装置5は、実座標におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルを補正する。
ステップS30でランドマーク1の画像の差分がない場合またはステップS32の後、移動体測位装置5は、その後、移動体測位装置5は、動作を終了する。
以上で説明した実施の形態3によれば、移動体測位装置5は、マーカー3の画像から識別情報を読み取り、当該識別情報に基づいて移動体2を識別する。このため、移動体2を容易に識別することができる。
なお、複数のマーカー3から複数の識別情報がそれぞれ読み取られた場合は、当該複数の識別情報に基づいて複数の移動体2を識別すればよい。この場合、複数の移動体2を容易に判別することができる。
また、移動体測位装置5は、前回のカメラ4の画像と今回のカメラ4の画像におけるランドマーク1の画像の差分に基づいて、実座標におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルを補正する。このため、カメラ4とランドマーク1との位置関係が意図せずに変動した場合でも、移動体2の位置をより確実に精度よく算出することができる。また、カメラ4の画角を変更した場合でも、移動体2の位置を精度よく算出することができる。
なお、移動体測位装置5において、識別情報と高さ情報とを対応付けて記憶してもよい。この場合、識別情報読取部6fが識別情報を読み取った際に当該識別情報に対応付けられた高さ情報に基づいてカメラ4の画像の内部におけるランドマーク1の座標とマーカー3の座標との相対ベクトルの高度補正を行ってもよい。
また、実施の形態1から実施の形態3において、向きを識別できるマーカー3を採用してもよい。この場合、移動体2の位置だけでなく向きも精度よく算出することができる。
また、実施の形態1から実施の形態3において、1つのカメラ4の撮影範囲の内部に複数のランドマーク1が入るようにしてもよい。この場合、カメラ4の画像において、ランドマーク1の1つが通行する人等により隠れていても、他のランドマーク1の画像を用いて移動体2の位置を精度よく算出することができる。
以上のように、この発明に係る移動体測位装置および移動体測位システムは、移動体を制御するシステムに利用できる。
1 ランドマーク、 2 移動体、 3 マーカー、 4 カメラ、 5 移動体測位装置、 6 画像処理部、 6a ランドマーク検出部、 6b ランドマーク座標算出部、 6c マーカー検出部、 6d マーカー座標算出部、 6e マーカー設置高算出部、 6f 識別情報読取部、 6g ランドマーク座標記憶部、 6h ランドマーク差分算出部、 7 位置算出部、 7a カメラ内部パラメータ記憶部、 7b 画像内相対ベクトル算出部、 7c 実座標内相対ベクトル算出部、 7d 高度補正部、 7e 相対ベクトル補正部、 7f ランドマーク形状サイズ記憶部、 100a プロセッサ、 100b メモリ、 200 ハードウェア

Claims (6)

  1. 建築物のランドマークが撮影範囲の内部に入るように設けられたカメラが移動体に設けられたマーカーを撮影した際の画像に基づいて、当該画像の内部における前記ランドマークと前記マーカーとの座標を算出する画像処理部と、
    前記画像処理部の算出結果に基づいて、実座標における前記ランドマークに対する前記移動体の相対座標を算出する位置算出部と、
    を備え、
    前記画像処理部は、前記マーカーの画像から高さ情報を読み取り、
    前記位置算出部は、前記カメラの内部パラメータとランドマーク形状サイズと前記ランドマークの座標とを用いて、前記カメラの画像の内部における前記ランドマークの座標と前記マーカーの座標との相対ベクトルを算出し、前記高さ情報に基づき前記相対ベクトルの高度補正を行い、前記高度補正された相対ベクトルを実座標における前記ランドマークの座標と前記マーカーの座標との相対ベクトルに変換することで、実座標における前記ランドマークに対する前記移動体の相対座標を算出する移動体測位装置。
  2. 前記位置算出部は、前記ランドマークの絶対座標の情報を記憶し、前記ランドマークの絶対座標と実座標における前記ランドマークの座標と前記マーカーの座標との相対ベクトルとに基づいて、前記移動体の絶対座標を算出する請求項1に記載の移動体測位装置。
  3. 前記画像処理部は、前記マーカーの画像から識別情報を読み取り、当該識別情報に基づいて移動体を識別する請求項1または請求項2に記載の移動体測位装置。
  4. 前記画像処理部は、複数のマーカーの画像から複数の識別情報をそれぞれ読み取った場合は、当該複数の識別情報に基づいて複数の移動体を識別する請求項3に記載の移動体測位装置。
  5. 前記画像処理部は、前回の前記カメラの画像と今回の前記カメラの画像とを比較することで前記カメラの画像の内部における前記ランドマークの画像の差分を算出し、
    前記位置算出部は、前記画像処理部により算出された差分に基づいて、実座標における前記ランドマークの座標と前記マーカーの座標との相対ベクトルを補正する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の移動体測位装置。
  6. 建築物のランドマークが撮影範囲の内部に入るように設けられたカメラと、
    前記カメラが移動体に設けられたマーカーを撮影した際の画像に基づいて、実座標における前記ランドマークに対する前記移動体の相対座標を算出する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の移動体測位装置と、
    を備えた移動体測位システム。
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