JP7005663B2 - 通信端末、通信端末の制御方法及びプログラム - Google Patents

通信端末、通信端末の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信端末、通信端末の制御方法及びプログラムに関する。
従来、プリンタや複合機等の画像形成装置において、ユーザの使用の可否を管理するために、RFID(Radio requency IDentification)タグを利用したユーザ認証機能を有するものが知られている。このような画像形成装置は、RFIDタグのタグリーダ/ライタを備え、近接するRFIDタグからタグリーダ/ライタにより認証データを読み出し、読み出した認証データに基づいてユーザの認証を行う。
また、近年、近距離無線通信技術であるNFC(Near Field Communication)が、スマートフォンやタブレットPC(Personal Computer)といった携帯端末や画像形成装置に搭載されている。NFCを搭載する携帯端末は、NFCのリーダ/ライタ機能により、RFIDカードやNFCカードに対して、データの読み出しや書き込みを行うことができる。そのため、NFCを搭載する携帯端末とNFCを搭載する画像形成装置との間で、RFIDタグを利用したユーザ認証と同等の機能を実現することができる。画像形成装置は、NFCのカードエミュレーション機能によりRFIDタグと同等の機能を実現しており、携帯端末は、画像形成装置に対して認証データを書き込む。
特許文献1には、NFCを搭載した携帯端末が画像形成装置に近接した場合に、IDデータを画像形成装置のNFC部に書き込み、画像形成装置がIDデータに基づいてユーザ認証を行う技術が開示されている。
特開2015-50684号公報
近年、NFCに対応した携帯端末が増えているが、すべての携帯端末がNFCに対応しているわけではない。NFCに対応していない携帯端末を持つユーザは、携帯端末によるログインを行うことができず、携帯端末の他に専用のカードを持ち、専用カードによるログインを行う必要があり、手間がかかるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、NFCに対応しない通信端末に対しても、ユーザ操作を簡略化しつつ、適切にログイン手続きが行われるような仕組みを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、画像形成装置と通信可能な通信端末であって、Bluetooth無線通信が可能な無線通信部と、情報を表示する表示部と、複数のビーコン信号であって発信元の画像形成装置ごとに異なる識別情報を含む複数のビーコン信号を前記無線通信部を介して取得し、前記取得した複数のビーコン信号に基づくリスト情報を前記表示部に表示させる手段と、前記無線通信部を介して一の画像形成装置との間で前記Bluetooth無線通信をおこない、前記一の画像形成装置へのログイン手続きをおこなう手段と、を有し、前記リスト情報は、前記通信端末を近づけることで前記ログイン手続きを自動で開始できる画像形成装置のリストであることを特徴とする。
本発明によれば、NFCに対応しない通信端末に対しても、ユーザ操作を簡略化しつつ、適切にログイン手続きが行われるような仕組みを提供することができる。
画像形成システムを示す図である。 画像形成装置及び携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 距離と電波強度との関係を示す図である。 画像形成装置によるログイン処理を示すフローチャートである。 携帯端末によるログイン処理を示すフローチャートである。 携帯端末の表示例を示す図である。 携帯端末の表示例を示す図である。 第2の実施形態に係るデバイスポートを示す図である。 第2の実施形態に係る携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 第2の実施形態に係るログイン処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るログイン処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る画像形成システム100を示す図である。画像形成システム100は、画像形成装置110と、携帯端末120と、を有している。携帯端末120は、無線通信装置の一例である。また、画像形成装置110は、携帯端末120に対する外部装置の一例である。画像形成装置110及び携帯端末120は、Bluetooth(BT)(登録商標)機能を有し、BTによる無線通信を行う。画像形成装置110は、デバイスポート111を有している。デバイスポート111には、Bluetoothインターフェースユニット(BTIFユニット)112が内蔵されている。BTIFユニット112は、BT機能を搭載する外部装置(無線通信装置)に対しビーコン信号を発信し、外部装置とユーザ認証に関する情報の通信を行う。ここで、ビーコン信号は、近距離に存在するBT機能を有する外部装置に存在を知らせるための電波である。
一方、携帯端末120は、ビーコン信号を受信することにより近くに画像形成装置110が存在することを認識する。本実施形態に係る携帯端末120は、携帯端末120と画像形成装置110の間の装置間距離に応じて、画像形成装置110へのログイン処理を制御する。ところで、携帯端末120が受信するビーコン信号の受信強度は、携帯端末120と画像形成装置110の間の装置間距離に依存する。具体的には、ビーコン信号の電波強度は、装置間距離が長くなるほど小さくなる。そこで、本実施形態においては、携帯端末120は、画像形成装置110へのログイン処理を、装置間距離に応じて制御すべく、電波強度に応じて制御することとする。
図1に示す第1の範囲131及び第2の範囲132は、画像形成装置110の受信強度に応じて定まる範囲である。携帯端末120は、ログイン処理において、自装置が第1の範囲131、第2の範囲132及び第2の範囲132の外側の範囲、のいずれに属するかを確認し、自装置が属する範囲に応じた処理(ログイン処理に係る処理)を行う。第1の範囲131は、第1の境界線141内の範囲であり、第2の範囲132は、第1の境界線141の外側でありかつ第2の境界線142の内側の範囲である。第1の境界線141及び第2の境界線142は、ビーコン信号の電波強度が所定の値となる位置である。第1の範囲131、第2の範囲132、第1の境界線141及び第2の境界線142においては、後に詳述する。
図2(a)は、画像形成装置110のハードウェア構成を示す図である。画像形成装置110は、BTIFユニット112を内蔵するデバイスポート111に加え、主制御部200、エンジン制御部210、操作部211、ユーザ管理テーブル212及びハードディスクドライブ(HDD)213を有している。主制御部200は、通信、データ入力、描画等、画像形成装置110の主たる機能を制御する。エンジン制御部210は、印刷の実行を制御する。操作部211は、LCD等の表示部とハードキー、タッチパネル等の入力部とを有している。
主制御部200は、CPU201、ROM202、RAM203、描画部204、及び通信制御部205を有している。CPU201は、画像形成装置110の全体の制御を行う。ROM202は、CPU201が処理する各種の制御プログラムを格納する。RAM203は、CPU201が処理するプログラムをROM202から読み出し、RAM203上にロードすることによりCPU201がプログラムを実行可能にする読み出し/書き込み可能なメモリである。なお、後述する画像形成装置110の機能や処理は、CPU201がROM202又はHDD213に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
描画部204は、印刷データを生成してエンジン制御部210へ出力する。通信制御部205は、ネットワークを介して外部デバイスとの情報の送受信を行うと共に、BTIFユニット112の制御及びBT機能を搭載する外部装置との情報の送受信を行う。ユーザ管理テーブル212は、ユーザ情報を格納、管理するテーブルであり、例えばユーザが所持する携帯端末のIPアドレス、ログイン名、パスワード等の情報を管理する。HDD213は、大容量記憶装置であり多量の印刷データとスキャンデータの保存を行う。214はネットワークを表し、通信制御部205に接続され画像形成装置110と外部装置との通信を行う。また、ユーザが、携帯端末やカードをデバイスポート111にかざしたり、デバイスポート111上に置いたりすると、デバイスポート111と携帯端末やRFIDが接触する。このとき、デバイスポート111は、携帯端末やカードから認証情報を読み出し、認証情報に基づいてユーザ認証を行う。
図2(b)は、携帯端末120のハードウェア構成を示す図である。携帯端末120は、主制御部220、表示部230、操作部231、HDD232、電源部233及び近距離無線通信部235を有している。携帯端末120はさらに、信号処理部240、音声入力部241、音声出力部242、マイク243、スピーカ244、RF入出力部245及びアンテナ251,252を有している。
主制御部220は、携帯端末120の機能を実現するための主要部である。主制御部220は、CPU221、ROM222、RAM223及び通信制御部224を有している。通信制御部224は、近距離無線通信部235との間でコマンドやデータの授受を行う。CPU221、ROM222及びRAM223は、それぞれ図2(a)のCPU201、ROM202及びRAM203と同様である。なお、後述する携帯端末120の機能や処理は、CPU221がROM222又はHDD232に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
主制御部220には、表示部230、操作部231、HDD232、外部IF部234、近距離無線通信部235及び信号処理部240が接続される。表示部230は、ユーザに対して情報の表示出力を行い、LCDドライバ、LCD表示デバイス等で構成される。操作部231は、ユーザインタフェースであり、ユーザが携帯端末120に対して情報を入力するために使用される。なお、表示部230はタッチセンサーを有し、ユーザは、表示部230に触ることにより指示を入力することができる。HDD232は、大容量記憶装置であり、各種情報を保存する。電源部233は、外部IF部234を介してバッテリ電源から各ブロックに必要な電力を供給する。
また、音声入力部241及び音声出力部242には、それぞれマイク243及びスピーカ244が接続される。音声入力部241は、マイク243から入力されたアナログ音声信号をデジタル信号に変換する。音声出力部242は、スピーカ244を制御し、デジタル音声信号を音声として出力させる。信号処理部240は、音声入力部241、音声出力部242及びRF入出力部245に接続される。RF入出力部245にはアンテナ252が接続されている。信号処理部240は、デジタル音声信号のエンコード、及びデジタル音声信号へのデコード等を行う。RF入出力部245は、高周波送受信を行う。
近距離無線通信部235は、主制御部220の通信制御部224と接続され、アンテナ251を介して外部機器との間でデータ等の授受を行う(通信処理)。通信制御部224は、近距離無線通信としてのBT通信において、コマンドのやり取りを行うことにより通信機能を制御する。通信制御部224はまた、アンテナ251から受信したビーコン信号の電波強度を検出する(電波強度検出処理)。
ここで、図1及び図3を参照しつつ、携帯端末120が受信するビーコン信号の電波強度について説明する。ビーコン信号は、発信したデバイスからの距離が遠くなるほど減衰して電波強度が弱くなることが知られている。一般に、電波強度と発信源からの距離の関係は、(式1)の通りである。

RSSI(r)=A-10×B×log10(r) …(式1)

ここでRSSI(r)は発信源から距離rにおける電波強度(Received Signal Strength Indication、以下RSSIと略す)を表す。式中、Aは発信源から距離1メートル付近で計測されるRSSIであり、Bは電波の減衰の度合いを表す定数で、理論的には2となる。(式1)により、受信したビーコン信号の電波強度に基づいて、画像形成装置110と携帯端末120の間の距離を推定することができる。
図3(a)は、距離が1メートル以下の場合の距離RとRSSIの(式1)の関係を表すグラフを示す図である。図3(b)は、距離が1mから5mの間の距離RとRSSIの(式1)の関係を表すグラフを示す図である。なお、図3(a)、(b)のグラフにおいてAの値(距離1メートル付近で計測されるRSSIの値)は1としている。図3(a)、(b)のグラフの縦軸はRSSIの値を、横軸はビーコン信号発信源からの距離を示している。
本実施形態の携帯端末120のHDD232等の記憶部には、この電波強度の第1の閾値及び第2の閾値が予め記憶されており、携帯端末120は、後述する、画像形成装置110へのログイン処理において第1の閾値及び第2の閾値を利用する。本実施形態においては、第1の閾値及び第2の閾値としてそれぞれRSSI=20、-11が設定されているものとする。図3(a)に示すように、RSSI=20は、(式1)より距離にするとR=0.1mに対応する。また、図1に示す第1の境界線141は、RSSI=20に対応するものとする。また、図3(b)に示すように、RSSI=-11は、(式1)により距離にするとR=4mに対応する。図1に示す第2の境界線142は、RSSI=-11に対応するものとする。
なお、第1の閾値及び第2の閾値は、設計者等からの入力に応じて記憶部に登録されてもよい。さらに、設計者等が第1の閾値及び第2の閾値を設定する際には、画像形成装置110からの距離に応じて第1の範囲及び第2の範囲を定め、これらの範囲を基に第1の閾値及び第2の閾値を決定することが考えられる。ここで、第1の範囲は、画像形成装置110からの距離が第1の閾値未満の範囲であるものとする。また、第2の範囲は画像形成装置からの距離が第1の閾値以上かつ第2の閾値未満の範囲とする。なお、第2の閾値は、第1の閾値よりも大きい値である。この場合には、設計者等は、(式1)の関係を利用して、距離により定義された第1の範囲及び第2の範囲に応じて、電波強度の第1の閾値及び第2の閾値を決定すればよい。
また、他の例としては、第1の範囲及び第2の範囲から第1の閾値及び第2の閾値への換算は、携帯端末120が行ってもよい。この場合、設計者等は、画像形成装置110から第1の範囲及び第2の範囲それぞれの外側の境界線までの距離を携帯端末120に入力する。そして、携帯端末120のCPU221は、(式1)により各距離から電波強度の第1の閾値及び第2の閾値を計算し、これを記憶部に登録すればよい。
なお、受信強度と距離との関係は、温度や湿度といった環境や携帯端末120の状態(地面に対して水平であるか垂直であるか等)によっても変化するため、(式1)と電波強度から正確な距離を推定するのは困難である。このため、(式1)の関係はあくまでも目安として用いられるのが好ましい。
図1に示すように、携帯端末120を所持するユーザが画像形成装置110に近づいていくとする。この場合、携帯端末120はまず第2の範囲132に入り、ユーザが携帯端末120をデバイスポート111に近付ける動作により、携帯端末120は、境界線141を通過し、第1の範囲131内に入る。このようなユーザの動きに応じて、携帯端末120が受信するビーコン信号の電波強度が変化する。
図4は、画像形成装置110によるログイン処理を示すフローチャートである。S401において、画像形成装置110のCPU201は、自装置に関する装置情報を取得する。本実施形態においては、装置情報は、自装置を識別する装置ID(識別情報)であるものとする。なお、装置情報は、HDD213又は不図示のメモリに格納されているものとする。また、装置情報は、ネットワーク上での画像形成装置110のIPアドレスや、ネットワーク上での名称等である。次に、S402において、CPU201は、装置情報をパケットに格納し、ビーコン信号と共に近距離通信により発信するため、主制御部220を介してBTIFユニット112に送るよう制御する。BTIFユニット112は、CPU201から送られた装置情報をビーコン信号に格納する。次に、S403において、CPU201は、装置情報を含むビーコン信号を送信するよう制御する。
次に、S404において、CPU201は、ネットワークを介して外部装置(携帯端末120)から認証要求を受信したかどうかを判断する。CPU201は、認証要求を受信した場合には(S404でYes)、処理をS405へ進める。CPU201は、認証要求を受信しなかった場合には(S404でYes)、処理をS401へ進める。すなわち、この場合、CPU201は、再びビーコン信号を送信するための準備を行う。CPU201は、認証要求を受信するまで、S401~S403の処理を繰り返すことにより、定期的にビーコン信号を送信する。なお、CPU201がS404において受信する認証要求は、図5を参照しつつ後述するS507又はS511の処理において、携帯端末120が送信する認証要求である。
次に、S405において、CPU201は、受信した認証要求から認証要求を行った外部装置(携帯端末120)のIPアドレスを取得する。そして、CPU201は、ユーザ管理テーブル212を参照し、取得したIPアドレスが登録ユーザとして登録されているか否かを確認する。CPU201は、登録ユーザとして登録されている場合には(S405でYes)、処理をS406へ進める。CPU201は、登録ユーザとして登録されていない場合には(S405でNo)、処理をS407へ進める。S406において、CPU201は、ログイン処理を行う。CPU201は、その後処理をS401へ進め、再びビーコン信号を送信するための準備を行う。また、S407において、CPU201は、送信元の外部装置(携帯端末120)に対し、認証を拒否したことをメッセージとして送信する。CPU201は、その後処理をS401へ進め、再びビーコン信号を送信するための準備を行う。
図5は、携帯端末120による情報処理であるログイン処理を示すフローチャートである。S501において、携帯端末120のCPU221は、ログインアプリケーションを起動する。本実施形態においては、CPU221は、ユーザによる操作部231の操作に応じてアプリケーションを起動するものとする。他の例としては、CPU221は、携帯端末120の電源がオンになったことを条件に、自動的にアプリケーションを起動してもよい。
次に、S502において、CPU221は、S501において起動したログインアプリケーションが終了しているか否かを確認する。CPU221は、ログインアプリケーションが終了している場合には(S502でYes)、ログイン処理を終了する。CPU221は、ログインアプリケーションが終了していない場合には(S502でNo)、処理をS503へ進める。本実施形態においては、CPU221は、ユーザによる操作部231の操作に応じてアプリケーションを終了するものとする。他の例としては、CPU221は、携帯端末120の電源がオフになった場合にアプリケーションを終了してもよい。
S503において、CPU221は、アンテナ251によりビーコン信号を検知したか否かを確認する。なお、S503において検知されるビーコン信号は、図4を参照しつつ説明した画像形成装置110によるビーコン発信処理(S403)において送信されたものである。CPU221は、ビーコン信号を検知した場合には(S503でYes)、処理をS504へ進める。CPU221は、ビーコン信号を検知しなかった場合には(S503でNo)、処理をS502へ進める。S504において、CPU221は、ビーコン信号からビーコン信号を発信した外部装置(画像形成装置110)の装置情報を取得する。次に、S505において、CPU221は、通信制御部224からビーコン信号の電波強度を取得する。
次に、S506において、CPU221は、S505において取得した電波強度と、予め設定されている第1の閾値とを比較する。すなわち、CPU221は、携帯端末120が図1に示す第1の範囲131に属するか否かを確認する。CPU221は、電波強度が第1の閾値未満の場合には(S506でNo)、処理をS508へ進める。
CPU221は、電波強度が第1の閾値以上の場合、すなわち携帯端末120が第1の範囲131に属する場合には(S506でYes)、処理をS507へ進める。このように、携帯端末120が画像形成装置110と至近距離にある場合、携帯端末120のユーザが画像形成装置110に対しログインを行うために携帯端末120を意図的に近付けていることが想定される。そこで、この場合には、S507において、CPU221は、画像形成装置110に対して認証要求を送信する。すなわち、この場合には、CPU221は、ユーザに認証要求を送信するか否かを確認することなく、自動的に認証要求の送信を行う。CPU221は、認証要求の送信後、処理をS502へ進める。
一方、S508においては、CPU221は、電波強度と予め設定されている第2の閾値とを比較する。すなわち、CPU221は、携帯端末120が図1に示す第2の範囲132に属するか否かを確認する。CPU221は、電波強度が第2の閾値未満の場合には(S508でNo)、処理をS502へ進める。
図6(a)は、電波強度が第2の閾値未満の場合、すなわち携帯端末120が第2の範囲132の外側の範囲に属している場合の表示部230の表示例を示す図である。この状態においては、表示部230には装置情報は表示されない。なお、図6(a)に示すように、操作部231は、ボタンの形状をしており、ボタンの上部/下部/左部/右部を押すことにより表示部230に表示された内容を上/下/左/右方向にスクロールすることができる。また、表示部230に複数の項目を表示させた状態では、ボタンの上部/下部/左部/右部を押すことにより複数の項目の中から選択する項目を上/下/左/右に移動させることもできる。さらに、操作部231のボタンの中央部を押すことにより選択している項目を決定する、または選択したアプリケーションを実行する等の動作を行う。
図5に戻り、S509において、CPU221は、S504において取得した装置情報と、ユーザによるログイン指示を受け付けるためのログインボタンと、を表示部230に表示するよう制御する。図6(b)は、電波強度が第1の閾値以上かつ第2の閾値未満の場合、すなわち携帯端末120が第1の範囲132に属している場合の、表示部230の表示例を示す図である。この状態においては、表示部230には、検出された外部装置(画像形成装置110)の装置情報が表示される。図6(b)の例では、装置情報601として「printer1」が表示されている。さらに、表示部230にはログインボタン602が表示されている。ログインボタン602は、ログイン要求を指示するためのボタンである。
装置情報としての装置IDが選択された上でログインボタン602が選択されると、CPU221は、選択された装置IDに対応する外部装置(画像形成装置110)へのログインのためのユーザ入力を受け付ける。ここで、図6(b)に示す表示画面は、ユーザ入力を受け付けるための受付画面の一例である。
図5に戻り、S510において、CPU221は、ユーザ入力を受け付けたか否かを確認する(受付処理)。CPU221は、ユーザ入力を受け付けた場合には(S510でYes)、処理をS511へ進める。CPU221は、ユーザ入力を受け付けなかった場合には(S510でNo)、処理をS502へ進める。すなわち、CPU221は、装置情報が選択されていない場合、ログインボタン602が選択されていない場合には、処理をS502へ進める。
S511において、CPU221は、選択された外部装置(携帯端末120)との間でBT接続を確立し、BTのコネクションを用いて、携帯端末120に認証要求を送信し、その後処理をS502へ進める。なお、S507~S511の処理は、送信制御処理の一例である。
なお、携帯端末120は、複数の外部装置からビーコン信号を受信する場合もある。この場合には、携帯端末120は、各ビーコン信号の電波強度を取得し、各ビーコン信号の電波強度と第1の閾値及び第2の閾値との比較を行う。そして、携帯端末120は、それぞれのビーコン信号に対して並行して処理を行うこととする。
図7は、3つの外部装置から発信されたビーコン信号の電波強度がいずれも第1の閾値未満かつ第2の閾値以上であった場合の表示例を示す図である。この場合、3つの外部装置それぞれの装置情報が表示される。図7の例では、装置情報として、「printer1」、「MFP1」、「printer2」の3つが表示されている。この状態で、例えば「MFP1」が選択された場合には、「MFP1」の表示を反転表示することにより、「MFP1」が選択されたことを示してもよい。
以上のように、画像形成装置110は、自装置が第2の範囲132に存在している場合には、ユーザ入力を受け付けたことを条件に認証要求を送信する。一方で、画像形成装置110は、自装置が第1の範囲131に存在している場合には、ユーザ入力を待つことなく自動的に認証情報を送信する。このように、画像形成装置110からの距離に応じてユーザ操作を最小限に留めることができる。したがって、本実施形態によれば、NFCに対応しない無線通信装置に対しても、ユーザ操作を簡略化しつつ、適切にユーザ認証が行われるような仕組みを提供することができる。
本実施形態の第1の変更例としては、装置情報は、装置IDだけでなく、画像形成装置110が既にユーザがログイン中の状態であるか、スリープ状態であるか、といった画像形成装置110の状態を示す情報を含んでもよい。この場合、S509において、CPU221は、装置IDだけでなく画像形成装置110の状態を示す情報も併せて表示してもよい。
また、第2の変更例としては、携帯端末120は、(式1)により得られた電波強度を距離に換算し、距離に基づいて、閾値処理を行ってもよい。このとき比較される2つの距離閾値は、それぞれユーザにより設定され、予め携帯端末120のHDD232等に記憶されているものとする。
また、第3の変更例としては、携帯端末120は、例えば測距センサ等、携帯端末120と画像形成装置110の間の装置間距離を検出可能なセンサを有してもよい。さらに、この場合、携帯端末120は、画像形成装置110からの距離で定められた第1の範囲及び第2の範囲を予め記憶しておく。ここで、第1の範囲は、画像形成装置110からの距離が第1閾値未満の範囲とする。また、第2の範囲は、画像形成装置からの距離が第1の閾値以上であってかつ第2の閾値未満の範囲とする。なお、第2の閾値は、第1の閾値に比べて大きい範囲である。携帯端末120のCPU221は、センサから装置間距離を取得する。そして、CPU221は、装置間距離に応じて自装置が第1の範囲、第2の範囲及び第2の範囲の外側の範囲、のいずれに属するかを特定し、自装置が属する範囲に応じて、第1の実施形態において説明したのと同様に、ログイン処理を制御すればよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る画像形成システムについて説明する。第2の実施形態に係る画像形成システムにおいては、携帯端末120は、携帯端末120のユーザが携帯端末120を画像形成装置110の通信ポートに近付ける特定のユーザ動作(以下、特定動作と称する)を行ったか否かを推定する。そして、携帯端末120は、認証要求を自動送信するか、ユーザ入力を受け付けたことを条件に送信するかを判断する際に、携帯端末120と画像形成装置110の距離(電波強度)だけでなく、この特定動作の推定結果を考慮する。以下、第2の実施形態に係る画像形成システムについて、第1の実施形態に係る画像形成装置と異なる点について説明する。
図8は、デバイスポート111を示す図である。画像形成装置110が設置された際、デバイスポート111の上面800は、水平面に対し角度θだけ傾いた状態となる。したがって、携帯端末120のユーザは、画像形成装置110へのログインを行う場合には、上面800に対し携帯端末120を置く動作を行う。すなわち、このとき、携帯端末120も上面800と同じように水平面に対し角度θ傾いた状態になる。そこで、本実施形態においては、携帯端末120は、携帯端末120の傾きに応じて、ユーザが上面800に携帯端末120を置く(かざす)特定動作を行ったか否かを推定する。
図9は、第2の実施形態に係る携帯端末121のハードウェア構成を示す図である。携帯端末121は、第1の実施形態に係る携帯端末120の構成に加え、さらにセンサ900と、センサ制御部901とを有している。センサ900は、角度センサであり、表示部230を上に向けた水平状態を基準として、携帯端末121の傾き角度を検出する(傾き検出処理)。センサ900は、ある方向(例えば携帯端末121の長手方向)と、それに対して直行する方向(例えば携帯端末121の短手方向)のそれぞれに対する傾き角度を検出することができる。なお、傾き角度は、表示部230に表示する内容を変更する(90度回転させて表示する等)、携帯端末121を持つユーザの姿勢(立っているか寝ているか等)を推定する、等の処理にも用いられる。センサ制御部901は、センサから取得した情報を所定のフォーマットに変換し、主制御部220に出力する。
図10は、第2の実施形態に係る画像形成装置110による、ログイン処理を示すフローチャートである。図10において、第1の実施形態に係る画像形成装置110によるログイン処理と同一の処理には同一の番号を付し、説明を省略する。S402の処理の後、画像形成装置110のCPU201は、処理をS1001へ進める。S1001において、CPU201は、デバイスポート111の上面の傾斜角度θをビーコン信号に格納し、処理をS403へ進める。なお、傾斜角度θは、例えばROM202等に予め設定されているものとする。そして、S403において、CPU201は、装置情報及び傾斜角度θを含むビーコン信号を送信する。このように、本実施形態においては、画像形成装置110は、装置情報だけでなく傾斜角度θを含むビーコン信号を送信する。
図11は、携帯端末121によるログイン処理を示すフローチャートフローチャートである。図11において、第1の実施形態に係る携帯端末120によるログイン処理と同一の処理には同一の番号を付し、説明を省略する。S506において、CPU221は、携帯端末120は第1の範囲131(図1)に存在する場合には(S506でYes)、処理をS1101へ進める。
S1101において、CPU221は、特定動作が行われたか否かを推定する。具体的には、CPU221は、まずS503において受信したビーコン信号に格納されている、デバイスポート111の傾斜角度θを取得する。また、CPU221は、センサ900から傾き角度θを取得する。以下、説明の便宜上、S101において取得されたデバイスポート111の傾斜角度θをθ1、S1101においてセンサ900から取得された傾き角度θをθ2と称することとする。そして、CPU221は、傾斜角度θ1と傾き角度θ2とを比較し、両角度が同じ場合に、特定動作が行われたと推定する。なお、CPU221は、傾き角度θ2が傾斜角度θ1を基準として定まる一定範囲の値である場合に、両角度が同じであると判断するものとする。
CPU221は、特定動作が行われたと推定した場合には(S1101でYes)、処理をS507へ進める。CPU221は、特定動作が行われていないと推定した場合には(S1101でNo)、処理をS509へ進める。なお、第2の実施形態に係る画像形成システムのこれ以外の構成及び処理は、第1の実施形態に係る画像形成システムの構成及び処理と同様である。
このように、本実施形態の携帯端末121は、携帯端末121と画像形成装置110の距離が近いだけでなく、特定動作を行ったと推定されたことを条件に、自動的に認証要求を送信する。例えば、ユーザがログイン以外の目的で画像形成装置110の近くに来たために、携帯端末120がデバイスポート111に近づいてしまうこともある。本実施形態では、このような場合には特定動作が行われたと推定されないため、自動で認証情報が送信されるのを防止することができる。
なお、特定動作が行われたと推定するための処理は、実施形態に限定されるものではない。特定動作が行われたと推定するための処理の第1の変更例について説明する。第1の変更例においては、携帯端末121は、センサ900として角度センサに替えて加速度センサを有することとする。加速度センサは、加速度を検出する(加速度検出処理)。具体的には、加速度センサは、ある平面内において直行する方向(例えば携帯端末の長手方向と短手方向)と、前期平面に直行する方向に対して、それぞれ加速度を算出する。
そして、携帯端末121のCPU201は、加速度がゼロを含む加速度範囲内の値となる状態が一定時間継続した場合に、特定動作が行われたと推定してもよい。ユーザが携帯端末121をデバイスポート111上に置いた場合には、携帯端末121の動きが停止し、加速度がかからない状態になることに対応したものである。
次に、第2の変更例について説明する。第2の変更例においては、携帯端末121は、センサ900として角度センサに替えて近接センサを有することとする。近接センサは、携帯端末121のある面(例えば表示部230が配置されている面)に対して、数cm内に物体があるかどうかを検出する(物体検出処理)。そして、CPU201は、検出結果に基づき、センサが手を検知した場合に、特定動作が行われたと推定してもよい。CPU201は、例えばセンサにより表示部230に対して数cm以内の場所に物体を検知したかどうかで判定してもよい。携帯端末121のユーザは、ログインを行う場合には、デバイスポート111上に携帯端末121を置く際に携帯端末121を手で持つと考えられることに対応したものである。
また、他の例としては、手の検知に明度センサを用いてもよい。本例では、携帯端末121は、センサ900として明度センサを有することとする。明度センサは、携帯端末121のある面(例えば表示部230が配置されている面)の明度を検出する(明度検出処理)。そして、CPU201は、明度が閾値以下になった場合に、手で覆われた、すなわち手を検知したと判断すればよい。
また携帯端末121は、センサ900として複数種類のセンサを有し、複数種類のセンサそれぞれの検知結果に基づいて、特定動作が行われたか否かを推定してもよい。これにより、より高精度に特定動作の有無を推定することができる。
以上、上述した各実施形態によれば、NFCに対応しない無線通信装置に対しても、ユーザ操作を簡略化しつつ、適切にユーザ認証が行われるような仕組みを提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 画像形成システム
110 画像形成装置
120 携帯端末

Claims (34)

  1. 画像形成装置と通信可能な通信端末であって、
    Bluetooth無線通信が可能な無線通信部と、
    情報を表示する表示部と、
    複数のビーコン信号であって発信元の画像形成装置ごとに異なる識別情報を含む複数のビーコン信号を前記無線通信部を介して取得し、前記取得した複数のビーコン信号に基づくリスト情報を前記表示部に表示させる手段と、
    前記無線通信部を介して一の画像形成装置との間で前記Bluetooth無線通信をおこない、前記一の画像形成装置へのログイン手続きをおこなう手段と、を有し、
    前記リスト情報は、前記通信端末を近づけることで前記ログイン手続きを自動で開始できる画像形成装置のリストであることを特徴とする通信端末。
  2. 前記リスト情報には前記複数の画像形成装置の名称情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記ログイン手続きは、前記Bluetooth無線通信を介して前記一の画像形成装置に認証要求を送信する工程を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の通信端末。
  4. 前記認証要求は前記通信端末のIPアドレス情報を含むことを特徴とする請求項3に記載の通信端末。
  5. 前記リスト情報が配置される画面にはタッチオブジェクトがさらに配置され、
    前記無線通信部は、前記リスト情報の中から前記一の画像形成装置が指定され且つ前記タッチオブジェクトが選択されたことに従って前記一の画像形成装置にログイン要求を送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の通信端末。
  6. 前記無線通信部で受信したビーコン信号の電波強度情報を取得する手段を備え、
    前記リスト情報には、所定の電波強度以上のビーコン信号の発信元装置の情報が配置され、所定の電波強度未満のビーコン信号の発信元装置の情報が配置されないことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信端末。
  7. 前記一の画像形成装置が備えるデバイスポートにかざされた状況において、前記ログイン手続きを自動で開始することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信端末。
  8. 前記一の画像形成装置が備えるデバイスポートに置かれた状況において、前記ログイン手続きを自動で開始することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信端末。
  9. 前記複数のビーコン信号のうちの一のビーコン信号から前記一の画像形成装置の識別情報を取得する手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信端末。
  10. 前記複数のビーコン信号のうちの一のビーコン信号から前記一の画像形成装置のネットワーク情報を取得する手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信端末。
  11. 前記複数のビーコン信号のうちの一のビーコン信号から前記一の画像形成装置のIPアドレス情報を取得する手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信端末。
  12. 前記複数のビーコン信号のうちの一のビーコン信号から前記一の画像形成装置に対して他のユーザがログイン中であるか否かに関する情報を取得する手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信端末。
  13. 前記複数のビーコン信号のうちの一のビーコン信号から前記一の画像形成装置がスリープ状態であるか否かに関する情報を取得する手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信端末。
  14. 前記通信端末の角度情報を出力する角度センサと、
    前記角度センサから取得された角度情報に少なくとも基づいて前記ログイン手続きを自動で開始することを許容する手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の通信端末。
  15. 前記通信端末の加速度情報を出力する加速度センサと、
    前記加速度センサから取得された加速度情報に少なくとも基づいて前記ログイン手続きを自動で開始することを許容する手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の通信端末。
  16. Bluetooth規格に準拠したBluetooth無線通信が可能な無線通信部と、情報を表示する表示部と、を備える通信端末の制御方法であって、
    複数のビーコン信号であって発信元の画像形成装置ごとに異なる識別情報を含む複数のビーコン信号を前記無線通信部を介して取得し、前記取得した複数のビーコン信号に基づくリスト情報を前記表示部に表示させる工程と、
    前記無線通信部を介して一の画像形成装置との間で前記Bluetooth無線通信をおこない、前記一の画像形成装置へのログイン手続きをおこなう工程と、を有し、
    前記リスト情報は、前記通信端末を近づけることで前記ログイン手続きを自動で開始できる画像形成装置のリストであることを特徴とする制御方法。
  17. Bluetooth規格に準拠したBluetooth無線通信が可能な無線通信部と、情報を表示する表示部と、を備える通信端末のコンピュータに、
    複数のビーコン信号であって発信元の画像形成装置ごとに異なる識別情報を含む複数のビーコン信号を前記無線通信部を介して取得し、前記取得した複数のビーコン信号に基づくリスト情報を前記表示部に表示させる工程と、
    前記無線通信部を介して一の画像形成装置との間で前記Bluetooth無線通信をおこない、前記一の画像形成装置へのログイン手続きをおこなう工程と、を実行させるプログラムであって、
    前記リスト情報は、前記通信端末を近づけることで前記ログイン手続きを自動で開始できる画像形成装置のリストであることを特徴とするプログラム。
  18. 画像形成装置と通信可能な通信端末であって、
    Bluetooth無線通信が可能な無線通信部と、
    情報を表示する表示部と、
    複数のビーコン信号であって発信元の画像形成装置ごとに異なる識別情報を含む複数のビーコン信号を前記無線通信部を介して取得し、前記取得した複数のビーコン信号に基づくリスト情報を前記表示部に表示させる手段と、
    前記無線通信部を介して一の画像形成装置との間で前記Bluetooth無線通信をおこない、前記一の画像形成装置へのログイン手続きをおこなう手段と、を有し、
    前記リスト情報の表示後、前記リスト情報において一覧される複数の画像形成装置のうちのいずれかの画像形成装置と前記通信端末が近接状態になると、前記近接状態の画像形成装置への前記ログイン手続きが自動で開始されることを特徴とする通信端末。
  19. 前記リスト情報には前記複数の画像形成装置の名称情報が含まれることを特徴とする請求項18に記載の通信端末。
  20. 前記ログイン手続きは、前記Bluetooth無線通信を介して前記一の画像形成装置に認証要求を送信する工程を含むことを特徴とする請求項18または19に記載の通信端末。
  21. 前記認証要求は前記通信端末のIPアドレス情報を含むことを特徴とする請求項20に記載の通信端末。
  22. 前記リスト情報が配置される画面にはタッチオブジェクトがさらに配置され、
    前記無線通信部は、前記リスト情報の中から前記一の画像形成装置が指定され且つ前記タッチオブジェクトが選択されたことに従って前記一の画像形成装置にログイン要求を送信することを特徴とする請求項18乃至21のいずれか1項に記載の通信端末。
  23. 前記無線通信部で受信したビーコン信号の電波強度情報を取得する手段を備え、
    前記リスト情報には、所定の電波強度以上のビーコン信号の発信元装置の情報が配置され、所定の電波強度未満のビーコン信号の発信元装置の情報が配置されないことを特徴とする請求項18乃至22のいずれか1項に記載の通信端末。
  24. 前記近接状態とは画像形成装置が備えるデバイスポートに前記通信端末がかざされた状態であることを特徴とする請求項18乃至23のいずれか1項に記載の通信端末。
  25. 前記近接状態とは画像形成装置が備えるデバイスポートに前記通信端末が置かれた状態であることを特徴とする請求項18乃至23のいずれか1項に記載の通信端末。
  26. 前記複数のビーコン信号のうちの一のビーコン信号から前記一の画像形成装置の識別情報を取得する手段を有することを特徴とする請求項18乃至25のいずれか1項に記載の通信端末。
  27. 前記複数のビーコン信号のうちの一のビーコン信号から前記一の画像形成装置のネットワーク情報を取得する手段を有することを特徴とする請求項18乃至25のいずれか1項に記載の通信端末。
  28. 前記複数のビーコン信号のうちの一のビーコン信号から前記一の画像形成装置のIPアドレス情報を取得する手段を有することを特徴とする請求項18乃至25のいずれか1項に記載の通信端末。
  29. 前記複数のビーコン信号のうちの一のビーコン信号から前記一の画像形成装置に対して他のユーザがログイン中であるか否かに関する情報を取得する手段を有することを特徴とする請求項18乃至25のいずれか1項に記載の通信端末。
  30. 前記複数のビーコン信号のうちの一のビーコン信号から前記一の画像形成装置がスリープ状態であるか否かに関する情報を取得する手段を有することを特徴とする請求項18乃至25のいずれか1項に記載の通信端末。
  31. 前記通信端末の角度情報を出力する角度センサと、
    前記角度センサから取得された角度情報に少なくとも基づいて前記ログイン手続きを自動で開始することを許容する手段と、を有することを特徴とする請求項18乃至30のいずれか1項に記載の通信端末。
  32. 前記通信端末の加速度情報を出力する加速度センサと、
    前記加速度センサから取得された加速度情報に少なくとも基づいて前記ログイン手続きを自動で開始することを許容する手段と、を有することを特徴とする請求項18乃至30のいずれか1項に記載の通信端末。
  33. Bluetooth規格に準拠したBluetooth無線通信が可能な無線通信部と、情報を表示する表示部と、を備える通信端末の制御方法であって、
    複数のビーコン信号であって発信元の画像形成装置ごとに異なる識別情報を含む複数のビーコン信号を前記無線通信部を介して取得し、前記取得した複数のビーコン信号に基づくリスト情報を前記表示部に表示させる工程と、
    前記無線通信部を介して一の画像形成装置との間で前記Bluetooth無線通信をおこない、前記一の画像形成装置へのログイン手続きをおこなう工程と、を有し、
    前記リスト情報の表示後、前記リスト情報において一覧される複数の画像形成装置のうちのいずれかの画像形成装置と前記通信端末が近接状態になると、前記近接状態の画像形成装置への前記ログイン手続きが自動で開始されることを特徴とする制御方法。
  34. Bluetooth規格に準拠したBluetooth無線通信が可能な無線通信部と、情報を表示する表示部と、を備える通信端末のコンピュータに、
    複数のビーコン信号であって発信元の画像形成装置ごとに異なる識別情報を含む複数のビーコン信号を前記無線通信部を介して取得し、前記取得した複数のビーコン信号に基づくリスト情報を前記表示部に表示させる工程と、
    前記無線通信部を介して一の画像形成装置との間で前記Bluetooth無線通信をおこない、前記一の画像形成装置へのログイン手続きをおこなう工程と、を実行させるプログラムであって、
    前記リスト情報の表示後、前記リスト情報において一覧される複数の画像形成装置のうちのいずれかの画像形成装置と前記通信端末が近接状態になると、前記近接状態の画像形成装置への前記ログイン手続きが自動で開始されることを特徴とするプログラム。
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