JP7003876B2 - 通信システム及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信システム及び通信方法に関する。
近年、多様な要件(トラヒック、モビリティ、容量、ユーザ数、遅延時間等)に対して、柔軟かつ迅速にネットワークサービスを提供するために、ネットワークスライスが提案されている。ネットワークスライス(以下、スライス)とは、共通的なネットワークインフラから、要件に合わせて仮想的な論理ネットワークを構築し、独立した管理を行う技術である(例えば、非特許文献1参照)。
有田 真也, 西原 英臣, 奥川 徹, "ネットワークスライスに対応したテレメトリ方式の検討", 信学技報, vol. 118, no. 6, NS2018-3, pp. 13-17, 2018年4月
図12は、スライスを説明する図である。図12の例では、物理リソース上に、超低速遅延スライスNa、IoT/M2M用スライスNb、大容量スライスNcの仮想的な論理ネットワークが重畳して設定される。
ここで、複数のインフラ事業者間のスライスを接続して一つの論理ネットワーク(スライス)として提供する場合がある。この場合、事業者毎のプロトコルや管理ポリシ等の違いを吸収するために、スライスの両端にスライスゲートウェイ(Slice Gateway:SLG)を介在させた構成が採用されている。図13は、スライス構成システムの一例を示す図である。
SLGは、トンネル終端機能、トンネル振り分け機能、NAT(Network Address Translation)機能を少なくとも有し、VNF(Virtual Network Function)として動作することが想定されている。SLGは、仮想化管理モデルの標準となるMANO(Management and Network Orchestration)モデルに当てはめると、図13のように、インフラ事業者が機能を持つNFVI(Network Functions Virtualisation Infrastructure)上に位置づけられる。このSLGに、SLG間での遅延時間測定機能を与えることによって、スライスのSLA(Service Level Agreement)保証も可能になる。
そして、スライス構成システムは、スライス提供者によるスライスを管理するNFVO(Network Functions Virtualization Orchestrator)、SLGにトラフィックを振り分ける振分部やSLGを管理するSLG管理部、サービス事業者のオペレーションを統合するOSS(Operation Support System)/BSS(Business Support System)に加え、オーケストレータを設けて集中制御を行い、スライスの設定や変更を動的に行っている。例えば、オーケストレータは、SLA保証のために定期的に遅延時間等のネットワーク性能値をSLGに測定させながら、状況に応じてスライスの優先制御値を動的に変更するといった制御を行う。
ところで、このスライス構成システムでは、各種要件に合わせたスライスが予め設定されている。そして、例えば低遅延サービスを実現する場合には、予め設定された低遅延のスライスへ振り分けることで実現される。
しかしながら、従来のスライス構成システムでは、予め設定された低遅延ネットワークスライスへ振り分けるだけであるため、予期できない需要によっては低遅延スライスが実現不可能となる場合があった。この際、低遅延スライスを実現するために、複数事業者をまたぐスライスを改めて設定する場合、オーケストレータは、他事業者との制御装置と連携して遅延割り当てを行うという煩雑な処理を行う必要があり、迅速かつ柔軟にスライスを設定することができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ネットワークスライスの設定や変更を柔軟かつ迅速に実行可能である通信システム及び通信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る通信システムは、物理リソース上に設けられた仮想的な論理ネットワークであるネットワークスライスと、ネットワークスライスの端部に設けられるSLGと、端末を収容するvCPE(virtualized Customer Premises Equipment)と、を有する通信システムであって、SLGは、vCPEからネットワーク条件を含むネットワークスライス確保要求を受けると、他の各SLGに関するトポロジー情報、遅延状態及び処理能力情報を基に、ネットワーク条件を満たすネットワークスライスの宛先SLGを選定してネットワークスライスを確保し、ネットワーク条件を満たす宛先SLGが無い場合には、新規に宛先SLGを起動させてネットワーク条件を満たすネットワークスライスを確立する選定部と、vCPEから送信されたトラヒックを選定部が確保または確立したネットワークスライスに振り分ける振分部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークスライスの設定や変更を柔軟かつ迅速に実行可能である。
図1は、実施の形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。 図2は、図1に示すSLGの構成を説明する図である。 図3は、SLG情報を説明する図である。 図4は、SLGテーブルのデータ構成の一例を示す図である。 図5は、図1に示す通信システムにおけるスライス確立までの処理の流れについて説明する図である。 図6は、図1に示す通信システムにおけるスライス確立までの処理の流れについて説明する図である。 図7は、図1に示す通信システムにおけるスライス確立までの処理の流れの他の例について説明する図である。 図8は、図1に示す通信システムにおけるスライス確立までの処理の流れの他の例について説明する図である。 図9は、図1に示すSLGによるSLGテーブルの作成処理の処理手順を示すフローチャートである。 図10は、図1に示すSLGによるスライスへのトラヒックの送信処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、プログラムが実行されることにより、サービスパス管理装置が実現されるコンピュータの一例を示す図である。 図12は、スライスを説明する図である。 図13は、スライス構成システムの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[実施の形態]
[通信システムの概要]
まず、図1を用いて、実施の形態に係る通信システムを説明する。図1は、実施の形態に係る通信システムの構成の一例を示す図である。
実施の形態に係る通信システム1は、共通のネットワーク基板上に論理的なネットワークスライス(以下、スライス)をサービス毎の要求条件に合わせて仮想的に構築することによって、サービスに必要な高いレベルの要求条件を効率的に実現する。例えば、通信システム1は、物理リソース(不図示)上にスライス5-1~5-4を確立し、各種要件に対応させた通信を実現する。スライス5-1~5-4は、両端がSLG6-1a~6―bで終端されており、内部には、両端のSLG6-1a~6―bにトラヒックを転送する転送装置7-1~7-4を有する。以下、スライス5-1~5-4を総称する際にはスライス5とする。SLG6-1a~6―bを総称する際にはSLG6とする。転送装置7-1~7-4を総称する際には転送装置7とする。
通信システム1は、端末2と、端末2による接続要求に応じて認証を行う認証サーバ4と、隣接するスライス5-1,5-3のSLG6-1a,6-3aにネットワーク条件を含むスライス確保要求を送信するvCPE3とを有する。
通信システム1では、SLG6が、ネットワーク情報、コンピュート情報を配信し、各SLG6に関するトポロジー情報、遅延状態及び処理能力情報を保持する。そして、通信システム1では、SLG6が、各SLG6に関するトポロジー情報、遅延状態及び処理能力情報を基に、スライスの確保或いはスライスの確立を行っている。
例えば、SLG6-1が、vCPE3からスライス確保要求を受けた場合、ネットワーク条件を満たすスライスの宛先SLG(例えば、SLG6-4b)を選定してスライス5-3,5-4を確保する。また、SLG6-1が、vCPE3からスライス確保要求を受けた場合、ネットワーク条件を満たす宛先SLGが無い場合には、新規に宛先SLG(例えば、6-6b)を起動させて、スライス5-5,5-6を確立し、ネットワーク条件を満たすスライス8-2を確立する。
このように、通信システム1では、オーケストレータを介さずに、SLG6が自立的にスライス確保或いはスライス確立を行っているため、迅速かつ柔軟にスライスを設定できる。そこで、次に、SLG6の構成について説明する。
[SLGの構成]
図2は、図1に示すSLG6の構成を説明する図である。図2に示すように、SLG6は、NFVIの物理リソース92及び仮想化レイヤ91上に構築され、作成部61と、管理部62と、振分部63と、SLG機能を実行するSLG機能部64とを有する。
作成部61は、他の各SLGに関するトポロジー情報、遅延状態及び処理能力情報を作成し、vCPE3によるスライス確保要求に対するスライスを選定する。作成部61は、SLG情報送受信部611と、テーブル作成部612(第1の作成部、取得部)と、トポロジー作成部613(第2の作成部)と、スライス選定部614(選定部)とを有する。
SLG情報送受信部611は、自装置のSLG6の処理能力情報であるSLG情報を送信する。SLG情報送受信部611は、他の各SLG6からSLG情報を受信すると、受信した他のSLG6のSLG情報に自装置のSLG情報を追加し、隣接するノードに追加したSLG情報を送信する。
図3は、SLG情報を説明する図である。SLG情報は、当該SLG6の識別番号(SLD-ID番号)、全保有帯域、残帯域、メモリ量、CPU(Central Processing Unit)、及び、NFV(Network Functions Virtualization)の処理能力(DPI、AI、IoTサーバ制御、オプティマイズ、トランスコーディング等)を含む。言い換えると、SLG情報は、それぞれのSLGの識別情報とともに、全保有帯域、使用帯域、使用可能リソース及び処理可能機能を含む。
テーブル作成部612は、SLG情報送受信部が受信した他のSLG6のSLG情報を基にSLGテーブルを作成する。図4は、SLGテーブルのデータ構成の一例を示す図である。図4に示すように、SLGテーブルは、SLGの識別番号、遅延状態、使用帯域(帯域)、保有帯域(全保有帯域)、残帯域、メモリ、CPU、NFVの項目を有する。なお、テーブル作成部612は、遅延測定622部が測定結果を基に、各SLG6の遅延状態を取得し、SLGテーブルに登録する。
トポロジー作成部613は、隣接するSLGと隣接関係を確立し、各SLGの隣接情報を取得して、SLGのトポロジーマップをトポロジー情報として作成する。また、トポロジー作成部613は、通信システム1が保有するNFVマップを作成する。
スライス選定部614は、vCPE3からスライス確保要求を受けると、他の各SLG6に関するトポロジー情報、遅延状態及び処理能力情報を基に、ネットワーク条件を満たすネットワークスライスの宛先SLGを選定してネットワークスライスを確保する。或いは、スライス選定部614は、ネットワーク条件を満たす宛先SLGが無い場合には、新規に宛先SLGを起動させてネットワーク条件を満たすスライスを確立する。スライス選定部614は、SLGテーブル、トポロジーマップ及びNFVマップを基に、宛先SLGを選定する。
スライス選定部614は、ネットワーク条件を満たすスライス或いは宛先SLGが無い場合には、SLGテーブル、トポロジーマップ及びNFVマップを基に、ネットワーク条件の遅延要件を満たす配下のSLG6からコンピュータノードを探索し、探索したコンピュータノードに新規に宛先SLGを起動させる。そして、スライス選定部614は、該宛先SLGにリソース確保要求を送信する。
スライス選定部614は、vCPE3から端末2のSLA情報と必要とするNFVとを含むネットワークスライス確保要求を受けると、SLGテーブル、トポロジーマップ及びNFVマップを基に、該当するNFVを有する宛先SLGを選定する。そして、スライス選定部614は、選定した宛先SLGまでのリソース確保要求と該当するNFVの確保要求を宛先SLGに送信してネットワークスライスを確保する。
管理部62は、スライスに関する情報を管理する。管理部62は、少なくとも各スライスの識別情報及びアクセス情報を管理するスライス情報管理部621と、トポロジーマップに従い宛先SLGごとにパケットを送信して遅延を測定する遅延測定部622と、スライスの故障の有無を管理するスライス故障管理部623と、SLG6に付与されたタグを管理するタグ管理部624とを有する。管理部62が管理する管理結果或いは遅延の測定結果は、作成部61に出力される。
振分部63は、vCPE3から送信されたトラヒックを、スライス選定部614が確保または確立したネットワークスライスに振り分ける。振分部63は、トラヒックのスライスへの振り分けを管理するスライス振分管理部631と、スライスのトラヒックの振り分けを実行するスライス振分部632とを有する。スライス振分部632は、VNFとして動作する。
SLG機能部64は、SLG管理部641と、SLG機能部(VNF)642とを有する。SLG管理部641は、SLG機能部(VNF)642のSLG処理を管理する。SLG機能部(VNF)642は、トンネル終端機能、トンネル振り分け機能、NAT機能を有し、VNFとして動作する。
[処理の流れ]
次に、通信システム1におけるスライス確立までの処理の流れについて説明する。まず、図5及び図6を参照して、遅延条件を満たすスライスがある場合について説明する。図5及び図6は、図1に示す通信システム1におけるスライス確立までの処理の流れについて説明する図である。
図5に示すように、まず、端末2からネットワーク側にあるvCPE3に対して接続要求を送信する(図5の(1)参照)。接続要求を受信したvCPE3は、認証サーバ4へアクセスする(図5の(2)参照)。認証サーバ4は、接続要求を行った端末2のユーザSLA情報をネットワーク条件としてvCPE3に送信する(図5の(3)参照)。言い換えると、認証サーバ4は、接続要求を行った端末2が必要とする帯域、遅延等のネットワーク条件を送信する。SLA情報を受信したvCPE3は、隣接するSLG6-1a,6-3aに、端末2に該当するトラヒックの宛先及びSLA情報を送信し、スライス確保を要求する(図5の(4)参照)。
vCPE3からスライス確保を要求されたSLG6-1a,6-3aは、それぞれが有するSLGテーブルを参照して、トラヒックの宛先に該当する宛先SLGを選定する(図5の(5)参照)。その際、SLG6-1a,6-3aは、遅延SLAが想定以内かどうか確認する。
ここでは、SLG6-1aが、遅延SLAが想定以内であり、トラヒックの宛先に該当する宛先SLG6-2bを選定した場合を例に説明する。この場合、SLG6-1aは、選定した宛先SLG6-2bまでのリソース確保要求を送信する(図6の(6)参照)。宛先SLG6-2bは、スライスを確保し、確保完了メッセージを送信する(図6の(7)参照)。宛先SLG6-2bからメッセージを受け取った中継SLG(図6の例では、SLG6-1b,6-2a)は、自ノード情報を追加して送信元のSLG6-1aへ送信する。
これらを受信したSLG6-1aは、vCPE3に対して、確保完了を送り(図6の(8)参照)、スライス5-1,5-2を有するスライス8-1を確立する(図6の(9)参照)。そして、vCPE3は、トラヒックを、SLG6-1aへ送信し、SLG6-1aは、スライス8-1を介して、宛先SLG6-2bへトラヒックを送信する。
次に、図7を参照して、遅延条件を満たすスライスが無い場合について説明する。図7は、図1に示す通信システム1におけるスライス確立までの処理の流れの他の例について説明する図である。
図7では、vCPE3によるSLG6-1a,6-3aへのスライス確保後の処理より説明する。vCPE3からスライス確保を要求されたSLG6-1a,6-3aは、それぞれが有するSLGテーブルを参照して、トラヒックの宛先に該当するとともに、遅延SLAが想定以内である宛先SLGを選定する。
ここでは、ネットワーク条件を満たすSLGが無い場合について説明する(図7の(1)参照)。この場合、SLG6-1aは、遅延要件を満たす配下SLGよりコンピュートノードを探索する(図7の(2)参照)。そして、SLG6-1aは、探索したコンピュートノードに、新たに宛先SLG6-6bを起動し(図7の(3)参照)、リソース確保要求を送信する(図7の(4)参照)。宛先SLG6-6bは、NFVのコンピュート情報についてマイグレーション要求を送信する(図7の(5)参照)。マイグレーションが終了すると、宛先SLG6-6bは、確保完了メッセージを送信する(図7の(6)参照)。メッセージを受け取った中継SLG(図6の例では、SLG6-1b,6-2a)は、自ノード情報を追加して送信元のSLG6-1aへ送信する。
これらを受信したSLG6-1aは、vCPE3に対して、確保完了を送り(図7の(7)参照)、スライス5-5,5-6を有するスライス8-2を確立する(図7の(8)参照)。そして、vCPE3は、トラヒックを、SLG6-1aへ送信し、SLG6-1aは、スライス8-2を介して、宛先SLG6-2bへトラヒックを送信する。
次に、図8を参照して、遅延条件を満たすためにNFV確率が必要となる場合について説明する。図8は、図1に示す通信システム1におけるスライス確立までの処理の流れの他の例について説明する図である。
図8に示すように、まず、端末2からネットワーク側にあるvCPE3に対して接続要求を送信する(図8の(1)参照)。接続要求を受信したvCPE3は、認証サーバ4へアクセスする。認証サーバ4は、接続要求を行った端末2のユーザSLA情報と、必要とするNFVとをネットワーク条件としてvCPE3に送信する(図8の(2)参照)。SLA情報を受信したvCPE3は、隣接するSLG6-1a,6-3aに、端末2に該当するトラヒックの宛先、SLA情報、及び、必要とするNFVを送信しスライス確保を要求する(図8の(3)参照)。
vCPE3からスライス確保を要求されたSLG6-1a,6-3aは、それぞれが有するSLGテーブルを参照して、遅延SLAが想定以内であり、トラヒックの宛先に該当するとともに、必要とするNFVを保有するSLGを選定する(図8の(4)参照)。
SLG6-1aが、宛先SLGとして、SLG6-4bを選定した場合を例に説明する。この場合、SLG6-1aは、選定した宛先SLG6-4bまでのリソース確保要求と、必要とするNFV確保要求を送信する(図8の(5)参照)。宛先SLG6-4bは、スライスを確保し、必要とするNFVを確保すると、確保完了メッセージを送信する(図8の(6)参照)。宛先SLG6-4bからメッセージを受け取った中継SLG(図8の例では、SLG6-1b,6-4a)は、自ノード情報を追加して送信元のSLG6-1aへ送信する。
これらを受信したSLG6-1aは、vCPE3に対して、確保完了を送り(図8の(7)参照)、スライス5-1,5-4を有するスライス8-3を確立する(図8の(8)参照)。そして、vCPE3は、トラヒックを、SLG6-1aへ送信し、SLG6-1aは、スライス8-3を介して、宛先SLG6-2bへトラヒックを送信する。
[SLGテーブル作成処理]
次に、SLG6がSLGテーブルを作成するまでの処理手順について説明する。図9は、図1に示すSLG6によるSLGテーブルの作成処理の処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、SLG6は、他のSLG6からSLG情報を受信すると(ステップS1)、受信したSLG情報のSLG-ID番号が、SLGテーブルに既に登録済みのID番号であるか否かを判定する(ステップS2)。SLG6は、受信したSLG情報のSLG-ID番号が、SLGテーブルに既に登録済みのID番号でないと判定した場合(ステップS2:No)、このSLG-ID番号をSLGテーブルに登録する(ステップS3)。
SLG6は、受信したSLG情報のSLG-ID番号が、SLGテーブルに既に登録済みのID番号であると判定した場合(ステップS2:Yes)、または、ステップS3終了後、SLGテーブルを参照して(ステップS4)、このSLG―ID番号に対応する情報と、受信したSLD情報に含まれる情報との間に差分があるか否かを判定する(ステップS5)。
SLG6は、SLG―ID番号に対応する情報と、受信したSLD情報に含まれる情報との間に差分があると判定した場合(ステップS5:Yes)、差分に応じてSLDテーブルを更新する(ステップS6)。
SLG6は、SLG―ID番号に対応する情報と、受信したSLD情報に含まれる情報との間に差分がないと判定した場合(ステップS5:No)、または、ステップS6終了後、このSLD情報を送信したSLG6から定期的に情報を受信しているか否かを判定する(ステップS7)。
SLG6は、このSLD情報を送信したSLG6から定期的に情報を受信していると判定した場合には(ステップS7:Yes)、このSLD-ID番号に対応する情報の登録を維持する(ステップS8)。
SLG6は、このSLD情報を送信したSLG6から定期的に情報を受信していないと判定した場合(ステップS7:No)、または、ステップS8終了後、SLGテーブルの作成を完了して(ステップS9)、処理を終了する。
[トラヒック送信処理]
次に、SLG6によるスライスへのトラヒックの送信処理の処理手順について説明する。図10は、図1に示すSLG6によるスライスへのトラヒックの送信処理の処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、SLG6は、vCPE3からスライス確保の要求とネットワーク条件とを含む情報を受信すると(ステップS11)、管理部62が管理する情報を基に、このトラヒックの送信先として既存スライスの登録が有るか否かを判定する(ステップS12)。
SLG6は、このトラヒックの送信先として既存スライスの登録がないと判定した場合(ステップS12:No)、SLGテーブルを参照して(ステップS13)、遅延要件を満たす宛先SLGが有るか否かを判定する(ステップS14)。なお、必要とするNFVがネットワーク条件に含まれる場合には、SLG6は、遅延要件を満たす宛先SLGであって、必要とするNFVを保有するSLGを選定する。
SLG6は、遅延要件を満たす宛先SLGが有ると判定した場合(ステップS14:Yes)、或いは、SLG6は、遅延要件を満たす宛先SLGであって必要とするNFVを保有するSLGがあると判定した場合、SLI(Scalable Line Interconnect)に合う宛先SLGを選定する(ステップS15)。そして、SLG6は、選定した宛先SLGまでのリソース確保要求、または、選定した宛先SLGまでのリソース確保及び必要とするNFV確保要求を送信する。宛先SLGは、スライスを確保し、確保完了メッセージを要求元のSLG6に送信する。
これによって、SLG6は、選定した宛先SLGを確保し、スライスを確立し(ステップS16)、確立したスライスのSLG6に該スライスに対応させたタグを付ける(ステップS17)。
SLG6は、遅延要件を満たす宛先SLGが無いと判定した場合(ステップS14:No)、遅延要件を満たす配下SLGよりコンピュートノードを探索する(ステップS18)。そして、SLG6は、探索したコンピュートノードに、新たに宛先SLGを起動し(ステップS19)、リソース確保要求を送信する。なお、新たに起動した宛先SLGは、NFVのコンピュート情報についてマイグレーション要求を送信し、マイグレーションが終了すると、宛先SLGは、確保完了メッセージを送信する。これに受けて、SLG6は、SLGテーブルを更新して(ステップS20)新規の宛先SLGの情報を追加する。そして、SLG6は、この宛先SLGを確保し、スライスを確立し(ステップS21)、確立したスライスのSLG6に該スライスに対応させたタグを付ける(ステップS22)。
SLG6は、既存スライスの登録が有ると判定した場合(ステップS12:Yes)、ステップS17終了後、または、ステップS22終了後、トラヒックを、既存スライス或いは確立したスライスを介してトラヒックを宛先SLGに送信する(ステップS23)。
[実施の形態の効果]
この実施の形態に係る通信システム1では、SLG6は、vCPE3からネットワーク条件を含むネットワークスライス確保要求を受けると、他の各SLGに関するトポロジー情報、遅延状態及び処理能力情報を基に、ネットワーク条件を満たすスライスの宛先SLGを選定してネットワークスライスを確保する。或いは、SLG6は、ネットワーク条件を満たす宛先SLGが無い場合には、新規に宛先SLGを起動させてネットワーク条件を満たすネットワークスライスを確立する。そして、SLG6は、vCPEから送信されたトラヒックを、確保または確立したスライスに振り分ける。
このように、通信システム1では、オーケストレータを介さずに、SLG6が自立的にスライス確保或いはスライス確立を行っているため、迅速かつ柔軟にスライスを設定できるという効果を奏する。
[システム構成等]
図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。また、本実施形態において説明した各処理は、記載の順にしたがって時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
図11は、プログラムが実行されることにより、SLG6やvCPE3を構築する物理リソースが実現されるコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM(Random Access Memory)1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1031に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1041に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1041に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1031は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、SLG6やvCPE3を構築する物理リソースの各処理を規定するプログラムは、コンピュータ1000により実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1031に記憶される。例えば、SLG6やvCPE3を構築する物理リソースにおける機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1031に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1031は、SSD(Solid State Drive)により代替されてもよい。
また、上述した実施形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1031に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1031に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1031に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1041等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 通信システム
2 端末
3 vCPE
4 認証サーバ
6,6-1a~6-6b SLG
7,7-1~7-7 転送装置
9 NFVI
61 作成部
62 管理部
63 振分部
64 SLG機能部
91 仮想化レイヤ
92 物理リソース
611 SLG情報送受信部
612 テーブル作成部
613 トポロジー作成部
614 スライス選定部
621 スライス情報管理部
622 遅延測定部
623 スライス故障管理部
624 タグ管理部
631 スライス振分管理部
632 スライス振分部(VNF)
641 SLG管理部
642 SLG機能部(VNF)

Claims (5)

  1. 物理リソース上に設けられた仮想的な論理ネットワークであるネットワークスライスと、ネットワークスライスの端部に設けられるSLG(Slice Gateway)と、端末を収容するvCPE(virtualized Customer Premises Equipment)と、を有する通信システムであって、
    前記SLGは、
    前記vCPEからネットワーク条件を含むネットワークスライス確保要求を受けると、他の各SLGに関するトポロジー情報、遅延状態及び処理能力情報を基に、前記ネットワーク条件を満たすネットワークスライスの宛先SLGを選定してネットワークスライスを確保し、トラヒックの宛先に該当する宛先SLGであって前記ネットワーク条件を満たすネットワークスライスの宛先SLGの登録が無い場合には、新規に宛先SLGを起動させて前記ネットワーク条件を満たすネットワークスライスを確立する選定部と、
    前記vCPEから送信されたトラヒックを、前記選定部が確保または確立したネットワークスライスに振り分ける振分部と、
    を有することを特徴とする通信システム。
  2. 前記選定部は、トラヒックの宛先に該当する宛先SLGであって前記ネットワーク条件を満たすネットワークスライスの宛先SLGの登録が無い場合には、前記他の各SLGに関するトポロジー情報、遅延状態、処理能力情報を基に、ネットワーク条件の遅延要件を満たす配下のSLGからコンピュータノードを探索し、探索したコンピュータノードに新規に宛先SLGを起動させ、該宛先SLGにリソース確保要求を送信することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記選定部は、前記vCPEから前記端末のSLA(Service Level Agreement)情報と必要とするNFV(Network Functions Virtualization)とを含むネットワークスライス確保要求を受けると、他の各SLGに関するトポロジー情報、遅延状態、処理能力情報を基に、該当するNFVを有する宛先SLGを選定し、選定した宛先SLGまでのリソース確保要求と該当するNFVの確保要求を宛先SLGに送信してネットワークスライスを確保することを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記SLGは、
    他の各SLGからそれぞれのSLGの識別情報とともに、全保有帯域、使用帯域、使用可能リソース及び処理可能機能を含むSLGの処理能力情報を受信して、各SLGの処理能力情報を示すSLGテーブルを作成する第1の作成部と、
    隣接するSLGと隣接関係を確立し、各SLGの隣接情報を取得して、SLGのトポロジーマップを前記トポロジー情報として作成する第2の作成部と、
    前記トポロジー情報に従い、宛先SLGごとにパケットを送信して遅延を測定し、各SLGの遅延状態を取得する取得部と、
    を有することを特徴する請求項1~3のいずれか一つに記載の通信システム。
  5. 物理リソース上に設けられた仮想的な論理ネットワークであるネットワークスライスと、ネットワークスライスの端部に設けられるSLGと、端末を収容するvCPEと、を有する通信システムが実行する方法であって、
    前記SLGが、前記vCPEからネットワーク条件を含むネットワークスライス確保要求を受ける工程と、
    前記SLGが、他の各SLGに関するトポロジー情報、遅延状態及び処理能力情報を基に、前記ネットワーク条件を満たすネットワークスライスの宛先SLGを選定してネットワークスライスを確保する工程と、
    前記SLGが、トラヒックの宛先に該当する宛先SLGであって前記ネットワーク条件を満たすネットワークスライスの宛先SLGの登録が無い場合には、新規に宛先SLGを起動させて前記ネットワーク条件を満たすネットワークスライスを確立する工程と、
    前記SLGが、前記vCPEから送信されたトラヒックを、確保または確立されたネットワークスライスに振り分ける工程と、
    を含んだことを特徴とする通信方法。
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