JP7003781B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に関する。
内燃機関(エンジン)のクランクケースには、オイルを貯留するためのオイルパンが設けられている(例えば、特許文献1)。
特開2013-2308号公報
内燃機関のメンテナンス時には、クランクケースからオイルパンを取り外さなければならない場合がある。また、オイルパンを取り外す際には、オイルパンとクランクケースとの間にあるシールやパッキンを刃物(刃体)で切断して、オイルパンをクランクケースから剥がす必要がある。
しかしながら、内燃機関の搭載上の都合等により、刃物をオイルパンの全周にわたって挿入することができない場合がある。この場合、オイルパンをクランクケースから取り外しにくい。
そこで、本明細書開示の内燃機関は、クランクケースからオイルパンを取り外しやすくすることを課題とする。
かかる課題を解決するために、本明細書に開示された内燃機関は、クランクケースと、前記クランクケースの第1方向の一側にシール部材を介して装着され、オイルを貯留するオイルパンと、を備え、前記クランクケースは、前記シール部材の切断に用いる刃体を挿入可能な前記クランクケースと前記オイルパンとの間の第1位置の近傍において、前記第1方向の一側に突出した突起部を有し、前記クランクケースの、前記突起部の先端と前記第1位置との間の部分は、前記突起部の先端と前記第1位置とを結ぶ直線よりも前記第1方向の一側に存在していない。
本明細書開示の内燃機関によれば、クランクケースからオイルパンを取り外しやすくすることができる。
一実施形態に係る内燃機関を概略的に示す図である。 図1のクランクケースとオイルパンを示す斜視図である。 オイルパンカッターを挿入可能な位置を太線にて示す図である。 クランクケース10を+X側から見た状態を示す図である。 図5(a)は、図3のA-A線断面図であり、図5(b)は、突起部の作用を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図1~図5(b)に基づいて詳細に説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されて描かれている場合もある。
図1は、一実施形態に係る内燃機関100を概略的に示す図である。
内燃機関100は、図1に示すように、複数のシリンダ21a、21b、21c、21dを有するシリンダブロック11と、シリンダブロック11の上部に組み付けられるシリンダヘッド12とを備えている。なお、図1においては、内燃機関100を車両に搭載したときの上下方向をZ軸方向(第1方向)とし、シリンダ21a~21dが並ぶ方向をX軸方向、X軸及びZ軸に直交する方向をY軸方向としている。
シリンダブロック11の下部(-Z側)にはクランクシャフト22の一部を収納するクランクケース10が組み付けられている。また、クランクケース10の下部(-Z側)にはオイルを貯留するためのオイルパン50が組み付けられている。オイルパン50は、クランクケース10を下方(-Z方向)から覆っている。なお、内燃機関100には、その+Z側において、変速機を収納するギヤハウジング15が組み付けられている。
各シリンダ21a~21d内にそれぞれ設けられた不図示のピストンはコネクティングロッドを介してクランクシャフト22に連結されている。クランクシャフト22は、ギヤハウジング15内の変速機にX軸回りの回転力を伝達する。なお、クランクシャフト22は、クランクケース10により下方から覆われている。
図2及び図3は、図1のクランクケース10とオイルパン50を示す斜視図及び平面図である。図2において、+X側の端面にギヤハウジング15が設けられるため、+X側の端面31をギヤハウジング搭載面31と呼ぶものとする。なお、図2(及び図4)においては、図面の見やすさのため、ギヤハウジング搭載面31にハッチングを付して示している。
オイルパン50は、クランクケース10との間にパッキンやシールなどのシール部材35(図5(a)参照)を介在させた状態で、クランクケース10に対して-Z側からネジ止めされている。
本実施形態では、内燃機関100の点検や部品交換(オイルパン50やシール部材35、レベルセンサーなどの交換)等においてオイルパン50を取り外すときには、オイルパン50をクランクケース10に固定しているネジを外し、オイルパン50とクランクケース10の間に刃体(オイルパンカッター)を挿入することで、シール部材35を切断する必要がある。しかしながら、内燃機関100の車両搭載上の都合、構造上の都合等により、オイルパン50とクランクケース10の間の全周にわたってオイルパンカッターを挿入できない場合がある。本実施形態では、一例として、図3において太線で示す部分にしか、オイルパンカッターを挿入できないものとする。この場合、シール部材35を全周にわたって切断することができないため、クランクケース10からオイルパン50を取り外しにくいことがある。
そこで、本実施形態では、図2、図3及びクランクケース10を+X側から見た状態を示す図4からわかるように、クランクケース10のギヤハウジング搭載面31近傍に、-Z側に突出する突起部33を設けることとしている。突起部33は、オイルパンカッターを挿入できる位置(図3において太線で示す範囲内の位置)の近傍に設けられている。本実施形態では、図3の位置P(第1位置)の近傍に突起部33が設けられている。また、図4、及び図3のA-A線断面図である図5(a)に示すように、突起部33の-Z側の端面33aのZ位置(Z軸方向の位置)は、クランクケース10におけるオイルパン50の搭載面10a(位置P)のZ位置と一致している。
更に、図5(a)に示すように、クランクケース10のうち突起部33とオイルパン50の搭載面10a(位置P)との間の部分は、突起部33の-Z側の端面と位置Pとを結ぶ直線(図5(a)の破線)よりも-Z側に存在していない。すなわち、突起部33の端面33aと位置Pとの間の稜線が、端面33aと位置Pとを結ぶ直線の-Z側に位置しないようになっている。
このようにすることで、オイルパン50とクランクケース10の間にオイルパンカッターを挿入して、シール部材35の一部を切断した後に、図5(b)に示すように、オイルパン50とクランクケース10の間(位置P)に薄板状の工具60(例えばマイナスドライバなど)を挿入することができる。そして、突起部33をてこの支点として利用することで、オイルパン50をクランクケース10から剥がす際に工具60に加える力(太線矢印で示す方向の力F)を小さくすることができる。これにより、クランクケース10からオイルパン50を剥がしやすくすることができる。また、上述のように、突起部33の-Z側の端面33aと、オイルパン50の搭載面10aとを結ぶ直線(図5(a)の破線)上には、クランクケース10の他の部分が存在していないので、クランクケース10の他の部分が工具60の動きの邪魔になることがない。
なお、本実施形態において、突起部33が設けられる「位置Pの近傍」とは、工具60を位置Pに挿入してオイルパン50を剥がすときに、突起部33をてこの支点として利用できる位置を意味している。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、内燃機関100のクランクケース10は、クランクケース10とオイルパン50との間の、オイルパンカッターを挿入可能な位置(位置P)の近傍において、-Z側に突出した突起部33を有している。また、クランクケース10の突起部33と位置Pとの間の部分は、突起部33の先端とオイルパンの搭載面とを結ぶ直線よりも-Z側に存在していない。この場合、位置Pに対して工具60を挿入し、突起部33をてこの支点として、工具60を用いてオイルパン50を剥がすことができる。このように、本実施形態では、てこの原理を利用することで、オイルパン50を剥がす際に必要な力を低減することができるので、オイルパン50をクランクケース10から剥がしやすくすることができる。
また、突起部33は、クランクケース10の端部に設けられている。これにより、作業者が工具60に力を加えてオイルパン50を剥がす際に、クランクケース10の他の部分が邪魔にならないため、作業性が良い。
なお、上記実施形態では、突起部33の-Z側の端面33aのZ位置が、クランクケース10におけるオイルパン50の搭載面10aのZ位置と一致しているものとして説明したが、これに限られるものではない。突起部33は、刃体や工具60を位置Pに挿入する際に邪魔にならず、突起部33の端面33aがてこの支点になればよいので、突起部33の-Z側の端面33aのZ位置は、オイルパン50の搭載面10aと一致していなくてもよい。すなわち、突起部33の端面33aと搭載面10aのZ位置はほぼ同一であればよく、例えば、突起部33の端面33aは、搭載面10aよりも0~5mm程度+Z側に位置していてもよい。
なお、上記実施形態では、突起部33を、クランクケース10のギヤハウジング搭載面31の近傍に設ける場合について説明したが、これに限られるものではない。すなわち、図3において太線で示す範囲(オイルパンカッターを挿入できる位置)の近傍であり、工具60を支障なく使うことができる位置であれば、その他の位置に突起部33を設けることとしてもよい。
上記実施形態は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
10 クランクケース
33 突起部
35 シール部材
50 オイルパン
100 内燃機関
P 第1位置

Claims (1)

  1. クランクケースと、
    前記クランクケースの第1方向の一側にシール部材を介して装着され、オイルを貯留するオイルパンと、を備え、
    前記クランクケースは、前記シール部材の切断に用いる刃体を挿入可能な前記クランクケースと前記オイルパンとの間の第1位置の近傍において、前記第1方向の一側に突出した突起部を有し、
    前記クランクケースの、前記突起部の先端と前記第1位置との間の部分は、前記突起部の先端と前記第1位置とを結ぶ直線よりも前記第1方向の一側に存在していないことを特徴とする内燃機関。
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