JP6994442B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関し、特に、器具本体と光源ユニットとが分離する照明器具に関する。
天井に配される照明器具の1つに、長尺の光源ユニットと、光源ユニットを収容する凹部を有した器具本体とを備えるものがある(特許文献1参照)。この照明器具では、器具本体が備えるバネ受けに、光源ユニットが備える取付バネが引っかけられると、取付バネの弾性力により光源ユニットが照明器具側に引き寄せられて、器具本体に光源ユニットが収容される。光源ユニットの長手方向中央付近には、重たい部材である電源部が配される。
特開2014-078422号公報
上述の照明器具では、光源ユニットでは、取付バネが長手方向の両端部付近にあるため、長手方向の長さが長くなるほど、また取付バネの位置が光源ユニットにおいて電源部が配された中央付近から離れるほど、電源部の重みによって光源ユニットの中央付近が下方へと撓み、光源ユニットと器具本体との間に隙間が生じ得るという問題がある。
本発明は、係る問題に鑑みてなされたものであり、光源ユニットが撓むのを抑制できる照明器具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る照明器具は、長尺状の光源ユニットと、前記光源ユニットが取り付けられる器具本体とを備える照明器具であって、前記器具本体及び光源ユニットの一方は、凹部を有し、前記器具本体及び光源ユニットの他方は、前記器具本体に前記光源ユニットが取り付けられた状態で、前記凹部の長辺側面部に弾性的に付勢し摩擦係合する固定部材を備える。
上述の構成により、本発明に係る照明器具は、光源ユニットと器具本体とを強固に固定し光源ユニットが撓むのを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る照明器具を示す下方斜視図 図1の照明器具における、器具本体と光源ユニットとを分離した図 (a)図2の光源ユニットの側面図、(b)光源ユニットの平面図 図3(b)のA-A断面を模式的に示す図 (a)支持体の平面図、(b)支持体の正面図 (a)固定部材の下方斜視図、(b)固定部材の正面図 (a)支持体と固定部材のネジによる累合を模式的に表す図、(b)器具本体と光源ユニットの係合前の状態を模式的に示す図、(c)器具本体と光源ユニットの係合を模式的に示す図 (a)本発明の第2の実施形態に係る器具本体と光源ユニットの係合前の状態を模式的に示す図、(b)本発明の第2の実施形態に係る器具本体と光源ユニットの係合を模式的に示す図 (a)本発明の第3の実施形態に係る器具本体と光源ユニットの係合前の状態を模式的に示す図、(b)本発明の第3の実施形態に係る器具本体と光源ユニットの係合を模式的に示す図 (a)本発明の第4の実施形態に係る器具本体と光源ユニットの係合前の状態を模式的に示す図、(b)本発明の第4の実施形態に係る器具本体と光源ユニットの係合を模式的に示す図 (a)本発明の第5の実施形態に係る器具本体と光源ユニットの係合前の状態を模式的に示す図、(b)本発明の第5の実施形態に係る器具本体と光源ユニットの係合を模式的に示す図 (a)本発明の第6の実施形態に係る器具本体と光源ユニットの係合前の状態を模式的に示す図、(b)本発明の第6の実施形態に係る器具本体と光源ユニットの係合を模式的に示す図 (a)本発明の一変形例に係る固定部材の下方斜視図、(b)固定部材の正面図 本発明のその他の変形例に係る器具本体と光源ユニットの係合を模式的に示す図
<1.第1の実施形態>
<1.1.概要>
以下、本発明の一実施形態に係る照明器具1について図面を参照しながら説明する。照明器具1は、図1に示すように、一例として長尺状の形状を有し、取付対象の一例としての天井面に取り付けられ、室内側に光を照射する。照明器具1は、器具本体2及び光源ユニット3を備える。
器具本体2は、図2に示すように、一の面に凹部の一例としての収容凹部22が形成された箱状の外観を有し、外観を構成する筐体21は、板金を曲げ加工等して形成される。光源ユニット3は、光源の一例としてLED(Light Emitting Diode)を備えた長尺状の部材である。
光源ユニット3は、図2に示すように樹脂製のカバー部33を有する。光源ユニット3は、照明器具1の外部方向へ光を照射する向きに、収容凹部22に少なくとも一部が収容される状態で取り付けられる。収容に関し、器具本体2は、収容凹部22における開口面と対向する底面部221に、バネ受け24及び25を備える。また、光源ユニット3は、収容凹部22に収容された状態において底面部221に対向する面に電源部34、取付バネ部35、取付バネ部36及び固定部材37を備える。光源ユニット3では、重量のある電源部34が位置する長手方向の中央付近が、長手方向端部付近など他の部分と比べて重たくなっている。
器具本体2に光源ユニット3を収容する場合、ユーザが、まず取付バネ部35をバネ受け24に係合し、取付バネ部36をバネ受け25に係合する。その状態で、ユーザが光源ユニット3を収容凹部22の底面部221の方へ近づけていくと、取付バネ部35及び36の弾性力により光源ユニット3が収容凹部22の奥、すなわち底面部221方向に引き寄せられ、収容凹部22内に光源ユニット3の一部が収容された状態で、光源ユニット3が器具本体2に固定される。光源ユニット3の中央付近には、固定部材37が設けられている。固定部材37は、バネ部材であり、光源ユニット3が器具本体2に収容された場合に、収容凹部22を構成する長辺側面部222及び223に弾性的に付勢し摩擦係合する。これにより、光源ユニット3の中央付近が収容凹部22にきっちり固定されるので、光源ユニット3の中央付近が重みなどによって撓み、光源ユニット3と収容凹部22との間に隙間があいてしまうのを防ぐことができる。
以下、照明器具1について、より詳細に説明する。なお、本明細書において参照する各図は、本発明の理解を容易にするために構成の一部を省略、誇張して表わすなど模式的に表している。
<1.2.器具本体2>
器具本体2は、図2に示すように、筐体21、バネ受け24、バネ受け25及び電源端子台27を備える。
筐体21は、一の面に収容凹部22が形成された箱状の部材であり、器具本体2の外観を構成する。筐体21の断面形状は、反射板部211及び212を備えた、いわゆる逆富士形である。なお、筐体21は、逆富士形以外にトラフ形、下面開放形などの形状であってもよい。
収容凹部22は、図2に示すように、長尺状の底面部221の長辺から長辺側面部222、223が起立し、底面部221の短辺から短辺側面部224、225が起立して成る。底面部221には、天井面5から露出し照明器具1に電力を供給するための電源ケーブル8などの電線を通すための孔が長手方向に沿って複数設けられている。また、底面部221には、天井面5から露出する吊ボルト(一例として6a、7a)を通すための孔が長手方向における両端寄りの位置に2個設けられている。図2に示すように、これらの孔に吊ボルト6a及び7aがそれぞれ通されたのち、吊ボルト6a及び7aにナット部材(一例として6b、7b)が締め付けられることで、器具本体2が天井面5に固定される。
底面部221には、上述のようにバネ受け24、25が配され、また電源端子台27が配されている。バネ受け24は、取付バネ部35が係合されるバネブラケットである。バネ受け25は、取付バネ部36に係合されるバネブラケットである。バネ受け24及び25は、金属板を孔あけ加工、折り曲げ加工等して形成される部材である。電源端子台27は、外部の電源と電源部34とを接続するための電線(電源ケーブル8など)を相互に接続する機能を有する。
<1.3.光源ユニット3>
光源ユニット3は、図3(a)(b)、及び図4(a)(b)に示すように、支持体31、光源部32、及びカバー部33、電源部34、取付バネ部35、取付バネ部36、及び固定部材37を有する。
<支持体31>
支持体31は、図5(a)に示すように長尺板状の部材である。支持体31は、アルミ合金などの金属材料で押出成形により形成され、光源部32が発する熱を放散するためのヒートシンクとして機能する。
支持体31は、図5(b)に示すように、底板部31a、反射部31b、及び反射部31cを備える。底板部31aは、支持体31の短手方向中央の平坦な長尺板状の部分である。底板部31aの下面(面S1)に光源部32が配され、上面(面S2)に電源部34、取付バネ部35、取付バネ部36、及び固定部材37が配される。なお、本実施形態では、上下方向として、天井に照明器具1が取り付けられる場合における、照明器具1からみて天井方向を上、床方向を下としている。反射部31b及び反射部31cは、面S1側が、光源322から出射される光を反射する機能を有し、例えば白色塗装されているが、これに限らず、反射シートが貼付されていてもよい。また、反射部31b及び反射部31cのそれぞれには、図5(a)に示すように、固定部材37をネジ固定するためのネジ穴31p及びネジ穴31qがそれぞれ形成されている。
<光源部32>
光源部32は、図4に示すように、長尺状の光源基板321上に、複数の光源322(光源322a、光源322b、・・・)の一例として表面実装型LEDが長手方向に間隔を空けて列状に配されてなる。光源322を配置する列数は、一例として2列としているが、1列でもよいし、3列以上としてもよい。光源部32は、図4に示すように光源322が露出する向きに、支持体31に固定される。
<カバー部33>
カバー部33は、樹脂で構成され、光源322が射出する光を拡散する機能を有する。
<電源部34>
電源部34は、外部から供給されるAC電力を、光源を駆動するためのDC電力に変換し、光源に供給する機能を有する。
<取付バネ部35、36>
取付バネ部35は、器具本体2が有するバネ受け24に係合する部材であり、一例として、バネ線材を曲げ加工等して形成されたダブルトーションバネを有する。取付バネ部35がバネ受け24に係合することにより、光源ユニット3がダブルトーションバネの弾性力により器具本体2に引き寄せられ、光源ユニット3が器具本体2に取り付けられる。取付バネ部36は、器具本体2が有するバネ受け25に係合する部材である。取付バネ部36の構成は、取付バネ部35と同様である。
<固定部材37>
固定部材37は、金属板を折り曲げ、切断、及び穴あけ加工などして形成されたバネ部材であり、支持体31の上面に取り付けられる。固定部材37は、図6(a)及び図6(b)に示すように、平板上の主板部37a、主板部37aから段差をもって形成され、主板部37aから離れるにつれて下へさがるよう傾斜した長尺状の副板部37b及び37c、副板部37b及び37cから略垂直に起立し、先端が弾性を有するよう折れ曲がったバネ部37d及び37eを備える。副板部37bにはネジ穴37pが形成され、副板部37cにはネジ穴37qが形成されている。
固定部材37は、図7(a)に示すように、ネジ穴37p及び37qそれぞれがネジ穴31p及び31qそれぞれに重なる位置に配され、ネジ39a及び39bを用いて支持体31の上面にネジ止めされる。
固定部材37は、一例として、支持体31上面の電源部34の配置位置の付近に配される。電源部34は、重たい部材であるため、その近くを支えることで、効果的に、光源ユニット3、特に支持体31が撓むのを防ぐことができる。
<1.4.光源ユニット3の器具本体2への取り付け>
まず、図2に示すように、天井側から延びた吊ボルト6a、7aに器具本体2の孔を通し、吊ボルト6b,7bで器具本体2を天井に固定する。なお、吊ボルトを用いずに下からビスで器具本体2を固定してもよい。次に、電源ケーブル8を、電源端子台27と接続する。
次に、光源ユニット3側の取付バネ部35を、器具本体2側のバネ受け24に掛ける。取付バネ部36についても同様にバネ受け25に掛ける。この状態で、器具本体2の端子台から延びた電源コードのコネクタ(図示せず)と、光源ユニット3から延びた電源コードのコネクタ(図示せず)を接続する。そして、図7(b)に示すように、光源ユニット3を上に押し上げる。
なお、説明を分かりやすくするため、図7(b)及び図7(c)において、光源ユニット3については、固定部材37及び支持体31以外の構成を省略し、器具本体2については、収容凹部22以外の構成を省略している。図8~図10についても同様である。
図7(b)に示すような光源ユニット3と器具本体2とが離れている状態から、光源ユニット3を器具本体2の収容凹部22内へと押し上げると、図7(c)に示すように、固定部材37のバネ部37d及び37eが、お互い近づくよう弾性変形するともに、収容凹部22を構成する長辺側面部222及び223に弾性的に付勢し、支持体31が器具本体2の開口端縁228に押し付けられて接触する。
このとき、バネ部37dは長辺側面部222に摩擦係合し、バネ部37eは長辺側面部223に摩擦係合する。これら付勢力及び摩擦力により、光源ユニット3の器具本体2への固定が強固になる。このように光源ユニット3が、特に長手方向中央付近において器具本体2に強固に固定されるので、光源ユニット3の重み(特に、電源部34が配される長手方向中央近辺)によって光源ユニット3が撓んでしまい、光源ユニット3と収容凹部22との間に隙間があいてしまうことはない。したがって、照明器具1では、光源ユニット3と器具本体2との間に隙間が生じにくく、照明器具の外側である横方向から見上げた場合であってもきれいな見栄えを実現できる。
<2.第2の実施形態>
第1の実施形態では、収容凹部22の長辺側面部222及び223は平坦に構成し、長辺側面部222及びバネ部37dの摩擦係合、長辺側面部223及びバネ部37eの摩擦係合で、光源ユニット3と器具本体2とを強固に固定していたが、これに限らない。
例えば、図8(a)及び図8(b)に示すように、長辺側面部222及び長辺側面部223に、突出部231及び232を設けてもよい。
図8(a)に示すような光源ユニット3と器具本体2とが離れている状態から、光源ユニット3を器具本体2の収容凹部22内へと押し上げると、図8(b)に示すように、固定部材37のバネ部37d及び37eが、お互い近づくよう弾性変形するともに、収容凹部22を構成する長辺側面部222及び223に弾性的に付勢し、支持体31が器具本体2の開口端縁228に押し付けられて接触する。
このとき、突出部231は、バネ部37dの一部と接触し、バネ部37dと突出部231とが摩擦係合する。突出部232は、バネ部37eの一部と接触し、バネ部37eと突出部232とが摩擦係合する。これにより、第1の実施形態よりも摩擦係合する箇所が増えるので、光源ユニット3と器具本体2とをより強固に固定することができる。
また、バネ部37eが突出部231の上面に載る状態となり、バネ部37dが突出部232の上面に載る状態となるため、器具本体2において、光源ユニット3を下方から支える部分が増加し、器具本体2にかかる光源ユニット3の荷重が複数の部分に分散する。
よって、光源ユニット3の重みによって光源ユニット3が撓む可能性がさらに低くなり、光源ユニット3と収容凹部22との間に隙間があいてしまう可能性をさらに低くすることができる。
<3.第3の実施形態>
第1の実施形態では、収容凹部22の長辺側面部222及び223は平坦に構成し、長辺側面部222及びバネ部37dの摩擦係合、長辺側面部223及びバネ部37eの摩擦係合で、光源ユニット3と器具本体2とを強固に固定していたが、これに限らない。
例えば、図9(a)及び図9(b)に示すように、長辺側面部223及び長辺側面部に、凹部235及び236を設けてもよい。
図9(a)に示すような光源ユニット3と器具本体2とが離れている状態から、光源ユニット3を器具本体2の収容凹部22内へと押し上げると、図9(b)に示すように、固定部材37のバネ部37d及び37eが、お互い近づくよう弾性変形するともに、収容凹部22を構成する長辺側面部222及び223に弾性的に付勢し、支持体31が器具本体2の開口端縁228に押し付けられて接触する。
このとき、バネ部37d及びバネ部37eにおいて外方に張り出した部分が、それぞれ凹部235及び凹部236に嵌り込んで摩擦係合する。これにより、第1の実施形態よりも摩擦係合する箇所が増えるので、光源ユニット3と器具本体2とをより強固に固定することができる。
また、バネ部37eが凹部235の下側の面上に載る状態となり、バネ部37dが凹部236の下側の面上に載る状態となるため、器具本体2において、光源ユニット3を下方から支える部分が増加し、器具本体2にかかる光源ユニット3の荷重が複数の部分に分散する。
よって、光源ユニット3の重みによって光源ユニット3が撓む可能性がさらに低くなり、光源ユニット3と収容凹部22との間に隙間があいてしまう可能性をさらに低くすることができる。
なお、凹部235,236に代えて、長辺側面部222,223に穴部を設けても良い。この場合も凹部の場合と同様に、バネ部37d及びバネ部37eにおいて外方に張り出した部分が穴部に嵌まり込んで摩擦係合する。
<4.第4の実施形態>
第1の実施形態では、収容凹部22の長辺側面部222及び223は平坦に構成し、長辺側面部222及びバネ部37dの摩擦係合、長辺側面部223及びバネ部37eの摩擦係合で、光源ユニット3と器具本体2とを強固に固定していたが、これに限らない。
例えば、図10(a)及び図10(b)に示すように、長辺側面部222a及び長辺側面部223aに、下方にむかい開口に近づくに従い長辺側面部222a及び長辺側面部223aの間隔が狭まるように勾配がついていてもよい。
図10(a)に示すような光源ユニット3と器具本体2とが離れている状態から、光源ユニット3を器具本体2の収容凹部22内へと押し上げると、図10(b)に示すように、固定部材37のバネ部37d及び37eが、お互い近づくよう弾性変形するともに、収容凹部22を構成する長辺側面部222a及び223aに弾性的に付勢し、支持体31が器具本体2の開口端縁228に押し付けられて接触する。
また、バネ部37eが長辺側面部222aとの接触部分に載る状態となり、バネ部37dが長辺側面部223aとの接触部分に載る状態となるため、器具本体2において、光源ユニット3を下方から支える部分が増加し、器具本体2にかかる光源ユニット3の荷重が複数の部分に分散する。
よって、光源ユニット3の重みによって光源ユニット3が撓む可能性がさらに低くなり、光源ユニット3と収容凹部22との間に隙間があいてしまう可能性をさらに低くすることができる。
<5.第5の実施形態>
上記実施形態では、照明器具1において固定部材として固定部材37を1個使用していた。しかしながら、固定部材の個数は、光源ユニット3の全長、重さ、重さのバランス、取付バネの位置などから想定される光源ユニット3の撓みが生じないように決定されれば足り、図11(a)及び図11(b)に示すように、2個の固定部材37及び固定部材39を用いてもよいし、3個以上の固定部材を用いてもよい。固定部材39は、既に説明した固定部材37と同様の構成を有する。
また、上記実施形態では、照明器具1において取付バネ部として2個の取付バネ部35及び36を使用していたが、これに限らず、図11(a)及び図11(b)に示すように、3個の取付バネ部35、36及び38を用いてもよいし、4個以上の取付バネ部を用いてもよい。取付バネ部の個数は、固定部材の場合と同様に、光源ユニット3と器具本体2とを固定できるように適宜定めてよい。
<6.第6の実施形態>
上記実施形態では、固定部材37は、光源ユニット3側が備えていたが、光源ユニット3が器具本体2に固定できれば足り、例えば、図12に示すように、器具本体2aが固定部材377を備えることとしてもよい。
なお、図12(a)及び図12(b)においては、器具本体(2a)及び光源ユニット(3a)の摩擦係合についての説明を分かりやすくするために、器具本体2aに関して固定部材377のみ図示し、光源ユニット3aについては、凹部2200、カバー部33、光源基板321上に、複数の光源322(光源322a、光源322b、・・・)を配した光源部32、及び電源部34のみ図示している。器具本体2aは、天井面5に取り付けられている。
凹部2200は、長尺状の底面部2210の長辺から第2長辺側面部2220、2230が起立し、底面部2210の短辺から短辺側面部(図示せず)が起立して成る。
図12(a)に示すような器具本体2aと光源ユニット3aとが離れている状態から、光源ユニット3aの凹部2200が、器具本体2aの固定部材377を収容するように押し上げると、図12(b)に示すように、固定部材377のバネ部377d及び377eが、お互い近づくよう弾性変形するともに、凹部2200を構成する第2長辺側面部2220及び2230に弾性的に付勢し、凹部2200の開口端縁2280が器具本体2aに押し付けられて接触する。
このとき、バネ部377dは第2長辺側面部2220に摩擦係合し、バネ部377eは第2長辺側面部2230に摩擦係合する。これら付勢力及び摩擦力により、光源ユニット3aの器具本体2aへの固定が強固になる。
このように、器具本体2aにおける固定部材377が配された位置の付近において、光源ユニット3aが強固に固定されるので、光源ユニット3aと器具本体2aとの間に隙間が生じにくく、照明器具の外側である横方向から見上げた場合であってもきれいな見栄えを実現できる。
なお、底面部2210の下面に光源部32を配する構成としているが、これに限らず、光源部32は、底面部2210とは別途のヒートシンクなどに取り付けるなどしてもよい。
また、第6の実施形態における第2長辺側面部に、第2の実施形態に記載された突出部、第3の実施形態に記載された凹部、第4の実施形態に記載された開口端縁に近づくにつれて間隔が狭まる形状、第5の実施形態における複数の固定部材に関する技術思想を適用してもよい。
<7.変形例その他>
以上、本発明に係る照明器具の実施形態を説明したが、例示した照明器具を例えば以下のように変形することも可能であり、本発明が上述の実施形態で示した通りの照明器具に限られないことは勿論である。
(1)上述の実施形態では、固定部材37は、1個の部材で構成していたが、これに限らず、2個以上の部材で構成してもよい。例えば、図13(a)及び図13(b)に示すように、固定部材371及び固定部材372の2個の固定部材を用いてもよい。
固定部材371及び固定部材372は、固定部材37から主板部37aを除いたものであり、副板部37bにはネジ穴37pが形成され、副板部37cにはネジ穴37qが形成されている。固定部材371は、ネジ穴37pがネジ穴31pに重なる位置に配され、ネジ39aを用いて支持体31の上面にネジ止めされる。固定部材372は、ネジ穴37qがネジ穴31qに重なる位置に配され、ネジ39bを用いて支持体31の上面にネジ止めされる。
(2)上述の実施形態及び変形例では、固定部材37は、長尺状の副板部37b及び37cから略垂直に起立し、先端が弾性を有するよう外方へ折れ曲がったバネ部37d及び37eを備えていたが、形状はこれに限らず、収容凹部の長辺側面部に弾性的に付勢し摩擦係合できる形状であれば足りる。例えば、図14にバネ部375d及びバネ部375eとして示すように、収容凹部の長辺側面部に弾性的に付勢し摩擦係合できるよう、バネ部が内方へ折れ曲がる構成としてもよい。この場合、固定部材375は、固定部材37と比べて金属板を折り曲げる回数を減らすことができる。
(3)なお、照明器具1は、天井でなくレースウェイ等のバー金具に設置してもよい。
(4)本発明の各部構成は上記実施形態及び変形例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上記照明器具の各部構成は、LEDに係る照明器具に限定されていない様々な照明器具に適用することが出来る。
(5)上述の実施形態及び各変形例を、部分的に組み合せてもよい。
<8.発明の抽出>
上記の実施形態および変形例から抽出される発明として、例えば、以下の発明を挙げることができる。
(1)本発明の一実施形態に係る照明器具は、長尺状の光源ユニットと、前記光源ユニットが取り付けられる器具本体とを備える照明器具であって、前記器具本体及び光源ユニットの一方は、長辺側面部の内側に構成された凹部を有し、前記器具本体及び光源ユニットの他方は、外方に張り出した部分を備える固定部材を有し、前記器具本体に前記光源ユニットが取り付けられた状態で、前記凹部の内側から前記長辺側面部に弾性的に付勢し摩擦係合する固定部材を備えるとともに、前記長辺側面部は前記固定部材の外方に張り出した部分に接触する接触面を備え、前記器具本体及び前記光源ユニットは、一方に取付部、他方に被取付部を備え、前記取付部が前記被取付部に係合することにより前記光源ユニットが前記器具本体に取り付けられる。
この構成により、本発明に係る照明器具は、光源ユニットと器具本体とを強固に固定し光源ユニットが撓むのを抑制することができる。
(2)また、前記器具本体は、前記凹部として、前記光源ユニットの少なくとも一部を収容する収容凹部を有し、前記固定部材は、前記光源ユニットが前記器具本体に取り付けられた状態で、前記収容凹部の長辺側面部に弾性的に付勢し摩擦係合することとしてもよい。
この構成により、本発明に係る照明器具は、光源ユニットと器具本体とを強固に固定し光源ユニットが撓むのを抑制することができる。
(3)また、前記光源ユニットが、前記凹部を有し、前記器具本体が、前記固定部材を備えることとしてもよい。
この構成により、本発明に係る照明器具は、光源ユニットと器具本体とを強固に固定し光源ユニットが撓むのを抑制することができる。
(4)また、前記長辺側面部には、前記接触面の下方に前記固定部材を支える突出部が配されていることとしてもよい。
この構成により、摩擦係合する箇所を増やすことができるので、光源ユニットと器具本体とをより強固に固定し、光源ユニットが撓むのを抑制することができる。
(5)また、前記長辺側面部には、前記固定部材において外方へ張り出した部分が嵌まり込む凹部が設けられおり、当該凹部内の側面部に接触面を有することとしてもよい。
この構成により、摩擦係合する箇所を増やすことができるので、光源ユニットと器具本体とをより強固に固定し、光源ユニットが撓むのを抑制することができる。
(6)また、前記固定部材の外方に張り出した部分が接触する接触面を含む前記凹部の両長辺側面部は、前記凹部の開口端縁に近づくほど間隔が狭まることとしてもよい。
この構成により、前記固定部材が前記両長辺側面部を上方から支え、又は前記両長辺側面部が前記固定部材を下方から支えるので、荷重を複数の部分に分散することができるため、光源ユニットと器具本体とをより強固に固定し、光源ユニットが撓むのを抑制することができる。
(7)また、前記光源ユニットは、電源部を備え、前記固定部材は、前記光源ユニットにおける前記電源部付近に配されていることとしてもよい。
この構成により、通常、重たい部材である電源部の近くを支えることで、効果的に、光源ユニットと器具本体とをより強固に固定して光源ユニットが撓むのを防ぐことができる。
1 照明器具
2 器具本体
3 光源ユニット
5 天井面
6a、6b、7a、7b 吊ボルト
8 電源ケーブル
21 筐体
22 収容凹部
27 電源端子台
31 支持体
31a 底板部
31b、31c 反射部
31p、31q、37p、37q ネジ穴
32 光源部
33 カバー部
34 電源部
35、36、38 取付バネ部
37、39 固定部材
37a 主板部
37b、37c 副板部
37d、37e バネ部
211、212 反射板部
221、2210 底面部
222、223、222a、223a 長辺側面部
2220、2230 第2長辺側面部
224、225 短辺側面部
228、2280 開口端縁
231、232 突出部
235、236 凹部
321 光源基板
322、322a、322b 光源

Claims (7)

  1. 長尺状の光源ユニットと、前記光源ユニットが取り付けられる器具本体とを備える照明器具であって、
    前記器具本体及び光源ユニットの一方は、長辺側面部の内側に構成された凹部を有し、
    前記器具本体及び光源ユニットの他方は、外方に張り出した部分を備える固定部材を有し、
    前記器具本体に前記光源ユニットが取り付けられた状態で、前記固定部材は前記凹部の内側から前記長辺側面部に弾性的に付勢し摩擦係合するとともに、
    前記長辺側面部は前記固定部材の外方に張り出した部分に接触する接触面を備え、
    前記器具本体及び前記光源ユニットは、一方に取付部、他方に被取付部を備え、前記取付部が前記被取付部に係合することにより前記光源ユニットが前記器具本体に取り付けられる
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記器具本体は、前記凹部として、前記光源ユニットの少なくとも一部を収容する収容凹部を有し、
    前記固定部材は、前記光源ユニットが前記器具本体に取り付けられた状態で、前記収容凹部の長辺側面部に弾性的に付勢し摩擦係合する
    請求項1記載の照明器具。
  3. 前記光源ユニットが、前記凹部を有し、
    前記器具本体が、前記固定部材を備える
    請求項1記載の照明器具。
  4. 前記長辺側面部には、前記接触面の下方に前記固定部材を支える突出部が配されている
    請求項1から3のいずれか1項記載の照明器具。
  5. 前記長辺側面部には、前記固定部材において外方へ張り出した部分が嵌まり込む凹部が設けられており、当該凹部内の側面部に接触面を有す
    請求項1から3のいずれか1項記載の照明器具。
  6. 前記固定部材の外方に張り出した部分が接触する接触面を含む前記凹部の両長辺側面部は、前記凹部の開口端縁に近づくほど間隔が狭まる
    請求項1から5のいずれか1項記載の照明器具。
  7. 前記光源ユニットは、電源部を備え、
    前記固定部材は、前記光源ユニットにおける前記電源部付近に配されている
    請求項1から6のいずれか1項記載の照明器具。
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