JP6994422B2 - 回転電機、軸受構造体、およびギャップ検査方法 - Google Patents

回転電機、軸受構造体、およびギャップ検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、回転電機、これに用いる軸受構造体、およびギャップ検査方法に関する。
回転電機は、典型的には、軸方向に延びたロータシャフトとその径方向外側に取り付けられた回転子鉄心を有する回転子と、回転子鉄心の径方向外側に設けられた固定子鉄心とその径方向内側部分を軸方向に貫通する固定子巻線を有する固定子とを備える。ロータシャフトは、軸方向の両側をそれぞれ軸受により回転可能に支持される。
特開2016-103871号公報
軸受部分からの油漏れの防止のために、たとえば、油切りが設けられている。さらに、油漏れを抑制するために、ラビリンスシールが用いられる場合がある(引用文献1)。また、特に、耐圧防爆タイプの回転電機の場合、内部で爆発が生じた場合に、内部の気体が軸受部を介して容易に外部に流出しないように、機内側にラビリンス構造を設ける技術も知られている。
この軸受部におけるラビリンス構造は、回転側の部材と、固定側の部材との間で形成される。ここで、回転側の部材は、ロータシャフトに取り付けられる。また、固定側の部材は、軸受ブラケットあるいは軸受ブラケットに支持されるハウジングなどの軸受の支持部に取り付けられる。
この場合、軸受部におけるラビリンス構造が形成されるのは、回転電機が組み立てられた結果となる。そのため、組み立て状態となる以前にラビリンス構造のギャップ寸法を測定することはできない。
軸受部におけるラビリンス構造のギャップ寸法は、回転電機の運転中の回転部と固定部との接触を防止する上では、所定の寸法以上の値である必要がある。一方、耐圧防爆の観点からは、その機能確保のためには、所定の寸法以内の値である必要がある。このため、回転電機の品質確保上は、ラビリンス構造のギャップ寸法の把握が重要である。
本発明は、以上のような背景のもとに、回転電機において、軸受部におけるラビリンス構造のギャップ寸法の把握を可能とすることを目的とする。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、回転電機において、軸受部におけるラビリンス構造のギャップ寸法の把握を可能とすることを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、軸方向に延びるロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側に取りつけられた回転子鉄心と、を有する回転子と、前記回転子鉄心の径方向外側に配された固定子鉄心と、前記固定子鉄心内を軸方向に貫通する固定子巻線と、を有する固定子と、静止支持されて、前記回転子鉄心を挟んで軸方向の両側で前記ロータシャフトを回転可能に支持する軸受をそれぞれ有する2つの軸受構造体と、前記固定子の径方向外側に配されたフレームと、前記フレームの両端に取り付けられて前記2つの軸受構造体のそれぞれを支持する軸受ブラケットと、を備える回転電機であって、前記2つの軸受構造体の少なくとも一方は、前記軸受よりみて軸方向の回転子鉄心側またはその反対側に設けられた油切りと、前記油切りの軸受側とは反対側において前記ロータシャフトに取り付けられた回転側シール部材と、を具備し、前記回転側シール部材は、前記ロータシャフトに接続する回転側円板部と、前記回転側円板部から前記軸受の方向に延びて前記ロータシャフトと同軸に配された少なくとも一つの回転側円筒部と、を有し、前記油切りは、前記軸受ブラケットに静止支持された油切り側円板部と、前記油切り側円板部から前記軸受の反対方向に延びて前記ロータシャフトと同軸に配された少なくとも一つの油切り側円筒部と、前記少なくとも一つの前記油切り側円筒部より径方向外側に前記ロータシャフトと同軸に配されて油切り側円板部より突出した検査用突出部と、を有し、前記少なくとも一つの油切り側円筒部および前記検査用突出部は、前記少なくとも一つの回転側円筒部と径方向に互いに交互にギャップを空けながら軸方向に重なるように形成されており前記軸受構造体の前記油切りは、前記軸受よりみて軸方向の回転子鉄心側に設けられており、前記軸受構造体を支持する前記軸受ブラケットには、前記検査用突出部の径方向の内側面と前記回転側円筒部の径方向の最外面との間のギャップ寸法の測定のための開口が形成され、前記軸受ブラケットは、前記開口を開閉可能な閉止蓋を有する、ことを特徴とする。
また、本発明は、軸方向に延びるロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側に取りつけられた回転子鉄心と、を有する回転子と、前記回転子鉄心の径方向外側に配された固定子と、前記固定子の径方向外側に配されたフレームと、前記フレームの両端に取り付けられた軸受ブラケットと、を備える回転電機の前記ロータシャフトを回転可能に支持する軸受をそれぞれ有する2つの軸受構造体であって、前記2つの軸受構造体の少なくとも一方は、前記軸受よりみて軸方向の回転子鉄心側またはその逆側に設けられた油切りと、前記油切りの軸受側とは反対側において前記ロータシャフトに取り付けられた回転側シール部材と、を具備し、前記回転側シール部材は、前記ロータシャフトに接続する回転側円板部と、前記回転側円板部から前記軸受の方向に延びて前記ロータシャフトと同軸に配された少なくとも一つの回転側円筒部と、を有し、前記油切りは、前記軸受ブラケットに静止支持された油切り側円板部と、前記油切り側円板部から前記軸受の反対方向に延びて前記ロータシャフトと同軸に配された少なくとも一つの油切り側円筒部と、前記少なくとも一つの油切り側円筒部より径方向外側に前記ロータシャフトと同軸に配されて前記油切り側円板部より突出した検査用突出部と、を有し、前記少なくとも一つの油切り側円筒部および前記検査用突出部は、前記少なくとも一つの回転側円筒部と径方向に互いに交互にギャップを空けながら重なるように形成されており前記軸受構造体の前記油切りは、前記軸受よりみて軸方向の回転子鉄心側に設けられており、前記軸受構造体を支持する前記軸受ブラケットには、前記検査用突出部の径方向の内側面と前記回転側円筒部の径方向の最外面との間のギャップ寸法の測定のための開口が形成され、前記軸受ブラケットは、前記開口を開閉可能な閉止蓋を有する、ことを特徴とする。
また、本発明は、軸方向に延びるロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側に取りつけられた回転子鉄心と、を有する回転子と、前記回転子鉄心の径方向外側に配された固定子と、前記固定子の径方向外側に配されたフレームと、前記フレームの両端に取り付けられた軸受ブラケットと、を備える回転電機の前記ロータシャフトを回転可能に支持する2つの軸受構造体のギャップ検査方法であって、油切り、回転側シール部材、およびロータシャフトの各単体での径方向寸法の採取を行う単体測定ステップと、前記回転子、前記固定子、前記フレーム、前記軸受ブラケット、および前記軸受構造体を組み立てる回転電機組立てステップと、前記回転電機組立てステップの後に、最終確認ギャップの寸法を2つの方向から測定する最終確認ギャップ測定ステップと、前記単体測定ステップと前記最終確認ギャップ測定ステップの結果に基づいて、各ギャップの寸法を算出する寸法算出ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、回転電機において、軸受部におけるラビリンス構造のギャップ寸法の把握を可能とすることができる。
第1の実施形態に係る回転電機の構成を示す長手方向の立断面図である。 第1の実施形態に係る回転電機の側面図である。 第1の実施形態に係る軸受構造体の構成を示す上半部の部分縦断面図である。 第1の実施形態に係るギャップ検査方法の手順を示すフロー図である。 第1の実施形態に係る軸受構造体の内側油切りの径方向寸法の測定対象を示す上半部の部分縦断面図である。 第1の実施形態に係る軸受構造体の回転側シール部材の径方向寸法の測定対象を示す上半部の部分縦断面図である。 第1の実施形態に係る軸受構造体のラビリンス部の各ギャップを示す上半部の部分縦断面図である。 第1の実施形態に係るギャップ検査方法による検査結果に基づく評価の内容を説明する概念的な横断面図である。 第2の実施形態に係る軸受構造体の構成を示す上半部の部分縦断面図である。 第2の実施形態に係る軸受構造体の内側油切りの径方向寸法の測定対象を示す上半部の部分縦断面図である。 第2の実施形態に係る軸受構造体の回転側シール部材の径方向寸法の測定対象を示す上半部の縦部分断面図である。 第2の実施形態に係る軸受構造体のラビリンス部の各ギャップを示す上半部の部分縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る回転電機、これに用いる軸受構造体、およびギャップ検査方法について説明する。ここで、互いに同一または類似の部分には、共通の符号を付して、重複説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る回転電機の構成を示す長手方向の立断面図である。また、図2は、回転電機の側面図である。
回転電機200は、回転子10、固定子20、フレーム40、2つの軸受ブラケット45、および2つの軸受構造体100を有する。
回転子10は、長手方向に延びたロータシャフト11と、ロータシャフト11の径方向外側に取り付けられた回転子鉄心12とを有する。
固定子20は、回転子鉄心12の径方向外側に設けられた円筒状の固定子鉄心21と、固定子鉄心21を貫通する固定子巻線22とを有する。
フレーム40は、固定子20の径方向外側に設けられ、固定子20および回転子鉄心12を収納する。フレーム40の軸方向の両端は、それぞれ、軸受ブラケット45により閉止されている。
ロータシャフト11は、回転子鉄心12の軸方向の両外側で、それぞれ、軸受構造体100により回転可能に支持されている。軸受構造体100は、軸受ブラケット45により固定支持されている。
それぞれの軸受ブラケット45には、矩形状の開口47が形成されている。開口47は、閉止蓋48により閉止されている。フレーム40、2つの軸受ブラケット45、2つの軸受構造体100、および閉止蓋48は、互いに相まって閉空間40aを形成する。
回転電機200の停止中は、閉止蓋48を外し、開口47から手を挿入して、図の互いに角度の異なる径方向外側から軸中心方向に向かう白抜き矢印の方向Aおよび白抜き矢印の方向Bから、軸受構造体100の閉空間40a内の部分に手が届くように、開口47の位置、大きさが設定されている。なお、このように軸受ブラケット45の外側から機内に挿入した手が、必要な範囲にまで届くのであれば、開口47の形状は、矩形に限定されない。あるいは、白抜き矢印の方向Aおよび白抜き矢印の方向Bのそれぞれのために個別に開口が形成されていてもよい。
図3は、第1の実施形態に係る軸受構造体の構成を示す上半部の部分縦断面図である。軸受構造体100は、玉軸受110、内側油切り120、外側油切り130、および回転側シール部材140を有する。
玉軸受110は、複数のボール111、固定部112、および回転部113を有する。複数のボール111は、径方向の外側から固定部112により、また、径方向内側から回転部113により保持される。固定部112は、軸受ブラケット45により支持される。また、回転部113は、ロータシャフト11に取り付けられ、ロータシャフト11とともに回転する。
内側油切り120は、玉軸受110の軸方向の内側、すなわち閉空間40a側に配されており、軸受ブラケット45により固定支持される。外側油切り130は、玉軸受110の軸方向の外側、すなわち内側油切り120の軸方向の反対側に配されており、軸受ブラケット45により固定支持される。
回転側シール部材140は、内側油切り120の軸方向内側に配されており、ロータシャフト11に取り付けられ、ロータシャフト11とともに回転する。
回転側シール部材140と内側油切り120との間には、ラビリンスすなわち軸方向と径方向の流路が組み合わされた迷路が形成される。
具体的には、回転側シール部材140は、中央に形成された開口141aでロータシャフト11と接続し径方向外側に広がる回転側円板部141と、回転側円板部141の縁部から軸方向に玉軸受側に延びた回転側円筒部142を有する。回転側円筒部142の径方向内側表面と、ロータシャフト11の外表面との間には、環状の空間が形成される。
一方、内側油切り120は、軸受ブラケット45の径方向内側に配され、中央に開口が形成された油切り側円板部121と、油切り側円板部121の中央の開口の縁部から軸方向に玉軸受側と反対側に延びた油切り側円筒部122を有する。油切り側円筒部122は、回転側シール部材140の回転側円筒部142の内側に形成された環状空間内に突出している。この結果、ロータシャフト11外表面と油切り側円筒部122の内表面との間に径方向ギャップ151が、油切り側円筒部122の外表面と回転側円筒部142の内表面との間に径方向ギャップ152が形成される。
また、回転側円筒部142の先端部の径方向外側を囲むように、内側油切り120の油切り側円板部121からは、円筒状の検査用突出部125が突出している。この結果、回転側円筒部142の径方向外側表面と、検査用突出部125の径方向内側表面との間には、最終確認ギャップ155が形成される。
軸方向には、回転側円板部141の玉軸受110側の面と油切り側円筒部122の端面との間に軸方向ギャップ161が、また、回転側円筒部142の端面と油切り側円板部121の外面との間に軸方向ギャップ162が形成される。
以上のような構成によって、玉軸受110から閉空間40a側に向かって、径方向ギャップ151、軸方向ギャップ161、径方向ギャップ152、軸方向ギャップ162、および最終確認ギャップ155を経由するラビリンスが形成される。ラビリンスを形成する通路のうち、軸方向ギャップ161、162は、径方向ギャップ151、152、および最終確認ギャップ155に比べて大きな幅寸法を有する。ラビリンスを流れる冷却用気体の流動抵抗は、流路の長い径方向ギャップ151、152、および最終確認ギャップ155により確保される。したがって、径方向ギャップ151、152、および最終確認ギャップ155のそれぞれの幅寸法w1、w2、およびwfは、所定の値wmaxより小さな値である必要がある。
一方、径方向ギャップ51、152、および最終確認ギャップ155のそれぞれの幅寸法w1、w2、およびwfは、振動等が生じた場合にも、互いに接触するようなことがないように、所定の値wminより大きな値である必要がある。
すなわち、次の条件式(1)を満たす必要がある。
wmin<wi<wmax ・・・(1)
ただし、wiは、w1、w2、およびwfのそれぞれを表わす。wminおよびwmaxは、測定誤差、組み立て誤差、および運転中の振動等を考慮した値に余裕をとって設定される。
ここで、図3の構成においては、図2に示した径方向外側から軸受構造体100に向かう白抜き矢印Aおよび白抜き矢印Bの方向について、最終確認ギャップ155についての測定が可能である。
図4は、第1の実施形態に係るギャップ検査方法の手順を示すフロー図である。
まず、内側油切り120、回転側シール部材140、およびロータシャフト11の各単体における径方向寸法の採取を行う(ステップS01)。
図5は、第1の実施形態に係る軸受構造体の内側油切りの径方向寸法の測定対象を示す上半部の部分縦断面図である。内側油切り120単体に関しては、油切り側円筒部122の内径D1、油切り側円筒部122の外径D2、および検査用突出部125の内径D3を測定対象に含む。なお、いずれの測定対象箇所も円筒形状の面であり、かつ、測定誤差の範囲内で、互いに同心である。
図6は、回転側シール部材の径方向寸法の測定対象を示す上半部の部分縦断面図である。回転側シール部材140に関しては、回転側円板部141の開口141aの径d0、回転側円筒部142の内径d1、および回転側円筒部142の外径d2を測定対象に含む。
また、ロータシャフト11に関しては、回転電機200の組み立て後に、油切り側円筒部122の内面に対向する部分の外径drが測定対象となる。なお、回転側シール部材140における複数の測定対象箇所はそれぞれ円筒形状の面であり、かつ、測定誤差の範囲内で、互いに同心である。また、油切り側円筒部122における複数の測定対象箇所も円筒形状の面であり、かつ、測定誤差の範囲内で、互いに同心である。
図7は、ラビリンス部の各ギャップを示す上半部の部分縦断面図である。ロータシャフト11、内側油切り120、および回転側シール部材140が径方向に同心に組み立てられた場合を示している。
この場合、各径方向ギャップの幅寸法は測定精度の範囲内で以下となる。すなわち、径方向ギャップ151の径方向の理想的幅寸法w01は(D1-dr)/2、径方向ギャップ152の径方向の理想的幅寸法w02は(d1-D2)/2、最終確認ギャップ155の径方向の理想的幅寸法w0fは(D3-d2)/2となる。ここで、w01、w02、およびw0fは、いずれも、wminより大きく、wmaxより小さいという条件を満たしている。
なお、軸方向ギャップ161の寸法d01、軸方向ギャップ162の寸法d02は、それぞれ、w01、w02、およびw0fよりは大きく、たとえば、wmax以上であるとする。
次に回転電機の組み立てを行う(ステップS02)。組み立ては、回転子10、固定子20、フレーム40、軸受ブラケット45、および軸受構造体100が互いに組み立てられた状態となっていれば、計器等のアクセサリーや端子箱等を取付けていない組み立て状態でよい。
次に、開口47を利用して、たとえば、隙間ゲージ、ギャップゲージ等で、最終確認ギャップ155のギャップ寸法を測定する(ステップS03)。この際、図2に示す方向Aおよび方向Bからの位置で測定を行う。
ここで、最終確認ギャップ155のギャップ寸法の、方向Aからの測定結果がw1f、方向Bからの測定結果がw2fであるとする。
次に、各ギャップ寸法の評価を行う(ステップS04)。内側油切り120、回転側シール部材140、およびロータシャフト11の各単体における径方向寸法の測定結果、および最終確認ギャップ155のギャップ寸法の測定結果から、方向Aおよび方向Bに関する各ギャップの最大寸法wimaxおよび最小寸法wiminが、以下のように得られる。
回転側シール部材140に形成された開口141aは、ロータシャフト11と嵌合すること、および、回転側シール部材140自体の各部分が互いに同心に形成されていることから、測定誤差および製作誤差の範囲内で、回転側シール部材140とロータシャフト11とは、互いに同心であるとみなすことができる。
内側油切り120は、軸受ブラケット45により支持される。また、回転側シール部材140を支持するロータシャフト11は、軸受ブラケット45に支持される玉軸受110により支持されている。このように、内側油切り120と回転側シール部材140は互いに異なる部分から支持されており、組み立て後に同心となる保証はない。
したがって、回転電機200の組み立て後の内側油切り120と回転側シール部材140との芯ずれ量の影響は、内側油切り120と回転側シール部材140とで形成される径方向ギャップ151、152、および最終確認ギャップ155のそれぞれの寸法に現れることになる。
図8は、ギャップ検査方法による検査結果に基づく評価の内容を説明する概念的な横断面図である。Gは内側の円筒面、H0、H1は外側の円筒面を示す。円筒面H0は円筒面Gと同じ中心軸C0を有する円筒面である。円筒面H0と円筒面Gとの半径の差はw0である。すなわち、理想的に同心であれば、円筒面H0と円筒面G間のギャップの寸法はw0となる。また、円筒面H1は、円筒面H0の中心軸C0とは異なる中心軸C1を有する円筒面である。なお、以下では、互いに同心の場合のギャップであるw01、w02、w0fを一般化してwi0あるいはw0で表している。
具体的には、円筒面Gと円筒面H0の組合せは、ロータシャフト11の外表面と油切り側円筒部122の内表面との組合せ、油切り側円筒部122の外表面と回転側円筒部142の内表面との組み合わせ、あるいは回転側円筒部142の外表面と検査用突出部125の内表面との組み合わせのそれぞれを表している。
いま、円筒面H0と円筒面G間のギャップの寸法を測定した結果、A方向のギャップ測定値がw1、B方向のギャップ測定値がw2であったとする。また、A方向とB方向とのなす角度をθとする。本実施形態では、θは90度であるが、90度に限定されず、90度より大きい場合、あるいは小さい場合でもよい。
A方向のギャップ測定値がw1、B方向のギャップ測定値がw2なので、A方向のずれz1は、w0-w1、B方向のずれz2は、w0-w2となる。なお、z1が負の場合は、ずれの方向はA方向とは反対方向、z2が負の場合は、ずれの方向はB方向と反対方向である。
このような測定結果に基づいて、円筒面Gと円筒面H1間のギャップの寸法が、条件式(1)を満たすか否かを判定する。
最大のずれ量ztは、それぞれの方向が互いに角度θだけ異なるずれz1とずれz2とのベクトル和により得られる。すなわち、ztの値は、次の式(2)を満たす。
zt=z1+z2+2・z1・z2・cosθ ・・・(2)
また、全周についてみたときの、ギャップ寸法wiの最大値wimax、およびギャップ寸法wiの最小値wiminは、それぞれ、次の式(3)、(4)により得られる。
wimax=wi0+ABS(zt) ・・・(3)
wimin=wi0-ABS(zt) ・・・(4)
ただし、wi0は、w10、w20、およびwf0のそれぞれを表わす。
図8に示す場合でいえば、同心の場合のギャップw0に合成のずれztを加えたw0+ztの値wtが、wimaxとなる。
以上の結果に基づいて、全ギャップ寸法が妥当か否かを判定する(ステップS05)。すなわち、次の条件式(5)および(6)が成立するか否かを判定する。
wimax=wi0+ABS(zt)<wmax ・・・(5)
wimin=wi0-ABS(zt)>wmin ・・・(6)
条件式(5)および(6)が成立しないと判定された場合(ステップS05 NO)には、回転電機200を分解し(ステップS06)、軸受構造体100の径方向寸法の調整を行い(ステップS07)、軸受構造体100の径方向寸法を採取(ステップS08)した上で、ステップS02ないしステップS05を繰り返す。
条件式(5)および(6)が成立すると判定された場合(ステップS05 YES)には、ギャップ検査方法の手順を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、回転電機200において、軸受構造体100におけるラビリンス構造のギャップ寸法を把握することができる。
[第2の実施形態]
図9は、第2の実施形態に係る軸受構造体の構成を示す上半部の部分縦断面図である。
本第2の実施形態は、第1の実施形態の変形である。本第2の実施形態においては、ラビリンス構造が、径方向に1段増えている。その他の点においては、第1の実施形態と同様である。
具体的には、内側油切り120は、油切り側円筒部122に加えて、その径方向外側に、油切り側円筒部122と同軸に油切り側円筒部123を有する。
回転側シール部材140は、回転側円筒部142に加えて、その径方向外側に、回転側円筒部142と同軸に回転側円筒部143を有する。
径方向内側から順に、ロータシャフト11の径方向の外面と油切り側円筒部122の径方向の内面との間に径方向ギャップ151、油切り側円筒部122の径方向の外面と回転側円筒部142の径方向の内面との間に径方向ギャップ152、回転側円筒部142の径方向の外面と油切り側円筒部123の径方向の内面との間に径方向ギャップ153、油切り側円筒部123の径方向の外面と回転側円筒部143の径方向の内面との間に径方向ギャップ154、回転側円筒部143の径方向の外面と検査用突出部125の径方向の内面との間に最終確認ギャップ155が、それぞれ形成される。
軸方向には、回転側円板部141の玉軸受110側の面と油切り側円筒部123の端面との間に軸方向ギャップ163が、また、回転側円筒部143の端面と油切り側円板部121の外面との間に軸方向ギャップ164がさらに形成される。
図10は、第2の実施形態に係る軸受構造体の内側油切りの径方向寸法の測定対象を示す上半部の部分縦断面図である。内側油切り120単体に関しては、油切り側円筒部122の内径D1、油切り側円筒部122の外径D2、油切り側円筒部123の内径D3、油切り側円筒部123の外径D4、および検査用突出部125の内径D5を測定対象に含む。なお、いずれの測定対象箇所も円筒形状の面であり、かつ、測定誤差の範囲内で、互いに同心である。
図11は、第2の実施形態に係る軸受構造体の回転側シール部材の径方向寸法の測定対象を示す上半部の部分縦断面図である。図12は、軸受構造体のラビリンス部の各ギャップを示す上半部の部分縦断面図である。回転側シール部材140に関しては、回転側円板部141の開口141aの径d0、回転側円筒部142の内径d1、回転側円筒部142の外径d2、回転側円筒部143の内径d3、および回転側円筒部143の外径d4、を測定対象に含む。
このような寸法関係において、仮にロータシャフト11、内側油切り120、および回転側シール部材140が径方向に同心に組み立てられた理想的な場合を考える。この場合、各径方向ギャップの幅寸法は測定精度の範囲内で以下となる。すなわち、径方向ギャップ151の径方向の理想的幅寸法w01は(D1-dr)/2、径方向ギャップ152の径方向の理想的幅寸法w02は(d1-D2)/2、径方向ギャップ153の径方向の理想的幅寸法w03は(D3-d2)/2、径方向ギャップ154の径方向の理想的幅寸法w04は(d3-D4)/2、および、最終確認ギャップ155の径方向理想的幅寸法w0fは(D5-d4)/2となる。ここで、理想的幅寸法w01、w02、w03、w04、およびw0fは、いずれも、wminより大きく、wmaxより小さいという条件を満たしている。
本第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様に、2つの方向から最終確認ギャップ155の寸法を測定し、この結果と、単体の寸法の確認結果を併せて用いることにより、各径方向ギャップの、最大値および最小値を評価することができ、規定値以内であるか否かを判定することができる。
このように、よりリーク量を低減させる多層のラビリンス構造についても、ギャップ寸法の把握が可能となる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。たとえば、実施形態においては、軸受構造体が、玉軸受を用いる場合を例にとって示したが、これに限定されない。たとえば、滑り軸受けを有する場合であってもよい。
また、第1の実施形態では、ラビリンス構造が径方向に1段の場合、第2の実施形態では、ラビリンス構造が径方向に2段の場合を例にとって示したが、3段以上の場合であってもよい。さらに、実施形態では、両方の軸受構造体が互いに同様の構成を有する場合を例にとって示したが、これに限定されず、少なくとも一方の軸受構造体が実施形態に示した構成を有することでもよい。
さらに、実施形態では、内側油切りと回転側シール部材との構成について示したが、外側油切りを実施形態と同様の形状とし、実施形態と同様のラビリンス形成のための外側部材と組み合わせる構成のラビリンス構造を設けてもよい。
また、実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…回転子、11…ロータシャフト、12…回転子鉄心、20…固定子、21…固定子鉄心、22…固定子巻線、40…フレーム、40a…閉空間、45…軸受ブラケット、47…開口、48…閉止蓋、100…軸受構造体、110…玉軸受、111…ボール、112…固定部、113…回転部、120…内側油切り、121…油切り側円板部、122、123…油切り側円筒部、125…検査用突出部、130…外側油切り、140…回転側シール部材、141…回転側円板部、141a…開口、142、143…回転側円筒部、151、152、153、154…径方向ギャップ、155…最終確認ギャップ、161、162、163、164…軸方向ギャップ、200…回転電機

Claims (3)

  1. 軸方向に延びるロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側に取りつけられた回転子鉄心と、を有する回転子と、
    前記回転子鉄心の径方向外側に配された固定子鉄心と、前記固定子鉄心内を軸方向に貫通する固定子巻線と、を有する固定子と、
    静止支持されて、前記回転子鉄心を挟んで軸方向の両側で前記ロータシャフトを回転可能に支持する軸受をそれぞれ有する2つの軸受構造体と、
    前記固定子の径方向外側に配されたフレームと、
    前記フレームの両端に取り付けられて前記2つの軸受構造体のそれぞれを支持する軸受ブラケットと、
    を備える回転電機であって、
    前記2つの軸受構造体の少なくとも一方は、
    前記軸受よりみて軸方向の回転子鉄心側またはその反対側に設けられた油切りと、
    前記油切りの軸受側とは反対側において前記ロータシャフトに取り付けられた回転側シール部材と、
    を具備し、
    前記回転側シール部材は、前記ロータシャフトに接続する回転側円板部と、前記回転側円板部から前記軸受の方向に延びて前記ロータシャフトと同軸に配された少なくとも一つの回転側円筒部と、を有し、
    前記油切りは、前記軸受ブラケットに静止支持された油切り側円板部と、前記油切り側円板部から前記軸受の反対方向に延びて前記ロータシャフトと同軸に配された少なくとも一つの油切り側円筒部と、前記少なくとも一つの前記油切り側円筒部より径方向外側に前記ロータシャフトと同軸に配されて油切り側円板部より突出した検査用突出部と、を有し、
    前記少なくとも一つの油切り側円筒部および前記検査用突出部は、前記少なくとも一つの回転側円筒部と径方向に互いに交互にギャップを空けながら軸方向に重なるように形成されており
    前記軸受構造体の前記油切りは、前記軸受よりみて軸方向の回転子鉄心側に設けられており、
    前記軸受構造体を支持する前記軸受ブラケットには、前記検査用突出部の径方向の内側面と前記回転側円筒部の径方向の最外面との間のギャップ寸法の測定のための開口が形成され、
    前記軸受ブラケットは、前記開口を開閉可能な閉止蓋を有する、
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 軸方向に延びるロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側に取りつけられた回転子鉄心と、を有する回転子と、前記回転子鉄心の径方向外側に配された固定子と、前記固定子の径方向外側に配されたフレームと、前記フレームの両端に取り付けられた軸受ブラケットと、を備える回転電機の前記ロータシャフトを回転可能に支持する軸受をそれぞれ有する2つの軸受構造体であって、
    前記2つの軸受構造体の少なくとも一方は、
    前記軸受よりみて軸方向の回転子鉄心側またはその逆側に設けられた油切りと、
    前記油切りの軸受側とは反対側において前記ロータシャフトに取り付けられた回転側シール部材と、
    を具備し、
    前記回転側シール部材は、前記ロータシャフトに接続する回転側円板部と、前記回転側円板部から前記軸受の方向に延びて前記ロータシャフトと同軸に配された少なくとも一つの回転側円筒部と、を有し、
    前記油切りは、前記軸受ブラケットに静止支持された油切り側円板部と、前記油切り側円板部から前記軸受の反対方向に延びて前記ロータシャフトと同軸に配された少なくとも一つの油切り側円筒部と、前記少なくとも一つの油切り側円筒部より径方向外側に前記ロータシャフトと同軸に配されて前記油切り側円板部より突出した検査用突出部と、を有し、
    前記少なくとも一つの油切り側円筒部および前記検査用突出部は、前記少なくとも一つの回転側円筒部と径方向に互いに交互にギャップを空けながら重なるように形成されており
    前記軸受構造体の前記油切りは、前記軸受よりみて軸方向の回転子鉄心側に設けられており、
    前記軸受構造体を支持する前記軸受ブラケットには、前記検査用突出部の径方向の内側面と前記回転側円筒部の径方向の最外面との間のギャップ寸法の測定のための開口が形成され、
    前記軸受ブラケットは、前記開口を開閉可能な閉止蓋を有する、
    ことを特徴とする軸受構造体。
  3. 軸方向に延びるロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側に取りつけられた回転子鉄心と、を有する回転子と、前記回転子鉄心の径方向外側に配された固定子と、前記固定子の径方向外側に配されたフレームと、前記フレームの両端に取り付けられた軸受ブラケットと、を備える回転電機の前記ロータシャフトを回転可能に支持する2つの軸受構造体のギャップ検査方法であって、
    油切り、回転側シール部材、およびロータシャフトの各単体での径方向寸法の採取を行う単体測定ステップと、
    前記回転子、前記固定子、前記フレーム、前記軸受ブラケット、および前記軸受構造体を組み立てる回転電機組立てステップと、
    前記回転電機組立てステップの後に、最終確認ギャップの寸法を2つの方向から測定する最終確認ギャップ測定ステップと、
    前記単体測定ステップと前記最終確認ギャップ測定ステップの結果に基づいて、各ギャップの寸法を算出する寸法算出ステップと、
    を有することを特徴とするギャップ検査方法。
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