JP6991320B2 - 表示制御装置および表示制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、タッチパネルの表示制御に関する。
特許文献1には、タッチパネル上のユーザがタッチした位置にメニューボタンを表示する技術が開示されている。ここで、メニューボタンとは、何らかの機能が割り当てられたボタンであり、ユーザがメニューボタンを押すことによって、当該メニューボタンに割り当てられた機能が実行されるものである。
特開2010-224684号公報
メニューボタンがユーザのタッチ位置にあわせて表示されると、ユーザにとっては、自身が指定した位置にメニューボタンが表示されることになり、使い勝手の良い表示となる。しかし、ユーザが例えばタッチパネルの端の方をタッチした場合には、メニューボタンが見切れてしまうという問題がある。本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、タッチ操作に応じてメニューボタンを見切れないようタッチパネル上に表示することを目的とする。
開示の表示制御装置は、タッチパネルに対するタッチ操作を検出する検出部と、検出部が検出したタッチ操作の種類を判定する判定部と、判定部が判定したタッチ操作の種類がダブルタップである場合に、タッチ操作に応じてメニューボタンをタッチパネルに表示させる表示制御部と、検出部がメニューボタンに対するタッチ操作を検出すると、メニューボタンに対応付けられた処理を実行する処理部と、を備える。表示制御部は、メニューボタンを予め定められた形状とし、かつメニューボタンの予め定められた位置をタッチ操作のタッチ位置に配置する第1態様で、メニューボタンの全体をタッチパネルに表示可能か否かを判断し、第1態様で表示可能と判断した場合は、メニューボタンの全体を第1態様でタッチパネルに表示させ、第1態様で表示不可と判断した場合は、メニューボタンの形状を、メニューボタンの全体がタッチパネルに表示されるよう第1態様から変更した第2態様で、メニューボタンをタッチパネルに表示させ、メニューボタンは、1つのメイン部品と少なくとも1つのサブ部品からなる複数の部品の配列で構成され、表示制御部は、メイン部品およびサブ部品の配列を変更することによりメニューボタンの形状を変更する。
開示の表示制御方法は、タッチパネルに対するタッチ操作を検出し、タッチ操作の種類を判定し、タッチ操作の種類がダブルタップである場合に、タッチ操作に応じてメニューボタンをタッチパネルに表示させる表示制御を行い、タッチ操作がメニューボタンに対するタッチ操作である場合に、メニューボタンに対応付けられた処理を実行する、表示制御方法である。表示制御は、メニューボタンを予め定められた形状とし、かつメニューボタンの予め定められた位置をタッチ操作のタッチ位置に配置する第1態様で、メニューボタンの全体をタッチパネルに表示可能か否かを判断し、第1態様で表示可能と判断した場合は、メニューボタンの全体を第1態様でタッチパネルに表示させ、第1態様で表示不可と判断した場合は、メニューボタンの形状を、メニューボタンの全体がタッチパネルに表示されるよう第1態様から変更した第2態様で、メニューボタンをタッチパネルに表示させ、メニューボタンは、1つのメイン部品と少なくとも1つのサブ部品からなる複数の部品の配列で構成され、メイン部品およびサブ部品の配列を変更することによりメニューボタンの形状を変更する。

本発明の表示制御装置によれば、メニューボタンが第1態様で表示可能な場合には第1態様で、表示不可能な場合には第2態様で、メニューボタンがタッチパネルに表示されるため、タッチ操作に応じてメニューボタンを見切れないようタッチパネル上に表示することができる。本発明の目的、特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1の表示制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1の表示制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2の表示制御装置の構成を示すブロック図である。 メニューボタンの形状の設定画面を示す図である。 メニューボタンの各部品に割り当てられる機能の設定画面を示す図である。 メニューボタンの第2態様における第1態様からの変更内容の設定画面を示す図である。 実施の形態2の表示制御装置の動作を示すフローチャートである。 タッチパネルの表示例を示す図である。 タッチパネルの表示例を示す図である。 タッチパネルの表示例を示す図である。 タッチパネルの表示例を示す図である。 タッチパネルの表示例を示す図である。 タッチパネルの表示例を示す図である。 メニューボタンの表示パターンを示す図である。 メニューボタンの表示パターンを示す図である。 メニューボタンの表示パターンを示す図である。 メニューボタンの表示パターンを示す図である。 メニューボタンの表示パターンを示す図である。 メニューボタンの表示パターンを示す図である。 表示制御装置のハードウェア構成を示す図である。 表示制御装置のハードウェア構成を示す図である。 車載装置とサーバによる表示制御装置の構成例を示す図である。
<A.実施の形態1>
<A-1.構成>
図1は、実施の形態1に係る表示制御装置101の構成を示すブロック図である。表示制御装置101は、表示制御装置102に対するユーザの入力インタフェースであるタッチパネル31におけるメニューボタンの表示を制御する。メニューボタンとは、後述する処理部13が実行可能な機能が割り当てられたボタンである。すなわち、ユーザはタッチパネル31に表示されたメニューボタンを操作することによって、処理部13に所定の処理を実行させることができる。
表示制御装置101は、検出部11、表示制御部12、処理部13、およびメニュー情報登録部14を備えている。検出部11は、タッチパネル31に対するユーザのタッチ操作を検出する。具体的には、検出部11は、ユーザがタッチパネル31をタッチしたとき、そのタッチ位置を検出する。
検出部11で検出されたタッチ位置は表示制御部12と処理部13に出力される。表示制御部12は、タッチ操作に応じてメニューボタンをタッチパネル31に表示させる。メニューボタンの表示態様には第1態様と第2態様がある。第1態様とは、メニューボタンがメニュー情報登録部14に登録されたデフォルト形状でタッチ位置にあわせて表示される態様である。第2態様とは、メニューボタンの形状または配置位置の少なくともいずれかが第1態様から変更され、メニューボタンの全体がタッチパネル31上に表示される態様である。表示制御部12は、メニューボタンを第1態様で表示可能か、すなわちメニューボタンを第1態様で表示したときに、タッチパネル31上にメニューボタンの全体が表示されるか否かを判断する。そして、表示制御部12はメニューボタンを第1態様で表示可能と判断した場合には、第1態様でメニューボタンをタッチパネル31に表示させる。一方、表示制御部12はメニューボタンを第1態様で表示不可能と判断した場合、すなわちメニューボタンを第1態様で表示したときにメニューボタンの少なくとも一部が見切れてしまう場合には、第2態様でメニューボタンをタッチパネル31に表示させる。
メニュー情報登録部14には、メニューボタンの形状、さらにはメニューボタンをタッチ位置にあわせて表示することが出来ない場合のメニューボタンの変更内容に関する情報等、メニューボタンの表示態様に関する情報が登録されている。表示制御部12は、メニュー情報登録部14に登録された情報を参照してメニューボタンの表示制御を行う。
処理部13は、メニューボタンが操作された場合、すなわちメニューボタンの表示領域に対するタッチ操作を検出部11が検出した場合に、メニューボタンに割り当てられた機能の実行処理を行う。言い換えれば、メニューボタンには、処理部13が実行可能な機能が割り当てられている。ユーザがメニューボタンにタッチすると、メニューボタンに割り当てられた機能を処理部13が実行する。例えば、表示制御装置101が車両のナビゲーション装置である場合、ユーザが高頻度に使用する「登録地への経路探索」機能等がメニューボタンに割り当てられ得る。この場合、ユーザがメニューボタンにタッチすると、処理部13は車両の現在地から登録地、例えばユーザの自宅への経路探索処理を行う。
<A-2.動作>
図2は、表示制御装置101によるメニューボタンの表示制御動作を示すフローチャートである。以下、図2のフローに沿って、表示制御装置101の表示制御動作を説明する。
まず、検出部11は、タッチパネル31に対するタッチ操作の有無を判断する(ステップS101)。表示制御装置101は、検出部11がタッチパネル31に対するタッチ操作を検出するまでステップS101を繰り返す。検出部11がタッチパネル31に対するタッチ操作を検出すると(ステップS101でYes)、表示制御部12が、メニューボタンを第1態様で表示可能か否かを判断する(ステップS102)。ここで、現在タッチパネル31にはメニューボタンが表示されていないことを前提とする。
具体的には、表示制御部12はメニュー情報登録部14からメニューボタンのデフォルト形状を取得し、これとタッチ位置に基づき、デフォルト形状のメニューボタンをタッチ位置にあわせて表示可能か否かを判断する。なお、「タッチ位置にあわせて表示」とは、メニューボタンの特定の領域がタッチ位置に重なるように表示することをいう。
表示制御部12は、メニューボタンを第1態様で表示可能と判断すると、メニューボタンを第1態様でタッチパネル31に表示させる(ステップS103)。一方、表示制御部12は、メニューボタンを第2態様で表示可能と判断すると、メニューボタンを第2態様でタッチパネル31に表示させる(ステップS104)。なお、本ステップで表示制御部12は、メニューボタンの全体がタッチパネル31に表示されるように、メニューボタンの形状と配置位置の少なくともいずれか一方を第1態様から変更する。表示制御部12はメニューボタンの形状を変更する場合、例えばメニュー情報登録部14に登録された選択肢から形状を選択する。以上で、メニューボタンの表示制御動作は終了する。
なお、ステップS103またはステップS104でメニューボタンがタッチパネル31に表示された状態で、ユーザがメニューボタンにタッチすると、検出部11がメニューボタンに対するタッチ操作を検出する。そして、処理部13がメニューボタンに割り当てられた処理を実行する。
<A-3.効果>
実施の形態1の表示制御装置101は、タッチパネル31に対するタッチ操作を検出する検出部11と、タッチ操作に応じてメニューボタンをタッチパネル31に表示させる表示制御部12と、検出部がメニューボタンに対するタッチ操作を検出すると、メニューボタンに対応付けられた処理を実行する処理部13と、を備える。そして、表示制御部12は、メニューボタンを予め定められた形状とし、かつメニューボタンの予め定められた位置をタッチ操作のタッチ位置に配置する第1態様で、メニューボタンの全体をタッチパネル31に表示可能か否かを判断し、第1態様で表示可能と判断した場合は、メニューボタンの全体を第1態様でタッチパネル31に表示させ、第1態様で表示不可と判断した場合は、メニューボタンの形状および配置位置の少なくともいずれかを、メニューボタンの全体がタッチパネル31に表示されるよう第1態様から変更した第2態様で、メニューボタンをタッチパネル31に表示させる。これにより、表示制御装置101によれば、可能な場合には、タッチ位置に重ねてメニューボタンが表示される。従って、ユーザは自身のタッチ位置にメニューボタンが表示されるため、使い勝手良くメニューボタンを操作することができる。また、タッチ位置に重ねてメニューボタンを表示するとメニューボタンが見切れてしまう場合には、メニューボタンの形状が変更されるか、あるいはメニューボタンの配置位置が変更されるか、あるいはその両方の変更によって、メニューボタンの全体がタッチパネル31に表示される。従って、ユーザがタッチパネル31の端をタッチした場合でも、メニューボタンが見切れることなくタッチパネル31に表示される。
実施の形態1の表示制御方法は、タッチパネル31に対するタッチ操作を検出し、タッチ操作に応じてメニューボタンをタッチパネル31に表示させる表示制御を行い、タッチ操作がメニューボタンに対するタッチ操作である場合に、メニューボタンに対応付けられた処理を実行する、表示制御方法である。前記表示制御は、メニューボタンを予め定められた形状とし、かつメニューボタンの予め定められた位置をタッチ操作のタッチ位置に配置する第1態様で、メニューボタンの全体をタッチパネル31に表示可能か否かを判断し、第1態様で表示可能と判断した場合は、メニューボタンの全体を第1態様でタッチパネル31に表示させ、第1態様で表示不可と判断した場合は、メニューボタンの形状および配置位置の少なくともいずれかを、メニューボタンの全体がタッチパネル31に表示されるよう第1態様から変更した第2態様で、メニューボタンをタッチパネル31に表示させる。これにより、可能な場合には、タッチ位置に重ねてメニューボタンが表示される。従って、ユーザは自身のタッチ位置にメニューボタンが表示されるため、使い勝手良くメニューボタンを操作することができる。また、タッチ位置に重ねてメニューボタンを表示するとメニューボタンが見切れてしまう場合には、メニューボタンの形状が変更されるか、あるいはメニューボタンの配置位置が変更されるか、あるいはその両方の変更によって、メニューボタンの全体がタッチパネル31に表示される。従って、ユーザがタッチパネル31の端をタッチした場合でも、メニューボタンが見切れることなくタッチパネル31に表示される。
<B.実施の形態2>
<B-1.全体構成>
図3は、実施の形態2に係る表示制御装置102の構成を示すブロック図である。表示制御装置102は、表示制御装置102に対するユーザの入力インタフェースであるタッチパネル31におけるメニューボタンの表示を制御する。表示制御装置102は、実施の形態1の表示制御装置101の構成に加えて、判定部15を備える。タッチパネル31は車両に搭載されている。また、表示制御装置102は、車両に搭載されたナビゲーション装置であり、一般的なナビゲーション機能の他、テレビ放送の受信、ウェブの閲覧、ラジオ放送の受信、USBメモリなどの接続された外部メディアの音源の再生、といったマルチメディア機能を有するものとする。すなわち、処理部13は、経路探索機能、テレビ放送の受信機能、ウェブの検索機能、ラジオ放送の受信機能、外部メディアの音源の再生機能等を有する。
判定部15は、検出部11がタッチパネル31に対するタッチ操作を検出すると、当該タッチ操作の種類を判定する。具体的には、判定部15は、タッチ操作がシングルタップであるかダブルタップであるかを判定する。シングルタップとは、タッチパネル31に1度きりタッチする操作をいう。ダブルタップとは、タッチパネル31に2度連続してタッチする操作をいう。タッチが1度きりか2度連続したかは、1度目のタッチから規定時間(例えば、0.5秒)内に2度目のタッチが行われ、1度目のタッチと2度目のタッチにおけるタッチ位置の距離が閾値(例えば、1cm)内にあるかどうかにより、判定される。
表示制御部12は、タッチパネル31へのタッチ操作がダブルタップである場合に、メニューボタンの表示制御を行う。一方、タッチパネル31へのタッチ操作がシングルタップである場合には、メニューボタン以外のシングルタップに割り当てられた表示制御を行う。
なお、上記の例では、メニューボタンの表示制御を行うべきタッチ操作の種類としてダブルタップが採用されたが、他の種類のタッチ操作が採用されても良い。他の種類のタッチ操作として、長押しタッチまたはマルチタッチが想定される。
例えば、判定部15は、規定時間(例えば、2秒)以上タッチが継続した場合に長押しタッチと判定する。しかし、一般的なナビゲーション装置では、長押しタッチが行われた場合、タッチ位置の方向に地図をスクロールし続けるという機能を持つものが多い。このように、長押しタッチは地図のスクロール操作に利用されることが多いため、長押しタッチをメニューボタンの表示制御に用いる場合には、地図のスクロール操作との判定条件の差別化が困難である。
また、マルチタッチに対応するナビゲーション装置の場合、通常2点タッチの操作は画面のピンチインまたはピンチアウトに割り当てられるため、3点以上のマルチタッチをメニューボタンの表示制御に用いることとなる。しかし、3点以上のマルチタッチに対応するナビゲーション装置は一般的ではなく汎用性に欠ける。また、例えば3点のマルチタッチではタッチ位置が3つ存在するため、どの位置を、メニューボタンを表示すべき「タッチ位置」とすべきかの判断が難しく、ユーザが想定する「タッチ位置」も各ユーザによって異なると考えられる。このような観点から、メニューボタンの表示制御を行うべきタッチ操作の種類として、ダブルタップを用いることが望ましい。
<B-2.メニューボタン>
次に、メニューボタンの構成について説明する。図4から図6は、メニューボタン50に関する各種の設定画面を示している。これらの設定画面は、表示制御部12によりタッチパネル31に表示される。
図4は、メニューボタン50のデフォルト形状の設定画面である。図4に示すように、メニューボタン50は1つのメイン部品51と4つのサブ部品52-55からなり、これらの部品が縦方向、横方向または縦横両方向に配列されることにより形状が規定される。図4には、メイン部品51とサブ部品52-55が横一列に配列された形状A、メイン部品51を中心にサブ部品52-55がその周囲に十字型に配列された形状B、メイン部品51とサブ部品52-55が縦一列に配列された形状Cが示されている。ユーザは、設定画面上で形状A-Cのいずれかを選択することが可能である。なお、図4には形状A-Cのみを示しているが、T字型またはL字型など他の形状があっても良い。ここでは、形状Aがメニューボタン50のデフォルト形状として設定されたものとして以下の説明を行う。
図5は、メニューボタン50の各部品に割り当てる機能の設定画面である。通常、図4に示した設定画面でメニューボタン50のデフォルト形状が設定された後、タッチパネル31は図5の画面に遷移する。図5の設定画面には、図4の設定画面で選択されたデフォルト形状のメニューボタン50と、メニューボタン50の各部品に割り当て可能な機能のアイコン61-66が表示されている。ユーザは、アイコン61-66をメニューボタン50の各部品51-55にドラッグすることで、機能の割り当てを行うことができる。例えば、ユーザが自車位置周辺地図の表示機能を示す「MAP」アイコン61をメニューボタン50のサブ部品55までドラッグすると、サブ部品55に自車位置周辺地図の表示機能が割り当てられる。
表示制御部12は、メニューボタン50をデフォルト形状、かつメイン部品51をタッチ位置に合わせて、タッチパネル31上に表示させる。この表示態様を第1態様と称する。しかし、第1態様ではメニューボタン50が見切れてしまう場合、表示制御部12はメニューボタン50の形状をデフォルト形状から変更するか、タッチ位置に重ねる部品をメイン部品51から変更するか、またはそれらの両方の変更を行って、メニューボタン50をタッチパネル31上に表示させる。このような変更を行った表示態様を第2態様と称する。
図6は、第2態様における第1態様からの変更内容の設定画面である。設定項目には「形状」と「配置移動先」とがある。「形状」の欄では、メニューボタン50が第1態様で表示不可能な場合、メニューボタン50の形状をデフォルト形状のまま変形しない(無変形)か、あるいは変形するかが設定される。また、「配置移動先」の欄では、メニューボタン50が第1態様で表示不可能な場合、メニューボタン50の配置位置を予め定められた固定位置に変更するか(固定)、サブ部品52-55のいずれかをタッチ位置にあわせるように変更するか(可変)が設定される。
図4から図6の設定画面により設定されたメニューボタン50に関する情報は、メニュー情報登録部14に登録される。図4から図6では、メニューボタン50に関する種々の設定をユーザが行うことについて説明した。しかし、これらの設定は必ずしもユーザにより行われる必要はなく、予め設定されていても良い。
<B-3.動作>
図7は、表示制御装置102によるタッチパネル31の表示制御処理を示すフローチャートである。以下、図7に沿って表示制御装置102によるタッチパネル31の表示制御処理を説明する。
まず、検出部11が、タッチパネル31に対するタッチ操作の有無を判断する(ステップS201)。表示制御装置102は、検出部11がタッチパネル31に対するタッチ操作を検出するまでステップS201を繰り返す。検出部11がタッチパネル31に対するタッチ操作を検出すると(ステップS201でYes)、判定部15が、当該タッチ操作がダブルタップであるか否かを判断する(ステップS202)。
ステップS202において、判定部15がユーザのタッチ操作をダブルタップでない、すなわちシングルタップであると判断した場合、表示制御部12または処理部13がシングルタップに対応した所定の処理を実行する(ステップS203)。ここでは、タッチパネル31における表示制御に関する処理を表示制御部12が行い、それ以外の処理を処理部13が行う。その後、表示制御処理はステップS201に戻る。例えば、図8に示すようにタッチパネル31に走行経路41と自車位置アイコン42とを含む自車位置周辺地図が表示されている状況でシングルタップ操作が行われた場合、表示制御部12は、タッチ位置Pの方向に地図の中心位置を移動するスクロール処理を行う。このように、ダブルタップのタッチ操作に対してのみメニューボタン50の表示制御が行われるため、ユーザは自身が意図したタイミングでメニューボタン50の操作を行うことが可能となる。
ステップS202において、判定部15がユーザのタッチ操作をダブルタップであると判断した場合、表示制御部12は、メニューボタン50がタッチパネル31に表示中であるか否かを判断する(ステップS204)。
表示制御部12は、ステップS204において、メニューボタン50がタッチパネル31に表示中でないと判断すると、判定部15からダブルタップにおける2度目のタッチ位置を取得し(ステップS205)、さらにメニュー情報登録部14からメニューボタン50のデフォルト形状を取得する(ステップS206)。ここでは、図4に示す形状Bをデフォルト形状とする。そして、表示制御部12は、メニューボタン50をデフォルト形状かつメイン部品51をタッチ位置にあわせて表示可能か、すなわちメニューボタン50を第1態様で表示可能か否か判断する(ステップS207)。表示制御部12は、第1態様でメニューボタン50を表示可能であると判断した場合、メニューボタン50を第1態様でタッチパネル31に表示させる(ステップS208)。
図9は、メニューボタン50の第1態様の表示例である。図8に示すタッチパネル31に自車位置周辺地図が表示されている状況で、ユーザがダブルタップを行うと、図9に示すように、ダブルタップの2回目のタッチ位置Pをメイン部品51にあわせてメニューボタン50がデフォルトの十字形状で表示される。
図7のフローに戻り、表示制御部12はステップS204においてメニューボタン50がタッチパネル31に表示中であると判断すると、ステップS201で検出されたタッチ操作がメニューボタン50に対する操作か否かを判断する(ステップS209)。メニューボタン50に対する操作か否かは、タッチ操作のタッチ位置とメニューボタン50の表示位置とを比較して判断される。
ステップS209において、表示制御部12はタッチ操作がメニューボタン50に対する操作であると判断すると、タッチ操作のタッチ位置とメニューボタン50の各部品51-55の表示位置とを比較して、メニューボタン50の操作された部品を判定する。そして、処理部13は、操作された部品に割り当てられた機能を実行する(ステップS210)。
図10は、ユーザがメニューボタン50のサブ部品55にタッチする様子を示している。サブ部品55に「音楽再生機能」が割り当てられているとすると、処理部13は音楽再生処理を行い、表示制御部12は再生音楽の情報をタッチパネル31に表示させる。これにより、タッチパネル31の表示は図11のように遷移する。
図7のフローに戻り、ステップS209において、表示制御部12はタッチ操作がメニューボタン50に対する操作でないと判断すると、現在表示中のメニューボタン50を非表示にする表示制御を行う(ステップS211)。
図12は、ユーザがメニューボタン50以外の場所にタッチする様子を示している。このとき、タッチパネル31の表示は図13に示すように遷移し、メニューボタン50が非表示となる。
メニューボタン50が第1態様で表示不可能な場合、表示制御部12はメニューボタン50を第2態様で表示制御する。図14から図19は、メニューボタン50の第2態様における表示パターンを示している。図14に示されるパターン1は、図6の設定画面で「形状:無変形」かつ「配置移動先:可変」と設定された場合の表示である。パターン1は第1態様と比較すると、メニューボタン50の形状がデフォルトの十字型を保ちつつ、タッチ位置Pに合わせて表示される部品がメイン部品51からサブ部品54に変更されている。図15に表示されるパターン2は、図6の設定画面で「形状:無変形」かつ「配置移動先:固定」と設定された場合の表示である。パターン2を第1態様と比較すると、メニューボタン50はデフォルトの十字形状を保ちつつ、メイン部品51がタッチパネル31の画面の中央に位置するように配置位置が変更される。なお、この例では、第2態様におけるメニューボタン50の配置移動先として、画面の中央が予め定められているものとする。図16から図18に表示されるパターン3から5は、図6の設定画面で「形状:変形」かつ「配置移動先:固定」と設定された場合の表示である。パターン3から5を第1態様と比較すると、タッチ位置Pに合わせて表示される部品はメイン部品51のままであるが、メニューボタン50の形状はデフォルトの十字形状から変更される。メニューボタン50は、パターン3ではT字型に配列され、パターン4では横方向に一列に配列され、パターン5ではL字型に配列される。図19に表示されるパターン6は、図6の設定画面で「形状:変形」かつ「配置移動先:可変」と設定された場合の表示である。パターン6を第1態様と比較すると、メニューボタン50の形状がデフォルトの十字形状から変更され、さらにタッチ位置Pに合わせて表示される部品がサブ部品54に変更される。
メニューボタン50の第2態様による表示制御処理を、図7のフローに沿って説明する。図7のステップS207でNoの場合、表示制御部12は、メニューボタン50の形状を変更することにより、いずれかの部品51-55をタッチ位置にあわせてメニューボタン50を表示可能か否か判断する(ステップS212)。ここで、表示制御部12はメニュー情報登録部14から、メニューボタン50のデフォルト形状以外の他の形状を取得する。そして、表示制御部12は、当該他の形状を適用した場合にいずれかの部品51-55をタッチ位置にあわせることにより、メニューボタン50の全体をタッチパネル31に表示可能か否かを判断する。
ステップS212でYesの場合、表示制御部12は、ステップS212で表示可能と判断した形状にメニューボタン50の形状を変更した場合に、メイン部品51をタッチ位置Pにあわせてメニューボタン50を表示可能か否か判断する(ステップS213)。
表示制御部12は、メニューボタン50の形状を変更することにより、メイン部品51をタッチ位置Pにあわせてメニューボタン50を表示することができると判断すると(ステップS213でYes)、その通りに、すなわち図16-18に示すパターン3-5のいずれかでメニューボタン50をタッチパネル31に表示させる(ステップS214)。パターン3-5のように、メイン部品51をタッチ位置Pにあわせた状態でメニューボタン50を表示することが可能なメニューボタン50の形状が複数存在する場合、表示制御部12は特定の一つの形状を選択し、選択した形状でタッチパネル31を表示させる。例えば、表示制御部12はメニューボタン50の取り得る形状に予め優先度を設定し、優先度の高い順に形状を選択しても良い。
表示制御部12は、メニューボタン50の形状を変更しても、メイン部品51をタッチ位置Pにあわせてメニューボタン50を表示することができないと判断すると(ステップS213でNo)、図18に示すようにパターン6でメニューボタン50をタッチパネル31に表示させる(ステップS215)。すなわち、表示制御部12は、メニューボタン50の形状を変更し、サブ部品52-55のいずれかをタッチ位置Pにあわせてメニューボタン50をタッチパネル31に表示させる。
メニューボタン50の形状を変更しても、いずれかの部品51-55をタッチ位置にあわせてメニューボタン50を表示することができない場合、または、図6の設定画面でメニューボタン50の形状が「無変形」に設定されている場合、ステップS212の判断はNoとなる。この場合、表示制御部12は、メニューボタン50の配置移動先が固定か否かを判断する(ステップS216)。そして、メニューボタン50の配置移動先が固定であれば、表示制御部12はメニューボタン50を図15に示すようなパターン2でタッチパネル31に表示させる(ステップS217)。すなわち、メニューボタン50はデフォルト形状のまま、固定の配置移動先へ移動して表示される。一方、配置移動先が可変であれば、表示制御部12はメニューボタン50を図16に示すようなパターン2でタッチパネル31に表示させる(ステップS218)。すなわち、メニューボタン50はデフォルト形状のまま、いずれかのサブ部品52-55をタッチ位置Pにあわせて表示される。
以上で、表示制御部12による表示制御処理は終了する。
図7のフローによれば、メニューボタン50はタッチ位置にあわせてデフォルト形状で表示することが出来ない場合に、まずその形状が変更される。そして、形状を変更してもメニューボタン50のメイン部品51をタッチ位置にあわせて表示することができない場合に、メニューボタン50の配置位置が変更される。このように、メニューボタン50の形状が配置位置に優先して変更されるが、この優先順位は逆であっても良い。
また、メニューボタン50の配置位置が変更される場合、図14および図15では、メニューボタン50の形状をデフォルト形状で示している。しかし、メニューボタン50の配置位置と形状の両方が同時に変更されても良い。
<B-4.効果>
実施の形態2に係る表示制御装置102は、車両に搭載されたタッチパネル31におけるメニューボタン50の表示を制御する。運転時にタッチパネル31を操作する際、操作に伴い視線の移動が大きくなることは望ましくないが、表示制御装置102によれば、可能な限りタッチ位置にあわせてメニューボタン50が表示されるため、メニューボタン50を操作する際の視線の移動が軽減される。また、運転時には必ずしも狙い通りの場所にタッチできるとは限らず、タッチパネル31の端にタッチせざるを得ない場合があるが、そのような場合でもメニューボタン50を確実に表示することができる。
実施の形態2に係る表示制御装置102は、検出部11が検出したタッチ操作の種類を判定する判定部15を備える。そして、表示制御部12は、判定部15が判定したタッチ操作の種類がダブルタップである場合に、メニューボタン50をタッチパネル31に表示させる。従って、シングルタップ、長押し、マルチタッチといった他のタッチ操作をメニューボタン50の表示以外の他の操作に割り当てることができる。
実施の形態2に係る表示制御装置102において、メニューボタン50は、1つのメイン部品51と少なくとも1つのサブ部品52-55からなる複数の部品の配列で構成される。そして、表示制御部12は、メイン部品51およびサブ部品52-55の配列を変更することによりメニューボタン50の形状を変更する。従って、表示制御部12は、メニューボタン50が見切れないように適宜メニューボタン50の形状を変更することが可能である。
実施の形態2に係る表示制御装置102において、表示制御部12は、第1態様ではメイン部品51をタッチ操作のタッチ位置に配置する。従って、ユーザはメニューボタン50を表示させるためのタッチ操作に続けて、メニューボタン50の操作を容易に行うことができる。
実施の形態2に係る表示制御装置102において、表示制御部12は、第2態様ではサブ部品52-55をタッチ操作のタッチ位置に配置することが可能である。従って、メニューボタン50を確実に表示すると共に、ユーザにメニューボタン50を容易に操作させることができる。
実施の形態2に係る表示制御装置102において、メニューボタン50がタッチパネル31に表示中であり、検出部11がメニューボタン50の表示領域外へのタッチ操作を検出した場合に、表示制御部12はタッチパネル31にメニューボタン50を表示させないようにする。従って、ユーザは簡単な操作でメニューボタン50の表示を消すことができる。
実施の形態2に係る表示制御装置102において、第1態様におけるメニューボタン50の形状はユーザが設定可能である。従って、ユーザはメニューボタン50の形状を自身が使いやすい形状に設定することができ、メニューボタン50の操作を容易に行うことができる。
<C.ハードウェア>
上述した表示制御装置101,102における、検出部11、表示制御部12、処理部13およびメニュー情報登録部14は、図20に示す処理回路71により実現される。すなわち、処理回路71は、検出部11、表示制御部12、処理部13およびメニュー情報登録部14(以下、「表示制御部12等」と称する)を備える。処理回路71には、専用のハードウェアが適用されても良いし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されても良い。プロセッサは、例えば中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)等である。
処理回路71が専用のハードウェアである場合、処理回路71は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。表示制御部12等等の各部の機能それぞれは、複数の処理回路71で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
処理回路71がプロセッサである場合、表示制御部12等の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェアまたはソフトウェアとファームウェア)との組み合わせにより実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリに格納される。図21に示すように、処理回路71に適用されるプロセッサ72は、メモリ73に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、表示制御装置101,102は、処理回路71により実行されるときに、タッチ操作を検出するステップと、タッチ操作に応じてメニューボタン50をタッチパネル31に表示させる表示制御を行うステップと、タッチ操作がメニューボタン50に対するタッチ操作である場合に、メニューボタン50に対応付けられた処理を実行するステップと、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ73を備える。なお、表示制御を行うステップは、メニューボタン50を予め定められた形状とし、かつメニューボタン50の予め定められた位置をタッチ操作のタッチ位置に配置する第1態様で、メニューボタン50の全体をタッチパネル31に表示可能か否かを判断するステップと、第1態様で表示可能と判断した場合に、メニューボタン50の全体を第1態様でタッチパネル31に表示させるステップと、第1態様で表示不可と判断した場合に、メニューボタン50の形状および配置位置の少なくともいずれかを、メニューボタン50の全体がタッチパネル31に表示されるよう第1態様から変更した第2態様で、メニューボタン50をタッチパネル31に表示させるステップと、を有する。換言すれば、このプログラムは、表示制御部12等の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ73には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)及びそのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、表示制御部12等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、表示制御部12等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、表示制御部12については専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、それ以外についてはプロセッサ72としての処理回路71がメモリ73に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。なお、メニュー情報登録部14は、メモリ73から構成されるが、それらは単一のメモリ73から構成されてもよいし、それぞれが個別のメモリから構成されてもよい。
また、実施の形態2では表示制御装置102を車載装置として説明したが、車載装置、PND(Portable Navigation Device)、通信端末(例えば携帯電話、スマートフォン、およびタブレットなどの携帯端末)、およびこれらにインストールされるアプリケーションの機能、並びにサーバなどを適宜に組み合わせてシステムとして構築されるナビゲーションシステムにも適用することができる。この場合、以上で説明した表示制御装置102の各機能または各構成要素は、ナビゲーションシステムを構築する各機器に分散して配置されてもよいし、いずれかの機器に集中して配置されてもよい。図22に、車両AとサーバBによる表示制御装置102の構成例を示す。図22の構成によれば、検出部11、表示制御部12およびタッチパネル31が車両Aに配置され、処理部13、メニュー情報登録部14および判定部15がサーバBに配置される。なお、図22ではタッチパネル31を表示制御装置102の構成として示しているが、タッチパネル31は、表示制御装置102に備えられていても良いし、表示制御装置102の外部構成であっても良い。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
11 検出部、12 表示制御部、13 処理部、14 メニュー情報登録部、15 判定部、31 タッチパネル、50 メニューボタン、51 メイン部品、52-55 サブ部品、71 処理回路、72 プロセッサ、73 メモリ、101,102 表示制御装置。

Claims (7)

  1. タッチパネルに対するタッチ操作を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した前記タッチ操作の種類を判定する判定部と、
    前記判定部が判定した前記タッチ操作の種類がダブルタップである場合に、前記タッチ操作に応じてメニューボタンを前記タッチパネルに表示させる表示制御部と、
    前記検出部が前記メニューボタンに対する前記タッチ操作を検出すると、前記メニューボタンに対応付けられた処理を実行する処理部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記メニューボタンを予め定められた形状とし、かつ前記メニューボタンの予め定められた位置を前記タッチ操作のタッチ位置に配置する第1態様で、前記メニューボタンの全体を前記タッチパネルに表示可能か否かを判断し、前記第1態様で表示可能と判断した場合は、前記メニューボタンの全体を前記第1態様で前記タッチパネルに表示させ、前記第1態様で表示不可と判断した場合は、前記メニューボタンの形状を、前記メニューボタンの全体が前記タッチパネルに表示されるよう前記第1態様から変更した第2態様で、前記メニューボタンを前記タッチパネルに表示させ、
    前記メニューボタンは、1つのメイン部品と少なくとも1つのサブ部品からなる複数の部品の配列で構成され、
    前記表示制御部は、前記メイン部品および前記サブ部品の配列を変更することにより前記メニューボタンの形状を変更する、
    表示制御装置。
  2. 前記タッチパネルは、車両に搭載されている、
    請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御部は、前記第1態様では前記メイン部品を前記タッチ操作のタッチ位置に配置する、
    請求項1に記載の表示制御装置。
  4. 前記表示制御部は、前記第2態様では前記サブ部品を前記タッチ操作のタッチ位置に配置する、
    請求項に記載の表示制御装置。
  5. 前記メニューボタンが前記タッチパネルに表示中であり、前記検出部が前記メニューボタンの表示領域外へのタッチ操作を検出した場合に、前記表示制御部は前記タッチパネルに前記メニューボタンを表示させないようにする、
    請求項1に記載の表示制御装置。
  6. 前記第1態様における前記メニューボタンの形状はユーザが設定可能である、
    請求項1に記載の表示制御装置。
  7. タッチパネルに対するタッチ操作を検出し、
    前記タッチ操作の種類を判定し、
    前記タッチ操作の種類がダブルタップである場合に、前記タッチ操作に応じてメニューボタンを前記タッチパネルに表示させる表示制御を行い、
    前記タッチ操作が前記メニューボタンに対するタッチ操作である場合に、前記メニューボタンに対応付けられた処理を実行する、表示制御方法であって、
    前記表示制御は、前記メニューボタンを予め定められた形状とし、かつ前記メニューボタンの予め定められた位置を前記タッチ操作のタッチ位置に配置する第1態様で、前記メニューボタンの全体を前記タッチパネルに表示可能か否かを判断し、前記第1態様で表示可能と判断した場合は、前記メニューボタンの全体を前記第1態様で前記タッチパネルに表示させ、前記第1態様で表示不可と判断した場合は、前記メニューボタンの形状を、前記メニューボタンの全体が前記タッチパネルに表示されるよう前記第1態様から変更した第2態様で、前記メニューボタンを前記タッチパネルに表示させ、
    前記メニューボタンは、1つのメイン部品と少なくとも1つのサブ部品からなる複数の部品の配列で構成され、
    前記メイン部品および前記サブ部品の配列を変更することにより前記メニューボタンの形状を変更する、
    表示制御方法。
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