JP6991099B2 - 乗場敷居の位置調整構造 - Google Patents

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本発明は、乗場敷居をエレベータの乗り場の床に設置する際に、乗り場の床面に対する乗場敷居の上面の位置を調整する位置調整構造に関する。
従来、乗場敷居をエレベータの乗り場の床に設置する場合には、乗り場の床面と乗場敷居の上面との間に段差ができないように、乗場敷居の高さを調整している(例えば特許文献1参照)。
特開平11-171446号公報
しかしながら、特許文献1の乗場敷居は、乗場敷居の高さ及び水平方向の位置を調整することは可能であるが、乗場敷居の傾きを調整することはできない。よって、乗り場の床が水平でない場合には、乗場敷居の上面と乗り場の床面とを面一にするために、楔部材などを用いて乗場敷居を傾斜させて取り付ける必要があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、乗り場の床面が傾斜している場合であっても、楔部材などを用いることなく乗場敷居の上面と乗り場の床面とを面一にすることのできる乗場敷居の位置調整構造を得るものである。
本発明に係る乗場敷居の位置調整構造は、エレベータの乗り場の床に固定されて乗場敷居を支持する取付部材を備え、取付部材は、乗りかごへの乗降方向に湾曲する取付部材湾曲面を有し、乗場敷居が取付部材湾曲面に沿って移動することにより、乗場敷居の長手方向に垂直な方向における乗場敷居の傾斜角度が調整可能である。
本発明は、乗場敷居を支持する受け部材を、受け部材を支持して乗り場の床に固定する取付部材に対して、乗場敷居の長手方向に垂直な方向に一定角度内で回転可能とすることにより、乗場敷居の上面を傾斜させることができる。これにより、乗場敷居の上面と乗り場の床面とを面一にすることができる。
本発明の実施の形態1における乗場敷居の位置調整構造を用いて乗場敷居が取り付けられたエレベータの乗り場を、昇降路側から見た斜視図である。 図1の乗場敷居及び乗場敷居の位置調整構造を、矢印Aの方向から見た部分図である。 図1のIII-III線に沿う乗場敷居及び乗場敷居の位置調整構造を示す断面図である。 図3の乗場敷居の位置調整構造を構成する受け部材を示す断面図である。 図4Aに示す受け部材の正面図である。 図3の乗場敷居の位置調整構造を構成する取付部材を示す断面図である。 図5Aに示す取付部材の正面図である。 本発明の実施の形態2における乗場敷居の位置調整構造を、図3と同じ位置から見た断面図である。 図6の乗場敷居の位置調整構造を構成するスペーサを示す断面図である。 図7Aに示すスペーサの正面図である。 図6の乗場敷居の位置調整構造を構成する取付部材を示す断面図である。 図8Aに示す取付部材の正面図である。
以下、本発明の乗場敷居の位置調整構造の好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における乗場敷居の位置調整構造2を用いて乗場敷居20が取り付けられたエレベータの乗り場を、昇降路側から見た斜視図である。図2は、図1の乗場敷居20及び乗場敷居の位置調整構造2を、矢印Aの方向から見た部分図である。
図1に示すように、乗場敷居20は、建屋に設けられたエレベータの乗降口1の床10に、実施の形態1の乗場敷居の位置調整構造2を用いて取り付けられる。
乗場敷居20は、長手方向に沿って形成される溝20aによって、図示しないエレベータの乗り場ドアの下部をガイドする。また、乗場敷居20は、図示しないエレベータの乗りかごと乗降口1の床10との間の隙間を塞ぎ、隙間から昇降路内に物が落下することを防止する。
図2に示すように、実施の形態1の乗場敷居の位置調整構造2は、受け部材30と取付部材40とを有する。受け部材30は、ねじなどの固定部材70によって乗場敷居20の下方に固定される。取付部材40は、受け部材30を下方から支持し、アンカーボルト71によって床10に固定される。受け部材30と取付部材40とは、調整ねじ72によって互いに固定される。なお、図1及び図2では、乗場敷居の位置調整構造2が2組示されているが、乗場敷居の位置調整構造2の数は、これに限るものではない。例えば、エレベータの仕様に応じて、3組以上としてもよいし、一体化してもよい。
図3は、図1のIII-III線に沿う乗場敷居20及び乗場敷居の位置調整構造2を示す断面図である。図4Aは、図3の乗場敷居の位置調整構造2を構成する受け部材30を示す断面図である。図4Bは、受け部材30の正面図である。また、図5Aは、図3の乗場敷居の位置調整構造2を構成する取付部材40を示す断面図である。図5Bは、取付部材40の正面図である。
図3及び図4Aに示すように、受け部材30は、鋼板などの長尺の板状部材を曲げ加工することによって構成される。受け部材30の中央部には、長手方向に沿う受け部材湾曲面30aが形成される。受け部材湾曲面30aの頂部には、貫通孔30bが設けられる。
また、受け部材30は、図3に示すエレベータの乗降方向HDに沿う複数の長穴30cを有する。受け部材30は、これらの長穴30cに挿入される固定部材70によって、乗場敷居20に固定される。乗場敷居20は、長穴30cの範囲内で、エレベータの乗降方向HDの位置を調整することが可能である。
図3及び図5Aに示すように、取付部材40は、鋼板などの矩形の板状部材を曲げ加工することによって構成される。取付部材40の一端側には、取付部材湾曲面40aが形成される。取付部材湾曲面40aには、湾曲方向に沿う長穴40bが設けられる。
また、取付部材40は、図3に示す上下方向VDに沿う複数の長穴40cを有する。取付部材40は、これらの長穴40cに挿入されるアンカーボルト71によって床10に固定される。これにより、乗場敷居20は、長穴40cの範囲内で、上下方向VDの位置を調整することができる。
受け部材30の受け部材湾曲面30aの外径は、取付部材40の取付部材湾曲面40aの内径とほぼ等しく形成される。そして、図3に示すように、取付部材40の取付部材湾曲面40aの内側に、受け部材30の受け部材湾曲面30aが配置される。これにより、受け部材30は、取付部材40の取付部材湾曲面40aの内側で、図3に示すRD1方向に回転可能となっている。
受け部材30と取付部材40とは、取付部材40の長穴40b及び受け部材30の貫通孔30bに通される調整ねじ72をねじ座80に締結することによって互いに固定される。なお、ねじ座80を用いずに、受け部材30の貫通孔30bをねじ穴として、受け部材30と取付部材40とを互いに固定してもよい。
以上のように受け部材30と取付部材40とを構成することにより、実施の形態1の乗場敷居の位置調整構造2によれば、取付部材40の長穴40bの範囲内で、受け部材30のRD1方向の位置を調整することができる。そして、受け部材30に取付けられる乗場敷居20のRD2方向の位置を調整することができる。これにより、乗場敷居20をエレベータの乗降方向に傾斜させて固定することができる。よって、楔部材などを用いることなく、乗場敷居20の上面と乗降口1の床面10aとを面一にすることができ、乗場敷居20と床10との間に段差を生じさせることなく、乗場敷居20を床10に設置することができる。
また、受け部材30の受け部材湾曲面30aと取付部材40の取付部材湾曲面40aとが互いに接触して摺動する側の面に、湾曲方向に垂直な方向に延びる溝または突状部を形成してもよい。この場合、受け部材30側に形成される溝または突状部と、取付部材40側に形成される突状部または溝とが噛合って、受け部材30と取付部材40との間の滑りを抑制することができる。これにより、受け部材30に固定される乗場敷居20の位置が取付部材40に対してずれることが抑制される。
なお、実施の形態1では、取付部材40の取付部材湾曲面40a及び受け部材30の受け部材湾曲面30aは、乗場敷居20と反対側に凸となる形状に形成されていたが、各湾曲面が凸となる方向は、これに限るものではない。例えば、受け部材30を、断面が半円状の凹部が下方に設けられたブロック材で形成し、取付部材40の取付部材湾曲面40aを上方に凸として、受け部材30の凹部と組み合わせるようにしてもよい。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2における乗場敷居の位置調整構造2Aを示す断面図である。また、図7Aは、図6の乗場敷居の位置調整構造2Aを構成する取付部材41を示す断面図である。図7Bは、図7Aに示す取付部材41の正面図である。
実施の形態2における乗場敷居の位置調整構造2Aは、受け部材30を有していない点と取付部材41の形状が実施の形態1とは異なる。他の構成は、実施の形態1と同様である。
図6、図7A、図7Bに示すように、実施の形態2の乗場敷居の位置調整構造2Aは、取付部材41を有する。取付部材41は、鋼板などの矩形の板状部材を曲げ加工することによって構成される。取付部材41の一端側には、取付部材湾曲面41aが形成される。取付部材湾曲面41aには、湾曲方向に沿う長穴41bが設けられる。
図6に示すように、取付部材41の取付部材湾曲面41aには、スペーサ11が配置される。図8Aは、図6の乗場敷居の位置調整構造2Aを構成するスペーサ11を示す断面図である。図8Bは、図8Aに示すスペーサ11の正面図である。スペーサ11の上面には湾曲面11aが形成される。湾曲面11aは、取付部材41の取付部材湾曲面41aの内側に沿う形状に形成される。このようにスペーサ11を形成することにより、スペーサ11は、取付部材41の取付部材湾曲面41aの内側に沿って、図6に示すRD方向に移動可能となる。
乗場敷居20は、スペーサ11の貫通孔11bと取付部材41の長穴41bに通される調整ねじ72によって、取付部材41に固定される。これにより、取付部材41の長穴41bの範囲内で、乗場敷居20の図6に示すRD方向の位置の調整が可能となる。
また、取付部材41は、図6に示す上下方向VDに沿う複数の長穴41cを有する。取付部材41は、各長穴41cに挿入されるアンカーボルト71によって床10に固定される。これにより、長穴41cの範囲内で、乗場敷居20の上下方向VDの位置の調整が可能となる。
なお、実施の形態2の乗場敷居の位置調整構造2Aは、受け部材30を備えていないため、乗りかごへの乗降方向における乗場敷居20の位置調整は、図6に示す座金90によっておこなう。
以上のように取付部材41を構成することにより、実施の形態2の乗場敷居の位置調整構造2Aによれば、取付部材41の長穴41bの範囲内で、乗場敷居20のRD方向の位置を調整することができる。これにより、乗場敷居20をエレベータの乗降方向に傾斜させて固定することができる。よって、楔部材などを用いることなく、乗場敷居20の上面と乗降口1の床面10aとを面一にすることができ、乗場敷居20と床10との間に段差を生じさせることなく、乗場敷居20を床10に設置することができる。
1 乗降口、2,2A 乗場敷居の位置調整構造、10 床、10a 床面、11 スペーサ、11a 湾曲面、11b 貫通孔、20 乗場敷居、20a 溝、30 受け部材、30a 受け部材湾曲面、30b 貫通孔、30c 長穴、40,41 取付部材、40a,41a 取付部材湾曲面、40b,40c,41b,41c 長穴、70 固定部材、71 アンカーボルト、72 調整ねじ、90 座金。

Claims (2)

  1. エレベータの乗り場の床に固定されて乗場敷居を支持する取付部材を備える乗場敷居の
    位置調整構造であって、
    前記取付部材は、乗りかごへの乗降方向に湾曲する取付部材湾曲面を有し、
    前記乗場敷居が前記取付部材湾曲面に沿って移動することにより、前記乗場敷居の長手
    方向に垂直な方向における前記乗場敷居の傾斜角度が調整可能であり、
    前記取付部材湾曲面と前記乗場敷居の平坦面である底面とが接するように、前記乗場敷居は、前記取付部材に固定される、
    乗場敷居の位置調整構造。
  2. 前記取付部材は、前記取付部材湾曲面の湾曲方向に沿う長穴を有し、
    前記取付部材と前記乗場敷居とは、
    前記長穴を貫通する固定部材によって互いに固定される、
    請求項1に記載の乗場敷居の位置調整構造。
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JP2015510057A (ja) 2012-02-03 2015-04-02 ラガー−フレイ、クラウディア バリアフリーの床敷居、詳細には古い建物用又はリフォーム用の敷居

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