JP6990592B2 - シート剥離装置およびシート剥離方法 - Google Patents

シート剥離装置およびシート剥離方法 Download PDF

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Description

本発明は、シート剥離装置およびシート剥離方法に関する。
従来、接着シートの剥離先端部を接着シート保持部材で保持して当該接着シートを被着体から剥離し、剥離した当該接着シートの剥離後端部を先に剥離した接着シートに取り付けるシート剥離装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-219087号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の保護テープ剥離装置(シート剥離装置)では、剥離した保護テープPT(接着シート)を先に剥離した接着シートに取り付けるために、接着テープATや接着剤等の接着部材を、ウエハW(被着体)に貼付された状態の接着シートに取り付けるので、当該被着体にダメージを与えてしまうという不都合がある。
本発明の目的は、接着シートが貼付された被着体にダメージを与えることなく、剥離した接着シートの剥離後端部を先に剥離した接着シートに取り付けることができるシート剥離装置およびシート剥離方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、被着体から剥離された後の接着シートの剥離後端部を先剥離接着シートに溶着にて取り付けるので、接着シートが貼付された被着体にダメージを与えることなく、剥離した接着シートの剥離後端部を先に剥離した接着シートに取り付けることができる。
また、被着体から剥離された後の接着シートの剥離後端部を先剥離接着シートにステープラにて取り付けるので、接着シートが貼付された被着体にダメージを与えることなく、剥離した接着シートの剥離後端部を先に剥離した接着シートに取り付けることができる。
さらに、被着体から剥離された後の接着シートの剥離後端部と、前記先剥離接着シートの剥離後端部との少なくとも一方に接着部材を取り付けるので、接着シートが貼付された被着体にダメージを与えることなく、剥離した接着シートの剥離後端部を先に剥離した接着シートに取り付けることができる。
(A)~(C)は、本発明の実施形態に係るシート剥離装置の説明図。 (A)~(C)は、本発明の変形例に係るシート剥離装置の説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。また、図1(A)以外において、方向を示す矢印を記載していない図は、全て図1(A)と同じ方向から観た図とする。
本発明のシート剥離装置EAは、被着体WKに貼付された接着シートASの剥離先端部ASFを接着シート保持部材としての剥離用テープPTで保持する接着シート保持手段10と、被着体WKと剥離用テープPTとを相対移動させ、接着シートASの剥離先端部ASFから剥離後端部ASRに向けて当該接着シートASを被着体WKから剥離する剥離手段20と、剥離手段20で被着体WKから剥離した接着シートASの剥離後端部ASRを、当該剥離手段20で先に剥離して剥離用テープPTで保持されている先剥離接着シートASBに取り付ける剥離後端部取付手段30とを備え、被着体WKを支持する被着体支持手段40の下方に配置されている。
接着シート保持手段10は、駆動機器としての回動モータ11Aの図示しない出力軸に支持され、剥離用テープPTを支持する支持ローラ11と、剥離用テープPTを案内するガイドローラ12と、剥離手段20の移動プレート22に支持された駆動機器としての直動モータ13と、その出力軸13Aに支持され、コイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段14Aによって加熱される押圧手段としての押圧部材14と、回動モータ15Aの図示しない出力軸に支持され、剥離用テープPTを回収する回収ローラ15とを備えている。
剥離手段20は、駆動機器としてのリニアモータ21のスライダ21Aに支持された移動プレート22と、剥離用テープPTを案内するガイドローラ23と、移動プレート22に支持された駆動機器としての回動モータ24Aと、その図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ25とで剥離用テープPTを挟み込む駆動ローラ24とを備えている。
剥離後端部取付手段30は、被着体WKから剥離された後の接着シートASの剥離後端部ASRを先剥離接着シートASBに溶着にて取り付ける溶着手段31を備えている。
溶着手段31は、移動プレート22に支持されたリニアモータ31Aと、そのスライダ31Bに支持され、受け部材31Dとで接着シートAS等を挟み込む押圧部材31Cと、押圧部材31Cに超音波を印加し、接着シート同士を溶着可能な図示しない超音波印加手段とを備えている。なお、剥離後端部取付手段30は、接着シートASの剥離後端部ASRを剥離用テープPTに取り付けることも可能となっている。
被着体支持手段40は、駆動機器としてのリニアモータ41と、そのスライダ41Aに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない保持手段としての減圧手段によって吸着保持が可能な支持面42Aを有するとしての支持テーブル42とを備えている。
以上のシート剥離装置EAの剥離動作を説明する。
なお、本動作説明では、以下と同様の剥離動作によって初回の剥離動作が先に行われ、被着体WKから剥離された接着シートASが先剥離接着シートASBとなって剥離用テープPTに支持され、当該シート剥離装置EAの各部材が図1(A)中実線で示す初期位置で待機している。そして、当該シート剥離装置EAの使用者(以下、単に「使用者」という)または駆動機器やコンベア等の図示しない搬送手段が、図1(A)中実線で示すように、接着シートASが貼付された被着体WKを支持テーブル42の支持面42Aに当接させると、被着体支持手段40が図示しない減圧手段を駆動し、支持面42Aでの被着体WKの吸着保持を開始する。
次いで、被着体支持手段40がリニアモータ41を駆動し、支持テーブル42を右方に移動させ、図1(A)中二点鎖線で示すように、接着シートASの右端部が押圧部材14の直上に到達すると、リニアモータ41の駆動を停止する。その後、接着シート保持手段10が直動モータ13および加熱手段14Aを駆動し、図1(A)中二点鎖線で示すように、押圧部材14を上昇させて剥離用テープPTを接着シートASの剥離先端部ASFに押圧して貼付し、当該接着シートASの剥離先端部ASFを剥離用テープPTで保持する。接着シートASの剥離先端部ASFを剥離用テープPTで保持すると、接着シート保持手段10が加熱手段14Aの駆動を停止するとともに、直動モータ13を駆動し、押圧部材14を初期位置に復帰させる。
次に、接着シート保持手段10および剥離手段20が回動モータ11A、24Aおよびリニアモータ21を駆動し、移動プレート22を左方へ所定距離移動させつつ、適宜駆動ローラ24および支持ローラ11を回転させ、支持ローラ11側から剥離用テープPTを所定長さ繰り出して、駆動ローラ24の最上部を接着シートASの剥離先端部ASF下方に位置させる。これにより、図1(B)中実線で示すように、剥離用テープPTに所定長さの弛みができ、その弛みによって折返し部PT1が形成され、当該折返し部PT1が駆動ローラ24によって被着体WK方向に押し付けられ、当該剥離用テープPTが押し付け姿勢を採るようになる。そして、剥離手段20がリニアモータ21および回動モータ24Aを駆動し、移動プレート22を左方へ移動させるとともに、駆動ローラ24を回転させ、図1(B)中二点鎖線で示すように、剥離用テープPTの押し付け姿勢を維持しつつ、被着体WKと剥離用テープPTとを相対移動させ、接着シートASの剥離先端部ASFから剥離後端部ASRに向けて当該接着シートASを被着体WKから剥離する。このように、押し付け姿勢を維持しながら接着シートASを被着体WKから剥離することで、当該被着体WKを支持面42Aに押し付けながら接着シートASを剥離することができ、被着体WKが剥離される接着シートASに引っ張られてストレスがかかったり、被着体WKが支持テーブル42から落下したりすることを防止することができる。
被着体WKから接着シートAS全体が剥離されると、使用者または図示しない搬送手段が、接着シートASが剥離された被着体WKを支持した後、被着体支持手段40が図示しない減圧手段の駆動を停止し、支持面42Aでの被着体WKの吸着保持を解除する。次いで、使用者または図示しない搬送手段が支持した被着体WKを次工程に搬送する。
一方、被着体WKから接着シートAS全体が剥離されると、剥離手段20がリニアモータ21および回動モータ24Aの駆動を停止した後、接着シート保持手段10が回動モータ15Aを駆動し、回収ローラ15で剥離用テープPTを巻き取り、剥離用テープPTの弛み(折返し部PT1)を解消する。その後、接着シート保持手段10および剥離手段20が回動モータ11A、24Aを駆動し、支持ローラ11で剥離用テープPTを巻き取り、図1(C)中実線で示すように、接着シートASの剥離後端部ASRが駆動ローラ24とピンチローラ25とで挟み込まれる位置に到達すると、接着シート保持手段10および剥離手段20が回動モータ11A、24Aの駆動を停止する。次に、剥離後端部取付手段30がリニアモータ31Aを駆動し、図1(C)中実線で示すように、押圧部材31Cを左方へ移動させて受け部材31Dとで接着シートAS、先剥離接着シートASBおよび剥離用テープPTを挟み込んだ後、図示しない超音波印加手段を駆動し、当該接着シートASの剥離後端部ASRを先剥離接着シートASBに溶着にて取り付ける。そして、先剥離接着シートASBへの接着シートASの剥離後端部ASRの取り付けが完了すると、剥離後端部取付手段30が図示しない超音波印加手段の駆動を停止するとともに、リニアモータ31Aを駆動し押圧部材31Cを初期位置に復帰させる。
次いで、被着体支持手段40がリニアモータ41を駆動し、支持テーブル42を初期位置に復帰させる共に、剥離手段20がリニアモータ21および回動モータ24Aを駆動し、移動プレート22を初期位置に復帰させた後、接着シート保持手段10および剥離手段20が回動モータ11A、15A、24Aを駆動し、剥離用テープPTを回収ローラ15で巻き取る。その後、図1(C)中二点鎖線で示すように、未使用の剥離用テープPT部分が押圧部材14の上方に位置すると、接着シート保持手段10および剥離手段20が回動モータ11A、15A、24Aの駆動を停止する。これにより、今回の剥離動作によって被着体WKから剥離された接着シートASが先剥離接着シートASBとなって剥離用テープPTに支持された状態となり、以降上記同様の剥離動作が繰り返される。
以上のようなシート剥離装置EAによれば、被着体WKから剥離された後の接着シートASの剥離後端部ASRを先剥離接着シートASBに溶着にて取り付けるので、接着シートASが貼付された被着体WKにダメージを与えることなく、剥離した接着シートASの剥離後端部ASRを先に剥離した接着シートASBに取り付けることができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、接着シート保持手段は、被着体に貼付された接着シートの剥離先端部を接着シート保持部材で保持可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
例えば、接着シート保持手段10は、支持ローラ11やガイドローラ12等の各ローラの代わりに板状部材やシャフト部材等で剥離用テープPTを支持したり案内したりしてもよいし、剥離用テープPTを巻回することなく例えばファンフォールド折りにして支持してもよいし、剥離用テープPTを巻回することなく例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだりして回収してもよいし、剥離用テープPTとして感圧接着性の接着テープが採用されてもよいし、感熱接着性の接着テープが採用されてもよく、剥離用テープPTとして感圧接着性の接着テープが採用された場合、加熱手段14Aは、あってもよいし、なくてもよい。
接着シート保持手段10は、接着シート保持部材として、例えば、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等を採用し、接着シートASの剥離先端部ASFを保持してもよい。
剥離手段20は、剥離用テープPTを移動させることなくまたは移動させつつ、被着体WKを移動させて当該被着体WKから接着シートASを剥離してもよいし、ガイドローラ23の代わりに板状部材やシャフト部材等で剥離用テープPTを案内してもよい。
剥離後端部取付手段30は、溶着手段31に代えて、図2(A)に示すように、被着体WKから剥離された後の接着シートASの剥離後端部ASRを先剥離接着シートASBにステープラSPにて取り付けるステープラ取付手段32を備えていてもよい。
このようなステープラ取付手段32は、受け部材32Bとで接着シートAS等を挟み込み、ステープラSPを取り付けるステープラ取付機器32Aを備え、前記実施形態において、剥離後端部取付手段30がリニアモータ31Aを駆動するタイミングと同じタイミングで、ステープラ取付機器32Aを駆動し、ステープラSPを打ち付けて接着シートASの剥離後端部ASRを先剥離接着シートASBに取り付ける。
剥離後端部取付手段30は、溶着手段31に代えて、図2(B)に示すように、被着体WKから剥離された後の接着シートASの剥離後端部ASRと、先剥離接着シートASBとの少なくとも一方に、当該接着シートASと当該先剥離接着シートASBとを接着する接着部材としての両面接着シートBAを取り付ける接着部材取付手段33を備えていてもよい。
このような接着部材取付手段33は、両面接着シートBAを供給する供給手段33Aと、駆動機器であって押圧手段としての直動モータ33Bと、その出力軸33Cに支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって供給手段33Aから供給された両面接着シートBAを吸着保持が可能な保持部材33Dと、保持部材33Dとで接着シートAS等を挟み込む受け部材33Eと、ガイドローラ23とで接着シートAS等を圧着する受けローラ33Fとを備えている。なお、保持部材33Dが両面接着シートBAを保持する面には、両面接着シートBAが接着しない不接着処理が施されている。なお、供給手段33Aとしては、例えば特開2016-117520号公報や、特開2011-11890号公報等で開示された公知のシート供給装置が例示できる。
そして、前記実施形態と同様にして、被着体WKから接着シートAS全体が剥離され、剥離用テープPTの弛みを解消すると、剥離後端部取付手段30が供給手段33Aおよび図示しない減圧手段を駆動し、図2(B)[B1]中実線で示すように、両面接着シートBAを供給手段33Aから供給し、当該両面接着シートBAを保持部材33Dで吸着保持する。次いで、接着シート保持手段10および剥離手段20が回動モータ11A、15A、24Aを駆動し、回動モータ24Aとピンチローラ25との挟み込みから接着シートASの剥離後端部ASRを開放し、図2(B)[B1]中実線で示すように、剥離後端部ASRを先剥離接着シートASBから離間させる。この際、剥離後端部ASRを図示しない保持手段で保持し、当該保持手段を図示しない駆動機器で移動させ、剥離後端部ASRを強制的に先剥離接着シートASBから離間させてもよい。その後、剥離後端部取付手段30が直動モータ33Bを駆動し、図2(B)[B1]中二点鎖線で示すように、両面接着シートBAを先剥離接着シートASBに押圧して貼付した後、図示しない減圧手段の駆動を停止して保持部材33Dを初期位置に復帰させる。次に、接着シート保持手段10および剥離手段20が回動モータ11A、15A、24Aを駆動し、支持ローラ11で剥離用テープPTを巻き取り、図2(B)[B2]に示すように、ガイドローラ23と受けローラ33Fとで両面接着シートBAを介して接着シートASの剥離後端部ASRと先剥離接着シートASBとを圧着する。剥離後端部ASRと先剥離接着シートASBとの圧着が完了すると、前記実施形態と同様にして、押圧部材14の上方に未使用の剥離用テープPT部分を配置する。
なお、接着部材取付手段33は、接着部材としての粘着剤、糊またはホットメルト等の液状、ジェル状または半個形状の接着剤を塗布する接着部材塗布手段としてもよいし、先剥離接着シートASBから離間した剥離後端部ASRに接着部材を貼付したり塗布したりしてもよいし、剥離後端部ASRが離間した先剥離接着シートASBと、先剥離接着シートASBから離間した剥離後端部ASRとの両方に接着部材を貼付したり塗布したりしてもよいし、図2(C)に示すように、接着部材としての取付用接着シートAS1を剥離後端部ASRと先剥離接着シートASBとの両方に貼付してもよい。
剥離後端部取付手段30は、溶着手段31としてコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段や、レーザ光線を照射可能なレーザ照射手段等を採用してもよく、接着シートASの剥離後端部ASRを先剥離接着シートASBに溶着可能なものであれば何を採用してもよいし、溶着手段31で剥離後端部ASRを先剥離接着シートASBに取り付ける際、1箇所または複数個所で溶着してもよいし、ステープラ取付手段32で剥離後端部ASRを先剥離接着シートASBに取り付ける際、1箇所または複数個所にステープラSPを打ち付けてもよいし、接着部材取付手段33で剥離後端部ASRを先剥離接着シートASBに取り付ける際、1箇所または複数個所に接着部材を貼付してもよい。
被着体支持手段40は、保持手段がなくてもよいし、本発明のシート剥離装置EAを構成する部材として採用してもよい。
シート剥離装置EAは、初回の剥離によって被着体WKから剥離する接着シートASの剥離後端部ASRを、接着シート保持手段10で剥離用テープPTに貼付してもよいし、剥離後端部取付手段30で剥離用テープPTに取り付けてもよい。
本発明における接着シートAS、取付用接着シートAS1、両面接着シートBA、剥離用テープPTおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートAS、取付用接着シートAS1、両面接着シートBAまたは剥離用テープPTは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性のものが採用された場合は、当該接着シートAS、取付用接着シートAS1、両面接着シートBAまたは剥離用テープPTを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シートAS、取付用接着シートAS1または剥離用テープPTは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートBAを含む両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよい。
EA…シート剥離装置
10…接着シート保持手段
20…剥離手段
30…剥離後端部取付手段
31…溶着手段
32…ステープラ取付手段
33…接着部材取付手段
AS…接着シート
ASB…先剥離接着シート
ASF…剥離先端部
ASR…剥離後端部
AS1…取付用接着シート(接着部材)
BA…両面接着シート(接着部材)
PT…剥離用テープ(接着シート保持部材)
SP…ステープラ
WK…被着体

Claims (6)

  1. 被着体に貼付された接着シートの剥離先端部を接着シート保持部材で保持する接着シート保持手段と、
    前記被着体と接着シート保持部材とを相対移動させ、前記接着シートの剥離先端部から剥離後端部に向けて当該接着シートを前記被着体から剥離する剥離手段と、
    前記剥離手段で前記被着体から剥離した前記接着シートの剥離後端部を、当該剥離手段で先に剥離して前記接着シート保持部材で保持されている先剥離接着シートに取り付ける剥離後端部取付手段とを備え、
    前記剥離後端部取付手段は、前記被着体から剥離された後の接着シートの前記剥離後端部を前記先剥離接着シートに溶着にて取り付ける溶着手段を備えていることを特徴とするシート剥離装置。
  2. 被着体に貼付された接着シートの剥離先端部を接着シート保持部材で保持する接着シート保持手段と、
    前記被着体と接着シート保持部材とを相対移動させ、前記接着シートの剥離先端部から剥離後端部に向けて当該接着シートを前記被着体から剥離する剥離手段と、
    前記剥離手段で前記被着体から剥離した前記接着シートの剥離後端部を、当該剥離手段で先に剥離して前記接着シート保持部材で保持されている先剥離接着シートに取り付ける剥離後端部取付手段とを備え、
    前記剥離後端部取付手段は、前記被着体から剥離された後の接着シートの前記剥離後端部を前記先剥離接着シートにステープラにて取り付けるステープラ取付手段を備えていることを特徴とするシート剥離装置。
  3. 被着体に貼付された接着シートの剥離先端部を接着シート保持部材で保持する接着シート保持手段と、
    前記被着体と接着シート保持部材とを相対移動させ、前記接着シートの剥離先端部から剥離後端部に向けて当該接着シートを前記被着体から剥離する剥離手段と、
    前記剥離手段で前記被着体から剥離した前記接着シートの剥離後端部を、当該剥離手段で先に剥離して前記接着シート保持部材で保持されている先剥離接着シートに取り付ける剥離後端部取付手段とを備え、
    前記剥離後端部取付手段は、前記被着体から剥離された後の前記接着シートの剥離後端部と、前記先剥離接着シートとの少なくとも一方に、当該接着シートと当該先剥離接着シートとを接着する接着部材を取り付ける接着部材取付手段を備えていることを特徴とするシート剥離装置。
  4. 被着体に貼付された接着シートの剥離先端部を接着シート保持部材で保持する接着シート保持工程と、
    前記被着体と接着シート保持部材とを相対移動させ、前記接着シートの剥離先端部から剥離後端部に向けて当該接着シートを前記被着体から剥離する剥離工程と、
    前記剥離工程で前記被着体から剥離した前記接着シートの剥離後端部を、当該剥離工程の1つ前の剥離工程で先に剥離して前記接着シート保持部材で保持されている先剥離接着シートに取り付ける剥離後端部取付工程とを備え、
    前記剥離後端部取付工程は、前記被着体から剥離された後の接着シートの前記剥離後端部を前記先剥離接着シートに溶着にて取り付ける溶着工程を実施することを特徴とするシート剥離方法。
  5. 被着体に貼付された接着シートの剥離先端部を接着シート保持部材で保持する接着シート保持工程と、
    前記被着体と接着シート保持部材とを相対移動させ、前記接着シートの剥離先端部から剥離後端部に向けて当該接着シートを前記被着体から剥離する剥離工程と、
    前記剥離工程で前記被着体から剥離した前記接着シートの剥離後端部を、当該剥離工程の1つ前の剥離工程で先に剥離して前記接着シート保持部材で保持されている先剥離接着シートに取り付ける剥離後端部取付工程とを備え、
    前記剥離後端部取付工程は、前記被着体から剥離された後の接着シートの前記剥離後端部を前記先剥離接着シートにステープラにて取り付けるステープラ取付工程を実施することを特徴とするシート剥離方法。
  6. 被着体に貼付された接着シートの剥離先端部を接着シート保持部材で保持する接着シート保持工程と、
    前記被着体と接着シート保持部材とを相対移動させ、前記接着シートの剥離先端部から剥離後端部に向けて当該接着シートを前記被着体から剥離する剥離工程と、
    前記剥離工程で前記被着体から剥離した前記接着シートの剥離後端部を、当該剥離工程の1つ前の剥離工程で先に剥離して前記接着シート保持部材で保持されている先剥離接着シートに取り付ける剥離後端部取付工程とを備え、
    前記剥離後端部取付工程は、前記被着体から剥離された後の前記接着シートの剥離後端部と、前記先剥離接着シートとの少なくとも一方に、当該接着シートと当該先剥離接着シートとを接着する接着部材を取り付ける接着部材取付工程を実施することを特徴とするシート剥離方法。
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