JP6990051B2 - 金型プレス装置及び金型プレス方法 - Google Patents
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Description
ワークに加工を行う金型プレス装置であって、
前記ワークへの加工中に加わる荷重を検知する荷重検知手段と、
前記荷重検知手段により検知した荷重値を一の加工中に所定の時間間隔で収集し、収集した荷重値と前記荷重値を収集した時刻とを対応付けて記憶部に記憶する収集手段と、
前記荷重検知手段により検知した荷重値と前記記憶部に記憶された荷重値とに基づいて、加工の異常の検出処理を行う異常検出手段と、
を備え、
前記異常検出手段は、前記収集手段が荷重値の収集を開始した後であって、前記荷重検知手段により検知された荷重値が所定の閾値以上となってから、前記異常の検出処理を開始する。
前記異常検出手段は、複数の加工において前記収集手段により収集され前記記憶部に記憶された略同じ時刻に対応付けられた複数の荷重値の平均値を求め、前記荷重検知手段により検知された荷重値が、前記荷重値が検知された時刻と略同じ時刻に対応付けられた前記平均値を含む所定の範囲内に入っている場合には前記荷重値を正常と判断し、前記荷重検知手段により検知された荷重値が、前記所定の範囲内に入っていない場合には前記荷重値を異常と判断するものであってもよい。
駆動手段と、
前記ワークを加工する金型を上下に動作させるスライドと、
前記スライドを上下に移動させるコンロッドと、
前記駆動手段により回転され、前記駆動手段の動力を前記コンロッドを介して前記スライドに伝達するクランク軸と、
前記クランク軸の角度を検知する角度検知手段と、
を備え、
前記収集手段は、前記角度検知手段により検知された前記クランク軸の角度が所定の角度となった場合に、前記荷重値の収集を開始するものであってもよい。
前記金型プレス装置を制御する制御手段を備え、
前記異常検出手段は、前記荷重値を異常と判断した回数が所定の回数を超えた場合、加工に異常が発生したと判断し、前記加工に異常が発生したことを前記制御手段に通知し、
前記制御手段は、前記異常検出手段から前記加工に異常が発生したことが通知されると、前記金型プレス装置を停止させるものであってもよい。
ワークに加工を行う金型プレス装置による金型プレス方法であって、
荷重検知手段によって前記ワークへの加工中に加わる荷重を検知する荷重検知工程と、
収集手段によって前記荷重検知手段により検知した荷重値を一の加工中に所定の時間間隔で収集し、収集した荷重値と前記荷重値を収集した時刻とを対応付けて記憶部に記憶する収集工程と、
前記荷重検知手段により検知した荷重値と前記記憶部に記憶された荷重値とに基づいて、異常検出手段によって加工の異常の検出処理を行う異常検出工程と、
を備え、
前記異常検出工程において、前記異常検出手段は、前記収集手段が荷重値の収集を開始した後であって、前記荷重検知手段により検知された荷重値が所定の閾値以上となってから、前記異常の検出処理を開始する。
(プレス装置の説明)
図1は、プレス装置Sの概略図である。プレス装置Sは、筐体2の内外に、駆動モータ4、伝達機構6、クランク軸8、コンロッド10、スライド12を有して構成される。また、プレス装置Sは、装置側コントローラ14(制御手段)、表示部16、入力部18、を有している。
図2はプレス装置S及びプレス装置S周辺の構成を示すブロック図である。プレス装置Sは、上述した装置側コントローラ14及びロータリーエンコーダ25を備えている。プレス装置Sは、表示部16及び入力部18を含む表示設定器53も備えている。なお、本実施形態では、プレス装置Sが表示設定器53を備える構成としたが、プレス装置Sとは別に表示設定器を設けてもよい。
図3は、本実施形態との比較のために、従来の荷重の監視方法を説明するグラフである。図3のグラフは、横軸は時間[ミリ秒(msec)]、縦軸は荷重[キロニュートン(kN)]をそれぞれ示す。加工が開始されてから加工が終了するまでの所定の時間内に、荷重収集用のコントローラ52は、センサ51によって検知した値を荷重値Ltに変換し、荷重値Ltの収集を所定のサンプリング間隔で行っている。荷重収集用のコントローラ52は、複数の加工において荷重値Ltを収集し、平均波形を求める。
図4は、本実施形態における荷重の監視処理を説明するフローチャートである。プレス装置Sにおいて加工が開始されると、ステップ(以下、Sとする)401以降の処理が開始される。なお、Lsは荷重値とマスター波形との比較を開始するトリガとなる荷重値、Ltは現在行われている加工中で収集している荷重値である。また、L1は上限の荷重値であり、図3(a)等の上側の破線で示すグラフに相当し、L2は下限の荷重値であり、図3(a)等の下側の破線で示すグラフに相当する。更に、Nerrは荷重収集用のコントローラ52が、荷重値Ltが異常であると判断した回数を格納する変数であり、以下、異常検出回数Nerr(所定の回数)とする。Nthはプレス装置Sを停止させるか否かを判断する際の閾値である。なお、図4のフローチャートが開始される際には、過去に求められた平均波形と、平均波形から求められた上限許容値L1及び下限許容値L2が記憶部52aに記憶されているものとする。
3 金型
3a 上型
3b 下型
4 駆動モータ
6 伝達機構
8 クランク軸
10 コンロッド
12 スライド
14 装置側コントローラ(制御手段)(角度検知手段)
16 表示部
18 入力部
22 ボルスタ
25 ロータリーエンコーダ
51 センサ(荷重検知手段)
52 荷重収集用のコントローラ(収集手段)(異常検出手段)
52a 記憶部
53 表示設定器
S プレス装置(金型プレス装置)
W ワーク
Claims (4)
- 駆動手段と、
ワークを加工する金型を上下に動作させるスライドと、
前記スライドを上下に移動させるコンロッドと、
前記駆動手段により回転され、前記駆動手段の動力を前記コンロッドを介して前記スライドに伝達するクランク軸と、
を備え、前記ワークに加工を行う金型プレス装置であって、
前記クランク軸の角度を検知する角度検知手段と、
前記ワークへの加工中に加わる荷重を検知する荷重検知手段と、
前記荷重検知手段により検知した荷重値を一の加工中に所定の時間間隔で収集し、収集した荷重値と前記荷重値を収集した時刻とを対応付けて記憶部に記憶する収集手段と、
前記荷重検知手段により検知した荷重値と前記記憶部に記憶された荷重値とに基づいて、加工の異常の検出処理を行う異常検出手段と、
を備え、
前記収集手段は、前記角度検知手段により検知された前記クランク軸の角度が所定の角度となった場合に、前記荷重値の収集を開始し、
前記異常検出手段は、前記収集手段が荷重値の収集を開始した後であって、前記荷重検知手段により検知された荷重値が所定の閾値以上となってから、前記異常の検出処理を開始することを特徴とする金型プレス装置。 - 前記異常検出手段は、複数の加工において前記収集手段により収集され前記記憶部に記憶された略同じ時刻に対応付けられた複数の荷重値の平均値を求め、前記荷重検知手段により検知された荷重値が、前記荷重値が検知された時刻と略同じ時刻に対応付けられた前記平均値を含む所定の範囲内に入っている場合には前記荷重値を正常と判断し、前記荷重検知手段により検知された荷重値が、前記所定の範囲内に入っていない場合には前記荷重値を異常と判断することを特徴とする請求項1に記載の金型プレス装置。
- 前記金型プレス装置を制御する制御手段を備え、
前記異常検出手段は、前記荷重値を異常と判断した回数が所定の回数を超えた場合、加工に異常が発生したと判断し、前記加工に異常が発生したことを前記制御手段に通知し、
前記制御手段は、前記異常検出手段から前記加工に異常が発生したことが通知されると、前記金型プレス装置を停止させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の金型プレス装置。 - 駆動手段と、ワークを加工する金型を上下に動作させるスライドと、前記スライドを上下に移動させるコンロッドと、前記駆動手段により回転され、前記駆動手段の動力を前記コンロッドを介して前記スライドに伝達するクランク軸と、を備え、前記ワークに加工を行う金型プレス装置による金型プレス方法であって、
角度検知手段によって前記クランク軸の角度を検知する角度検知工程と、
荷重検知手段によって前記ワークへの加工中に加わる荷重を検知する荷重検知工程と、
収集手段によって前記荷重検知手段により検知した荷重値を一の加工中に所定の時間間隔で収集し、収集した荷重値と前記荷重値を収集した時刻とを対応付けて記憶部に記憶する収集工程と、
前記荷重検知手段により検知した荷重値と前記記憶部に記憶された荷重値とに基づいて、異常検出手段によって加工の異常の検出処理を行う異常検出工程と、
を備え、
前記収集工程において、前記収集手段は、前記角度検知手段により検知された前記クランク軸の角度が所定の角度となった場合に、前記荷重値の収集を開始し、
前記異常検出工程において、前記異常検出手段は、前記収集手段が荷重値の収集を開始した後であって、前記荷重検知手段により検知された荷重値が所定の閾値以上となってから、前記異常の検出処理を開始することを特徴とする金型プレス方法。
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JP2017131967A JP6990051B2 (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 金型プレス装置及び金型プレス方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019013947A JP2019013947A (ja) | 2019-01-31 |
JP6990051B2 true JP6990051B2 (ja) | 2022-01-12 |
Family
ID=65356641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017131967A Active JP6990051B2 (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 金型プレス装置及び金型プレス方法 |
Country Status (1)
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001113399A (ja) | 1999-10-18 | 2001-04-24 | Toyota Motor Corp | プレス機械の診断方法及びその装置 |
JP2007136555A (ja) | 2006-12-28 | 2007-06-07 | Aida Eng Ltd | プレス機械 |
JP2015051454A (ja) | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 電動プレス、屈曲点検出方法およびプログラム |
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