JP6984667B2 - ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置、ビーム失敗回復要求の応答装置、方法及び通信システム - Google Patents

ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置、ビーム失敗回復要求の応答装置、方法及び通信システム Download PDF

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Description

本発明は、情報技術分野に関し、特に、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置、ビーム失敗回復要求の応答装置、方法及び通信システムに関する。
MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)技術が新無線(new radio、NR)システムのキーとなる技術であり、それは、6GHz以下及び6GHz以上の周波数帯の研究を含む。伝送周波数帯の増加に伴い、伝送中に生じるフェージング及び損失もそれ相応に増大する。ビームフォーミング(beamforming)技術が、フェージングを有効に補償し得るため、大規模MIMO中のキーとなる技術になっている。
今のところ、ビームフォーミング技術は、アナログビームフォーミング(analog beamforming、ABF)、デジタルビームフォーミング(digital beamforming、DBF)及びアナログデジタル混合ビームフォーミング(hybrid beamforming、HBF)を含む。ABFでは、ビームフォーミングがアナログ域で行われ、DBFに比べ、その実現の複雑度が低いが、全体の時間領域シンボル上のビームフォーミング因子がすべて同じである。ユーザの数が比較的多いときに、ABFは、スケジューリング又はユーザパフォーマンスに対してある程度の制限を与えることがある。DBFでは、ビームフォーミングがデジタル域で行われ、各時間領域上のリソースエレメントがすべて、ニーズに応じて、自らビームフォーミング因子を調整する必要があるが、その複雑度がアンテナ数の増加に伴って増大するため、DBFは、大規模MIMOシステムに適しない。HBFは、ABFとDBFとのパフォーマンス及び処理複雑度上の折衷案であり、ビームフォーミングがアナログ域で行われても良く、デジタル域で行われても良い。しかし、HBFは、依然として、アナログ域でのビームフォーミング操作の制限を受け、各シンボル上でサポートし得るビームの数が限られる。
NRの研究では、伝送の信頼性を向上させるために、物理チャネル(例えば、ブロードキャストチャネル、データチャネル、制御チャネルなど)のために複数のビームが同時に送信されるビームフォーミング技術が許される。しかし、マルチビームのビームフォーミング技術では、高周波数帯の伝送特性、移動ステーションの回転、障害物の遮蔽などが原因で、依然として、伝送失敗の場合があり、ビーム失敗と称される。このような場合、サービングビームを調整することで、物理層及び媒体アクセス制御(Media Access Control、MAC)層で伝送失敗の問題を解決する可能性があるため、NRに次のようなビーム回復メカニズムが導入されており、即ち、ネットワーク装置(例えば、伝送ポイント(transmission point,TRP))がユーザ装置に、監視される物理リソース、及び/又は、該物理リソースが監視するビームペアを設定し、ユーザ装置は、設定された物理リソースに基づいて、制御チャネルのビームペアの伝送状況を監視する。ユーザ装置(user equipment、UE)が、制御チャネル(例えば、NR-PDCCH;NR- Physical Downlink Control Channel)伝送失敗を検出した場合、上りリンク信号を送信することで、ネットワーク装置(例えば、伝送ポイント)に、現在のリンク伝送失敗及び/又は新しいサービングビームペアの提案(suggesion)を通知し、これにより、伝送ポイントは、それ相応に、ユーザ装置のために、新しいサービングビームペアを、伝送を回復するために選択することができる。
なお、上述の背景技術についての紹介は、本発明の技術案を明確且つ完全に説明し、また、当業者がそれを理解しやすいためのものである。これらの技術案は、本発明の背景技術の一部に記述されているため、当業者にとって周知であると解釈すべきではない。
複数のネットワーク装置(例えば、伝送ポイント;TRP)がUEにサービスを提供するときに、複数のネットワーク装置は、同じデータを送信しても良く(例えば、ジョイント伝送;joint transmission;JT)、異なるデータを送信しても良い(例えば、非コヒーレントジョイント伝送;non-coherent joint transmission;NC-JT)。このようなシナリオの場合、あるUEについて、該UEが1つのみのネットワーク装置に対して接続を行い、該UEについて、該ネットワーク装置がサービングネットワーク装置と称され、他のネットワーク装置がコーオーディネーションネットワーク装置と称される。複数のネットワーク装置に対して異なるデータ(例えば、NR-PDSCH;NR- Physical Downlink Shared Channel)を送信する場合、NRに複数のNR-PDCCHの伝送メカニズムが導入されており、各NR-PDCCHにより、それぞれ、異なるネットワーク装置が送信するNR-PDSCHをスケジューリングする。
発明者が次のようなことを発見した。即ち、あるUEについて、複数のネットワーク装置が異なるNR-PDSCHを送信し、且つ複数のNR-PDCCHが複数のネットワーク装置で送信されるときに、そのうちの1つのネットワーク装置にビーム失敗イベントが発生するときに、それに対してビーム回復又は他の操作を行わなければ、該UEがビーム失敗イベントの発生したネットワーク装置のデータを受信することができず、ネットワーク装置とUEとの間の正常な通信に影響を与えることがある。サービングネットワーク装置のビーム回復メカニズムが従来の回復メカニズムを使用することができるが、コーオーディネーションネットワーク装置が該UEに接続されず、RRCシグナリングを送信することができず、且つ送信するNR-PDCCH類型の数がサービングネットワーク装置に比べ制限され得るので、コーオーディネーションネットワーク装置のビーム回復メカニズムも、サービングネットワーク装置のビーム回復メカニズムと異なる。よって、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に対応し得るビーム回復メカニズムを設計する必要がある。
本発明の実施例は、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置、ビーム失敗回復要求の応答装置、方法及び通信システムを提供し、これにより、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例の第一側面によれば、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置が提供され、前記装置は、設定ユニットを含み、それは、ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するための設定情報を送信するために用いられる。
本発明の実施例の第二側面によれば、ビーム失敗回復要求の応答装置が提供され、前記装置は、応答ユニットを含み、それは、ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信するために用いられる。
本発明の実施例の第三側面によれば、ビーム失敗の処理装置が提供され、前記装置は、第一処理ユニットを含み、それは、ビーム失敗回復を放棄し、ビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データ(buffer remaining data)をサービングネットワーク装置に送信するために用いられる。
本発明の実施例の第四側面によれば、ビーム失敗の処理装置が提供され、前記装置は、第二処理ユニットを含み、それは、コーオーディネーションネットワーク装置からビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データを受信し、前記バッファ残留データを受信した場合、前記バッファ残留データをユーザ装置に送信するために用いられる。
本発明の実施例の第五側面によれば、ネットワーク装置が提供され、前記ネットワーク装置は、本発明の実施例の第一側面乃至第四側面のうち任意の1つに記載の装置を含む。
本発明の実施例の第六側面によれば、通信システムが提供され、前記通信システムは、ネットワーク装置及びユーザ装置を含み、前記ネットワーク装置は、本発明の実施例の第一側面乃至第四側面のうち任意の1つに記載の装置を含む。
本発明の実施例の第七側面によれば、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法が提供され、前記方法は、ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するための設定情報を送信することを含む。
本発明の実施例の第八側面によれば、ビーム失敗回復要求の応答方法が提供され、前記方法は、ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信することを含む。
本発明の実施例の第九側面によれば、ビーム失敗の処理方法が提供され、前記方法は、ビーム失敗回復を放棄し、ビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データをサービングネットワーク装置に送信することを含む。
本発明の実施例の第十側面によれば、ビーム失敗の処理方法が提供され、前記方法は、コーオーディネーションネットワーク装置からビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データを受信し、前記バッファ残留データを受信した場合、前記バッファ残留データをユーザ装置に送信することを含む。
本発明の実施例の第十一側面によれば、コンピュータ可読プログラムが提供され、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置又はネットワーク装置中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムは、前記ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置又はネットワーク装置に、本発明の実施例の第七側面に記載のビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法を実行させる。
本発明の実施例の第十二側面によれば、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、前記コンピュータ可読プログラムは、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置又はネットワーク装置に、本発明の実施例の第七側面に記載のビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法を実行させる。
本発明の実施例の第十三側面によれば、コンピュータ可読プログラムが提供され、ビーム失敗回復要求の応答装置又はネットワーク装置中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムは、前記ビーム失敗回復要求の応答装置又はネットワーク装置に、本発明の実施例の第八側面に記載のビーム失敗回復要求の応答方法を実行させる。
本発明の実施例の第十四側面によれば、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、前記コンピュータ可読プログラムは、ビーム失敗回復要求の応答装置又はネットワーク装置に、本発明の実施例の第八側面に記載のビーム失敗回復要求の応答方法を実行させる。
本発明の実施例の本発明の実施例の第十五側面によれば、コンピュータ可読プログラムが提供され、ビーム失敗の処理装置又はネットワーク装置中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムは、前記ビーム失敗の処理装置又はネットワーク装置に、本発明の実施例の第九側面又は第十側面に記載のビーム失敗の処理方法を実行させる。
本発明の実施例の第十六側面によれば、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、前記コンピュータ可読プログラムは、ビーム失敗の処理装置又はネットワーク装置に、本発明の実施例の第九側面又は第十側面に記載のビーム失敗の処理方法を実行させる。
本発明の有益な効果が次の通りであり、即ち、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
後述の説明及び図面を参照することで、本発明の特定の実施形態を詳しく開示し、本発明の原理を採用し得る態様を示す。なお、本発明の実施形態は、範囲上ではこれらによって限定されない。添付した特許請求の範囲内であれば、本発明の実施形態は、様々な変更、修正及び代替によるものを含んでも良い。
また、1つの実施方式について説明した及び/又は示した特徴は、同じ又は類似した方式で1つ又は複数の他の実施形態に用い、他の実施形態中の特徴と組み合わせ、又は、他の実施形態中の特徴を置換することもできる。
なお、「含む/有する」のような用語は、本明細書に使用されるときに、特徴、要素、ステップ、又はアセンブルの存在を指すが、1つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ、又はアセンブリの存在又は付加を排除しないということも指す。
含まれている図面は、本発明の実施例への更なる理解を提供するために用いられ、これらの図面は、本明細書の一部を構成し、本発明の実施形態を例示し、文字記載とともに本発明の原理を説明するために用いられる。また、明らかのように、以下に記載される図面は、本発明の幾つかの実施例を示すためのものに過ぎず、当業者は、創造性のある労働をせずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
本発明の実施例における通信システムを示す図である。 本発明の実施例1におけるビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法を示す図である。 本発明の実施例2におけるビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法を示す図である。 本発明の実施例3におけるビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法を示す図である。 本発明の実施例4におけるビーム失敗の処理方法を示す図である。 本発明の実施例5におけるビーム失敗の処理方法を示す図である。 本発明の実施例6におけるビーム失敗の処理方法を示す図である。 本発明の実施例7におけるビーム失敗回復要求の応答方法を示す図である。 本発明の実施例8におけるビーム失敗回復要求の応答方法を示す図である。 本発明の実施例9におけるビーム失敗回復要求の応答方法を示す図である。 本発明の実施例10におけるビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置を示す図である。 本発明の実施例11におけるビーム失敗の処理装置を示す図である。 本発明の実施例12におけるビーム失敗の処理装置を示す図である。 本発明の実施例13におけるビーム失敗回復要求の応答装置を示す図である。 本発明の実施例14におけるネットワーク装置の構成図である。
添付した図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の前述及び他の特徴が明らかになる。なお、明細書及び図面では、本発明の特定の実施形態を開示するが、それは、本発明の原理を採用し得る一部のみの実施形態を示し、理解すべきは、本発明は、記載されている実施形態に限定されず、即ち、本発明は、添付した特許請求の範囲内での全ての変更、変形及び代替によるものも含むということである。
本発明の実施例では、用語“通信ネットワーク”又は“無線通信ネットワーク”は、次のような任意の通信規格に準ずるネットワークを指しても良く、例えば、LTE(LTE、Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)、HSPA(High-Speed Packet Access)などである。
また、通信システム中の装置間の通信は、任意の段階の通信プロトコルに従って行われても良く、例えば、次のような通信プロトコルを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、1G(generation)、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G及び将来の5G、新無線(NR、New Radio)など、及び/又は、その他の従来の又は将来に開発される通信プロトコルである。
本発明の実施例では、用語“ネットワーク装置”は、例えば、通信システム中の、端末装置を通信ネットワークに接続し、該端末装置にサービスを提供する装置を指す。ネットワーク装置は、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、基地局(BS、Base Station)、アクセスポイント(AP、Access Point)、送受信ポイント(TRP、Transmission Reception Point)、ブロードキャスト送信機、モバイル管理エンティティ(MME、Mobile Management Entity)、ネットワークゲートウェイ、サーバー、無線ネットワーク制御器(RNC、Radio Network Controller)、基地局制御器(BSC、Base Station Controller)などである。
そのうち、基地局は、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、ノードB(NodeB又はNB)、進化ノードB(eNodeB又はeNB)及び5G基地局(gNB)などであり、さらにRRH(Remote Radio Head)、RRU(Remote Radio Unit)、リレー(relay)又は低パワーノード(例えば、femto、picoなど)を含んでも良い。また、用語“基地局”は、それらの一部又は全ての機能を含んでも良く、各基地局は、特定の地理の領域に対して通信カバレッジを提供することができる。用語“セル”が指すのは、基地局及び/又はそのカバーする領域であっても良い、これは、該用語のコンテキストによるものである。
本発明の実施例では、用語“ユーザ装置”(UE、User Equipment)又は“端末装置”(TE、Terminal Equipment)は、例えば、ネットワーク装置により通信ネットワークにアクセスし、そして、ネットワークからのサービスを受ける装置を指す。ユーザ装置は、固定したもの又は移動するものであっても良く、また、移動ステーション(MS、Mobile Station)、端末、ユーザステーション(SS、Subscriber Station)、アクセス端末(AT、Access Terminal)、ステーションなどとも称される。
そのうち、ユーザ装置は、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、例えば、携帯電話(Cellular Phone)、PDA(Personal Digital Assistant)、無線モデム、無線通信装置、携帯装置、機器型通信装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機、スマートフォン、スマートウォッチ、デジタルカメラなどである。
また、例えば、IoT(Internet of Things)などのシナリオでは、ユーザ装置は、さらに、監視又は測定を行う機器又は装置であっても良く、例えば、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、機器型通信(MTC、Machine Type Communication)端末、車載通信端末、D2D(Device to Device)端末、M2M(Machine to Machine)端末などである。
制御チャネル(CCH、Control Channel)が制御シグナリングを伝送するために用いられ、そのうち、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH、Physical Downlink Control Channel)が、よくある制御チャネルの1つであり、それは、スケジューリングするための及び他の制御情報をキャリーするために用いられる。本発明の実施例では、NRシステムのPDCCH(NR-PDCCH)を例として説明を行うが、本発明の実施例は、これに限定されない。
データチャネルがデータを伝送するためのものであり、そのうち、物理下りリンク共有チャネル(PDSCH、Physical Downlink Shared Channel)が、よくある制御チャネルの1つであり、それは、通信データをキャリーするために用いられる。本発明の実施例では、NRシステムのPDSCH(NR-PDSCH)を例として説明を行うが、本発明の実施例は、これに限られない。
以下、例を用いて本発明の実施例にかかるシナリオについて説明するが、本発明の実施例は、これに限定されない。
本発明の実施例では、サービングネットワーク装置及びコーオーディネーションネットワーク装置が、あるユーザ装置に対してのものであり、例えば、通信システムに複数のユーザ装置が含まれるときに、あるネットワーク装置が、そのうちの1つのユーザ装置について言えば、サービングネットワーク装置であり、他のユーザ装置について言えば、コーオーディネーションネットワーク装置である可能性がある。
図1は、本発明の実施例の通信システムを示す図であり、ユーザ装置及びネットワーク装置を例とする場合を例示的に説明する。図1に示すように、通信システム100は、複数のネットワーク装置101、102、103及びユーザ装置104を含んでも良い。図1には、ネットワーク装置が3つあり、ユーザ装置が1つある例を示すが、ネットワーク装置は、他の数であっても良く、ユーザ装置も、複数であっても良く、その数は、実際のニーズに応じて設定されても良い。そのうち、該ユーザ装置104について、複数のネットワーク装置は、サービングネットワーク装置101及びコーオーディネーションネットワーク装置102、103を含み、ユーザ装置104は、サービングネットワーク装置101のみに接続され、複数のネットワーク装置101、102、103は、複数のNR-PDCCHにより、それぞれ、ユーザ装置104に異なるNR-PDSCHを送信し、各NR-PDCCHは、それぞれ、異なるネットワーク装置がNR-PDSCHを送信するようにスケジューリングする。
本発明の実施例では、サービングネットワーク装置101とユーザ装置104との間は、従来のトラフィック又は未来の実施可能なトラフィックを行うことができる。これらのトラフィックは、例えば、eMBB(enhanced Mobile Broadband)、mMTC(massive Machine Type Communication)、URLLC(Ultra-Reliable and Low-Latency Communication)などを含んでも良いが、これに限定されない。
本発明の実施例は、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法を提供し、該方法は、ネットワーク装置側に応用される。図2は、本発明の実施例1のビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法を示す図である。図2に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ201:ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するための設定情報を送信する。
本実施例では、ユーザ装置への該設定情報の送信が、ネットワーク装置とユーザ装置との通信開始時に行われても良く、即ち、通信開始時に、ユーザ装置にビーム失敗回復要求を伝送するためのリソースを設定しても良い。本実施例では、あるユーザ装置について、ステップ201がコーオーディネーションネットワーク装置により実行されても良く、サービングネットワーク装置により実行されても良い。以下、それぞれ、コーオーディネーションネットワーク装置がステップ201を実行すること、及び、サービングネットワーク装置がステップ201を実行することについて説明する。
先ず、コーオーディネーションネットワーク装置がステップ201を実行する場合について説明する。
ステップ201では、該ユーザ装置がコーオーディネーションネットワーク装置とされるときに、コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック(system information block、SIB)又は残留最小システム情報(remaining minimum system information、RMSI)により、ユーザ装置に該設定情報を送信することができる。例えば、ビーム失敗が発生するコーオーディネーションネットワーク装置のSIB又はRMSIにより設定情報を送信しても良く、且つ該設定情報がコーオーディネーションネットワーク装置に接続されるユーザのビーム失敗回復要求の伝送リソースの設定情報及び/又はランダムアクセスプリアンブルの伝送リソースの設定情報と一緒に送信されても良い。
ステップ201では、コーオーディネーションネットワーク装置は、システム情報ブロック又は残留最小システム情報により、該コーオーディネーションネットワーク装置と通信が確立され、且つ該コーオーディネーションネットワーク装置に接続されないユーザ装置に該設定情報を送信することができ、又は、システム情報ブロック又は残留最小システム情報により、該コーオーディネーションネットワーク装置と通信が確立され、且つ該コーオーディネーションネットワーク装置に接続されない及び接続されるユーザ装置に該設定情報を送信することができる。言い換えれば、該設定情報は、該コーオーディネーションネットワーク装置と通信が確立され、且つ該コーオーディネーションネットワーク装置に接続されないユーザ装置のビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するために用いられても良く、また、該コーオーディネーションネットワークに接続されるユーザ装置のビーム失敗回復要求の伝送リソースをジョイント設定するために用いられても良い。本実施例では、ステップ201の前に、サービングネットワーク装置は、コーオーディネーションネットワーク装置のセル標識情報(cell ID)、コーオーディネーションネットワーク装置のコーオーディネーション集合の内部標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のビームペアリンク標識情報、及びコーオーディネーションネットワーク装置の他の関連標識情報のうちの少なくとも1つをユーザ装置に送信することができる。
本実施例では、該コーオーディネーションネットワーク装置とは、ビーム失敗が発生するコーオーディネーションネットワーク装置を指し、該セル標識情報は、例えば、該コーオーディネーションネットワーク装置が所在するセルのセル番号であり、該コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル標識情報は、例えば、該コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル番号であり、該コーオーディネーションネットワーク装置のコーオーディネーション集合の内部標識情報は、例えば、コーオーディネーションネットワーク装置集合内のネットワーク装置番号であり、該他の標識情報は、例えば、該コーオーディネーションネットワーク装置を暗に(implicitly)指示し得る標識情報であり、例えば、コーオーディネーションネットワーク装置が伝送を行うときに対応する時間領域伝送リソース番号、周波数伝送リソース番号などである。
本実施例では、サービングネットワーク装置は、コーオーディネーションネットワーク装置のセル標識情報(cell ID)、コーオーディネーションネットワーク装置のコーオーディネーション集合の内部標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のビームペアリンク標識情報、及びコーオーディネーションネットワーク装置の他の関連標識情報のうちの少なくとも1つをユーザ装置に送信し、該ユーザ装置に、該コーオーディネーションネットワーク装置のSIB又はRMSIをデコードさせることができ、例えば、コーオーディネーションネットワーク装置は、ブロードキャストシグナリング(MIB又はSIB)又はRRCシグナリングにより、標識情報をユーザ装置に送信し、これにより、該ユーザ装置は、該標識情報を用いて、該コーオーディネーションネットワーク装置が所在するセルのマスターシステム情報ブロック((master information block、MIB)をデコードして、SIB/RMSIのスケジューリング情報、及び、SIB/RMSIの復調に必要なNR-PDCCHを得ることができる。例えば、ユーザ装置は、cell IDを用いてNR-PDCCH及びNR-PDSCHのスクランブリングを行い、コーオーディネーションネットワーク装置の標識情報により、どのコーオーディネーションネットワーク装置がビーム失敗回復を行う必要があるかを知ることができる。
本実施例では、ユーザ装置は、該コーオーディネーションネットワーク装置のSIB又はRMSIをデコードした後に、該SIB又はRMSI中の、ビーム失敗回復要求情報の伝送リソースを設定するための設定情報を得ることができ、ユーザ装置は、ランダムアクセスプリアンブルシーケンスを用いて、物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel、PRACH)の非競合チャネル上でビーム失敗回復要求情報を送信することができる。
次に、サービングネットワーク装置がステップ201を実行する場合について説明する。
ステップ201では、該ユーザ装置がサービングネットワーク装置とされるときに、サービングネットワーク装置の無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)層のシグナリングにより、ユーザ装置に該設定情報を送信することができる。
ステップ201では、該設定情報を特定のユーザ装置に送信することができ、例えば、該設定情報を、サービングネットワーク装置に接続されるユーザ装置に送信し、例えば、該設定情報を、サービングネットワーク装置に接続され、且つ同じコーオーディネーションネットワーク装置集合を有するユーザ装置に送信する。
本実施例では、該設定情報は、特定のユーザ装置に関連するサービングネットワーク装置及びコーオーディネーションネットワーク装置にそれぞれビーム失敗が発生するときにビーム失敗回復要求情報を伝送する伝送リソースの設定を含んでも良く、例えば、該設定情報は、サービングネットワーク装置に接続されるユーザ装置のサービングネットワーク装置及びコーオーディネーションネットワーク装置にそれぞれビーム失敗が発生するときのビーム失敗回復要求の伝送リソースの設定を含んでも良い。各ユーザ装置が採用する伝送案が異なっても良く、例えば、1つのネットワーク装置サービング案や複数のネットワーク装置サービング案であり、また、コーオーディネーションネットワーク装置集合も異なる可能性がある。
本実施例では、該設定情報は、ビーム失敗が発生するコーオーディネーションネットワーク装置のビーム回復要求情報に対応する伝送リソースの設定を含んでも良く、さらに、サービングネットワーク装置自身にビーム失敗が発生するときのビーム回復要求情報の伝送リソースの設定を含んでも良い。言い換えれば、該設定情報は、該ユーザ装置と通信される全てのネットワーク装置のビーム回復要求情報に対応する伝送リソースの設定を含むことができる。
本実施例では、該設定情報においいてビーム回復要求を伝送するためのリソースが複数ある可能性があり、該ユーザ装置は、該設定情報を受信した後に、ビーム失敗が発生した場合、設定済みの伝送リソースのうちから1つ又は複数の伝送リソースを任意に選択してビーム回復要求情報を送信しても良い。
本実施例では、サービングネットワーク装置は、ユーザ装置に、ビーム回復要求を伝送するためのリソースを設定するときに、さらに、幾つかの他の設定を行っても良い。例えば、さらに、サービングネットワーク装置及びコーオーディネーションネットワーク装置のNR-PDCCH関連のQuasi-co-location仮設設定情報及び/又はNR-PDCCHの制御リソース集合(control resource set、CORESET)の物理リソース設定情報などを送信しても良い。これらの情報は、例えば、ビーム失敗イベントを検出するために用いられても良い。例えば、サービングネットワーク装置とコーオーディネーションネットワーク装置のNR-PDCCH設定情報を区別するために、該Quasi-co-location仮設設定情報及び/又はNR-PDCCHの制御リソース集合の物理リソース設定情報などが組分けの形式で設定され、組の番号のみがユーザ装置に知られても良く、又は、上述の情報を設定するときに、サービングネットワーク装置及びコーオーディネーションネットワーク装置の標識情報が、ユーザ装置が複数のNR-PDCCHの設定を区別するために追加されても良い。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法を提供し、該方法は、ネットワーク装置側及びユーザ装置側に応用され、それは、実施例1のコーオーディネーションネットワーク装置側の処理に対応し、ここでは、実施例1と同じである内容の重複説明が省略される。
図3は、本発明の実施例2のビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法を示す図である。図3に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ301:サービングネットワーク装置が、コーオーディネーションネットワーク装置のセル標識情報(cell ID)、コーオーディネーションネットワーク装置のコーオーディネーション集合の内部標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のビームペアリンク標識情報、及びコーオーディネーションネットワーク装置の他の関連標識情報のうちの少なくとも1つをユーザ装置に送信し;
ステップ302:コーオーディネーションネットワーク装置がSIB又はRMSIにより、ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するための設定情報を送信し;
ステップ303:ユーザ装置が、該コーオーディネーションネットワーク装置のSIB又はRMSIをデコードし、該設定情報を取得し;
ステップ304:ビーム失敗発生時に、ユーザ装置が、該設定情報により設定される伝送リソースに基づいてビーム回復要求を送信する。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法を提供し、該方法は、ネットワーク装置側及びユーザ装置側に応用され、それは、実施例1のサービングネットワーク装置側の処理に対応し、ここでは、実施例1と同じである内容の重複説明が省略される。
図4は、本発明の実施例3のビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法を示す図である。図4に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ401:サービングネットワーク装置が、ユーザ装置に、ビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するためのユーザ装置固有(UE-specific)の設定情報を送信し;
ステップ402:ビーム失敗発生時に、ユーザ装置が、該設定情報により設定される伝送リソースに基づいてそのうちの1つ又は複数を任意に選択して、サービングネットワーク装置にビーム回復要求情報を送信し;又は、
ステップ403:ビーム失敗発生時に、ユーザ装置が、該設定情報により設定される伝送リソースに基づいてそのうちの1つ又は複数を任意に選択して、ビーム失敗が発生したコーオーディネーションネットワーク装置にビーム回復要求情報を送信する。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、ビーム失敗の処理方法を提供し、該方法は、コーオーディネーションネットワーク装置側に応用される。図5は、本発明の実施例4のビーム失敗の処理方法を示す図である。図5に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ501:ビーム失敗回復を放棄し、ビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データをサービングネットワーク装置に送信する。
本実施例では、ビーム失敗が発生したコーオーディネーションネットワーク装置がビーム失敗回復を放棄し、ビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データをサービングネットワーク装置に送信する。このように、サービングネットワーク装置は、該バッファ残留データを受信した場合、該バッファ残留データをユーザ装置に送信し、ビーム失敗が発生したコーオーディネーションネットワーク装置の残留データの伝送を完成する。
本実施例では、コーオーディネーションネットワーク装置がステップ501を実行するか、即ち、ビーム回復を放棄するかが、通信システムの実際の状況に応じて設定されても良い。例えば、それをユーザ装置の能力、コーオーディネーションネットワーク装置の能力、及びサービングネットワーク装置のペイロード(payload)に基づいて確定し、そして、RRCシグナリングによりユーザ装置に対して設定を行っても良い。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、ビーム失敗の処理方法を提供し、該方法は、サービングネットワーク装置側に応用される。
図6は、本発明の実施例5のビーム失敗の処理方法を示す図である。図6に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ601:コーオーディネーションネットワーク装置から、ビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データを受信し、該バッファ残留データを受信した場合、該バッファ残留データをユーザ装置に送信する。
ステップ601では、サービングネットワーク装置がコーオーディネーションネットワーク装置からビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データを受信し、該バッファ残留データを受信した場合、該バッファ残留データをユーザ装置に送信することができる。該ステップは、例えば、実施例4のステップ501の場合に対応する。言い換えれば、ビーム失敗が発生したコーオーディネーションネットワーク装置がビーム失敗回復を放棄し、ビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データをサービングネットワーク装置に送信し、サービングネットワーク装置は、コーオーディネーションネットワーク装置からビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データを受信し、該バッファ残留データを受信した場合、該バッファ残留データをユーザ装置に送信する。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、ビーム失敗の処理方法を提供し、該方法は、ネットワーク装置側及びユーザ装置側に応用され、それは、実施例4及び5に対応し、ここでは、実施例4及び5と同じである内容の重複説明が省略される。
図7は、本発明の実施例6のビーム失敗の処理方法を示す図である。図7に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ701:コーオーディネーションネットワーク装置がビーム失敗回復を放棄し;
ステップ702:ビーム失敗イベント及びバッファ残留データをサービングネットワーク装置に送信し;
ステップ703:サービングネットワーク装置が該バッファ残留データをユーザ装置に送信する。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、ビーム失敗回復要求の応答方法を提供し、該方法は、ネットワーク装置側に応用される。図8は、本発明の実施例7のビーム失敗回復要求の応答方法を示す図である。図8に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ801:ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信する。
本実施例では、あるユーザ装置について、ステップ801がコーオーディネーションネットワーク装置により実行されても良く、サービングネットワーク装置により実行されても良い。
以下、それぞれ、コーオーディネーションネットワーク装置がステップ801を実行すること、及び、サービングネットワーク装置がステップ801を実行することについて説明する。
先ず、コーオーディネーションネットワーク装置がステップ801を実行する場合について説明する。
本実施例では、コーオーディネーションネットワーク装置について、ステップ801の前に、該方法は、さらに、以下のステップを含んでも良い。
ステップ802:ユーザ装置又はサービングネットワーク装置から、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を受信する。
本実施例では、該ビーム失敗回復要求は、該コーオーディネーションネットワーク装置が受信したものであって良く、サービングネットワーク装置が受信した後に該コーオーディネーションネットワーク装置に転送したものであって良いが、本発明の実施例は、該ビーム失敗回復要求を得る方式について限定しない。
ステップ801では、コーオーディネーションネットワーク装置が該応答情報を送信する方式が、サービングネットワーク装置のビーム失敗回復要求への応答の方式と同じであっても良く、異なっても良い。
例えば、サービングネットワーク装置がビーム失敗回復要求の応答情報を送信するときにアクセス関連情報を含む可能性があり、例えば、競合に基づくランダムアクセスプロセスのランダムアクセス応答、競合解決などの情報である。よって、ステップ801における応答情報は、アクセス関連情報を含んでも良く、アクセス関連情報を含まなくても良い。
ステップ801では、コーオーディネーションネットワーク装置が、該ユーザ装置にデータチャネルを送信することで、該応答情報を送信することができる。
例えば、該方法は、さらに、次のことを含んでも良く、即ち、該ユーザ装置に、該データチャネルをスケジューリングするための制御チャネルを送信する。
例えば、コーオーディネーションネットワーク装置は、該ユーザ装置にNR-PDSCHを送信することで、該応答情報を送信することができ、該NR-PDSCHは、コーオーディネーションネットワーク装置により追加のNR-PDCCHを送信することで、該NR-PDSCHに対してスケジューリングを行う必要があり、また、該NR-PDCCHのCRCのスクランブリング情報は、ユーザ装置により選択されるビーム失敗回復要求情報の伝送リソースに基づいて決定され、例えば、その計算方法がLTE又はシステム中のRA-RNTIの計算と同様である。
次に、サービングネットワーク装置がステップ801を実行する場合について説明する。
本実施例では、サービングネットワーク装置について、ステップ801の前に、該方法は、さらに、以下のステップを含んでも良い。
ステップ803:ユーザ装置又はコーオーディネーションネットワーク装置から、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を受信する。
本実施例では、該ビーム失敗回復要求は、該コーオーディネーションネットワーク装置が受信した後にサービングネットワーク装置に転送したものであっても良く、直接、ユーザ装置から取得したものであっても良いが、本発明の実施例は、ビーム失敗回復要求を取得する方式について限定しない。
ステップ801の前に、該方法は、さらに、以下のステップを含んでも良い。
ステップ804:コーオーディネーションネットワーク装置から、応答情報に含まれる一部の情報又は全部の情報を受信する。
例えば、該応答情報は、ビーム失敗イベントが発生するコーオーディネーションネットワーク装置のセル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のコーオーディネーション集合の内部標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のビームペアリンク標識情報、及びコーオーディネーションネットワーク装置の他の関連標識情報のうちの少なくとも1つを含んでも良い。
例えば、該応答情報は、さらに、該ビーム失敗回復要求を送信するユーザ装置の標識(UE ID)、例えば、UE番号を含んでも良く、さらに、新しい候補ビーム関連情報、例えば、Quasi-co-location仮設、新しい候補ビームのビーム又は時間周波数リソース番号などを含んでも良い。
本実施例では、例えば、コーオーディネーションネットワーク装置が、Xnインターフェースにより、応答情報に含まれる一部の情報又は全部の情報をサービングネットワーク装置に送信することができる。
ステップ802では、サービングネットワーク装置のデータチャネルにより、該ユーザ装置に該応答情報を送信することができる。
例えば、サービングネットワーク装置は、NR-PDSCHにより、該ユーザ装置に、該コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信することができる。該NR-PDSCHをスケジューリングするNR-PDCCHのCRCのスクランブリング情報は、ユーザ装置により選択されるビーム失敗回復要求情報の伝送リソースに基づいて決定され、例えば、その計算方法がLTE又はシステム中のRA-RNTIの計算と同様である。本実施例では、サービングネットワーク装置がユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信し、また、該サービングネットワーク装置が、ビーム失敗発生が原因でユーザ装置からのビーム回復要求を受信するときに、それも、ユーザ装置に、サービングネットワーク装置自身に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信する必要がある。このような場合、この2種類の応答情報を区別するために、この2種類の情報を2つの類型に分けることができる。例えば、類型1により、サービングネットワーク装置自身に関するビーム失敗回復要求の応答情報を示し、類型2により、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を示しても良い。
本実施例では、類型1及び類型2の応答情報が異なるフォーマットを有するように定義されても良く、同じフォーマットを有するように定義されても良い。また、類型1及び類型2の応答情報が同じサイズを有することで交換性を持つように定義されても良い。また、応答類型を区別せず、応答情報に、ビーム失敗イベントが発生するネットワーク装置の関連標識を含めても良く、例えば、サービングネットワーク装置又はビーム失敗イベントが発生するコーオーディネーションネットワーク装置のセル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のコーオーディネーション集合の内部標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のビームペアリンク標識情報、及びコーオーディネーションネットワーク装置の他の関連標識情報のうちの少なくとも1つをユーザ装置に送信しても良い。例えば、該コーオーディネーションネットワーク装置とは、ビーム失敗が発生するコーオーディネーションネットワーク装置を指し、該セル標識情報は、例えば、該コーオーディネーションネットワーク装置が所在するセルのセル番号であり、該コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル標識情報は、例えば、該コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル番号であり、該コーオーディネーションネットワーク装置のコーオーディネーション集合の内部標識情報は、例えば、コーオーディネーションネットワーク装置集合内のネットワーク装置番号であり、該他の標識情報は、例えば、該コーオーディネーションネットワーク装置を暗に指示する標識情報であっても良く、例えば、コーオーディネーションネットワーク装置が伝送を行うときに対応する時間領域伝送リソース番号、周波数伝送リソース番号などである。
本実施例では、該方法が実施例1の処理に対応しても良く、実施例1に対応しなくても良い。本発明の実施例は、その対応関係があるかについて限定しない。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、ビーム失敗回復要求の応答方法を提供し、該方法は、ネットワーク装置側及びユーザ装置側に応用され、それは、実施例7に対応し、ここでは、実施例7と同じである内容の重複説明が省略される。
図9は、本発明の実施例8のビーム失敗回復要求の応答方法を示す図である。図9に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ901:ユーザ装置がコーオーディネーションネットワーク装置に、該コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を送信し;又は
ステップ902:ユーザ装置がサービングネットワーク装置に、該コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を送信し;
ステップ903:サービングネットワーク装置が該コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求をコーオーディネーションネットワーク装置に送信する。
ステップ901の後に、又は、ステップ902及びステップ903の後に、該方法は、さらに、以下のステップを含んでも良い。
ステップ904:コーオーディネーションネットワーク装置がユーザ装置に、該ビーム失敗回復要求の応答情報を送信する。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、ビーム失敗回復要求の応答方法を提供し、該方法は、ネットワーク装置側及びユーザ装置側に応用され、それは、実施例7に対応し、ここでは、実施例7と同じである内容の重複説明が省略される。
図10は、本発明の実施例9のビーム失敗回復要求の応答方法を示す図である。図10に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ1001:ユーザ装置がコーオーディネーションネットワーク装置に、該コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を送信し;
ステップ1002:コーオーディネーションネットワーク装置がサービングネットワーク装置に、該コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を送信し;又は、
ステップ1003:ユーザ装置がサービングネットワーク装置に、該コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を送信する。
ステップ1001、1002の後に、又は、ステップ1003の後に、該方法は、さらに、以下のステップを含んでも良い。
ステップ1004:コーオーディネーションネットワーク装置がサービングネットワーク装置に、該コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報に含まれる一部の情報又は全部の情報を送信し;
ステップ1005:サービングネットワーク装置がユーザ装置に該応答情報を送信する。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置を提供し、該装置が実施例1-3に記載のビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法に対応するから、その具体的な実施について実施例1-3のビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法の実施を参照することができ、ここでは、重複説明が省略される。
図11は、本発明の実施例10のビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置を示す図である。図11に示すように、該装置1100は、以下のものを含む。
設定ユニット1101:ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するための設定情報を送信する。
該装置が所在するネットワーク装置がコーオーディネーションネットワーク装置とされるときに、設定ユニット1101は、以下のものを含んでも良い。
第一設定ユニット1102:コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により、ユーザ装置に、該設定情報を送信する。
本実施例では、該第一設定ユニット1102は、コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により、前記コーオーディネーションネットワーク装置と通信が確立され、且つ前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されないユーザ装置に前記設定情報を送信しても良く、又は、コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により、前記コーオーディネーションネットワーク装置と通信が確立され、且つ前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されないユーザ装置、及び、前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されるユーザ装置に、前記設定情報を送信しても良い。
該装置が所在するネットワーク装置がサービングネットワーク装置とされるときに、設定ユニット1101は、以下のものを含んでも良い。
第二設定ユニット1103:サービングネットワーク装置の無線リソース制御層のシグナリングにより、ユーザ装置に、該設定情報を送信する。
本実施例では、該第二設定ユニット1103は、サービングネットワーク装置の無線リソース制御層のシグナリングにより、サービングネットワーク装置に接続されるユーザ装置に、該設定情報を送信することができる。
本実施例では、該設定情報は、前記サービングネットワーク装置に接続されるユーザ装置のサービングネットワーク装置及びコーオーディネーションネットワーク装置にそれぞれビーム失敗が発生するときのビーム失敗回復要求の伝送リソースの設定を含む。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、ビーム失敗の処理装置を提供し、該装置が実施例4及び6に記載のビーム失敗の処理方法に対応するので、その具体的な実施について実施例4及び6のビーム失敗の処理方法の実施を参照することができ、ここでは、重複説明を省略する。
図12は、本発明の実施例11のビーム失敗の処理装置を示す図である。図12に示すように、該装置1200は、次のものを含む。
第一処理ユニット1201:ビーム失敗回復を放棄し、ビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データをサービングネットワーク装置に送信する。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、ビーム失敗の処理装置を提供し、該装置が実施例5及び6に記載のビーム失敗の処理方法に対応するため、その具体的な実施について実施例5及び6のビーム失敗の処理方法の実施を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を割愛する。
図13は、本発明の実施例12のビーム失敗の処理装置を示す図である。図13に示すように、該装置1300は、次のものを含む。
第二処理ユニット1301:コーオーディネーションネットワーク装置からビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データを受信し、前記バッファ残留データを受信した場合、前記バッファ残留データをユーザ装置に送信する。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、ビーム失敗回復要求の応答装置を提供し、該装置が実施例7-9に記載のビーム失敗回復要求の応答方法に対応するから、その具体的な実施について実施例7-9のビーム失敗回復要求の応答方法の実施を参照することができ、ここでは、重複説明を省略する。
図14は、本発明の実施例13のビーム失敗回復要求の応答装置を示す図である。図14に示すように、該装置1400は、以下のものを含む。
応答ユニット1401:ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信する。
該装置が所在するネットワーク装置がコーオーディネーションネットワーク装置とされるときに、該装置は、さらに、以下のものを含んでも良い。
第一受信ユニット1402:ユーザ装置又はサービングネットワーク装置からコーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を受信する。
本実施例では、該応答ユニット1401は、以下のものを含んでも良い。
第一応答ユニット1403:該ユーザ装置にデータチャネルを送信することで、該応答情報を送信する。
本実施例では、該装置は、さらに、以下のものを含んでも良い。
送信ユニット1404:該ユーザ装置に、該データチャネルをスケジューリングするための制御チャネルを送信する。
本実施例では、該応答情報は、アクセス関連情報を含んでも良く、アクセス関連情報を含まなくても良い。
該装置が所在するネットワーク装置がサービングネットワーク装置とされるときに、該装置は、さらに、以下のものを含んでも良い。
第二受信ユニット1405:ユーザ装置又はコーオーディネーションネットワーク装置から、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を受信する。
本実施例では、該応答情報は、ビーム失敗イベントが発生するコーオーディネーションネットワーク装置のセル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のコーオーディネーション集合の内部標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のビームペアリンク標識情報、及びコーオーディネーションネットワーク装置の他の関連標識情報のうちの少なくとも1つを含んでも良い。
本実施例では、該応答ユニット1401は、以下のものを含んでも良い。
第二応答ユニット1406:データチャネルにより、該ユーザ装置に該応答情報を送信する。
本実施例では、該装置は、さらに、以下のものを含んでも良い。
第三受信ユニット1407:コーオーディネーションネットワーク装置から、該応答情報に含まれる一部の情報又は全部の情報を受信する。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、ネットワーク装置を提供し、該ネットワーク装置は、実施例10に記載のようなビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置、実施例11又は12に記載のようなビーム失敗の処理装置、及び実施例13に記載のようなビーム失敗回復要求の応答装置のうちの少なくとも1つを含んでも良い。
図15は、本発明の実施例14のネットワーク装置の構成図である。図15に示すように、ネットワーク装置1500は、処理器(processor)1510及び記憶器1520を含んでも良く、記憶器1520は、処理器1510に接続される。そのうち、該記憶器1520は、各種のデータを記憶することができ、情報処理用のプログラム1530をさらに記憶することができ、また、処理器1510の制御下で該プログラム1530を実行することで、ユーザ装置送信の各種の情報を受信し、ユーザ装置に各種の情報を送信することもできる。
1つの実施方式では、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置、ビーム失敗の処理装置、又はビーム失敗回復要求の応答装置の機能が処理器1510に統合されても良い。
本実施例では、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置の機能が処理器1510に集積されるときに、処理器1510は、次にように構成されても良く、即ち、ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するための設定情報を送信する。
例えば、ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するための設定情報を送信することは、コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により、ユーザ装置に前記設定情報を送信することを含む。
例えば、コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により、ユーザ装置に前記設定情報を送信することは、コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により、前記コーオーディネーションネットワーク装置と通信が確立され、且つ前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されないユーザ装置に前記設定情報を送信し、又は、コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により、前記コーオーディネーションネットワーク装置と通信が確立され、且つ前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されないユーザ装置、及び、前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されるユーザ装置に前記設定情報を送信することを含む。
例えば、ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するための設定情報を送信することは、サービングネットワーク装置の無線リソース制御層のシグナリングにより、ユーザ装置に前記設定情報を送信することを含む。
例えば、サービングネットワーク装置の無線リソース制御層のシグナリングにより、ユーザ装置に前記設定情報を送信することは、サービングネットワーク装置の無線リソース制御層のシグナリングにより、サービングネットワーク装置に接続されるユーザ装置に前記設定情報を送信することを含む。
例えば、前記設定情報は、サービングネットワーク装置に接続されるユーザ装置のサービングネットワーク装置及びコーオーディネーションネットワーク装置にそれぞれビーム失敗が発生するときのビーム失敗回復要求の伝送リソースの設定を含む。本実施例では、ビーム失敗の処理装置の機能が処理器1510に統合されるときに、処理器1510は、次のように構成されても良く、即ち、ビーム失敗回復を放棄し、ビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データをサービングネットワーク装置に送信し、又は、コーオーディネーションネットワーク装置からビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データを受信し、前記バッファ残留データを受信した場合、前記バッファ残留データをユーザ装置に送信する。
本実施例では、ビーム失敗回復要求の応答装置の機能が処理器1510に集積されるときに、処理器1510は、次のように構成されても良く、即ち、ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信する。
例えば、処理器1510は、さらに、次のように構成されても良く、即ち、ユーザ装置又はサービングネットワーク装置からコーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を受信する。
例えば、ユーザ装置にコーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信することは、前記ユーザ装置にデータチャネルを送信することで、前記応答情報を送信することを含む。
例えば、処理器1510は、さらに、次のように構成されても良く、即ち、前記ユーザ装置に、前記データチャネルをスケジューリングするための制御チャネルを送信する。
例えば、前記応答情報は、アクセス関連情報を含んでも良く、又は、アクセス関連情報を含まなくても良い。
例えば、処理器1510は、さらに、次のように構成されても良く、即ち、ユーザ装置又はコーオーディネーションネットワーク装置からコーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を受信する。
例えば、前記応答情報は、ビーム失敗イベントが発生するコーオーディネーションネットワーク装置のセル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のコーオーディネーション集合の内部標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のビームペアリンク標識情報、及びコーオーディネーションネットワーク装置の他の関連標識情報のうちの少なくとも1つを含む。
例えば、ユーザ装置にコーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信することは、データチャネルにより前記ユーザ装置に前記応答情報を送信することを含む。
例えば、処理器1510は、さらに、次のように構成されても良く、即ち、コーオーディネーションネットワーク装置から前記応答情報に含まれる一部の情報又は全部の情報を受信する。
もう1つの実施方式では、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置、ビーム失敗の処理装置、又はビーム失敗回復要求の応答装置が、処理器1510と別々で構成されても良く、例えば、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置、ビーム失敗の処理装置、又はビーム失敗回復要求の応答装置が処理器1510に接続されるチップ(chip)として構成され、処理器1510の制御により、ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置、ビーム失敗の処理装置、又はビーム失敗回復要求の応答装置の機能を実現しても良い。
また、図15に示すように、ネットワーク装置1500は、さらに、送受信機1540、アンテナ1550などを含んでも良く、そのうち、これらの部品の機能が従来技術と同様であるため、ここでは、その詳しい説明を省略する。なお、ネットワーク装置1500は、図15中の全ての部品を含む必要がない。また、ネットワーク装置1500は、図15に無い部品を含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
本発明の実施例は、さらに、通信システムを提供し、それは、ネットワーク装置及びユーザ装置を含み、該ネットワーク装置は、実施例10-13のうちの少なくとも1つの実施例に記載の装置を含む。
例えば、該通信システムの構造については、図1を参照することができる。図1に示すように、ユーザ装置104について言えば、通信システム100は、サービングネットワーク装置101及びコーオーディネーションネットワーク装置102、103を含み、サービングネットワーク装置101は、実施例10に記載のビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置、実施例12に記載のビーム失敗の処理装置、及び実施例13に記載のビーム失敗回復要求の応答装置のうちの少なくとも1つを含んでも良く、コーオーディネーションネットワーク装置102、103は、実施例10に記載のビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置、実施例11に記載のビーム失敗の処理装置、及び実施例13に記載のビーム失敗回復要求の応答装置のうちの少なくとも1つを含んでも良いが、ここでは、重複説明を省略する。
上述の実施例から分かるように、本発明の実施例により、コーオーディネーションネットワーク装置にビーム失敗が発生する場合に有効に対応し、ネットワーク装置とユーザ装置との間の正常な通信を保証することができる。
上述の装置及び方法は、ソフトウェア又はハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されても良い。本発明は、さらに、下記のようなコンピュータ読み取り可能なプログラムに関し、即ち、該プログラムは、ロジック部品により実行されるときに、該ロジック部品に、上述のユーザ装置又は構成部品を実現させ、又は、該ロジック部品に、上述の各種の方法又はステップを実現させる。ロジック部品は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、マイクロプロセッサー、コンピュータに用いる処理器などであっても良い。本発明は、さらに、上述のプログラムを記憶した記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ハードディスク、DVD、フラッシュメモリなどにも関する。
また、図面に記載の機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、本明細書に記載の機能を実行するための汎用処理器、デジタル信号処理器(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラム可能な論理部品、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理部品、ディスクリートハードウェアアセンブリ又は他の任意の適切な組む合わせとして実現されても良い。また、図面に記載の機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、さらに、計算装置の組み合わせ、例えば、DSP及びマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPと通信により接続される1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意の構成の組み合わせとして構成されても良い。
また、以上の実施例などに関し、以下のように付記をさらに開示する。
(付記1)
ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置であって、
ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するための設定情報を送信するための設定ユニットを含む、装置。
(付記2)
付記1に記載の装置であって、
前記設定ユニットは、
コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報によりユーザ装置に前記設定情報を送信する第一設定ユニットを含む、装置。
(付記3)
付記2に記載の装置であって、
前記第一設定ユニットは、コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により、前記コーオーディネーションネットワーク装置と通信が確立され、且つ前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されないユーザ装置に前記設定情報を送信し、又は、コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により、前記コーオーディネーションネットワーク装置と通信が確立され、且つ前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されないユーザ装置及び前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されるユーザ装置に前記設定情報を送信する、装置。
(付記4)
付記1に記載の装置であって、
前記設定ユニットは、
サービングネットワーク装置の無線リソース制御層のシグナリングによりユーザ装置に前記設定情報を送信するための第二設定ユニットを含む、装置。
(付記5)
付記4に記載の装置であって、
前記第二設定ユニットは、サービングネットワーク装置の無線リソース制御層のシグナリングにより、サービングネットワーク装置に接続されるユーザ装置に前記設定情報を送信する、装置。
(付記6)
付記5に記載の装置であって、
前記設定情報は、サービングネットワーク装置に接続されるユーザ装置のサービングネットワーク装置及びコーオーディネーションネットワーク装置にそれぞれビーム失敗が発生するときのビーム失敗回復要求の伝送リソースの設定を含む、装置。
(付記7)
ビーム失敗回復要求の応答装置であって、
ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信するための応答ユニットを含む、装置。
(付記8)
付記7に記載の装置であって、さらに、
ユーザ装置又はサービングネットワーク装置からコーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を受信するための第一受信ユニットを含む、装置。
(付記9)
付記8に記載の装置であって、
前記応答ユニットは、
前記ユーザ装置にデータチャネルを送信することで前記応答情報を送信するための第一応答ユニットを含む、装置。
(付記10)
付記9に記載の装置であって、さらに、
前記ユーザ装置に、前記データチャネルをスケジューリングするための制御チャネルを送信するための送信ユニットを含む、装置。
(付記11)
付記8に記載の装置であって、
前記応答情報は、アクセス関連情報を含み、又は、アクセス関連情報を含まない、装置。
(付記12)
付記7に記載の装置であって、さらに、
ユーザ装置又はコーオーディネーションネットワーク装置からコーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を受信するための第二受信ユニットを含む、装置。
(付記13)
付記12に記載の装置であって、
前記応答情報は、ビーム失敗イベントが発生するコーオーディネーションネットワーク装置のセル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のコーオーディネーション集合内の部標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のビームペアリンク標識情報、及びコーオーディネーションネットワーク装置の他の関連標識情報のうちの少なくとも1つを含む、装置。
(付記14)
付記12に記載の装置であって、
前記応答ユニットは、
データチャネルにより、前記ユーザ装置に前記応答情報を送信するための第二応答ユニットを含む、装置。
(付記15)
付記12に記載の装置であって、さらに、
コーオーディネーションネットワーク装置から前記応答情報に含まれる一部の情報又は全部の情報を受信するための第三受信ユニットを含む、装置。
(付記16)
ビーム失敗の処理装置であって、
ビーム失敗回復を放棄し、ビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データをサービングネットワーク装置に送信するための第一処理ユニットを含む、装置。
(付記17)
ビーム失敗の処理装置であって、
コーオーディネーションネットワーク装置からビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データを受信し、前記バッファ残留データを受信した場合、前記バッファ残留データをユーザ装置に送信するための第二処理ユニットを含む、装置。
(付記18)
通信システムであって、
ネットワーク装置及びユーザ装置を含み、
前記ネットワーク装置は、付記1-17のうちの任意の一項に記載の装置を含む、システム。
(付記19)
ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定方法であって、
ユーザ装置コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するための設定情報を送信することを含む、方法。
(付記20)
付記19に記載の方法であって、
ユーザ装置にコーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するための設定情報を送信することは、
コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報によりユーザ装置に前記設定情報を送信することを含む、装置。
(付記21)
付記20に記載の方法であって、
コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報によりユーザ装置に前記設定情報を送信することは、
コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により、前記コーオーディネーションネットワーク装置と通信が確立され、且つ前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されないユーザ装置に前記設定情報を送信し、又は、コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により、前記コーオーディネーションネットワーク装置と通信が確立され、且つ前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されないユーザ装置及び前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されるユーザ装置に前記設定情報を送信することを含む、方法。
(付記22)
付記19に記載の方法であって、
ユーザ装置にコーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するための設定情報を送信することは、
サービングネットワーク装置の無線リソース制御層のシグナリングによりユーザ装置に前記設定情報を送信することを含む、方法。
(付記23)
付記22に記載の方法であって、
サービングネットワーク装置の無線リソース制御層のシグナリングによりユーザ装置に前記設定情報を送信することは、
サービングネットワーク装置の無線リソース制御層のシグナリングにより、サービングネットワーク装置に接続されるユーザ装置に前記設定情報を送信することを含む、方法。
(付記24)
付記23に記載の方法であって、
前記設定情報は、サービングネットワーク装置に接続されるユーザ装置のサービングネットワーク装置及びコーオーディネーションネットワーク装置にそれぞれビーム失敗が発生するときのビーム失敗回復要求の伝送リソースの設定を含む、方法。
(付記25)
ビーム失敗回復要求の応答方法であって、
ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信することを含む、方法。
(付記26)
付記25に記載の方法であって、さらに、
ユーザ装置又はサービングネットワーク装置からコーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を受信することを含む、方法。
(付記27)
付記26に記載の方法であって、
ユーザ装置にコーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信することは、
前記ユーザ装置にデータチャネルを送信することで前記応答情報を送信することを含む、方法。
(付記28)
付記27に記載の方法であって、さらに、
前記ユーザ装置に、前記データチャネルをスケジューリングするための制御チャネルを送信することを含む、方法。
(付記29)
付記26に記載の方法であって、
前記応答情報は、アクセス関連情報を含み、又は、アクセス関連情報を含まない、方法。
(付記30)
付記25に記載の方法であって、さらに、
ユーザ装置又はコーオーディネーションネットワーク装置からコーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求を受信することを含む、方法。
(付記31)
付記30に記載の方法であって、
前記応答情報は、ビーム失敗イベントが発生するコーオーディネーションネットワーク装置のセル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のコーオーディネーション集合の内部標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル標識情報、コーオーディネーションネットワーク装置のビームペアリンク標識情報、及びコーオーディネーションネットワーク装置の他の関連標識情報のうちの少なくとも1つを含む、方法。
(付記32)
付記30に記載の方法であって、
ユーザ装置にコーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の応答情報を送信することは、
データチャネルにより前記ユーザ装置に前記応答情報を送信することを含む方法。
(付記33)
付記30に記載の方法であって、さらに、
コーオーディネーションネットワーク装置から前記応答情報に含まれる一部の情報又は全部の情報を受信することを含む、方法。
(付記34)
ビーム失敗の処理方法であって、
ビーム失敗回復を放棄し、ビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データをサービングネットワーク装置に送信することを含む、方法。
(付記35)
ビーム失敗の処理方法であって、
コーオーディネーションネットワーク装置からビーム失敗イベント及び/又はバッファ残留データを受信し、前記バッファ残留データを受信した場合、前記バッファ残留データをユーザ装置に送信することを含む、方法。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。

Claims (7)

  1. ビーム失敗回復要求の伝送リソース設定装置であって、
    ユーザ装置に、コーオーディネーションネットワーク装置に関するビーム失敗回復要求の伝送リソースを設定するための設定情報を送信するための設定ユニットを含み、
    サービングネットワーク装置が前記ユーザ装置に、前記コーオーディネーションネットワーク装置のセル標識(ID)情報、前記コーオーディネーションネットワーク装置のコーオーディネーション集合の内部標識情報、前記コーオーディネーションネットワーク装置のグローバル標識情報、前記コーオーディネーションネットワーク装置のビームペアリンク標識情報、及び前記コーオーディネーションネットワーク装置の他の関連標識情報のうちの少なくとも1つを送信する、伝送リソース設定装置。
  2. 請求項1に記載の伝送リソース設定装置であって、
    前記設定ユニットは、
    前記コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により前記ユーザ装置に前記設定情報を送信するための第一設定ユニットを含む、伝送リソース設定装置。
  3. 請求項2に記載の伝送リソース設定装置であって、
    前記第一設定ユニットは、前記コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により、前記コーオーディネーションネットワーク装置と通信が確立され、且つ前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されないユーザ装置に前記設定情報を送信し、又は、前記コーオーディネーションネットワーク装置のシステム情報ブロック又は残留最小システム情報により、前記コーオーディネーションネットワーク装置と通信が確立され、且つ前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されないユーザ装置及び前記コーオーディネーションネットワーク装置に接続されるユーザ装置に前記設定情報を送信する、伝送リソース設定装置。
  4. 請求項1に記載の伝送リソース設定装置であって、
    前記設定ユニットは、
    前記サービングネットワーク装置の無線リソース制御層のシグナリングにより前記ユーザ装置に前記設定情報を送信するための第二設定ユニットを含む、伝送リソース設定装置。
  5. 請求項4に記載の伝送リソース設定装置であって、
    前記第二設定ユニットは、前記サービングネットワーク装置の無線リソース制御層のシグナリングにより、前記サービングネットワーク装置に接続されるユーザ装置に前記設定情報を送信する、伝送リソース設定装置。
  6. 請求項5に記載の伝送リソース設定装置であって、
    前記設定情報は、前記サービングネットワーク装置に接続される前記ユーザ装置の前記サービングネットワーク装置及びコーオーディネーションネットワーク装置にそれぞれビーム失敗が発生するときの前記ビーム失敗回復要求の伝送リソースの設定を含む、伝送リソース設定装置。
  7. ネットワーク装置及びユーザ装置を含む通信システムであって、
    前記ネットワーク装置は、請求項1〜6のうちの任意の1項に記載の伝送リソース設定装置を含む、通信システム。
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