JP6984286B2 - 構造体 - Google Patents

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Description

本発明は、屋根等に用いられるトラス構造を有した構造体に関する。
大スパンの建物の屋根にトラス構造を用いることがある(例えば、特許文献1参照。)。この文献の屋根構造では、2辺が直交する上弦材及び下弦材の内、上弦材と下弦材の一方の辺を平行かつ水平に位置させる。そして、上弦材と下弦材を結合する斜材と束材とを鉛直線に対して任意の角度で、上弦材を下弦材に接合させる。
特開2003−96905号公報
しかしながら、単一のトラス構造では、構造設計の自由度を確保できないことがある。例えば、トラス構造で屋根を構成する場合、トラス構造とは別に天井を構成しない限り、天井位置がトラス構造で決まり、内部空間の設計の自由度を確保できなかった。
上記課題を解決する構造体は、第1方向に延在する垂直構面に第1上弦材及び第1下弦材を含むトラス要素部材を、前記第1方向と交差する第2方向に並べて連結した第1トラス構造と、束材及び斜材が多角柱体状又は多角錐状に配置されて構成される第2トラス構造とを備えた構造体であって、前記第1トラス構造及び前記第2トラス構造を、第1方向に延在する垂直面からなる接続部で連結した。
本発明によれば、異なるトラス構造を組み合わせることにより、構造設計の自由度を高めることができる。
実施形態における構造体の斜視図。 実施形態における構造体の側面図。 実施形態における構造体の正面から見た図であって、(a)は正面図、(b)は正面断面図。 実施形態における構造体の平面図であって、(a)は上面図、(b)は屋根を取り外した柱と梁を説明する平面図。 実施形態における構造体の要部拡大平面図。 実施形態における第1トラス構造を説明する説明図であって、(a)はトラス要素部材の配置図、(b)はトラス要素部材の正面図。 実施形態における第2トラス構造を説明する説明図であって、(a)は側面断面図、(b)は要部の拡大斜視図。 実施形態における接続部を説明する図であって、(a)は要部を切断した斜視図、(b)は要部の斜視図。
以下、図1〜図8を用いて、構造体を具体化した一実施形態を説明する。
図1は、構造体としての屋根20を備えた建物10の斜視図である。図2は、屋根20の側面図である。本実施形態の建物10は、講演会や演劇等を行なう施設として用いられ、両端に舞台空間を区画し、中央に観客席となる広い空間を区画している。
図1に示すように、本実施形態の建物10は、柱梁架構11と、この上に配置された屋根20とを備えている。柱梁架構11は、上端部が屋根20に連結した柱15,16と、柱15,16同士を連結する梁とを備えている。
屋根20を構成するトラス構造は、頂上部にある大棟21を備えている。本実施形態では、大棟21は、X方向に延在している。
図2に示すように、屋根20は、大棟21から、Y方向(X方向と直交する方向)及びその反対方向の下方へ、2面を延在させる形状を有している。
図3(a)は、建物10の正面図、図3(b)は、大棟21を含む建物10の中央で切断した屋根20の正面断面図である。
図3に示すように、屋根20の大棟21は、真ん中を最下部として、両側が跳ね上がった円弧形状をしている。屋根20は、第1トラス構造30と、第2トラス構造40と、接続部50により構成される。第2トラス構造40は、第1トラス構造30と異なる構造のトラスであり、接続部50は、第1トラス構造30及び第2トラス構造40を接続する。
図4(a)は、建物10の上面図、図4(b)は、屋根20を除いた建物10の平面図である。図5は、屋根20の一部分を拡大した平面図である。
図4(a)に示すように、屋根20は、X方向及びY方向に線対称である。屋根20の中央部には、第1トラス構造30が配置される。この第1トラス構造30は、略長方形状の平面形状を有している。第1トラス構造30のX方向における両側には、第2トラス構造40が配置される。この第2トラス構造は、略半円形状の平面形状を有している。なお、第1トラス構造30及び第2トラス構造40の外周部には、軒25が形成される。
図4(b)は、建物10から屋根20を除いた柱梁架構11を示している。この図において、黒丸は柱を示している。各柱15〜19は、上端部が屋根20と連結している。柱15は、その上端部でのみ屋根20と連結される。柱16は、屋根20を構成する下弦材の端部が固定されており、屋根20のトラス構造の束材として機能する。屋根20においては、柱16,19より外側の部分が、軒25となる。柱17〜19は、第1トラス構造30及び第2トラス構造40を連結する接続部50に設けられている。
次に、屋根20を構成する各トラス構造(30,40)及び接続部50の詳細について説明する。
<第1トラス構造>
まず、図3、図5、図6を用いて、第1トラス構造30について説明する。
図6(a)は、第1トラス構造30を説明する模式図である。第1トラス構造30は、複数のトラス要素部材31をX方向(第1方向と90度で交差する第2方向)に並べて、X方向に延在する部材によって連結されて構成されている。トラス要素部材31は、Y方向(第1方向)に延在する垂直構面P1内に第1上弦材36及び第1下弦材37を備えている。
具体的には、図5及び図6(a)に示すように、複数の同じトラス要素部材31が、X方向に等間隔で並べて配置される。トラス要素部材31の頂点部は、大棟21によって連結されている。トラス要素部材31の第1上弦材36同士は、連結上弦材32によって連結されている。トラス要素部材31の第1下弦材37同士は、連結下弦材33によって連結されている。
図3(b)に示すように、連結上弦材32及び連結下弦材33は、大棟21の形状と同じ形状を有している。このため、第1トラス構造30は、X方向に延在する大棟21、連結上弦材32、連結下弦材33が同じ形状をした平行弦トラス構造で構成される。なお、大棟21の一部は、連結上弦材として機能する。
更に、図5に示すように、本実施形態の第1トラス構造30は、一部において、連結上弦材32同士、連結下弦材33同士、連結上弦材32と連結下弦材33とを連結する斜材34を備えている。
図6(b)は、トラス要素部材31の説明図(正面図)である。トラス要素部材31は、X方向を含む鉛直面に対して左右対称の形状をしており、上側が略山形形状で下側が略M型形状をしている。トラス要素部材31は、第1上弦材36、第1下弦材37、束材35及び斜材38を備えている。
具体的には、トラス要素部材31の第1上弦材36は、中心を頂点とし、この頂点から外側(Y方向及び反対方向)に向かって低くなる円弧形状で形成されている。
第1下弦材37は、外端部37aと、中間部37bと,中央部37cとを備えている。外端部37a及び中央部37cは、ほぼ水平方向(Y方向)に延在している。本実施形態では、第1下弦材37の外端部37aの先端は、柱16に接続される。中央部37cは、外端部37aよりも高い位置に配置される。そして、中間部37bは、山形形状を有しており、低い位置の外端部37aと、高い位置の中央部37cとを連結する。
束材35は、第1上弦材36と第1下弦材37とを鉛直方向に連結する。本実施形態では、束材35は、第1下弦材37における外端部37a、中間部37b、中央部37cの接続位置及びその中間の位置に設けられている。
更に、斜材38は、束材35と第1下弦材37との節点から、この節点の束材35と隣接する束材35と第1上弦材36との節点とを連結するように配置されている。
なお、第1トラス構造30の連結上弦材32、連結下弦材33、第1上弦材36、第1下弦材37はH形鋼で構成し、斜材34,38及び束材35は円管で構成する。
また、第1トラス構造30の第1下弦材37及び連結下弦材33には、天井材が直接、取り付けられる。本実施形態では、天井材としてアルミニウム製のパネルを用いる。
<第2トラス構造>
次に、図5、図7を用いて、第2トラス構造40について説明する。
図7(a)は、第2トラス構造40の側面図であり、図7(b)は、第2トラス構造40の一部を拡大した斜視図である。第2トラス構造40は、第2上弦材41,42,43、第2下弦材46,47,48、束材44及び斜材45を備える。
図5及び図7(b)に示すように、第2トラス構造40の第2上弦材41は、基準弦材として機能し、Y方向に延在して配置される。第2上弦材42,43は、交差弦材として機能し、第2上弦材41に対して約60度で交差する方向に延在し、同じ節点(交点)で交差する。
図7(a)及び図7(b)に示すように、第2上弦材41〜43の節点の下面には、束材44が固定される。この束材44は、第2上弦材41〜43との節点において、第2上弦材41〜43が構成する面に対してほぼ垂直となる方向に延在するように配置される。
図5及び図7(b)に示すように、第2下弦材46は、基準弦材として機能し、Y方向に延在するように配置される。第2下弦材47,48は、交差弦材として機能し、第2下弦材46に対して約60度で交差する方向に延在し、同じ節点で交差する。更に、各第2下弦材46〜48の節点の上面には、束材44が固定される。このため、第2下弦材46〜48は、第2上弦材41〜43に対応するように配置される。
また、斜材45は、束材44の下端部(第2下弦材46〜48の節点)から、隣接する束材44の上端部(第2上弦材41〜43の節点)に延在するように配置される。このため、第2トラス構造40においては、束材44及び斜材45は、三角錐において同じ頂点に接続する辺を構成するように配置される。
<接続部>
次に、図8を用いて、第1トラス構造30と第2トラス構造40との間に存在する接続部50について説明する。図8(a)は、第2トラス構造40の一部を残して切断した状態での斜視図である。図8(b)は、接続部50の拡大斜視図である。接続部50は、X方向を含む鉛直面に対して左右対称で、トラス要素部材31と同じ全体形状を有している。
図8に示すように、本実施形態の接続部50は、Y方向の垂直構面内に上弦材56、下弦材57、束材及び斜材59を備える。上弦材56は、第1トラス構造30のトラス要素部材31の第1上弦材36と同じ略山形状を有している。下弦材57は、トラス要素部材31の第1下弦材37と同じ略M形状を有している。この接続部50は、第1トラス構造30と同じ高さの平面トラス構造で構成される。また、上弦材56及び下弦材57には、第1トラス構造30の連結上弦材32及び連結下弦材33の端部が接続される。
接続部50の束材は、上弦材56と下弦材57とを鉛直方向に連結する。これらの束材は、トラス要素部材31の束材35に対応する位置に配置される。本実施形態では、接続部50の束材を、鉛直材51,52a,52b,53、柱17,18,19の上部により構成する。柱17〜19と隣接する柱15,16とは、梁により連結されている。
各束材の上端部と上弦材56との節点には、第1トラス構造30の連結上弦材32が接続される。なお、鉛直材51,52a,52b,53は、円管で構成される。
鉛直材51は、大棟21の直下に配置される。この鉛直材51の下端部は、下弦材57及び第1トラス構造30の連結下弦材33に連結される。更に、鉛直材51の途中で、第2トラス構造40の第2下弦材46が接続される。
接続部50の束材は、大棟21に連結された鉛直材51から、接続部50の上弦材56の傾斜方向に向かって、鉛直材52a,53,52b,53、柱17、鉛直材53、柱18,19の順番で配置される。
鉛直材52a,52bの上端部には、第2トラス構造40の第2上弦材41〜43が連結される。更に、鉛直材52a,52bの途中(中間高さ)には、第2トラス構造40の第2下弦材46〜48が連結される。なお、中間高さとは、鉛直材の真ん中の高さではなく、上端部及び下端部以外の途中の高さを意味する。更に、鉛直材52a,52bは、鉛直材53よりも高強度の材料で構成されている。具体的には、鉛直材52aは、鉛直材53よりも太い円管で構成され、鉛直材52bは、鉛直材53よりも大きいH形鋼で構成されている。
鉛直材53は、接続部50の上弦材56、下弦材57及び斜材59に接続されている。一方、鉛直材53は、第2トラス構造40の第2上弦材41〜43及び第2下弦材46〜48に連結されていない。
このため、図8(a)及び図8(b)に示すように、第2トラス構造40の第2上弦材41は、第2上弦材42,43との節点においてのみ、接続部50に接続される。また、第2トラス構造40の第2下弦材46は、第2下弦材47,48との節点においてのみ、接続部50に接続される。
図8(a)に示すように、柱17の上端部には、第2上弦材41〜43が連結される。この柱17には、接続部50の下弦材57と第1トラス構造30の連結下弦材33との接続位置よりも高い位置に、第2下弦材46〜48が連結される。
柱18の上端部には、第2上弦材41〜43が連結される。この柱18には、接続部50の下弦材57と連結下弦材33との接続位置とほぼ同じ高さで、第2下弦材46〜48が連結される。
柱19には、接続部50の上弦材56と下弦材57の端部とが固定されている。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の屋根20は、第1トラス構造30と第2トラス構造40と接続部50とを備える。第1トラス構造30は、垂直構面P1にあるトラス要素部材31を複数並べて連結して構成する。これにより、第2トラス構造40とは異なる厚みを有する第1トラス構造30を、接続部50を介して第2トラス構造40と接続することができる。従って、一つの建物10においてトラス構造を用いた構造体の設計の自由度を高めることができる。
第1トラス構造30の第1下弦材37及び連結下弦材33に、天井材を直接、固定する。この場合、第1トラス構造30によって、天井材までの天井高さが決まる。従って、建物10の屋根20において、領域毎に用いられたトラス構造によって、外観だけでなく内部空間も、領域毎に適した意匠を設計することができる。
(2)本実施形態の接続部50には、鉛直材52a,52bの途中で、第2トラス構造40の第2下弦材46〜48が連結される。これにより、第2トラス構造40の第2下弦材46〜48の位置が、第1トラス構造30の第1下弦材37の高さと一致しない構造においても、接続部50を介して、第1トラス構造30と第2トラス構造40とを連結することができる。
(3)本実施形態の接続部50の鉛直材52bは、第2トラス構造40の第2下弦材46〜48が途中で連結していない鉛直材53よりも、高強度の材料で構成されている。これにより、第2トラス構造40の第2下弦材46〜48を、鉛直材52bの途中で連結しても、十分な強度を有することができる。
(4)本実施形態の第2トラス構造40の第2下弦材46を、第2下弦材47,48との節点においてのみ、接続部50と接続する。これにより、接続部50の束材の途中で、第2トラス構造40の第2下弦材46のみが接続する部分はないため、接続部50の束材に、真横から大きな力が加わることを回避することができる。
(5)本実施形態の第1トラス構造30のトラス要素部材31は、大棟21、連結上弦材32及び連結下弦材33を同じ形状とする平行弦トラス構造とした。これにより、各トラス要素部材31を、簡単な構成で連結することができる。
(6)本実施形態においては、第1トラス構造30の第1下弦材37及び連結下弦材33に、天井材を設ける。これにより、建物10の躯体に、天井を直接取り付けることができるので、吊り天井と異なり、吊りボルト等の吊り材をなくして、耐震性を高めることができる。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、第1トラス構造30は、Y方向の垂直構面P1に含まれる複数のトラス要素部材31を、Y方向に直交するX方向に並べて連結した。トラス要素部材31を連結する方向は、直交(90度で交差)する方向に限られず、例えば、垂直構面P1に対して、60度で交差する方向でもよい。
・上記実施形態において、第1トラス構造30は、同じトラス要素部材31をX方向に並べて連結した。第2方向(X方向)に並べて連結するトラス要素部材は、すべて同じ形状でなくてもよく、第2方向と交差する垂直構面に上弦材及び下弦材を含む構成であれば、異なる形状のトラス要素部材を用いてもよい。
・上記実施形態において、第2トラス構造40の束材44及び斜材45を、三角錐形状の辺を構成するように配置した。第2トラス構造40の構成は、この構成に限定されない。例えば、垂直構面に第1上弦材及び第1下弦材を含むトラス要素部材を有しない構造(第1トラスと異なる構造)であれば、束材及び斜材が、他の多角柱状や多角錐状に配置される構造を用いてもよい。
・上記実施形態において、接続部50は、第1トラス構造30のトラス要素部材31と同じ全体形状を有している。接続部50の全体形状は、トラス要素部材31と同じ形状に限られない。例えば、第1トラス構造が、接続部の束材の途中で接続せずに、接続部の上弦材と下弦材の位置で接続できれば、接続部50の形状は、トラス要素部材31と異なる形状で構成してもよい。
・上記実施形態において、接続部50は、第1トラス構造30の垂直構面P1と平行な垂直平面内に、上弦材56、下弦材57、束材及び斜材59を備える。接続部50は、この構成に限定されず、垂直構面と同じ延在方向の垂直面内に、少なくとも一部の部材が含まれている構成であればよい。
・上記実施形態においては、接続部50の鉛直材52a,52bの途中に、第2トラス構造40の第2下弦材46〜48を連結した。接続部50の束材の中間高さ(途中部分)に取り付けられる第2トラス構造40の弦材は、第2下弦材46〜48に限られない。例えば、第2下弦材46〜48に代えて、第2上弦材41〜43を、接続部の束材の中間高さに取り付けてもよい。
・上記実施形態の屋根20は、第1トラス構造30の両側に第2トラス構造40を配置した。第1トラス構造30及び第2トラス構造40を接続部で連結した構造体であれば、トラス構造の配置は、これに限らない。例えば、第1トラス構造の片側に第2トラス構造がある構造体でもよいし、第1トラス構造の外周全体を第2トラス構造で囲んだ構造体であってもよい。
・上記実施形態において、構造体を屋根20に適用した例について説明した。構造体は、屋根に限定されず、例えば、柱梁架構や橋等、トラス構造で構成された構造体に適用してもよい。
P1…垂直構面、10…建物、11…柱梁架構、15,16…柱、17,18,19…接続部の束材としての柱、20…屋根、21…大棟、25…軒、30…第1トラス構造、31…トラス要素部材、32…連結上弦材、33…連結下弦材、34,38…斜材、35…束材、36…第1上弦材、37…第1下弦材、37a…外端部、37b…中間部、37c…中央部、40…第2トラス構造、41…基準弦材としての第2上弦材、42,43…交差弦材としての第2上弦材、44…第2トラス構造の束材、45…第2トラス構造の斜材、46…基準弦材としての第2下弦材、47,48…交差弦材としての第2下弦材、50…接続部、51,52a,52b…接続部の束材としての鉛直材、53…鉛直材、56…上弦材、57…下弦材、59…斜材。

Claims (4)

  1. 第1方向に延在する垂直構面に第1上弦材及び第1下弦材を含むトラス要素部材を、前記第1方向と交差する第2方向に並べて連結した第1トラス構造と、
    第2上弦材と前記第2上弦材に対応するように配置される第2下弦材と束材及び斜材が多角柱体状又は多角錐状に配置されて構成される第2トラス構造とを備えた構造体であって、
    前記第1トラス構造及び前記第2トラス構造を、前記第1方向に延在する垂直面からなる接続部で連結し
    前記接続部は、前記第1トラス構造の高さの平面トラス構造で構成され、
    前記第2上弦材の端部又は前記第2下弦材の端部を、前記接続部の束材の中間高さで連結したことを特徴とする構造体。
  2. 前記第2トラス構造の第2上弦材又は第2下弦材には、前記第2方向に延在する垂直面に含まれる基準弦材と、前記接続部に対して交差する交差弦材とがあり、
    前記接続部の束材と前記交差弦材との節点において、前記基準弦材を連結したことを特徴とする請求項に記載の構造体。
  3. 前記第1トラス構造を、
    前記第2方向に延在する垂直構面に含まれ、前記トラス要素部材を連結する連結上弦材及び連結下弦材を備えた平行弦トラス構造により構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の構造体。
  4. 前記第1トラス構造の前記第1下弦材及び連結下弦材に、天井材を固定したことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の構造体。
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